JPH08271777A - 変倍光学系のモータ取付け構造 - Google Patents

変倍光学系のモータ取付け構造

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JPH08271777A
JPH08271777A JP7165995A JP7165995A JPH08271777A JP H08271777 A JPH08271777 A JP H08271777A JP 7165995 A JP7165995 A JP 7165995A JP 7165995 A JP7165995 A JP 7165995A JP H08271777 A JPH08271777 A JP H08271777A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良く複数のモータを取り付ける。 【構成】 変倍光学部29は、2つのモータ38,39
の駆動により固定筒33の内部で2つの後群及び後群レ
ンズ支持枠34,35を光軸29aに沿って独立して移
動させてズームを行う。各レンズ支持枠34,35に
は、連結片55,50が設けられている。固定筒33の
上方にはモータユニット37が取り付けられる。モータ
ユニット37には、各モータ38,39を1個の位置決
め用ベース60に取り付けた構成となっている。各モー
タ38,39は、駆動軸がリードスクリューとなってお
り、リードスクリューには、それぞれリード従動部材が
螺合している。各リード従動部材には、フォークが設け
られており、モータユニット37を固定筒33に取り付
けることで、各フォークが各レンズ支持枠34,35の
連結片50,55に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変倍光学系に設けられ
た複数のモータの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2つのモータをそれぞれ駆動させ
ることによって2つのレンズ保持枠をそれぞれ独立して
光軸方向に進退させてズームを行う変倍光学系が知られ
ている。この変倍光学系には、各レンズ保持枠を光軸方
向に移動自在に支持する固定筒が設けられている。固定
筒には、各モータからの駆動を各レンズ保持枠に伝達さ
せるためのレンズ移動機構が設けられている。レンズ移
動機構は、一般的にモータの駆動をギヤ列の入力側に伝
達させ、ギヤ列の出力をリードスクリューに伝達させて
レンズ保持枠を直進的に進退させている。
【0003】このような変倍光学系では、レンズ送り精
度を高めるためにモータを高精度で取り付ける必要があ
る。そこで、予め位置決め用の取り付け板をモータの数
だけ用意しておき、取り付け板をそれぞれ固定筒に取り
付けることで、各モータを各レンズ移動機構に高精度に
連結していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
モータを備えた変倍光学系の組立作業では、予め各モー
タを取り付け板に1個ずつ取り付けるサブ組立が必要と
なる。しかも、これらのモータは合焦用モータと変倍用
モータとで働きが異なるため、サブ組立した後に取り付
け間違いが生じないように組立の管理を必要としてい
た。
【0005】上記問題点を解決するために、本発明は、
複数のモータを取り付ける作業を減らして生産コストの
低減を図った変倍光学系のモータ取付け構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、変倍時に駆動される複数のモータを予め
ベース部材に取り付けておき、このベース部材を固定筒
に取り付けることで、簡単に各モータと各駆動系とが連
結される。各モータとしては、例えば変倍用モータと合
焦用モータである。
【0007】また、各モータと各駆動系との連結は、ズ
ムーズに行える方が、ベース部材と固定筒との取り付け
作業の効率がアップする。そこで、請求項3に記載した
ように、駆動系の一部であるフォーク部材をベース部材
に組み込み、また連結片を固定筒側のレンズ保持枠に設
けておき、フォーク部材と連結片との係合によってスム
ーズな連結を行うようにした。
【0008】ところで、フォーク部材と連結片とが光軸
方向に沿ってずれていると一々ずれを調節する作業が必
要となる。しかも、連結片は、レンズ保持枠が光軸方向
に移動自在であるため簡単にずれの調節を行えるのに対
し、フォーク部材はリードスクリューのリードにかみ合
っているから、簡単にずれを調節することはできない。
そこで、請求項4に記載したように、フォーク部材に、
リードスクリューと平行に配置された回転止め用ガイド
棒に挿通される支持部と、リードスクリューのリードに
螺子を押し付けている弾性自在なクリップ片とを設け、
クリップ片を撓ませて螺子部をリードスクリューのリー
ドから退避させることでずれの調節をスムーズに行える
ようにした。そして、フォーク部材と連結片とを光軸方
向に沿った所定位置、例えば簡単に位置決めし易い両端
のうちの一端側に片寄せしておけばこれらの連結作業が
容易となる。
【0009】モータとしては、小型、軽量とともに電力
消費の少ないステッピングモータが好適である。しか
も、ローコスト化を図るために、モータシャフトにリー
ドスクリューを形成し、モータシャフトにそのシャフト
方向に沿って自由度を持たせている。通常、このような
モータは、モータ本体に与圧用の板バネを設け、板バネ
をモータシャフトの端面に背後から当接させてシャフト
方向に常に押圧するようにしたタイプが周知である。し
かしながら、このようなモータでは、個々の板バネの与
圧が異なる。このため、このようなモータを複数個用い
た場合には、与圧のバラツキによってリードスクリュー
を駆動させるトルクにロスが生じ、レンズ送り精度に支
障をきたす恐れがある。そこで、請求項5に記載したよ
うに、個々のモータシャフトの端面を1個のバネ板で当
接させるようにした。
【0010】
【実施例】図1は、画像入力装置10を示す。画像入力
装置10は、透過又は反射原稿の画像を変倍光学部を通
してCCDで読み取り、得られた3色の画像信号をビデ
オ信号、例えばNTSC信号として映像出力端子11か
ら出力する。ネガフイルム12の画像を読み取る場合に
は、同図に示すように、脚13,14を半開にして本体
15を安定させた後に、ネガフイルム12をセットした
キャリア16をスロット17に差し込んで使用する。な
お、反射原稿、例えばプリント写真の画像を読み取る場
合には、ランプハウス18,19を開いた後に、脚1
3,14を全開にして倒立させて使用する。
【0011】本体15には、前面にピント調節用のボタ
ン群20とズームボタン群21とが配置されている。ピ
ント調節は、通常はオートボタン22を操作してオート
フォーカス機構を作動させておけば操作する必要はない
が、ビデオカメラとして立体物等を撮る場合には、前ピ
ンボタン23、あるいは後ピンボタン24を操作して行
う。ズームは、テレボタン25、あるいはワイドボタン
26を操作する。
【0012】図2に示すように、ランプ27,28から
放たれた光は、スロット17に差し込まれたネガフイル
ムのコマを背後から照明する。照明されたコマの画像
は、変倍光学部29によってCCD30の結像面30a
に結像される。変倍光学部29は、本体15の内部にレ
ンズの光軸29aをネガフイルムと直交する方向に合わ
せて配置されている。
【0013】変倍光学部29は、図3に示すように、固
定筒33、後群レンズ保持枠34、前群レンズ保持枠3
5、レンズカバー36、及びモータユニット37等で構
成されており、モータユニット37に取り付けられた2
つのモータ38,39をそれぞれ駆動させることによっ
て後群レンズ保持枠34と前群レンズ保持枠35とを独
立して光軸29aの方向に進退させてズームを行うよう
にしている。
【0014】固定筒33には、前面、後面、及び上面に
それぞれ開口40,41,42が形成されている。前面
の開口40には、レンズカバー36がビスで固定され、
また、後面の開口41には背後からCCD30がビスで
固定される。そして、固定筒42の後面内壁43とレン
ズカバー36の内壁との間には、3本の直線ガイド棒4
4〜46が支持される。
【0015】前群レンズ保持枠35は合焦用レンズで、
外周に2つの支持部47,48、スリット板49、及び
連結片50が一体に形成されており、2つの支持部4
7,48に挿通されるガイド棒45,46により回転規
制を受けながら光軸29aの方向に移動自在に支持され
る。スリット板49は、固定筒33の内部に突出して設
けられた原点位置検出用の馬蹄形フォトセンサー51で
検出される。連結片50は、長手方向をレンズの光軸2
9aに直交する方向に合わせた平板形状となっており、
これにはモータユニット37から直進的な駆動が伝達さ
れる。
【0016】後群レンズ保持枠34は変倍用レンズで、
外周に2つの支持部52,53、スリット板54、及
び、連結片55が一体に形成されており、2つの支持部
52,53に挿通されるガイド棒44,46により回転
規制を受けながら、前群レンズ保持枠35の背後で移動
自在に支持される。スリット板54は、固定筒33の内
部に突出して設けられた原点位置検出用の馬蹄形フォト
センサーで検出される。連結片55は、長手方向をレン
ズの光軸29aに直交する方向に合わせた平板形状とな
っており、これにはモータユニット37から直進的な駆
動が伝達される。前群レンズ保持枠35と後群レンズ保
持枠34とをそれぞれガイド棒44〜46の先端側(レ
ンズカバー36側)に片寄せすると、互いの連結片5
0,55が光軸29aに対して直交方向で同じ位置とな
る。
【0017】後群レンズ保持枠34には、後群レンズを
構成するレンズ間に絞り基板57が取り付けられてい
る。絞り基板57は、長手方向を光軸29aに対して直
交する方向に向けた平板形状となっており、光軸29a
の上に絞り機構が、また、光軸29aから離れた位置に
絞り機構を駆動させるアイリスモータ58がそれぞれ組
み込まれている。アイリスモータ58には、本体15側
の露出機構等の出力に応じて、アイリスモータ58に動
作信号を与えるためのフレキシブルプリント基板59の
一端が固定されている。フレキシブルプリント基板59
は、他端が固定筒33の後面の開口を介して本体15の
内部の露出機構等に接続される。
【0018】モータユニット37は、図4に示すよう
に、ベース60、後群レンズ用モータ38、前群レンズ
用モータ39、2本のガイド棒61,62、及び2個の
リード従動部材63,64等で構成されており、固定筒
33の上方の開口42にビスで取り付けられる。後群レ
ンズ用モータ38は、本体15に設けられた制御部から
得られるパルス信号に応じて後群レンズ保持枠34を移
動させる変倍用のステッピングモータであり、また、前
群レンズ用モータ39は、制御部から得られるパルス信
号に応じて前群レンズ保持枠35を移動させる合焦用の
ステッピングモータである。
【0019】これらのモータ38,39は、小型、軽量
とともに、ローコスト化を図るために、モータシャフト
にリードスクリュー65,66を形成し、これらモータ
シャフトにそれぞれシャフト方向に沿って自由度を持た
せている。そして、各モータシャフトに与圧を与えるた
めに、モータ38,39の内部には、モータシャフトの
端面に背後から当接する弾性自在な板バネが設けられて
いる。
【0020】ベース60は、断面コの字形状に折り曲げ
成形されており、対向する側面67,68が光軸29a
に対して直交する向きで、且つ断面コの字形状の開放側
を固定筒33に向けて取り付けることで固定筒33の内
部を遮光する。
【0021】ベース60の対向する側面67,68に
は、2本のリードスクリュー65,66の両端と2本の
ガイド棒61,62の両端とをそれぞれ支持するため
に、4つの開口69〜76が形成されている。リードス
クリュー65,66用の開口69,72,73,76に
は、軸受77〜80がそれぞれ嵌め込まれる。各モータ
38,39は、一方側の側面67の軸受77,78にリ
ードスクリュー65,66を挿通し、挿通したリードス
クリュー65,66の先端を他方側の軸受79,80に
支持させることで、ベース60に対して正しく位置決め
が行われ、その後、一方側の側面67に内側からビスで
固定される。
【0022】リード従動部材63,64には、ガイド棒
61,62が挿通される支持部81,82が一体に形成
されている。支持部81,82の周りには、突出してリ
ードスクリュー用係合部83,84とフォーク部85,
86とが一体に形成されている。リードスクリュー用係
合部83,84は、リードスクリュー65,66を両側
から挟み付ける螺子部87,88とクリップ片89,9
0とから構成されている。螺子部87,88は、半円に
切り欠かれた溝にリードスクリュー65,66のリード
に合わせて螺子が刻まれている。クリップ片89,90
は、一部を切り欠いて弾性自在とされており、リードス
クリュー65,66を片側から押圧してリードスクリュ
ー65,66のリードを螺子部87,88に押し付けて
いる。フォーク部85,86は、光軸29aの方向に所
定間隔隔てて並んだ一対の爪とされている。これらの一
対の爪の間には、各レンズ保持枠34,35の連結片5
0,55が嵌入される。
【0023】次に上記構成の作用を説明する。変倍光学
部29の組立は、先ずモータユニット37の組立から行
われる。モータユニット37の組立は、ベース60の加
工から開始される。ベース60の加工は、素材を打ち抜
いてベース60の展開形状、及び各開口69〜76とを
形成する打ち抜き工程と、打ち抜いた素材を断面コの字
形状に折り曲げて両側面67,68を成形する折り曲げ
工程とからなる。
【0024】折り曲げ工程では、2本のガイド棒61,
62を所定位置にセットしておき、折り曲げながらガイ
ド棒61,62の両端を両側面67,68の開口70,
71,74,75に圧入する。このとき、ガイド棒6
1,62には、予めリード従動部材63,64の支持部
81,82が挿通されている。
【0025】完成したベース60には、両側面67,6
8の開口69,72,73,76にそれぞれ軸受77〜
80が嵌め込まれる。その後、一方側の側面67の軸受
77,78にリードスクリュー65,66を挿通し、挿
通したリードスクリュー65,66の先端を他方側の軸
受79,80に支持させる。このとき、互いのリードス
クリュー65,66をリード従動部材63,64の螺子
部87,88とクリップ片89,90との間に挿通して
おく。最後に、一方側の側面67に2つのモータ38,
39をそれぞれビスで内側から固定することで、モータ
ユニット37の組立が完了する。
【0026】組立が完了したモータユニット37は、そ
の後の作業効率を考慮して、リード従動部材63,64
をガイド棒61,62に沿った他方側の側面68に当接
する位置まで片寄せしておく。この操作は、フォーク8
5,86を持ってクリップ片89,90を撓ませるよう
に回転させれば、螺子部87,88がリードスクリュー
65,66のリードから離れるため、その後にガイド棒
61,62に沿って移動させれば簡単に行える。
【0027】変倍光学部29の組立は、先ず、固定筒3
3の内部の後面内壁43に3本のガイド棒44〜46の
一端を嵌め込む。その後、ガイド棒44,46に支持部
52,53を挿通しながら後群レンズ保持枠34を組み
込む。次に、同じようにガイド棒45,46に支持部4
7,48を挿通しながら前群レンズ保持枠35を組み込
んで、レンズカバー36を取り付けることで、3本のガ
イド棒44〜46の他端が支持される。このとき、作業
効率を考慮して、各レンズ保持枠34,35をガイド棒
44〜46に沿ったレンズカバー36の側に片寄せして
おく。
【0028】その後は、フレキシブルプリント基板59
の一端を固定筒33の後面41の開口を通して挿通させ
ておき、また、2個のフォトセンサー51,56とCC
D30とを固定筒33に取り付ける。そして、最後にモ
ータユニット37を固定筒33の上方の開口42に被せ
るように取り付けてビスで固定する。この取り付けは、
各モータ38,39を固定筒33の後面41に向けた姿
勢で行う。このとき、モータユニット37の側では、予
めリード従動部材63,64を他方側の側面68に片寄
せしており、また固定筒33の側では、各レンズ保持枠
34,35をレンズカバー36の方向に片寄せしている
から、モータユニット37を固定筒33に取り付けるこ
とで、自然にフォーク85,86が連結片55,50に
係合する。
【0029】上記実施例では、モータ38,39の各シ
ャフトに与圧を与えるために、各モータ38,39の内
部に設けた板バネによってモータシャフトの端面に背後
から与圧を与えるようにしているが、個々の板バネの与
圧が異なるため、与圧のバラツキによってリードスクリ
ュー65,66を駆動させるトルクにロスが生じ、レン
ズ送り精度に支障をきたす恐れがある。そこで、個々の
モータ38,39の内部に設けた板バネの代わりに、図
5に示すように、両端に弾性自在なバネ片93a,93
bを一体に設けた1個の板バネ93で各モータ94,9
5のシャフト端面65a,66aに背後から与圧を与え
るようにしてもよい。
【0030】以上の説明は、モータ及びレンズ保持枠と
を2個ずつ備えた変倍光学系についての例であるが、本
発明ではモータやレンズ保持枠の数を2個に限定するこ
となく、複数であればよい。また、本発明の変倍光学系
はビデオカメラやスチルカメラ、さらには写真用カメラ
等にも採用することができるのはいうまでもない。さら
に、上記実施例では、前群レンズを合焦用レンズ、また
後群レンズを変倍用レンズとした構成としてるが、本発
明ではこれに限らず、例えば2群レンズ構成では前群レ
ンズを変倍用レンズ、後群レンズを合焦用レンズにして
いもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、変倍時に駆動される複数のモータを予めベース部
材に全部取り付けたから、全部のモータをいっぺんに取
り付けることができ、従来技術で説明したように、一々
モータを取り付けるのと比較して取り付け作業の工数が
削減でき、しかも各々の管理を必要としないから生産コ
ストの低減や取り付け間違い等の作業ミスの低減を図る
ことができる。
【0032】請求項3に記載した発明によれば、駆動系
の一部であるフォーク部材をベース部材に組み込み、ま
た駆動系の一部である連結片を固定筒側のレンズ保持枠
に設けておき、フォーク部材を連結片に係合させること
で駆動連結を行っているから、各モータと各駆動系との
連結がズムーズに行え、ベース部材と固定筒との取り付
け作業の効率がアップする。
【0033】請求項4記載の発明では、クリップ片を撓
ませて螺子部をリードスクリューのリードから退避させ
ることで、フォーク部材と連結片とを光軸方向に沿った
一端側に片寄せしておけばこれらの連結作業がさらに容
易となる。また、請求項5記載の発明では、個々のモー
タシャフトに1個のバネ板で与圧を与えるようにしたか
ら、個々に与圧を与えるのと比較して与圧のバラツキが
減少でき、リードスクリューを駆動させるトルクにロス
が生じないため、レンズ送り精度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変倍光学部を用いた画像入力装置の斜
視図である。
【図2】画像入力装置に組み込まれた変倍光学部の概略
説明図である。
【図3】変倍光学部の分解斜視図である。
【図4】変倍光学部に用いられるモータユニットの分解
斜視図である。
【図5】1個の板バネで各モータシャフトに与圧を与え
る実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 画像入力装置 29 変倍光学部 33 固定筒 34 後群レンズ保持枠 35 前群レンズ保持枠 37 モータユニット 38,94 後群レンズ用モータ 39,95 前群レンズ用モータ 63,64 リード従動部材 85,86 フォーク 93 板バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変倍時に駆動される複数のモータと、前
    記複数のモータの駆動がそれぞれ伝達され、複数のレン
    ズ保持枠をレンズの光軸方向にそれぞれ移動させる複数
    の駆動系と、前記複数のレンズ保持枠を光軸方向に移動
    自在に支持する固定筒と、前記複数のモータが組み込ま
    れたベース部材とを備え、前記ベース部材を前記固定筒
    に取り付けることで、各モータと各駆動系とが連結され
    ることを特徴とする変倍光学系のモータ取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記複数のモータは、変倍用モータと合
    焦用モータであることを特徴とする請求項1記載の変倍
    光学系のモータ取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記駆動系は、前記ベース部材に組み込
    まれ、前記複数のモータの駆動がそれぞれ伝達されるリ
    ードスクリューのリードに従って光軸方向に移動する複
    数のフォーク部材と、前記複数のレンズ保持枠にそれぞ
    れ設けられ、前記ベース部材を前記固定筒に取り付ける
    ことで前記複数のフォーク部材がそれぞれ係合する複数
    の連結片とから構成されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の変倍光学系のモータ取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記フォーク部材には、リードスクリュ
    ーと平行に配置された回転止め用ガイド棒に挿通される
    支持部と、リードスクリューのリードに螺子を押し付け
    ている弾性自在なクリップ片とが設けられており、前記
    クリップ片を撓ませて螺子部をリードスクリューのリー
    ドから退避させることで前記フォーク部材をガイド棒の
    一端側に片寄せした状態のベース部材を、前記レンズ保
    持枠を光軸方向の一端側に片寄せした状態の固定筒に取
    り付けることを特徴とする請求項3記載の変倍光学系の
    モータ取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記複数のモータは、モータシャフトに
    前記リードスクリューを形成したステッピングモータで
    あり、前記ベース部材に取り付けられた後に各モータシ
    ャフトの端面が1個の板バネによってそれぞれシャフト
    方向に押圧されることを特徴とする請求項1ないし4い
    ずれか記載の変倍光学系のモータ取付け構造。
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