JPH0827448B2 - Ｐｌｚｔ表示装置 - Google Patents
Ｐｌｚｔ表示装置Info
- Publication number
- JPH0827448B2 JPH0827448B2 JP1001690A JP1001690A JPH0827448B2 JP H0827448 B2 JPH0827448 B2 JP H0827448B2 JP 1001690 A JP1001690 A JP 1001690A JP 1001690 A JP1001690 A JP 1001690A JP H0827448 B2 JPH0827448 B2 JP H0827448B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plzt
- units
- unit
- display device
- plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、PLZT（透明なセラミック）の電気光学効
果を利用し、PLZTユニットを大画面ディスプレイ、テレ
ビジョン表示もしくは文字や画像情報表示として用いる
PLZT表示装置に関し、さらに詳しく言えば、その光拡散
板に関するものである。
果を利用し、PLZTユニットを大画面ディスプレイ、テレ
ビジョン表示もしくは文字や画像情報表示として用いる
PLZT表示装置に関し、さらに詳しく言えば、その光拡散
板に関するものである。
近年、PZTにLaを添加した透明なセラミックのPLZT（P
bO,LaO,ZrOz,TiO）が光シャッタやディスプレイディバ
イスに用いられようとしている。
bO,LaO,ZrOz,TiO）が光シャッタやディスプレイディバ
イスに用いられようとしている。
第４図には例えば大画面を構成する１要素としてのPL
ZTユニットの構成が示されている。すなわち、このPLZT
ユニットはステンレスなどの金属板からなるほぼＵ字状
をなすフレーム１を備えている。このフレーム１内には
バックライトとしての例えば蛍光管２が挿通され、同フ
レーム１はその反射板としても作用する。なお、このフ
レーム１の厚みは0.1mm程度で、その裏面側には補助フ
レーム1aが設けられている。この場合、同補助フレーム
1aは例えばアルミニウムなどの適度な剛性を有するコ字
状の枠体からなる。フレーム１の先端開口部側には、例
えば乳白色を呈する厚さ2mmのアクリル板からなる光拡
散板３が設けられ、さらにその表面にPLZT表示板４が設
けられる。このPLZT表示板４は例えば第１の偏光板4a,P
LZTペレット4b,カラーフィルタ4cおよび第２の偏光板4d
の４層構造体からなる。なお、上記補助フレーム1aには
PLZT表示板４を駆動するための回路基板5,5が取付けら
れる。
ZTユニットの構成が示されている。すなわち、このPLZT
ユニットはステンレスなどの金属板からなるほぼＵ字状
をなすフレーム１を備えている。このフレーム１内には
バックライトとしての例えば蛍光管２が挿通され、同フ
レーム１はその反射板としても作用する。なお、このフ
レーム１の厚みは0.1mm程度で、その裏面側には補助フ
レーム1aが設けられている。この場合、同補助フレーム
1aは例えばアルミニウムなどの適度な剛性を有するコ字
状の枠体からなる。フレーム１の先端開口部側には、例
えば乳白色を呈する厚さ2mmのアクリル板からなる光拡
散板３が設けられ、さらにその表面にPLZT表示板４が設
けられる。このPLZT表示板４は例えば第１の偏光板4a,P
LZTペレット4b,カラーフィルタ4cおよび第２の偏光板4d
の４層構造体からなる。なお、上記補助フレーム1aには
PLZT表示板４を駆動するための回路基板5,5が取付けら
れる。
上記PLZTユニットを複数個マトリクス状に並べること
により、所定の大きさの表示画面が得られるのである
が、それには各ユニットのつなぎ目にずれが生じないよ
うに細心の注意を払って組み立る必要があった。
により、所定の大きさの表示画面が得られるのである
が、それには各ユニットのつなぎ目にずれが生じないよ
うに細心の注意を払って組み立る必要があった。
この発明は上記課題を解決するためになされたもの
で、その構成上の特徴は、バックライトの反射板として
作用するほぼＵ字状のフレームに光拡散板を介してPLZT
表示板を設けた複数のPLZTユニットを並設して構成され
るPLZT表示装置において、 上記複数のPLZTユニットを
マトリクス状に配列し得る四角形状の筐体を有し、同筐
体の隣り合う任意の２辺が上下左右方向の基準面とする
とともに、その前面に前後方向の基準面となる透明基板
を取付け、かつ上記筐体の残された２辺および背部に上
記各PLZTユニットを上記各基準面に向けて押圧する調整
手段を設けたことにある。
で、その構成上の特徴は、バックライトの反射板として
作用するほぼＵ字状のフレームに光拡散板を介してPLZT
表示板を設けた複数のPLZTユニットを並設して構成され
るPLZT表示装置において、 上記複数のPLZTユニットを
マトリクス状に配列し得る四角形状の筐体を有し、同筐
体の隣り合う任意の２辺が上下左右方向の基準面とする
とともに、その前面に前後方向の基準面となる透明基板
を取付け、かつ上記筐体の残された２辺および背部に上
記各PLZTユニットを上記各基準面に向けて押圧する調整
手段を設けたことにある。
筐体内に所定数のPLZTユニットをマトリクス状に配置
し、調整手段にて各PLZTユニットを基準面に向けて押圧
することにより、つなぎ目が整合された大画面が得られ
る。
し、調整手段にて各PLZTユニットを基準面に向けて押圧
することにより、つなぎ目が整合された大画面が得られ
る。
以下、この発明の実施例を第１図ないし第３図を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
まず第３図を参照すると、画面構成要素としてこの発
明で用いられるPLZTユニット10が示されている。同PLZT
ユニット10は先に第５図で説明したものとほぼ同じ構成
で同一部分にはそれと同じ参照符号が付けられている
が、この場合補助フレーム1aの後端には、一対の側板1
1,11間にゴムなどの弾性体12を介在させたアタッチメン
ト13が取付けられる。
明で用いられるPLZTユニット10が示されている。同PLZT
ユニット10は先に第５図で説明したものとほぼ同じ構成
で同一部分にはそれと同じ参照符号が付けられている
が、この場合補助フレーム1aの後端には、一対の側板1
1,11間にゴムなどの弾性体12を介在させたアタッチメン
ト13が取付けられる。
第１図および第２図には、上記PLZTユニット10にて所
定の大きさの画面を構成する筐体15が示されている。す
なわち、同筐体15は目的とする画面よりも実質的に大き
く形成された四角形状の枠体からなるが、その隣り合う
２辺、例えば左辺15aと底辺15bが上下左右方向の位置合
せの基準面とされている。そして、残された２辺、すな
わち上辺15cと右辺15dとには、PLZTユニット10を上記基
準面に向けて押圧する調整手段が設けられている。この
実施例において、同調整手段は上辺15cと右辺15dに進退
可能に螺着されたボルト部材16からなり、その先端には
押圧板16aが取付けられている。このボルト部材16は各
列各行ごとに割り当てられる。この例では、PLZTユニッ
ト10が３×７列のマトリクス状に配列されるため、それ
に対応して上辺15cには７つのボルト部材16が設けら
れ、右辺15dには一列あたり２つの合計６つのボルト部
材16が設けられている。
定の大きさの画面を構成する筐体15が示されている。す
なわち、同筐体15は目的とする画面よりも実質的に大き
く形成された四角形状の枠体からなるが、その隣り合う
２辺、例えば左辺15aと底辺15bが上下左右方向の位置合
せの基準面とされている。そして、残された２辺、すな
わち上辺15cと右辺15dとには、PLZTユニット10を上記基
準面に向けて押圧する調整手段が設けられている。この
実施例において、同調整手段は上辺15cと右辺15dに進退
可能に螺着されたボルト部材16からなり、その先端には
押圧板16aが取付けられている。このボルト部材16は各
列各行ごとに割り当てられる。この例では、PLZTユニッ
ト10が３×７列のマトリクス状に配列されるため、それ
に対応して上辺15cには７つのボルト部材16が設けら
れ、右辺15dには一列あたり２つの合計６つのボルト部
材16が設けられている。
筐体15の前面には、PLZTユニット10の前後方向の基準
面となる例えばガラスやアクリル樹脂からなる透明基板
20が取付けられている。これに対して、同筐体15の背面
には上記上辺15cおよび右辺15dと同じく調整手段として
のボルト部材16を有する裏カバー15eが被せられる。な
お作図の都合上全部示されていないが、同裏カバー15e
には１つのPLZTユニット10あたり２つのボルト部材16が
割り当てられるように取付けられている。
面となる例えばガラスやアクリル樹脂からなる透明基板
20が取付けられている。これに対して、同筐体15の背面
には上記上辺15cおよび右辺15dと同じく調整手段として
のボルト部材16を有する裏カバー15eが被せられる。な
お作図の都合上全部示されていないが、同裏カバー15e
には１つのPLZTユニット10あたり２つのボルト部材16が
割り当てられるように取付けられている。
画面を組立るには、まず、筐体15をその透明基板20が
下になるように図示しない作業台上に配置し、その中に
PLZTユニット10を例えば３×７列のマトリクス状に配列
する。そして、上辺15cおよび右辺15dの各ボルト部材16
を締め付けて各PLZTユニット10を上下左右方向の基準面
である左辺15aおよび底辺15bに向けて押しつける。この
場合、その押圧力はある程度弱いものにしておく。ま
た、押圧板16aとそれに対向する外側のPLZTユニット10
との間にゴムなどの弾性体17を介在させるとよい。次
に、各PLZTユニット10の補助フレーム1aにアタッチメン
ト13を取付けたのち、筐体15の背面に裏カバー15eを被
せ、それに取付けられているボルト部材16を締め付けて
アタッチメント13の弾性体12を介して各PLZTユニット10
を透明基板20に向けて押しつける。なおアタッチメント
13は、PLZTユニット10を筐体15内に入れる前に予め補助
フレーム1aに取付けられていてもよい。
下になるように図示しない作業台上に配置し、その中に
PLZTユニット10を例えば３×７列のマトリクス状に配列
する。そして、上辺15cおよび右辺15dの各ボルト部材16
を締め付けて各PLZTユニット10を上下左右方向の基準面
である左辺15aおよび底辺15bに向けて押しつける。この
場合、その押圧力はある程度弱いものにしておく。ま
た、押圧板16aとそれに対向する外側のPLZTユニット10
との間にゴムなどの弾性体17を介在させるとよい。次
に、各PLZTユニット10の補助フレーム1aにアタッチメン
ト13を取付けたのち、筐体15の背面に裏カバー15eを被
せ、それに取付けられているボルト部材16を締め付けて
アタッチメント13の弾性体12を介して各PLZTユニット10
を透明基板20に向けて押しつける。なおアタッチメント
13は、PLZTユニット10を筐体15内に入れる前に予め補助
フレーム1aに取付けられていてもよい。
しかるのち、筐体15を立てて最終的に上辺15cおよび
右辺15dの各ボルト部材16を締め付けて各PLZTユニット1
0をすべて透明基板20に沿って面一とし、かつ、つなぎ
目にずれや隙間がないように微調整する。このようにし
て、所定の大きさの画面が得られ、その各フレーム１内
にPLZT表示板４のバックライトとしての例えば蛍光管２
を挿通する。
右辺15dの各ボルト部材16を締め付けて各PLZTユニット1
0をすべて透明基板20に沿って面一とし、かつ、つなぎ
目にずれや隙間がないように微調整する。このようにし
て、所定の大きさの画面が得られ、その各フレーム１内
にPLZT表示板４のバックライトとしての例えば蛍光管２
を挿通する。
以上説明したように、この発明によれば、複数のPLZT
ユニットをマトリクス状に配列し得る四角形状の筐体の
隣り合う任意の２辺を上下左右方向の基準面とするとと
もに、その前面に前後方向の基準面となる透明基板を取
付け、かつ筐体の残された２辺および背部に各PLZTユニ
ットを各基準面に向けて押圧する調整手段を設けたこと
により、簡単な作業にて複数のPLZTユニットを組み合わ
せてなるつなぎ目が整合された所望とする大きさの画面
が得られる。
ユニットをマトリクス状に配列し得る四角形状の筐体の
隣り合う任意の２辺を上下左右方向の基準面とするとと
もに、その前面に前後方向の基準面となる透明基板を取
付け、かつ筐体の残された２辺および背部に各PLZTユニ
ットを各基準面に向けて押圧する調整手段を設けたこと
により、簡単な作業にて複数のPLZTユニットを組み合わ
せてなるつなぎ目が整合された所望とする大きさの画面
が得られる。
第１図はこの発明に係るPLZT表示装置の一実施例を示し
た正面図、第２図は同実施例の側面図、第３図は同実施
例に用いられるPLZTユニットの平面図、第４図はこの発
明の先行例として示したPLZTユニットの平面図である。 図中、１はフレーム、２は蛍光管、３は光拡散板、４は
PLZT表示板、５は回路基板、10はPLZTユニット、12,17
は弾性体、13はアタッチメント、15は筐体、16は調整手
段（ボルト部材）である。
た正面図、第２図は同実施例の側面図、第３図は同実施
例に用いられるPLZTユニットの平面図、第４図はこの発
明の先行例として示したPLZTユニットの平面図である。 図中、１はフレーム、２は蛍光管、３は光拡散板、４は
PLZT表示板、５は回路基板、10はPLZTユニット、12,17
は弾性体、13はアタッチメント、15は筐体、16は調整手
段（ボルト部材）である。
Claims (2)
- 【請求項１】バックライトの反射板として作用するほぼ
Ｕ字状のフレームに光拡散板を介してPLZT表示板を設け
た複数のPLZTユニットを並設して構成されるPLZT表示装
置において、 上記複数のPLZTユニットをマトリクス状に配列し得る四
角形状の筐体を有し、同筐体の隣り合う任意の２辺が上
下左右方向の基準面とされるとともに、その前面には前
後方向の基準面となる透明基板が取付けられ、上記筐体
の残された２辺および背部には上記各PLZTユニットを上
記各基準面に向けて押圧する調整手段が設けられている
ことを特徴とするPLZT表示装置。 - 【請求項２】上記各PLZTユニットは弾性体を介して上記
調整手段により押圧される請求項１に記載のPLZT表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1001690A JPH0827448B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | Ｐｌｚｔ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1001690A JPH0827448B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | Ｐｌｚｔ表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03215820A JPH03215820A (ja) | 1991-09-20 |
| JPH0827448B2 true JPH0827448B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=11738598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1001690A Expired - Lifetime JPH0827448B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | Ｐｌｚｔ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827448B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004264323A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-09-24 | Sankyo Kk | 平面表示装置およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1001690A patent/JPH0827448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03215820A (ja) | 1991-09-20 |
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