JPH08273874A - 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置および照明装置

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JPH08273874A
JPH08273874A JP7074091A JP7409195A JPH08273874A JP H08273874 A JPH08273874 A JP H08273874A JP 7074091 A JP7074091 A JP 7074091A JP 7409195 A JP7409195 A JP 7409195A JP H08273874 A JPH08273874 A JP H08273874A
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current
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capacitor
switching
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JP7074091A
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Kazuyuki Uratani
和幸 浦谷
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で総合歪率を改善した電源装置、放
電灯点灯装置および照明装置を提供することを目的とす
る。 【構成】交流電源1に接続される整流装置4と、整流装
置4の出力端間に互いに直列的に接続され交互にオンオ
フする第1,第2のスイッチング装置6,5と、第1の
スイッチング装置6に対して並列的に設けられた第1の
コンデンサ8およびインダクタ7の直列回路と、第1,
第2のスイッチング装置6,5のオンオフに応じてイン
ダクタ7と共振回路を形成する第2のコンデンサ11
と、インダクタ7および第2のコンデンサ11の共振に
基づいて高周波出力を得る出力回路7−2と、出力回路
7−2を介して給電される負荷と直列的に設けられた一
次巻線18−1,第1および第2のスイッチング装置の
ドライブ制御を行う二次巻線18−2,18−3,整流
装置4の出力端に設けられた三次巻線12とを備えたト
ランス18とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源からの入力力
率を向上し、また、入力電流の歪を低減した電源装置、
放電灯点灯装置および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、先にこの種装置として特
願平6−178925号において以下に示す技術手段を
提案した。以下、該技術手段のうち放電灯点灯装置を図
7を参照して説明する。
【0003】まず、構成を説明する。商用交流電源21
1にチョークコイル212およびコンデンサ213等か
らなるフィルタ回路が接続され、このフィルタ回路に整
流装置214が接続されている。該整流装置214は、
たとえば高速スイッチング性のダイオードから形成され
る。同整流装置214の出力端間には、第1のスイッチ
ング装置215および第2のスイッチング装置216が
互いに直列に接続されている。これらスイッチング装置
215,216は、たとえば電界効果トランジスタから
なるもので、寄生ダイオードをそれぞれ逆電流通流用の
ダイオードとして利用するようになっている。
【0004】また、上記第1のスイッチング装置215
と並列的関係になるように、インダクタ217としての
リーケージ形絶縁トランスの一次巻線217−1および
第1のコンデンサ218が接続されている。この第1の
コンデンサ218は、上記整流装置214の出力周波数
に対して平滑作用を有している。
【0005】上記インダクタ217の二次巻線217−
2には蛍光ランプ219が接続されている。この蛍光ラ
ンプ219のフィラメント間には、フィラメント予熱用
のコンデンサ220が接続されている。また、上記イン
ダクタ217のリーケージインダクタンスは、蛍光ラン
プ219の限流インピーダンスとしても作用する。
【0006】また、上記第2のスイッチング装置216
に対しては、インダクタ217を介して第2のコンデン
サ221が並列的に接続されている。この第2のコンデ
ンサ221の容量は上記第1のコンデンサ218の容量
に比べて極端に小さく、インダクタ217のインダクタ
ンスと共に、上記スイッチング装置215,216のス
イッチング周波数において共振する値に選ばれている。
【0007】図中、符号222は上記スイッチング装置
215,216のオンオフを制御する制御装置である。
この制御装置222は、スイッチング装置215,21
6をたとえば略一定の整流装置214の出力周波数より
高い周波数でオンオフする。また、上記交流電源211
の出力電圧(整流装置214の出力電圧)の波高値の大
きさに応じて第2のスイッチング装置216のオン期間
を図8の関係のように変化可能になっている。
【0008】すなわち、上記整流装置214の出力電圧
の波高値が大きい期間には、オン期間を小さく、波高値
が小さい期間には、オン期間を大きくする。したがっ
て、第1のスイッチング装置215のオン期間は、これ
と逆の関係に変化する。具体的には整流装置214の出
力電圧を検知する検知手段222−1と、この検知手段
222−1の検知電圧に応じてオン期間を変化させる発
振手段222−2とを設けている。上記発振手段222
−2としては、たとえば、PWM(パルス幅調節)コン
トロール機能とスイッチング装置駆動機能を備えたもの
である。
【0009】上記PWMコントロール機能を有するもの
としては、たとえばICを利用しこのICを主として構
成できる。また、スイッチング装置駆動機能としては、
バッファと、トランス、フォトカップラ等の伝達手段と
から構成できる。なお、上記発振手段222−2に外部
からの制御信号入力部222−3を設け、外部からの制
御信号によりスイッチング装置215,216のオン期
間を制御することも可能になっている。
【0010】つぎに、図7に示した上記放電灯点灯装置
の作用を図9ないし図12を参照して説明する。なお、
図9は、説明に必要な主要部のみを簡略化して示す等価
回路図で、図7と同じ部分には同じ符号を付してある。
また、図10および図11は、各部の電圧、電流波形を
示し、各図においてVは電圧、Iは電流であり、それぞ
れの符号は図7のそれと一致している(ただし、図10
および図11(イ)のVGS5は、第1のスイッチング
装置215のゲート・ソース間電圧を示し、同(ハ)の
VGS6は、第2のスイッチング装置216のゲート・
ソース間電圧を示す。)。また、図10および図11の
横軸(時間軸)は各スイッチング周波数の周期に対応し
ている。図12は同じく各部の電圧、電流波形を示し、
横軸は整流装置の出力周波数の周期に対応している。
【0011】最初に、交流電源電圧(非平滑直流電圧)
の波高値が大きい期間について図9および図10を参照
しながら説明する。なお、この期間は、制御装置222
が検知電圧に応じて第2のスイッチング装置216をそ
のオン期間が相対的に小さくなるように制御する。
【0012】期間(a)(図9の(a)、図10の
(a)、以下同様)においては、第1のコンデンサ21
8、第1のスイッチング装置215およびインダクタ2
17の閉回路が形成される。このため、第1のコンデン
サ218に蓄積されていた電荷が前記閉回路を放電し、
図10(ロ),(チ)に示すように、電流I215,I
216が流れる。
【0013】期間(b)においては、第1のスイッチン
グ装置215がオフし、第2のスイッチング装置216
はその寄生ダイオードがオンする。これにより、インダ
クタ217および第2のコンデンサ221が直列共振を
呈し、図10(ニ),(ヌ)のように共振電流I21
6,I221が流れる。これによって、第2のコンデン
サ221、インダクタ217の電圧V221,V217
には共振電圧が現れる。また、前記第2のコンデンサ2
21の電圧と第1のコンデンサ218との和に等しい整
流装置214の両端電圧V214にも共振電圧が現れ
る。この共振電圧のピーク値は、インダクタ217の蓄
積エネルギすなわち上記期間(a)の最後に第1のスイ
ッチング装置215に流れている電流値(I215)お
よび第2のコンデンサ221の両端電圧(V221)に
よって決定される。
【0014】期間(c)においては、第2のスイッチン
グ装置216がオンし、共振電流が極性反転して逆向き
の共振電流が流れる(図10(ニ),(ヌ))。上記期
間(b),(c)における共振電圧の波高値は、共振回
路の抵抗成分が小さいので、非平滑直流電圧より大きく
なる。すなわち、昇圧される。
【0015】期間(d)においては、共振電圧が低下
(減衰)して第2のコンデンサ221および第1のコン
デンサ218の両端電圧も低下しようとするから、整流
装置214から第1のコンデンサ218、インダクタ2
17および第2のスイッチング装置216を介して電流
I214,I218およびI216が流れる(図10
(ヘ),(チ),(ニ))。
【0016】期間(e)においては、第2のスイッチン
グ装置216がオフし、第1のスイッチング装置215
の寄生ダイオードがオンして、インダクタ217の蓄積
エネルギにより第1のスイッチング装置215の寄生ダ
イオードおよび第1のコンデンサ218に電流I21
5,I218が流れる(図10(ロ),(チ))。そし
て、期間(a)の状態に戻る。
【0017】つぎに、非平滑直流電圧の波高値が小さい
期間について図11を参照して説明する。この期間は、
制御装置222が検知電圧に応じて、第2のスイッチン
グ装置216のオン期間が相対的に大きくなるように制
御する。この場合の回路動作も基本的には図9の場合と
同様であるが、各部の電圧、電流波形は図11のように
なる。
【0018】図11において注目すべき点は、同図
(ホ),(リ)に示すように、共振電圧の波高値が図1
0に比し大きくなっていることである。これは、非平滑
直流電圧の波高値が小さい期間には、この波高値に応じ
て第2のコンデンサ221に充電されている電圧が小さ
くなり(図10,図11の各(リ)参照)、この分第2
のコンデンサ221に流れ込む電流すなわち期間(b)
における初期の共振電流値が大きくなるためである。
【0019】したがって、非平滑直流電圧の波高値が低
くなる期間には、より昇圧でき、非平滑直流電圧の谷部
を持ち上げることができる。なお、図7のものはこれま
で説明してきたように、図8の関係でスイッチング装置
215,216のオン期間を制御するから、波高値が小
さい期間には第1のスイッチング装置215のオン期間
が相対的に小さくなっている。これにより、第1のスイ
ッチング装置215に流れる電流値が相対的に小さい段
階で遮断される。これは、期間(b)における初期の共
振電流値を小さくするように作用するから、前述のよう
に第2のコンデンサ221の充電電圧の関係で共振電圧
が大きくなるものの、極端に昇圧して谷部の電圧値を過
度に大きくすることがない。
【0020】このような作用により、インダクタ217
の二次巻線217−2に高周波交流電圧を誘起して、蛍
光ランプ219を高周波点灯させる。そして、交流電源
211からの入力電流I214は、図12(イ)に示す
ようになる。これは、上述のように、期間(d)におけ
る整流装置214からの電流が、整流装置214の非平
滑直流電圧の略全期間にわたって流れるからである。し
たがって、この電流が、入力力率を高めると共に、入力
電流の低歪に寄与する。なお、入力電流I214の高周
波成分はフィルタ回路により吸収することができる。ま
た、整流装置214の出力端間電圧V214は図12
(ロ)に示すようになる。さらに、蛍光ランプ219の
電流は図12(ハ)に示すようになり、第1のコンデン
サにより平滑化されている結果、その包絡線は非平滑直
流電圧のリプルを減少したものになる。図12(ロ)に
おいて、正弦波の白い部分が整流装置214の非平滑直
流電圧を示し、正弦波に重畳されている部分が共振によ
り昇圧された電圧を示している。この出力端間電圧V2
14をより平滑化されたものにするには、スイッチング
装置215,216のオン期間制御を図8のものより大
きく変化させればよい。
【0021】また、先に本出願人は、図6に示す放電灯
点灯装置を提案している。以下、図6を参照して該技術
手段を説明する。
【0022】この図6において、符号1は、たとえば商
用周波数の交流電源である。当該電源装置は、この交流
電源1にチョークコイル2およびコンデンサ3等からな
るフィルタ回路が接続され、このフィルタ回路には、整
流装置4としての全波整流器が接続されている。この整
流装置4は、たとえば高速スイッチング性のダイオード
から形成されている。また、整流装置4の出力端間に
は、一対のスイッチング装置5,6が直列的に接続され
ている。
【0023】上記スイッチング装置5には、インダクタ
7としてのリーケージ形絶縁トランスの一次巻線7−1
および第1のコンデンサ8としての比較的大きな容量の
平滑コンデンサの直列回路が並列的に接続されている。
この第1のコンデンサ8は、整流装置4の出力周波数に
対して平滑作用を有している。
【0024】そして、この技術手段では、インダクタ7
の両端に出力回路を形成している。すなわちインダクタ
7の二次巻線7−2を出力回路としている。この二次巻
線7−2には、たとえば、負荷としての放電灯9、たと
えば蛍光ランプが接続されている。また、該放電灯9の
フィラメント間には、フィラメント予熱用のコンデンサ
20が接続されている。このような例において、インダ
クタ7のリーケージインダクタンスは、放電灯の限流イ
ンピーダンスとしても作用する。
【0025】一方、上記スイッチング装置6に対して
は、インダクタ7の一次巻線7−1を介して第2のコン
デンサ11としての比較的容量の小さい共振用コンデン
サが並列的に接続されている。この第2のコンデンサ1
1の容量は第1のコンデンサ8の容量に比べて極端に小
さく、インダクタ7のインダクタンスと、スイッチング
装置5,6のスイッチング周波数において共振する。
【0026】上記スイッチング装置5は、バイポーラト
ランジスタ5−1と、該バイポーラトランジスタ5−1
と並列に接続されたダイオード5−2とで構成されてお
り、また、上記スイッチング装置6は、バイポーラトラ
ンジスタ6−1と、該バイポーラトランジスタ6−1と
並列に接続されたダイオード6−2とで構成されてい
る。
【0027】また、放電灯とインダクタ7としての絶縁
トランスの二次巻線7−2との間には、ドライブトラン
ス18の一次巻線18−1が接続されている。さらに、
上記スイッチング装置5のベース・エミッタ間には該ド
ライブトランス18の二次巻線18−2が、また、上記
スイッチング装置6のベース・エミッタ間には同ドライ
ブトランス18の二次巻線18−3がそれぞれ接続され
ていて、各スイッチング装置5,6にベース電流を供給
するようになっている。
【0028】この放電灯点灯装置によると、負荷として
の放電灯9が外されて出力回路端が開放されると、ドラ
イブトランス18の一次巻線18−1には電流が流れな
くなり、これにより、該ドライブトランス18の二次巻
線18−2,二次巻線18−3の出力がなくなる。した
がって、上記各スイッチング装置5,6へのベース電流
の供給が絶たれ、インバータ回路の発振が停止するよう
になっている。
【0029】ところで、放電灯を取り外す場合などの無
負荷状態は、共振回路の抵抗成分が略零であり、この状
態における共振回路の尖鋭度は大きく、共振電圧も大き
い。したがって、無負荷状態においてもスイッチング装
置が稼働し、長期間に渡って発振を継続すると大きな共
振電圧がスイッチング装置に印加し続け、該スイッチン
グ装置の劣化をきたし、さらには破壊に至らしめる虞が
ある。
【0030】上述した放電灯点灯装置は、このような不
具合を解消するものであり、上記放電灯9を取り外す場
合などの無負荷状態においては、上記スイッチング装置
5,6のスイッチング動作を止めてインバータ回路の発
振を停止させることにより、無負荷時にもスイッチング
する場合に比し、上記各スイッチング装置5,6のスト
レスを大幅に低減することができる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上述し
た各技術手段は極めて有効なものである。
【0032】本発明は、上述した先願をさらに改良し、
簡単な構成でさらに総合歪率を改善した電源装置、放電
灯点灯装置および照明装置を提供することを目的とす
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
交流電源の出力電圧を整流して非平滑直流電圧を出力す
る整流装置と;互いに直列的に接続され交互にオンオフ
して上記整流装置の出力を該整流装置の出力周波数より
高い周波数でスイッチングする第1および第2のスイッ
チング装置と;上記第1のスイッチング装置に対して並
列的に設けられ、上記第2のスイッチング装置のオン期
間に該第2のスイッチング装置を介して上記整流装置の
出力により充電され該整流装置の出力周波数に対して平
滑作用を行うとともに、上記第1のスイッチング装置の
オン期間に充電電荷を該第1のスイッチング装置を介し
て放電する第1のコンデンサと;上記第1および第2の
スイッチング装置の中点と上記第1のコンデンサとの間
に介挿され、該第1のコンデンサの充放電電流を通流す
るインダクタと;上記第1および第2のスイッチング装
置のオンオフに応じて上記インダクタと共に共振する第
2のコンデンサと;上記インダクタおよび上記第2のコ
ンデンサの共振に基づいて高周波出力を得る出力回路
と;この出力回路を介して給電される負荷と直列的に設
けられた一次巻線と、上記第1および第2のスイッチン
グ装置のドライブ制御を行う二次巻線と、上記交流電源
の周波数の脈流電流が流れる箇所に設けられた三次巻線
とを備えたトランスと;を具備している。
【0034】この発明において、スイッチング装置とし
ては、たとえば電界効果トランジスタを用いることがで
きる。この場合、電界効果トランジスタがその構成上内
蔵している寄生ダイオードを逆電流通流用に利用するこ
とができる。また、バイポーラ形のトランジスタのよう
に、コレクタ・エミッタ間に寄生ダイオードを内蔵しな
いスイッチ素子を主体として構成してもよく、この場合
は、導通方向を逆にしてダイオードをコレクタ・エミッ
タ間に並列接続する。しかし、トランジスタのベース回
路の構成上エミッタ・ベース間にダイオードを接続する
場合には、このダイオードを逆電流通流用に利用しても
よい。
【0035】また、本発明において、一対のスイッチン
グ装置が交互にオンオフするとは、一方がオンからオフ
し、他方がオフからオンする間に、実質的に両者がオフ
している期間があっても、なくてもよいものである。そ
して、一対のスイッチング装置のスイッチング周波数は
整流装置の出力周波数より高いものであり、数kHz 以上
が好適であり、さらに、可聴周波数以上の20kHz 以上
であることがより好ましい。
【0036】さらに、本発明において、直列的あるいは
並列的とは、他の電気部品が介在している場合、してい
ない場合の両方を含むことを意味する。
【0037】さらにまた、インダクタと共に共振回路を
形成する第2のコンデンサは、共振回路を形成できれば
どこに設けてもよい。たとえば、第2のスイッチング装
置およびインダクタの直列回路と並列的に設けることが
できる。また、整流装置の出力端間に接続してもよい。
さらには、第2のコンデンサの一部または全部を整流装
置の一方の出力端と一対のスイッチング装置との間に設
けてもよい。
【0038】また、本発明において、インダクタは第2
のコンデンサと共に共振し得るものであればよく、たと
えばチョークコイル、トランス等を使用できる。
【0039】さらに、本発明において、上記トランス
は、たとえばカレントトランスで構成される。
【0040】また、本発明において、出力回路を介して
給電される負荷としては、たとえば、放電灯,モータ,
他の整流回路等、種々の外部負荷が接続され得る。
【0041】さらに、本発明において、交流電源の周波
数の脈流電流は全波整流された略直流電流を含む。
【0042】(以上は以下の発明についても同様。) 請求項2記載の発明は、交流電源に接続される整流装置
と;この整流装置の出力端間に互いに直列的に接続さ
れ、該整流装置の出力周波数より高い周波数で交互にオ
ンオフする第1および第2のスイッチング装置と;上記
第1のスイッチング装置に対して並列的に設けられた相
対的に大容量の第1のコンデンサおよびインダクタの直
列回路と;上記第1および第2のスイッチング装置のオ
ンオフに応じて上記インダクタと共振回路を形成する関
係に設けられた相対的に小容量の第2のコンデンサと;
上記インダクタおよび第2のコンデンサの共振に基づい
て高周波出力を得る出力回路と;この出力回路を介して
給電される負荷と直列的に設けられた一次巻線と、少な
くとも上記一次巻線に流れる該出力回路の出力電流に応
じて上記第1および第2のスイッチング装置を交互にオ
ンオフ制御する出力電流が流れる二次巻線と、上記交流
電源の周波数の脈流電流が流れる箇所に設けられた三次
巻線とを備えたトランスと;を具備している。
【0043】本発明における第1のコンデンサも、整流
装置の出力周波数に対して平滑作用を行うものである。
また、第2のコンデンサがインダクタと共振回路を形成
する関係に設けられるとは、請求項1記載の発明と同様
に、共振回路を形成できればどこに設けてもよいもので
ある。
【0044】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の電源装置において、上記トランスの二次巻線の出
力電流により、上記第1および第2のスイッチング装置
はデューティー変調制御される。
【0045】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の電源装置において、上記トランスの二次巻線に
は、少なくとも該トランスの三次巻線に流れる全波整流
電流に応じた電流が流れる。
【0046】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の電源装置において、上記トランスの
三次巻線は、上記整流装置の入出力の少なくとも一方に
設けられる。
【0047】請求項6記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の電源装置において、上記トランスの
三次巻線は、上記整流装置のプラス側出力端とマイナス
側出力端の少なくとも一方に設けられる。
【0048】請求項7記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の電源装置において、上記トランスの
三次巻線は、上記整流装置の入力側において交流電源の
周波数の脈流電流が流れる箇所に配設される。
【0049】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれか一記載の電源装置と;電源装置の出力により
付勢される放電灯と;を具備している。
【0050】請求項9記載の発明は、照明装置本体と;
請求項8記載の放電灯点灯装置と;を具備している。
【0051】
【作用】請求項1および2記載の電源装置は、第1のコ
ンデンサが整流装置の出力により充電され、非平滑直流
電圧のピーク値より小さい値の平滑直流電圧を保持す
る。また、第1および第2のスイッチング装置のスイッ
チングに応じて第2のコンデンサおよびインダクタの共
振回路は共振電圧を発生する。この共振電圧は、非平滑
直流電圧の1サイクルの略全期間にわたって、整流装置
からみた負荷電圧が非平滑直流電圧より低くなる期間を
形成するように作用する。これにより、非平滑直流電圧
の波高値が低い期間にも交流電源からの入力電流を確保
して(第1のコンデンサに充電電流が流れる)、入力力
率を高めると共に入力電流を低歪化して入力電流の高調
波を減少させる。さらに、上記出力回路に負荷と直列的
に設けられた上記トランスの一次巻線に流れる出力電流
と、該トランスの三次巻線に流れる交流電源の周波数の
脈流電流とに応じて、該トランスの二次巻線に所定の電
流が流れ、上記第1および第2のスイッチング装置をド
ライブ制御することで、総合歪率の改善を図ることがで
きる。
【0052】請求項3記載の電源装置は、上記トランス
の二次巻線の出力電流により、上記第1および第2のス
イッチング装置はデューティー変調制御されることで、
上記請求項1または2記載の電源装置同様、総合歪率の
改善を図ることができる。
【0053】請求項4記載の電源装置は、上記トランス
の二次巻線には、少なくとも該トランスの三次巻線に流
れる全波整流電流に応じた電流が流れることで、上記請
求項1または2記載の電源装置同様、総合歪率の改善を
図ることができる。
【0054】請求項5ないし7のいずれか一記載の電源
装置は、上記トランスの三次巻線に流れる電流に応じ
て、該トランスの二次巻線を介して上記第1および第2
のスイッチング装置を制御することで、上記請求項1ま
たは2記載の電源装置同様、総合歪率の改善を図ること
ができる。
【0055】請求項8の放電灯点灯装置は、請求項1な
いし7のいずれか一記載の電源装置の負荷として放電灯
を用いたため、これら電源装置の作用に加えて、出力の
脈動が小さくなり発光効率が向上して、光リプルが減少
する。
【0056】請求項9記載の照明装置は、請求項8記載
の放電灯点灯装置を器具本体に設けたため、発光効率が
向上し、光リプルが減少したものとなる。
【0057】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0058】図1は、本発明の第1実施例の放電灯点灯
装置の主要部を示した電気回路図である。
【0059】この図1において、符号1は、たとえば商
用周波数の交流電源である。当該放電灯点灯装置は、こ
の交流電源1にチョークコイル2およびコンデンサ3等
からなるフィルタ回路が接続され、このフィルタ回路に
は、整流装置4としての全波整流器が接続されている。
この整流装置4の出力端間には、後述するドライブトラ
ンス18の三次巻線12,高速スイッチング性の整流ダ
イオードを介して一対のスイッチング装置5,6が直列
的に接続されている。また、該三次巻線12および整流
装置4からなる直列回路に並列に小容量の高周波パス用
のコンデンサ15が接続されている。さらに、該コンデ
ンサ15の非電源側には高周波的にスイッチする高速性
のダイオード16が介挿されている。
【0060】上記スイッチング装置6には、インダクタ
7としてのリーケージ形絶縁トランスの一次巻線7−1
および第1のコンデンサ8としての比較的大きな容量の
平滑コンデンサの直列回路が並列的に接続されている。
この第1のコンデンサ8は、整流装置4の出力周波数に
対して平滑作用を有している。
【0061】そして、本実施例では、インダクタ7の両
端に出力回路を形成している。すなわちインダクタ7の
二次巻線7−2を出力回路としている。この二次巻線7
−2には、たとえば、負荷としての放電灯9、たとえば
蛍光ランプが接続されている。また、該放電灯9のフィ
ラメント間には、フィラメント予熱用のコンデンサ20
が接続されている。このような実施例において、インダ
クタ7のリーケージインダクタンスは、放電灯9の限流
インピーダンスとしても作用する。
【0062】一方、上記スイッチング装置5に対して
は、インダクタ7の一次巻線7−1を介して第2のコン
デンサ11としての比較的容量の小さい共振用コンデン
サが並列的に接続されている。この第2のコンデンサ1
1の容量は第1のコンデンサ8の容量に比べて極端に小
さく、インダクタ7のインダクタンスと、スイッチング
装置5,6のスイッチング周波数において共振する。
【0063】上記スイッチング装置5は、バイポーラト
ランジスタ5−1と、該バイポーラトランジスタ5−1
と並列に接続されたダイオード5−2とで構成されてお
り、また、上記スイッチング装置6は、バイポーラトラ
ンジスタ6−1と、該バイポーラトランジスタ6−1と
並列に接続されたダイオード6−2とで構成されてい
る。
【0064】また、放電灯とインダクタ7としての絶縁
トランスの二次巻線7−2との間には、ドライブトラン
ス18の一次巻線18−1が接続されている。さらに、
上記スイッチング装置5のベース・エミッタ間には該ド
ライブトランス18の二次巻線18−2が、また、上記
スイッチング装置6のベース・エミッタ間には同ドライ
ブトランス18の二次巻線18−3がそれぞれ接続され
ていて、各スイッチング装置5,6にベース電流を供給
するようになっている。
【0065】一方、上記整流装置4のプラス側出力端に
は、上述したドライブトランス18の三次巻線12が直
列に接続されている。これにより、整流装置4の全波整
流電流(交流電源の周波数の脈流電流)に応じた電流が
上記二次巻線18−2,二次巻線18−3に流れること
になる。
【0066】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の放電灯点灯装置全体の概略動作は以下に示すとおり
である。
【0067】まず、交流電源1の電圧を上記フィルタ回
路でノイズ除去し、整流装置4で全波整流する。一方、
一対のスイッチング装置5,6をドライブトランス18
を介して供給されるベース電流により、電源周波数より
高い周波数で交互にスイッチングしてインダクタ7の二
次巻線7−2に高周波交流電圧を誘起し、放電灯9を高
周波点灯させるものである。また、第2のコンデンサ1
1およびインダクタ7で共振電圧を発生し、この共振電
圧の作用により、上記整流装置4で整流された電圧の波
高値が低い期間での力率改善電流を流して低歪化を図っ
ている。
【0068】次に、上記ドライブトランス18の作用に
ついて説明する。
【0069】負荷である放電灯9が接続されていると
き、出力回路である上記インダクタ7の二次巻線7−2
に生じる出力電流がドライブトランス18の一次巻線1
8−1に流れる。そして、該一次巻線18−1に流れる
電流に応じた電流と、さらに、上記三次巻線12に流れ
る交流電源の周波数の脈流電流に応じた電流が二次巻線
18−2,二次巻線18−3に流れる。これにより、上
記スイッチング装置5,6を構成する各トランジスタ5
−1,6−1のベースには、整流装置4によって全波整
流された入力電流に応じてデューティー変調されたスイ
ッチング電圧が印加される。そして、このスイッチング
電圧に基づいてスイッチング装置5,スイッチング装置
6が交互にオン,オフする。
【0070】このように、本実施例の放電灯点灯装置に
よると、出力回路(インダクタ7の二次巻線7−2)に
流れる電流に基づいて一対のスイッチング装置5,6の
駆動制御を行う装置において、該スイッチング装置5,
6を制御するスイッチング電流に対して、整流装置4で
全波整流された電流を三次巻線から供給することで、同
スイッチング装置5,6をデューティー変調駆動するこ
とができる。これにより、総合歪率(THD)の改善を
図ることができる。
【0071】また、本実施例の放電灯点灯装置による
と、負荷としての放電灯9が外されて出力回路端が開放
されると、ドライブトランス18の一次巻線18−1に
は電流が流れなくなり、これにより、該ドライブトラン
ス18の二次巻線18−2,二次巻線18−3の出力が
なくなる。したがって、上記各スイッチング装置5,6
へのベース電流の供給が絶たれ、インバータ回路の発振
が停止するようになっている。
【0072】ところで、放電灯を取り外す場合などの無
負荷状態は、共振回路の抵抗成分が略零であり、この状
態における共振回路の尖鋭度は大きく、共振電圧も大き
い。したがって、無負荷状態においてもスイッチング装
置が稼働し、長期間に渡って発振を継続すると大きな共
振電圧がスイッチング装置に印加し続け、該スイッチン
グ装置の劣化をきたし、さらには破壊に至らしめる虞が
ある。
【0073】本実施例の放電灯点灯装置は、このような
不具合を解消するものであり、上記放電灯9を取り外す
場合などの無負荷状態においては、上記スイッチング装
置5,6のスイッチング動作を止めてインバータ回路の
発振を停止させることにより、無負荷時にもスイッチン
グする場合に比し、上記各スイッチング装置5,6のス
トレスを大幅に低減することができる。
【0074】図2は、本発明の第2実施例の放電灯点灯
装置の主要部を示す電気回路図である。なお、説明の重
複を避けるため上記第1実施例と同一構成要素に対して
は同一符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0075】本第2実施例は、上記第1実施例に対して
ドライブトランス18の三次巻線12の挿入位置と、第
1のコンデンサおよび第2のコンデンサの接続位置が異
なっている。すなわち、該三次巻線12は整流装置4の
マイナス側出力端に接続されている。また、整流装置4
を高速スイッチングダイオードで構成し、上記ダイオー
ド16,コンデンサ15を省いている。その他の構成
は、上記第1実施例と同様であり、その作用も上記第1
実施例と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0076】この第2実施例によっても、上記第1実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0077】図3は、本発明の第3実施例の放電灯点灯
装置の主要部を示す電気回路図である。なお、説明の重
複を避けるため上記第1,第2実施例と同一構成要素に
対しては同一符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略
する。
【0078】本第3実施例は、上記第2実施例に対して
ドライブトランス18の三次巻線12の配設位置が異な
っている。すなわち、本実施例は、整流装置4の入力側
において、別の整流装置31を備え、該整流装置31の
出力端に抵抗33と三次巻線12からなる直列回路を接
続したことを特徴とする。この整流装置31は上記整流
装置4と同様に高速スイッチングダイオード等で構成さ
れており、全波整流された出力電流が三次巻線12に流
れるようになっている。その他の作用は上記第1,第2
実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0079】図4は、本発明の電源装置の一実施例を示
す電気回路図である。なお、説明の重複を避けるため上
記第1ないし第3実施例と同一構成要素に対しては同一
符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0080】上記第1ないし第3実施例が、出力回路に
接続する負荷として放電灯9を接続していたのに対し、
本実施例の電源装置は、新たな整流回路および外部回路
を負荷としている。すなわち、出力回路であるインダク
タ7の二次巻線7−2には、ドライブトランス18の一
次巻線18−1,18−4を介して整流ダイオード2
3,24およびコンデンサ22からなる整流回路が接続
されており、該整流回路の負荷には、たとえばモータ等
の負荷21が接続されている。その他の構成,作用は上
記第1実施例と同様であるのでここでの説明は省略す
る。
【0081】図5は、本発明の照明装置の一実施例を示
す斜視図である。
【0082】図中、符号201は照明装置本体であり、
この本体201に上記放電灯9が装着されている。ま
た、本体201内にはたとえば、図1に示す放電灯点灯
装置が配設されている。なお、該放電灯点灯装置は本体
201内に設けず、本体201外に配設するようにして
もよい。また、本実施例の照明装置は天井直付形のもの
であるが、これ以外のものであってもよい。
【0083】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、たとえば上記の各実施例を適宜組合わせる
ことも可能である。
【0084】
【発明の効果】請求項1および2記載の電源装置は、非
平滑直流電圧の波高値が低い期間にも交流電源からの入
力電流を確保して(第1のコンデンサに充電電流が流れ
る)、入力力率を高めると共に入力電流を低歪化して入
力電流の高調波を減少させることができる。また、上記
出力回路に負荷と直列的に設けられた上記トランスの一
次巻線に流れる出力電流と、該トランスの三次巻線に流
れる交流電源の周波数の脈流電流とに応じて、該トラン
スの二次巻線に所定の電流が流れ、上記第1および第2
のスイッチング装置をドライブ制御することで、総合歪
率の改善を図ることができる。
【0085】請求項3記載の電源装置は、上記トランス
の二次巻線の出力電流により、上記第1および第2のス
イッチング装置はデューティー変調制御されることで、
上記請求項1または2記載の電源装置同様、総合歪率の
改善を図ることができる。
【0086】請求項4記載の電源装置は、上記トランス
の二次巻線には、少なくとも該トランスの三次巻線に流
れる全波整流電流に応じた電流が流れることで、上記請
求項1または2記載の電源装置同様、総合歪率の改善を
図ることができる。
【0087】請求項5ないし7のいずれか一記載の電源
装置は、上記トランスの三次巻線に流れる電流に応じ
て、該トランスの二次巻線を介して上記第1および第2
のスイッチング装置を制御することで、上記請求項1ま
たは2記載の電源装置同様、総合歪率の改善を図ること
ができる。
【0088】請求項8の放電灯点灯装置は、電源装置の
負荷として放電灯を用いたため、さらに、出力の脈動が
小さくなり発光効率が向上して、光リプルが減少する。
【0089】請求項9記載の照明装置は、請求項8記載
の放電灯点灯装置を器具本体に設けたから、発光効率が
向上して、ランプ電流の脈動が小さくなり、光リプルが
減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の放電灯点灯装置を示す電
気回路図。
【図2】本発明の第2実施例の放電灯点灯装置を示す電
気回路図。
【図3】本発明の第3実施例の放電灯点灯装置を示す電
気回路図。
【図4】本発明の電源装置の一実施例を示す電気回路
図。
【図5】本発明の照明装置の一実施例を示す斜視図。
【図6】従来の放電灯点灯装置の一例を示す電気回路
図。
【図7】本発明の先行技術を示す回路図。
【図8】同じく第1のスイッチング装置のオン期間の変
化状態を示す図。
【図9】同じく主要部のみを簡略化して示す等価回路
図。
【図10】同じく整流装置の出力電圧が相対的に大きい
期間における各部の電圧、電流波形をスイッチング周波
数に対応して示す図。
【図11】同じく整流装置の出力電圧が相対的に小さい
期間における各部の電圧、電流波形をスイッチング周波
数に対応して示す図。
【図12】同じく整流装置の入力電流、同出力端間電圧
および負荷電流波形を整流装置の出力周波数に対応して
示す図。
【符号の説明】
1………交流電流 4………整流装置 5………第2のスイッチング装置 6………第1のスイッチング装置 7………インダクタ 7−2……インダクタの二次巻線(出力回路) 8……第1のコンデンサ 9……放電灯 11……第2のコンデンサ 12……ドライブトランスの三次巻線 18……ドライブトランス 18−1……ドライブトランスの一次巻線 18−2,18−3……ドライブトランスの二次巻線 201…照明装置本体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の出力電圧を整流して非平滑直流
    電圧を出力する整流装置と;互いに直列的に接続され交
    互にオンオフして上記整流装置の出力を該整流装置の出
    力周波数より高い周波数でスイッチングする第1および
    第2のスイッチング装置と;上記第1のスイッチング装
    置に対して並列的に設けられ、上記第2のスイッチング
    装置のオン期間に該第2のスイッチング装置を介して上
    記整流装置の出力により充電され該整流装置の出力周波
    数に対して平滑作用を行うとともに、上記第1のスイッ
    チング装置のオン期間に充電電荷を該第1のスイッチン
    グ装置を介して放電する第1のコンデンサと;上記第1
    および第2のスイッチング装置の中点と上記第1のコン
    デンサとの間に介挿され、該第1のコンデンサの充放電
    電流を通流するインダクタと;上記第1および第2のス
    イッチング装置のオンオフに応じて上記インダクタと共
    に共振する第2のコンデンサと;上記インダクタおよび
    上記第2のコンデンサの共振に基づいて高周波出力を得
    る出力回路と;この出力回路を介して給電される負荷と
    直列的に設けられた一次巻線と、上記第1および第2の
    スイッチング装置のドライブ制御を行う二次巻線と、上
    記交流電源の周波数の脈流電流が流れる箇所に設けられ
    た三次巻線とを備えたトランスと;を具備していること
    を特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】交流電源に接続される整流装置と;この整
    流装置の出力端間に互いに直列的に接続され、該整流装
    置の出力周波数より高い周波数で交互にオンオフする第
    1および第2のスイッチング装置と;上記第1のスイッ
    チング装置に対して並列的に設けられた相対的に大容量
    の第1のコンデンサおよびインダクタの直列回路と;上
    記第1および第2のスイッチング装置のオンオフに応じ
    て上記インダクタと共振回路を形成する関係に設けられ
    た相対的に小容量の第2のコンデンサと;上記インダク
    タおよび第2のコンデンサの共振に基づいて高周波出力
    を得る出力回路と;この出力回路を介して給電される負
    荷と直列的に設けられた一次巻線と、少なくとも上記一
    次巻線に流れる該出力回路の出力電流に応じて上記第1
    および第2のスイッチング装置を交互にオンオフ制御す
    る出力電流が流れる二次巻線と、上記交流電源の周波数
    の脈流電流が流れる箇所に設けられた三次巻線とを備え
    たトランスと;を具備していることを特徴とする電源装
    置。
  3. 【請求項3】上記トランスの二次巻線の出力電流によ
    り、上記第1および第2のスイッチング装置はデューテ
    ィー変調制御されることを特徴とする請求項1または2
    記載の電源装置。
  4. 【請求項4】上記トランスの二次巻線には、少なくとも
    該トランスの三次巻線に流れる全波整流電流に応じた電
    流が流れることを特徴とする請求項1または2記載の電
    源装置。
  5. 【請求項5】上記トランスの三次巻線は、上記整流装置
    の入出力の少なくとも一方に設けられたことを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか一記載の電源装置。
  6. 【請求項6】上記トランスの三次巻線は、上記整流装置
    のプラス側出力端とマイナス側出力端の少なくとも一方
    に設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか一記載の電源装置。
  7. 【請求項7】上記トランスの三次巻線は、上記整流装置
    の入力側において交流電源の脈流電流が流れる箇所に配
    設されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    一記載の電源装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれか一記載の電源
    装置と;この電源装置の出力により付勢される放電灯
    と;を具備していることを特徴とする放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】照明装置本体と;請求項8記載の放電灯点
    灯装置と;を具備していることを特徴とする照明装置。
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