JPH08272920A - Icカードの処理装置 - Google Patents

Icカードの処理装置

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JPH08272920A
JPH08272920A JP7077657A JP7765795A JPH08272920A JP H08272920 A JPH08272920 A JP H08272920A JP 7077657 A JP7077657 A JP 7077657A JP 7765795 A JP7765795 A JP 7765795A JP H08272920 A JPH08272920 A JP H08272920A
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card
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memory
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JP7077657A
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Shigeru Mizuo
茂 水尾
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易且つ確実にICカードに情報を書き込
み、書き込み内容を照合するICカードの処理装置を提
供する。 【構成】 情報の書き込み、読み出しのできるICカー
ドを処理するICカードの処理装置において、前記IC
カードの属性の識別情報を読み取る属性読取手段と、前
記属性識別情報に基づき取り出せるICカード情報を記
憶したメモリ手段と、前記属性識別情報により前記メモ
リ手段より取り出した前記ICカード情報を前記ICカ
ードに書き込み、前記ICカードに書き込んだ前記IC
カード情報を読み出す書込読出手段と、前記メモリ手段
より取り出した前記ICカード情報と前記書込読出手段
によりICカードに書き込まれた情報を読み出したIC
カード情報とを照合後にICカードの情報を表示するI
Cカード情報表示手段と、前記ICカード情報表示手段
により表示したICカード情報の内容と前記ICカード
情報の元の原始情報の内容と照合して照合が一致、また
は不一致によりICカードを仕分けする仕分手段と、を
備えたICカードの処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードの処理装置に
係わり、さらに詳しくは迅速で簡易に書き込み、読み出
しのできるメモリを有するICカードのメモリ内容の照
合等を行うICカードの処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部より情報を書き込みまた
は読み出しのできるICカードがある。また、このIC
カードを用いて従業員証、資格認定証、各種免許証等に
利用されている。これらのICカードの情報をホストコ
ンピュータから伝送したり、また入力票等から書き込み
する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
ICカードのメモリ内容は正確をきす必要があり、間違
ったICカードが悪用されると問題となる。また、IC
カードの内容は適時変更が必要が生じる。また、ICカ
ードのメモリに書き込み、または読み出しでデータがエ
ラーとなる場合がある。したがって、簡便、迅速にIC
カードに情報を正確に書き込んだり、さらに書き込み内
容を確認したりできる装置がのぞまれる。
【0004】本発明は簡易且つ確実にICカードに情報
を書き込み、書き込み内容を確認できるICカードの処
理装置を提供することを目的としている。また、簡易且
つ確実にすでに書き込まれたICカードの内容を確認で
きるICカードの処理装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の構成
により達成される。即ち、(1)本発明は、情報の書き
込み、読み出しのできるICカードを処理するICカー
ドの処理装置において、前記ICカードの属性の識別情
報を読み取る属性読取手段と、前記属性識別情報に基づ
き取り出せるICカード情報を記憶したメモリ手段と、
前記属性識別情報により前記メモリ手段より取り出した
前記ICカード情報を前記ICカードに書き込み、前記
ICカードに書き込んだ前記ICカード情報を読み出す
書込読出手段と、前記メモリ手段より取り出した前記I
Cカード情報と前記書込読出手段によりICカードに書
き込まれた情報を読み出したICカード情報と照合後に
ICカードの情報を表示するICカード情報表示手段
と、前記ICカード情報表示手段により表示したICカ
ード情報の内容と前記ICカード情報の元の原始情報の
内容と照合して照合が一致、または不一致によりICカ
ードを仕分けする仕分手段と、を備えたことを特徴とす
るICカードの処理装置であり、(2)本発明は、情報
の書き込み、読み出しのできるICカードを処理するI
Cカードの処理装置において、前記ICカードに書き込
んだ情報を読み出す読出手段と、前記読み出された内容
に含まれる属性識別情報により取り出せるICカード情
報を記憶したメモリ手段と、前記メモリ手段より取り出
した前記ICカード情報と前記ICカードに書き込まれ
た情報を読み出したICカード情報と照合後に表示する
ICカード情報表示手段と、前記ICカード情報表示手
段により表示した内容と前記カード情報の元の原始情報
の内容と照合して照合が一致、または不一致によりIC
カードを仕分けする仕分手段と、を備えたことを特徴と
するICカードの処理装置である。
【0006】
【作用】以上のように構成した作用について説明する
と、請求項1によれば、情報の書き込み、読み出しので
きるICカードを処理するICカードの処理装置におい
て、属性読取手段によりICカードの属性の識別情報を
読み取り、メモリ手段により属性識別情報に基づき取り
出せるICカード情報を記憶する。また、書込読出手段
により属性識別情報により前記メモリ手段より取り出し
た前記ICカード情報を前記ICカードに書き込み、前
記ICカードに書き込んだ前記ICカード情報を読み出
す。またICカード情報表示手段により前記メモリ手段
より取り出した前記ICカード情報と前記書込読出手段
によりICカードに書き込まれた情報を読み出したIC
カード情報と照合後にICカード情報を表示する。さら
に仕分手段により前記ICカード情報表示手段により表
示したICカード情報の内容と前記ICカード情報の元
の原始情報の内容と照合して照合が一致、または不一致
によりICカードを仕分けする。その結果として、IC
カードの情報の書込み、照合が簡易で確実に行える。
【0007】請求項2によれば、情報の書き込み、読み
出しのできるICカードを処理するICカードの処理装
置において、読出手段により前記ICカードに書き込ん
だ情報を読み出す、メモリ手段で前記読出手段に含まれ
る前記属性識別情報に基づき取り出せるICカード情報
を記憶し、ICカード情報表示手段により前記メモリ手
段より取り出した前記ICカード情報と前記ICカード
に書き込まれた情報を読み出したICカード情報と照合
後に表示する。仕分手段により前記ICカード情報表示
手段により表示した内容と前記カード情報の元の原始情
報の内容と照合して照合が一致、または不一致によりI
Cカードを仕分けする。その結果として、ICカードの
照合が簡易で確実に行える。
【0008】請求項3によれば、属性読取手段によりI
Cカードの表面に表示された少なくとも数字、文字、数
字と文字の組み合わせを含む属性を読み取る。その結果
として、ICカードの表面に表示され属性の読み取りが
確実になる。
【0009】請求項4によれば、前記ICカードが情報
を記憶するメモリを有し、情報の書き込み、読み出しが
非接触型、または接触型である。その結果として、簡易
で確実にICカード情報が確実に書き込み、読み出しが
でき、また携帯に便利である。
【0010】請求項5によれば、一致不一致識別手段に
より前記元の原始データ内容記載の用紙を一致、不一致
で識別する。その結果として、一致と不一致の用紙を識
別するので間違いが防止できる。
【0011】請求項6によれば、消去手段により不一致
の場合、前記カード情報に書き込まれ記憶された情報を
消去する。その結果として、不一致カードの情報が洩れ
るのを防止できる。
【0012】請求項7によれば、ストッカーフル検知手
段により前記仕分手段のICカードをストックするスト
ッカー部がICカードの収納が可能かどうかを検出す
る。その結果として、ストッカー部のストックが許容量
を越えるのを事前に知ることができる。
【0013】請求項8によれば、ストッカー解除部によ
り前記仕分手段が照合不一致のICカードをストックで
き、係止可能なストッカー部を有し、さらに特定情報の
装置への入力により前記ストック部の係止が解除でき
る。その結果として、不一致のICカードの盗難、紛失
が防止できる。
【0014】請求項9によれば、前記ICカード情報表
示手段がICカードにメモリされた内容を読み出した内
容とICカード情報を記憶した前記メモリ手段よりのメ
モリ内容を照合して一致したものを表示する。ICカー
ドの内容の照合がより正確にとなる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例1、実施例2及び変形の実施
例に係わるICカードの処理装置について説明する。
【0016】<実施例1>第1の発明の実施例に係わる
ICカードの処理装置につて図1から図9に基づいて説
明する。図1は実施例に係わるICカード処理装置の外
観構成図、図2は実施例に係わるICカード処理装置に
用いるICカードの説明図、図3は実施例の入力票の説
明図、図4は実施例に係わるICカードの処理装置の概
略構成図、図5は実施例に係わるICカードの処理装置
の電気制御ブロック図、図6は実施例に係わるICカー
ドの処理装置の主フローチャートA図、図7は実施例に
係わるICカードの処理装置の主フローチャートB図、
図8は実施例に係わるNGスストカー部のロック解除の
フローチャート図、図9は実施例に係わるNG/OKス
トッカー部のフル検知のフローチャート図である。
【0017】実施例に係わるICカードの処理装置の装
置外観を図1で説明すると、ICカードの処理装置10
は装置本体11と操作・表示ユニット12で構成されて
いる。装置本体11はICカードの処理装置の本体部分
で、ホッパー部20はICカードを装填するホッパーで
ある。NGストッカー部61は後述する照合が不一致の
ICカードをストックする部分である。またOKストッ
カー部62は後述する照合が一致のICカードをストッ
クする部分である。また操作・表示ユニット12は表示
部、操作ボタン部がある。表示部75はICカードにメ
モリされた内容を表示する表示部分であり、操作ボタン
部70は後述する照合判定結果等を入力する入力部分
で、OKボタン71はICカードの内容が後述の照合で
一致した場合に押すボタンで、また装置の起動をかねて
いる。NGボタン72は照合で不一致の場合に押すボタ
ンである。さらに特殊ボタン73はICカードの内容が
後述する照合で不一致の場合にICカードのメモリ内容
を消去する特殊ボタンである。なお、特殊ボタンは例え
ばOKボタン71とNGボタン72とを同時に押すよう
にしても良い。
【0018】ここで、ICカードの処理装置で処理され
るICカードの実施例を図2で説明すると、図2(A)
はICカード表面に金属端子がなく非接触型ICカード
である。ICカードC1のR/W端部C3はアンテナ通
信となっている。またメモリ部C2はICカードに内蔵
されたメモリ部である。キー情報部C4はこのICカー
ドを他のカードと識別するための属性識別情報で、例え
ばICカードの表面に表示されたコード番号である。ま
た文字情報C5はICカードC1の表面に表示された書
誌的事項の氏名、等の文字情報で、また顔情報C6は顔
の画像情報である。なお、キー情報は実施例ではICカ
ードの表面に表示された直接読み取ることが出来るもの
であるが、これに限らず、例えば磁気ストライプより読
み取っても良い。
【0019】また、図2(B)はR/W端部が金属端子
となっている接触型ICカードである。図2(A)で示
したICカードと同一の部材には同一の番号を付けると
共に構成的、機能的に変わらないものはその説明を省略
する。R/W端部C3が金属端子となっている次に、入
力票について図3で説明すると、入力票P1はICカー
ドのメモリ内容の元になる原始情報(データ)が記載さ
れたもので、実施例では会社の従業員個人情報の入力票
が記載されている。この入力票は後述の照合のときに使
用される。キー情報記載部P2はICカードを他のIC
カードと識別するためのキー(鍵)となる情報で実施例
では数字となっている。また、文字情報記載部P3はI
Cカードのメモリに情報として記憶される内容が記載さ
れた文字に関するものである。
【0020】次に、ICカードの処理装置の概略構成を
図4で説明すると、ホッパー部20はICカードが装填
される部分で、表面にICカードを識別するためのキー
情報が表示され、メモリが空の状態になっているICカ
ードが装填されるようになっている。ICカードはモー
タ811の回転により2組のローラ812が回転し、ロ
ーラに掛けられたベルト82が移動してOCR部30に
搬送されるようになっている。また、空検知部32はホ
ッパー部20にICカードが空であることを公知技術の
例えばマイクロスイッチ等で検出するようになってい
る。
【0021】また、OCR部30はICカードの表面に
表示されたキー情報の例えば数字を光学的に読み取り、
その内容を電気制御ブロック90へ送るようになってい
る。また、ICカードを後述のストッカー部へ移動させ
る直線駆動機構85が設けられている。なお、応用例と
してICカードの磁性ストラプでキー情報を読み取って
も良い。
【0022】R/W部40はICカードのメモリ部に情
報(データ)を書き込み、読み出す部分である。キー情
報により後述のメモリファイルより検索されて検索され
た内容が書き込まれる。ICカードの搬送はモータ83
1の回転により2組のローラ832が回転し、ローラに
掛けられたベルト84の移動によりICカードをOCR
部30からR/W部40へ、さらに、R/W部40から
OCR部30に搬送されるようになっている。
【0023】仕分け部分ではICカードを後述の仕分け
を行ってNGストッカー部61、OKストッカー部62
に搬送されるようになっている。ICカードはモータ5
11の回転によりローラ512が回転し、さらにモータ
521の回転によりローラ522が回転して移動するよ
うになっている。さらに、ICカードのNGストッカー
部61への移動はモータ541の回転によりローラ54
2が回転し、さらにモータ551の回転によりローラ5
52が回転して行われる。またICカードのOKストッ
カー部62への移動はモータ541の回転によりローラ
542が回転し、さらに、モータ531の回転によりロ
ーラ532が回転して行われる。
【0024】NGストッカー部61は後述の照合で不一
致のICカードをストックするものである。フル検知部
64はICカードがストッカー部で一杯になったことを
光センサ等で知らせる検知部で、ロック部65はNGス
トッカー部61のケース等を係止する部分で、実施例で
は特別に管理された者が操作して解除してNGのICカ
ードを取り出しできるようになっている。
【0025】OKストッカー部62は後述する照合で一
致のICカードをストックするもので、フル検知部63
はICカードがストッカー部で一杯になったことを光セ
ンサ等で知らせる検知部である。
【0026】表示部75はICカードのメモリの一部ま
たは全部の内容が表示されるようになっている。また、
操作ボタン部70は各種のボタンが設けられNGボタン
72はICカードの照合の不一致のとき押すボタン、O
Kボタン71はICカードの照合が一致のとき押すボタ
ンで、また装置の起動もかねている。なお特殊ボタン7
3はICカード内のメモリを消去するための特殊ボタン
である。なお、ボタンはすでにあるボタンを同時に押す
等しても良い。このことによりボタンの数を減らすこと
ができる。
【0027】照合部80は、入力票P1の元の原始情報
(データ)の内容と表示部75に表示されたICカード
のメモリ内容とを表示して、照合する部分である。な
お、図示しないがこの照合部には、前述の照合で一致す
るものと、不一致の入力票を自動的に入力票にスタンプ
等で押されるようになっている。
【0028】次に、ICカード処理装置の電気制御ブロ
ックを図5で説明すると、制御部901はICカード処
理装置の電気系で各機構部をシーケンシャルに制御し、
また各回路部を制御する部分で、ICカードの内容がフ
ァイルされたファイルメモリ部、また、入力票とICカ
ードのメモリ内容が一致しないとき、メモリを消去する
消去部等がある。ホッパー空検知部902はホッパー部
20にICカードが空になっているのを検知するマイク
ロスイッチ等の検知回路部であり、OCR回路部903
はICカードの表面に表示されているキー情報の番号を
光学的に読み取る部分の回路部である。R/W回路部9
04はICカードのメモリ部に情報(データ)を書き込
んだり、また読み出したりする部分の回路である。さら
に搬送回路部905はICカードをR/W部、スタッカ
ー部等の各ステージに搬送するためのモータを駆動する
回路部であり、仕分回路部906はICカードのメモリ
内容を入力票の内容と比較してNGストッカー部、OK
ストッカー部に仕分けするためのモータを駆動させる回
路部である。さらに操作ボタン回路部907はボタン操
作により装置を起動させたり、照合の一致、不一致さら
に特殊操作を入力するための回路部である。さらに表示
回路部908はICカードのメモリ内容を表示部に表示
する回路である。NGストッカーフル検知部909はN
Gストッカー部61がICカードが一杯になったことを
マイクロスイッチ等で検出する回路である。NGストッ
カー解除部910はNGストッカー部61は外部に取り
出しためにNGストッカー部のロックを解除させるため
の回路である。OKストッカーフル検知部911はOK
ストッカー部62がICカードが一杯になったことをマ
イクロスイッチ等で検出する回路である。
【0029】ここで、ICカード処理装置の各種動作の
説明を図を参照して説明する。先ず、ICカード処理装
置の主動作を図4、6、7を参照して説明すると、メモ
リに書き込みがされていないICカードをホッパー部2
0にセットする(F01)、ここで、OKボタン71を
押して装置の動作を開始させる(F02)。ここで、ホ
ッパー部20が空でないかどうか空検知部32で検知さ
れ(F03)、NOであればフローF01に戻り、YE
Sであれば、ICカードはモータ811が駆動してIC
カードを送りだし(F05)、次工程のOCR部30の
ステージへ搬送し停止する(F04)。このOCR部3
0ではICカードの表面に設けられたキー情報の例えば
数字を読み込む(F06)。ICカードの表面に設けら
れたキー情報の例えば番号によりICカード情報ファイ
ルよりICカード情報を検索し引き出し(F09)、そ
の後ICカードに書き込む(F12)。一方、ICカー
ドの表面に設けられたキー情報の例えば番号による読み
込み動作状態をチェック(F07)してNGならばIC
カードをNGストッカ部へ搬送するする(F10)。動
作状態をチェックしてOKならばICカードをモータ8
31を制御(F11)し、R/W部40へ搬送する(F
08)。さらに、ICカードのメモリへ前記ファイルの
ICカード情報を書き込む(F12)。ここで、ICカ
ードのメモリへの書き込み不良有無の判定を行い(F1
3)、不良の場合はICカードのメモリ情報のデータが
消去されて(F14)、NGストッカー部へ搬送する
(F15)。一方、良の場合はICカードのメモリより
書き込まれた内容を呼び出す(F16)。ここで、前記
読み込んだ内容がOKかどうかチェックを行う。NGで
あればデータを消去してNGストッカー部へ送る。また
OKであれば次工程のフローF19にすすむ(F1
8)。一方、ICカードのメモリに書き込まれた内容を
呼び出し(F16)、このデータをメモリバッファー
(F17)の内容と照合され、OKなら表示部75の照
合画面にICカードの情報を表示する(F19)。ここ
で、入力票P1の内容(F20)と表示部75のICカ
ードの内容とが照合され内容が一致か、不一致かをオペ
レータにより判定する(F21)。ここで不一致の場合
はICカードのデータは消去され(F22)、NGスト
ッカー部61へ搬送される(F23)。一方、一致の場
合はR/W部40より排出のモータ831の制御、スト
ッカ部の搬送のモータ511、521、541、531
の制御(F25)によりOKストッカー部62へ搬送す
る(F24)。以上のより、ICカードの処理が行われ
る。
【0030】次に、ICカード処理装置のNGストッカ
ー部のロック解除についての動作を図4と図8で説明す
ると、NGストッカー部61は不一致となったICカー
ドが紛失すると問題となるので、通常はロックされてお
り、特別に管理された者が取り扱うようになっていて、
特殊ボタン73とNGボタン72を同時に押すと(F3
1)、NGストッカー部61の例えば公知技術の電磁ソ
レノイドが動作してロック部65が解除(F32)され
るようになっている。そしてNGのICカードが取り出
し(F33)できるようになっている。なお、専用のボ
タンを設けても良い。以上により管理が徹底する。
【0031】次に、ICカード処理装置でICカードを
入れるNGスタッカー部61、またはOKスタッカー部
62にICカードが満杯になったことを知らせるための
検知の動作について図4、図9を参照して説明する。ま
ず、OK/NGスタッカー部の搬送制御が開始され(F
41)、次にNG/OKストッカー部61,62がIC
カードで満杯になっているかどうか光センサ等で検知さ
れる(F42)。満杯になっていなければICカードの
搬送が開始される(F43)。一方、満杯になっていけ
ればICカードが満杯になっていることを表示部75に
警告メッセイジを出すようになっている(F44)。こ
こでスタッカー部のICカードの取り出し(F45)、
装置動作のためにOKボタンを押す(F46)と装置の
動作開始と同時に、新たにストッカー部にICカードで
満杯になっているかどうかチェックする。
【0032】<実施例2>第2の発明の実施例に係わる
ICカードの処理装置について図面に基づいて説明す
る。尚、上記実施例1で示したICカードの処理装置と
同一の部材には同一符号を付すと共に、構成的、機能的
に変わらないものはその説明を省略する。
【0033】実施例に係わるICカードの処理装置は図
1と変わらないものでる。また、実施例に係わるICカ
ードの処理装置に使用されるICカードC1の実施例は
図2に示すものと変わらないもので、実施例2ではIC
カードC1はメモリ部C2に情報が書き込まれたカード
が用いられる。また、入力票の実施例は図3のものが使
用される。さらに、ICカードの処理装置の構成は下記
の箇所を除き図4と構成的、機能的に変わらないもので
ある。OCRは不要である。またR/W部40ではIC
カードは読み出しのみを行い、書き込みは行わない。ま
た、電気制御ブロックは下記の箇所を除き図5と構成
的、機能的に変わらないもので、OCR回路903は不
要で、R/W回路部904では読み出しのみ行うように
なっている。
【0034】ここで、ICカード処理装置の動作を図4
の実施例に係わるICカードの処理装置の概略構成図、
図10の実施例に係わる主フローチャート図を参照して
説明する。ICカードをホッパー部20にセットする
(F51)。ここで、OKボタン71を押すと装置の動
作を開始する(F52)。ホッパー部20にICカード
が空でないかどうかチェックし(F53)、ホッパー部
20が空であればICカードを補給し、ICカードがあ
ればICカード送り出しモータ811がON(F55)
とR/W部のモータ831がON(F56)して、IC
カードをR/W部40へ搬送する(F54)。次に、メ
モリされてICカードのキー情報によりICカードのメ
モリ部から読みだし(F57)、読み込みがOKかどう
かチェックする(F59)。ICカードのメモリーの読
み出しがOKかどうかチェックしてNGであればデータ
を消去するかどうか判断して(F62)、消さないなら
ばそのままNGストッカー部へ搬送する(F65)。一
方、消す場合は特殊ボタン73を操作して(F63)、
ICカード情報のデータを消去してからNGストッカー
部へ送る(F64)。今度は読み出しがOKであれば、
ICカード情報がファイルされているメモリ部のバッフ
ァ部よりICカードの内容を送り出し(F58)その内
容を表示部75にICカードの内容を表示する(F6
0)。ここで入力票の内容と、ICカードのメモリ内容
とを比較して一致、不一致を判定する(F66)。判定
でOKならばR/W部40よりモータ831の制御(F
68)とストッカー部のモータ511、521、54
1、531により(F69)OKストッカー部62へ搬
送する(F67)。一方、、判定でNGならば前記フロ
ーF61に行く。以上により、ICカードの照合等の処
理が行われる。
【0035】<変形の実施例>実施例1、及び実施例2
に関する変形例で、ICカードの搬送工程の変形例であ
る。なお、上記実施例1、2で示したICカードの処理
装置と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成的、
機能的に変わらないものはその説明を省略する。
【0036】実施例1の変形例について図11の実施例
に係わるICカードの処理装置の他の要部概略構成図で
説明すると、実施例1では図4に示すようにICカード
はホッパー部20からOCR部30に搬送され、次にR
/W部40に搬送されて後、再びOCR部30を通って
仕分け部へ搬送されNGホッパー部61、OKストッカ
ー部62に搬送されていた。変形例では図11に示すよ
うに、前記R/W部40に搬送されて、直接仕分け部5
0へ搬送されNGストッカー部61、OKストッカー部
62に搬送するようにしたものである。さらに詳しく説
明すると、メモリがされていないICカードをホッパー
部20にセットし、搬送してOCR部30でICカード
に設けられたキー情報を読み取り、キー情報に基づき電
気制御ブロック90のファイルされたメモリより該当す
る情報を取り出してR/W部40でICカードのメモリ
に書き込む。次に表示部75に表示する。ここで、入力
票P1と照合して一致していれば操作ボタン部70のO
Kボタンを押す。その後、仕分けでOKストッカー部6
2へ搬送する。また、不一致については、実施例1、2
で説明したようにしてNGストッカー部61へ搬送す
る。以上によりR/W部40ではICカードを連続して
処理できるようになる。
【0037】次に、実施例2の変形例について図11で
説明すると、実施例1の変形例と異なるところは、OC
R30は不要で、R/W部では読み出しのみをおこなっ
ている点である。
【0038】なお、以上の実施例ではICカード情報の
ファイルメモリはICカード処理装置に蓄えらたメモリ
で説明したが、例えば、ICカード処理装置と離れたホ
ストコンピュータとを通信回線でつなぎ、ICカード処
理装置よりアクセスして、ホストコンピュータのICカ
ード情報のファイルメモリをICカード処理装置が受信
してICカードに情報を書き込んでも良い。
【0039】なお、実施例1の変形例として、実施例1
で説明したICカードの照合モードに加えて実施例2で
説明したICカードの照合モードを加えて、両者のモー
ドが切換できるようにしてもよい。この場合、実施例2
で説明したICカードの照合モードではOCR部は使用
せず、またR/W部は読み込みのみを行う。
【0040】さらに、実施例2ではICカードのメモリ
に書き込まれた属性識別情報のキー情報により検索して
ファイルメモリよりICカード情報を呼び出したが、実
施例1と同様にICカードの表面に表示されたキー情報
をOCR装置で読み取って検索しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように構成したので次のような効
果を奏する。請求項1によれば、ICカードの属性の識
別情報を読み取り、属性識別情報に基づき取り出せるI
Cカード情報を記憶し、属性識別情報によりメモリ手段
より取り出した前記ICカード情報を前記ICカードに
書き込み、前記ICカードに書き込んだ前記ICカード
情報を読み出し、メモリ手段より取り出した前記ICカ
ード情報と前記書込読出手段によりICカードに書き込
まれた情報を読み出したICカード情報を照合してカー
ド情報を表示し、さらにICカード情報表示手段により
表示したICカード情報の内容と前記ICカード情報の
元の原始情報の内容と照合して照合が一致、または不一
致によりICカードを仕分けする。その結果として、I
Cカードの情報の書込み、照合が簡易で確実に行える。
【0042】請求項2によれば、読出手段で属性識別情
報に基づき取り出せるICカード情報を記憶し、前記I
Cカードに書き込んだ属性識別情報よりメモリ手段より
取り出した前記ICカード情報と前記ICカードに書き
込まれた情報を読み出したICカード情報とを照合して
表示し、ICカード情報表示手段により表示した内容と
前記カード情報の元の原始情報の内容と照合して照合が
一致、または不一致によりICカードを仕分けするの
で、ICカードの照合が簡易で確実に行える。
【0043】請求項3によれば、ICカードの表面に表
示された少なくとも数字、文字、数字と文字の組み合わ
せを含む属性を読み取るので、ICカードの表面に表示
され属性の読み取りが確実になる。
【0044】請求項4によれば、ICカードは非接触型
または接触型でよいので、必要に応じて選択できる。
【0045】請求項5によれば、元の原始データ内容記
載の用紙を一致、不一致で識別するので、一致と不一致
の用紙を識別するので間違いが防止できる。
【0046】請求項6によれば、不一致の場合、前記カ
ード情報に書き込まれ記憶された情報を消去するので、
不一致カードの情報が洩れるのを防止できる。
【0047】請求項7によれば、前記仕分手段のICカ
ードをストックするストッカー部がICカードの収納が
可能かどうかを検出するので、ストッカー部のストック
が許容量を越えるのを事前に知ることができる。
【0048】請求項8によれば、前記仕分手段が照合不
一致のICカードをストックでき、係止可能なストッカ
ー部を有し、さらに特定情報の装置への入力により前記
ストック部の係止が解除できるので、不一致のICカー
ドの盗難、紛失が防止できる。
【0049】請求項9によれば、ICカードにメモリさ
れた内容を読み出した内容とICカード情報を記憶した
前記メモリ手段よりのメモリ内容を照合して一致したも
のを表示するので、ICカードの内容の照合がより正確
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係わるICカード処理装置の外観構成
図である。
【図2】実施例に係わるICカード処理装置に用いるI
Cカードの説明図である。
【図3】実施例の入力票の説明図である。
【図4】実施例に係わるICカードの処理装置の概略構
成図である。
【図5】実施例に係わるICカードの処理装置の電気制
御ブロック図である。
【図6】実施例に係わるICカードの処理装置の主フロ
ーチャートA図である。
【図7】実施例に係わるICカードの処理装置の主フロ
ーチャートB図である。
【図8】実施例に係わるNGストッカー部のロック解除
のフローチャート図である。
【図9】実施例に係わるNG/OKストッカー部のフル
検知のフローチャート図である。
【図10】実施例に係わる主フローチャート図である。
【図11】実施例に係わるICカードの処理装置の他の
要部概略構成図である。
【符号の説明】
10 ICカードの処理装置 11 装置本体 12 操作・表示ユニット 20 ホッパー部 30 OCR部 32 空検知部 40 R/W部 50 仕分け部 511 モータ 512 ローラ 521 モータ 522 ローラ 531 モータ 532 ローラ 541 モータ 542 ローラ 551 モータ 552 ローラ 61 NGストッカー部 62 OKストッカー部 63 フル検知部 64 フル検知部 65 ロック部 70 操作ボタン部 71 OKボタン 72 NGボタン 73 特殊ボタン 75 表示部 80 照合部 811 モータ 812 ローラ 82 ベルト 831 モータ 832 ローラ 84 ベルト 85 直線駆動機構 90 電気制御ブロック 901 制御部 C1 ICカード、 C2 メモリ部 C3 R/W端部 C4 キー情報部 C5 文字情報 C6 顔情報 P1 入力票 P2 キー情報記載部 P3 文字情報記載部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の書き込み、読み出しのできるIC
    カードを処理するICカードの処理装置において、前記
    ICカードの属性の識別情報を読み取る属性読取手段
    と、前記属性識別情報に基づき取り出せるICカード情
    報を記憶したメモリ手段と、前記属性識別情報により前
    記メモリ手段より取り出した前記ICカード情報を前記
    ICカードに書き込み、前記ICカードに書き込んだ前
    記ICカード情報を読み出す書込読出手段と、前記メモ
    リ手段より取り出した前記ICカード情報と前記書込読
    出手段によりICカードに書き込まれた情報を読み出し
    たICカード情報と照合後にICカードの情報を表示す
    るICカード情報表示手段と、前記ICカード情報表示
    手段により表示したICカード情報の内容と前記ICカ
    ード情報の元の原始情報の内容と照合して照合が一致、
    または不一致によりICカードを仕分けする仕分手段
    と、を備えたことを特徴とするICカードの処理装置。
  2. 【請求項2】 情報の書き込み、読み出しのできるIC
    カードを処理するICカードの処理装置において、前記
    ICカードに書き込んだ情報を読み出す読出手段と、前
    記読み出された内容に含まれる属性識別情報により取り
    出せるICカード情報を記憶したメモリ手段と、前記メ
    モリ手段より取り出した前記ICカード情報と前記IC
    カードに書き込まれた情報を読み出したICカード情報
    と照合後に表示するICカード情報表示手段と、前記I
    Cカード情報表示手段により表示した内容と前記カード
    情報の元の原始情報の内容と照合して照合が一致、また
    は不一致によりICカードを仕分けする仕分手段と、を
    備えたことを特徴とするICカードの処理装置。
  3. 【請求項3】 前記属性読取手段がICカードの表面に
    表示された少なくとも数字、文字、数字と文字の組み合
    わせを含む属性を読み取ることを特徴とする請求項1記
    載のICカードの処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ICカードが情報を記憶するメモリ
    を有し、情報の書き込み、読み出しが非接触型、または
    接触型であること特徴とする請求項1、2または3記載
    のICカードの処理装置。
  5. 【請求項5】 前記元の原始情報内容記載の用紙を一
    致、不一致で識別する一致不一致識別手段を有すること
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のIC
    カードの処理装置。
  6. 【請求項6】 前記照合で不一致の場合、前記カード情
    報に書き込まれ記憶された情報を消去する消去手段を設
    けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記
    載のICカードの処理装置。
  7. 【請求項7】 前記仕分手段のICカードをストックす
    るストッカー部がICカードの収納が可能かどうかを検
    出するストッカー検知手段を有することを特徴とする請
    求項1から6のいずれか1項記載のICカードの処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記仕分手段が照合不一致のICカード
    をストックでき、係止可能なストッカー部を有し、さら
    に特定情報の装置への入力により前記ストッカー部の係
    止が解除できるストッカー解除部を設けたことを特徴と
    する請求項1から7のいずれか1項記載のICカードの
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ICカード情報表示手段がICカー
    ドにメモリされた内容を読み出した内容とICカード情
    報を記憶した前記メモリ手段よりのメモリ内容を照合し
    て一致したものを表示することを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか1項記載のICカードの処理装置。
JP7077657A 1995-04-03 1995-04-03 Icカードの処理装置 Pending JPH08272920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348469A (ja) * 1998-06-04 1999-12-21 Konica Corp Ic冊子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11348469A (ja) * 1998-06-04 1999-12-21 Konica Corp Ic冊子

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Effective date: 20040406