JPH08275733A - スティック付冷菓の製法及びそれに用いる装置 - Google Patents

スティック付冷菓の製法及びそれに用いる装置

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JPH08275733A
JPH08275733A JP7102967A JP10296795A JPH08275733A JP H08275733 A JPH08275733 A JP H08275733A JP 7102967 A JP7102967 A JP 7102967A JP 10296795 A JP10296795 A JP 10296795A JP H08275733 A JPH08275733 A JP H08275733A
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健治 峯
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Abstract

(57)【要約】 【構成】スティック周辺に塊状食品が分散含有されてな
るスティック付冷菓を製造するに際し、(1)冷菓用モ
ールドに、塊状食品と液状食品とを別々に供給する工程
と、(2)上記冷菓用モールドに、本スティックと略同
一形状のスティック型を挿入する工程と、(3)上記ス
ティック型が挿入された冷菓用モールドを冷媒槽に浸漬
し冷却する工程と、(4)上記冷菓用モールド内の塊状
食品と液状食品とが略凍結固定した時点で、上記スティ
ック型を引き上げる工程と、(5)上記冷菓用モールド
内の、スティック型を抜き去った箇所に、本スティック
を挿入し、引き続き冷却する工程とを順次施すことを特
徴とするスティック付冷菓の製法、及びそれに用いる装
置。 【効果】大型の塊状食品が充填されていても、本スティ
ックの挿入がスムーズに行われるとともに、スティック
周辺にも冷菓外周にも初期の形状を維持した塊状食品が
ぎっしりと均一に詰まったような外観の良好なスティッ
ク付冷菓とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型氷粒等の塊状食品
を多量に内包するスティック付冷菓の製法及びそれに用
いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、氷粒を内包するスティック付冷菓
としては、例えば、図6(X)に示す「かき氷バー」が
知られている。「かき氷バー」は、細片化したかき氷5
1をシロップ等と混合したものを冷菓用モールドに充填
し、スティック52を挿入して凍結硬化したものであ
る。このようにして得られたかき氷バーは、氷のさくさ
くとした食感が感じられる冷菓として夏期に人気の高い
冷菓である。しかしながら、かき氷バーは、氷の粒が細
かいため、氷の存在感が一見して判りにくく、また「か
ちわり氷」のような大型氷塊特有のカリカリとした清涼
感のある食感に乏しいという欠点がある。「かちわり
氷」のような大型の氷粒をスティック付冷菓に内包させ
るためには、シロップと大型氷の混合物を冷菓用モール
ドに充填したのち、スティックを挿入して凍結硬化する
ことが考えられるが、この方法では、大型氷がシロップ
上方に浮いて偏在した状態で硬化されるので、外観的に
好ましくないことや、大型氷が邪魔をしてスティックを
挿入出来なくなるなどの問題が生じる。
【0003】そこで、この問題を解決する方法として
は、例えば特公昭55−35087号公報に開示されて
いる方法がある。この方法は、図7(i)に示すよう
に、可食固形物小片81とシロップ82とを含有する混
合物83を、ホッパー88内の攪拌羽根88aで攪拌し
ながら冷菓用モールドに充填し、次いで図7(ii)に示
すように、冷菓用モールドの中に、モールドと略同一形
状の押型86を挿入して冷媒槽87で冷却する。そし
て、この押型86を、L,M方向に数回上下動させる
(図7(ii) 〜(iii))ことにより、可食固形物小片8
1とシロップ82とが均一に散らばるようにしながら凍
結し、次いで、図7(iv)に示すように、シロップ82
を空間部に充填して、図7(v)に示すように、スティ
ック85を挿入し、更に凍結した後、図7(vi)に示す
ように、ノズル90から温水等を噴射して離型し、可食
固形物小片81の分散したスティック付冷菓80を得る
ものである。しかしながら、この方法では、シロップ8
2と可食固形物小片81を均一な分散状態で供給するた
めに、ホッパー88内で、予め混合攪拌した状態にして
おく必要があり、可食固形物小片81として、例えば氷
粒等を用いた場合には、上記混合攪拌によって氷粒が溶
融してしまい、シロップが水っぽくなって所期の品質が
得られないとともに、氷粒自体が小さくなるという欠点
がある。また、可食固形物小片81が、クッキー等の菓
子の小片である場合には、混合攪拌によって、クッキー
片が破壊されて、シロップを多量に吸収してしまったり
シロップが汚れたりする等の問題が生じる。また、いず
れの粒状食品を用いるにせよ、混合攪拌を強く行うと、
気泡が多量に混入するので、白濁した冷菓になってしま
うとともに、製品に「ス」が入って脆く砕けやすくなっ
たり、外観が著しく悪くなる。
【0004】また、この方法では、予めシロップと可食
固形物小片(例えば氷粒)を攪拌により混合して得た混
合物を、冷菓用モールドに充填した後、冷菓用モールド
と略同一形状の押型を挿入し、複数回上下動させること
によって氷粒の分散性を保持している。しかしながら、
押型をスムーズに上下動させるには、シロップにかなり
の流動性が要求されるため、予め氷粒の含有量を減らす
か、氷粒の大きさを小さくするかしないと、押型を上下
動しても氷粒の均一分散を促すことができない。従っ
て、この方法では、図6(Y)に示すように、ごく少量
の大型氷粒がまばらに分散しているか、図6(Z)に示
すように、小型の氷粒が冷菓外周にのみ分散しているよ
うな冷菓しか得ることができず、これらの冷菓はいずれ
も清涼感に非常に乏しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、多量の大型の塊状物を、形状を損なうこと無く、
スティック周辺に均一に含有させたスティック付冷菓の
製法及びそれに用いる装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、スティッ
ク周辺に塊状食品が分散含有されてなるスティック付冷
菓を製造するに際し、下記工程を順次施すことを特徴と
するスティック付冷菓の製法。 (1)冷菓用モールドに、塊状食品と液状食品とを別々
に供給する工程。 (2)上記冷菓用モールドに、本スティックと略同一形
状のスティック型を挿入する工程。 (3)上記スティック型が挿入された冷菓用モールドを
冷媒槽に浸漬し冷却する工程。 (4)上記冷菓用モールド内の塊状食品と液状食品とが
略凍結固定した時点で、上記スティック型を引き上げる
工程。 (5)上記冷菓用モールド内の、スティック型を抜き去
った箇所に、本スティックを挿入し、引き続き冷却する
工程。 及び、順次供給される冷菓用モールド内に、冷菓原料を
充填し、凍結硬化するとともに、本スティックを挿入
し、スティック付冷菓を製造する装置において、前記冷
菓用モールド内に、塊状食品と液状食品とを別々に供給
する装置と、前記供給装置の下流の冷菓用モールド搬送
路に沿って、その上方に設けられ、本スティックと略同
一形状着脱自在のスティック型を前記冷菓用モールドと
同期して循環させ、冷菓原料が充填された後の冷菓用モ
ールド内に前記スティック型を挿入する装置と、その下
流の所定位置に設けられ、前記冷菓用モールド内に挿入
されたスティック型を引き抜く装置とを有するスティッ
ク型挿脱装置と、前記スティック型挿脱装置の下流に設
けられ、前記冷菓用モールドのスティック型が引き抜か
れた箇所に本スティックを挿入する本スティック挿入装
置とを設けたことを特徴とするスティック付冷菓製造装
置によって達成される。
【0007】すなわち、本発明者らは、スティック付冷
菓において、「かちわり氷」のような大型の塊状食品を
多量に用いても、形状を損なうことなく、スティック周
辺に密集して均一に含有させる方法について検討を行っ
た。その結果、塊状食品とシロップ等とを各々別々に冷
菓用モールド内に供給した後、スティックと略同一形状
のスティック型(仮のスティック)を挿入すると、塊状
物が浮き上がることなく、スティック型周辺と冷菓用モ
ールド内壁の間隙に押しつけられた状態で固定されるこ
とが判った。そして、この状態でブライン槽などの冷媒
槽に浸漬して冷却塊状食品と液状食品とが略凍結固定さ
れた時点で、上記スティック型を引き上げた後、本ステ
ィックを挿入し、引き続き冷却すると、本スティックの
挿入がスムーズに行われるとともに、大型の塊状食品が
初期の形状を保持した状態でぎっしりと均一に詰まった
ような外観のスティック付冷菓とする事ができることを
見い出し本発明に到達した。
【0008】〈実施例〉次に本発明の一実施例を図面に
基づき説明する。図1は、本発明のスティック付冷菓の
一例を示す説明図である。図において、1はスティック
付冷菓、4は本スティック、2は本スティックの周辺に
密集して多数内包された大型氷からなる塊状食品、3b
はシロップからなる液状食品凍結物である。
【0009】なお、上記の例では、塊状食品2として大
型氷を用いているが、塊状食品2はこれに限らず、冷凍
下で保形しうる食品であればどのようなものを用いても
よいく、例えば、シャーベット、アイスクリーム、ソー
ス、ジャム等の冷菓ミックス類を凍結してキュービック
状に成形したものや、果実類、クッキー、チョコレー
ト、チューインガム、キャンディ、グミゼリー、ナタデ
ココ、マシュマロ、餅、ゼリー、パン、ナッツ等の菓子
やベーカリー食品をそのままもしくは適宜大きさに切断
したり成形したものや、クリスピー、かき氷、コーンフ
レークス、マイクロカプセル、粒状パラチニット、粒ゼ
リー、チョコチップ、カラースプレー等の細粒食品原料
を複数結着させて塊状化したもの等が挙げられる。ま
た、塊状食品が吸水しやすい食品の場合、その表面をチ
ョコレート等の油性原料で被覆するようにしてもよい。
上記塊状食品2の大きさは、任意に設定すればよいが、
特に長径5〜20mm程度の大型のものは、外観的に良
好である。これらは単品でも数種組み合わせてもよい。
【0010】次に、液状食品凍結物3bは、冷菓用モー
ルドに充填する際に、液体状態(液状食品)となってい
るものであれば、その素材は特に限定されない。例え
ば、適宜の糖度に調製した糖液や、水、牛乳、果汁、酒
類、飲料溶液、あるいはこれらに各種調味料、安定剤、
乳化剤、香料、着色料、酸味料、呈味原料等を適宜配合
したものや冷菓ミックス等の他、チョコレート、キャン
ディ等の通常固体で喫食される原料を適宜温度で溶融液
状化したものでもよい。あるいは、冷菓ミックスをフリ
ージングするなどして半凍結状態の液状化物としたもの
でもよい。また、これらは単独でも数種組み合わせても
よい。
【0011】次に、本スティック4は、冷菓1全体を把
持しうる形状、物性のものであればよく、例えば木、プ
ラスチック、紙等からなるスティックや、棒状チューイ
ンガム、キャンディ等の可食性スティック等が挙げら
れ、これらは単独でも数種組み合わせてもよい。また、
スティックの形状も特に限定するものではなく、筒状、
角状等適宜形状に設定すればよい。またスティック表面
に各種の装飾を施したり、表面にコーティングする等の
加工を施すようにしてもよい。
【0012】次に、図2に基づき、本発明のスティック
付冷菓の製法の一例を説明する。まず、図2(I)に示
すように、冷菓用モールド10を準備する。冷菓用モー
ルドは、スティック付冷菓1全体を凍結硬化するための
モールドであって、形状、材質等は特に限定するもので
はなく、冷菓の品質設計に応じ適宜選択すればよい。
【0013】まず、この冷菓用モールド10内に塊状食
品2と液状食品3aとを各々別々に供給し充填する。そ
れぞれの充填量は、特に限定するものではなく、適宜設
定すればよいが、目安としては、後述するスティック型
11の仮スティック11aを挿入したときに、図2(II
I)に示すように、液状食品3aの液面が塊状食品2のP
1 〜P2 の位置まで浸る程度に充填されていればよい。
なお、このとき冷菓用モールド10は、塊状食品2を充
填しやすいように、0℃以上となっていることが望まし
い。また、塊状食品2と液状食品3aの供給順序は特に
限定されるものではないが、好ましくは、まず始めに冷
菓用モールド10に塊状食品2を投入し、次いで液状食
品3aを充填するようにすると、液状食品のハネが生
じず歩留り低下を防ぐことができる点、製造時の塊状
食品の形状安定性向上の点、及びスティック付冷菓1
において、塊状食品がステックの周辺全体に場所ムラな
く、より均一に内包される点において好適である。
【0014】次に、図2(III )に示すように、塊状食
品2と液状食品3aが充填された冷菓用モールド10内
に、スティック型11を挿入する。スティック型11に
は、スティック付冷菓1に用いられる本スティック4と
略同一形状の仮スティック11aが備えられており、仮
スティック11aを、後述の本スティック挿入工程にお
いて、本スティック4が挿入される深さまで挿入する
と、塊状食品2は、仮スティック11aと冷菓用モール
ド10内壁との間隙に押しつけられた状態となり、流動
しにくくなる。
【0015】次に、図2(IV) に示すように、上記仮ス
ティック11aが挿入保持された冷菓用モールド10を
冷媒槽12に浸漬して冷却する。冷媒槽12は、例えば
ブライン槽等の、冷菓を凍結硬化しうる冷媒を満たした
浸漬槽であればよく、たとえば、液体窒素、ドライアイ
ス等の冷媒を用いてもよい。上記のようにして冷媒槽1
2に冷菓用モールド10を浸漬すると、冷菓用モールド
外周部に近い液状食品3aから徐々に凍結硬化し、それ
につれて、塊状食品2がそれぞれの位置において固定さ
れる。
【0016】そして、冷菓用モールド10内の外周部に
ある塊状食品2とその周囲の液状食品3aとがほぼ凍結
固定され、なおかつ、冷菓用モールドの略中心に位置決
めされた仮スティック11a周囲部の液状食品3aは未
凍結の状態となっている時点で、図2(V)に示すよう
に、スティック型11の仮スティック11aを冷菓用モ
ールド10から引き上げる。
【0017】次いで、図2(VI)に示すように、仮ステ
ィック11aを抜き去った部分に、本スティック4を挿
入し、その状態で前述の冷媒槽12に浸漬して、引き続
き冷却することにより、本スティック4周辺の液状食品
3aを凍結固化させる。(図2(VII ))。なお、本ス
ティック4挿入前に、液状食品3aを適量補充するよう
にしてもよい。
【0018】そして、図2(VIII) に示すように、冷媒
槽12から冷菓用モールド10を引き上げた後、冷菓用
モールド10の外周にノズル13から温水等を噴射し、
脱型すれば、本スティック4の周囲に塊状食品2が多量
に密集して含有されてなる本発明のスティック付冷菓1
が得られる。
【0019】次に、本発明のスティック付冷菓を製造す
るにあたり、好適に用いられる装置の一例について、図
5に基づき説明する。同図において、冷菓用モールド搬
送路(A)は通常のバイターラインであり、冷菓用モー
ルド10(一列12個)が所定間隔で取り付けられたコ
ンベアが、間歇送り運動を行うことにより、図の右(上
流)から左(下流)へ向かって冷菓用モールド10を循
環搬送している。
【0020】本発明の製造装置においては、上記冷菓用
モールド搬送路(A)の最上流に、塊状食品2を冷菓用
モールド10に所定量投入する塊状食品投入装置46が
設けられ、その直ぐ下流には、塊状食品2の入った冷菓
用モールド10に、液状食品3aを充填するための、液
状食品充填装置47が設けられている。なお、塊状食品
投入装置46と液状食品充填装置47の位置は、前後逆
になっていてもよく、あるいは同位置に並列に並べて同
時充填するようにしてもよいが、塊状食品2と液状食品
3aの冷菓用モールド10への充填効率向上の点で、冷
菓用モールド搬送路(A)最上流に塊状食品投入装置4
6が設けられ、その下流に、液状食品充填装置47が設
けられていることが好ましい。
【0021】更に、その下流の冷菓用モールド搬送路
(A)の上方には、リング状に連結し、冷菓用モールド
搬送路(A)と同期して、同方向へ間歇送り運動を行う
ことにより、スティック型本体30を循環搬送するステ
ィック型搬送路(B)が設けられている。図4は、ステ
ィック型搬送路(B)及び、その下方に位置する冷菓用
モールド搬送路(A)により搬送される冷菓用モールド
本体20を示した図であり、同図は、スティック型搬送
路(B)の進行方向に対する垂直切断面を、進行方向側
から見た様子を示している。
【0022】図4に示すように、スティック型搬送路
(B)は、冷菓用モールド搬送路(A)の幅と同じ程度
の間隔で設けられた、2本の搬送用のチエーン41と、
このチェーンの下方に沿って設けられた2本の断面コの
字形のレール40からなり、このレール40には、ステ
ィック型本体30がその両端のレール係止部33a,3
3bを狭持された状態で支受されている。上記スティッ
ク型本体30は、スティック付冷菓に挿入される本ステ
ィックと略同一形状の仮スティック11aが、冷菓用モ
ールド10の略中心位置に対応するような間隔で、冷菓
用モールド10のある下方向へ向かって、同モールド1
0と同数だけ設けられたスティック型11と、このステ
ィック型11の両端において、上方へ突出した突起部4
4とからなる。この突起部44は、前記搬送用のチェー
ン40に連結した2本の留め具43(1本のみ図示)に
よって、搬送上流側と下流側の両側から挟持されてお
り、チェーン40の動きにともなって、留め具43が、
スティック型本体の11の突起部44を挟持しながら、
搬送方向へ移動することにより、スティック型本体30
が連動して搬送されてゆくしくみになっている。
【0023】一方、図4の下側に示すように、スティッ
ク型本体30の下方には、冷菓用モールド搬送路(A)
の2本のレール23a,23bに両端を固定された冷菓
用モールド本体20がある。そして、スティック型本体
30は、その両端に設置されたシリンダー42の下降動
作によって、図4の下方向矢印に示すように、冷菓用モ
ールド本体20へと下降する。この下降動作時に、ステ
ィック型本体30の仮スティック11aを、対応する冷
菓用モールド10の所定の位置に、常時正確に挿入する
ため、スティック型本体30の端部31a,31bにそ
れぞれ凹部32a,32bが設けられ、かつ、冷菓用モ
ールド本体20の両端部21a,21bにおいて、上記
スティック型本体30の凹部に対応する位置に、それぞ
れ凸部22a,22bが設けられていると、スティック
型本体30と冷菓用モールド20とが、両者の凹凸部に
おいて確実に嵌合し、正確な位置決めが可能となるので
好適である。なお、冷菓用モールド本体20の凸部につ
いては、例えば、同モールド本体20を冷菓用モールド
搬送路(A)の2本のレール23a,23bに固定する
ためのネジ等によって生じる突起をそのまま利用しても
よいし、あるいは積極的に突出部を設けるようにしても
よい。また、上記とは逆に、スティック型本体30に凸
部を設け、冷菓用モールド本体20に凹部を設けてもよ
い。
【0024】再び図5に戻り、スティック型搬送路
(B)には、2本のレールの外側に左右一対のエアシリ
ンダー(一方のみ図示)が、上流側から下流側に向かっ
て2対(42,45)設けられている。図3は、図中d
点におけるエアシリンダー42の動きを示す図である。
エアシリンダー42は、上記スティック型本体30が、
レール40に沿って搬送され、停止位置d点に達した時
点で、下降動作を行うことにより、同シリンダーに連結
したレール片40’を、このレール片40’に係合され
たスティック型本体30の凹部が、冷菓用モールド本体
20(冷菓用モールド10)の凸部に嵌合係止するまで
スティック型本体30を下降させる働きをする。そし
て、嵌合一体化したスティック型本体30と冷菓用モー
ルド本体20とが、冷菓用モールド搬送路(A)の間歇
搬送運動に伴って、冷菓用モールド進行方向へ向かって
定ピッチ分だけ移動することにより、スティック型本体
30がレール片40’からはずれると、エアシリンダー
42は上昇動作を行い、レール片40’を上昇させ、再
びスティック型搬送路(B)のレール40へ戻す働きを
する。
【0025】一方、図5に戻り、前記エアシリンダー4
2の下流側に設けられたエアシリンダー45は、冷菓用
モールド搬送路(A)により搬送されてきたスティック
型本体30と冷菓用モールド本体20(冷菓用モールド
10)が同図中のe点に達する前に、下降動作を行い、
同シリンダーに連結したレール片(図示せず)を、その
直下に搬送される前記冷菓用モールド本体20(冷菓用
モールド10)の両端のレール係止部33a,33b
(図示せず)の位置まで下降させる働きをする。そし
て、e点に達した冷菓用モールド本体20の両端のレー
ル係止部33a,33b(図示せず)が、レール片(図
示せず)のコの字溝に進入し、嵌合すると、シリンダー
45は上昇動作を行い、スティック型本体30を上昇さ
せ、冷菓用モールド本体20から引き抜く働きをする。
【0026】そして、スティック型搬送路(B)は戻っ
たスティック型本体30を、冷菓用モールド搬送路
(A)と同期運動を行って、再びd点(冷菓用モールド
本体20への供給地点)まで搬送する働きをする。
【0027】なお、上記スティック型搬送路(B)の下
方から下流方向にわたる冷菓用モールド搬送路(A)の
下側には、冷媒槽12が設けられており、冷菓用モール
ド搬送路(A)の間歇送り運動によって、冷菓用モール
ド10がこの冷媒槽12に浸漬されながら移動する間
に、冷菓用モールド10内の塊状食品2と液状食品3a
とが凍結固定するようになっている。冷媒槽12として
は、例えばブライン槽など、一定の深さを有する浴槽
に、冷菓凍結用の冷媒(例えば液体窒素、ドライアイス
等)を満たしたものが用いられる。
【0028】更に、冷菓用モールド搬送路(A)におい
て、上記スティック型搬送路(B)の下流側であって、
しかも冷媒槽12の上方の任意の位置(仮にf点とす
る)には、本スティック挿入装置14が設けられてい
る。同装置14は、多数の本スティック4が充填された
本スティック供給部と、シリンダーとからなり、同シリ
ンダーの下降動作により、本スティック供給部の本ステ
ィック4を、その直下に到達した冷菓用モールド10内
の仮スティック型11aが抜き去られた箇所へ向かって
下降させる。
【0029】次に、以上のように構成される本発明のス
ティック付冷菓の製造装置を用いてスティック付冷菓を
製造する場合の、一連の作動について、図5に基づき説
明する。まず、図5の右端に示すように、空の冷菓用モ
ールド本体20の冷菓用モールド10(1個のみ図示)
が冷菓用モールド搬送路(A)によって順次間歇送りさ
れ、塊状食品投入装置46の直下に到達した時に、同装
置46から塊状食品2が冷菓用モールド10中に投入さ
れる。次に、冷菓用モールド10は、液状食品充填装置
47の直下へと移動し、ここで液状食品3aが冷菓用モ
ールド10中へ充填される。一方、スティック型本体2
0は、スティック型搬送路(B)によって、冷菓用モー
ルド10と同期して同じピッチで冷菓用モールド10の
上方に循環搬送されている。そして、上記冷菓原料が充
填された冷菓用モールド10が図中d点に到達した時点
で、シリンダ42の下降動作によって、前記冷菓用モー
ルド10の直上に到達したスティック型本体30が下降
し、スティック型搬送路(B)のレール片(図示せず)
とともに、到達した冷菓用モールド本体20の上に嵌合
するように乗せられ、スティック型本体30の仮スティ
ック11aが、冷菓用モールド10内の冷菓原料中に挿
入される。次いで、冷菓用モールド搬送路(A)の間歇
送り運動によって、冷菓用モールド本体20(冷菓用モ
ールド10)が定ピッチ分移動するにともなって、その
上に乗ったスティック型本体30は、ともに下降してき
たレール片(図示せず)から離脱し、冷菓用モールド搬
送路(A)に乗り移る。次いで、スティック型本体30
が乗った状態の冷菓用モールド10(冷菓用モールド本
体20)は、冷菓用モールド搬送路(A)において更に
進行方向(図中左方向)へ搬送され、冷媒槽12中に浸
漬されつつ進行することにより、冷菓用モールド10内
の冷菓は、一定時間、冷却硬化処理される。そして、ス
ティック型本体30が乗った状態の冷菓用モールド10
(冷菓用モールド本体20)が、e点に達する前に、エ
アシリンダー45が下降して待機しており、同シリンダ
ーに連結されたレール片(図示せず)により、搬送され
てきた冷菓用モールド10(冷菓用モールド本体20)
の上に乗ったスティック型本体30のみを係止して再度
上昇することにより、スティック型本体30の仮スティ
ック11aを冷菓用モールド10から引き抜き、スティ
ック型本体は30は、再びスティック型搬送路(B)に
戻り、同搬送路Bにおいて再びd点へ搬送される。一
方、上記仮スティック11aを抜き去られた冷菓用モー
ルド10は、冷菓用モールド搬送路(A)によって冷媒
槽12中に浸漬されながら更に進行することにより、同
モールド10内の液状食品3aと塊状食品2とは略凍結
固定される。そして、同モールド10が図中f点に達し
たときに、本スティック挿入装置14によって、本ステ
ィック4が上方から冷菓用モールド10内の液状食品3
aと塊状食品2の仮スティック11aが抜き去られた箇
所に挿入される。更に、上記冷菓用モールド10は、引
続き冷媒槽12内を進行しながら冷却され、内部の液状
食品3aは完全に凍結されて液状食品凍結物3bとな
り、それに伴って、塊状食品2も凍結固定される。更
に、冷菓用モールド10が、図中g点に達した時に、冷
菓用モールド10を冷媒槽12から引上げ、下方からノ
ズル13によって、温水等を噴射し、エアシリンダー4
9の昇降動作によって、スティック付冷菓1が冷菓用モ
ールド10から脱型され、冷菓用モールド搬送路(A)
とは別に設置された搬送路(C)に乗り移り、包装工程
等の次工程へと搬送される。
【0030】以上に述べた構成および一連の作動により
本発明の製造装置は、特にスティックの周辺に大型の氷
粒を多量に含有してなるスティック付冷菓を効率よく安
定生産化できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のスティック付冷
菓の製法は、塊状食品とシロップ等の液状食品とを各々
別々に冷菓用モールド内に供給した後、スティックと略
同一形状のスティック型(仮スティック)を挿入してい
るので、塊状物が浮き上がることなく、スティック型周
辺と冷菓用モールド内壁の間隙に押しつけられた状態で
保持される。そして、この状態で冷媒槽に浸漬して冷却
し塊状食品と液状食品とが略凍結固定された時点で、上
記スティック型を引き上げた後、本スティックを挿入
し、引き続き冷却しているので、大型の塊状食品が充填
されていても、本スティックの挿入がスムーズに行われ
るとともに、スティック周辺にも冷菓外周にも初期の形
状を維持した塊状食品がぎっしりと均一に詰まったよう
な外観の良好なスティック付冷菓とすることができる。
更に、本発明の製造装置は、従来の冷菓製造ラインにお
いて、前記冷菓用モールド内に、塊状食品と液状食品と
を別々に供給する装置と、前記供給装置の下流の冷菓用
モールド搬送路に沿って、その上方に設けられ、本ステ
ィックと略同一形状着脱自在のスティック型を前記冷菓
モールドと同期して循環させ、冷菓原料が充填された後
の冷菓用モールド内に前記スティック型を挿入する装置
と、その下流の所定位置に設けられ、前記冷菓用モール
ド内に挿入されたスティック型を引き抜く装置とを有す
るスティック型挿脱装置と、前記スティック型挿脱装置
の下流に設けられ、前記冷菓用モールドのスティック型
が引き抜かれた箇所に本スティックを挿入する本スティ
ック挿入装置を設けているので、特にスティックの周辺
に大型の氷粒を多量に含有してなるスティック付冷菓を
効率よく安定生産することができる。更に、スティック
型本体の端縁に凸部(又は凹部)を設けるとともに、冷
菓用モールド本体端縁の、スティック型本体の凸部(又
は凹部)と相応する位置に凹部(または凸部)を設ける
ことにより、スティック型を冷菓用モールドに、嵌合固
定することができるため、冷菓用モールド内の所定位置
にスティック型を常時確実に位置決め挿入することが可
能となり、常に一定の製品長のスティック付冷菓を安定
して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスティック付冷菓の一例を示す説明
図。
【図2】本発明のスティック付冷菓の製造工程の一例を
示す説明図。
【図3】本発明のスティック付冷菓の製造装置の一部を
示す説明図。
【図4】本発明のスティック型搬送路及び冷菓用モール
ド搬送路の断面の様子を示す説明図。
【図5】本発明のスティック付冷菓の製造装置の一例を
示す説明図。
【図6】従来のスティック付冷菓を示す説明図。
【図7】従来のスティック付冷菓の製法を示す説明図。
【符号の説明】
1 スティック付冷菓 2 塊状食品 3a 液状食品 3b 液状食品凍結物 4 本スティック 10 冷菓用モールド 11 スティック型 11a仮スティック 12 冷媒槽 13 ノズル 20 冷菓用モールド本体 21a端部 21b端部 22a凸部 22b凸部 23aレール 23bレール 30 スティック型本体 31a端部 31b端部 32a凹部 32b凹部 33aレール係止部 33bレール係止部 40 レール 40’レール片 41 チェーン 42 エアシリンダー 43 留め具 44 突起部 45 エアシリンダー 46 塊状食品投入装置 47 液状食品充填装置 48 レール 49 エアシリンダー 50 かき氷バー 51 細片状かき氷 52 スティック 60 スティック付冷菓 61 大型氷粒 62 スティック 70 スティック付冷菓 71 小型氷粒 72 スティック 80 スティック付冷菓 81 可食固形物小片 82 シロップ 83 混合物 84 冷菓用モールド 85 スティック 86 押型 87 冷媒槽 88 ホッパー 88a攪拌羽根 89 ノズル 90 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スティック周辺に塊状食品が分散含有さ
    れてなるスティック付冷菓を製造するに際し、下記工程
    を順次施すことを特徴とするスティック付冷菓の製法。 (1)冷菓用モールドに、塊状食品と液状食品とを別々
    に供給する工程。 (2)上記冷菓用モールドに、本スティックと略同一形
    状のスティック型を挿入する工程。 (3)上記スティック型が挿入された冷菓用モールドを
    冷媒槽に浸漬し冷却する工程。 (4)上記冷菓用モールド内の塊状食品と液状食品とが
    略凍結固定した時点で、上記スティック型を引き上げる
    工程。 (5)上記冷菓用モールド内の、スティック型を抜き去
    った箇所に、本スティックを挿入し、引き続き冷却する
    工程。
  2. 【請求項2】 順次供給される冷菓用モールド内に、冷
    菓原料を充填し、凍結硬化するとともに、本スティック
    を挿入し、スティック付冷菓を製造する装置において、
    前記冷菓用モールド内に、塊状食品と液状食品とを別々
    に供給する装置と、前記供給装置の下流の冷菓用モール
    ド搬送路に沿って、その上方に設けられ、本スティック
    と略同一形状着脱自在のスティック型を前記冷菓用モー
    ルドと同期して循環させ、冷菓原料が充填された後の冷
    菓用モールド内に前記スティック型を挿入する装置と、
    その下流の所定位置に設けられ、前記冷菓用モールド内
    に挿入されたスティック型を引き抜く装置とを有するス
    ティック型挿脱装置と、前記スティック型挿脱装置の下
    流に設けられ、前記冷菓用モールドのスティック型が引
    き抜かれた箇所に本スティックを挿入する本スティック
    挿入装置とを設けたことを特徴とするスティック付冷菓
    製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245442A (ja) * 2004-02-04 2005-09-15 Takeshita Seika Kk マシュマロ、マシュマロ入り飲料及びマシュマロ入り冷菓
JP2011015628A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Aisan Seisakusho:Kk 氷菓の製造方法及び製造装置
JP2013146223A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Saitoo Kikai Kinzoku Kk 氷菓モールド冷却装置

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