JPH08114313A - 生ごみ焼却法及びその焼却器 - Google Patents

生ごみ焼却法及びその焼却器

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JPH08114313A
JPH08114313A JP27717994A JP27717994A JPH08114313A JP H08114313 A JPH08114313 A JP H08114313A JP 27717994 A JP27717994 A JP 27717994A JP 27717994 A JP27717994 A JP 27717994A JP H08114313 A JPH08114313 A JP H08114313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
heater
processing container
lid
saucer
Prior art date
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Pending
Application number
JP27717994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sugiyama
政雄 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUGIYAMA KINZOKU KK
Original Assignee
SUGIYAMA KINZOKU KK
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Publication date
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  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 屋内において生ごみの焼却を可能とする焼却
器を提供する。 【構成】 本器体1と底器体2と蓋体11とから成る全
器体において、底器体2に設置した内底器体5に受け皿
体6を着脱自在に載置し、この受け皿体6の上方部の本
器体1に設置した無底の内器体4に目皿板9を底面に有
する処理容器7を着脱自在に載置し、この処理容器7の
目皿板9下方部に主ヒータ10を設置し、前記蓋体11
に設置した内蓋体12の中央部に円筒体14を内部に内
筒体15を設けて立設し、前記円筒体14の底面部に前
記処理容器7上方の空間部に通ずる開口17を設け、前
記内筒体15の周囲に補助ヒータ18を螺旋状に設置
し、前記円筒体14の上側部に排気口20を設けて成る
生ごみ焼却器である。主ヒーター10と補助ヒーター1
8の通電時間に差をつけ、排気口20から煙が出なくな
ったとき補助ヒーター18を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として屋内において
生ごみを焼却処理する方法とその焼却器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみを焼却処理する方法として
は、屋外において焼却炉や大型のドラム缶を用意し灯油
その他の燃料を介して燃焼していたが、生ごみであるこ
とから燃焼に手数と時間がかかるとともに、煤煙と悪臭
の発生がひどく、しかも不完全な燃焼状態にしかなら
ず、環境問題がからんで一般家庭においては屋外の生ご
み焼却はほとんど不可能であった。
【0003】近年、前記のような欠点を除去しようとし
た焼却炉も知られているが、いずれのものにあっても屋
外において使用しなければならないし、比較的大型で高
価なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は以上
のような欠点を一層するとともに台所などの家の内部に
おいて、生ごみを安心して衛生的に焼却処理することが
できる方法に基づいて、比較的小型の生ごみ焼却器を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、本器体,底器
体,蓋体から成る器体の内部において、底器体には受け
皿体を本器体には処理容器をこの両者間には主ヒータを
それぞれ設置し、蓋体には周囲に補助ヒータを設けた内
筒体を有する円筒体を立設し、主ヒータと補助ヒータと
の通電時間に差をつけ前者より後者の回路を早く開くよ
うにして焼却状況を感知しながら焼却を行うようにする
ものである。
【0006】
【作用】いま処理容器内に、台所で集めた種々の生ごみ
を収容し、この処理容器を器体の内器体内に載置する。
この際には、処理容器の底面部を構成する目皿板から生
ごみに含有した水分が加熱によって多量に落下する状態
にある。
【0007】しかる後に、蓋体を被せ、スイッチを入れ
上下の両電気ヒータを加熱する。また、同時にタイマー
を入れる。
【0008】下方の主ヒータによって加熱された処理容
器内の生ごみは、燃焼が始まると同時に内部の水分を目
皿板を通して受皿体に落下するが、受皿体内の水分は主
ヒータによる加熱によって水蒸気化して蒸発し、発生す
る煙とともに円筒体の排気室に上昇する。
【0009】この排気室においては、内筒体周囲の補助
ヒータによって煙と水蒸気は再度燃焼を起こすようにな
るが、排気室の入口部分においてセラミック球のような
消煙消臭材に出会い、これらの間隙を迂回しながら通過
して上昇するから、そのときに煙や臭いは高温度(50
0℃)化した消煙消臭材の間隙を通過する間に消滅して
しまう。
【0010】上下両ヒータのタイマーは連動してON,OFF
するが、両ヒータが同時にOFF になると、煙や臭いが同
時に器外に排出してしまうから、上方の補助ヒータが一
定温度以下になったときOFF になるサーモスタットを設
け、下方の主ヒータと時間差をつけるようにする。
【0011】即ち、煙や臭いが排気口から立ち昇らない
ようになった時に上方のサブヒータがOFF になるように
設定する。
【0012】
【実施例】1は本器体で、この本器体の底部には底器体
2が着脱自在に設置し、底器体2の底面部周囲には適当
な脚台3,3を設ける。本器体1と底器体2との連接部
分には煙洩れ防止用のパッキング13を設ける。
【0013】4は前記本器体1の内周面から適当間隔を
おいて設置した無底の内器体で、この内器体に連接して
前記底器体2の内側に内底器体5を設置する。
【0014】6はこの内底器体5上に載置する受け皿体
で、この受け皿体の底面中央部には凹形底部6' を形成
し、前記内底器体5の同位置の凹形底部5' と嵌合する
ように成る。
【0015】7は前記受け皿体6から相当距離の空間部
8をおいて前記内器体4の内側に設置した処理容器で、
この処理容器には約80%の高さまでの生ごみを収容す
る。
【0016】9は前記処理容器7の底面部に設置する目
皿板で、加熱によって生ごみから発生した水分はこの目
皿板から前記受け皿体6に落下する。
【0017】10は前記処理容器7の目皿板9の下方位
置に設置した主電気ヒータで、この主ヒータが生ごみの
焼却処理のメーンバーナの役割をする。
【0018】11は前記本器体1の上面部に設置する蓋
体で、この蓋体11の内周面から適当間隔をおいて内蓋
体12を設置し、この内蓋体は前記内器体4に連接す
る。前記蓋体11と本器体1との連接部分には煙洩れ防
止用のパッキング13' を設ける。
【0019】14は前記内蓋体12の中央部に立設しか
つ蓋体11から外方に突出して設置した円筒体で、この
円筒体の内側には内筒体15が立設し内部は空間状態に
成るとともに有底で前記内蓋体12内部とは遮断されて
いる。
【0020】16は前記円筒体14と内筒体15との間
に形成した排気室で、この排気室は前記内蓋体12内部
と開口部17によって連通している。
【0021】18は前記内筒体15の外周囲にコイル状
に設置した補助電気ヒータで、この補助ヒータは生ごみ
焼却処理のアフターバーナの役割をする。
【0022】19は前記排気室部16の底面の前記開口
部17上に設置した消煙消臭補助材で、これはセラミッ
クス球または鋼球などによって構成する。
【0023】20は前記円筒体14の上端部周囲に外部
に通じて設けた排気口で、この排気口の上方部の円筒体
14頂上には笠体21を設ける。
【0024】22は防熱カバーであり、このカバーは二
重にしてもよい。
【0025】23は通電用タイマー、24,24は把手
である。
【0026】
【発明の効果】第1に、蓋体の中心部に立設した円筒体
には内筒体周囲の補助ヒータとこの周囲にセラミックス
球のような消煙消臭材を収容したことによって燃焼熱量
を向上させることができ、上昇してきた煙や臭いは高温
化(500℃以上になる。)された前記消煙消臭材の間
隙を通過する時に完全に消去されるようになる。
【0027】第2に、処理容器の底面部下に設置した主
ヒータと前記補助ヒータとの間に時間差を与えることに
より、煙や臭いが排気口から排出しなくなった時に補助
ヒータが停止するように時間差をつけて合理的に処理す
ることができる。
【0028】第3に、本器体内部に発生した煙や水蒸気
等は、受け皿体に落下した水分が水蒸気となって蒸発す
る時に逃げ場を探して排煙とともに上方の補助ヒータに
よる二次燃焼を起すことになり、器体内にこもることが
なく完全に排出することができるとともに生ごみでも完
全に燃焼処理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側断面図
【図2】一部切欠の平面図
【符号の説明】
1 本器体 2 底器体 4 内器体 5 内底器体 6 受け皿体 7 処理容器 9 目皿板 10 主電気ヒータ 11 蓋体 12 内蓋体 14 円筒体 15 内筒体 16 排気室 18 補助電気ヒータ 19 消煙消臭材 20 排気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本器体,底器体,蓋体から成る器体の内
    部において、底器体には受け皿体を本器体には処理容器
    をこの両者間には主ヒータをそれぞれ設置し、蓋体には
    周囲に補助ヒータを設けた内筒体を有する円筒体を立設
    し、主ヒータと補助ヒータとの通電時間に差をつけ前者
    より後者の回路を早く開くようにして焼却状況を感知し
    ながら焼却を行うようにして成る生ごみ焼却法。
  2. 【請求項2】 本器体と底器体と蓋体とから成る全器体
    において、底器体に設置した内底器体に受け皿体を着脱
    自在に載置し、この受け皿体の上方部の本器体に設置し
    た無底の内器体に目皿板を底面に有する処理容器を着脱
    自在に載置し、この処理容器の目皿板下方部に主ヒータ
    を設置し、前記蓋体に設置した内蓋体の中央部に円筒体
    を内部に内筒体を設けて立設し、前記円筒体の底面部に
    前記処理容器上方の空間部に通ずる開口を設け、前記内
    筒体の周囲に補助ヒータを螺旋状に設置し、前記円筒体
    の上側部に排気口を設けて成る生ごみ焼却器。
  3. 【請求項3】 本器体と底器体と蓋体とから成る全器体
    において、底器体に設置した内底器体に受け皿体を着脱
    自在に載置し、この受け皿体の上方部の本器体に設置し
    た無底の内器体に目皿板を底面に有する処理容器を着脱
    自在に載置し、この処理容器の目皿板下方部に主ヒータ
    を設置し、前記蓋体に設置した内蓋体の中央部に円筒体
    を内部に内筒体を設けて立設し、前記円筒体の底面部に
    前記処理容器上方の空間部に通ずる開口を設け、前記内
    筒体の周囲に補助ヒータを螺旋状に設置するとともに円
    筒体と内筒体との間に形成した排気室に消煙消臭材を収
    容し、前記円筒体の上側部に排気口を設けて成る生ごみ
    焼却器。
JP27717994A 1994-10-18 1994-10-18 生ごみ焼却法及びその焼却器 Pending JPH08114313A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107500817A (zh) * 2017-08-15 2017-12-22 曾美枝 一种简易制肥机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107500817A (zh) * 2017-08-15 2017-12-22 曾美枝 一种简易制肥机

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