JPH08270581A - 油回転真空ポンプ - Google Patents

油回転真空ポンプ

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Publication number
JPH08270581A
JPH08270581A JP7075710A JP7571095A JPH08270581A JP H08270581 A JPH08270581 A JP H08270581A JP 7075710 A JP7075710 A JP 7075710A JP 7571095 A JP7571095 A JP 7571095A JP H08270581 A JPH08270581 A JP H08270581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
air
vacuum pump
pump
mist trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7075710A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hayasaka
浩 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP7075710A priority Critical patent/JPH08270581A/ja
Publication of JPH08270581A publication Critical patent/JPH08270581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、オイルミストトラップの交
換周期を長くすることにより保守性の向上を図ることで
ある。 【構成】 油回転真空ポンプ17に空気を送り込むエア
ーポンプの吸気口を、排気口であるオイルミストトラッ
プ10のオイル溜め11部に接続する。これによりオイ
ルミストトラップ10に溜まったオイル4は、空気と一
緒に真空ポンプ17内に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイル中の水分を除去
する除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器内を真空にするため油回転真空ポン
プが一般的に使用されている。油回転真空ポンプは例え
ば超遠心機に使用されており、容器内の冷却を行うと容
器内に水滴が付着し、この水滴が真空引きの際、真空ポ
ンプ内に入り込んでしまっていた。その結果、オイルが
乳化等により劣化してしまい真空に引けなくなってしま
っていた。このような問題を回避するための対策として
真空ポンプのオイル溜めであるオイルタンクから空気を
送り込み、オイルを撹拌して強制的に水分を蒸発させて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オイルタンク内に空気
を送り込むため水分と一緒にオイルミストも排出してし
まっていた。このため油回転真空ポンプにはオイルミス
トを捕獲するためのオイルミストトラップが設けられて
おり、これによりオイルミストはある程度除去すること
ができる。しかし、それ以上のオイルミストがあるとト
ラップすることができないためオイルが溜ってくる。よ
って定期的にオイルミストトラップを交換する必要があ
った。また水分除去用に空気を送り込むと、それまで以
上にオイルがたまりやすくなり、交換周期が短くなって
しまうという問題があった。更にオイルミストトラップ
が詰まってくると、真空ポンプで空気を排出する時にオ
イルタンクの内圧が上昇し、オイルタンク内のオイルが
逆流してしまうという問題もあった。
【0004】本発明では、上記問題点を解決しオイルミ
ストトラップの交換周期を長くすることで、保守性の向
上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】空気を送り込むためにエ
アーポンプ等を使用しているが、このエアーポンプの吸
気は直接大気から行っていた。本発明では、エアーポン
プの吸気口をオイルミストトラップのオイル溜めに接続
することで達成される。またオイルミストトラップに溜
まったオイルがエアーポンプにより空気と一緒に送り込
まれる位置関係となるように、エアーポンプはオイルミ
ストトラップより下側に設けることで達成される。
【0006】
【作用】上記のように接続されることにより、空気を送
り込むエアーポンプは常にオイルミストトラップに溜ま
っているオイルを吸い込み、空気と一緒にオイルも真空
ポンプ内に戻すよう動作する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
油回転真空ポンプ17はポンプ機構部5がオイル4の中
に入っており、この中で排気を行う。オイル4の入って
いるオイルタンク2の下側には空気を送り込むための入
口3があり、エアーポンプ1の空気吐出口7に接続され
る。この接続チューブの途中にはオイル4がエアーポン
プ1に逆流しないように逆流防止弁6が設けてある。エ
アーポンプ1の吸気口8は、真空ポンプ17の排気口に
取り付けてあるオイルミストトラップ10のオイル溜め
11の下部の排出口12に接続されている。真空ポンプ
17は容器18を真空に引くと、その排気はオイルミス
トトラップ10を通して外部に排気される。オイルタン
ク2の中はオイルミストが発生し、真空引きの初期の
間、上記空気の流れにより、オイルミストトラップ10
にトラップされる。トラップされたミストは、オイル1
3となりオイルミストトラップ10下側のオイル溜めに
溜まる。このオイル溜め11の下部にはエアーポンプ1
の吸気口8に接続されているので、溜まったオイル13
は空気と一緒にエアーポンプ1でオイルタンク2内に戻
される。オイルミストトラップ10のオイル溜め11に
は常に、オイルが溜まることがないので、オイルミスト
トラップ10交換の周期を長くすることができる。また
オイルミストが詰まってくると真空排気時に一時オイル
タンク2内が加圧されてしまうので、逆流防止弁6によ
りエアーポンプ1への逆流を防止している。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、オイルミストトラップ
に溜まったオイルを空気と一緒に真空ポンプ内に戻すこ
とができるので、オイルミストトラップにオイルが溜ま
ることがなくなり、オイルミストトラップ交換の周期を
長くすることができるため、保守性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる真空ポンプの一実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1はエアーポンプ、2はオイルタンク、3は空気注入
口、4はオイル、5は真空ポンプの機構部、6は逆流防
止弁、7はエアーポンプの吐出口、8はエアーポンプの
排出口、9はチューブ、10はオイルミスとトラップ、
11はオイル溜め、12はオイル排出口、13はオイ
ル、14は空気の流れ、15はオイルの流れ、16は真
空ポンプの吸引口、17は真空ポンプ、18は真空容器
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンク内のオイル中に空気を送り
    込み水分の除去を行っいる油回転真空ポンプにおいて、
    空気を送り込むエアーポンプの吸気側をオイルミストト
    ラップのオイル溜め部に接続したことを特徴とする油回
    転真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記エアーポンプと前記オイルタンクと
    の間に逆流防止弁を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の油回転真空ポンプ。
JP7075710A 1995-03-31 1995-03-31 油回転真空ポンプ Pending JPH08270581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7075710A JPH08270581A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 油回転真空ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7075710A JPH08270581A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 油回転真空ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08270581A true JPH08270581A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13584071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7075710A Pending JPH08270581A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 油回転真空ポンプ

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JP (1) JPH08270581A (ja)

Citations (7)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020226