JP3441238B2 - 出力回路 - Google Patents
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Description
て信号を出力する出力回路に関する。
源で駆動する際のアプリケ−ションの典型的な接続の一
例を示す回路図である。図において、出力回路51は入
力信号INに応じた信号を発生し、出力回路52はこの
出力回路51の出力信号に応じて信号OUTを発生す
る。信号ライン53には出力回路51からの出力信号が
供給力され、この信号ライン53は上記出力回路52の
入力端子に接続されている。上記両出力回路51、52
は、それぞれ入力端子への信号に応じて出力の状態が決
まる。例えば、出力回路51では入力信号INに応じ
て、信号ライン53の状態が決まる。また、信号ライン
53は、出力回路51の出力信号の伝搬反射を防ぐため
に、抵抗54で終端されている。なお、ここで、上記出
力回路51、52には電源電位Vccが供給されている
が、出力回路51の電源端子はスイッチSWによって、
Vccまたは接地電位のどちらかの電位が選択的に供給
可能にされている。そして、図25の例では、スイッチ
SWによって接地電位が選択されている。なお、出力回
路51内では、ダイオ−ド55が図示の極性で電源と出
力端子との間に挿入されている。
てCMOS構成のものを使用した場合、図26に示すよ
うにその出力段にはPチャネル及びNチャネルMOSト
ランジスタ61、62が設けられる。従って、信号ライ
ン53には、PチャネルMOSトランジスタ61のP型
ドレイン拡散層と、NチャネルMOSトランジスタ62
のN型ドレイン拡散層とが接続され、PチャネルMOS
トランジスタ61のドレインとバックゲ−ト(基板)と
の間にはpn接合ダイオ−ド63が寄生的に形成されて
いる。そして、前記図25中のダイオ−ド55はこのp
n接合ダイオ−ド63を示したものであるいま、図25
中の一方の出力回路51の電源端子に接続されたスイッ
チSWが、図25に示されているように接地電位を選択
している場合を考える。この時、抵抗54に与えられて
いる電源電位Vccと上記ダイオ−ド55のビルトイン
電位Vfとの間にVf<Vccの関係が成立すると、上
記ダイオ−ド55が順バイアス状態となり、図25中に
示すように、抵抗54とこのダイオ−ド55及びスイッ
チSWを介してVccから接地電位に電流Iが流れてし
まう。
は、出力回路51の出力段をNチャネルMOSトランジ
スタのみで構成することが考えられる。その例を図27
に示す。この出力段には、2個のNチャネルMOSトラ
ンジスタ62、64が設けられる。一方のNチャネルM
OSトランジスタ64のゲ−ト制御信号は入力信号を反
転するインバ−タ65によって供給される。他方のNチ
ャネルMOSトランジスタ62のゲ−ト制御信号には入
力信号が供給される。
チャネルMOSトランジスタのみで構成した場合、信号
ライン53に接地電位を出力することは出来るが、電源
電位Vccを出力する際にはNチャネルMOSトランジ
スタ64によって閾値電圧分だけ電位が低下するので、
電源電位Vccをそのまま出力することはできず、出力
レベルが低下してしまう。
うとき、出力回路にその抵抗の終端先の電位(図25の
例ではVcc)と異なる値の電源電位が供給されている
場合には、その2点間に抵抗を介して電流が流れるとい
う不具合が生じる。また、この様な電流が流れないよう
にすると、今度は出力がフルスイングしなくなるという
不都合が生じる。
れている場合について、従来技術の問題点を説明する。
コンピュータ等の電子機器において、信号は共通のバス
ライン上を伝達される。図28はバスライン・アプリケ
ーションにおける典型的な接続の一例を示す回路図であ
る。バスライン71には出力回路である2個のトライス
テ−トバッファ回路72、73からそれぞれ信号が出力
される。上記両トライステ−トバッファ回路72、73
は共にCMOS構成のものであり、イネーブル信号EN
1、EN2がアクティブにされることにより入力信号I
N1、IN2に応じた信号を上記バスライン71上に出
力し、イネーブル信号EN1、EN2がインアクティブ
にされる場合には出力が共に高インピーダンス状態にさ
れる。
ァ回路73には電源電位Vccが供給されているが、一
方のトライステ−トバッファ回路72の電源端子はスイ
ッチSWによって、Vccまたは接地電位のどちらかの
電位が選択的に与えられるとする。図28では、接地電
位が選択されている。なお、トライステ−トバッファ回
路72内では、ダイオ−ド74が図示の極性で電源と出
力端子との間に挿入されている。
路としてCMOS構成のものを使用した場合、図29に
示すようにその出力段にはPチャネル及びNチャネルM
OSトランジスタ81、82が設けられる。なお、Pチ
ャネルMOSトランジスタ81のゲート制御信号は入力
信号INとイネーブル信号EN(EN1、EN2)を反
転するインバータ83の出力とが供給されるNAND回
路84によって形成され、PチャネルMOSトランジス
タ82のゲート制御信号はイネーブル信号ENと入力信
号INとが供給されるNOR回路85によって形成され
る。従って、出力ノード86にはPチャネルMOSトラ
ンジスタ81のP型ドレイン拡散層と、NチャネルMO
Sトランジスタ82のN型ドレイン拡散層とが接続さ
れ、出力ノード86とPチャネルMOSトランジスタ8
1のバックゲートとの間にはpn接合ダイオード87が
寄生的に形成される。前記図28中のダイオード74は
このpn接合ダイオード87を示したものである。
ッファ回路72の電源端子に接続されたスイッチSW
が、図28に示されているように接地電位を選択してい
る場合を考える。この時、図28中に示すように、Vc
cレベルを他方のトライステ−トバッファ回路73が出
力している場合、上記電源電位Vccと、MOSトラン
ジスタ81のドレイン拡散層とバックゲ−トとの間のダ
イオード74のビルトイン電位Vfとの間にVf<Vc
cの関係が成立すると、上記ダイオ−ド74が順バイア
ス状態となり、このダイオ−ド74及びスイッチSWを
介してVccから接地電位に電流Iが流れてしまう。
には、出力ノード86に接続される出力段をNチャネル
MOSトランジスタのみで構成することが考えられる。
その例を図30に示す。このトライステートバッファ回
路の出力段には2個のNチャネルMOSトランジスタ8
2、88が設けられる。一方のMOSトランジスタ88
のゲート制御信号はイネーブル信号ENと、入力信号I
Nを反転するインバータ83の出力とが供給されるNO
R回路89によって形成される。他方のNチャネルMO
Sトランジスタ82のゲート制御信号は、図29の場合
と同様にイネーブル信号ENと入力信号INとが供給さ
れるNOR回路85によって形成される。
チャネルMOSトランジスタのみで構成した場合、出力
ノード86から接地電位を出力することはできるが、電
源電位Vccをそのまま出力することはできず、Nチャ
ネルMOSトランジスタの閾値の分だけ信号レベルが低
下してしまう。
複数の出力回路を接続して使用するとき、少なくともひ
とつの出力回路の電源が接地電位にされ、その回路がオ
フしている場合には、他の出力回路からオフされた出力
回路の寄生ダイオ−ドを通して電流が流れてしまうとい
う不都合が生じる。また、このような電流が流れないよ
うにすると、今度は出力がフルスイングしなくなるとい
う不都合が生じる。
な事情を考慮してなされたものであり、その目的は、出
力をフルスイングさせることができ、かつ、出力を抵抗
終端した場合や、複数の出力を接続して使用する場合
に、少なくとも一つの出力回路の電源を接地電位に落と
しても、電源から接地電位に向かって、寄生ダイオ−ド
を経由して不要な電流が流れることが防止できる出力回
路を提供することである。
は、第1の電源電位と第2の電源電位とが選択的に供給
される電源ノードと、ソース、ドレイン、ゲート及びバ
ックゲートを有し、ゲートに制御信号が供給され、ソー
ス、ドレイン間の電流通路が上記電源ノードと出力端子
との間に挿入され、ソースとバックゲートとの間及びド
レインとバックゲートとの間がそれぞれ電位的に分離さ
れた第1のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン、
ゲート及びバックゲートを有し、ソース、ドレイン間の
電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバックゲー
トとゲートとの間に挿入され、上記電源ノードに第1の
電源電位が供給されているときにはオフ状態となり、上
記電源ノードに第2の電源電位が供給されているときに
はオン状態となるように制御される上記第1のMOSト
ランジスタと同一極性の第2のMOSトランジスタとを
具備したことを特徴とする。
と第2の電源電位とが選択的に供給される第1の電源ノ
ードと、上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノ
ードと、ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを
有し、ゲートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間
に挿入され、ソースとバックゲートとの間が電位的に分
離された第1極性の第1のMOSトランジスタと、ソー
ス、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の
電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバックゲー
トとゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源
ノードに接続された第1極性の第2のMOSトランジス
タと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ド
レイン間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、
ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第1極性の
第3のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲ
ートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第3
のMOSトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の他端と上記第2の電源ノードとの間に挿入され、ゲー
トが上記第1の電源ノードに接続された第2極性の第4
のMOSトランジスタと、上記第1の電源ノードと上記
第2の電源ノードとの間に挿入され、第1の入力信号に
応じて上記第1のMOSトランジスタのゲートに供給す
べき上記制御信号を出力ノードに発生する第1の制御信
号発生手段と、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソ
ース、ドレイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生
手段内において上記第1の電源ノードと上記出力ノード
との間の電流通路の途中に接続され、ゲートが上記第3
及び第4のトランジスタのソース、ドレイン間の電流通
路の共通接続点に接続された第1極性の第5のMOSト
ランジスタと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソ
ース、ドレイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生
手段内において上記出力ノードと上記第2の電源ノード
との間の電流通路の途中に接続された第2極性の第6の
MOSトランジスタと、上記第1の電源ノードと上記第
2の電源ノードの電圧が電源電圧として供給され、第2
の入力信号に応じて上記第6のMOSトランジスタのゲ
ートに供給すべき制御信号を発生する第2の制御信号発
生手段とを具備したことを特徴とする。
と第2の電源電位とが選択的に供給される第1の電源ノ
ードと、上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノ
ードと、ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを
有し、ゲートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間
に挿入され、ソースとバックゲートとの間が電位的に分
離された第1極性の第1のMOSトランジスタと、ソー
ス、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の
電流通路が上記第1のMOSトランジスタのゲートと上
記出力端子との間に挿入され、ゲートが上記第1の電源
ノードに接続された第1極性の第2のMOSトランジス
タと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ド
レイン間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、
ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第1極性の
第3のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲ
ートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第3
のMOSトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の他端と上記第2の電源ノードとの間に挿入され、ゲー
トが上記第1の電源ノードに接続された第2極性の第4
のMOSトランジスタと、上記第1の電源ノードと上記
第2の電源ノードとの間に挿入され、第1の入力信号に
応じて上記第1のMOSトランジスタのゲートに供給す
べき上記制御信号を出力ノードに発生する第1の制御信
号発生手段と、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソ
ース、ドレイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生
手段内において上記第1の電源ノードと上記出力ノード
の間の電流通路の途中に接続され、ゲートが上記第3及
び第4のトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の共通接続点に接続された第1極性の第5のMOSトラ
ンジスタと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソー
ス、ドレイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生手
段内において上記出力ノードと上記第2の電源ノードと
の間の電流通路の途中に接続された第2極性の第6のM
OSトランジスタと、上記第1の電源ノードと上記第2
の電源ノードの電圧が供給され、第2の入力信号に応じ
て上記第6のMOSトランジスタのゲートに供給すべき
制御信号を発生する第2の制御信号発生手段とを具備し
たことを特徴とする。
と第2の電源電位とが選択的に供給される第1の電源ノ
ードと、上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノ
ードと、ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを
有し、ゲートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間
に挿入され、ソースとバックゲートとの間が電位的に分
離された第1極性の第1のMOSトランジスタと、ソー
ス、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の
電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバックゲー
トとゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源
ノードに接続された第1極性の第2のMOSトランジス
タと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ド
レイン間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、
ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第1極性の
第3のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲ
ートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第3
のMOSトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の他端と上記第2の電源ノードとの間に挿入され、ゲー
トが上記第1の電源ノードに接続された第2極性の第4
のMOSトランジスタと、上記第1の電源ノードと上記
第2の電源ノードとの間に挿入され、入力信号に応じて
上記第1のMOSトランジスタのゲートに供給すべき上
記制御信号を出力ノードに発生する第1の制御信号発生
手段と、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、
ドレイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内
において上記第1の電源ノードと上記出力ノードの間の
電流通路の途中に挿入され、ゲートが上記第3及び第4
のトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路の共通
接続点に接続された第1極性の第5のMOSトランジス
タと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ド
レイン間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内に
おいて上記第1のMOSトランジスタのゲートと上記第
2の電源ノードとの間の電流通路の途中に挿入され、上
記第1の電源ノードに上記第2の電源電位が供給される
際にオフするように制御される第2極性の第6のMOS
トランジスタとを具備したことを特徴とする。第5の発
明の出力回路は、第1の電源電位と第2の電源電位とが
選択的に供給される第1の電源ノードと、上記第2の電
源電位が供給される第2の電源ノード と、ソース、ドレ
イン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲートに制御信
号が供給され、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第
1の電源ノードと出力端子との間に挿入され、ソースと
バックゲートとの間が電位的に分離された第1極性の第
1のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲー
トを有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第1の
MOSトランジスタのバックゲートとゲートとの間に挿
入され、ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第
1極性の第2のMOSトランジスタと、ソース、ドレイ
ン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路の
一端が上記出力端子に接続され、ゲートが上記第1の電
源ノードに接続された第1極性の第3のMOSトランジ
スタと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、
ドレイン間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタ
のソース、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電
源ノードとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノ
ードに接続された第2極性の第4のMOSトランジスタ
と、上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの
間に挿入され、入力信号に応じて上記第1のMOSトラ
ンジスタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノー
ドに発生する第1の制御信号発生手段と、ソース、ドレ
イン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路
が上記第1の制御信号発生手段の出力ノードと上記第1
のMOSトランジスタのゲートとの間に挿入され、ゲー
トが上記第1の電源ノードに接続された第2極性の第5
のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲート
を有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第1の制
御信号発生手段の出力ノードと上記第1のMOSトラン
ジスタのゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第3及
び第4のトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の共通接続点に接続された第1極性の第6のMOSトラ
ンジスタとを具備したことを特徴とする。 第6の発明の
出力回路は、第1の電源電位と第2の電源電位とが選択
的に供給される第1の電源ノードと、上記第2の電源電
位が供給される第2の電源ノードと、ソース、ドレイ
ン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲートに制御信号
が供給され、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第1
の電源ノードと出力端子との間に挿入され、ソースとバ
ックゲートとの間が電位的に分離された第1極性の第1
のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲート
を有し、ソース、ドレ イン間の電流通路が上記第1のM
OSトランジスタのゲートと上記出力端子との間に挿入
され、ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第1
極性の第2のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン
及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路の一
端が上記出力端子に接続され、ゲートが上記第1の電源
ノードに接続された第1極性の第3のMOSトランジス
タと、ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ド
レイン間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタの
ソース、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源
ノードとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノー
ドに接続された第2極性の第4のMOSトランジスタ
と、上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの
間に挿入され、入力信号に応じて上記第1のMOSトラ
ンジスタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノー
ドに発生する第1の制御信号発生手段と、ソース、ドレ
イン及びゲートを有し、ソース、ドレイン間の電流通路
が上記第1の制御信号発生手段の出力ノードと上記第1
のMOSトランジスタのゲートとの間に挿入され、ゲー
トが上記第1の電源ノードに接続された第2極性の第5
のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲート
を有し、ソース、ドレイン間の電流通路が上記第1の制
御信号発生手段の出力ノードと上記第1のMOSトラン
ジスタのゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第3及
び第4のトランジスタのソース、ドレイン間の電流通路
の共通接続点に接続された第1極性の第6のMOSトラ
ンジスタととを具備したことを特徴とする。
号によって第1のMOSトランジスタがオフ状態になっ
ているときに、出力端子に高電位が加えられると第1の
MOSトランジスタのドレイン、バックゲート間の寄生
ダイオード素子を介してバックゲート電位が上昇する。
このとき、電源ノードに接地電位側の第1の電源電位が
供給されている場合、ソース電位がドレイン電位よりも
高くなり、これにより第2のMOSトランジスタがオン
状態になって、バックゲート電位がこの第2のMOSト
ランジスタを介して第1のMOSトランジスタのゲート
に伝達される。これにより第1のMOSトランジスタが
オフ状態になり、出力端子から接地電位にされたソース
には電流が流れない。
説明する。図1はこの発明に係る出力回路の第1の実施
例による詳細な回路図である。この出力回路の基本的な
構成は、前記図29に示す従来回路の場合と同様に出力
段がPチャネル及びNチャネルMOSトランジスタで構
成され、両MOSトランジスタのゲートを駆動するため
の制御信号を発生する手段がNANDと同等の機能を有
する回路、NOR回路及びインバータ等を用いて構成さ
れている。
(以下PチャネルMOSトランジスタをPMOSトラン
ジスタと称する)P1とNチャネルMOSトランジスタ
(以下NチャネルMOSトランジスタをNMOSトラン
ジスタと称する)N1のドレインは共に出力ノードYに
接続されている。PMOSトランジスタP1のソースは
前記スイッチSWを介して電源電位Vccもしくは接地
電位GNDが選択的に供給される電源ノード10に接続
され、NMOSトランジスタN1のソースは接地電位ノ
ードに接続されている。
ンジスタのバックゲートはソースと同電位にされる。し
かし、この実施例ではPMOSトランジスタP1のソー
スとバックゲートとは電位的に分離されている。なお、
このPMOSトランジスタP1を含み後述するPMOS
トランジスタも全てソースとバックゲートとが電位的に
分離されており、後述する全てのPMOSトランジスタ
のバックゲートは共通に接続されているものとする。ま
た、NMOSトランジスタN1を含み後述するNMOS
トランジスタの全てはバックゲートとソースとが同電位
にされる。
場合、PMOSトランジスタTP1とTP2及びNMO
SトランジスタTN1とTN2は、上記PMOSトラン
ジスタP1のゲート駆動信号を発生するNAND回路を
構成している。すなわち、PMOSトランジスタTP
1、TP2のソースは共通に接続され、ドレインも共通
に接続され、この共通ドレインノードは上記PMOSト
ランジスタP1のゲートノードに接続されている。ま
た、このPMOSトランジスタP1のゲートノードと接
地電位ノードとの間にはNMOSトランジスタTN1、
TN2の各ドレイン、ソース間が直列に接続されてい
る。また、PMOSトランジスタTP1のゲートとNM
OSトランジスタTN1のゲートとが共通に接続され、
この共通ゲートノードにはインバータINV1を介して
イネーブル信号/ENが供給される。また、PMOSト
ランジスタTP2のゲートとNMOSトランジスタTN
2のゲートとが共通に接続され、この共通ゲートノード
には入力信号/INが供給される。NOR回路NOR1
は上記NMOSトランジスタN1のゲート駆動信号を発
生するものであり、イネーブル信号/ENと入力信号/
INが供給される。
の共通ソースノードにはPMOSトランジスタP2のド
レインが接続されている。このPMOSトランジスタP
2のソースは上記電源ノード10に接続されている。上
記PMOSトランジスタP1のバックゲートと上記出力
端子Yとの間には、PMOSトランジスタP3のソー
ス、ドレイン間が接続されている。このPMOSトラン
ジスタP3のゲートは電源ノード10に接続されてい
る。
ンジスタN2の各ゲ−トノ−ドは電源ノード10に接続
され、PMOSトランジスタP4のソ−スは上記出力端
子Yに接続され、PMOSトランジスタP4とNMOS
トランジスタN2のドレイン及びゲ−トはそれぞれ互い
に共通に接続され、NMOSトランジスタN2のソ−ス
は接地電位ノ−ドに接続されている。
ス、ドレイン間は、上記PMOSトランジスタP1のバ
ックゲ−トと上記PMOSトランジスタP2のドレイン
との間に接続されている。さらに、PMOSトランジス
タP6のソ−ス、ドレイン間は電源ノ−ド10と上記P
MOSトランジスタP1のバックゲ−トとの間に接続さ
れている。そして、上記PMOSトランジスタP4とN
MOSトランジスタN2の共通ドレインノ−ドの信号が
上記PMOSトランジスタP2、P6の各ゲ−トに供給
される。
P型基板に形成され、PMOSトランジスタはN型基板
に形成される。この実施例回路を単一基板に形成し、集
積回路として構成する場合、ここでは説明の便宜上、図
2に示すようにP型基板を用いるとする。従って、上記
各PMOSトランジスタはP型基板11内のNウエル1
2に形成され、NMOSトランジスタはP型基板11に
形成される。前記のように、電源ノ−ド10をスイッチ
SWの切り替えにより接地電位に設定した場合、出力端
子Yには接地電位よりも高い電位が印加される可能性が
ある。このため、通常はVccにバイアスされるN型基
板を使用する事は出来ない。何故なら、N型基板にPM
OSトランジスタのドレインとなるP型拡散層が形成さ
れており、ドレインとN型基板との間には寄生pn接合
ダイオ−ドが形成されるから、電源ノ−ド10が接地電
位にされている条件下で、出力端子Yに接地電位よりも
高い電位が印加されると、この寄生pnダイオ−ドが順
方向にバイアスされて不要な電流が流れるからである。
したがって、上記図1中では、PMOSトランジスタP
1、P2、P3、P4、P5、P6、TP1、TP2の
バックゲ−トがNウェルであることを示す符号Nwel
lを付している。また、上記PMOSトランジスタはす
べて同じNウェル内に形成される必要はなく、互いに電
気的に接続された別々のNウェル内に形成されてもよ
い。なお、上記PMOSトランジスタTP1とTP2の
バックゲ−トはPMOSトランジスタP2のドレインに
接続するようにしてもよい。
する。なお、説明に当たっては、VccレベルをH、接
地レベルをLとし、PMOSトランジスタPx(xは
1、2、・・・)の閾値電圧をVtp(Px)で表すも
のとする。また、個々のPMOSトランジスタを区別し
ないときは、その閾値電圧はVtpで表すものとする。
与えられているときの動作を説明する。この場合、PM
OSトランジスタP3、P5、P4は、ゲ−トノ−ドが
Vccにされているのでオフしている。一方、NMOS
トランジスタN2のゲ−トノ−ドもVccにされている
ので、このNMOSトランジスタN2はオンしている。
従って、PMOSトランジスタP2とP6のゲ−トは接
地電位にプルダウンされ、両PMOSトランジスタはオ
ンする。PMOSトランジスタP6がオンすることによ
り、全てのPMOSトランジスタのバックゲ−トNwe
llはVccにプルアップされ、PMOSトランジスタ
P2がオンすることにより、PMOSトランジスタTP
1とTP2の共通ソ−スノ−ドもVccにプルアップさ
れる。従って、PMOSトランジスタTP1とTP2及
びNMOSトランジスタTN1とTN2からなる回路は
NAND動作が可能な状態となる。すなわち、電源ノー
ド10に電源電位Vccが与えられている時、この実施
例回路は通常のトライステ−トバッファ回路と同じ動作
をすることを意味している。
に接地電位が与えられている時の動作を説明する。この
出力回路が前記図25に示すように、バスラインに接続
して使用されている場合、他の出力回路の出力状態が接
地電位よりも高い電位Vyを出力している状況、例え
ば、Vccレベルを出力している状況では、出力端子Y
には接地電位よりも高い電位が印加され、従って、この
とき、従来では、他の出力回路の電源電位ノ−ドからバ
スラインと出力端子Yを経由して大きな値の電流が流れ
ていた。
は接地電位が与えられているので、PMOSトランジス
タP3、P5、P4とNMOSトランジスタN2のゲ−
トは接地電位になっており、PMOSトランジスタP
3、P5、P4はオンしている状態にあり、NMOSト
ランジスタN2はオフしている状態にある。ここで、V
y>|Vtp(P4)|の場合、PMOSトランジスタ
P4がオンし、さらに、NMOSトランジスタN2がオ
フしているので、PMOSトランジスタP2、P6のゲ
−ト電位は、出力端子Yの電位、すなわちVyと同じに
なる。
PMOSトランジスタP3がオンするので、全てのPM
OSトランジスタのバックゲ−トNwellの電位は出
力端子Yの電位、すなわちVyと同じになる。ただし、
出力端子YとPMOSトランジスタP1のバックゲ−ト
間に存在するpn接合ダイオ−ドによっても出力端子Y
の電位にほぼ近い電位が、PMOSトランジスタP1の
バックゲ−トに伝達される。さらに、Vy>|Vtp
(P5)|の場合、PMOSトランジスタP5がオン
し、バックゲ−トNwellの電位はPMOSトランジ
スタTP1、TP2の共通ソ−スノ−ドに伝達される。
従って、PMOSトランジスタP2、P6のゲ−ト・ソ
−ス電位差は共にゼロになり、PMOSトランジスタP
2、P6はそれぞれオフする。
接地電位にされているので、その出力電位も接地電位に
なっており、Vy>|Vtp(TP1)|の場合、PM
OSトランジスタTP1はオンし、PMOSトランジス
タTP2とP5の共通ノ−ドの電位はPMOSトランジ
スタP1のゲ−トノ−ドに伝達される。従って、PMO
SトランジスタP1のゲ−トは出力端子Yの電位Vyに
等しく、PMOSトランジスタP1のゲ−ト・ソ−ス電
位差はゼロになり、PMOSトランジスタP1はオフす
る。同時にNMOSトランジスタTN1もオフし、さら
に、NOR回路NOR1の電源電位も接地電位にされて
いるので、その出力電位も接地電位になり、NMOSト
ランジスタN1もオフしている。よって、出力端子Yか
ら接地電位ノ−ドへ電流は流れない。
スタの閾値電圧を区別したが、一般には、同一集積回路
上ではほとんどその値に差はなく、PMOSトランジス
タP3、P5及びTP1はほとんど同時にオンすると考
えてよい。また、電位Vyが、|Vtp|を越えるまで
の間、PMOSトランジスタP1で流れる電流はゲ−ト
ソ−ス間電位差がほとんど|Vtp|であり、充分小さ
く問題にはならない。
位Vccが与えられている場合は、出力は接地電位から
電源電位までフルスイングでき、電源ノ−ド10が接地
電位にされた時でも、出力端子Yから接地電位への電流
が流れないようにすることができる。
SトランジスタP1のバックゲ−トの電位をそのゲ−ト
に供給するためのスイッチ制御を行うPMOSトランジ
スタP5の一端をPMOSトランジスタP2のドレイン
に接続している。しかしこれは、図3の第2の実施例に
示すように、PMOSトランジスタP1のゲ−トに直接
に接続するようにしてもよい。
しているときに、出力端子Yに接地電位よりも高い電位
が印加された場合、図1の動作説明においてしたよう
に、出力端子Yの電位は、PMOSトランジスタP3、
P5及びTP1を経由してPMOSトランジスタP1の
ゲートに伝達されるが、この図3の実施例回路では、出
力端子Yの電位は2個のPMOSトランジスタP3、P
5を経由することになる。従って、電位の伝達スピ−ド
が図1の場合よりも速くなり、PMOSトランジスタP
1がより速くオフするので、出力端子Yから接地電位へ
の過渡電流が減る。しかし、PMOSトランジスタP1
のゲ−トノ−ドに寄生する負荷容量が増加するので、こ
のゲ−トノ−ドのスイング変化のスピ−ドは遅くなる可
能性がある。
タP2のドレインでのスイング幅が小さいのに比べ、P
MOSトランジスタP1のゲ−トノ−ドはフルスイング
するため、寄生容量の増加に応じて充放電の分だけ消費
電流が増加する。
路構成を示す。前記図1と図3の実施例回路では、イネ
−ブル信号/ENと入力信号/INのNAND論理もし
くはNOR論理をとって出力段のPMOSトランジスタ
P1及びNMOSトランジスタN1のオン/オフ制御を
行っていたが、この実施例の出力回路では入力信号とし
て/IN1と/IN2の2つの信号を入力するようにし
たものである。
ジスタP2のソ−スは電源ノ−ド10に直接には接続さ
れず、このソ−スと電源ノ−ド10との間には新たに2
個のPMOSトランジスタTP3、TP4のソ−ス、ド
レイン間が並列に接続されている。そして上記一方のP
MOSトランジスタTP4のゲ−トにはインバ−タIN
V1の出力である信号ENが入力され、前記PMOSト
ランジスタTP3のゲ−トには入力信号/IN2が入力
される。前記PMOSトランジスタTP1のゲ−トには
前記と同様に信号ENが入力され、前記PMOSトラン
ジスタTP2のゲ−トには先の入力信号/INの代わり
に入力信号/IN1が入力される。
TN2からなる直列回路に対して新たに、ソ−ス、ドレ
イン間が直列に接続された2個のNMOSトランジスタ
TN3、TN4からなる直列回路が並列に接続される。
これらNMOSトランジスタTN1、TN2、TN3及
びTN4の各ゲ−トには、信号/IN2、EN、/IN
1、ENがそれぞれ供給される。また、NMOSトラン
ジスタN1のゲ−トを駆動する2入力のNOR回路NO
R1の代わりに、上記信号EN、/IN1、/IN2が
入力される3入力のNOR回路NOR2が設けられる。
号が2つに増えた点が異なるだけであり、基本的な動作
は図1の回路の場合と同様である。そして、この実施例
回路の第1のポイントは、PMOSトランジスタP2の
ソース、ドレイン間がPMOSトランジスタTP1、T
P2の共通ソ−スノ−ドと、PMOSトランジスタTP
3、TP4の共通ドレインノ−ドとの間に接続されてい
ることである。すなわち、PMOSトランジスタP2が
中間ノ−ドに挿入されていることである。そして、第2
のポイントは、電源ノ−ド10に接地電位が与えられて
いる場合、PMOSトランジスタP5の一端の電位は、
接地電位をゲ−ト電位とされたPMOSトランジスタT
P1を介してPMOSトランジスタP1のゲ−トノ−ド
に伝達されることである。すなわち、このとき、/EN
を入力信号とするインバ−タINV1の電源ノ−ド10
が接地電位にされるため、PMOSトランジスタTP1
のゲ−トは接地電位になることに注意すべきである。
SトランジスタTN1とTN2の接続順序もしくはTN
3、TN4の接続順序を変えるようにしてもよい。さら
に、NMOSトランジスタTN1とTN2との直列接続
点と、NMOSトランジスタTN3とTN4との直列接
続点とを相互に接続するように回路接続を変更してもよ
い。
路構成を示す。この実施例回路では信号/ENをインバ
ータINV1を介してMOSトランジスタTP1、TN
1に供給せず、直接に信号ENを供給するようにし、さ
らに、信号INをインバータINV11を介してMOS
トランジスタTP2、TN2及びNOR回路NOR1に
供給するようにしたものである。なお、上記インバータ
INV11の電源端子はノード10に接続されている。
0に電源電圧Vccが供給されている場合の動作は図1
の場合と同様である。これに対し、ノード10が接地電
位にされている場合、PMOSトランジスタP5を経由
した電位はPMOSトランジスタTP2を経由してPM
OSトランジスタP1のゲートノードに伝達される。な
ぜなら、インバータINV11の電源電位は接地電位に
されているので、その出力は接地電位になっているから
である。従って、このときにPMOSトランジスタTP
2はオンする。また、NMOSトランジスタTN2はオ
フし、PMOSトランジスタP1のゲートノードから接
地電位への電流パスはなくなる。なお、図5において、
他の回路部分の動作は図1の場合と同じである。
ノード10を電源ノードとするインバータを設けずに、
入力信号の信号経路にノード10を電源ノードとするイ
ンバータを設けた場合にも所望の動作が得られる。
路構成を示す。この実施例回路では信号/ENをインバ
ータINV1を介してMOSトランジスタTP1、TP
4及びTN2及びTN4には供給せずに、直接に信号E
NをこれらのMOSトランジスタに供給し、さらに入力
信号IN1をインバータINV12を介してMOSトラ
ンジスタTP2、TN3及びNOR回路NOR2に供給
し、かつ入力信号IN2をインバータINV13を介し
てMOSトランジスタTP3、TN1及びNOR回路N
OR2に供給するようにしたものである。なお、上記両
インバータINV12、INV13の各電源端子はノー
ド10に接続されている。
0に電源電圧Vccが供給されている場合の動作は図4
の場合と同様である。これに対し、ノード10が接地電
位にされている場合、PMOSトランジスタP5を経由
した電位はPMOSトランジスタTP2を経由してPM
OSトランジスタP1のゲートノードに伝達される。な
ぜなら、インバータINV12の電源電位は接地電位に
されているので、その出力は接地電位になっているから
である。従って、このときにPMOSトランジスタTP
2はオンする。また、インバータINV13の電源電位
も接地電位にされており、その出力は接地電位になって
いるので、NMOSトランジスタTN1、TN3はオフ
し、PMOSトランジスタP1のゲートノードから接地
電位への電流パスはなくなる。なお、図6において、他
の回路部分の動作は図5の場合と同じである。
ノード10を電源ノードとするインバータを設けずに、
入力信号の信号経路にノード10を電源ノードとするイ
ンバータを設けた場合にも所望の動作が得られる。
例回路における第1のポイントは、電源電位が接地電位
になったときにPMOSトランジスタP5を経由した電
位がPMOSトランジスタP1のゲートノードに伝達さ
れるように、PMOSトランジスタP1のバックゲート
ノードとゲートノードとの間の途中に存在しているPM
OSトランジスタをオンさせるために、そのPMOSト
ランジスタのゲート電位が接地電位になるようにしたこ
とである。それは、そのPMOSトランジスタのゲート
に電位を供給している回路の電源電圧が接地電位になる
ことによって実現される。なお、この第1のポイントは
図3の実施例回路では当て嵌まらない。なぜなら、電源
電位が接地電位になったときに、PMOSトランジスタ
P5を経由した電位はPMOSトランジスタP1のゲー
トノードに直接に伝達されるからである。
なったときに、PMOSトランジスタP1のゲートノー
ドから接地電位への電流パスがなくなるように、この電
流パス上にあるNMOSトランジスタをオフさせるため
にそのNMOSトランジスタのゲート電位が接地電位と
なるようにしたことである。それは、そのPMOSトラ
ンジスタのゲートに電位を供給している回路の電源電圧
が接地電位になることによって実現される。これは図3
の実施例回路のポイントでもある。
バイステ−ト・バッファ回路にこの発明を実施した場合
の、この発明の第6の実施例による構成を図7に示す。
図7において、N個の入力信号/IN1、…/INM、
…/INNは、図1、3、4、5、6の各実施例回路に
おける信号/IN、/IN1、/IN2、/ENに相当
している。なお、ここでは入力信号/INMが/ENの
機能を持つ信号として用いられており、この信号/IN
MはインバータINVMにより反転される。
トランジスタTP1〜TP4、P2及びNMOSトラン
ジスタTN1〜TN4を含むNAND機能を持つ多入力
の回路に相当するものであり、このCMOS回路20は
PMOSトランジスタのみを含むPMOS回路21及び
NMOSトランジスタのみを含むNMOS回路22とか
ら構成されている。なお、NMOS回路22内におい
て、上記インバータINVMの出力をゲートに受けるN
MOSトランジスタには特に符号NMを付して示してい
る。
NOR回路NOR2に相当するものであり、上記N個の
入力信号/IN1、…/INM、…/INNが入力さ
れ、その出力によって出力段のNMOSトランジスタN
1のゲート制御が行われるものである。
ランジスタP5のソース、ドレインの一端は、図3に示
す第2の実施例と同様、図中の実線で示すように出力段
のPMOSトランジスタP1のゲートに直接に接続して
もよいし、あるいは図4に示す第3の実施例と同様、図
中の破線で示すようにPMOS回路21内の中間ノー
ド、例えば先のPMOSトランジスタP2のドレインに
接続するようにしてもよい。ただしこの場合は上記第1
のポイントを満足させるようにしなければならない。
路にこの発明を実施した場合の、この発明の第7の実施
例による多入力のバイステ−ト・バッファ回路の構成を
図8に示す。図8において、N個の入力信号/IN1、
…/INM、…/INNは、図1、3、4、5、6の各
実施例回路における信号/IN、/IN1、/IN2、
/ENに相当している。
る点は、前記PMOSトランジスタP5が削除され、代
わりにPMOSトランジスタP7が追加されている。上
記PMOSトランジスタP7のソース、ドレイン間は出
力端子Yと出力段のPMOSトランジスタP1のゲート
との間に接続されている。そして、このPMOSトラン
ジスタP7のゲートは前記電源ノード10に接続されて
いる。
を介して接地電位に設定されているときに、出力端子Y
に接地電位よりも高い電位が印加された場合、先の図4
の実施例回路の場合、出力端子Yの電位はPMOSトラ
ンジスタP5及びTP1を経由して、PMOSトランジ
スタP1のゲ−トに伝達されるが、この実施例回路で
は、PMOSトランジスタP7のみを介して伝達され
る。従って、電位の伝達スピ−ドが速くなり、PMOS
トランジスタP1がより速くオフするので、出力端子Y
から接地電位への過渡電流が減る。しかし、PMOSト
ランジスタP1のゲ−トノ−ドに寄生する負荷容量が増
加するので、このゲ−トノ−ドのスイング変化のスピ−
ドが遅くなる可能性がある。さらに、通常動作時、PM
OSトランジスタP2のドレインにおけるスイング幅が
小さいのに比べ、PMOSトランジスタP1のゲ−トノ
−ドはフルスイングするため、寄生容量の増加に応じて
充放電の分だけ消費電流が増加することになる。
トランジスタP7のソース、ドレインの一端は、図中の
実線で示すようにPMOSトランジスタP1のゲートに
直接に接続してもよく、あるいは図中の破線で示すよう
にPMOS回路21内の中間ノード、例えばPMOSト
ランジスタP2のドレインに接続するようにしてもよ
い。ただし、中間ノードに接続した場合には、上記第1
のポイントを満足しなければならない。
ドレインの一端をPMOS回路21内の中間ノードであ
るPMOSトランジスタP2のドレインに接続した場合
で、かつ多入力の出力回路にこの発明を実施した場合の
この発明の第8の実施例回路の構成を図9に示す。
入力のバイステ−ト・バッファ回路の構成を示してい
る。この実施例回路の場合にもM個の入力信号/IN1
〜/INMが入力される。この実施例回路が図7のもの
と異なっている点は、前記PMOSトランジスタP6を
削除し、その代わりにPMOSトランジスタP8、P9
を追加していることである。上記PMOSトランジスタ
P8のソース、ドレイン間は前記PMOSトランジスタ
P1のバックゲート(Nwell)と電源ノード10と
の間に接続され、そのゲートは出力端子Yに接続されて
いる。上記PMOSトランジスタP9のソース、ドレイ
ン間は電源ノード10とNwellとの間に接続され、
そのゲートは出力段のPMOSトランジスタP1のゲー
トに接続されている。
ド10に電源電位Vccが供給されている場合、すなわ
ち、通常動作時、NwellはPMOSトランジスタP
6により常時Vccにプルアップされていた。これに対
し、この図10の実施例回路では、このPMOSトラン
ジスタP6を削除したので、PMOSトランジスタP8
とP9が代わりにNwellをプルアップする役割を受
け持つ。すなわち、PMOSトランジスタP1のゲ−ト
ノ−ドが接地電位の場合、PMOSトランジスタP1が
オンし、かつPMOSトランジスタP9がNwellを
プルアップする。一方、PMOSトランジスタP1のゲ
−トノ−ドがVccの場合、PMOSトランジスタP1
がオフし、NMOSトランジスタN1がオンし、出力端
子Yが接地電位になるので、この場合にはPMOSトラ
ンジスタP8がオンして、Nwellがプルアップされ
る。
OSトランジスタの動作は図7の場合と同じである。そ
の時、電源ノード10を接地電位にし、出力端子Yに接
地電位よりも高い電位を印加した場合、PMOSトラン
ジスタP8は、ゲ−ト電位がソ−ス電位より高くなるた
めにオフすることと、PMOSトランジスタP9はPM
OSトランジスタP1と同様な理由でオフすることに留
意すべきである。
イステ−ト・バッファ回路の実施例を図11に示す。こ
の実施例は図1の実施例と比較して、先のNOR回路N
OR1の代わりにインバ−タ回路INV2が使用され、
かつ、先のNAND回路を構成していたMOSトランジ
スタTP1、TP2、TN1、TN2の代わりにPMO
SトランジスタTP11とNMOSトランジスタTN1
1とから構成されたインバ−タ回路が使用されている点
が異なっている。さらに、この実施例では、後述する理
由で入力信号/INを受けるインバ−タ回路INV3が
追加されている。また、PMOSトランジスタP5は、
図1の回路と同様に、PMOSトランジスタP1のバッ
クゲ−トNwellとPMOSトランジスタP2のドレ
インノ−ドとの間にソ−ス・ドレインが接続されてい
る。
が接地電位にされている場合の動作について説明する。
インバ−タ回路INV3の出力ノ−ドは接地電位になっ
ているので、NMOSトランジスタTN11はオフし、
さらに、インバ−タ回路INV2の電源電位も接地電位
にされているのでその出力電位は接地電位になっている
ため、NMOSトランジスタN1もオフしている。従っ
て、このときは出力端子Yから接地電位ノ−ドへ電流は
流れない。
いるときに、接地電位以上の電位Vyが出力端子Yに印
加されたときは、図1の場合と同様に、この電位Vyは
PMOSトランジスタP2のドレインノ−ドまで伝達さ
れる。このとき、PMOSトランジスタTP11のゲ−
トノ−ドは接地電位になっているので、このPMOSト
ランジスタTP11はオンし、このPMOSトランジス
タTP11を介してPMOSトランジスタP1のゲ−ト
ノ−ドへと伝達される。従って、出力端子Yから接地電
位にされた電源ノ−ド10への電流パスは生じない。
−ト・バッファ回路を図12に示す。上記図11の回路
と比較してこの実施例回路では、先の図3の実施例回路
と同様に、PMOSトランジスタP5は、PMOSトラ
ンジスタP1のバックゲ−トNwellとPMOSトラ
ンジスタP1のゲ−トノ−ドとの間にソ−ス、ドレイン
が接続されている。
ード10が接地電位にされている場合の動作について説
明する。インバ−タ回路INV3、INV2の電源電位
も接地電位にされているのでその出力電位も接地電位に
なっており、NMOSトランジスタN1、TN11はオ
フしている。従って、出力端子Y及びPMOSトランジ
スタP1のゲートノードから接地電位ノ−ドへ電流は流
れない。一方、出力端子Yに接地電位以上の電位Vyが
印加されたとき、この電位Vyは、図3の場合と同様に
PMOSトランジスタP1のゲ−トノ−ドまで伝達され
る。このように、出力端子Yから接地電位にされた電源
ノード10への電流パスはなくなる。また、この実施例
回路は図3と同様のメリット及びデメリットを持つ。
−ト・バッファ回路を図13に示す。この実施例回路は
先の図12の実施例のものと比較して、入力信号/IN
に代えて入力信号INが供給される点と、インバ−タ回
路INV3が削除されている点と、さらに、NMOSト
ランジスタTN11のソースと接地電位ノードとの間
に、入力信号INがゲートに供給されるNMOSトラン
ジスタTN12のドレイン、ソース間を接続した点が異
なっている。そして、NMOSトランジスタTN11の
ゲ−トは電源ノード10に接続され、NMOSトランジ
スタTN12のゲートには入力信号INが供給されてい
る。
れている場合の動作について説明する。ポイントは、入
力信号INが、Vccを電源とする回路の出力信号と定
義されていないことにある。すなわち、電源ノード10
が接地電位にされたとしても、入力信号INとして接地
電位以上のレベルが入力される可能性があることを仮定
していることである。従って、PMOSトランジスタT
P11とNMOSトランジスタTN12のゲ−トは接地
電位にあると想定はできない。よって、PMOSトラン
ジスタP5の一端を、PMOSトランジスタP2のドレ
インノードには接続できず、PMOSトランジスタP1
のゲ−トノ−ドに接続している。また、NMOSトラン
ジスタTN12がオンする可能性も有るので、必ず、オ
フするようなNMOSトランジスタTN11を挿入して
いる。NMOSトランジスタTN11のゲ−トが電源ノ
−ド10に接続されているので、このノード10に接地
電位が供給されている場合、NMOSトランジスタTN
11は必ずオフすることに注意すべきである。
−ト・バッファ回路を図14に示す。この実施例回路
は、図11と比較して、PMOSトランジスタP5が削
除されている。さらに、出力端子YとPMOSトランジ
スタP2のドレインノ−ドとの間にはPMOSトランジ
スタP7のソース、ドレイン間が接続されている。この
PMOSトランジスタP7のゲートは電源ノード10に
接続されている。
しているときに、出力端子Yに接地電位よりも高い電位
が印加された場合、先の図11の回路では出力端子Yの
電位は、PMOSトランジスタP3、P5、TP11を
経由して、PMOSトランジスタP1のゲ−トに伝達さ
れるが、この実施例では、PMOSトランジスタP7、
TP11を介して伝達される点が異なる。
バイステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実施例
回路が図14と比較して異なる点は、PMOSトランジ
スタP7のソース、ドレイン間を出力端子YとPMOS
トランジスタP1のゲ−トノ−ドとの間に接続した点で
ある。
るときに、出力端子Yに接地電位よりも高い電位が印加
された場合、先の図14の回路の場合、出力端子Yの電
位はPMOSトランジスタP7、TP11を経由して、
PMOSトランジスタP1のゲ−トに伝達されるが、こ
の実施例では、PMOSトランジスタP7のみによって
伝達される。従って、電位の伝達スピ−ドがさらに速く
なり、PMOSトランジスタP1がより速くオフするの
で、出力端子Yから接地電位への過渡電流が減る。しか
し、PMOSトランジスタP1のゲ−トノ−ドに寄生す
る負荷容量が増加するので、このゲ−トノ−ドのスイン
グ変化のスピ−ドが遅くなる可能性がある。さらに、通
常動作時、PMOSトランジスタP2のドレインにおけ
るスイング幅が小さいのに比べ、PMOSトランジスタ
P1のゲ−トノ−ドはフルスイングするため、寄生容量
の増加に応じて充放電の分だけ消費電流が増加する。
バイステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実施例
回路は、2つの入力信号IN1、IN2のAND論理を
実現するものであり、前記PMOSトランジスタP2の
ドレインと前記出力段のPMOSトランジスタP1のゲ
ートノードとの間には2個のPMOSトランジスタTP
21、TP22のソース、ドレイン間が並列に接続さ
れ、かつ、PMOSトランジスタP1のゲートノードと
接地電位との間には3個のNMOSトランジスタTN2
1、TN22、TN23のソース、ドレイン間が直列に
接続されている。そして、上記PMOSトランジスタT
P21のゲートには入力信号IN2が、PMOSトラン
ジスタTP22のゲートには入力信号IN1が、NMO
SトランジスタTN21のゲートには入力信号IN2
が、NMOSトランジスタTN23のゲートには入力信
号IN1がそれぞれ供給され、NMOSトランジスタT
N22のゲートは電源ノード10に接続されている。
れたNMOSトランジスタTN22の接続に関しては、
PMOSトランジスタP1のゲ−トノ−ドと接地電位の
間に、NMOSトランジスタTN21とNMOSトラン
ジスタTN23とに対してNMOSトランジスタTN2
2を直列に挿入しなければならないということに留意す
る必要がある。すなわち、電源ノード10が接地電位に
されたとき、PMOSトランジスタP1のゲートノード
から接地電位への電流パスをなくすために、ゲートに電
源ノード10の電位が供給されてオフとなるNMOSト
ランジスタTN22を設けている。
のゲート制御を行うために、入力信号IN1、IN2が
供給されるNAND回路NAND1が設けられている。
なお、PMOSトランジスタP8とP9が設けられてい
るが、その理由は先の図10で説明した場合と同様であ
るために説明は省略する。また、その他のMOSトラン
ジスタについてはその作用は例えば図1中の対応するも
のと同様なのでその説明も省略する。
入力信号が2つの入力信号IN1、IN2である2入力
の場合について説明したが、これは3つ以上の入力信号
IN1〜INMを用いる多入力の場合にも同様に実施す
ることができる。
多入力の出力回路の構成を示している。この実施例回路
ではM個の入力信号IN1〜INMが入力される。ここ
で、CMOS回路30は先のPMOSトランジスタTP
21、TP22、P2及びNMOSトランジスタTN2
1〜TN23を含む多入力の論理回路に相当するもので
あり、このCMOS回路30はPMOSトランジスタの
みを含むPMOS回路31及びNMOSトランジスタの
みを含むNMOS回路32とから構成されている。
のNAND回路NAND1に相当するものであり、上記
N個の入力信号IN1〜INNが入力され、その出力に
よって出力段のNMOSトランジスタN1のゲート制御
が行われるものである。
ランジスタP5のソース、ドレインの一端は、図16に
示す第15の実施例と同様に出力段のPMOSトランジ
スタP1のゲートに直接に接続される。
バイステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実施例
回路は、先の図12の実施例回路と比較して、PMOS
トランジスタP6を削除し、その代わりにPMOSトラ
ンジスタP8、P9を追加している。図12の回路にお
いて、電源ノード10に電源電位Vccが供給されてい
る場合、すなわち、通常動作時、NwellはPMOS
トランジスタP6により常時Vccにプルアップされて
いた。これに対し、この図17の実施例回路の場合に
は、PMOSトランジスタP6を削除したので、PMO
SトランジスタP8とP9が代わりにNwellをプル
アップする役割を受け持つ。すなわち、PMOSトラン
ジスタP1のゲ−トノ−ドが接地電位の場合、このPM
OSトランジスタP1がオンし、かつPMOSトランジ
スタP9もオンしてこのPMOSトランジスタP9によ
りNwellがプルアップされる。
ノ−ドがVcc電位の場合、PMOSトランジスタP1
がオフし、NMOSトランジスタN1がオンするため、
出力端子Yは接地電位になる。この場合には、PMOS
トランジスタP8がオンし、このPMOSトランジスタ
P8によりNwellがプルアップされる。なお、上記
PMOSトランジスタP8とP9以外のMOSトランジ
スタの動作は図12の場合と同じである。この際、電源
ノ−ド10を接地電位に設定し、出力端子Yに接地電位
よりも高い電位が印加された場合、PMOSトランジス
タP8は、ゲ−ト電位がソ−ス電位より高いためにオフ
することと、PMOSトランジスタP9はPMOSトラ
ンジスタP1と同様な理由でオフすることに留意すべき
である。
ランジスタP6を削除して、その代わりにPMOSトラ
ンジスタP8とP9を用いてNwellノ−ドのプルア
ップを行うことを、先の図12の実施例回路以外にも適
用して、新たな実施例とすることは容易である。
トライステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実施
例回路の基本的な構成は、前記図29に示す従来回路の
場合と同様に出力段がPMOSトランジスタおよびNM
OSトランジスタで構成され、両MOSトランジスタの
ゲ−トを駆動するための制御信号を発生する手段がNA
ND回路、NOR回路および伝送ゲ−ト等を用いて構成
されている。すなわち、出力段のPMOSトランジスタ
P1とNMOSトランジスタN1のドレインは共に出力
端子Yに接続され、NMOSトランジスタN1のソ−ス
は接地電位ノ−ドに接続されている。
SトランジスタN3は、ソース、ドレイン間が並列に接
続されていて伝送ゲ−トTGを構成している。またNA
ND回路NAND2には入力信号INとイネーブル信号
ENとが供給され、このNAND回路NAND2の出力
は上記伝送ゲ−トTGを介して出力段のPMOSトラン
ジスタP1のゲートに伝達される。上記伝送ゲ−トTG
の動作を制御するための信号として、PMOSトランジ
スタP10のゲートには、先のPMOSトランジスタP
4とNMOSトランジスタN2からなる回路の出力が供
給され、NMOSトランジスタN3のゲートには電源ノ
ード10の電位が供給される。NOR回路NOR3には
入力信号INとイネーブル信号/ENが供給され、この
NOR回路NOR3の出力は出力段のNMOSトランジ
スタN1のゲートに伝達される。なお、上記NAND回
路NAND2及びNOR回路NOR3には電源電位とし
て上記電源ノード10の電位がそれぞれ供給される。
−トと上記出力端子Yとの間には、PMOSトランジス
タP3のソ−ス、ドレイン間が接続されている。このP
MOSトランジスタP3のゲ−トは電源ノ−ド10に接
続される。
ス、ドレイン間は、上記PMOSトランジスタP1のバ
ックゲ−トとゲ−トとの間に接続されている。そして、
そのゲ−トは電源ノード10に接続されている。さら
に、PMOSトランジスタP6のソ−ス、ドレイン間は
電源ノ−ド10と上記PMOSトランジスタP1のバッ
クゲ−トとの間に接続されている。
ノ−ド10に電源電位が与えられている時の動作を説明
する。この場合、PMOSトランジスタP3、P5、P
4は、各ゲ−トにVccの電位が供給されているのでそ
れぞれオフしている。一方、NMOSトランジスタN2
とN3のゲ−トにもVccの電位が供給されているの
で、これらNMOSトランジスタN2とN3はオンして
いる。従って、PMOSトランジスタP6とP10のゲ
−トが接地電位にプルダウンされ、両PMOSトランジ
スタはオンする。PMOSトランジスタP6がオンする
ことにより、全てのPMOSトランジスタのバックゲ−
トNwellがVccにプルアップされ、PMOSトラ
ンジスタP10がオンすることにより、PMOSトラン
ジスタP10とNMOSトランジスタN3で構成される
伝送ゲ−トTGはNAND回路NAND2の出力信号を
PMOSトランジスタP1のゲ−トに伝達できるように
なる。従って、電源ノード10に電源電位Vccが与え
られているとき、この回路は通常のトライステ−トバッ
ファ回路と同じ動作をすることを意味している。
れている時の動作を説明する。この出力回路が前記図2
8に示すように、バスラインに接続して使用されている
場合、他の出力回路の出力状態が接地電位よりも高い電
位Vyを出力している状況、例えば、Vccレベルを出
力している状況では、出力端子Yには接地電位よりも高
い電位が印加され、従って、このとき従来の図28の回
路では、他の出力回路の電源ノ−ドからバスライン及び
出力端子Yを経由して大きな値の電流が流れていた。
には接地電位が与えられているので、PMOSトランジ
スタP3、P5、P4とNMOSトランジスタN2、N
3のゲ−トは接地電位になっており、PMOSトランジ
スタP3、P5、P4はオンしている状態にあり、NM
OSトランジスタN2、N3はオフしている状態にあ
る。ここで、Vy>|Vtp(P4)|の場合、PMO
SトランジスタP4がオンし、さらに、NMOSトラン
ジスタN2がオフしているので、PMOSトランジスタ
P6、P10のゲ−ト電位は、出力端子Yの電位、即ち
Vyと同じになる。
PMOSトランジスタP3がオンするので、Nwell
の電位は出力端子Yの電位、即ちVyと同じになる。た
だし、出力端子YとPMOSトランジスタP1のバック
ゲ−ト間に存在するpn接合ダイオ−ドによっても、出
力端子Yの電位にほぼ近い電位がPMOSトランジスタ
P1のバックゲ−トに伝達される。
合、PMOSトランジスタP5がオンし、バックゲ−ト
Nwellの電位はPMOSトランジスタP1のゲ−ト
ノ−ドに伝達される。従って、PMOSトランジスタP
1、P6、P10のゲ−ト、ソ−ス電位差はゼロにな
り、これらの各PMOSトランジスタはオフする。
接地電位にされており、その出力電位も接地電位になっ
ているため、NMOSトランジスタN1もオフしてい
る。よって、出力端子Yから接地電位ノ−ドへ電流は流
れない。
ード10に前記スイッチSWを介して電源電位Vccが
与えられているときは、出力端子Yの電位は接地電位か
ら電源電位間でフルスイングでき、電源ノード10が接
地電位にされたときでも、出力端子Yから接地電位へ電
流は流れない。
るトライステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実
施例回路は、上記図19の実施例と比較して、PMOS
トランジスタP5が削除され、代わりに出力端子YとP
MOSトランジスタP1のゲ−トとの間に例えば先の図
15の実施例回路中のPMOSトランジスタP7が追加
された点が異なっている。
出力端子Yに接地電位よりも高い電位が印加された場
合、先の図19の実施例回路の場合、出力端子Yの電位
はPMOSトランジスタP3、P5を経由して、PMO
SトランジスタP1のゲ−トに伝達されるが、この実施
例回路では、PMOSトランジスタP7のみによって伝
達される。従って、電位の伝達スピ−ドが早くなり、P
MOSトランジスタP1がより速くオフするので、出力
端子Yから接地電位への過度電流が減る。
るトライステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実
施例回路は、Nwellのノ−ドをVccにプルアップ
するための手段として図20の実施例回路とは異なる手
段を用いた例である。この実施例回路は、図20と比較
して、PMOSトランジスタP6を削除し、その代わり
に例えば先の図18の実施例回路と同様にPMOSトラ
ンジスタP8、P9を追加している。
0に電源電位Vccが供給されている場合、すなわち、
通常動作時、NwellはPMOSトランジスタP6に
より常時Vccにプルアップされていた。これに対し
て、この図21の実施例回路の場合、PMOSトランジ
スタP6が削除されているので、PMOSトランジスタ
P8とP9が代わりにNwellをプルアップする役割
を受け持つ。すなわち、PMOSトランジスタP1のゲ
−トノ−ドが接地電位にされている場合、このPMOS
トランジスタP1はオンし、かつPMOSトランジスタ
P9がオンしてこのPMOSトランジスタP9によりN
wellがVccの電位にプルアップされる。
ノ−ドがVcc電位の場合、PMOSトランジスタP1
がオフし、NMOSトランジスタN1がオンすることに
よって、出力端子Yが接地電位になる。このため、PM
OSトランジスタP8がオンし、このPMOSトランジ
スタP8を介してNwellがプルアップされる。
9以外のMOSトランジスタの動作は図19の場合と同
じである。この際、電源ノ−ド10を接地電位にし、出
力端子Yに接地電位よりも高い電位が印加されている場
合、PMOSトランジスタP8は、ゲ−ト電位がソ−ス
電位より高いためにオフしていることと、PMOSトラ
ンジスタP9は、PMOSトランジスタP1と同様な理
由でオフすることに留意すべきである。
るバイステ−ト・バッファ回路の構成を示す。この実施
例回路は2つの入力信号IN1とIN2のAND論理を
とるものであり、先の図19の実施例と比較して、NO
R回路NOR3の代わりに2つの入力信号IN1とIN
2が供給されるNAND回路NAND3が設けられ、先
のNAND回路NAND2には先のイネーブル信号EN
と先の入力信号INの代わりに2つの入力信号IN1と
IN2が供給される。なお、その他の構成は図19と同
じであるのでその説明は省略する。
NOR回路NOR3がNAND回路NAND3に置きか
わっただけなので、この実施例の動作は容易に類推する
ことができる。
D論理を実現する回路を示したが、さらに多入力化する
ことは容易である。また、NAND回路NAND2とN
AND3の代わりに他の論理を得る論理回路に変更する
ことにより、異なる論理出力を持つ多入力のバイステ−
ト・バッファ回路を容易に実現できる。
多入力のバイステ−ト・バッファ回路の構成を示してい
る。この実施例回路ではM個の入力信号IN1〜INM
が入力される。ここで、CMOS論理回路41は、先の
図22におけるNAND回路NAND2に代わるM入力
の論理回路であり、このCMOS論理回路41の出力は
先のPMOSトランジスタP10とNMOSトランジス
タN3とからなる伝送ゲートTGを介して出力段のPM
OSトランジスタP1のゲートに供給される。CMOS
論理回路42は、先の図22におけるNAND回路NA
ND3に代わるN入力の論理回路であり、このCMOS
論理回路42の出力は出力段のNMOSトランジスタN
1のゲートに供給される。なお、この実施例回路におい
て、上記両CMOS論理回路41、42以外の構成につ
いては先の図22の実施例の場合と同様なのでその説明
は省略する。
2として任意の論理を持つものを使用すれば、任意の論
理出力を持つ出力回路が実現できる。図24はこの発明
の第23の実施例による多入力の出力回路の構成を示し
ている。この実施例回路では、先の図16の実施例回路
の場合と同様に、上記図23の実施例回路におけるPM
OSトランジスタP6を削除して代わりにPMOSトラ
ンジスタP8、P9を設けるようにしたものである。
のではなく、種々の変形が可能であることはいうまでも
ない。例えば、PMOSトランジスタP8とP9を用い
たNwellノ−ドのプルアップを、図20と図22の
実施例回路に適用して新たな実施例を作ることは容易で
ある。
例では、NMOSトランジスタN1を設けて、接地電位
側へのプルダウン機能を付加したが、NMOSトランジ
スタN1とその駆動回路を削除して、PMOSトランジ
スタP1によるプルアップ回路として用いることもでき
る。
では、電源ノ−ド10をスイッチSWを介してを接地電
位(低電位ノ−ド)に落とした場合に対する実施例を示
したが、この発明の趣旨を理解すれば、Vccノ−ド
(高電位ノ−ド)を接地電位ノ−ド(低電位ノ−ド)に
ショ−トさせる場合の回路例も、容易に実現できる。
フルスイングさせることができ、かつ、出力を抵抗終端
した場合や、複数の出力を接続して使用する場合に、少
なくとも一つの出力回路の電源を接地電位に落として
も、電源から接地電位に向かって、寄生ダイオ−ドを経
由して不要な電流が流れることが防止できる。
が与えられている時でも、出力をフルスイングさせるこ
とができるので、その出力信号を受け取る回路の閾値は
CMOSレベルでよく、ノイズにも強くなるという効果
が得られる。
によれば、出力をフルスイングさせることができ、か
つ、出力を抵抗終端した場合や、複数の出力を接続して
使用する場合に、少なくとも一つの出力回路の電源を接
地電位に落としても、電源から接地電位に向かって、寄
生ダイオ−ドを経由して不要な電流が流れることが防止
できる出力回路を提供することができる。
リケ−ションの典型的な接続の一例を示す回路図。
図。
の出力回路の典型的な接続の一例を示す回路図。
図。
31…PMOS回路、22,32…NMOS回路、23
…CMOS回路、33…CMOS回路、41,42…C
MOS論理回路、INV1,INV2,INV3,IN
V11,INV12,INV13,INVM…インバ−
タ回路、NAND1,NAND2,NAND3…NAN
D回路、NOR1,NOR2,NOR3…NOR回路、
TG…伝送ゲート、P1〜P10,TP1〜TP4,T
P21,TP22…PMOSトランジスタ(Pチャネル
MOSトランジスタ)、N1〜N3,TN1〜TN4,
TN21,TN22,TN23…NMOSトランジスタ
(NチャネルMOSトランジスタ)。
Claims (21)
- 【請求項1】 第1の電源電位と第2の電源電位とが選
択的に供給される電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記電源ノードと出力端子との間に挿入され、ソ
ースとバックゲートとの間及びドレインとバックゲート
との間がそれぞれ電位的に分離された第1のMOSトラ
ンジスタと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ソ
ース、ドレイン間の電流通路が上記第1のMOSトラン
ジスタのバックゲートとゲートとの間に挿入され、上記
電源ノードに第1の電源電位が供給されているときには
オフ状態となり、上記電源ノードに第2の電源電位が供
給されているときにはオン状態となるように制御される
上記第1のMOSトランジスタと同一極性の第2のMO
Sトランジスタとを具備したことを特徴とする出力回
路。 - 【請求項2】 前記第2のMOSトランジスタのバック
ゲートが前記第1のMOSトランジスタのバックゲート
に接続され、前記第2のMOSトランジスタのゲートが
前記電源ノードに接続されている請求項1に記載の出力
回路。 - 【請求項3】 第1の電源電位と第2の電源電位とが選
択的に供給される第1の電源ノードと、 上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間に挿入さ
れ、ソースとバックゲートとの間が電位的に分離された
第1極性の第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバック
ゲートとゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第1の
電源ノードに接続された第1極性の第2のMOSトラン
ジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、ゲート
が上記第1の電源ノードに接続された第1極性の第3の
MOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源ノー
ドとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノードに
接続された第2極性の第4のMOSトランジスタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの間に
挿入され、第1の入力信号に応じて上記第1のMOSト
ランジスタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノ
ードに発生する第1の制御信号発生手段と、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記第1の電源ノードと上記出力ノードとの間の電流通
路の途中に接続され、ゲートが上記第3及び第4のトラ
ンジスタのソース、ドレイン間の電流通路の共通接続点
に接続された第1極性の第5のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記出力ノードと上記第2の電源ノードとの間の電流通
路の途中に接続された第2極性の第6のMOSトランジ
スタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードの電圧が
電源電圧として供給され、第2の入力信号に応じて上記
第6のMOSトランジスタのゲートに供給すべき制御信
号を発生する第2の制御信号発生手段とを具備したこと
を特徴とする出力回路。 - 【請求項4】 前記第2のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が前記第1のMOSト
ランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1
の制御信号発生手段内において前記第1の電源ノードか
ら前記第5のMOSトランジスタのソース、ドレイン間
の電流通路を経由した後の中間ノードに接続され、この
中間ノードと出力ノードとの間には前記第1の電源ノー
ドに前記第2の電源電位が供給されているときにオン状
態にされるMOSトランジスタが挿入されている請求項
3に記載の出力回路。 - 【請求項5】 前記第2のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が前記第1のMOSト
ランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1
のMOSトランジスタのゲートに接続されている請求項
3に記載の出力回路。 - 【請求項6】 第1の電源電位と第2の電源電位とが選
択的に供給される第1の電源ノードと、 上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間に挿入さ
れ、ソースとバックゲートとの間が電位的に分離された
第1極性の第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1のMOSトランジスタのゲート
と上記出力端子との間に挿入され、ゲートが上記第1の
電源ノードに接続された第1極性の第2のMOSトラン
ジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、ゲート
が上記第1の電源ノードに接続された第1極性の第3の
MOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源ノー
ドとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノードに
接続された第2極性の第4のMOSトランジスタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの間に
挿入され、第1の入力信号に応じて上記第1のMOSト
ランジスタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノ
ードに発生する第1の制御信号発生手段と、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記第1の電源ノードと上記出力ノードの間の電流通路
の途中に接続され、ゲートが上記第3及び第4のトラン
ジスタのソース、ドレイン間の電流通路の共通接続点に
接続された第1極性の第5のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記出力ノードと上記第2の電源ノードとの間の電流通
路の途中に接続された第2極性の第6のMOSトランジ
スタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードの電圧が
供給され、第2の入力信号に応じて上記第6のMOSト
ランジスタのゲートに供給すべき制御信号を発生する第
2の制御信号発生手段とを具備したことを特徴とする出
力回路。 - 【請求項7】 前記第2のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が前記出力端子に接続
され、他端が前記第1の制御信号発生手段において前記
第1の電源ノードから前記第5のMOSトランジスタの
ソース、ドレイン間の電流通路を経由した後の中間ノー
ドに接続され、この中間ノードと出力ノードとの間には
前記第1の電源ノードに前記第2の電源電位が供給され
ているときにオン状態にされるMOSトランジスタが挿
入されている請求項6に記載の出力回路。 - 【請求項8】 第1の電源電位と第2の電源電位とが選
択的に供給される第1の電源ノードと、 上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間に挿入さ
れ、ソースとバックゲートとの間が電位的に分離された
第1極性の第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバック
ゲートとゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第1の
電源ノードに接続された第1極性の第2のMOSトラン
ジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、ゲート
が上記第1の電源ノードに接続された第1極性の第3の
MOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源ノー
ドとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノードに
接続された第2極性の第4のMOSトランジスタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの間に
挿入され、入力信号に応じて上記第1のMOSトランジ
スタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノードに
発生する第1の制御信号発生手段と、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記第1の電源ノードと上記出力ノードの間の電流通路
の途中に挿入され、ゲートが上記第3及び第4のトラン
ジスタのソース、ドレイン間の電流通路の共通接続点に
接続された第1極性の第5のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段内において
上記第1のMOSトランジスタのゲートと上記第2の電
源ノードとの間の電流通路の途中に挿入され、上記第1
の電源ノードに上記第2の電源電位が供給される際にオ
フするように制御される第2極性の第6のMOSトラン
ジスタとを具備したことを特徴とする出力回路。 - 【請求項9】 前記第2のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の一端が前記第1のMOSト
ランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1
の制御信号発生手段内において前記第1の電源ノードか
ら前記第5のMOSトランジスタのソース、ドレイン間
の電流通路を経由した後の中間ノードに接続され、この
中間ノードと出力ノードとの間には前記第1の電源ノー
ドに前記第2の電源電位が供給されているときにオン状
態にされるMOSトランジスタが挿入されている請求項
8に記載の出力回路。 - 【請求項10】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1のMOSトラ
ンジスタのバックゲートと前記第1の電源ノードとの間
に挿入され、ゲートが前記出力端子に接続された第1極
性の第8のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が前記第1の電源ノードと前記第1のMO
Sトランジスタのバックゲートとの間に接続され、ゲー
トが前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され
た第1極性の第9のMOSトランジスタとをさらに具備
したことを特徴とする請求項8に記載の出力回路。 - 【請求項11】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記出力端子と前記第
2の電源ノードとの間に接続された第2極性の第10の
MOSトランジスタと、 前記第1の電源ノードと前記第2の電源ノードの電圧が
電源電圧として供給され、第2の入力信号に応じて上記
第10のMOSトランジスタのゲートに供給すべき制御
信号を発生する第2の制御信号発生手段とをさらに具備
したことを特徴とする請求項8に記載の出力回路。 - 【請求項12】 第1の電源電位と第2の電源電位とが
選択的に供給される第1の電源ノードと、 上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間に挿入さ
れ、ソースとバックゲートとの間が電位的に分離された
第1極性の第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1のMOSトランジスタのバック
ゲートとゲートとの間に挿入され、ゲートが上記第1の
電源ノードに接続された第1極性の第2のMOSトラン
ジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、ゲート
が上記第1の電源ノードに接続された第1極性の第3の
MOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源ノー
ドとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノードに
接続された第2極性の第4のMOSトランジスタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの間に
挿入され、入力信号に応じて上記第1のMOSトランジ
スタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノードに
発生する第1の制御信号発生手段と、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段の出力ノー
ドと上記第1のMOSトランジスタのゲートとの間に挿
入され、ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第
2極性の第5のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段の出力ノー
ドと上記第1のMOSトランジスタのゲートとの間に挿
入され、ゲートが上記第3及び第4のトランジスタのソ
ース、ドレイン間の電流通路の共通接続点に接続された
第1極性の第6のMOSトランジスタとを具備したこと
を特徴とする出力回路。 - 【請求項13】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記出力端子と前記第
2の電源ノードとの間に挿入された第2極性の第9のM
OSトランジスタと、 前記第1の電源ノードと前記第2の電源ノードの電圧が
電源電圧として供給され、前記入力信号に応じて上記第
9のMOSトランジスタのゲートに供給すべき制御信号
を発生する第2の制御信号発生手段とをさらに具備した
ことを特徴とする請求項12に記載の出力回路。 - 【請求項14】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1の電源ノード
と前記第1のMOSトランジスタのバックゲートとの間
に挿入され、ゲートが前記出力端子に接続された第1極
性の第11のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が前記第1の電源ノードと前記第1のMO
Sトランジスタのバックゲートとの間に接続され、ゲー
トが前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され
た第1極性の第12のMOSトランジスタとをさらに具
備したことを特徴とする請求項14に記載の出力回路。 - 【請求項15】 第1の電源電位と第2の電源電位とが
選択的に供給される第1の電源ノードと、 上記第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、 ソース、ドレイン、ゲート及びバックゲートを有し、ゲ
ートに制御信号が供給され、ソース、ドレイン間の電流
通路が上記第1の電源ノードと出力端子との間に挿入さ
れ、ソースとバックゲートとの間が電位的に分離された
第1極性の第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1のMOSトランジスタのゲート
と上記出力端子との間に挿入され、ゲートが上記第1の
電源ノードに接続された第1極性の第2のMOSトラン
ジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路の一端が上記出力端子に接続され、ゲート
が上記第1の電源ノードに接続された第1極性の第3の
MOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第3のMOSトランジスタのソー
ス、ドレイン間の電流通路の他端と上記第2の電源ノー
ドとの間に挿入され、ゲートが上記第1の電源ノードに
接続された第2極性の第4のMOSトランジスタと、 上記第1の電源ノードと上記第2の電源ノードとの間に
挿入され、入力信号に応じて上記第1のMOSトランジ
スタのゲートに供給すべき上記制御信号を出力ノードに
発生する第1の制御信号発生手段と、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段の出力ノー
ドと上記第1のMOSトランジスタのゲートとの間に挿
入され、ゲートが上記第1の電源ノードに接続された第
2極性の第5のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が上記第1の制御信号発生手段の出力ノー
ドと上記第1のMOSトランジスタのゲートとの間に挿
入され、ゲートが上記第3及び第4のトランジスタのソ
ース、ドレイン間の電流通路の共通接続点に接続された
第1極性の第6のMOSトランジスタととを具備したこ
とを特徴とする出力回路。 - 【請求項16】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記出力端子と前記第
2の電源ノードとの間に接続された第2極性の第8のM
OSトランジスタと、 前記第1の電源ノードと前記第2の電源ノードの電圧が
電源電圧として供給され、前記入力信号に応じて上記第
8のMOSトランジスタのゲートに供給すべき制御信号
を発生する第2の制御信号発生手段とをさらに具備した
ことを特徴とする請求項15に記載の出力回路。 - 【請求項17】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1の電源ノード
と前記第1のMOSトランジスタのバックゲートとの間
に挿入され、ゲートが前記出力端子に接続された第1極
性の第9のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が前記第1の電源ノードと前記第1のMO
Sトランジスタのバックゲートとの間に接続され、ゲー
トが前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され
た第1極性の第10のMOSトランジスタとをさらに具
備したことを特徴とする請求項15に記載の出力回路。 - 【請求項18】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1のMOSトラ
ンジスタのバックゲートと前記出力端子との間に挿入さ
れ、ゲートが前記第1の電源ノードに接続された第1極
性の第7のMOSトランジスタをさらに具備したことを
特徴とする請求項3、6、8、12、15のいずれか1
項記載の出力回路。 - 【請求項19】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1の電源ノード
と前記第1のMOSトランジスタのバックゲートとの間
に挿入され、ゲートが前記第3及び第4のトランジスタ
のソース、ドレイン間の電流通路の共通接続点に接続さ
れた第1極性の第8のMOSトランジスタをさらに具備
したことを特徴とする請求項3、6、12のいずれか1
項記載の出力回路。 - 【請求項20】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記出力端子と前記第
2の電源ノードとの間に接続された第2極性の第9のM
OSトランジスタと、 前記第1の電源ノードと前記第2の電源ノードの電圧が
電源電圧として供給され、前記第1及び第2の入力信号
に応じて上記第9のMOSトランジスタのゲートに供給
すべき制御信号を発生する第3の制御信号発生手段とを
さらに具備したことを特徴とする請求項3または6に記
載の出力回路。 - 【請求項21】 ソース、ドレイン及びゲートを有し、
ソース、ドレイン間の電流通路が前記第1の電源ノード
と前記第1のMOSトランジスタのバックゲートとの間
に挿入され、ゲートが前記第1のMOSトランジスタの
ゲートに接続された第1極性の第10のMOSトランジ
スタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有し、ソース、ドレイン
間の電流通路が前記第1の電源ノードと前記第1のMO
Sトランジスタのバックゲートとの間に挿入され、ゲー
トが前記出力端子に接続された第1極性の第11のMO
Sトランジスタとをさらに具備したことを特徴とする請
求項3または6に記載の出力回路。
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