JPH08274618A - 耐過電圧集積回路出力バッファ - Google Patents

耐過電圧集積回路出力バッファ

Info

Publication number
JPH08274618A
JPH08274618A JP8035700A JP3570096A JPH08274618A JP H08274618 A JPH08274618 A JP H08274618A JP 8035700 A JP8035700 A JP 8035700A JP 3570096 A JP3570096 A JP 3570096A JP H08274618 A JPH08274618 A JP H08274618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
transistor
node
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8035700A
Other languages
English (en)
Inventor
Jonathan F Churchill
ジョナサン・エフ・チャーチル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAIPURESU SEMICONDUCTOR CORP
Cypress Semiconductor Corp
Original Assignee
SAIPURESU SEMICONDUCTOR CORP
Cypress Semiconductor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAIPURESU SEMICONDUCTOR CORP, Cypress Semiconductor Corp filed Critical SAIPURESU SEMICONDUCTOR CORP
Publication of JPH08274618A publication Critical patent/JPH08274618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触パッドまたは他の入出力接続により、集
積回路(IC)を外部電気装置に結合する耐過電圧出力
バッファ回路。 【解決手段】 出力バッファのプルアップ駆動トランジ
スタを含む半導体またはウェル領域をバイアスして、過
電圧状態下に接触パッドからICの供給レールに投入さ
れた電流を減少させる過電圧保護回路が提供される。保
護回路は、供給レールおよび接触パッドの間の電位差に
基づき基板をバイアスするように配置され、供給レール
と接触パッドのいずれも基板の電位を大幅に上回ること
のないようにしている。IC上の他の回路からバッファ
回路に送られる信号を阻止し、過電圧状態下でゲートソ
ース電位差がプルアップ駆動トランジスタに印加される
ことを防ぐ回路がさらに用意されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路のI/O
(入出力)接続を駆動させるのに適した耐過電圧バッフ
ァ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造に使用可能な製作プロセ
ス数の増加により、集積回路が機能を果たす動作条件に
おける多様性がますます広げられている。たとえば、供
給電圧、切換え電圧、入出力電圧の範囲は、異なるプロ
セスによって製作された集積回路の間では異なる。した
がって、ある集積回路に、異なるプロセスを使用して製
作された回路との互換性を持たせるために、その集積回
路が同一の製作プロセスを使用して製造された回路から
の電圧とは異なっているI/O装置が接続されたI/O
接続の電圧に耐性のある集積回路が必要とされる。
【0003】これまでに遭遇した1つの具体的な問題
は、集積回路の電源電圧よりも高い、I/O接続への電
圧の印加である。これは、I/O接続における過電圧状
態と呼ばれる。たとえば、相補性金属酸化膜半導体(C
MOS)回路は、3ボルトの電源電圧(ここで線間電圧
揺れは3ボルト)で動作するように製造されている。一
方、他の多くの回路は5ボルト電源を使用しているた
め、5ボルト域での出力を生成する。3ボルトのCMO
S回路がそのI/O接続に5ボルトの入力を受け取る
(過電圧状態)場合、3ボルトCMOS回路の出力バッ
ファ回路内で困難に遭遇する可能性がある。特に過電圧
状態の結果、3ボルトCMOS回路の出力バッファを経
て、I/O接続からの望ましくない大きな漏洩電流が発
生する。さらに、過電圧状態の結果として、CMOS回
路のラッチ・アップが生じる可能性がある。こうした現
象は共に、CMOS回路の動作にとって有害であり、極
端な場合には、回路の破損をもたらすこともある。
【0004】簡略化したCMOS出力バッファ回路2が
図1に示されている。この回路はバッファ2を含む集積
回路(IC)の接触パッドのような制御線15に受信さ
れる信号に応じてI/O接続8を駆動する。回路2は、
出力線11(OUTと表示)によりそのI/O接続8を
供給電圧線10(Vccと表示)に結合するPMOSプル
アップ・トランジスタ4を含んでいる。NMOSプルダ
ウン・トランジスタ6はI/O接続8をVssなどの他の
電源電圧またはアース(GND)に結合する。動作中
は、プルアップ・トランジスタ4およびプルダウン・ト
ランジスタ6は、制御線15により制御されて、I/O
接続8をVss(ゼロボルトなど)とVcc(電源電圧)の
間で出力電圧に変動を生じさせることのできるように、
供給レール10またはVss/GNDに選択的に結合する
ことができる。出力バッファ回路2がI/O接続8を正
の電源電圧Vccまで駆動させるためには、プルアップ・
トランジスタ4は、この機能にNMOS型トランジスタ
が使用された場合に起こるであろう望ましくない電圧の
低下を避けるために、PMOS型トランジスタでなけれ
ばならない。
【0005】CMOS製作プロセスにおいて、集積回路
を構成するPMOSおよびNMOSトランジスタは、シ
リコン基板の別の領域、すなわちP型トランジスタはN
型領域、N型トランジスタはP型領域に製作される。こ
れが行われる1つの方法は、N型トランジスタが形成さ
れるP型多数キャリアを半導体ウェーハに注入して、P
型トランジスタが製作される離散N型「ウェル」領域を
形成することであり、これはn−ウェルCMOSプロセ
スと呼ばれる。通常は、n−ウェル基板領域は、集積回
路の電源電圧にバイアスされ、中で形成されたトランジ
スタの適切な動作を推進する。
【0006】出力バッファ回路2の等価回路20が図2
に示されているが、これはI/O接続8への過電圧状態
の印加の結果を表している。電気装置12がI/O接続
8によりバッファ2に接続されることが示されている。
たとえば、装置12は、バッファ2を含むICよりも高
い電源電圧(たとえば5V)で動作する他の集積回路で
もよい。電気装置12が、出力線11の電位を出力バッ
ファの電源電圧Vcc以上に上昇させると、プルアップ・
トランジスタ4のドレイン端子は、そのゲート端子およ
びトランジスタが形成される基板領域の両方の電位以上
に上昇する。このために、P型プルアップ・トランジス
タ4は、オンになり出力線11から供給線10への電流
パスを形成し、またこのために、トランジスタ4のドレ
イン基板間のダイオードが順方向にバイアスされて、出
力線からVcc供給線へのもう1つの電流パスを形成す
る。この電流パスが図2において破線で示されている。
この構成によるとうまくいけば、I/O接続の電圧が、
バッファ2を含むICのVcc電源電圧以上に上昇するこ
とを抑えることができるが、投入電流のためにこの集積
回路内のCMOSラッチアップを起こす可能性もある。
【0007】同様の状況は、「ホット」または「ライブ
挿入」中にも起こる。この場合は、集積回路装置のI/
O接続は、電源がそこに接続される前に条件づけられる
(すなわちゼロ以外の電圧)ものと仮定している。I/
O接続に印加される電圧が、装置の動作電源電圧以上で
あるという意味においての過電圧にはならないとして
も、電源が装置に接続された(ランプされた)時、I/
O接続における瞬間電圧は、電源線に印加された電圧以
上の大きさになる。この例において、主に問題となるの
は、過度の電流がI/O接続から投入される場合のラッ
チアップである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】対応するI/O接続に
過電圧状態の印加に対する耐性を備え、電位がバッファ
回路の電源線における電位よりも大きい場合に、I/O
接続からの電流投入の程度を最小化しながら「ライブ−
挿入」をサポートすることのできる出力バッファ回路を
提供することが望ましいことは、以下の記述から明らか
である。また、バイポーラ技術ないし負荷ポンピング回
路の使用を必要とせずに、簡単なN−ウェルCMOS技
術を使用した上記したバッファ回路を提供することが望
ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】集積回路半導体素子のI
/O接続(たとえば接触パッド)からの投入電流を最小
化するために、I/O接続に対する出力バッファの駆動
トランジスタが製作される半導体基板の領域に印加され
たバイアス電圧の規制が、I/O接続における電位が基
板バイアス電位を大きく上回ることのないようにするた
めに利用できることが知られた。PMOSプルアップ・
トランジスタ回路が出力バッファのプルアップ部分に使
用されるCMOS用途においては、このバイアス電圧の
規制により、プルアップ・トランジスタによって形成さ
れた基板接続ダイオードへのドレインが、I/O接続か
らの投入電流を導通するような順方向にバイアスされな
いようにする。
【0010】本発明の一態様によれば、基板上に形成さ
れた少なくとも1つのプルアップ・トランジスタを有す
る駆動回路を備え、入出力接続の過電圧状態に耐える集
積回路出力バッファが提供される。基板は、基準電圧を
IC内の回路に供給する集積回路の電圧供給レールに接
続され、かつ電圧供給レールとI/O接続間の電位の差
に応じる過電圧保護回路によって入出力接続に接続され
ている。過電圧保護回路は、電位差に基づいて基板にバ
イアス電位を印加して、少なくとも1つのプルアップ・
トランジスタの導電端子において、電位が基板の電位を
大きく上回ることを防ぐようになっている。
【0011】本発明の実施態様において、過電圧保護回
路は、電圧供給レールから入出力接続へ直列に接続され
た第1および第2のバイアス・トランジスタと、直列接
続バイアス・トランジスタの間で基板に接続されたノー
ドとを備え、前記第1トランジスタの制御ノードは入出
力接続電位によって制御され、第2トランジスタの制御
ノードは供給レール電位によって制御される。
【0012】本発明の出力バッファは、少なくとも一つ
のプルアップ・トランジスタが半導体基板のn−ウェル
領域に構成されるPMOSトランジスタを含むCMOS
集積回路に特に適用できる。
【0013】過電圧状態を検出して少なくとも1つのプ
ルアップ・トランジスタのゲート・ノードを入出力接続
に接続する回路のように、過電圧の有害な効果に対して
さらに保護をもたらす追加回路が含まれることもある。
これにより、プルアップ・トランジスタの導電端子にお
ける増加電位が、トランジスタをオンにしたり、供給レ
ールへの電流パスを形成することを妨げている。
【0014】本発明の他の態様によれば、半導体基板の
領域に構成され、電圧供給レールから入出力ポートを駆
動するために接続された少なくとも1つの駆動トランジ
スタと、過電圧保護回路とを備えた半導体入出力インタ
ーフェースが提供される。過電圧保護回路は、電圧供給
レールと第1のノード間に接続され、入出力ポートにお
ける電圧によって制御される第1のバイアス・トランジ
スタと、第1のノードと入出力ポート間に接続され、供
給レールの電圧によって制御される第2のバイアス・ト
ランジスタとを含んでいる。第1のノードは、電流供給
レール上の供給レール電圧と入出力ポート電圧間のよう
に、その領域がより大きな電圧にほぼバイアスするよう
に基板の領域に電気的に接続される。
【0015】本発明の他の態様は、半導体基板領域に構
成された少なくとも1つのプルアップ・トランジスタを
含み、入出力接続を駆動させる出力バッファを備える半
導体集積回路で使用する方法であって、入出力接続への
過電圧が加えられているときに入出力接続から集積回路
に投入された電流を減少させる方法をも提供する。この
方法は、集積回路の供給レール電圧と入出力接続におけ
る電圧との間の電位差に基づいて前記領域にバイアス電
位を印加するようにされている。
【0016】この領域に印加されたバイアス電位は、供
給レール電圧と入出力接続電圧間のようにより大きな電
位にほぼ等しい電位であることが好ましい。
【0017】少なくとも1つのプルアップ・トランジス
タが、基板のn−ウェル領域に構成されたPMOSトラ
ンジスタであり、それが電圧供給レールと入出力接続に
接続されている場合、この方法はさらに、過電圧状態を
感知するステップと、前記過電圧状態を感知して少なく
とも1つのプルアップ・トランジスタのゲート・ノード
を入出力接続に接続するステップとを有する。
【0018】本明細書において、過電圧状態とは、入出
力接続が集積回路の通常の動作電位を上回る(たとえ
ば、電圧供給レール上の基準電圧を上回る)状態、およ
び、供給レールが電源に接続中に、I/O接続が最初に
集積回路の供給レールよりも大きな電位になる上記の
「ライブ挿入」状態が共に含まれるものとする。現実に
は、3ボルト定格のCMOS集積回路に対し、「5ボル
トの耐性」とは、Vcc供給レールが3.0ボルトの時に
外部装置がI/O接続に5.5ボルト電位を印加する場
合、3ボルト定格のICが、I/O接続からの投入電流
をI/O接続あたり100マイクロ・アンペア未満に制
限できることである。
【0019】また、本発明の出力バッファが入出力接続
に接続されるとしばしば記述されているが、これは、出
力バッファを備える集積回路がICから外部的に入出力
接続に印加される信号を受信できることを意味している
わけではない。たとえば、このI/O接続は、本発明の
出力バッファによって駆動される、単に集積回路の出力
として動作する。このような場合、I/O接続は、過電
圧電圧がそのI/O接続に印加されることがある、たと
えば(より高い動作電圧を有する)他の電気回路の出力
も接続される外部バスに接続されている。代わりに、本
発明の出力バッファが接続されたI/O接続はICの入
力バッファ回路に接続されるてもよい。この場合I/O
接続は、出力バッファによりI/Oを駆動し、また入力
バッファによって受信されるように外部電気回路からの
信号によって駆動されるI/O接続を有するように適合
されている。
【0020】さらに、トランジスタの「導電端子」とは
ソース/ドレイン端子またはコレクタ/エミッタ端子を
示し、これに対してゲートやベース端子またはノードは
「制御ノード」または「制御端子」と呼ばれる。特に、
MOS型集積回路トランジスタにおいては、製作された
素子は多くの場合対称であるため、ソースとドレインの
用語は、それに印加される相対電位により共用して使用
できる場合もある。
【0021】本発明の目的、特徴および利点は、以下の
詳細な説明を読むことにより、当業者には明らかになろ
う。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は、以下に、その好ましい
実施形態を参照しながら詳細に述べられる。以下の説明
において、本発明の深い理解をもたらすために、電圧お
よび特定のトランジスタ構成などの例のように、多くの
具体的な詳細が示される。しかし、当業者には、本発明
を実施するために、このような具体的な詳細は必ずしも
必要ではないことは明らかであろう。他の例において
は、周知の構造や本発明の核心には関連しない回路が、
本発明を必要以上に不明瞭にしないために、省略または
簡略化されている。
【0023】まず図7を参照すると、プルアップ駆動回
路のバイアス回路に関連する本発明の一態様を示す回路
30のブロック図が示されている。回路30は、集積回
路の出力制御線15から接触パッドのような入出力接続
8に信号を送る出力ドライバのプルアップ部分を示して
いる。回路30は、n−ウェルCMOS技術を使用して
製作された。上記のように、CMOS出力バッファのプ
ルアップ部分は、PMOS駆動トランジスタを使用して
回路30の駆動(プルアップ)回路32を形成するのが
望ましい。トランジスタは出力制御線15の制御のもと
で、出力線11が選択的に供給線10に接続できるよう
になっている。供給線10(電圧供給レールと呼ばれる
こともある)は、基準電圧(Vcc)をICの回路に供給
するものであることを理解されたい。
【0024】駆動回路32を形成するPMOSトランジ
スタは、P基板または層内のn−ウェル36に構成さ
れ、n−ウェル36は、従来のように供給線10と等し
い電位に維持されて、PMOS駆動トランジスタの適切
な切換えを可能にしている。しかし、過電圧が、I/O
接続8に接続された外部装置によって出力線11上に加
えられる場合、結果として望ましくない大きな漏洩電流
が駆動トランジスタを経てそのn−ウェル領域への接続
により供給線10に流れてしまう可能性がある。したが
って、供給線10および出力線11に接続され、n−ウ
ェル領域36への接続38を有するバイアス回路34領
域が設けられる。バイアス回路34は、出力線11上の
電位が領域36の電位を大きく上回ることのないように
している。これは、いずれが高い電位を有する線である
かに基づき、供給線10と出力線11のうちの1つに、
領域36を、領域接続38を通じて選択的に接続するこ
とによって行われる。このため、n−ウェル36内で製
作された任意のPMOSトランジスタのn−ウェル・ダ
イオードへのドレイン/ソースが、供給線10に対する
出力線11の電圧に関わりなく、順方向バイアスされる
ことはない。
【0025】図3は、本発明の実施形態にしたがって構
成された出力バッファ・プルアップ回路50のブロック
図である。信号は、プルアップ回路50のノードAの出
力バッファを含む集積回路上の他の回路から受信され、
たとえばICの入出力パッドを有するI/O接続8に送
られる。I/O接続8は、図においてノードOUTと示
された出力線11を経て、I/O駆動回路32に接続さ
れている。I/O駆動回路32はまた、駆動回路32の
PMOS駆動トランジスタの基板領域をバイアスするた
めに、図7に関連して先に述べたような方法で、バイア
ス回路34に接続されて、ノードOUT上の過電圧状態
中の漏洩電流を防ぐようになっている。バイアス回路3
4によって生成された基板バイアス電圧は、ノードOU
T上で過電圧にさらされる回路50の他のコンポーネン
トが使用できるように、ノードSUB上に出力される。
【0026】過電圧検出回路40は、ノードOUTの電
圧を受け取り、過電圧状態を示す出力SENSを生成す
るように接続されている。入力阻止回路46は、過電圧
検出回路から出力SENSおよび出力バッファ・プルア
ップ回路50へのノードAからの入力の信号を受信す
る。入力阻止回路46は、ブートストラップ回路42と
電圧保持回路45の両方に送られる出力をノードA1に
生成する。出力阻止回路はまた、ドライバ切換え回路4
4に接続されたノードA3の出力も生成する。ブートス
トラップ回路42は、ノードA4の信号をドライバ切換
え回路44に送るように配置されている。前記のよう
に、ドライバ切換え回路は、入力阻止回路46とブート
ストラップ回路42からの信号および出力ノードOUT
上に生成された信号を受信する。信号は、I/O駆動回
路32の制御に使用されるノードA2へドライバ切換え
回路から出力される。また、ノードA1への上記接続か
ら受信された信号とノードOUTの電圧にしたがいノー
ドA2に出力するように接続されているのは電圧保持回
路45である。
【0027】図3に示された回路50の基本的動作は以
下の通りである。I/O駆動回路32は、ノードA2上
の信号レベルに応じて、ノードOUTを論理1電圧レベ
ルまたはトライステート(すなわちoff)状態に駆動
するように構成されている。I/O駆動回路の出力が論
理1である場合、I/O駆動回路32は、I/O接続8
に接続された装置を駆動するために、出力バッファ回路
のプルアップ部分として動作する。I/O駆動回路が、
トライステート状態にある場合は、出力バッファのプル
ダウン部分(図3には図示されず)がI/O接続8を駆
動する、すなわちたとえば、I/O接続8がバッファ5
0を含むIC上の他の回路への入力のために使用され
る。バイアス回路34は、図7に関連して述べられたよ
うに構成されI/O駆動回路に接続されており、I/O
駆動回路32のn−ウェル基板を、出力ノードOUTと
供給先(Vcc)の電位の高い方にバイアスするように配
置されている。
【0028】通常の動作中、バッファ回路50への入力
は、入力阻止回路46によってノードA上で受け取られ
る。ノードAの入力が論理0電圧レベルである場合、ド
ライバ切換え回路44は、I/O駆動回路32をオンに
切り替えるように、ノードA3によって駆動される。ノ
ードAが論理1レベルになる場合、ドライバ切換え回路
44は、最初に、ノードA4上のブートストラップ回路
から起動されて、ノードA2によりI/O駆動回路をオ
フに切り替えるようになっている。その後、ノードA2
の電圧は、電圧保持回路45によってI/O駆動回路3
2をオンに保つレベルに保持される。
【0029】I/O接続8における過電圧状態の場合、
過電圧検出回路40は、ノードSENS上に出力を生成
し、このために入力阻止回路46が残りのバッファ回路
50からの入力ノードA上の信号を阻止する。I/O駆
動回路32は、バイアス回路34によりノードOUT上
の電圧にバイアスされる。さらに、入力阻止回路46か
らの出力によるノードA3とA4上の信号レベルのため
に、ドライバ切換え回路は供給先(VccとVss)から分
離される。代わりにドライバ切換え回路44は、I/O
駆動回路32を制御するノードA2をノードOUTの電
圧に駆動して、I/O駆動回路がオンに切り替えられな
いようにしている。さらに、電圧保持回路45は、過電
圧状態からの復帰(たとえば過電圧状態から通常状態へ
の移行)中、回路がトライステート状態にある時に、ノ
ードA2への容量結合が、I/O駆動回路を誤ってオン
に切り替えてしまうことがないように構成されている。
出力バッファ・プルアップ回路50は、図4を参照して
以下に詳細に述べられる。
【0030】図4に、本発明の実施形態による特徴を組
込み、上述の図3のブロック図に対応した出力バッファ
・プルアップ回路50の概略回路図が示されている。回
路50は、入力ノードAで出力制御信号を受信し、ノー
ドAで受信した信号に基づいて入出力接続8の電圧を制
御するように接続されている。回路50は、上記のよう
に、一般に出力阻止回路46、ブートストラップ回路4
2、I/O駆動回路32、バイアス回路34、過電圧検
出回路40、電圧保持回路45、およびドライバ切換え
回路44を含む、複数の相互接続された回路部分を備え
ている。これらの各回路部分の動作は、以下に詳細に述
べられる。
【0031】図4に示された駆動回路32およびバイア
ス回路34は、図3および図7に示された駆動回路およ
びバイアス回路ブロックに対応している。駆動回路32
は、供給先10と出力先11(ノードOUT)に接続さ
れた導電端子(ソース/ドレイン)をそれぞれ有するP
MOSトランジスタMP1を含んでいる。トランジスタ
MP1のゲート電圧は、そこへの直接的な電気接続によ
ってノードA2から制御される。駆動トランジスタMP
1はまた、図4においてSUBと示されたノードからバ
イアス電圧を受け取るように接続されたn−ウェル(図
示せず)内に製作される。駆動回路を単一の駆動トラン
ジスタに限定する必要はないことを、当業者は理解され
るであろう。より大きな電流源/吸収源が必要な場合
は、追加駆動トランジスタをトランジスタMP1と並列
に接続することができる。
【0032】たとえば、供給先10と出力先11に接続
されたそれぞれの導電端子を有し、ノードSUBへの基
板領域接続を有する他の駆動トランジスタを用意するこ
とも可能である。バッファ回路の雑音およびエッジ・レ
ート制御に備えるために、追加駆動トランジスタのゲー
トは、抵抗素子によりノードA2に結合することができ
る。図4に示された直接接続に代わり、ノードA2およ
びそのトランジスタMP31、MP4、MN10の導電
端子への接続との間に結合された抵抗素子によって、さ
らに騒音制御がもたらされる。
【0033】バイアス回路34は、駆動トランジスタM
P1と同じn−ウェル領域で製作される2つのPMOS
トランジスタMP6、MP7を含んでいる。バイアス・
トランジスタMP6、MP7は、供給先10と出力先1
1の間に直列に接続されており、トランジスタMP6は
供給先10と共通ノードA8とに接続された導電端子を
有し、またトランジスタMP7は共通ノードA8と出力
ノードOUTとに接続された導電端子を有している。共
通ノードA8はまた、駆動トランジスタMP1を含むn
−ウェル領域に接続されて、バイアス電圧をノードSU
Bに供給するようになっている。共通ノードA8のn−
ウェル領域への接続は、分割コンタクトまたは合流コン
タクトのような当技術分野で周知の通常の形態で行なわ
れる。バイアス・トランジスタMP6のゲート端子は出
力ノードOUTへ接続され、MP7のゲートは供給先1
0に結合されている。この構成により、上記のバイアス
回路機能を果たすことができる。特に、供給線10が通
常の供給電圧(たとえばVccが約3.0ボルト)であ
り、I/O接続8の電位が通常の動作範囲(たとえば0
から3ボルト)内である場合の通常の動作中は、トラン
ジスタMP7はオフになり、トランジスタMP6はオン
になってノードA8およびn−ウェル領域接続SUBを
供給線10に接続する。逆に、出力線11(OUT)の
電位が供給線10の電位よりも高い過電圧状態が起こっ
た場合、トランジスタMP6はオフになってn−ウェル
接続SUBを供給線10から分離し、トランジスタMP
7はオンになって共通ノードA8とn−ウェル領域を出
力線11に結合させる。このようにしてバイアス回路3
4は、その接続SUBを通じて、n−ウェルの電位を少
なくとも、供給線10と出力線11の高い方の電位とほ
ぼ等しくなるようにしている。
【0034】過電圧検出回路40は、入力阻止回路46
の反転バッファI1とI2に結合された、PMOSトラ
ンジスタMP9と、NMOSトランジスタMN8とを含
んでいる。この回路は、過電圧状態が起こった時感知
し、それに応じて信号を出力するために設けられ、入力
阻止回路46により出力バッファ・プルアップ回路の様
々な他の部分を制御できるようにしている。PMOSト
ランジスタMP9は、出力ノードOUTをノードSEN
Sに接続し、Vccに接続されたゲート端子を有してい
る。トランジスタMP9はまた、出力線11に結合され
て過電圧状態の影響下にあるので、このトランジスタも
また駆動トランジスタMP1、MP2およびバイアス・
トランジスタMP6、MP7のように同じn−ウェル領
域で製作することができ、もしくは駆動トランジスタM
P1を含むn−ウェル36のように、基準電圧ノードS
UBへの接続によって、等しい電位にバイアスされたn
−ウェル領域で製作することができる。過電圧感知回路
のNMOSトランジスタMN8は、ノードSENSとV
ssの間を接続し、Vcc電位によって制御されるゲート端
子を有している。したがって、出力線11上の電位がV
cc以上(過電圧状態)である場合、トランジスタMP9
はオンになり、ノードSENSを出力線11の電圧にま
で引き上げる。トランジスタMN8は、非常に弱い素子
として構成され(すなわちW/L比率の小さい、長く細
いMNOSチャネル)、MP9がノードSENSを論理
高電位に駆動できるようになっている。W/L比率の定
義については、Principles of CMOS
VLSI Design,N.West and
K.Esahraghian,Addison−Wes
leyPublishing,1985の40ページお
よび151ページを参照されたい。
【0035】出力阻止回路46は、ノードAからの入力
を有するCMOS伝送ゲートX1、およびノードA7に
結合された出力を含んでいる。伝送ゲートX1の制御端
子は、反転バッファI1とI2により、過電圧状態が起
こった場合に伝送ゲートX1がノードAからノードA7
へ通過する信号を妨げるように、過電圧検出回路40か
ら制御されている。さらに、NMOSトランジスタMN
22は、ノードA7からVssに結合され、過電圧状態の
間、過電圧回路40によってI1とI2を通ってノード
A7をVss(たとえばアース)まで引き上げるように制
御される。ノードA7の論理レベルは、反転バッファl
3によって反転され、ブートストラップ回路42と電圧
保持回路45の両方を制御するノードA1に出力され
る。
【0036】ドライバ切換え回路44の部分を形成する
NMOS切換えトランジスタMN3は、ノードA2(駆
動トランジスタMP1のゲート・ノード)を供給線10
に接続する。このトランジスタはブートストラップ回路
42の出力ノードA4から制御される。ブートストラッ
プ回路42は、2つのNMOSトランジスタMN14と
MN17の間に直列に結合された充電される容量素子C
1を含んでいる。トランジスタMN17は、容量素子C
1の一端で供給線10をノードA5に接続し、トランジ
スタMN14は、容量素子C1のもう一方の端でノード
A6をVssに接続している。NMOSトランジスタMN
14とMN17の両方のゲートは、ノードA1から制御
される。ノードA5は、PMOSトランジスタMP16
により切換えトランジスタMN3のゲートでノードA4
に結合されており、そのゲートはノードA1の電位によ
って制御される。さらに、ノードA6は、ノードA1か
ら制御される他のPMOSトランジスタMP19により
供給線10に結合されている。ノードA1から制御され
るNMOSプルダウン・トランジスタMN15は、ノー
ドA4を、たとえばアースであるVssに結合している。
【0037】ドライバ切換え回路44はまた、ノードA
2とVssの間を結合するNMOSトランジスタNM10
を含み、入力阻止回路46からのノードA3によって制
御されている。ノードA3上の信号は、ノードA7上の
論理レベルと反転バッファI2(SENS1)の出力に
応じて、入力阻止回路のNORゲートNOR1を経て生
成される。ドライバ切換え回路44の他の構成要素は、
ノードOUTをA2に接続し、供給線10(Vcc)から
制御されるPMOSトランジスタMP5である。MP5
の基板領域は、バイアス回路ノードSUBに接続されて
いる。
【0038】最後に、電圧保持回路45は、ノードA2
とVccの間に結合されて、ノードA1から制御されるP
MOS漏れトランジスタ(小さなW/L比率)MP4を
含んでいる。追加PMOSトランジスタMP30および
MP31は、A2とVccの間に直列に接続されている
が、MP30はVcc側に接続されノードA1で制御され
ており、MP31はA2側に接続され出力ノードOUT
で制御されている。電圧保持回路PMOSトランジスタ
は、OUTに印加される過電圧の印加の影響を受けやす
いので、SUBからの基板バイアス電圧も供給されてい
る。
【0039】駆動トランジスタMP1のゲート・ノード
(A2)は、供給線電圧Vccに結合されたゲートを有す
るPMOSトランジスタMP5により出力線11に接続
されている。過電圧状態が起こると、出力線11に接続
されたMP5の導電端子の電圧がそのゲートの電位を上
回るが、このためトランジスタMP5がオンに切り替わ
りノードA2と出力線11を接続する。こうして駆動ト
ランジスタMP1のゲートは、MP1のVgsがほとんど
ゼロなので、過電圧状態中に確実にオフに切り替えられ
るようになっている。しかし、切換えトランジスタMN
3はまたノードA2に結合されているので、このトラン
ジスタは(駆動トランジスタMP1のロードを駆動する
ため)比較的大型のNMOSでなければならないので、
過電圧状態中にノードA2がVcc以上の電圧に達する
と、電流は出力線11からトランジスタMN3を経て供
給線10に投入されることはない。ブートストラップ回
路42により、NMOSトランジスタMN3がノードA
2をVccまで駆動して、以下に述べるような動作によ
り、通常のハイからローへの遷移中に、駆動トランジス
タMP1をオフにできるようになっている。
【0040】通常の動作中(過電圧状態ではない)に、
CMOS伝送ゲートX1は、ノードAからノードA7へ
信号を送る。したがって、ノードAが、ノードAに結合
されたIC上の回路によってローに駆動される場合、ノ
ードA7もまたローになり、ノードA1は、反転バッフ
ァI3によってハイに駆動される。ノードA1がハイな
ので、NMOSトランジスタMN14およびMN17は
オンであり、これは許容素子C1をVccとVssの間に充
電するように結合する。ハイであるノードA1によって
また、PMOSトランジスタMP16とMP19がオフ
に切り替えられ、NMOSトランジスタNM15はノー
ドA4をVssまで引き上げ、トランジスタMN3を確実
にオフにする。この例において、ノードA2は、以下に
述べられるドライバ切り替え回路44のトランジスタN
M10で駆動される。
【0041】ノードAがハイに駆動されると、トランジ
スタMN14およびMN17は、ノードA1の電位によ
ってオフに切り替えられ、PMOSトランジスタMP1
9は、オンに切り替わって、容量素子C1の低電圧側の
ノードA6をVccにクランプする。PMOSトランジス
タMP16もまたオンに切り替わり、このためノードA
4が、容量素子C1の電荷状態およびトランジスタMP
19のクランプ動作によって、ほぼ2ボルトを加えたV
ccに駆動される。トランジスタMN3のゲート上のノー
ドA4の大きな電位により、トランジスタMN3がノー
ドA2を電源電圧Vccまで駆動でき、たとえトランジス
タMN3がNMOS素子であっても、トランジスタMP
1、MP2を動作する適切な動作を確実にしている。
【0042】回路42のブートストラップ動作がトラン
ジスタMN3をオンにし、駆動トランジスタをオフに切
り替えると、MN3のゲート電圧を制御するコンデンサ
C1の電荷が、漏洩電流のために減少する。したがっ
て、電圧保持回路は、ノードA1がローに駆動される
時、PMOSトランジスタMP4がノードA2をVcc
結合させ、トランジスタMN3がノードA4の電荷減少
によりオフに切り替わっても、I/O駆動回路(トラン
ジスタMP1)をオフ状態に保つ。しかし、MP4は、
非常に弱い素子(小さなW/L比率)でしかないので、
過電圧状態が起こりトランジスタMP5がオンに切り替
わると、MP5とMP4を介して出力線11からVcc
はほんのわずかな漏洩電流しか流れない。トランジスタ
MN10の入力のNORゲートのNOR1は、MN10
をオフにするように動作して、過電圧状態が起ころうと
も、論理ハイ状態がノードAに印加されようとも、ノー
ドA2をフロートにしている。
【0043】追加電圧保持回路トランジスタMP30お
よびMP31は、バッファ回路50がトライステート
(すなわちオフ)にあり、I/O接続8の電圧信号がわ
ずかな時間(たとえば、3から10ナノセカンド、これ
はI/O接続8に接続された5ボルト装置からの予測信
号エッジ・レートである)に過電圧状態から通常状態
(すなわち<Vcc)に送られる時、I/O駆動回路32
の切り替え誤動作を防ぐために設けられている。I/O
接続8および出力ノードOUTからノードA2への容量
結合のために、降下電圧は、OUTの電圧が過電圧から
かなり急速にVccより低下するとき、ノードA2をVcc
以下に引き下げるように動作する。この状況において、
トランジスタMP4は、A2をVccに保つ十分な電流容
量を有していないので、MP4が回復するまでの間、駆
動トランジスタMP1をオンにすることができる。MP
30およびMP31がなければ、この状況は結果とし
て、バッファ回路50からI/O接続8に結合された装
置に望ましくない電流スパイクを生じさせる。電圧保持
トランジスタMP30およびMP31の動作は、ノード
OUTが>Vccから<Vccのように遷移すると、ノード
A2とVccとの間に追加電流パスをもたらす。しかし、
MP30/MP31の構成は、ノードA1がこの状況に
おいては電圧VccであるのでI/O接続8に印加される
電圧にかかわりなくトランジスタMP30をオフ状態に
保持するようになっているので、過電圧状態において漏
洩パス(MP4のような)をもたらすことはない。
【0044】入出力接続8から過電圧状態にさらされる
出力バッファ・プルアップ回路内の各PMOSトランジ
スタのn−ウェル基板が、バイアス電圧SUBを生成す
るバイアス回路34によって制御されるn−ウェル電位
を有することは、図4に示された回路の考察から、当業
者には明らかであろう。この例においては、バイアス回
路自体からのPMOSトランジスタMP6、MP7、駆
動トランジスタMP1、およびトランジスタMP4、M
P5、MP9、MP30、MP31を含んでいる。荷電
圧状態下においては、出力線11からVccへの唯一の電
流パスは、弱いPMOS素子MP4およびMP9を通じ
てであることもまた明らかであろう。電流n−ウェルC
MOS処理技術を使用して、出力線11からVccへの漏
洩電流は約15マイクロアンペアと測定された。摂氏0
度において3.0ボルトのVcc電圧で、入出力接続に
5.5ボルトの電圧を印加して測定された。
【0045】バイアス回路34は、図6に示されたよう
に、n−ウェル領域SUBをVccに接続する小型PMO
S漏洩素子MP40の形態の追加n−ウェル領域バイア
ス・トランジスタと共に形成することもできる。入出力
接続8に非常に小さいDC電流の負荷がある時、出力線
11は供給線Vccとほぼ等しい電位になり、n−ウェル
・バイアス電圧ノードSUBが、バイアス回路34によ
って出力線11と供給線10の両方から切断されるよう
になっているため、この追加バイアス・トランジスタM
P40は有用である。しかし、この漏洩トランジスタM
P40は、長く細いチャネルを有する、すなわちそのW
/L比率が小さい、弱い素子でなけれはならない。
【0046】ブートストラップ回路42のPMOSトラ
ンジスタMP16は、自身の孤立したn−ウェル内にあ
るものと仮定されるので、ノードA5に接続されたその
電源とn−ウェルは共に、MP16のドレイン/ソース
・ダイオードの順方向バイアスによってVccにクランプ
されずにVcc以上の大きさの電位に上げることができ
る。
【0047】供給線10と出力線11の間に結合され、
ssに接続されたゲート端子を有する降伏NMOSトラ
ンジスタMN50は、集積回路のラッチアップおよび静
電放電(ESD)試験を可能にするために、図4に示さ
れるように追加することができる。これは、本発明の出
力バッファ・プルアップ回路が、入出力接続からVcc
投入される電流を停止させるように動作するためであ
り、これは内部回路を損傷から守るためにラッチアップ
やESD試験中に通常信頼される機構である。降伏トラ
ンジスタMN50は、出力線11の電位が、約10ボル
トVccを上回る、すなわち出力バッファの通常の5ボル
ト耐性を超える電圧まで、ブレーク・ダウンしないよう
に設計されなければならない。
【0048】ここで、図5を参照すると、上記で示され
説明された回路50と共に使用できる、出力バッファ回
路60のプルダウン部分の例が示されている。プルダウ
ン回路60は一般に従来型の構造であり、反転出力可能
ステージ62および駆動ステージ64を含んでいる。出
力可能ステージ62は、INノードで集積回路内の他の
回路からの出力信号を受け取り、プルアップ回路50の
入力においてノードAを、またプルダウン回路の駆動ス
テージ64の入力においてノードBを駆動させる。プル
アップ回路50の出力51は、I/O接続8に結合され
ている。
【0049】以上の本発明の詳細にわたる説明は、例示
によってのみ示され、冒頭の請求の範囲に規定された本
発明の精神および範囲において、記述の構造に対し多く
の変更が可能であることが当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 簡略化したCMOS出力バッファを示す回路
図である。
【図2】 過電圧状態がその入出力接続に印加された場
合の、図1のCMOS出力バッファを示す等価回路であ
る。
【図3】 本発明の実施形態による、出力バッファ回路
のプルアップ部分を示すブロック図である。
【図4】 図3の実施形態にしたがい構成された出力バ
ッファのCMOSプルアップ部分を示す概略回路図であ
る。
【図5】 CMOS出力バッファのプルダウン部分を示
す回路図である。
【図6】 図4の実施形態のバイアス回路の追加コンポ
ーネントを示す図である。
【図7】 本発明の一態様による、バイアス回路のブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 CMOS出力回路 4 PMOSプルアップ・トランジスタ 6 NMOSプルダウン・トランジスタ 8 I/O接続 10 供給線 11 出力線 12 電気装置 15 出力制御線 20 出力バッファ回路 30 回路 32 I/O駆動回路 34 バイアス回路 36 n−ウェル領域 38 領域接続 40 過電圧検出回路 42 ブートストラップ回路 44 ドライバ切換え回路 45 電圧保持回路 46 入力阻止回路 50 プルアップ回路 60 プルダウン回路 62 出力可能ステージ 64 駆動ステージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力接続を駆動するように結合される
    とともに、基準電圧に結合された、半導体基板の領域に
    構成された少なくとも1つの駆動トランジスタと、 基準電圧と第1のノードの間に結合され、前記入出力接
    続における電圧によって制御される第1のバイアス・ト
    ランジスタと、前記第1のノードと前記入出力接続の間
    に結合され、基準電圧によって制御される第2のバイア
    ス・トランジスタを備える過電圧保護回路とを備え前記
    基板の前記領域が、基準電圧と入出力接続の電圧の間の
    電圧にほぼバイアスされるように、前記第1のノードが
    前記基板の前記領域に電気的に結合されることを特徴と
    する半導体出力インターフェース回路。
  2. 【請求項2】 集積回路から入出力接触パッドに信号を
    送る集積回路出力バッファにおいて、 集積回路から出力された信号に応じて前記接触パッドに
    結合され、前記集積回路から分離されている電気装置に
    電気信号を出力するように、半導体基板の領域で形成さ
    れた少なくとも1つのプルアップ・トランジスタを含む
    駆動回路と、 電圧供給導体、領域および入出力接触パッドに結合さ
    れ、電圧供給導体と接触パッドの間の電位差に応じて、
    少なくとも1つのプルアップ・トランジスタの導電端子
    における電位が前記領域の電位を大幅に上回ることを防
    ぐように前記領域をバイアスする過電圧保護回路を備え
    る、集積回路から入出力接触パッドに信号を送る集積回
    路出力バッファ。
  3. 【請求項3】 入出力接触パッドにおける電位が電圧供
    給導体における電位を上回る場合、過電圧状態を検出す
    る過電圧感知回路と、 前記過電圧感知回路によって過電圧状態を検出すると、
    集積回路からの出力信号を阻止する阻止回路と、 前記過電圧状態下で、前記少なくとも1つの駆動トラン
    ジスタのゲート・ノードを入出力接触パッドに結合する
    ように配置されたPMOS結合トランジスタとをさらに
    含む請求項2に記載の出力バッファ。
  4. 【請求項4】 前記集積回路からの信号により、集積回
    路の出力接続を駆動させる出力駆動回路と、 前記出力接続の過電圧状態で前記出力駆動回路にバイア
    ス電圧を供給する基板バイアス回路と、 前記過電圧状態下で前記出力駆動回路からの前記信号を
    ブロックする入力阻止回路とを含む集積回路出力インタ
    ーフェース回路。
  5. 【請求項5】 前記入力阻止回路からの信号を受信し、
    プルアップ・トランジスタをオン状態とオフ状態の間で
    切り替えることによって出力駆動回路のプルアップ・ト
    ランジスタを制御するドライバ切換え回路をさらに含む
    請求項4に記載の出力インターフェース回路。
  6. 【請求項6】 入出力接続を駆動する出力バッファと、
    半導体基板の領域に構成された少なくとも1つのプルア
    ップ・トランジスタとを含む半導体集積回路で、集積回
    路の基準電圧と入出力接続の電圧との間の電位差に基づ
    いて、前記領域にバイアス電位を印加して、入出力接続
    における過電圧状態の印加中にその入出力接続から集積
    回路に投入される電流を減少させる方法。
  7. 【請求項7】 バッファ回路の出力接続に結合され、第
    1の入力信号レベルにより導電状態に切り替えられ、第
    2の入力信号レベルにより非導電状態に切り替えられ
    る、p型プルアップ・トランジスタを備えたMOS出力
    バッファ回路を制御する方法において、 前記出力接続へ加えられた電圧が、バッファ回路の基準
    電圧を大幅に上まわる状態のとき、前記p型プルアップ
    ・トランジスタの基板領域にバイアス電圧を加え、 前記状態の下で、前記加えられた電圧を前記プルアップ
    ・トランジスタの制御ノードに結合することを特徴とす
    る方法。
JP8035700A 1995-01-31 1996-01-31 耐過電圧集積回路出力バッファ Pending JPH08274618A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/381,125 US5570043A (en) 1995-01-31 1995-01-31 Overvoltage tolerant intergrated circuit output buffer
US08/381,125 1995-01-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08274618A true JPH08274618A (ja) 1996-10-18

Family

ID=23503788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8035700A Pending JPH08274618A (ja) 1995-01-31 1996-01-31 耐過電圧集積回路出力バッファ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5570043A (ja)
JP (1) JPH08274618A (ja)
FR (1) FR2730107B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378201B1 (ko) * 2001-06-29 2003-03-29 삼성전자주식회사 전원전압 이상의 입력신호를 용인하는 신호전송회로
JP2014075804A (ja) * 2008-02-15 2014-04-24 Analog Devices Inc 過電圧保護付き出力ドライバ

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5966026A (en) * 1995-02-14 1999-10-12 Advanced Micro Devices, Inc. Output buffer with improved tolerance to overvoltage
JP3441238B2 (ja) * 1995-06-02 2003-08-25 株式会社東芝 出力回路
US5880606A (en) * 1995-12-01 1999-03-09 Lucent Technologies Inc. Programmable driver circuit for multi-source buses
US5721508A (en) * 1996-01-24 1998-02-24 Cypress Semiconductor Corporation 5 Volt tolerant 3.3 volt output buffer
US5974577A (en) * 1996-04-24 1999-10-26 Micron Technology, Inc. Integrated circuit with voltage over-stress indicating circuit
US5867039A (en) * 1996-05-17 1999-02-02 Honeywell Inc. CMOS output driver with p-channel substrate tracking for cold spare capability
US6147511A (en) 1996-05-28 2000-11-14 Altera Corporation Overvoltage-tolerant interface for integrated circuits
US5723987A (en) * 1996-06-06 1998-03-03 Intel Corporation Level shifting output buffer with p channel pulldown transistors which are bypassed
US5825206A (en) * 1996-08-14 1998-10-20 Intel Corporation Five volt safe output buffer circuit that controls the substrate and gates of the pull-up devices
US5933025A (en) * 1997-01-15 1999-08-03 Xilinx, Inc. Low voltage interface circuit with a high voltage tolerance
US5852375A (en) * 1997-02-07 1998-12-22 Silicon Systems Research Limited 5v tolerant I/O circuit
US5953190A (en) * 1997-05-02 1999-09-14 Cypress Semiconductor Corp. ESD protection circuit for I/O buffers
US5969541A (en) * 1997-05-19 1999-10-19 Stmicroelectronics, Inc. Current inhibiting I/O buffer having a 5 volt tolerant input and method of inhibiting current
US6137313A (en) * 1997-06-20 2000-10-24 Altera Corporation Resistive pull-up device for I/O pin
US6445049B1 (en) 1997-06-30 2002-09-03 Artisan Components, Inc. Cell based array comprising logic, transfer and drive cells
US5952875A (en) * 1997-09-09 1999-09-14 Motorola Inc. Circuit with hot electron protection and method
US6066963A (en) 1997-09-29 2000-05-23 Cypress Semiconductor Corp MOS output driver, and circuit and method of controlling same
US6049242A (en) * 1997-10-14 2000-04-11 Cypress Semiconductor Corp. Voltage reference source for an overvoltage-tolerant bus interface
US5914844A (en) * 1997-10-14 1999-06-22 Cypress Semiconductor Corp. Overvoltage-tolerant input-output buffers having a switch configured to isolate a pull up transistor from a voltage supply
US6255850B1 (en) 1997-10-28 2001-07-03 Altera Corporation Integrated circuit with both clamp protection and high impedance protection from input overshoot
US6121795A (en) * 1998-02-26 2000-09-19 Xilinx, Inc. Low-voltage input/output circuit with high voltage tolerance
US6657241B1 (en) * 1998-04-10 2003-12-02 Cypress Semiconductor Corp. ESD structure having an improved noise immunity in CMOS and BICMOS semiconductor devices
US6265926B1 (en) 1998-05-27 2001-07-24 Altera Corporation Programmable PCI overvoltage input clamp
US6388467B1 (en) * 1999-09-30 2002-05-14 Conexant Systems, Inc. High voltage tolerant output driver for sustained tri-state signal lines
US6417696B1 (en) * 1999-12-20 2002-07-09 Cypress Semiconductor Corp. Interface circuit for mixed voltage I/O buffer to provide gate oxide protection
US6329835B1 (en) 2000-02-23 2001-12-11 Pericom Semiconductor Corp. Quiet output buffers with neighbor sensing of wide bus and control signals
US6208178B1 (en) * 2000-02-23 2001-03-27 Pericom Semiconductor Corp. CMOS over voltage-tolerant output buffer without transmission gate
US6313661B1 (en) * 2000-03-31 2001-11-06 Intel Corporation High voltage tolerant I/O buffer
US6496054B1 (en) 2000-05-13 2002-12-17 Cypress Semiconductor Corp. Control signal generator for an overvoltage-tolerant interface circuit on a low voltage process
US6373231B1 (en) 2000-12-05 2002-04-16 Cypress Semiconductor Corp. Voltage regulator
DE60239447D1 (de) * 2001-01-09 2011-04-28 Broadcom Corp Submikrometer-eingangs/ausgangsschaltung mit hoher eingangsspannungsverträglichkeit
US6946904B1 (en) * 2002-10-11 2005-09-20 National Semiconductor Corporation USB with over-voltage and short-circuit protection
US7196550B1 (en) 2003-06-26 2007-03-27 Cypress Semiconductor Corporation Complementary CMOS driver circuit with de-skew control
US7202699B1 (en) 2003-09-15 2007-04-10 Cypress Semiconductor Corporation Voltage tolerant input buffer
US7394293B1 (en) 2003-09-25 2008-07-01 Cypress Semiconductor Corp. Circuit and method for rapid power up of a differential output driver
US8018268B1 (en) 2004-11-19 2011-09-13 Cypress Semiconductor Corporation Over-voltage tolerant input circuit
US7728635B2 (en) 2005-10-28 2010-06-01 Atmel Corporation High voltage tolerant port driver
US7336109B2 (en) * 2005-10-28 2008-02-26 Atmel Corporation High voltage tolerant port driver
US7477075B2 (en) * 2006-05-05 2009-01-13 International Business Machines Corporation CMOS output driver using floating wells to prevent leakage current
US20080061832A1 (en) * 2006-08-24 2008-03-13 Fang-Ling Hu Protection circuits and methods of protecting circuits
US7859240B1 (en) 2007-05-22 2010-12-28 Cypress Semiconductor Corporation Circuit and method for preventing reverse current flow into a voltage regulator from an output thereof
US8166222B2 (en) * 2008-03-31 2012-04-24 Silicon Laboratories Inc. USB transceiver circuitry including 5 volt tolerance protection
US8183192B2 (en) * 2010-02-03 2012-05-22 Chevron Oronite Company Llc Lubricating oil additive and lubricating oil composition containing same
US9054517B1 (en) * 2013-03-14 2015-06-09 S3C, Inc. Smart diagnosis and protection circuits for ASIC wiring fault conditions
US8766675B1 (en) 2013-03-15 2014-07-01 International Business Machines Corporation Overvoltage protection circuit
US9219473B2 (en) 2013-03-15 2015-12-22 International Business Machines Corporation Overvoltage protection circuit
US10090838B2 (en) * 2015-09-30 2018-10-02 Silicon Laboratories Inc. Over voltage tolerant circuit
US10191526B2 (en) * 2016-11-08 2019-01-29 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for transmitting data signal based on different supply voltages
US10135443B1 (en) 2017-08-03 2018-11-20 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Extended voltage range coldspare tolerant off chip driver
DE102017219551A1 (de) * 2017-11-03 2019-05-09 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verpolschutzanordnung, Verfahren zum Betrieb der Verpolschutzanordnung und korrespondierende Verwendung
US10153768B1 (en) 2018-02-28 2018-12-11 Nxp Usa, Inc. Integrated circuitry and methods for reducing leakage current
US10347325B1 (en) * 2018-06-29 2019-07-09 Realtek Semiconductor Corporation DDR4 memory I/O driver

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4782250A (en) * 1987-08-31 1988-11-01 International Business Machines Corporation CMOS off-chip driver circuits
US4963766A (en) * 1989-06-28 1990-10-16 Digital Equipment Corporation Low-voltage CMOS output buffer
US5151619A (en) * 1990-10-11 1992-09-29 International Business Machines Corporation Cmos off chip driver circuit
US5144165A (en) * 1990-12-14 1992-09-01 International Business Machines Corporation CMOS off-chip driver circuits
US5160855A (en) * 1991-06-28 1992-11-03 Digital Equipment Corporation Floating-well CMOS output driver
US5266849A (en) * 1992-02-19 1993-11-30 Hal Computer Systems, Inc. Tri state buffer circuit for dual power system
US5300832A (en) * 1992-11-10 1994-04-05 Sun Microsystems, Inc. Voltage interfacing buffer with isolation transistors used for overvoltage protection
US5338978A (en) * 1993-02-10 1994-08-16 National Semiconductor Corporation Full swing power down buffer circuit with multiple power supply isolation
US5381061A (en) * 1993-03-02 1995-01-10 National Semiconductor Corporation Overvoltage tolerant output buffer circuit
US5406140A (en) * 1993-06-07 1995-04-11 National Semiconductor Corporation Voltage translation and overvoltage protection
US5396128A (en) * 1993-09-13 1995-03-07 Motorola, Inc. Output circuit for interfacing integrated circuits having different power supply potentials
US5444397A (en) * 1994-10-05 1995-08-22 Pericom Semiconductor Corp. All-CMOS high-impedance output buffer for a bus driven by multiple power-supply voltages

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378201B1 (ko) * 2001-06-29 2003-03-29 삼성전자주식회사 전원전압 이상의 입력신호를 용인하는 신호전송회로
JP2014075804A (ja) * 2008-02-15 2014-04-24 Analog Devices Inc 過電圧保護付き出力ドライバ

Also Published As

Publication number Publication date
FR2730107A1 (fr) 1996-08-02
FR2730107B1 (fr) 1999-06-25
US5570043A (en) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08274618A (ja) 耐過電圧集積回路出力バッファ
US5396128A (en) Output circuit for interfacing integrated circuits having different power supply potentials
JP3258866B2 (ja) 集積回路
US7221184B2 (en) Semiconductor device with bus terminating function
JP5519052B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2777047B2 (ja) 半導体集積回路
US5956219A (en) High voltage power supply clamp circuitry for electrostatic discharge (ESD) protection
US6040729A (en) Digital output buffer for multiple voltage system
JPH08237102A (ja) 入出力バッファ回路装置
JPH05267603A (ja) 集積回路
US20060268478A1 (en) Methods and Apparatus for Electrostatic Discharge Protection in a Semiconductor Circuit
KR20000047772A (ko) 언더슈트 억제 전계효과 트랜지스터 스위치
EP0961206B1 (en) High voltage tolerant and compliant driver circuit
US5864243A (en) Buffer and method for transferring data therein
US5894230A (en) Modified keeper half-latch receiver circuit
US6066971A (en) Integrated circuit having buffering circuitry with slew rate control
KR0166509B1 (ko) 정전기 보호 회로
US6188243B1 (en) Input/output circuit with high input/output voltage tolerance
US11431165B2 (en) ESD protection circuit for I/O buffer
US20070091523A1 (en) ESD protection system for multi-power domain circuitry
JPH07106455A (ja) 半導体集積回路装置の静電破壊保護回路
WO1999065079A1 (en) A method of programmability and an architecture for cold sparing of cmos arrays
US6356427B1 (en) Electrostatic discharge protection clamp for high-voltage power supply or I/O with high-voltage reference
JP3495031B2 (ja) 半導体装置の静電破壊防止保護回路
KR20020084446A (ko) 전압 인터페이스 회로를 구비한 반도체 집적 회로 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228