JPH073138Y2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH073138Y2
JPH073138Y2 JP1987132556U JP13255687U JPH073138Y2 JP H073138 Y2 JPH073138 Y2 JP H073138Y2 JP 1987132556 U JP1987132556 U JP 1987132556U JP 13255687 U JP13255687 U JP 13255687U JP H073138 Y2 JPH073138 Y2 JP H073138Y2
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JP
Japan
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heater
kitchen waste
processing container
frame body
air supply
Prior art date
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Application number
JP1987132556U
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English (en)
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JPS6438438U (ja
Inventor
和宏 藤原
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は家庭で発生した厨芥を加熱焼却減量処理する厨
芥処理装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の厨芥処理装置は第3図に示すように上部
に開閉自在な蓋104を有する箱状の枠体101の内部に断熱
性の炉材102を貼り巡らし、その外側に給気送風機114を
設けるとともにその給気路111に連通した給気口107を内
底に設け、また、外部へ連通する排気口109を側部に設
け、この排気口109の下流側には浄化器110を接続してい
る。前記枠体101の底部内側にはU字型に曲げたヒータ
ー103が、その湾曲部が内側に突出するように固定され
ている。そして前記枠体101の内部には金属性の処理容
器105を前記ヒーター103の上に置いている。処理容器10
5の底はヒーター103の突出した湾曲部を包み込むよう凸
部となっている。さらにその凸部の側面は金網115でで
きている。そして蓋104をあけ厨芥106を投入し、ヒータ
ー103を通電するとヒーター103からの熱エネルギーによ
り加熱焼却減量される。燃焼により発生した排ガスは排
気口109より浄化器110内へ入り浄化器ヒーター112と触
媒108の作用によって浄化され排出されていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、処理容器が1個しかないた
め厨芥の移し替えの際、手が汚れやすく不快感を感じた
り、手間がかかるという問題があった。
本考案は上記問題点を解決するもので、簡単に厨芥の移
し替えができる厨芥処理装置を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、開閉自在な蓋を
有する箱状の枠体の内部に断熱材を貼り巡らし、前記枠
体内部と外部とを連通させる給気口および排気口を設け
ると共に底面には内部に突出するヒーターを固定し、前
記枠体内に、前記ヒーターを覆い包み壁面に多数の通気
口を有する凸部を底面に備えた厨芥の処理容器を設ける
とともに、前記処理容器と交換自在で流し台に備える処
理容器を有した構成としたものである。
作用 この構成により、流し台に備えた処理容器内に厨芥を収
納していき、枠体内で焼却処理が終了して灰を廃却した
もう一方の処理容器と厨芥を入れたまま交換して、手を
汚さず簡単に厨芥の移し替えができることとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図にもとづ
き説明する。図に示すように、枠体1は金属あるいはセ
ラミック等の耐熱性の高い材料で成形したものであり、
その内部にはさらに耐熱性が高く断熱効果を有するセラ
ミックファイバー等の材料の炉材2が張り巡らされてい
る。枠体1の内底部には外から炉材2を貫通して枠体1
内に突出させたヒーター3が設けてある。また枠体1の
上部は厨芥6を投入できるよう開閉自在な蓋4が設けて
ある。そして前記ヒーター3の上には底部内側にヒータ
ー3を覆い包み通気口を有するように壁面を金網15で構
成した凸部16を有する厨芥6の処理容器5aが設けられ、
前記蓋4をあけて厨芥6の入った処理容器5a内に貯留す
るようになっている。さらにもう一つの処理容器5bは流
し台の排水口に着脱自在に備え付けられていて、厨芥6
を貯めるようになっている。前記凸部16内には給気口7
があり前記給気口7は枠体1内へ送風する送風機14と給
気路11によって連通している。前記給気口7と同様に枠
体1の側壁の一部に開口した排気口9と連通して浄化器
10を設けてあり、燃焼によって発生した排ガスを浄化さ
せて外へ排出するようになっている。
上記構成において、流し台の排水口部分に設けた厨芥6
の入った処理容器5bを厨芥処理装置内の処理容器5aと移
し替え蓋4をしめた後ヒーター3に通電し加熱する。こ
のときヒーター3を突出させ処理容器5bの底部を覆い包
むようにしたことにより平面に取り付けたときよりも熱
の逃げる量が少なくなり、また処理容器5bの底部内側に
ヒーター3を包み込んだ形の凸部ができ厨芥6に突き立
つから熱エネルギーを受ける面積も広くなるため効率良
く加熱できる。こうして厨芥6は加熱脱水され乾燥す
る。乾燥が終わると沸点を越えて温度が上昇し発火点に
達し発火する。このとき、燃焼に必要な空気は送風機14
によって給気路11を通じ給気口7より処理容器5内に送
られる。送られた空気によって燃焼し、燃焼により発生
した排ガスは排気口9より浄化器10内へ入る。浄化器10
内には触媒8が備えられており燃焼により高温となった
ガスは浄化器ヒーター12によって加熱され触媒8の酸化
作用により二酸化炭素と水に分解されて外部に排出され
る。加熱焼却減量処理された厨芥6は灰となり冷却後、
廃却され以後空になった処理容器5bと流し台の排水口に
備えた処理容器5aを交互に加熱焼却減量処理に使用する
ものである。このとき、処理容器5の金網15は、燃焼用
空気の通気口となるとともに、流し台側では、厨芥につ
いた水を排出するための排水口としても機能することと
なる。
なお、実施例では、一方の処理容器5bを流し台の排水口
部分に設けるようにしているが、流し台内の側部に配置
するようにしてもよい。
考案の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本考案によれ
ば、枠体内で厨芥を焼却処理するための処理容器とは別
に、これと交換自在で流し台に備えるもう一つの処理容
器を有するようにしたことにより、不便な厨芥の移し替
えが簡単になり短時間に処理装置にセットできることと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による厨芥処理装置を示す縦
断面図、第2図は同厨芥処理装置の処理容器の流し台で
の装着状態を示す図、第3図は従来の厨芥処理装置を示
す縦断面図である。 1……枠体、2……断熱材、3……ヒーター、4……
蓋、5-a,5-b……処理容器、7……給気口、9……排気
口、15……金網、16……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な蓋を有する箱状の枠体の内部に
    断熱材を貼り巡らし、前記枠体内部と外部とを連通させ
    る給気口および排気口を設けると共に底面には内部に突
    出するヒーターを固定し、前記枠体内に、前記ヒーター
    を覆い包み壁面に複数の通気口を有する凸部を底面に備
    えた厨芥の処理容器を設けるとともに、前記処理容器と
    交換自在で流し台に備える処理容器を有した厨芥処理装
    置。
JP1987132556U 1987-08-31 1987-08-31 厨芥処理装置 Expired - Lifetime JPH073138Y2 (ja)

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JP1987132556U JPH073138Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31 厨芥処理装置

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JP1987132556U JPH073138Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31 厨芥処理装置

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JPS6438438U JPS6438438U (ja) 1989-03-08
JPH073138Y2 true JPH073138Y2 (ja) 1995-01-30

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ID=31389622

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JP1987132556U Expired - Lifetime JPH073138Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31 厨芥処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678807B2 (ja) * 1987-08-27 1994-10-05 松下精工株式会社 ごみ処理装置

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Publication number Publication date
JPS6438438U (ja) 1989-03-08

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