JP3186818B2 - 便 器 - Google Patents

便 器

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JP3186818B2
JP3186818B2 JP02010292A JP2010292A JP3186818B2 JP 3186818 B2 JP3186818 B2 JP 3186818B2 JP 02010292 A JP02010292 A JP 02010292A JP 2010292 A JP2010292 A JP 2010292A JP 3186818 B2 JP3186818 B2 JP 3186818B2
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JP
Japan
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toilet
stool
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seat
toilet bowl
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JP02010292A
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JPH05211952A (ja
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健造 ▲葛▼西
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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  • Toilet Supplies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、便器に関するもの
で、特に、移動可能な便器のように、通常の室内で使用
する機会が多い便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動可能な便器は、それを任意の場所で
使用することが可能なため、たとえば病人等が居住する
部屋に置かれて使用に供されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような便器を、
病人等が居住する部屋など、便所以外で使用するとき、
臭気が周囲に漂うという問題がある。排便を済ませた後
では、便器に蓋をしたり、便を直ちに処分したりして、
臭気が漂うことをある程度防止できる。そのため、臭気
が問題となるのは、とりわけ使用中である。
【0004】上述した臭気は、現在、防臭剤および/ま
たは脱臭装置によって、その緩和が図られているが、そ
の効果は十分ではない。
【0005】それゆえに、この発明の目的は、特に使用
中における臭気の漏れを防止し得る便器を提供しようと
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、便座および
この便座の中央に便受け部を形成する腰掛け部本体を備
える便器に向けられるものであって、上述した技術的課
題を解決するため、腰掛け部本体の上方において、排便
者の腰部および大腿部に密着するように取付けられる、
軟質弾性材料からなるカバーを備えることを特徴として
いる。
【0007】
【作用】この発明による便器を使用するとき、軟質弾性
材料からなるカバーは、排便者の腰部および大腿部に密
着するので、腰掛け部本体内の便受け部周囲の空間を外
部の空間に対して有利に閉鎖することができる。
【0008】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、便器を
使用するとき、臭気が周囲に漂うことを防止できる。そ
れゆえに、この発明に係る便器は、病人等が居住する部
屋のような、便所以外の場所でも、臭気に悩まされるこ
となく使用することができる。そのため、この発明は、
移動可能な便器に有利に適用されることができる。
【0009】この発明に係る便器において、腰掛け部本
体に脱臭装置が内蔵されていると、脱臭装置による脱臭
の効率が高められるとともに、臭気の漏れをより完全に
防止することができる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による便器1を
示している。
【0011】便器1は、腰掛け部本体2を備える。腰掛
け部本体2は、便座3、および便座3の中央に便受け部
を形成する便容器4を備える。便容器4は、把手5を有
し、この把手5を介して便容器4を引出すことにより、
本体2から取出すことができる。これは、便の処分を容
易にするためである。
【0012】図1には、また、排便者6が本体2上に腰
掛けた状態で示されている。この排便者6の腰部7およ
び大腿部8に密着するように、本体2の上方には、カバ
ー9および10が取付けられている。カバー9および1
0は、それぞれ、軟質樹脂またはゴムのような軟質弾性
材料からなり、排便者6の体に沿うように容易に変形す
ることができる。カバー9について、矢印11で示した
ように、このカバー9は、蛇腹のように変形することが
できる。このようにして、カバー9および10によっ
て、本体2内の空間は、外部に対して有利に閉鎖される
ことができる。
【0013】本体2内には、この便器1にとって好まし
い効果を与えるいくつかの機能が付加されている。
【0014】まず、脱臭装置12が取付けられる。脱臭
装置12は、空気を強制的に送るためのファン13を備
え、このファン13によって送られる空気は、脱臭装置
12内の脱臭触媒14および吸収剤15等を通過するよ
うにされる。脱臭装置12の出口は、導管16を介して
便座3に連結される。便座3は、中空の構造とされ、そ
の内周部には、斜め下方に向く複数の空気放出口17が
設けられる。したがって、本体2内では、脱臭装置12
のファン13により、矢印で示すような空気の流れが生
じる。
【0015】また、便座3の下方であって、比較的後方
の位置には、洗浄ノズル18および温風吹出口19が設
けられている。洗浄ノズル18には、着脱可能なタンク
20内の水21が、ヒータおよびポンプを介して供給さ
れる。また、温風吹出口19には、ヒータおよびファン
によって温風が与えられる。これらヒータ、ポンプおよ
びファン等は、ボックス22内に収納される。
【0016】また、便容器4内には、水23が貯留さ
れ、それによって、臭気を防止する効果がさらに高めら
れる。
【0017】このように、図1に示した便器1は、排便
者6が本体2上に腰掛け、この排便者6の腰部7および
大腿部8にカバー9および10を密着させた状態で使用
される。このとき、脱臭装置12が作動され、矢印で示
すように空気が強制的に循環されることにより、使用中
の臭気が外部へ漏れることがより完全に防止される。使
用を終えたとき、洗浄ノズル18が作動され、次いで温
風吹出口19から温風が吹出される。排便者6が便器1
から離れたときは、蓋(図示せず)を用いて、便容器4
を覆うようにすればよい。そして、便容器4が、便器1
から取出され、便が処理される。
【0018】上述した実施例では、便器1としては移動
可能なものを意図していたが、この発明は、据置式の便
器にも適用することができる。したがって、便所内に据
置かれる便器に対しても、この発明を適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による便器1の使用状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 便器 2 腰掛け部本体 3 便座 4 便容器(便受け部) 6 排便者 7 腰部 8 大腿部 9,10 カバー 12 脱臭装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座および前記便座の中央に便受け部を
    形成する腰掛け部本体、ならびに前記腰掛け部本体の上
    方において、排便者の腰部および大腿部に密着するよう
    に取付けられる、軟質弾性材料からなるカバーを備え
    る、便器。
  2. 【請求項2】 前記腰掛け部本体には脱臭装置が内蔵さ
    れる、請求項1に記載の便器。
JP02010292A 1992-02-05 1992-02-05 便 器 Expired - Lifetime JP3186818B2 (ja)

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JPH05211952A JPH05211952A (ja) 1993-08-24
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