JPH08272831A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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JPH08272831A
JPH08272831A JP7126395A JP7126395A JPH08272831A JP H08272831 A JPH08272831 A JP H08272831A JP 7126395 A JP7126395 A JP 7126395A JP 7126395 A JP7126395 A JP 7126395A JP H08272831 A JPH08272831 A JP H08272831A
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Yasuhiro Fukuzaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の個人情報を保持する携帯可能な媒体か
ら、該媒体の所有者が指定した情報のみを入力可能な情
報入力装置を提供する。 【構成】 端末装置Aに、媒体B内の個人情報のうち必
要とする個人情報を媒体の所有者に通知する手段1と、
所有者の特定の操作を検知する手段2と、該特定の操作
を検知した時のみ必要とする個人情報の要求命令を発生
する手段3と、前記必要とする個人情報の要求命令を無
線信号によって媒体Bに送信する手段4と、前記要求命
令に対応して媒体Bから無線信号によって送信される個
人情報を受信する手段5とを設け、媒体Bに、個人情報
を記憶する手段6と、端末装置Aからの無線信号による
個人情報の要求命令を受信する手段7と、記憶した個人
情報のうち要求命令に対応する個人情報を無線信号によ
って端末装置A側へ送信する手段8とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の個人情報を保持
する携帯可能な媒体から必要な情報をコンピュータシス
テム等に入力する情報入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、名前、住所、生年月日、電話番
号、IDコード等の各種の個人情報を保持し、これらの
情報を必要な時に必要な場所で所定の端末装置を介して
コンピュータシステム等に入力し得る媒体としては、磁
気カードやICカードが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの磁
気カードやICカードを用いた情報入力装置では、カー
ドからシステム側へ伝達される情報を確認したり、制限
したりする手段がなく、カードに保持された情報のう
ち、実際にどのような情報がシステム側に取り込まれた
かが分からないという問題があった。
【0004】また、カードを一旦、システムとアクセス
可能な状態にする、即ち所定の端末装置に装着する(具
体的にはカードリーダ/ライタに挿入する)と、所有者
は該カードを直接操作することができなくなり、所有者
側の意志のみに従ってアクセスを中止させるようなこと
ができなくなるという問題があった。
【0005】また、カード内の情報を一旦、全て読み込
み、そこから必要な情報のみを取り出すような装置では
情報入力に時間がかかり、システム側の負担も大きくな
るという問題があった。
【0006】本発明の第1の目的は、各種の個人情報を
保持する携帯可能な媒体から、該媒体の所有者が指定し
た個人情報のみをコンピュータシステム等に入力し得る
情報入力装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、媒体自体は
常に所有者が管理できる状態にあって、いつでもシステ
ムとのアクセスを中止させることができる情報入力装置
を提供することにある。
【0008】また、本発明の第3の目的は、情報入力に
要する時間を短縮でき、情報入力に関するシステム側の
負担も軽減し得る情報入力装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第4の目的は、媒体の所有
者がシステム側へ伝達される個人情報を事前に確認でき
る情報入力装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第5の目的は、所有者が媒
体に対して所定の確認操作をしない限りシステム側へ個
人情報が伝達されない情報入力装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の情報入力
装置の基本構成を示すもので、大きく分けて所定のコン
ピュータシステム等に接続された端末装置Aと、各種の
個人情報を保持する携帯可能な媒体Bとからなってい
る。
【0012】端末装置Aは、媒体B内の個人情報のうち
必要とする個人情報を媒体Bの所有者に通知する必要情
報通知手段1と、所有者の特定の操作を検知する特定操
作検知手段2と、該特定の操作を検知した時のみ前記必
要とする個人情報の要求命令を発生する命令発生手段3
と、前記必要とする個人情報の要求命令を光、音、電磁
波等の無線信号によって媒体Bに送信する要求命令送信
手段4と、前記要求命令に対応して媒体Bから無線信号
によって送信される個人情報を受信する個人情報受信手
段5とを備えている。
【0013】また、媒体Bは、個人情報を記憶する記憶
手段6と、前記端末装置Aからの無線信号による個人情
報の要求命令を受信する要求命令受信手段7と、記憶し
た個人情報のうち要求命令に対応する個人情報を無線信
号によって端末装置A側へ送信する個人情報送信手段8
とを備えている。
【0014】また、媒体Bに表示部9aを設けて端末装
置A側へ送信する個人情報の内容を表示するようになし
ても良い。また、媒体Bに確認操作部9bを設けて該操
作部9bに対する操作があった時のみ要求された個人情
報を端末装置A側へ送信するようになしても良い。
【0015】ここで、媒体Bを所定のタブレットに対し
その位置の座標値とスイッチ等の操作状態を伝達可能な
位置指示器により構成し、該位置指示器の座標値とその
スイッチ等の操作状態を検出してこれらの情報を出力す
る所定のタブレットを端末装置に具備させ、該所定のタ
ブレット上の特定の場所に対する座標入力を所有者の特
定の操作として検知するようにしても良い。
【0016】この場合、前述した通知を所定のタブレッ
ト上の特定の場所に形成されたメニュー表示でなすよう
にしても良い。また、前述した通知を表示装置の表示画
面において所定のタブレット上の特定の場所に対応する
位置に形成されたメニュー表示でなすようにしても良
い。さらにまた、表示装置とタブレットを一体的に構成
するようになしても良い。
【0017】
【作用】図1において、端末装置Aの必要情報通知手段
1より必要とされる個人情報を通知された所有者が、該
個人情報を入力してもさしつかえないと判断して特定の
操作を行うと、これが特定操作検知手段2で検知され、
命令発生手段3から前記必要とされる個人情報の要求命
令が発生する。この要求命令は要求命令送信手段4によ
り光、音、電磁波等の無線信号によって媒体Bに送信さ
れる。
【0018】媒体Bに前記端末装置Aから無線信号によ
って送信された個人情報の要求命令は要求命令受信手段
7で受信され、記憶手段6に記憶された個人情報のうち
要求命令に対応する個人情報が個人情報送信手段8によ
り無線信号によって端末装置A側へ送信される。
【0019】端末装置Aに媒体Bから無線信号によって
送信された個人情報は個人情報受信手段5で受信され、
コンピュータシステム等へ送出される。
【0020】このように図1の構成によれば、端末装置
から必要とされる個人情報を通知された所有者が特定の
操作をしない限り、該個人情報が媒体から端末装置へ伝
達されることはない。従って、媒体の所有者は常に指定
した個人情報のみをコンピュータシステム等に入力する
ことができる。また、端末装置と媒体との間における情
報のやりとりは光、音、電磁波等の無線信号によってな
されるため、媒体自体を常に所有者が管理できる状態に
おくことができ、いつでもシステムとのアクセスを中止
させることができる。また、媒体に保持された個人情報
のうち指定した個人情報のみを端末装置側へ伝達するた
め、情報入力に要する時間を短縮でき、情報入力に関す
るシステム側の負担も軽減できる。
【0021】また、媒体Bに表示部9aを設けて端末装
置A側へ送信する個人情報の内容を表示するようになし
た構成によれば、媒体Bの所有者がシステム側へ送信さ
れる個人情報を事前に確認できる。また、媒体Bに確認
操作部9bを設けて該操作部9bに対する操作があった
時のみ要求された個人情報を端末装置A側へ送信するよ
うになした構成によれば、所有者が媒体Bに対して所定
の確認操作をしない限りシステム側へ個人情報が伝達さ
れることはない。
【0022】また、媒体を位置指示器により構成すると
ともに該位置指示器に対応するタブレットを端末装置に
設け、該所定のタブレット上の特定の場所に対する座標
入力を所有者の特定の操作として検知するようになした
ものによれば、位置指示器による座標入力という簡単な
操作によって伝達する個人情報を指定することができる
とともに、該位置指示器を用いて通常の画像処理や文字
入力等を行うこともできる。
【0023】また、前述した通知を所定のタブレット上
の特定の場所に形成されたメニュー表示でなすようにし
たものによれば、必要とされる個人情報を表すメニュー
表示に座標入力するという明確な操作によって伝達する
個人情報を指定することができる。
【0024】また、前述した通知を表示装置の表示画面
において所定のタブレット上の特定の場所に対応する位
置に形成されたメニュー表示でなすようにしたものによ
れば、必要とされる個人情報を表す表示装置の表示画面
におけるメニュー表示に対応する位置に座標入力すると
いう明確な操作によって伝達する個人情報を指定するこ
とができるとともに、容易にメニュー表示の内容を変更
することができ、個人情報の多様化、多種類化に対応で
きる。
【0025】さらにまた、表示装置とタブレットを一体
的に構成するようになしたものによれば、必要とされる
個人情報を表す表示装置の表示画面におけるメニュー表
示に対して座標入力するという極めて明確な操作によっ
て伝達する個人情報を指定することができるとともに、
容易にメニュー表示の内容を変更することができ、個人
情報の多様化、多種類化に対応できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
るが、ここでは媒体をペン型の位置指示器により構成す
るとともに、該位置指示器に対応するタブレットを端末
装置に具備させた例を示す。
【0027】図2は本発明の情報入力装置の第1の実施
例を示すもので、図中、10は位置指示器(以下、電子
情報ペンと称す。)であり、前述した媒体Bを構成す
る。また、30はタブレット、50は表示装置、70は
端末装置本体であり、これらは前述した端末装置Aを構
成する。
【0028】図3は電子情報ペン10の外観を拡大して
示すもので、その筐体11の先端には入力座標を確定す
るタイミングを与えるためのペンダウンスイッチ12が
設けられ、また、筐体11の一側面には送信する個人情
報の内容を表示するための液晶表示器13が設けられて
いる。該電子情報ペン10はタブレット30に対しその
位置の座標値とスイッチ等の操作状態を伝達するための
構成とともに、前述した記憶手段6、要求命令受信手段
7並びに個人情報送信手段8に対応する構成を備えてい
るが、その詳細については後述する。
【0029】タブレット30は前記電子情報ペン10の
座標値とそのスイッチ等の操作状態を検出してこれらの
情報を出力するもので、その詳細については電子情報ペ
ン10とともに後述する。表示装置50はCRT等から
なる周知のものである。
【0030】端末装置本体70は周知のマイクロプロセ
ッサ(CPU)、メモリ、各種のインタフェース等(図
示せず)とともにタブレット30及び表示装置50を一
体的に内蔵しており、図4に処理の流れで示すプログラ
ムに従って電子情報ペン10の所有者との間で所定の入
力業務を実行する。なお、前述した各ハードウェア、プ
ログラム、タブレット30及び表示装置50により、前
述した必要情報通知手段1、特定操作検知手段2、命令
発生手段3、要求命令送信手段4並びに個人情報受信手
段5が構成される。
【0031】次に、前記装置の動作を、買い物の清算に
おいてクレジットの種類を入力した後、クレジット番号
を入力する場合を例にとって説明する。
【0032】所定の入力業務の過程において、電子情報
ペン10の所有者のクレジット番号が必要になると、端
末装置本体70は表示装置50にクレジット番号の入力
が必要である旨のメッセージを、例えば図2に示すよう
に該当メニュー部分を枠で囲う等して表示させる(ステ
ップS1)。
【0033】ここで、前記メッセージを読取った所有者
がクレジット番号を入力してもさしつかえないと判断
し、電子情報ペン10でタブレット30上の特定の場
所、即ち予めクレジット番号の入力と対応付けられた場
所(図2では「クレジット番号の入力」と表記されてい
るメニュー部分)を座標入力すると、該座標値がタブレ
ット30より端末装置本体70に送られる。
【0034】端末装置本体70では前述したクレジット
番号の入力と対応付けられた部分に対する座標入力を検
出する(ステップS2)と、クレジット番号の要求命令
をタブレット30に送出し(ステップS3)、該要求命
令を受けたタブレット30はこれを後述する如くして電
子情報ペン10へ送信する。
【0035】前記要求命令を受信した電子情報ペン10
はクレジット番号をその液晶表示器13に表示するとと
もに、後述する如くしてタブレット30へ送信する。電
子情報ペン10からのクレジット番号を受信したタブレ
ット30はこれを端末装置本体70へ転送する。
【0036】端末装置本体70では要求命令に対応した
個人情報、ここではクレジット番号を受け取る(ステッ
プS4)と、これを所定の入力業務の処理プログラムへ
引き渡して処理を終了する(ステップS5)。なお、他
の個人情報についても同様に行われることはいうまでも
ない。
【0037】図5は本発明の情報入力装置の第2の実施
例を示すもので、ここでは確認操作部を備えた媒体と、
表示装置とタブレットを一体化した端末装置とを組み合
わせた例を示す。即ち、図中、10’は電子情報ペン、
30’は表示装置一体型タブレット、70’は端末装置
本体である。
【0038】図6は電子情報ペン10’の外観を拡大し
て示すもので、その筐体11の一側面には確認操作ボタ
ン14が設けられており、該確認操作ボタン14に対す
る操作があった時のみ要求された個人情報を端末装置側
へ送信する如く構成されている点を除いて、前述した電
子情報ペン10と同様である。
【0039】また、表示装置一体型タブレット30’は
前述したタブレット30の上に液晶表示パネル等からな
る表示装置が一体的に取り付けられたもので、動作自体
はタブレット30と同一である。
【0040】図7は前述した電子情報ペン10’に対応
した端末装置本体70’におけるプログラムを処理の流
れで示すもので、個人情報の要求命令を送出した(ステ
ップS3)後、表示装置(ここでは表示装置一体型タブ
レット30’)に入力許可の確認メッセージを表示する
(ステップS6)点と、必要とする個人情報に対応する
部分に対する座標入力が検出されている間は要求命令を
繰り返し送出する(ステップS7)点で図4の場合と異
なっている。
【0041】なお、第1の実施例における電子情報ペン
10及び端末装置本体70と表示装置一体型タブレット
30’を組み合わせることもでき、また、第1の実施例
におけるタブレット30及び表示装置50と電子情報ペ
ン10’及び端末装置本体70’を組み合わせることも
できる。
【0042】図8乃至図10は各種の情報入力画面の例
を示すもので、図8は一般的な商品の購入時の清算画
面、図9は衣料品の注文画面、図10は医療機関の受付
画面の例である。このように、衣料品購入の場合は体の
サイズといったプライベートな情報が必要になるが、同
じ情報は食品の購入では必要がない。また、医療機関の
受付では本人が正確に記憶していないような情報まで伝
達できるので、医療過誤の防止等に非常に優れた利点が
ある反面、プライベートな情報で通常は公開したくない
ようなことまで必要とされる場合がある。このようない
ずれのケースにおいても本発明によれば、媒体に保持さ
れた個人情報のうち、指定した個人情報のみを入力する
ことが可能となる。
【0043】次に、前述した電子情報ペン10’及びタ
ブレット30の具体例について詳細に説明するが、ここ
ではタブレットからペンへの情報伝達は電磁波の継続時
間で行い、ペンからタブレットへの情報伝達は電磁波の
周波数で行うとともに、座標検出と情報伝達を別々の期
間に行うようになした例を示す。なお、電子情報ペン1
0については確認操作ボタン14及びこれに伴う処理を
除いて考えれば良い。
【0044】図11は電子情報ペン10’の回路構成の
一例を示すもので、図中、12はペンダウンスイッチ、
13は液晶表示器、14は確認操作ボタン、15aはコ
イル、15b,16a,17bはコンデンサ、16bは
スイッチ、17a,18a,18b,18cはダイオー
ド、18d,18e,18fは低域フィルタ(LP
F)、18g,18h,18iはコンパレータ、19a
はDフリップフロップ、19bはカウンタ、19cはシ
フトレジスタ、19dは8ビットラッチ、19eはセレ
クタ、20はメモリ、21はコード発生器、22はマイ
クロプロセッサである。
【0045】コイル15a及びコンデンサ15bは互い
に直列に接続され、周知の共振回路15を構成する如く
なっている。コンデンサ16aはスイッチ16bを介し
て共振回路15のコンデンサ15bに並列に接続され、
該スイッチ16bのオン・オフに基づいて共振回路15
の共振周波数を変化させる共振特性制御回路16を構成
する如くなっている。
【0046】ダイオード17a及びコンデンサ17bは
前記共振回路15に発生する誘導電圧より直流電圧を取
り出し、これを電源電圧として他の回路に供給する電源
回路17を構成する如くなっている。なお、必要に応じ
て電池を設けても良い。
【0047】ダイオード18a、低域フィルタ18d及
びコンパレータ18gは前記共振回路15に発生する誘
導電圧から、比較的時定数(t)の小さな低域フィルタ
18dにより、一定時間以上継続する誘導電圧を取り出
し、これを波形整形してクロックを生成する。ダイオー
ド18b、低域フィルタ18e及びコンパレータ18h
は前記共振回路15に発生する誘導電圧から、中くらい
な時定数(t)の低域フィルタ18eにより、前記一定
時間より十分長い一定期間以上連続している誘導電圧の
みを取り出し、これを波形整形して符号「1」の情報ビ
ットを生成する。ダイオード18c、低域フィルタ18
f及びコンパレータ18iは前記共振回路15に発生す
る誘導電圧から、比較的時定数(t)の大きな低域フィ
ルタ18fにより、前記一定期間より十分長い所定期間
以上連続している誘導電圧のみを取り出し、これを波形
整形して起動信号を生成する。これらはコマンドデコー
ダ18を構成する。
【0048】Dフリップフロップ19aはコンパレータ
18iの出力、即ち起動信号によりセットされ、カウン
タ19bがクロックを所定ビット数、ここでは8ビット
計数するまで保持し、そのQ出力をカウンタ19b、シ
フトレジスタ19c及びセレクタ19eに出力する。カ
ウンタ19bは前記Dフリップフロップ19aのQ出力
によりスタートされるとともにコンパレータ18gの出
力、即ちクロックを計数してその計数値をセレクタ19
eに出力する。シフトレジスタ19cはDフリップフロ
ップ19aのQ出力によってカウンタ19bとともに起
動された後、前記クロックに従ってコンパレータ18h
の出力信号、即ち情報ビットを読込む。8ビットラッチ
19dはカウンタ19bがクロックを8ビット数計数し
た時、シフトレジスタ19cの出力をラッチする。セレ
クタ19eはマイクロプロセッサ22からの8ビットの
2進符号からなる情報を、次の情報伝達期間中の情報の
各ビットに同期して1ビットずつスイッチ16bに送
り、符号「0」の場合はオフ、符号「1」の場合はオン
となして共振回路15の共振周波数を変化させて情報を
タブレット側へ伝達する。なお、これらの符号19a〜
19eで示された部分はデータエンコーダ19を構成す
る如くなっている。
【0049】メモリ20は周知のマスクROM(リード
オンリメモリ)であり、予め所有者の個人情報が書込ま
れている。コード発生器21は、ペンダウンスイッチ1
2に対する操作状態に対応したディジタル信号を出力す
る。
【0050】マイクロプロセッサ22はラッチ19dに
保持された8ビットの情報を定期的に読込み、その内容
に従って各部を制御する。具体的には、個人情報の要求
命令であれば、メモリ20に記憶されている個人情報を
(但し、確認操作ボタン14が操作された場合のみ)、
また、操作情報の要求命令であれば、コード発生器21
からの操作情報をセレクタ19eに入力する。該マイク
ロプロセッサ22における処理の流れを図12に示す。
【0051】図13はタブレット30の回路構成の一例
を示すもので、図中、31−1,31−2,31−3,
31−4はループコイル、32は選択回路、33は発振
器、34は電流ドライバ、35は送受切替回路、36は
受信アンプ、37は同期検波器、38は検波器、39,
40は低域フィルタ(LPF)、41,42はサンプル
ホールド回路(S/H)、43,44はアナログ・ディ
ジタル(A/D)変換回路、45は処理装置(CPU)
である。
【0052】ループコイル31−1〜31−4は位置検
出方向に互いにほぼ平行に並設されており、その各一端
は選択回路32に接続され、また、その各他端は共通に
接地されている。選択回路32は処理装置45より加え
られる選択信号に従って、ループコイル31−1〜31
−4より一のループコイルを後述する如く選択する。
【0053】発振器33は前述した電子情報ペン10’
の共振回路15の共振周波数にほぼ等しい周波数の正弦
波交流信号を発生し、電流ドライバ34及び同期検波器
37に送出する。電流ドライバ34は前記交流信号を電
流に変換して送受切替回路35へ送出する。送受切替回
路35は処理装置45より加えられる送受切替信号に従
って、前記選択回路32によって選択された一のループ
コイルを後述する如く電流ドライバ34及び受信アンプ
36に交互に切替え接続する。
【0054】受信アンプ36は前記選択された一のルー
プコイルに発生し、選択回路32及び送受切替回路35
を介して送られてくる誘導電圧を増幅し、これを同期検
波器37及び検波器38へ送出する。
【0055】同期検波器37は前記選択された一のルー
プコイルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を発振器3
3からの交流信号を検波信号として同期検波し、低域フ
ィルタ39へ送出する。検波器38は前記一のループコ
イルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を検波し、低域
フィルタ40へ送出する。
【0056】低域フィルタ39,40は前述した共振回
路15の共振周波数より充分低い遮断周波数を有してお
り、同期検波器37及び検波器38の出力信号をそれぞ
れ直流信号に変換し、サンプルホールド回路41,42
を介してA/D変換回路43,44へ送出する。A/D
変換回路43,44はそれぞれ前記低域フィルタ39,
40の出力をアナログ・ディジタル変換して処理装置4
5へ送出する。
【0057】処理装置45は、座標検出期間中に前記各
ループコイル31−1〜31−4に発生し、前記A/D
変換回路44にてディジタル値に変換された各受信信号
のレベル分布に基いて共振回路15の位置を算出すると
ともに、情報伝達期間中にループコイル31−1〜31
−4のうちの前記共振回路15の位置に最も近いループ
コイルより、所定期間以上連続した電磁波を起動信号と
し、これに続く該所定期間より十分短く且つ一定期間以
上連続した電磁波を符号「1」の情報ビットとし、該一
定期間より十分短く且つ一定時間以上連続した電磁波を
符号「0」の情報ビットとした8ビットの情報ビットか
らなる個人情報もしくは操作情報の要求命令を送信し、
また、情報伝達期間中の所定期間以上連続して電磁波を
発生したタイミングと、これに続いて所定期間より十分
短く且つ一定期間以上連続した電磁波または所定期間よ
り十分短く且つ一定時間以上連続した電磁波を8回発生
した直後の各タイミングとにループコイル31−1〜3
1−4のうちの前記共振回路15の位置に最も近いルー
プコイルに発生し、前記A/D変換回路43にてディジ
タル値に変換された受信信号のレベルに基いて発振器3
3からの交流信号との位相差を検出し、これから前記各
タイミングにおける共振回路15の共振周波数の変化を
検出し、8ビットの情報ビットからなる個人情報もしく
は操作情報を受信する。
【0058】なお、ここでは一方向の位置検出に対応す
る構成を示したが、実際には、ループコイル31−1〜
31−4と同様な複数のループコイルがこれと直交する
如く配置され、前記同様な選択回路が設けられるととも
に他の回路が切替え使用されて交互にその位置検出が行
われることにより、直交する2方向(x及びy方向)の
指示位置が検出されているものとする。
【0059】図14は動作波形の一例、特に情報伝達期
間中の波形を示すもので、以下、これに従って前述した
電子情報ペン及びタブレットの動作について述べる。な
お、動作は大きく分けて座標検出期間と情報伝達期間と
に分かれ、通常、これらは交互に繰り返されるが、必要
な時のみ情報伝達期間を挿入するようにしても良い。
【0060】座標検出期間においては、処理装置45
は、選択回路32の出力が前記所定期間より十分短い所
定の継続時間(前述した一定期間と同じで可)で且つ一
定の周期をもって電流ドライバ34及び受信アンプ36
に交互に接続されるよう送受切替回路35を制御すると
ともに、該電流ドライバ34の接続時、即ち電磁波の発
生時には各ループコイル31−1〜31−4のうちの電
子情報ペン10’に最も近いループコイルを選択し、受
信アンプ36の接続時、即ち電磁波の検出時には各ルー
プコイル31−1〜31−4を順次選択するように選択
回路32を制御する。
【0061】また、情報伝達期間においては、処理装置
45は、選択回路32の出力が前記一定期間より十分長
い所定期間以上連続して電流ドライバ34に接続され、
その後、該所定期間とほぼ同じ期間連続して受信アンプ
36に接続され、さらに電子情報ペン10’側に伝達す
べき情報に従って、前記所定期間より十分短い一定期間
または該一定期間より十分短い一定時間、電流ドライバ
34及び受信アンプ36に交互に接続されるよう送受切
替回路35を制御するとともに、電流ドライバ34の接
続時、即ち電磁波の発生時並びに受信アンプ36の接続
時、即ち電磁波の検出時とも各ループコイル31−1〜
31−4のうちの電子情報ペン10’に最も近いループ
コイルを選択するように選択回路32を制御する。な
お、電子情報ペン10’からの情報は次の情報伝達期間
にタブレット30に伝達されることになるが、この際、
タブレット30側から電子情報ペン10’側へ伝送すべ
き情報がなければ、一定期間より十分短い一定時間、電
流ドライバ34及び受信アンプ36に交互に接続される
よう送受切替回路35を制御すれば良い。
【0062】座標検出期間中のタブレット側の動作は、
特願昭61−213970号(特開昭63−70326
号公報参照)、特願昭62−208293号(特開昭6
4−53223号公報参照)等において周知であるから
省略する。また、座標検出期間中にタブレット30の電
子情報ペン10’の共振回路15に最も近いループコイ
ルから所定の継続時間で且つ一定の周期をもって発生す
る電磁波は電子情報ペン10’の共振回路15に同様な
誘導電圧を発生させ、さらにダイオード18a,18b
で検波され、低域フィルタ18d,18eを通過する
が、この時点では低域フィルタ18fの出力はコンパレ
ータ18iの閾値を越えず、起動信号が出力されないた
め、Dフリップフロップ19aはセットされず、従っ
て、カウンタ19b、シフトレジスタ19c、ラッチ1
9d、セレクタ19eのいずれも動作しない。
【0063】情報伝達期間となり、タブレット30の電
子情報ペン10’の共振回路15に最も近いループコイ
ルから前記所定期間以上連続した電磁波(イ) が発生する
と、該電磁波(イ) は電子情報ペン10’の共振回路15
に同様な誘導電圧(ロ) を発生させるが、この誘導電圧
(ロ) はダイオード18c、低域フィルタ18f(ト) を介
してコンパレータ18iに起動信号(チ) を発生させる。
該起動信号(チ) はDフリップフロップ19aをセットし
(リ) 、カウンタ19bに計数を開始させるとともにシフ
トレジスタ19c及びセレクタ19eを動作可能状態に
する。
【0064】その後、タブレット30の電子情報ペン1
0’の共振回路15に最も近いループコイルから電子情
報ペン10’側へ伝達すべき情報に従って、前記所定期
間より十分短い一定期間または該一定期間より十分短い
一定時間をもって発生する電磁波(イ) は電子情報ペン1
0’の共振回路15に同様な誘導電圧(ロ) を発生させ、
これらはダイオード18a、低域フィルタ18d(ハ) を
介してコンパレータ18gにクロック(ニ) を発生させる
とともに、ダイオード18b、低域フィルタ18e(ホ)
を介してコンパレータ18hに符号「1」の情報ビット
及び符号「0」の情報ビットからなる8ビットの情報
(ヘ) を発生させる。なお、ここで、符号「1」の情報ビ
ットとなるのは一定時間より十分長い一定期間をもって
発生する電磁波(イ) に対応した誘導電圧であり、また、
符号「0」の情報ビットとなるのは一定時間をもって発
生する電磁波(イ) に対応した誘導電圧である。
【0065】前記クロック(ニ) はカウンタ19bを歩進
するとともに、シフトレジスタ19cに8ビットの情報
(ヘ) を順次、読込ませる。カウンタ19bはクロック
(ニ) を8ビット計数すると、Dフリップフロップ19a
をリセットするとともにシフトレジスタ19cのデー
タ、即ち8ビットの情報(ヘ) をラッチ19dにラッチさ
せる。該ラッチ19dの内容は前述した如くマイクロプ
ロセッサ22に定期的に読込まれ、その内容に従って前
述した如く処理される。
【0066】一方、前述したようなクロック(ニ) の計数
中、セレクタ19eはマイクロプロセッサ22からの8
ビットの2進符号からなる情報に従ってスイッチ16b
をオン・オフ制御し、共振回路15の共振周波数を変化
させる。
【0067】ここで、前記誘導電圧(ロ) はタブレット3
0の電子情報ペン10’の共振回路15に最も近いルー
プコイルに図示しない受信信号(誘導電圧)を発生させ
るが、前記所定期間以上連続した電磁波に基づく誘導電
圧(ロ) に基づく受信信号が発生した時点ではDフリップ
フロップ19aがリセット状態であり、セレクタ19e
は動作不能状態であるからスイッチ22bはオフ状態、
即ち共振回路15にはコンデンサ16aが接続されてい
ない。従って、この時の受信信号に基づくA/D変換回
路43の出力値は位相差の検出における基準値となる。
【0068】処理装置45はこの時のA/D変換回路4
3の出力値を基準値として、その後に得られる受信信号
のA/D変換回路43による変換後の出力値を比較し、
同一であればスイッチ16bはオフ、即ち符号「0」と
し、異なっていればスイッチ16bはオン、即ち符号
「1」として電子情報ペン10’からの情報を受信す
る。
【0069】また、処理装置45は受信した情報、即ち
個人情報もしくは操作情報を指示位置の座標値とともに
端末装置本体70’へ送出し、その後は再度、座標検出
期間に入り、前記同様の座標検出及び情報伝達を繰り返
す。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、所定のコンピュータシステム等に接続された端
末装置と、各種の個人情報を保持する携帯可能な媒体と
からなり、媒体内の個人情報を端末装置を介してコンピ
ュータシステム等に入力する情報入力装置において、端
末装置に、媒体内の個人情報のうち必要とする個人情報
を媒体の所有者に通知する手段と、所有者の特定の操作
を検知する手段と、該特定の操作を検知した時のみ前記
必要とする個人情報の要求命令を発生する手段と、前記
必要とする個人情報の要求命令を光、音、電磁波等の無
線信号によって媒体に送信する手段と、前記要求命令に
対応して媒体から無線信号によって送信される個人情報
を受信する手段とを設け、媒体に、個人情報を記憶する
手段と、前記端末装置からの無線信号による個人情報の
要求命令を受信する手段と、記憶した個人情報のうち要
求命令に対応する個人情報を無線信号によって端末装置
側へ送信する手段とを設けたため、端末装置から必要と
される個人情報を通知された所有者が特定の操作をしな
い限り、該個人情報が媒体から端末装置へ伝達されるこ
とはない。従って、媒体の所有者は常に指定した個人情
報のみをコンピュータシステム等に入力することができ
る。また、端末装置と媒体との間における情報のやりと
りは光、音、電磁波等の無線信号によってなされるた
め、媒体自体を常に所有者が管理できる状態におくこと
ができ、いつでもシステムとのアクセスを中止させるこ
とができる。また、媒体に保持された個人情報のうち指
定した個人情報のみを端末装置側へ伝達するため、情報
入力に要する時間を短縮でき、情報入力に関するシステ
ム側の負担も軽減できる。
【0071】また、本発明の請求項2によれば、媒体に
表示部を設けて端末装置側へ送信する個人情報の内容を
表示するようになしたため、媒体の所有者がシステム側
へ送信される個人情報を事前に確認できる。
【0072】また、本発明の請求項3によれば、媒体に
操作確認ボタンを設けて該ボタンに対する操作があった
時のみ要求された個人情報を端末装置側へ送信するよう
になしたため、所有者が媒体に対して所定の確認操作を
しない限りシステム側へ個人情報が伝達されることはな
い。
【0073】また、本発明の請求項4によれば、媒体を
位置指示器により構成するとともに該位置指示器に対応
するタブレットを端末装置に設け、該所定のタブレット
上の特定の場所に対する座標入力を所有者の特定の操作
として検知するようになしたため、位置指示器による座
標入力という簡単な操作によって伝達する個人情報を指
定することができるとともに、該位置指示器を用いて通
常の画像処理や文字入力等を行うこともできる。
【0074】また、本発明の請求項5によれば、通知を
所定のタブレット上の特定の場所に形成されたメニュー
表示でなすようにしたため、必要とされる個人情報を表
すメニュー表示に座標入力するという明確な操作によっ
て伝達する個人情報を指定することができる。
【0075】また、本発明の請求項6によれば、通知を
表示装置の表示画面において所定のタブレット上の特定
の場所に対応する位置に形成されたメニュー表示でなす
ようにしたため、必要とされる個人情報を表す表示装置
の表示画面におけるメニュー表示に対応する位置に座標
入力するという明確な操作によって伝達する個人情報を
指定することができるとともに、容易にメニュー表示の
内容を変更することができ、個人情報の多様化、多種類
化に対応できる。
【0076】また、本発明の請求項7によれば、表示装
置とタブレットを一体的に構成するようになしたため、
必要とされる個人情報を表す表示装置の表示画面におけ
るメニュー表示に対して座標入力するという極めて明確
な操作によって伝達する個人情報を指定することができ
るとともに、容易にメニュー表示の内容を変更すること
ができ、個人情報の多様化、多種類化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報入力装置の基本構成を示す図
【図2】本発明の情報入力装置の第1の実施例を示す図
【図3】図2中の電子情報ペンの外観を拡大して示す図
【図4】図2中の端末装置本体におけるプログラムを示
す処理の流れ図
【図5】本発明の情報入力装置の第2の実施例を示す図
【図6】図5中の電子情報ペンの外観を拡大して示す図
【図7】図5中の端末装置本体におけるプログラムを示
す処理の流れ図
【図8】情報入力画面の一例を示す図
【図9】情報入力画面の他の例を示す図
【図10】情報入力画面のさらに他の例を示す図
【図11】電子情報ペンの回路構成の一例を示す図
【図12】図11中のマイクロプロセッサにおける処理
の流れ図
【図13】タブレットの回路構成の一例を示す図
【図14】動作波形図
【符号の説明】
1…必要情報通知手段、2…特定操作検知手段、3…命
令発生手段、4…要求命令送信手段、5…個人情報受信
手段、6…記憶手段、7…要求命令受信手段、8…個人
情報送信手段、9a…表示部、9b…確認操作部、1
0,10’…電子情報ペン、30…タブレット、30’
…表示装置一体型タブレット、50…表示装置、70,
70’…端末装置本体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のコンピュータシステム等に接続さ
    れた端末装置と、各種の個人情報を保持する携帯可能な
    媒体とからなり、媒体内の個人情報を端末装置を介して
    コンピュータシステム等に入力する情報入力装置におい
    て、 端末装置に、 媒体内の個人情報のうち必要とする個人情報を媒体の所
    有者に通知する手段と、所有者の特定の操作を検知する
    手段と、該特定の操作を検知した時のみ前記必要とする
    個人情報の要求命令を発生する手段と、前記必要とする
    個人情報の要求命令を光、音、電磁波等の無線信号によ
    って媒体に送信する手段と、前記要求命令に対応して媒
    体から無線信号によって送信される個人情報を受信する
    手段とを設け、 媒体に、 個人情報を記憶する手段と、前記端末装置からの無線信
    号による個人情報の要求命令を受信する手段と、記憶し
    た個人情報のうち要求命令に対応する個人情報を無線信
    号によって端末装置側へ送信する手段とを設けたことを
    特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 媒体に表示部を設けて端末装置側へ送信
    する個人情報の内容を表示するようになしたことを特徴
    とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 【請求項3】 媒体に確認操作部を設けて該操作部に対
    する操作があった時のみ要求された個人情報を端末装置
    側へ送信するようになしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の情報入力装置。
  4. 【請求項4】 媒体を所定のタブレットに対しその位置
    の座標値とスイッチ等の操作状態を伝達可能な位置指示
    器により構成するとともに、 前記位置指示器の座標値とそのスイッチ等の操作状態を
    検出してこれらの情報を出力する所定のタブレットを端
    末装置に具備させ、 該所定のタブレット上の特定の場所に対する座標入力を
    所有者の特定の操作として検知するようになしたことを
    特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の情報入力装
    置。
  5. 【請求項5】 通知は所定のタブレット上の特定の場所
    に形成されたメニュー表示でなされることを特徴とする
    請求項4記載の情報入力装置。
  6. 【請求項6】 通知は表示装置の表示画面において所定
    のタブレット上の特定の場所に対応する位置に形成され
    たメニュー表示でなされることを特徴とする請求項4記
    載の情報入力装置。
  7. 【請求項7】 表示装置がタブレットと一体的に構成さ
    れたことを特徴とする請求項6記載の情報入力装置。
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