JPH08272201A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH08272201A JPH08272201A JP8007495A JP749596A JPH08272201A JP H08272201 A JPH08272201 A JP H08272201A JP 8007495 A JP8007495 A JP 8007495A JP 749596 A JP749596 A JP 749596A JP H08272201 A JPH08272201 A JP H08272201A
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- Japan
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- developing sleeve
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- developing
- sleeve
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小型軽量でしかも調整無しでも現像剤を片寄り
貯蔵させることなく、現像スリーブ長手方向に循環撹拌
可能な現像装置を提供すること。 【解決手段】現像スリーブ5と、現像スリーブ5の上方
であって、かつ現像スリーブ5の軸方向に沿って配置さ
れた搬送経路10と、搬送経路10内に設けられた第1
の移動手段6と、現像スリーブ5の上方で、かつ第1の
移動手段と並列に配置され、現像スリーブ5上の現像剤
の移動を規制する規制部材72と、現像スリーブ5と規
制部材72とにより現像剤を滞留させる剤溜まり部と、
第2の移動手段7とを備えている。
貯蔵させることなく、現像スリーブ長手方向に循環撹拌
可能な現像装置を提供すること。 【解決手段】現像スリーブ5と、現像スリーブ5の上方
であって、かつ現像スリーブ5の軸方向に沿って配置さ
れた搬送経路10と、搬送経路10内に設けられた第1
の移動手段6と、現像スリーブ5の上方で、かつ第1の
移動手段と並列に配置され、現像スリーブ5上の現像剤
の移動を規制する規制部材72と、現像スリーブ5と規
制部材72とにより現像剤を滞留させる剤溜まり部と、
第2の移動手段7とを備えている。
Description
【0001】
【発明属する技術分野】本発明は電子写真複写機又は静
電気記録装置などに好適な小型軽量な現像装置に関す
る。
電気記録装置などに好適な小型軽量な現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる現像装置の一例として、底
部に貯溜された二成分現像剤を汲み上げローラによっ
て、上位に配置された現像スリーブに供給し、現像後の
余剰現像剤を補給トナーとともにスクリュー又は偏流板
などの作用により長手方向に移動運搬させたあと上記汲
み上げローラによって撹拌されるとともに上記現像スリ
ーブ上に着磁供給させる方式が知られている。
部に貯溜された二成分現像剤を汲み上げローラによっ
て、上位に配置された現像スリーブに供給し、現像後の
余剰現像剤を補給トナーとともにスクリュー又は偏流板
などの作用により長手方向に移動運搬させたあと上記汲
み上げローラによって撹拌されるとともに上記現像スリ
ーブ上に着磁供給させる方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では大型の汲み上げローラが配置されているため現像
装置は、スペース,重量ともに大きくなってしまうこと
が問題点である。又、現像剤が片寄ったままで貯溜され
たり、片寄り貯蔵を防ぐために複雑な調整を必要とする
などの構造上の問題もある。
式では大型の汲み上げローラが配置されているため現像
装置は、スペース,重量ともに大きくなってしまうこと
が問題点である。又、現像剤が片寄ったままで貯溜され
たり、片寄り貯蔵を防ぐために複雑な調整を必要とする
などの構造上の問題もある。
【0004】そこで本発明は、小型軽量でしかも調整無
しでも現像剤を片寄り貯蔵させることなく、現像スリー
ブ長手方向に循環撹拌可能な現像装置を提供することを
目的とするものである。
しでも現像剤を片寄り貯蔵させることなく、現像スリー
ブ長手方向に循環撹拌可能な現像装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、現像剤を付着させながら回転する現像ス
リーブと、上記現像スリーブの上方であって、かつ上記
現像スリーブの軸方向に沿って配置され、上記現像スリ
ーブ上の現像剤を取り入れる現像剤受入れ口を一端部に
有するとともに、この現像剤受入れ口から取り入れた現
像剤を吐出する現像剤吐出口を他端部に有する搬送経路
と、上記搬送経路内に設けられ上記現像剤受入れ口から
の現像剤を上記軸方向の一方向へ撹拌移動させる第1の
移動手段と、上記現像スリーブの上方で、かつ上記第1
の移動手段と並列に配置され、上記現像スリーブ上の現
像剤の移動を規制する規制部材と、上記現像スリーブと
上記規制部材とにより現像剤を滞留させる剤溜まり部
と、上記剤溜まり部の現像剤を上記現像剤受入れ口へ移
動させる第2の移動手段とを備えたことを特徴とする。
に、本発明は、現像剤を付着させながら回転する現像ス
リーブと、上記現像スリーブの上方であって、かつ上記
現像スリーブの軸方向に沿って配置され、上記現像スリ
ーブ上の現像剤を取り入れる現像剤受入れ口を一端部に
有するとともに、この現像剤受入れ口から取り入れた現
像剤を吐出する現像剤吐出口を他端部に有する搬送経路
と、上記搬送経路内に設けられ上記現像剤受入れ口から
の現像剤を上記軸方向の一方向へ撹拌移動させる第1の
移動手段と、上記現像スリーブの上方で、かつ上記第1
の移動手段と並列に配置され、上記現像スリーブ上の現
像剤の移動を規制する規制部材と、上記現像スリーブと
上記規制部材とにより現像剤を滞留させる剤溜まり部
と、上記剤溜まり部の現像剤を上記現像剤受入れ口へ移
動させる第2の移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例につき詳細に説明する。
図1において、符号1は静電潜像担持体を示し、電子写
真複写機に組み込まれたものであれば感光体と称される
ものである。感光体1に近接して現像装置2が配置され
ており、現像装置2はその内部にトナータンク3、補給
ローラ4、現像スリーブ5、搬送経路10、第1の移動
手段6および第2の移動手段7などからなっている。
図1において、符号1は静電潜像担持体を示し、電子写
真複写機に組み込まれたものであれば感光体と称される
ものである。感光体1に近接して現像装置2が配置され
ており、現像装置2はその内部にトナータンク3、補給
ローラ4、現像スリーブ5、搬送経路10、第1の移動
手段6および第2の移動手段7などからなっている。
【0007】現像スリーブ5および第1の移動手段6の
後述するスクリュー62はモータMにより直接駆動され
るが、補給ローラ4はクラッチCを介して駆動される。
符号Kは制御部を示し、感光体1上の専用パターンの濃
度をフォトセンサPにより読み取り、そのトナー補給信
号により制御部Kを介してクラッチCをオンさせる。す
なわち、トナータンク3は現像装置2の上部に形成され
てい補給用トナーを貯溜し、トナー補給信号によって補
給ローラ4が回転して適宜量のトナーを下方へ落下させ
る。
後述するスクリュー62はモータMにより直接駆動され
るが、補給ローラ4はクラッチCを介して駆動される。
符号Kは制御部を示し、感光体1上の専用パターンの濃
度をフォトセンサPにより読み取り、そのトナー補給信
号により制御部Kを介してクラッチCをオンさせる。す
なわち、トナータンク3は現像装置2の上部に形成され
てい補給用トナーを貯溜し、トナー補給信号によって補
給ローラ4が回転して適宜量のトナーを下方へ落下させ
る。
【0008】一方、現像スリーブ5上に形成された磁気
ブラシは、現像スリーブ5の外周の上方に形成され、搬
送経路10内に設けられた第1の移動手段6により現像
スリーブ軸方向の一方向、例えば、図中手前側から奥側
へ向かって現像剤の一部が移動撹拌される。搬送経路1
0により捕捉されなかった現像剤の残余は、第1の移動
手段6の下流側に配置された第2の移動手段7により捕
捉され現像スリーブ軸方向の他方、例えば、図中奥側か
ら手前側に向かって移動撹拌される。この際、第1の移
動手段6と第2の移動手段7との協動関係によっていわ
ゆる現像スリーブ長手方向の循環搬送が達成されるので
ある。
ブラシは、現像スリーブ5の外周の上方に形成され、搬
送経路10内に設けられた第1の移動手段6により現像
スリーブ軸方向の一方向、例えば、図中手前側から奥側
へ向かって現像剤の一部が移動撹拌される。搬送経路1
0により捕捉されなかった現像剤の残余は、第1の移動
手段6の下流側に配置された第2の移動手段7により捕
捉され現像スリーブ軸方向の他方、例えば、図中奥側か
ら手前側に向かって移動撹拌される。この際、第1の移
動手段6と第2の移動手段7との協動関係によっていわ
ゆる現像スリーブ長手方向の循環搬送が達成されるので
ある。
【0009】更に詳しくは、図2において、搬送経路1
0は、略上方開口のU字溝61に、現像剤受入れ口とし
ての窓63と、現像剤を掻き取るエプロン64と、現像
剤吐出口としての開口部65とが設けられて形成されて
いる。窓63は、現像スリーブ5の回転方向における上
流側のU字溝61の図中左端部に穿設され、エプロン6
4は、この窓63の直下に垂設される。この場合、窓6
3とエプロン64とはU字溝61の側面に下向きのコ字
状スリットを穿設した後、切り起こして形成される。開
口部65は、U字溝61の長手方向で窓63の反対側の
底部に穿設される。U字溝61の図中左端は、現像スリ
ーブ5の図中左端より若干内側へ寄せられている。
0は、略上方開口のU字溝61に、現像剤受入れ口とし
ての窓63と、現像剤を掻き取るエプロン64と、現像
剤吐出口としての開口部65とが設けられて形成されて
いる。窓63は、現像スリーブ5の回転方向における上
流側のU字溝61の図中左端部に穿設され、エプロン6
4は、この窓63の直下に垂設される。この場合、窓6
3とエプロン64とはU字溝61の側面に下向きのコ字
状スリットを穿設した後、切り起こして形成される。開
口部65は、U字溝61の長手方向で窓63の反対側の
底部に穿設される。U字溝61の図中左端は、現像スリ
ーブ5の図中左端より若干内側へ寄せられている。
【0010】第1の移動手段6は、U字溝61内に回転
自在に支持されているスクリュー62からなる。第2の
移動手段7は、第1の移動手段6の下流側に配設されて
いて、現像スリーブ5の軸方向全体にわたって延設され
る垂直版71と、この垂直版71の下縁から現像スリー
ブ5周面の上流側へ斜め下へ延びる斜め板であって、現
像スリーブ5の外周の上方に配置されている規制部材7
2と、この規制部材72上に立設された多数の偏流板7
3とからなっている。
自在に支持されているスクリュー62からなる。第2の
移動手段7は、第1の移動手段6の下流側に配設されて
いて、現像スリーブ5の軸方向全体にわたって延設され
る垂直版71と、この垂直版71の下縁から現像スリー
ブ5周面の上流側へ斜め下へ延びる斜め板であって、現
像スリーブ5の外周の上方に配置されている規制部材7
2と、この規制部材72上に立設された多数の偏流板7
3とからなっている。
【0011】偏流板73は、現像スリーブ5上の現像剤
移動方向に対して斜めに配置され、第1の移動手段とは
逆方向に現像剤を移動させるようになっている。この場
合は、偏流板73は図に示すように、図中上方へ進むほ
ど左方へ傾く左斜めの位置になっていて、図3で明らか
なように、偏流板73の図中下端73aに隣接する偏流
板の図中上端73bに、図中上下方向に対して符号eで
示すように重なり合っていることが肝要である。又、偏
流板73の傾きθは、30°〜45°が現像剤の搬送性
からみて適当である。第2の移動手段7は、ドクターブ
レードに偏流板を取り付けた構成にしてもよい。
移動方向に対して斜めに配置され、第1の移動手段とは
逆方向に現像剤を移動させるようになっている。この場
合は、偏流板73は図に示すように、図中上方へ進むほ
ど左方へ傾く左斜めの位置になっていて、図3で明らか
なように、偏流板73の図中下端73aに隣接する偏流
板の図中上端73bに、図中上下方向に対して符号eで
示すように重なり合っていることが肝要である。又、偏
流板73の傾きθは、30°〜45°が現像剤の搬送性
からみて適当である。第2の移動手段7は、ドクターブ
レードに偏流板を取り付けた構成にしてもよい。
【0012】搬送経路10の最下縁すなわちU字溝61
と現像スリーブ5との間の間隙G1(図1参照)は、第
2の移動手段7の最下縁、すなわち規制部材72と現像
スリーブ5との間の間隙G2より大きいことが肝要であ
る。偏流板73を立設した規制部材72と現像スリーブ
5との相対位置は、図4に示すように、現像スリーブ5
表面の磁力分布線8の磁力ピーク8aが偏流板73の下
縁直下よりも多少上流側に位置し、磁力ピーク8aの更
に上流側に第2の磁力ピーク8bが位置するようになっ
ているのが望ましい。すなわち、現像スリーブ5の内側
には、上記磁力ピーク8a,8bを形成する磁石が配置
されることが望ましい。
と現像スリーブ5との間の間隙G1(図1参照)は、第
2の移動手段7の最下縁、すなわち規制部材72と現像
スリーブ5との間の間隙G2より大きいことが肝要であ
る。偏流板73を立設した規制部材72と現像スリーブ
5との相対位置は、図4に示すように、現像スリーブ5
表面の磁力分布線8の磁力ピーク8aが偏流板73の下
縁直下よりも多少上流側に位置し、磁力ピーク8aの更
に上流側に第2の磁力ピーク8bが位置するようになっ
ているのが望ましい。すなわち、現像スリーブ5の内側
には、上記磁力ピーク8a,8bを形成する磁石が配置
されることが望ましい。
【0013】以上のような構成であるので、現像スリー
ブ5上の現像剤は、エプロン64により掻き取られ窓6
3によりU字溝61内に取り入れられる。U字溝61内
に取り入れられた現像剤は、回転するスクリュー62に
より、現像スリーブ5の軸方向に図中右方へ押しやら
れ、開口部65から現像スリーブ5上に落下する。
ブ5上の現像剤は、エプロン64により掻き取られ窓6
3によりU字溝61内に取り入れられる。U字溝61内
に取り入れられた現像剤は、回転するスクリュー62に
より、現像スリーブ5の軸方向に図中右方へ押しやら
れ、開口部65から現像スリーブ5上に落下する。
【0014】一方、エプロン64によって掻き取られた
現像剤のうち、間隙G2をくぐり抜けなかった剤はすべ
て規制部材72により掬い取られる。開口部65より落
下した現像剤も規制部材72によって掬われ、偏流板7
3の作用により軸方向に沿って図中左方へ移動する。そ
して、次々と掬い取られる現像剤は、剤溜まり部に滞留
し撹拌され摩擦帯電されつつ、一かたまり(固化に非ら
ず)となって垂直版71に沿って図中左端へ寄せられ
る。
現像剤のうち、間隙G2をくぐり抜けなかった剤はすべ
て規制部材72により掬い取られる。開口部65より落
下した現像剤も規制部材72によって掬われ、偏流板7
3の作用により軸方向に沿って図中左方へ移動する。そ
して、次々と掬い取られる現像剤は、剤溜まり部に滞留
し撹拌され摩擦帯電されつつ、一かたまり(固化に非ら
ず)となって垂直版71に沿って図中左端へ寄せられ
る。
【0015】ところが、U字溝61の左端は垂直版71
左端より内側に寄せられているので、垂直版71左端に
寄せられて大きくなったブロック状の現像剤は、上流側
のU字溝に進入し、スクリュー62によって再び軸方向
に沿い図中右側へ移動させられる。斯くして現像スリー
ブ長手方向循環撹拌作用が達成される。
左端より内側に寄せられているので、垂直版71左端に
寄せられて大きくなったブロック状の現像剤は、上流側
のU字溝に進入し、スクリュー62によって再び軸方向
に沿い図中右側へ移動させられる。斯くして現像スリー
ブ長手方向循環撹拌作用が達成される。
【0016】図5及び図6は、本発明の別の実施例を示
している。図5に示す実施例は、第2の移動手段たるス
クリュー37が現像スリーブ5の周面の一部に近接し、
かつ軸方向に沿って配置され、現像スリーブ5上の現像
剤を略全量図中左方へ移動させる、現像スリーブ5の図
中左方端部に盛り上がった現像剤は、スクリュー37の
下流側で、スクリュー37より下流に配置された搬送経
路30の図中右方へ移動させられる。搬送経路30の構
成は、第2図に示す搬送経路10と略同等であるが、開
口部65の代わりに、U字溝の図外右端の上流側が切り
欠かれている。第1の移動手段6により図中右方へ移動
させられた現像剤は、上記切りかかれた部分より落下し
てスクリュー37による軸方向移動作用に加わる。
している。図5に示す実施例は、第2の移動手段たるス
クリュー37が現像スリーブ5の周面の一部に近接し、
かつ軸方向に沿って配置され、現像スリーブ5上の現像
剤を略全量図中左方へ移動させる、現像スリーブ5の図
中左方端部に盛り上がった現像剤は、スクリュー37の
下流側で、スクリュー37より下流に配置された搬送経
路30の図中右方へ移動させられる。搬送経路30の構
成は、第2図に示す搬送経路10と略同等であるが、開
口部65の代わりに、U字溝の図外右端の上流側が切り
欠かれている。第1の移動手段6により図中右方へ移動
させられた現像剤は、上記切りかかれた部分より落下し
てスクリュー37による軸方向移動作用に加わる。
【0017】図6に示す実施例は、図2に示す実施例と
似た構成を有しているが異なるところは、搬送経路40
の一部を構成するU字溝41に窓とエプロンが省かれ、
U字溝41の図中左端部の構造が第2の移動手段7によ
って図中左端部の構造が第2の移動手段によって図中左
端に寄せられた現像剤ブロックを積極的に受け入れるよ
うに、第2の移動手段7側のU字溝側板に切欠き部41
aを設けてあることである。この場合、現像スリーブ5
上の現像剤は、感光体へ供給されるものを除いて、図中
左方へ移動し、左端に集まった現像剤は切欠き部41a
から搬送経路40に進入し、第1の移動手段6のスクリ
ュー62を介して、図中右方へ移動させられ、開口部4
2から落下して再び第2の移動手段7の軸方向移動作用
に加わる。
似た構成を有しているが異なるところは、搬送経路40
の一部を構成するU字溝41に窓とエプロンが省かれ、
U字溝41の図中左端部の構造が第2の移動手段7によ
って図中左端部の構造が第2の移動手段によって図中左
端に寄せられた現像剤ブロックを積極的に受け入れるよ
うに、第2の移動手段7側のU字溝側板に切欠き部41
aを設けてあることである。この場合、現像スリーブ5
上の現像剤は、感光体へ供給されるものを除いて、図中
左方へ移動し、左端に集まった現像剤は切欠き部41a
から搬送経路40に進入し、第1の移動手段6のスクリ
ュー62を介して、図中右方へ移動させられ、開口部4
2から落下して再び第2の移動手段7の軸方向移動作用
に加わる。
【0018】図7は本装置を組み込んだ複写機の一例を
示し、図8はその複写機の各構成品のタイミングチャー
トを示している。これらの図において、複写機100の
上部に配設されたコンタクトガラス101上に原稿10
2が載置され、図示しない複写ボタンが押下されると、
現像モータM(図1参照)、感光体モータ及び定着ユニ
ットモータが同時に駆動される。次に、給紙ローラ10
3が回転して転写シート104を所定位置まで給送す
る。更に、露光ランプ105により照明された原稿光像
が光学系108を介して感光体1へ投与されると、メイ
ンチャージャー106により均一に帯電された感光体1
表面に静電潜像が形成され、本発明の現像装置2の作用
により可視現像化される。この可視像は、送り出された
転写シート104に転写チャージャー107の作用によ
り転写され、定着ユニット108を介してコピーとして
機外に排出される。
示し、図8はその複写機の各構成品のタイミングチャー
トを示している。これらの図において、複写機100の
上部に配設されたコンタクトガラス101上に原稿10
2が載置され、図示しない複写ボタンが押下されると、
現像モータM(図1参照)、感光体モータ及び定着ユニ
ットモータが同時に駆動される。次に、給紙ローラ10
3が回転して転写シート104を所定位置まで給送す
る。更に、露光ランプ105により照明された原稿光像
が光学系108を介して感光体1へ投与されると、メイ
ンチャージャー106により均一に帯電された感光体1
表面に静電潜像が形成され、本発明の現像装置2の作用
により可視現像化される。この可視像は、送り出された
転写シート104に転写チャージャー107の作用によ
り転写され、定着ユニット108を介してコピーとして
機外に排出される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上の説明で明らかなよう
に、汲み上げローラを省いても、現像スリーブ長手方向
において一方に移動手段から他方の移動手段へ、さらに
元の移動手段へと現像剤が循環撹拌されるので、各種移
動手段の移動量の調整をする必要がなく、現像剤が片寄
って貯蔵されるようなこともない、また、各移動手段を
現像スリーブの軸方向に沿って現像スリーブの外周の上
方にそれぞれ配置することにより、現像装置の軸方向と
直交する水平方向の小型化およびこれによる現像装置の
軽量化が達成できるとともに、各移動手段のレイアウト
の自由度を向上することもできる。さらに、現像スリー
ブ上の現像剤が各種移動手段によって循環撹拌されるこ
とにより、現像剤を摩擦帯電することも可能になり、特
に、摩擦帯電不足の現像剤が現像スリーブ上に存在する
現像開始時に、スリーブ上の現像剤を撹拌でき、これを
すばやく摩擦帯電することにより地汚れやトナー飛散を
防止できる。
に、汲み上げローラを省いても、現像スリーブ長手方向
において一方に移動手段から他方の移動手段へ、さらに
元の移動手段へと現像剤が循環撹拌されるので、各種移
動手段の移動量の調整をする必要がなく、現像剤が片寄
って貯蔵されるようなこともない、また、各移動手段を
現像スリーブの軸方向に沿って現像スリーブの外周の上
方にそれぞれ配置することにより、現像装置の軸方向と
直交する水平方向の小型化およびこれによる現像装置の
軽量化が達成できるとともに、各移動手段のレイアウト
の自由度を向上することもできる。さらに、現像スリー
ブ上の現像剤が各種移動手段によって循環撹拌されるこ
とにより、現像剤を摩擦帯電することも可能になり、特
に、摩擦帯電不足の現像剤が現像スリーブ上に存在する
現像開始時に、スリーブ上の現像剤を撹拌でき、これを
すばやく摩擦帯電することにより地汚れやトナー飛散を
防止できる。
【図1】本発明の一実施例における構成図である。
【図2】本発明の一実施例における要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における偏流版の傾きを説明
するための図である。
するための図である。
【図4】偏流版と磁力ピークとの相対位置を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図5】本発明の他の実施例における要部斜視図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施例における要部斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明による現像装置を組み込んだ複写機を示
す構成図である。
す構成図である。
【図8】本発明による現像装置を組み込んだ複写機を構
成する部品の作動タイミングチャートである。
成する部品の作動タイミングチャートである。
5 現像スリーブ 6 第1の移動手段 7 第2の移動手段 10 搬送経路 72 規制部材 73 偏流板
Claims (1)
- 【請求項1】現像剤を付着させながら回転する現像スリ
ーブと、上記現像スリーブの上方であって、かつ上記現
像スリーブの軸方向に沿って配置され、上記現像スリー
ブ上の現像剤を取り入れる現像剤受入れ口を一端部に有
するとともに、この現像剤受入れ口から取り入れた現像
剤を吐出する現像剤吐出口を他端部に有する搬送経路
と、上記搬送経路内に設けられ上記現像剤受入れ口から
の現像剤を上記軸方向の一方向へ撹拌移動させる第1の
移動手段と、上記現像スリーブの上方で、かつ上記第1
の移動手段と並列に配置され、上記現像スリーブ上の現
像剤の移動を規制する規制部材と、上記現像スリーブと
上記規制部材とにより現像剤を滞留させる剤溜まり部
と、上記剤溜まり部の現像剤を上記現像剤受入れ口へ移
動させる第2の移動手段とを備えた現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007495A JP2767786B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007495A JP2767786B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 現像装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61282756A Division JP2707248B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-11-27 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08272201A true JPH08272201A (ja) | 1996-10-18 |
JP2767786B2 JP2767786B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=11667363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2767786B2 (ja) |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS59114339A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-07-02 | リンデ・アクチエンゲゼルシヤフト | 作業機械の駆動機構 |
JPS59185053A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-20 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 光磁気デイスク |
JPS61212864A (ja) * | 1985-03-16 | 1986-09-20 | Mita Ind Co Ltd | 現像装置 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8007495A patent/JP2767786B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59114339A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-07-02 | リンデ・アクチエンゲゼルシヤフト | 作業機械の駆動機構 |
JPS59185053A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-20 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 光磁気デイスク |
JPS61212864A (ja) * | 1985-03-16 | 1986-09-20 | Mita Ind Co Ltd | 現像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2767786B2 (ja) | 1998-06-18 |
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