JPH01219407A - ごみ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭で発生した厨芥等のごみを加熱焼却減量処
理するごみ処理装置に関するものである。

従来の技術 一般にごみ処理装置にはごみをガスで焼却させるものや
、粉砕して下水へ流すもの、また発酵させるもの等があ
ったがいずれも悪臭、減量の程度。

設定の容易性等の問題で一般家庭で使用するものとして
は不適であった。

そこで本発明者は第３図に示すようなごみ処理装置を考
えてきた。図において、厨芥等のごみ６は開閉可能な蓋
４をあけて処理容器６内に投入される。この処理容器６
の内底部には突起６ａを形成している。そして前記蓋４
を閉め、処理容器６の突起６ａ部分に入るように枠体１
と炉材２を貫通して設けであるヒーター３に通電すると
、その放射エネルギーによりごみ６を加熱し、焼却減量
する。枠体１内に貼り付けた炉材２は耐熱性、断熱性を
有するセラミックファイバー等の材料でできており、熱
を逃がさず加熱効率をあげる目的のものである。また燃
焼に必要な空気は枠体１．炉材２を貫通して設けである
給気ロア、突起５ａの開口部６ｂから給気送風機８によ
って送られる。

そして燃焼により発生した煙、臭い等を含む排ガスは排
気口９より排出され、排気管途中に設けられた浄化器１
ｏ内の排気加熱ヒーター１１によシ加熱され触媒１２に
よシ浄化して外部へ排気するようになっていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、誤って処理容器６内に多量
の水（たとえばラーメンのスープ等）を投入した場合に
処理容器６の突起６ａの根元の開口部６ｂから流れだし
、炉材２に浸みこんだり給気ロアから給気送風機８の方
へ流れこみ、給気送風機８の動作に支障をきたすという
課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、多量に水が
投入されても支障のないごみ処理装置を提供することを
目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明はごみを焼却減量する
燃焼炉と、この燃焼炉の内底部に突出させたヒーターと
、底部に前記ヒーターを覆う凸部を有し、かつ、前記燃
焼炉内に配されるごみ投入用の処理容器と、前記処理容
器の下方に位置し、前記凸部に設けた開口部を介して凸
部内に流入する液体を受ける液体受部と、この液体受部
内に空気を送シ込む送風機と、前記液体受部内底部に連
通し、その内部の液体を着脱自在な液体貯留容器に導く
ドレンパンと、このドレンパンの下方に設けた開閉弁と
を備えた構成である。また、ドレンパン内の液体の有無
を検知する液体検知手段と、この液体検知手段からの液
体検知信号にもとづいて開閉弁を開状態とする制御手段
を備えた構成としている。

作　　用 上記構成によシ、処理容器より溢れた水は液体受部から
ドレンパンに入り、開閉弁を開くことによって液体貯留
容器に導出することができる。また、液体検知手段をド
レンパンに設けて開閉弁を制御することによシ、ドレン
パン内に液体が有るときのみ自動的に開閉弁を開くこと
ができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にもとづき説明する。

図に示すように、ごみ６を投入する開閉自在な蓋４を有
する枠体１は内壁面に炉材２を備えている。この枠体１
の内底部には枠体１の底面を貫通し枠体１内へ突出した
ヒーター３を設けている。上記枠体１．炉材２．ヒータ
ー３および蓋４によシ燃焼炉を構成している。また、前
記枠体１内底部にはセラミックあるいは耐熱性の高い金
属で作られた液体受容器１３が置かれている。この液体
受容器１３は　　　　　　　　　　内底部に排出筒１３
ａを有し、この排出筒１３ａは炉材２、枠体１を貫通し
て、枠体１の下部に設けたドレンパン１４内に開口して
いる。また前記ヒーター３の上部には底部にヒーター３
を包みこむ突部５ａを形成したごみの処理容器６が設け
られ、前記蓋４を開けて投入されたごみ６が処理容器５
内に貯留されるようになっている。前記処理容器Ｓの突
起６ａはごみ６が燃焼するための空気が入るように開口
部６ｂを有している。また枠体１の底部には給気ロアを
開口させ、前記ドレンパン１４の下部に設けられた給気
送風機８によりごみ６の燃焼に必要な空気を流入させる
ようになっている。

また前記ドレンパン１４には開閉弁であるドレンコック
１６が設けてｉ、ドレンパン１４内にたまった水をその
下に置かれた液体貯留容器１θに排出できるようになっ
ている。またドレンパン１４底部は傾斜がつけられてお
シ、ドレンコック１６に向って水が流れおち、貯留する
ようになっておシ、その反対側には給気送風機８が固定
され、水が流れこみにくくなっており、空気はドレンパ
ン１４内を通って給気ロアより処理容器６内へ流入する
ようになっている。また燃焼によシ発生したガスは側壁
に開口した排気口９から排出するようになっておシミ前
記排気口９には浄化器１０を連通ずるように設けてあシ
、浄化器１０内の排気加熱ヒーター１１で排ガスを加熱
し、触媒１２で浄化し排気するようになっている。また
液体受容器１３の中にはヒーター３にかぶせられた円す
い形の笠状の給気口カバー１７が給気の通る空間があ〈
ように液体受容器１３のリプによって支えられている。

上記構成において、ごみ６は蓋４を開けて処理容器６内
に投入される。そしてヒーター３により焼却され、燃焼
により発生した排ガスは浄化器１０を通って浄化され、
外へ排気される。このように通常の動作については従来
例と同じである。ところが誤ってラーメンのスープやみ
そ汁等の液体針を多量に投入される場合が考えられる。

本発明はこの場合に対応したもので処理容器６に投入さ
れた水は突起６ａの給気を通すための開口部６ｂより下
に落ちる。そして給気口カバー１７に沿って流れ落ち液
体受容器１３に入り、排出筒１３ａを通って下のドレン
パン１４に溜まることとなる。

そしてドレンパン１４に溜った水はドレンコック１６を
開けることにより排出され、その下にあるドレン受皿１
６に溜まることになる。しかしドレンパン１４にいっば
いになっているのにさらに多量の水が投入されることが
考えられる。この場合ニハドレンパン１４の底部傾面の
上部に開口している給気送風機８の中へ水が浸入する可
能性がある。しかし給気送風機８のケーシングには小穴
８ａが設けであるため浸入した水は下のドレン受皿１６
に滴下して、給気送風機８には悪影響を与えることなく
排出できる。また給気送風機８の小穴８ａに関しては、
通常動作時に空気がもれることになるが、この部分は正
圧になっているため、燃焼の際に発生したガスが給気送
風機８内に逆流してくることはなく、したがってこの小
穴８ａより煙。

臭いがもれることはない。また、ドレンコック１５は運
転中は閉状態としておき、給気送風機８からの空気が面
れることを防止している。

また、通常の処理時にもごみから水分が出てくるが、こ
れも下部ドレンパンへ排出されるので、ごみからの水分
を蒸発させる時間が不要となり、全体としての処理時間
を短縮することができる。

そして、ドレンパン１４から導出した液体は液体貯留容
器１６に流れ込み、この液体貯留容器１６を本体から取
り出し、その内部の液体を捨て再度セットする。

次に、本発明の他の実施例を第２図により説明する。な
お、上記実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明
を省略し、異なる部分を以下に述べる。すなわち、ドレ
ンパン２１を給気送風機８に連通させない構成とし、排
出筒１３ａからの液体を受ける構成としている。このド
レンパン２１内には液体検知手段１８を設け、また、こ
の液体検知手段１８の信号により、ドレンパン２１の下
方に設けた開閉弁である電磁弁２ｏを制御する制御手段
１９を設けている。なお、液体検知手段１８はフロート
スイッチなど液体の有無を検知できるものであればよい
。

上記構成において、処理容器６内に多量の液体が投入さ
れたときには、処理容器６の中央部からカバー１７に落
下し、その後液体受容器１３を通り、ドレンパン２１に
貯留されていく。このときドレンパン２１の内部の液体
検知手段１８が液体を検知すると、制御手段１９は電磁
弁２０を開き、その下方に設置された液体貯留容器１６
に貯留されることになる。また液体検知手段１８が液体
を検知しなくなると、電磁弁２ｏは閉じられることとな
る。そして、液体貯留容器１６内の液体を捨てて再度セ
ットすればよい。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば誤ってスープ、みそ汁等の液体が投入された場合でも
、燃焼炉、送風機外のドレンパン内に液体を排出するこ
とができるため、誤使用から機器を保護でき、さらに処
理中にごみから出てくる水分を排出しながら処理するた
め水分を蒸発させるのに必要な時間短縮することができ
るという効果が得られる。また、ドレンパン内の液体検
知により開閉弁を制御することにより、ドレンパン内に
液体が満たされた状態になることを防止でき、より確実
に機器の損傷を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のごみ処理装置の縦断面図、
第２図は本発明の他の実施例のごみ処理装置の縦断面図
、第３図は従来のごみ処理装置を示す縦断面図である。 １・・・・・・枠体、２・・・・・・炉材、３・・・・
・・ヒーター、４・・・・・・蓋、６・・・・・・処理
容器、７・・・・・・給気口、９・・・・・・排気口、
１３・・・・・・液体受容器、１３ａ・・・・・・排出
筒、１４・・・・・・ドレンパン、１６・・・・・・ド
レンコック、１６・・・・・・液体貯留容器、１８・・
・・・・液体検知手段、１９・・・・・・制御手段、２
ｏ・旧・・電磁弁、２１・・・・・・ドレンパン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名トー
竹体 ｆ・−Ｖ府 ５−一々溝を容器 第１図　　　　　　７°°−片気υ ８−−船１ｕ１＆員 第２図　　　　　　　ｌトー催謝愉 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ごみを焼却減量する燃焼炉と、この燃焼炉の内底
   部に突出させたヒーターと、底部に前記ヒーターを覆う
   凸部を有し、かつ、前記燃焼炉内に配されるごみ投入用
   の処理容器と、前記処理容器の下方に位置し、前記凸部
   に設けた開口部を介して凸部内に流入する液体を受ける
   液体受部と、この液体受部内に空気を送り入む送風機と
   、前記液体受部内底部に連通し、その内部の液体を着脱
   自在な液体貯留容器に導くドレンパンと、このドレンパ
   ンの下方に設けた開閉弁とを備えたごみ処理装置。
2. （２）ドレンパン内の液体の有無を検知する液体検知手
   段と、この液体検知手段からの液体検知信号にもとづい
   て開閉弁を開状態とする制御手段を備えた請求項１記載
   のごみ処理装置。