JPH08274747A - データ復調装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ復調装置およびデータ伝送方法

Info

Publication number
JPH08274747A
JPH08274747A JP7076871A JP7687195A JPH08274747A JP H08274747 A JPH08274747 A JP H08274747A JP 7076871 A JP7076871 A JP 7076871A JP 7687195 A JP7687195 A JP 7687195A JP H08274747 A JPH08274747 A JP H08274747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
data
reference data
symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7076871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3582139B2 (ja
Inventor
Yasu Ito
鎮 伊藤
Yasunari Ikeda
康成 池田
Tamotsu Ikeda
保 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP07687195A priority Critical patent/JP3582139B2/ja
Priority to US08/622,401 priority patent/US5867532A/en
Priority to DE69615600T priority patent/DE69615600T2/de
Priority to EP96302219A priority patent/EP0736986B1/en
Publication of JPH08274747A publication Critical patent/JPH08274747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3582139B2 publication Critical patent/JP3582139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路の伝送特性を考慮した最尤復号を行う
ことができるデータ復調装置等を提供することを目的と
する。 【構成】 復調器10は受信信号SINを復調して復調
信号S10を生成する。推定器12は可変係数Aとに基
づいて、推定量S12および削除制御信号S124を生
成する。補正器14は推定量S12に基づいて復調信号
S10を補正し、さらに、削除制御信号S124に基づ
いて復調信号S10から参照データのシンボルを削除す
る。復号器16は補正信号S14のブランチメトリック
を生成し、推定量S12に基づいて生成したブランチメ
トリックを重み付けし、最尤復号して伝送データを復号
し、復号信号SOUTとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定周期で所定の参照
データが挿入されて直交周波数多重(OFDM;Orthog
onal Frequency Division Multiplexing)され、所定の
伝送路を介して伝送されてきた伝送信号を受信し、参照
データを用いて伝送路の伝送特性を補償して復調するデ
ータ復調装置およびデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを伝送する場合には、
1つの搬送波信号の位相を伝送の対象となる伝送データ
の値に対応させる位相変調方式(PSK)、あるいは、
位相と振幅とを伝送データの値に対応させる直交変調方
式(QAM)が一般に用いられてきた。これらの方式
は、単一の搬送波信号を用いることからシングルキャリ
ア方式と呼ばれることがある。このシングルキャリア方
式に対して、複数の周波数の搬送波信号を用いてディジ
タルデータの伝送を行う直交周波数多重(OFDM)方
式等のマルチキャリア方式が用いられるようになってき
ている。
【0003】図15は、OFDM方式の伝送信号から伝
送データを復調する従来のデータ復調装置8の構成を示
す図である。図15に示すように、データ復調装置8は
復調装置(FFT)80、差動復号器82および最尤復
号器84から構成されており、伝送の対象となる伝送デ
ータがトレリス符号化変調され、さらに、直交周波数多
重化され、有線通信回線、無線通信回線あるいは放送回
線等の伝送路を介して伝送されてきた伝送信号(OFD
M方式の伝送信号)から伝送データを復調し、復号信号
SOUTとして出力する。
【0004】OFDM方式の伝送信号は、復調装置80
に前置される受信回路(図示せず)により伝送路から受
信され、ディジタル形式に変換されて受信信号SINと
して復調装置80に入力される。復調装置80は、受信
信号SINを高速フーリエ変換(FFT)して復調し、
復号信号として差動復号器82に対して出力する。な
お、OFDM方式においては、伝送データは、例えばト
レリス符号化変調され、さらに高速フーリエ逆変換IF
FT)により直交周波数多重化されて伝送信号となる。
従って、伝送信号(受信信号SIN)をFFTすること
により、直交周波数多重化される前の伝送データを復調
することができる。
【0005】差動復号器82は、復調装置80から入力
された復調信号を差動復号し、復号信号S82として最
尤復号器84に対して出力する。最尤復号器84は、差
動復号器82のブランチメトリックを生成し、このブラ
ンチメトリックに基づいて元の伝送データを最尤復号す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図15に示
したデータ復調装置8の復調装置80、差動復号器82
および最尤復号器84は個別に独立した処理を行うの
で、受信信号SINに対する伝送路の伝送特性が最尤復
号器84で考慮されることがない。最尤復号器84は、
復号信号S82の信号平面における信号点と仮定した信
号点とを比較して尤度判定を行ので、伝送特性の影響を
考慮しない場合には、その能力を完全には発揮できな
い。
【0007】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、トレリス符号化変調され、さ
らに、直交周波数多重化された伝送信号を復調して得ら
れた復調信号に対して、伝送路の伝送特性に基づいた補
正を行い、あるいは、伝送路の伝送特性を考慮した最尤
復号を行うことができるデータ復調装置およびデータ伝
送方法を提供することを目的とする。また、本発明は、
伝送信号が、伝送データをトレリス符号化変調し、さら
に直交周波数多重化することにより生成されている場合
に、最尤復号を行う際の符号化利得を高めることがで
き、伝送信号から伝送データを信頼性高く復調すること
ができるデータ復調装置およびデータ伝送方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1のデータ復調装置は、伝送の対象
となる伝送データに一定周期で所定の参照データが挿入
され、直交周波数多重化されて所定の伝送路を介して伝
送されてきた伝送信号から前記伝送データを復号するデ
ータ復号装置であって、前記伝送信号を前記直交周波数
多重化に対応する方法で復調して復調信号を生成する復
調手段と、前記復調信号から前記参照データのシンボル
を検出し、このシンボルの位置を示す位置信号を生成す
る位置信号生成手段と、信号平面において予想される前
記参照データのシンボルの信号点を示す参照データ予想
信号を生成する予想信号生成手段と、検出された前記参
照データのシンボルの信号平面における信号点と前記参
照データ予想信号とに基づいて、前記復調信号に対する
推定量を算出する推定量算出手段と、前記推定量に基づ
いて前記復調信号を補正し、前記伝送データを復号する
伝送データ復号手段とを有する。
【0009】好適には、前記伝送信号は、前記伝送デー
タがトレリス符号化変調され、前記参照データが挿入さ
れて直交周波数変調された信号であって、前記伝送デー
タ復号手段は、前記推定量に基づいて、前記復調信号を
補正する復調信号補正手段と、補正された前記復調信号
の信号点を複数、仮定する信号点仮定手段と、前記仮定
された複数の信号点と、補正された前記復調信号の信号
点との距離を算出し、この距離をそれぞれ前記推定量に
基づいて重み付けし、前記仮定された信号点と前記復調
信号とのブランチメトリックを算出するブランチメトリ
ック算出手段と、算出された前記ブランチメトリックに
基づいて前記伝送データを復号する復号手段とを有す
る。
【0010】好適には、前記推定量算出手段は、前記参
照データのシンボルを補正する参照データ補正手段と、
前記参照データ予想信号と前記補正された参照データの
シンボルとに基づいて前記推定量を算出する算出手段と
を有し、前記参照データ補正手段は、前記参照データの
シンボルを補正するたびに前記補正された参照データの
シンボルの値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶された前記補正された参照データのシンボルの値と、
最も新しく検出された前記参照データのシンボルの値と
の差分を算出する差分検出手段と、前記伝送路の伝送特
性に対応じた可変係数と算出された前記差分との乗算値
を算出する乗算手段と、算出された前記乗算値と前記補
正された参照データのシンボルの値とを加算して、前記
参照データのシンボルの値を補正する加算手段とを有す
る。
【0011】また、本発明に係る第2のデータ復調装置
は、伝送の対象となる伝送データがトレリス符号化変調
され、一定周期で所定の参照データが挿入されて直交周
波数多重化され、所定の伝送路を介して伝送されてきた
伝送信号から前記伝送データを復号するデータ復号装置
であって、前記伝送信号を前記直交周波数多重化に対応
する方法で復調して復調信号を生成する復調手段と、信
号平面において予想される前記参照データのシンボルの
信号点を示す参照データ予想信号を生成する予想信号生
成手段と、検出された前記参照データのシンボルの信号
平面における信号点と前記参照データ予想信号とに基づ
いて、前記復調信号に対する推定量を算出する推定量算
出手段と、前記復調信号の信号点を複数、仮定する信号
点仮定手段と、前記推定量に基づいて、前記仮定された
複数の信号点を重み付けする重み付け手段と、前記仮定
され、重み付けされた複数の信号点と前記復調信号の信
号点とのブランチメトリックを算出するブランチメトリ
ック算出手段と、算出された前記ブランチメトリックに
基づいて前記伝送データを復号する復号手段とを有す
る。
【0012】また、本発明に係るデータ伝送方法は、伝
送の対象となる伝送データに一定周期で所定の参照デー
タを挿入し、直交周波数多重化して伝送信号を生成し、
前記伝送信号を所定の伝送路を介して伝送し、前記伝送
信号を前記直交周波数多重化に対応する方法で復調して
復調信号を生成し、前記復調信号から前記参照データを
検出し、前記参照データのシンボルの信号平面における
信号点を予想し、検出された前記参照データのシンボル
の信号平面における信号点と、予想された前記参照デー
タのシンボルの信号平面における信号点とに基づいて、
前記伝送路の伝送特性の推定量を算出し、前記推定量に
基づいて前記復調信号の復号処理を行い、前記伝送デー
タを復号する。
【0013】
【作用】復調手段は、例えば伝送の対象となる伝送デー
タをトレリス符号化変調し、一定周期で所定の参照デー
タを挿入し、IFFTにより直交周波数多重化すること
により生成され、無線通信回線あるいは有線通信回線を
介して伝送されてきた伝送信号を、FFT変換により復
調して復調信号とする。位置信号生成手段は、復調信号
から参照データに対応するシンボルを検出し、このシン
ボルの位置を示す位置信号を生成する。予想信号生成手
段は、例えば、それまでに用いていた参照データのシン
ボルの信号平面(位相・振幅平面、複素平面)における
信号点と、新たに検出された参照データのシンボルの信
号点とに基づいて、予想される参照データの信号点の位
置を示す参照データ予想信号を生成する。
【0014】推定量算出手段は、検出された参照データ
のシンボルの信号点と参照データ予想信号とに基づい
て、伝送路の伝送特性が伝送信号に与えた影響に対応
し、復調信号に対する推定量を算出する。伝送データ復
号手段は、位置信号せいせい手段が生成した位置信号に
基づいて、参照データのシンボルを削除し、推定量算出
手段が生成した推定量に基づいて復調信号を補正する。
さらに、参照データのシンボルが削除され、補正された
復調信号を最尤復号する際に、推定量に基づいて重み付
けしたブランチメトリックを用いて伝送データを復号す
る。
【0015】
【実施例1】以下、本発明の第1の実施例を説明する。
図1は、第1の実施例における本発明に係るデータ復調
装置1の構成を示す図である。図1に示すように、デー
タ復調装置1は、復調器(FFT)10、推定器12、
補正器14および復号器16から構成されており、例え
ば伝送の対象となる伝送データをトレリス符号化変調
し、所定の既知の値の参照データを一定周期で挿入し、
IFFTにより直交周波数多重化(OFDM;Orthogon
al Frequency Division Multiplexing)することにより
生成され、無線通信回線あるいは有線通信回線等の伝送
路を介して伝送され、伝送路の伝送特性によりシンボル
単位で影響を受けた伝送信号(OFDM方式の伝送信
号)を、復調器10に前置される受信回路(図示せず)
により受信した受信信号SINから伝送データを復調
し、復調信号SOUTとして出力する。
【0016】復調器10は、OFDM方式の受信信号S
INを高速フーリエ変換(FFT)して復調し、伝送デ
ータおよび参照データのシンボルを含む復調信号S10
を生成して補正器14に対して出力する。
【0017】図2は、図1に示した推定器12の構成を
示す図である。図3は、図2に示した抽出器130の構
成を示す図である。推定器12は、図2に示すように、
検出部120、発生器126、算出器128および抽出
器130から構成され、検出部120は、遅延器122
および検出器124から構成され、抽出器130は、図
3に示すように、減算器132、乗算器134、加算器
136およびFIFOメモリ138から構成されてい
る。
【0018】これらの各構成部分により、推定器12
は、復調信号S10と、例えば参照データのシンボルの
振幅等に基づいて定められる可変係数A(0≦A≦1)
とに基づいて、伝送信号に対する伝送路の伝送特性の影
響に対応しており、補正器14において復調信号S10
に対する補正に用いられ、復号器16においてブランチ
メトリックの重み付けに用いられる推定量S12、およ
び、復調信号における参照データのシンボルの位置を示
す削除制御信号S124を生成して、補正器14および
復号器16に対して出力する。
【0019】検出部120において、遅延器122は復
調信号S10を、参照データが伝送信号に挿入される期
間に対応する時間だけ遅延し、遅延信号S124として
検出器124に対して出力する。検出器124は、復調
信号S10と遅延信号S124の関係を調べることによ
り、復調信号S10から参照データの既知のシンボルを
検出し、復調信号における参照データのシンボルのタイ
ミングを示す抽出制御信号C130および削除制御信号
S124を生成し、抽出器130および補正器14に対
してそれぞれ出力する。
【0020】抽出器130は、抽出制御信号C130に
基づいて復調信号S10に含まれる参照データのシンボ
ルを抽出し、参照データのシンボルに含まれる雑音成分
を削除する補正を行って、補正された参照データのシン
ボル(補正参照シンボル)S130を算出器128に対
して出力する。抽出器130において、減算器132
は、復調信号S10から、FIFOメモリ138に記憶
されており、前の参照データの周期において補正され、
記憶された参照データのシンボルの値S130を減算
し、減算値S132を乗算器134に対して出力する。
【0021】乗算器134は、参照データのシンボルの
値に応じて定められる可変係数Aと減算器132が算出
した減算値S132とを乗算し、乗算値S134を加算
器136に対して出力する。加算器136は、乗算値S
134と、FIFOメモリ138に記憶されており、前
の参照データの周期において補正された参照データのシ
ンボルの値S130とを加算して補正し、補正値S13
6をFIFOメモリ138に対して出力する。
【0022】FIFOメモリ138の書込許可入力端子
(WE)には、抽出制御信号C130が入力されてお
り、抽出制御信号C130に同期して補正値S136を
記憶し、補正参照シンボルS130として算出器128
に対して出力する。従って、FIFOメモリ138は減
算器132、乗算器134および加算器136により参
照データの挿入される周期ごとに補正された参照データ
のシンボルの値(補正参照シンボルS130)が記憶さ
れる。
【0023】図4は、図3に示した乗算器134に入力
される可変係数Aを変更した場合の伝達関数を示す図で
ある。図4に示すように、可変係数Aの値が0の場合に
は、前の周期の補正参照シンボルの値が再度、FIFO
メモリ138に記憶され、出力される。また、可変係数
Aの値が1の場合には、FIFOメモリ138に記憶さ
れた前の周期の補正参照シンボルS130の値は意味が
なくなり、最も新しく復調信号S10から検出された参
照データのシンボルの値のみがFIFOメモリ138に
記憶され、出力されることになる。
【0024】可変係数Aの値が小さいということは、抽
出器130全体としての通過周波数帯域が狭くなること
を意味する。従って、可変係数Aの値を小さくすると雑
音除去効果が向上する。一方、この場合には、伝送路の
伝送特性の変化に対する追従性が悪くなる。逆に、可変
係数Aの値が大きいということは、抽出器130全体と
しての通過周波数帯域が広くなることを意味する。従っ
て、可変係数Aの値を大きくすると雑音除去効果が低下
する。一方、この場合には、伝送路の伝送特性の変化に
対する追従性が向上する。従って、伝送路の伝送特性が
安定している場合には、可変係数Aの値を小さくし、通
信回線の変更あるいは電源投入の際等、伝送路の伝送特
性の変化に対する追従性を向上させなければならない場
合には、伝送係数Aの値を大きくするのが望ましい。こ
のように、可変係数Aの値を可変とすることが望ましい
が、このことは、例えば参照データのシンボルの振幅の
値に応じてROMテーブルから読み出す等の方法により
容易に実現可能である。
【0025】発生器126は、送信側において挿入され
る参照データのシンボルと同じデータパターンを発生す
ることにより、参照データのシンボルの信号点が信号平
面において本来占めるべき位置を予想し、参照データ予
想信号S126として算出器128に対して出力する。
算出器128は、補正参照シンボルS130と参照デー
タ予想信号S126とに基づいて、伝送路の伝送特性に
より伝送信号が受けた影響を推定し、推定量S12とし
て出力する。
【0026】図5は、図2に示した算出器128におけ
る推定量の算出に関する演算を説明する図であって、
(A)は、図2に示した抽出器130から出力される複
素数表現した信号平面における補正参照シンボルS13
0の信号点と、発生器126から出力される参照データ
予想信号S126の信号点を例示し、(B)は、(A)
に示した補正参照シンボルS130の信号点と参照デー
タ予想信号S126の信号点とに基づいた算出器128
による演算の結果得られた推定量を示す。
【0027】補正参照シンボルS130と参照データ予
想信号S126との信号平面における関係は、複素数表
現した場合、例えば図5(A)に示した通りとなる。算
出器128は、補正参照シンボルS130と参照データ
予想信号S126とについて式1の演算を行い、図5
(B)に示す推定量S12(Ic ,Qc )を算出する。
式1の演算は、所定の演算回路、計算機あるいは補正参
照シンボルS130の値と参照データ予想信号S126
の値に応じた推定量S12を記憶したROMテーブルを
参照すること等により容易に実現可能である。
【0028】
【数1】 Ic =(Id ・Ir +Qd ・Qr )/(Id 2 +Qd 2 ) Qc =(Id ・Qr +Qd ・Ir )/(Id 2 +Qd 2 ) (1) ただし、Id ,Ir は、それぞれ補正参照シンボルS1
30および参照データ予想信号S126の信号点の実数
成分を示し、Qd ,Qr は、それぞれ補正参照シンボル
S130および参照データ予想信号S126の信号点の
虚数成分を示し、Ic ,Qc は、それぞれ補正量S12
の実数成分および虚数成分を示す。
【0029】以下、推定器12の動作をまとめて説明す
る。図6は、図1に示した推定器12の動作を示す図で
ある。図6(A)に示す伝送信号(信号系列)は、復調
器10による復調され、復調信号S10としてシンボル
単位で遅延器122に入力される。図6(B),(C)
に示すように、遅延器122は、参照データ(Ref)
が伝送信号に挿入される周期だけ復調信号S10を遅延
し、検出器124は、図6(C)に示すタイミングで復
調信号S10と遅延信号S124とに基づいて参照デー
タのシンボルを検出し、図6(E)に示す抽出制御信号
C130を生成する。
【0030】抽出器130は、図6(F)(図6(B)
に同じ),(G)に示すように、復調信号S10から参
照データのシンボルを抽出し、補正して補正参照データ
S130として出力する。算出器128は、補正参照シ
ンボルS130および参照データ予想信号S126に対
して式1に示した演算を行い、補正量S12を生成して
出力する。
【0031】図7は、図1に示した補正器14の構成お
よび動作を示す図であって、(A)は補正器14の構成
を示し、(B)は復調信号S10を示し、(C)は削除
信号S140を示し、(D)は補正信号S14を示す。
図8は、図1および図7に示した補正器14における復
号信号S10に対する補正に関する演算を説明する図で
あって、(A)は、復号信号S10に含まれる伝送デー
タのシンボルと補正信号S14の複素数表現した信号点
を例示し、(B)は補正量S12の信号点を示す。
【0032】図7に示すように、補正器14は削除器1
40および演算器142とから構成されており、推定器
12から入力された推定量S12に基づいて復調信号S
10を補正し、さらに、削除制御信号S124に基づい
て復調信号S10から参照データのシンボルを削除し、
補正信号S14として復号器16に対して出力する。削
除器140は、推定器12から入力された削除制御信号
S124に基づいて、復調信号S10から参照データの
シンボルを削除する。なお、補正器14から出力される
補正信号S14は復調信号S10よりも信号速度が遅く
なるため、信号速度の変換が必要になるが、このような
動作を行う信号速度変換器は、図示の簡略化のために省
略してある。
【0033】演算器142は、推定量S130に基づい
て、復調信号S10に対して式2に示す演算を行い、補
正する。つまり、信号点が図8(A)に示す位置にある
伝送データのシンボルに対して、図8(B)(図5
(B)に同じ)に示す推定量S130を用いて式2の演
算を行うと、図8(A)に示す補正信号S14を得るこ
とができる。式2の演算も、式1と同様な方法で容易に
実現可能である。
【0034】
【数2】 Io =Ic ・I−Qc ・Q Qo =Qc ・I−Ic ・Q (2) ただし、I,Qは、復号信号S10に含まれる伝送デー
タのシンボルの信号点の実数成分と虚数成分であり、I
o ,Qo は、補正信号S14に含まれる伝送データのシ
ンボルの信号点の実数成分と虚数成分である。
【0035】図9は、図1に示した復号器16の構成を
示す図である。図10は、図9に示したブランチメトリ
ック計算器160の構成を示す図である。復号器16
は、図9に示すように、ブランチメトリック計算器16
0、ステート判定器162およびパス選択器164から
構成されており、ブランチメトリック計算器160は、
図10に示すように、仮定点発生器170、距離計算器
172および重み付け器174から構成されている。復
号器16は、基本的にはビタビ復号器として動作し、補
正器14から入力された補正信号S14のブランチメト
リックを生成し、推定器12から入力された推定量S1
2に基づいて生成したブランチメトリックを重み付け
し、最尤復号して補正信号S14から伝送データを復号
し、復号信号SOUTとして出力する。
【0036】ブランチメトリック計算器160におい
て、仮定点発生器170は、補正信号S14の信号点を
仮定して仮定信号点S170として距離計算器172に
対して出力する。距離計算器172は、仮定信号点S1
70と補正信号S14との距離(ユークリッド距離、ユ
ークリッド距離の2乗、ハミング距離および絶対値距離
内のいずれか)を計算し、距離信号S172として重み
付け器174に対して出力する。
【0037】重み付け器174は、距離信号S172を
推定量S12に基づいて重み付けして(図11(C)の
式に示す演算を行って(但し、H=S12))ステート
メトリックを生成し、ステートメトリックS160とし
てステート判定器162に対して出力する。ステート判
定器162およびパス選択器164は、従来からビタビ
復号器に用いられているステート判定器およびパス選択
器と同じであって、ステートメトリックS160から伝
送データを復号し復号信号SOUTとして出力する。
【0038】図11は、図10に示した重み付け器17
4の動作を示す図であって、(A)は送信時の伝送デー
タのシンボルの信号点と受信時の伝送データのシンボル
を例示し、(B)は重み付け器174による重み付けを
行わない場合を示し、(C)は重み付け器174による
重み付けを行う場合を示す。重み付け器174による復
号動作は図11(C)に示す通りである。つまり、距離
計算器172により黒丸Yが補正信号S14の復調点と
され、さらに伝送路特性に対応する推定量S12に基づ
いて黒四角の点に補正される。この点に対し各仮定点
(×印)からの距離(破線矢印)が求められる。重み付
け器174は、求められた距離を推定量S12に基づい
て重み付けし、ブランチメトリック値(実線矢印)を求
める。なお、重み付け器174による重み付けを行なわ
ない場合には、ブランチメトリックS160の値は図1
1(B)に示す通りになる。
【0039】なお、データ復調装置1において、復調器
10が本発明に係る復調手段に相当し、推定器12の検
出部120が本発明に係る位置信号生成手段に相当し、
発生器126が本発明に係る予想信号生成手段に相当
し、推定器12の抽出器130および算出器128が本
発明に係る推定量算出手段に相当し、補正器14および
復号器16が本発明に係る伝送データ復号手段に相当す
る。
【0040】以下、再び図1を参照してデータ復調装置
1の動作を説明する。復調器10は、受信した伝送信号
(受信信号SIN)を復調して復調信号S10を生成す
る。推定器12は、復調信号S10と可変係数Aとに基
づいて、推定量S12、および、復調信号における参照
データのシンボルの位置を示す削除制御信号S124を
生成する。
【0041】補正器14は、推定量S12に基づいて復
調信号S10を補正し、さらに、削除制御信号S124
に基づいて復調信号S10から参照データのシンボルを
削除する。復号器16は、補正信号S14のブランチメ
トリックを生成し、推定量S12に基づいて生成したブ
ランチメトリックを重み付けし、最尤復号して伝送デー
タを復号し、復号信号SOUTとして出力する。以上説
明したように、本発明に係るデータ復調装置1によれ
ば、復号器16が伝送路の伝送特性に対応した最尤復号
を行うので、受信信号SINに対する伝送路の伝送特性
を考慮した復号を行うことができる。従って、その能力
を完全に発揮することができる。
【0042】
【実施例2】以下、第2の実施例を説明する。図12
は、図1に示したデータ復調装置1において、補正器1
4に置換して用いられる補正器144の構成および動作
を示す図であって、(A)は補正器144の構成を示
し、(B)は復調信号S10を示し、(C)は演算器1
46の出力信号を示し、(D)は削除器148の出力信
号を示す。図12(A)に示すように、補正器14と異
なり、補正器144においては、演算器142および削
除器140とそれぞれ同じ動作をする演算器148の位
置と削除器148の位置とが逆転しており、図12
(B)〜(D)に示すように、推定量S12に基づいて
先に復調信号S10に対する補正を行ってから参照デー
タのシンボルを削除し、補正信号S144として出力す
るように構成されている。補正器144が出力する補正
信号S144と、補正器14が出力するS14とは、全
く同一となる。なお、図7と同様に図12においても、
信号速度変換器は省略して示してある。
【0043】
【実施例3】以下、本発明の第3の実施例を説明する。
図13は、第3の実施例における本発明に係るデータ復
調装置2の構成を示す図である。なお、データ復調装置
2の構成部分の内、第1の実施例に示したデータ復調装
置1の構成部分と同一のものには、同一の符号を付して
示してある。図14は、図13に示したブランチメトリ
ック計算器22の動作を示す図である。図13に示すよ
うに、データ復調装置2は、データ復調装置1における
補正器14等を省略し、復号信号S10を直接、距離計
算器172と同じ動作を行う距離計算機20に入力する
ように構成されている。
【0044】図14は、図13に示すデータ復調装置2
の動作を示す図である。復調信号S10は、削除器14
0により参照データのシンボルが削除され、距離計算機
20、仮定点発生器170および距離計算器172から
構成されるブランチメトリック計算器22に入力され
る。重み付け器174は、仮定点発生器170により生
成された仮定信号点S170を推定量S12に基づいて
重み付けし(図14の式中のCn ×Hの演算を行い)、
仮定信号点S174として距離計算機20に対して出力
する。距離計算機20は、推定量S12により重み付け
された仮定点信号S170と補正信号S14との距離を
計算して(図14の式の演算を行って)ブランチメトリ
ックを生成する。
【0045】つまり、図14に示すように、まず、重み
付け器174は、伝送路の伝送特性に対応する推定量S
12に基づいて、仮定点信号S170(実線の×印)を
重み付けし、仮定点信号S174(破線の×印)を生成
する。距離計算機20は、これらの仮定点信号S174
と復調信号S10の伝送データのシンボルの信号点(黒
丸)よりブランチメトリック(実線矢印)を算出する。
ステート判定器162およびパス選択器164は、距離
計算機20により生成されたブランチメトリックから伝
送データを復号し、復号信号SOUTとして出力する。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るデータ復
調装置およびデータ伝送方法によれば、トレリス符号化
変調され、さらに、直交周波数多重化された伝送信号を
復調して得られた復調信号に対して、伝送路の伝送特性
に基づいた補正を行い、あるいは、伝送路の伝送特性を
考慮した最尤復号を行うことができる。また、本発明に
係るデータ復調装置およびデータ伝送方法によれば、伝
送信号が、伝送データをトレリス符号化変調し、さらに
直交周波数多重化することにより生成されている場合
に、最尤復号を行う際の符号化利得を高めることがで
き、伝送信号から伝送データを信頼性高く復調すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における本発明に係るデータ復調
装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示した推定器の構成を示す図である。
【図3】図2に示した抽出器の構成を示す図である。
【図4】図3に示した乗算器に入力される可変係数Aを
変更した場合の伝達関数を示す図である。
【図5】図2に示した算出器における推定量の算出に関
する演算を説明する図であって、(A)は、抽出器から
出力される複素数表現した信号平面における補正参照シ
ンボルS130の信号点と、発生器から出力される参照
データ予想信号S126の信号点を例示し、(B)は、
(A)に示した補正参照シンボルS130の信号点と参
照データ予想信号S126の信号点とに基づいた算出器
による演算の結果得られた推定量を示す。
【図6】図1に示した推定器の動作を示す図である。
【図7】図1に示した補正器の構成および動作を示す図
であって、(A)は補正器の構成を示し、(B)は復調
信号S10を示し、(C)は削除信号S140を示し、
(D)は補正信号S14を示す。
【図8】図1に示した補正器における復号信号S10に
対する補正に関する演算を説明する図であって、(A)
は、復号信号S10に含まれる伝送データのシンボルと
補正信号S14の複素数表現した信号点を例示し、
(B)は補正量S12の信号点を示す。
【図9】図1に示した復号器の構成を示す図である。
【図10】図9に示したブランチメトリック計算器の構
成を示す図である。
【図11】図10に示した復号器の動作を示す図であっ
て、(A)は送信時の伝送データのシンボルの信号点と
受信時の伝送データのシンボルを例示し、(B)は重み
付け器による重み付けを行わない場合を示し、(C)は
重み付け器による重み付けを行う場合を示す。
【図12】図1に示したデータ復調装置1において、補
正器14に置換して用いられる補正器144の構成およ
び動作を示す図であって、(A)は補正器144の構成
を示し、(B)は復調信号S10を示し、(C)は演算
器の出力信号を示し、(D)は削除器の出力信号を示
す。
【図13】第3の実施例における本発明に係るデータ復
調装置の構成を示す図である。
【図14】図13に示したブランチメトリック計算器の
動作を示す図である。
【図15】OFDM方式の伝送信号から伝送データを復
調する従来のデータ復調装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,…データ復調装置、10…復調器、12…推定器、
120…検出部、122…遅延器、124…検出器、1
26…発生器、128…算出器、130…抽出器、13
2…減算器、134…乗算器、136…加算器、138
…FIFOメモリ、14,144…補正器、140,1
48…削除器、142,146…演算器、16…復号
器、160…ブランチメトリック計算器、170…仮定
点発生器、172…距離計算器、174…重み付け器、
162…ステート判定器、164…パス選択器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送の対象となる伝送データに一定周期で
    所定の参照データが挿入され、直交周波数多重化されて
    所定の伝送路を介して伝送されてきた伝送信号から前記
    伝送データを復号するデータ復号装置であって、 前記伝送信号を前記直交周波数多重化に対応する方法で
    復調して復調信号を生成する復調手段と、 前記復調信号から前記参照データのシンボルを検出し、
    このシンボルの位置を示す位置信号を生成する位置信号
    生成手段と、 信号平面において予想される前記参照データのシンボル
    の信号点を示す参照データ予想信号を生成する予想信号
    生成手段と、 検出された前記参照データのシンボルの信号平面におけ
    る信号点と前記参照データ予想信号とに基づいて、前記
    復調信号に対する推定量を算出する推定量算出手段と、 前記推定量に基づいて前記復調信号を補正し、前記伝送
    データを復号する伝送データ復号手段とを有するデータ
    復調装置。
  2. 【請求項2】前記伝送信号は、前記伝送データがトレリ
    ス符号化変調され、前記参照データが挿入されて直交周
    波数変調された信号であって、 前記伝送データ復号手段は、 前記推定量に基づいて、前記復調信号を補正する復調信
    号補正手段と、 補正された前記復調信号の信号点を複数、仮定する信号
    点仮定手段と、 前記仮定された複数の信号点と、補正された前記復調信
    号の信号点との距離を算出し、この距離をそれぞれ前記
    推定量に基づいて重み付けし、前記仮定された信号点と
    前記復調信号とのブランチメトリックを算出するブラン
    チメトリック算出手段と、 算出された前記ブランチメトリックに基づいて前記伝送
    データを復号する復号手段とを有する請求項1に記載の
    データ復調装置。
  3. 【請求項3】前記推定量算出手段は、 前記参照データのシンボルを補正する参照データ補正手
    段と、 前記参照データ予想信号と前記補正された参照データの
    シンボルとに基づいて前記推定量を算出する算出手段と
    を有し、 前記参照データ補正手段は、 前記参照データのシンボルを補正するたびに前記補正さ
    れた参照データのシンボルの値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記補正された参照データの
    シンボルの値と、最も新しく検出された前記参照データ
    のシンボルの値との差分を算出する差分検出手段と、 前記伝送路の伝送特性に対応じた可変係数と算出された
    前記差分との乗算値を算出する乗算手段と、 算出された前記乗算値と前記補正された参照データのシ
    ンボルの値とを加算して、前記参照データのシンボルの
    値を補正する加算手段とを有する請求項1に記載のデー
    タ復調装置。
  4. 【請求項4】伝送の対象となる伝送データがトレリス符
    号化変調され、一定周期で所定の参照データが挿入され
    て直交周波数多重化され、所定の伝送路を介して伝送さ
    れてきた伝送信号から前記伝送データを復号するデータ
    復号装置であって、 前記伝送信号を前記直交周波数多重化に対応する方法で
    復調して復調信号を生成する復調手段と、 信号平面において予想される前記参照データのシンボル
    の信号点を示す参照データ予想信号を生成する予想信号
    生成手段と、 検出された前記参照データのシンボルの信号平面におけ
    る信号点と前記参照データ予想信号とに基づいて、前記
    復調信号に対する推定量を算出する推定量算出手段と、 前記復調信号の信号点を複数、仮定する信号点仮定手段
    と、 前記推定量に基づいて、前記仮定された複数の信号点を
    重み付けする重み付け手段と、 前記仮定され、重み付けされた複数の信号点と前記復調
    信号の信号点とのブランチメトリックを算出するブラン
    チメトリック算出手段と、 算出された前記ブランチメトリックに基づいて前記伝送
    データを復号する復号手段とを有するデータ復調装置。
  5. 【請求項5】伝送の対象となる伝送データに一定周期で
    所定の参照データを挿入し、直交周波数多重化して伝送
    信号を生成し、 前記伝送信号を所定の伝送路を介して伝送し、 前記伝送信号を前記直交周波数多重化に対応する方法で
    復調して復調信号を生成し、 前記復調信号から前記参照データを検出し、 前記参照データのシンボルの信号平面における信号点を
    予想し、 検出された前記参照データのシンボルの信号平面におけ
    る信号点と、予想された前記参照データのシンボルの信
    号平面における信号点とに基づいて、前記伝送路の伝送
    特性の推定量を算出し、 前記推定量に基づいて前記復調信号の復号処理を行い、
    前記伝送データを復号するデータ伝送方法。
JP07687195A 1995-03-31 1995-03-31 データ復調装置およびデータ伝送方法 Expired - Lifetime JP3582139B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07687195A JP3582139B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 データ復調装置およびデータ伝送方法
US08/622,401 US5867532A (en) 1995-03-31 1996-03-27 Data reception apparatus, data transmission apparatus and method thereof
DE69615600T DE69615600T2 (de) 1995-03-31 1996-03-29 Datenempfangssystem und geeignetes Verfahren, welche im Übertragungssignal eingefügte Bezugsdaten verwenden, um die Qualität des Übertragungskanals abzuschätzen
EP96302219A EP0736986B1 (en) 1995-03-31 1996-03-29 Data reception apparatus and method thereof which use reference data inserted into a transmission signal in order to estimate the transmission channel quality

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07687195A JP3582139B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 データ復調装置およびデータ伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08274747A true JPH08274747A (ja) 1996-10-18
JP3582139B2 JP3582139B2 (ja) 2004-10-27

Family

ID=13617708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07687195A Expired - Lifetime JP3582139B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 データ復調装置およびデータ伝送方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5867532A (ja)
EP (1) EP0736986B1 (ja)
JP (1) JP3582139B2 (ja)
DE (1) DE69615600T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296354A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム及び受信装置並びに受信信号処理方法
JP2011045130A (ja) * 2000-07-13 2011-03-03 Panasonic Corp Ofdm受信装置
WO2014091879A1 (ja) 2012-12-14 2014-06-19 三菱電機株式会社 Qam変調通信システムの多値差動復号装置および方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU4238697A (en) 1996-08-29 1998-03-19 Cisco Technology, Inc. Spatio-temporal processing for communication
GB9700947D0 (en) * 1997-01-17 1997-03-05 Digi Media Vision Ltd Method and apparatus for receiving frequency division multiplex signals
GB9703634D0 (en) * 1997-02-21 1997-04-09 Digi Media Vision Ltd Method and apparatus for transmitting frequency division multiplex signals
JPH10322408A (ja) * 1997-03-19 1998-12-04 Sony Corp 受信装置及び信号受信方法
EP0869645A3 (en) * 1997-03-31 2001-05-16 Victor Company Of Japan, Ltd. Phase and amplitude correction in a multicarrier receiver
JP3797397B2 (ja) * 1997-05-02 2006-07-19 ソニー株式会社 受信装置および受信方法
JP3745502B2 (ja) * 1997-06-24 2006-02-15 ソニー株式会社 受信装置及び送受信装置並びに通信方法
DE69819673T2 (de) * 1998-01-19 2004-09-30 Victor Company of Japan, Ltd., Yokohama Anordnung zur Symbolsynchronisierung in einem OFDM-Übertragungssystem unter Verwendung der Eigenschaften eines Kommunikationskanals
US6327314B1 (en) * 1998-04-01 2001-12-04 At&T Corp. Method and apparatus for channel estimation for multicarrier systems
US6314146B1 (en) * 1998-06-05 2001-11-06 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Peak to average power ratio reduction
JP4287536B2 (ja) * 1998-11-06 2009-07-01 パナソニック株式会社 Ofdm送受信装置及びofdm送受信方法
DE19943855A1 (de) * 1999-09-13 2001-03-22 Deutsch Zentr Luft & Raumfahrt Verfahren zur differentiellen Demodulation von digital in Form einer differentiellen Modulation übertragenen Signalen
US7099413B2 (en) * 2000-02-07 2006-08-29 At&T Corp. Method for near optimal joint channel estimation and data detection for COFDM systems
US6477210B2 (en) * 2000-02-07 2002-11-05 At&T Corp. System for near optimal joint channel estimation and data detection for COFDM systems
EP1275214B1 (en) * 2000-03-24 2007-08-15 Atheros Communications, Inc. Decoding system and method for digital communications
KR20010094694A (ko) * 2000-04-06 2001-11-01 윤종용 티시엠 복호장치 및 방법
US7346131B2 (en) * 2002-07-10 2008-03-18 Zoran Corporation System and method for pre-FFT OFDM fine synchronization
GB2395097B (en) * 2002-11-07 2005-11-09 Motorola Inc A decoder apparatus and method of decoding therefor
JP3662579B2 (ja) * 2003-05-30 2005-06-22 三菱電機株式会社 Ofdm信号受信装置及びofdm信号受信方法
CN101809890A (zh) * 2007-09-25 2010-08-18 京瓷株式会社 无线通信装置和无线通信方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2671923B1 (fr) * 1991-01-17 1993-04-16 France Etat Dispositif de demodulation coherente de donnees numeriques entrelacees en temps et en frequence, a estimation de la reponse frequentielle du canal de transmission et seuillage, et emetteur correspondant.
JP2904986B2 (ja) * 1992-01-31 1999-06-14 日本放送協会 直交周波数分割多重ディジタル信号送信装置および受信装置
FR2690029B1 (fr) * 1992-04-08 1995-03-31 France Telecom Procédé de transmission de données numériques de radiomessagerie, et récepteur de radiomessagerie correspondant.
DE4306590A1 (de) * 1992-09-21 1994-03-24 Rohde & Schwarz Digitales Rundfunk-Sendernetz-System
DE4240226C2 (de) * 1992-11-30 1996-12-12 Deutsche Forsch Luft Raumfahrt Verfahren zum digitalen Übertragen von hierarchischen HDTV-, EDTV- und SDTV-Fernsehsignalen
EP0617531A1 (en) * 1993-03-25 1994-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multiresolution transmission system
US5659573A (en) * 1994-10-04 1997-08-19 Motorola, Inc. Method and apparatus for coherent reception in a spread-spectrum receiver
US5748677A (en) * 1996-01-16 1998-05-05 Kumar; Derek D. Reference signal communication method and system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045130A (ja) * 2000-07-13 2011-03-03 Panasonic Corp Ofdm受信装置
JP2009296354A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム及び受信装置並びに受信信号処理方法
WO2014091879A1 (ja) 2012-12-14 2014-06-19 三菱電機株式会社 Qam変調通信システムの多値差動復号装置および方法
US9143273B2 (en) 2012-12-14 2015-09-22 Mitsubishi Electric Corporation Multi-level differential decoding device and method for quadrature amplitude modulation communication system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3582139B2 (ja) 2004-10-27
DE69615600T2 (de) 2002-07-11
DE69615600D1 (de) 2001-11-08
EP0736986B1 (en) 2001-10-04
EP0736986A1 (en) 1996-10-09
US5867532A (en) 1999-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08274747A (ja) データ復調装置およびデータ伝送方法
KR100377257B1 (ko) 멀티-캐리어 복조 시스템내 정밀 주파수 동기화 방법 및장치
EP1172982B1 (en) Carrier recovery in a multicarrier receiver
JP4068451B2 (ja) ダイバーシティ受信機
KR101199374B1 (ko) 디지털 방송 시스템 및 처리 방법
TWI394394B (zh) 調幅帶內同頻無線電接收器之符號追蹤
US20110200058A1 (en) Hypothesis-based frame synchronization in a digital communications system
US8937996B2 (en) Receiver with ICI noise estimation
US20040218519A1 (en) Apparatus and method for estimation of channel state information in OFDM receivers
JP3110423B1 (ja) 周波数選択性妨害に対応する誤り訂正装置
GB2470755A (en) Data processing apparatus and method
KR20010042709A (ko) 멀티-캐리어 복조 시스템내 에코 위상 오프셋 정정
EP1630990A1 (en) Ofdm signal receiver apparatus and ofdm signal receiving method
US20080107190A1 (en) Method for forming a bit log-likelihood ratio from symbol log-likelihood ratio
JP4774160B2 (ja) Ofdm受信装置
KR20110108364A (ko) Ofdm 송신 시스템에서 위상 잡음을 추정하기 위한 방법 및 장치
US20090060072A1 (en) Decoding method for receiving ofdm signals, and decoding apparatus and receiving apparatus using the same
JP2005286362A (ja) デジタル受信機
JP2007104574A (ja) マルチキャリア無線受信機及び受信方法
JP5566223B2 (ja) ダイバーシティ受信装置及びダイバーシティ受信方法
JP4362955B2 (ja) 復調装置及び復調方法
JP4961033B2 (ja) Ofdm受信装置
JP2011024007A (ja) 遅延プロファイル測定装置およびデジタル放送受信機
JP2010268100A (ja) 受信装置および受信方法
US20090060071A1 (en) Demodulation method for receiving ofdm signals, and demodulation apparatus and receiving apparatus using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term