JP2002109420A - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JP2002109420A
JP2002109420A JP2000296309A JP2000296309A JP2002109420A JP 2002109420 A JP2002109420 A JP 2002109420A JP 2000296309 A JP2000296309 A JP 2000296309A JP 2000296309 A JP2000296309 A JP 2000296309A JP 2002109420 A JP2002109420 A JP 2002109420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
data
information code
code image
pattern data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000296309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4396018B2 (ja
Inventor
Hisashi Shigekusa
久志 重草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000296309A priority Critical patent/JP4396018B2/ja
Publication of JP2002109420A publication Critical patent/JP2002109420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4396018B2 publication Critical patent/JP4396018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを送信する側およびデータを受信する
側に、通信を行うための専用の部品を不要として、デー
タ通信を行うことを目的とする。 【解決手段】 携帯電話機8は、自動振込端末1から口
座番号や預金残高を含む配列パターンデータを受信し、
自動振込端末1から受信した配列パターンデータを情報
コード画像としてLCD13に表示する。POS端末1
5は、携帯電話機8が情報コード画像として表示した配
列パターンデータをスキャナ19によって読取る。デー
タを伝達するための伝達媒体として情報コード画像を採
用することによって、データを送信する側である携帯電
話機8およびデータを受信する側であるPOS端末15
に、例えばコネクタ、アンテナ或いは通信回路などの通
信を行うための専用の部品を不要として、データ通信を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段を有する
第1の端末を具備した通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、データ通信
の方法としては、データを伝達するための伝達媒体とし
て通信ケーブルを採用した有線通信による方法や、デー
タを伝達するための伝達媒体として電波や赤外線を採用
した無線通信による方法が供されている。
【0003】しかしながら、これらのものは、データを
送信する側およびデータを受信する側に、有線通信の場
合であれば、通信ケーブルを接続するための専用のコネ
クタが必要であったり、また、無線通信の場合であれ
ば、電波を捕捉・放射するための専用のアンテナが必要
であったり、さらには、これらコネクタやアンテナの他
にも、専用の通信回路が必要であったりして、その分、
コストが高くなったり、端末が大型化するという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、データを送信する側およびデ
ータを受信する側に、通信を行うための専用の部品を新
たに搭載することを不要として、データ通信を可能とす
ることができる通信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信シス
テムによれば、第1の端末において、表示手段は、情報
コードを表す情報コード画像を表示し、そして、第2の
端末において、読取手段は、第1の端末が表示した情報
コード画像を読取るように構成したので、このようにデ
ータを伝達するための伝達媒体として情報コード画像を
採用し、元々から有している表示手段に情報コード画像
を表示することによって、従来のものとは異なって、デ
ータを送信する側およびデータを受信する側に、通信を
行うための専用の部品を新たに搭載することを不要とし
て、データ通信を可能とすることができる。
【0006】請求項2記載の通信システムによれば、第
1の端末において、配列パターンデータ受信手段が外部
から受信した配列パターンデータを情報コード画像とし
て表示するように構成したので、データを送信する側か
らデータを受信する側に、データを送信する側が外部か
ら受信した配列パターンデータを送信することができ
る。
【0007】請求項3記載の通信システムによれば、第
1の端末において、操作手段における操作に応じて入力
したデータを情報コード画像として表示するように構成
したので、データを送信する側からデータを受信する側
に、データを送信する側が操作手段における操作に応じ
て入力したデータを送信することができる。
【0008】請求項4記載の通信システムによれば、第
1の端末において、撮影手段が撮影した情報コード画像
を表示するように構成したのでデータを送信する側から
データを受信する側に、撮影手段が撮影した情報コード
画像を送信することができる。
【0009】請求項5記載の通信システムによれば、第
1の端末において、配列パターンデータ送信手段は、情
報コード画像を配列パターンデータとして外部に送信す
るように構成したので、第1の端末が表示した情報コー
ド画像を読取るのみでなく、配列パターンデータを外部
に送信することをもでき、使用形態の拡張を図ることが
できる。
【0010】請求項6記載の通信システムによれば、第
2の端末において、表示手段は、読取手段が読取った情
報コード画像を表示するように構成したので、読取った
情報コード画像を認識することをもでき、使用形態の拡
張を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を銀行に設置されて
いる自動振込端末と店舗に設置されているPOS(Poin
t Of Sales)端末との間で携帯電話機を利用してデータ
通信を行う通信システムに適用した一実施例について、
図面を参照して説明する。
【0012】まず、図1は、通信システムの全体の構成
を概略的に示している。自動振込端末1は、カードを挿
入するためのカード挿入部2、通帳を挿入するための通
帳挿入部3、LCD(Liquid Crystal Display)4、預
金残高照会や預金引出などの各種の手続きを行うユーザ
の操作を促す音声ガイダンスを出力するための音声ガイ
ダンス出力部(スピーカ)5、人が近付いたことを検出
するための人感センサ6を備えて構成されている。この
場合、LCD4は、人が近付いたことを人感センサ6が
検出すると、口座番号や暗証番号の入力を行うための数
字「0」〜「9」の「数字」ボタン、預金残高照会を行
うための「預金残高照会」ボタン、預金の引出しを行う
ための「預金引出」ボタン、振込を行うための「振込」
ボタンなどの各種のボタンからなるボタン操作部7をタ
ッチパネル形式によって表示する。
【0013】携帯電話機8(本発明でいう第1の端末)
は、アンテナ9、送話音声を入力するためのマイクロホ
ン10、受話音声を出力するためのレシーバ11、通話
を開始するための「通話開始」キー、通話を終了するた
めの「通話終了」キー、電話番号を入力するための数字
「0」〜「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配設
してなるキー操作部12(本発明でいう操作手段)、L
CD13(本発明でいう第1の端末の表示手段)および
バーコードや2次元コードなどの情報コードを撮影する
ためのカメラ14(本発明でいう撮影手段)を備えて構
成されている。
【0014】POS端末15(本発明でいう第2の端
末)は、商品の金額を入力するための数字「0」〜
「9」、「00」、「000」の「数字」キーなどの多
数のキーを配設してなるキー操作部16、レシートを発
行するためのレシート発行部17、商品の金額を表示す
るためのLCD18を備えていると共に、例えば商品に
添付されたシールに印刷されたバーコードや2次元コー
ドなどの情報コードを読取るためのスキャナ19(本発
明でいう読取手段)およびバーコードや2次元コードな
どの情報コードを表示するための表示装置20(本発明
でいう第2の端末の表示手段)を接続して構成されてい
る。
【0015】次に、図2は、上記した自動振込端末1の
電気的な構成を機能ブロックとして示している。自動振
込端末1において、CPU(Central Processing Unit
)21は、マイクロコンピュータを主体として構成さ
れており、上記したカード挿入部2、通帳挿入部3、L
CD4、音声ガイダンス出力部5および人感センサ6を
接続していると共に、NCU(Network Contorol Unit
)22および電話網23との間で電話通信に係る処理
を行うモデム24を接続している。また、サーバ25
は、例えば口座番号データベース26、暗証番号データ
ベース27、預金残高データベース28および取引履歴
データベース29などの各種のデータベースを接続して
いる。
【0016】この場合、CPU21は、例えばカードが
カード挿入部2に挿入され、LCD4に表示されたいず
れかのボタンが操作されると、当該ボタンの操作に応じ
た処理を行う。すなわち、ユーザが例えば4桁の暗証番
号を入力した場合を例にして説明すると、CPU21
は、暗証番号の入力を検出すると、入力した暗証番号を
NCU22からサーバ25に送信する。サーバ25は、
NCU22から暗証番号を受信したことを検出すると、
暗証番号データベース27を検索することによって、N
CU22から受信した暗証番号の正誤を判定し、判定結
果をNCU22に送信する。そして、CPU21は、サ
ーバ25から判定結果をNCU22が受信したことを検
出すると、判定結果が「正」であれば、例えば預金の引
出を促す表示画面をLCD4に表示し、一方、判定結果
が「誤」であれば、暗証番号が誤っていることを示す表
示画面をLCD4に表示するなど、サーバ25から受信
した判定結果に応じた処理を行う。
【0017】図3は、上記した携帯電話機8およびPO
S端末15の電気的な構成を機能ブロックとして示して
いる。携帯電話機8において、CPU30は、マイクロ
コンピュータを主体として構成されており、上記したキ
ー操作部12、LCD13およびカメラ14を接続して
いると共に、マイクロホン10が入力した送話音声およ
びレシーバ11が出力する受話音声を音声処理する音声
処理部31、電話網23との間で電話通信に係る処理を
行う電話通信部32(本発明でいう配列パターンデータ
送信手段、配列パターンデータ受信手段)およびメモリ
ダイヤル情報などの各種の情報を記憶するメモリ33を
接続している。
【0018】また、POS端末15において、CPU3
4は、マイクロコンピュータを主体として構成されてお
り、上記したキー操作部16、レシート発行部17、L
CD18、スキャナ19および表示装置20を接続して
いる。この場合、詳しくは後述するように、POS端末
15のスキャナ19は、バーコードや2次元コードなど
の所定の情報コードの配列規則に準じた配列パターンデ
ータが携帯電話機8のLCD13に情報コード画像とし
て表示されると、表示された情報コード画像を読取るこ
とによって、バーコードや2次元コードなどの所定の情
報コードを読取ることが可能となる。また、携帯電話機
8のカメラ14は、バーコードや2次元コードなどの所
定の情報コードの配列規則に準じた配列パターンデータ
がPOS端末15の表示装置20に情報コード画像とし
て表示されると、表示された情報コード画像を読取るこ
とによって、バーコードや2次元コードなどの所定の情
報コードを読取ることが可能となる。
【0019】次に、上記した構成の作用について、図4
ないし図12を参照して説明する。尚、ここでは、自動
振込端末1とPOS端末15との間で携帯電話機8を利
用して振込処理を行う場合について、情報コードとして
マトリックス型の2次元コードであるQR(Quick Resp
onse)コードを用いた場合を説明する。尚、図4は、携
帯電話機8が行う制御の内容をフローチャートとして示
しており、また、図5は、自動振込端末1が行う制御の
内容をフローチャートとして示しており、さらに、図6
は、POS端末15が行う制御の内容をフローチャート
として示している。
【0020】まず、携帯電話機8を使用するユーザが所
定のキーの操作を行い、「支払いモード」を設定する
と、携帯電話機8において、CPU30は、ステップS
1において「YES」と判定し、電話通信部32から自
動振込端末1に自動発信する(ステップS2)。
【0021】自動振込端末1において、CPU21は、
携帯電話機8から着信したことを検出すると、ステップ
T1において「YES」と判定し、ID番号の入力を促
すID番号要求コマンドをモデム24から携帯電話機8
に送信する(ステップT2)。
【0022】携帯電話機8において、CPU30は、自
動振込端末1からID番号要求コマンドを電話通信部3
2が受信したことを検出すると、ステップS3において
「YES」と判定し、例えば「ID番号を入力して下さ
い」というメッセージをLCD13に表示する。これに
よって、携帯電話機8を使用するユーザは、ID番号を
入力することが可能となる。そして、CPU30は、I
D番号を入力するキーの操作が行われたことを検出する
と、ステップS4において「YES」と判定し、入力し
たID番号を電話通信部32から自動振込端末1に送信
する(ステップS5)。
【0023】自動振込端末1において、CPU21は、
携帯電話機8からID番号をモデム24が受信したこと
を検出すると、ステップT3において「YES」と判定
し、携帯電話機8から受信したID番号の正誤を判定す
る(ステップT4)。そして、CPU21は、携帯電話
機8から受信したID番号が正であれば、ステップT4
において「YES」と判定し、読出コマンドをNCU2
2からサーバ25に送信し、該当する口座番号を口座番
号データベース26から読出すと共に、該当する預金残
高を預金残高データベース28から読出す(ステップT
5)。
【0024】そして、CPU21は、それら読出した口
座番号および預金残高に対して「QRコード送信前処
理」を行う(ステップT6)。以下、「QRコード送信
前処理」について、図7に示すフローチャートを参照し
て説明する。また、図8および図9は、具体的な一例と
して、口座番号が例えば「0012−345−6−12
34567」であり、預金残高が例えば「¥5000
0」である場合を示している。
【0025】CPU21は、口座番号データベース26
から読出した口座番号および預金残高データベース28
から読出した預金残高をシフトJISの文字コードに基
づいてビット「0」およびビット「1」からなるビット
列に変換する(ステップR1、図8中(a)〜(c)参
照)。そして、CPU21は、誤り訂正符号を計算し
(ステップR21)、計算した誤り訂正符号を先に生成
したビット列に付加する(ステップR3、図8中(d)
参照)。
【0026】次いで、CPU21は、誤り訂正符号を付
加したビット列の全体のビット数(データ量)を算出し
(ステップR4)、算出したビット数に基づいてQRコ
ードのサイズを決定する(ステップR5、図8中(e)
参照)。そして、CPU21は、先に誤り訂正符号を付
加したビット列をQRコードの配列規則にしたがって先
に決定したサイズによって配列し、配列パターンデータ
を生成する(ステップR6、図8中(f)参照)。
【0027】次いで、CPU21は、先に生成した配列
パターンデータをマスク処理し(ステップR7、図8中
(g)参照)、QRコードの位置を検出するための位置
検出用のパターンデータ(切り出しシンボル)を付加し
(ステップR8、図8中(h)参照)、位置検出用のパ
ターンデータを付加した配列パターンデータに改行を示
す「改行記号」を付加する(ステップR9、図8中
(i)参照)。そして、CPU21は、配列パターンデ
ータのデータ「0」を符号「A」として表記し、データ
「1」を符号「B」として表記し、「改行記号」を符号
「C」として表記することによって、配列パターンデー
タを送信形式に準じた送信データフォーマットにしたが
って表記する(ステップR10、図9中(j)参照)。
【0028】そして、CPU21は、このような処理に
よって生成した口座番号および預金残高を含む配列パタ
ーンデータをモデム24から携帯電話機8に送信する
(ステップT7)。この場合、CPU21は、配列パタ
ーンデータとしては、上記したように、データ「0」を
示す符号「A」、データ「1」を示す符号「B」および
「改行記号」を示す符号「C」の3種類の符号を表記で
きれば良いことから、図10に示すように、符号「A」
をビット「0」およびビット「0」が連続する2ビット
で表記し、符号「B」をビット「0」およびビット
「1」が連続する2ビットで表記し、符号「C」をビッ
ト「1」およびビット「0」が連続する2ビットで表記
することによって、配列パターンデータをモデム24か
ら携帯電話機8に送信する。
【0029】携帯電話機8おいて、CPU30は、自動
振込端末1から口座番号および預金残高を含む配列パタ
ーンデータを電話通信部32が受信したことを検出する
と、ステップS6において「YES」と判定し、自動振
込端末1から受信した配列パターンデータを走査し、符
号「A」を暗セルで表示し、符号「B」を明セルで表示
することによって、図11に示すように、自動振込端末
1から受信した口座番号および預金残高を含む配列パタ
ーンデータを情報コード画像としてLCD13に表示す
る(ステップS7)。
【0030】さて、POS端末15において、CPU3
4は、このようにして携帯電話機8のLCD13に情報
コード画像として表示された口座番号および預金残高を
含む配列パターンデータをスキャナ19によって読取っ
たことを検出すると、ステップU1において「YES」
と判定し、読取った口座番号および預金残高を含む配列
パターンデータを復調処理することによって口座番号お
よび預金残高を認識し(ステップU2)、商品の金額と
預金残高とを比較する(ステップU3)。
【0031】ここで、CPU34は、預金残高が商品の
金額よりも大きな値であって、つまり、これ以降の振込
処理が可能な状況であれば、ステップU3において「Y
ES」と判定し、上記した口座番号および預金残高を含
む配列パターンデータを生成した処理と同様の処理を行
うことによって、商品の金額および振込先口座番号を含
む配列パターンデータを生成し(ステップU4)、図1
2に示すように、商品の金額および振込先口座番号を含
む配列パターンデータを情報コード画像として表示装置
20に表示する(ステップU5)。
【0032】携帯電話機8において、CPU30は、こ
のようにしてPOS端末15の表示装置20に情報コー
ド画像として表示された商品の金額および振込先口座番
号を含む配列パターンデータをカメラ14によって読取
ったことを検出すると、ステップS8において「YE
S」と判定し、読取った商品の金額および振込先口座番
号を含む配列パターンデータを電話通信部32から自動
振込端末1に送信する(ステップS9)。
【0033】自動振込端末1において、CPU21は、
携帯電話機8から商品の金額および振込先口座番号を含
む配列パターンデータをモデム24が受信したことを検
出すると、ステップT8において「YES」と判定し、
携帯電話機8から受信した商品の金額および振込先口座
番号を含む配列パターンデータを復調処理することによ
って商品の金額および振込先口座番号を認識する(ステ
ップT9)。そして、CPU21は、指定された商品の
金額を指定された振込先口座番号に振込む振込処理を行
う(ステップT10)。
【0034】以上に説明した処理を行うことによって、
携帯電話機8とPOS端末15との間で口座番号、預金
残高、商品の金額および振込先口座番号を情報コード画
像を伝達媒体として通信することが可能となり、自動振
込端末1が振込処理を行うことが可能となる。
【0035】尚、この場合、自動振込端末1における振
込処理が完了した後に、自動振込端末1から携帯電話機
8に振込処理の完了を通知するための配列パターンデー
タを送信し、携帯電話機8が自動振込端末1から受信し
た配列パターンデータを情報コード画像として表示し、
携帯電話機8が情報コード画像として表示した配列パタ
ーンデータをPOS端末15が読取ることによって、P
OS端末15が振込処理の完了を認識するように構成す
ることも可能である。
【0036】また、それに続いて、POS端末15が振
込処理の完了を確認するための配列パターンデータを情
報コード画像として表示し、POS端末15が情報コー
ド画像として表示した配列パターンデータを携帯電話機
8が読取ることによって、携帯電話機8が自動振込端末
1との間の通信回線を切断するように構成することも可
能である。
【0037】また、以上は、自動振込端末1において、
口座番号および預金残高の数字情報をビット列に変換
し、ビット列をQRコードの配列規則に基づいて配列し
て配列パターンデータを生成する構成を説明したもので
あるが、携帯電話機8のCPU30が処理能力の比較的
大きな高機能タイプのものであれば、自動振込端末1か
ら携帯電話機8に口座番号および預金残高のビット列を
送信し、携帯電話機8において、ビット列をQRコード
の配列規則に基づいて配列して配列パターンデータを生
成するように構成することも可能である。また、自動振
込端末1から携帯電話機8にビットマップデータを送信
し、携帯電話機8において、自動振込端末1から受信し
たビットマップデータに基づいて配列パターンデータを
生成するように構成することも可能である。
【0038】ところで、携帯電話機8においては、上記
したように自動振込端末1から受信した配列パターンデ
ータを情報コード画像としてLCD13に表示すること
のみでなく、キー操作部12における操作に応じた入力
したデータを情報コード画像としてLCD13に表示す
るように構成することも可能である。この場合、例えば
「0」キーを暗セルを表示するためのキーとして割当
て、「1」キーを明セルを表示するためのキーとして割
当てることによって、「0」キー或いは「1」キーを操
作することによって、操作に応じて入力したデータを情
報コード画像としてLCD13に表示することが可能と
なる。尚、このとき、誤り訂正符号や位置検出用のパタ
ーンデータは、CPU30が自動的に計算することにな
る。また、文字情報を直接入力する構成ですることも可
能であり、その場合には、CPU30が文字情報をビッ
ト列に変換する処理などを行うことになる。さらに、カ
メラ14が撮影した情報コード画像をLCD13に表示
するように構成することも可能である。
【0039】以上に説明したように本実施例によれば、
携帯電話機8において、自動振込端末1から口座番号お
よび預金残高を含む配列パターンデータを受信し、自動
振込端末1から受信した配列パターンデータを情報コー
ド画像としてLCD13に表示し、POS端末15にお
いて、携帯電話機8が表示した情報コード画像を読取る
ように構成したので、このようにデータを伝達するため
の伝達媒体として情報コード画像を採用し、元々から有
しているLCD13に情報コード画像を表示することに
よって、データを送信する側である携帯電話機8および
データを受信する側であるPOS端末15に、例えばコ
ネクタ、アンテナ或いは通信回路などの通信を行うため
の専用の部品を新たに搭載することを不要として、デー
タ通信を可能とすることができる。
【0040】また、携帯電話機8において、キー操作部
12における操作に応じた入力したデータを情報コード
画像としてLCD13に表示するように構成することに
よって、キー操作部12における操作に応じた入力した
データをPOS端末15に送信することができ、また、
カメラ14が撮影した情報コード画像をLCD13に表
示するように構成することによって、カメラ14が撮影
したデータをPOS端末15に送信することができる。
【0041】さらに、この場合、携帯電話機8の外部で
ある自動振込端末1において、口座番号および預金残高
の数字情報をビット列に変換する処理や、ビット列をQ
Rコードの配列規則に基づいて配列して配列パターンデ
ータを生成する処理を行うように構成したので、携帯電
話機8において、それらの処理を行うことを不要とする
ことができ、その分、負荷を軽減することができる。
【0042】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。第1の端末は、携帯電話機に限らず、他のもので
あっても良く、また、第2の端末は、POS端末に限ら
ず、他のものであっても良く、振込処理を行う場合に限
らず、他の処理を行う場合に適用する構成であっても良
い。
【0043】情報コードは、QRコードに限らず、バー
コードである例えばコード39や、スタック型の2次元
コードである例えばPDF417などの他のものであっ
ても良い。自動振込端末とPOS端末との間で通信する
情報は、口座番号、預金残高、商品の金額および振込先
口座番号などの数字情報に限らず、口座名義人などを示
す漢字などの他の情報であっても良い。携帯電話機が自
動発信する構成に限らず、手動発信する構成であっても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を概略的に示す
【図2】自動振込端末の機能ブロック図
【図3】携帯電話機およびPOS端末の機能ブロック図
【図4】携帯電話機における制御の内容を示すフローチ
ャート
【図5】自動振込端末における制御の内容を示すフロー
チャート
【図6】POS端末における制御の内容を示すフローチ
ャート
【図7】図5相当図
【図8】文字情報から配列パターンデータを生成する過
程を示す図
【図9】図8相当図
【図10】符号を示す図
【図11】POS端末が配列パターンデータを読取る様
子を概略的に示す図
【図12】携帯電話機が配列パターンデータを読取る様
子を概略的に示す図
【符号の説明】
図面中、8は携帯電話機(第1の端末)、13はLCD
(第1の端末の表示手段)、14はカメラ(撮影手
段)、15はPOS端末(第2の端末)、19はスキャ
ナ(読取手段)、20は表示装置(第2の端末の表示手
段)、32は電話通信部(配列パターンデータ送信手
段、配列パターンデータ受信手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G07D 9/00 421 G07D 9/00 421 436 436B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を有する第1の端末を具備した
    通信システムであって、 前記第1の端末は、情報コードを表す情報コード画像を
    前記表示手段に表示するように構成され、 前記第1の端末が表示した情報コード画像を読取る読取
    手段を有する第2の端末を具備したことを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の端末は、 外部から配列パターンデータを受信する配列パターンデ
    ータ受信手段を備え、前記配列パターンデータ受信手段
    が外部から受信した配列パターンデータを情報コード画
    像として表示することを特徴とする請求項1記載の通信
    システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の端末は、 操作手段における操作に応じて入力したデータを情報コ
    ード画像として表示することを特徴とする請求項1記載
    の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の端末は、 情報コード画像を撮影する撮影手段を備え、前記撮影手
    段が撮影した情報コード画像を表示することを特徴とす
    る請求項1記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の端末は、 情報コード画像を配列パターンデータとして外部に送信
    する配列パターンデータ送信手段を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第2の端末は、 前記読取手段が読取った情報コード画像を表示する表示
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の通信システム。
JP2000296309A 2000-09-28 2000-09-28 通信システム Expired - Lifetime JP4396018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296309A JP4396018B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296309A JP4396018B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002109420A true JP2002109420A (ja) 2002-04-12
JP4396018B2 JP4396018B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=18778602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000296309A Expired - Lifetime JP4396018B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4396018B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1383063A1 (en) * 2002-07-19 2004-01-21 Denso Wave Incorporated Method for displaying and reading information code for commercial transaction
JP2004207852A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Denso Wave Inc 画像通信システム
JP2005092338A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Hideaki Fujimoto 電子決済システムおよびレジスター装置
JP2008139943A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Seiko Epson Corp 表示装置、表示装置の制御方法およびプログラム
US8002175B2 (en) * 2004-12-31 2011-08-23 Veritec, Inc. System and method for utilizing a highly secure two-dimensional matrix code on a mobile communications display
KR20180008995A (ko) * 2016-07-15 2018-01-25 선문대학교 산학협력단 상품 검색 장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1383063A1 (en) * 2002-07-19 2004-01-21 Denso Wave Incorporated Method for displaying and reading information code for commercial transaction
US6997384B2 (en) 2002-07-19 2006-02-14 Denso Wave Incorporated Method for displaying and reading information code for commercial transaction
JP2004207852A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Denso Wave Inc 画像通信システム
JP2005092338A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Hideaki Fujimoto 電子決済システムおよびレジスター装置
US8002175B2 (en) * 2004-12-31 2011-08-23 Veritec, Inc. System and method for utilizing a highly secure two-dimensional matrix code on a mobile communications display
JP2008139943A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Seiko Epson Corp 表示装置、表示装置の制御方法およびプログラム
KR20180008995A (ko) * 2016-07-15 2018-01-25 선문대학교 산학협력단 상품 검색 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4396018B2 (ja) 2010-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7505799B2 (en) Mobile electronic apparatus and function control method and program for the mobile electronic apparatus
JP2002109421A (ja) 携帯端末を用いた振込方法および振込システム
US6783071B2 (en) Scanner pairing in a bluetooth POS network
JP2005144742A (ja) プリント端末装置
JPH11345264A (ja) 代金決済システム及び代金決済方法
JPWO2006090460A1 (ja) 携帯情報端末
KR20000054339A (ko) 문자인식장치를 부착한 휴대폰
CN106709788A (zh) 网络订单处理方法及装置
JPH09282376A (ja) 移動通信を用いた取引システム
JP4396018B2 (ja) 通信システム
JP4110728B2 (ja) 携帯電話機および通信システム
US20010029498A1 (en) Payment acting service method and system
US20080082442A1 (en) Credit card management method using communication terminal
KR101212034B1 (ko) 이동통신 단말기에서 블루투스 기기 연결 장치 및 방법
CN105427103A (zh) 获取电子签购单的方法、装置及系统
JP4594758B2 (ja) 情報登録方法
CN111311249B (zh) 基于nfc标签实现的数据处理方法及其系统、标签收款终端
JP2004240737A (ja) プリントシステム
US7207495B2 (en) Wireless terminal to which an integrated circuit card is connected and a system utilizing the wireless terminal for rewriting memory of an integrated circuit card
JP2007011665A (ja) 検針システム
JP2004126910A (ja) 帳票受付装置および帳票受付処理方法
JP4034943B2 (ja) 音によるキー入力の確認方法及び装置
KR101050663B1 (ko) 휴대용 단말기에서 전화번호부 자동 업데이트 장치 및 방법
JP2005251056A (ja) 決済システムおよび決済端末および決済確認方法
JP6451531B2 (ja) 画像形成装置、設定変更方法、および設定変更プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4396018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250