JPH08270571A - 電磁ポンプ - Google Patents

電磁ポンプ

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JPH08270571A
JPH08270571A JP7265637A JP26563795A JPH08270571A JP H08270571 A JPH08270571 A JP H08270571A JP 7265637 A JP7265637 A JP 7265637A JP 26563795 A JP26563795 A JP 26563795A JP H08270571 A JPH08270571 A JP H08270571A
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electromagnetic pump
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で微量の流体を確実に安定して供
給することができる電磁ポンプを提供すること。 【構成】 ポンプ室25に開口する2つの油路10,1
7の各々を開閉するワンウェイバルブ12,21と、ポ
ンプ室25内で往復動するプランジャ11と、該プラン
ジャ11を駆動するソレノイド4を含んで構成される電
磁ポンプ1において、前記ワンウェイバルブ12とプラ
ンジャ11とをプランジャ11の移動方向に同軸に配す
る。本発明によれば、ワンウェイバルブ12とプランジ
ャ11とをプランジャ11の移動方向に同軸に配したた
め、ポンプ室25の容積を小さく抑えてポンプ室25で
のオイル(流体)の圧縮比を高めることができ、エアー
ロックの発生が防がれてワンウェイバルブ12,21の
作動安定性が高められる。又、1回のオイル吐出量も小
さく抑えられるため、微量のオイルを確実に供給するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微量の流体を安定
して供給することができる電磁ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、2サイクルエンジンにおいて
は、電磁ポンプによって所要の潤滑オイルが供給される
が、その電磁ポンプの従来例を図14に示す。
【0003】即ち、図14は従来の電磁ポンプ101の
要部断面図であり、該電磁ポンプ101はポンプ室12
5に開口する吸込油路110と吐出油路117を有し、
これらの吸込油路110と吐出油路117はポンプ室1
25内に収納された吸込側ワンウェイバルブ112、吐
出側ワンウェイバルブ121によってそれぞれ開閉され
る。尚、吸込側ワンウェイバルブ112はボール113
とこれを付勢するスプリング114で構成され、これは
吸込油路110からポンプ室125方向へのオイルの流
れを許容するものである。又、吐出側ワンウェイバルブ
121はボール122とこれを付勢するスプリング12
3で構成され、これはポンプ室125から吐出油路11
7へのオイルの流れを許容するものである。
【0004】一方、ポンプ室125には図14の上下方
向に往復動してポンピング作用を行うプランジャ111
が臨んでおり、該プランジャ111はポンプ室125に
収納されたスプリング116によって上方に付勢されて
おり、ソレノイド104によって駆動される。
【0005】而して、ソレノイド104に通電されない
非通電時には、図示のようにスプリング116の付勢力
によってプランジャ111が上動しており、この状態か
らソレノイド104に通電すると、電磁力によってプラ
ンジャ111がΔSだけ下動してポンプ室125内のオ
イルが容積ΔVだけ圧縮されてその圧力が高められるた
め、該オイルはその圧力で吐出側ワンウェイバルブ12
1を押し開け、結果的にΔVの量のオイルが吐出油路1
17へ吐出される。次に、ソレノイド104への通電が
遮断されると、プランジャ111はスプリング116の
付勢力によって上動して図示の状態に戻るため、ポンプ
室125内に負圧が発生し、この負圧によって吸込側ワ
ンウェイバルブ112が開いてΔVの量のオイルが吸込
油路110からポンプ室125内に流入する。
【0006】以上の作用を繰り返すことによってプラン
ジャ111は上下に往復動し、当該電磁ポンプ101か
ら所定量ΔVのオイルが間欠的に吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁ポンプ101においては、プランジャ111の
往復動に伴うポンプ室125の容積Vの増減量(吐出
量)ΔVの容積Vに対する比率ΔV/Vが小さいために
ポンプ室125内でのオイルの圧縮比が小さく、ワンウ
ェイバルブ112,121の作動安定性が害される場合
があった。特に、ポンプ室125にエアーが混入すると
ポンプ室125に大きな負圧又は正圧が発生せず、ワン
ウェイバルブ112,121が作動しない現象であるエ
アーロックが発生し易いという問題があった。
【0008】又、オイル吐出量ΔVの絶対値が比較的大
きいため、例えば、エンジンの運転状態に応じたオイル
供給量の高精度な制御ができず、運転状態によってはオ
イル供給量が過多となって排気に白煙が生じたり、オイ
ルの消費量が増えて不経済であるという問題もあった。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、簡単な構成で微量の流体を確
実に安定して供給することができる電磁ポンプを提供す
ることにある。
【0010】又、本発明は、1台で複数箇所に微量の流
体を同時に供給することができるコンパクトで安価な電
磁ポンプを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ポンプ室に開口する2つの
油路の各々を開閉するワンウェイバルブと、ポンプ室内
で往復動するプランジャと、該プランジャを駆動するソ
レノイドを含んで構成される電磁ポンプにおいて、前記
ワンウェイバルブの少なくとも一方と前記プランジャと
をプランジャの移動方向に同軸に配したことを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ソレノイドのOFF時に前記プランジ
ャがこれと同軸に配された前記ワンウェイバルブに当接
してこれを閉じるよう構成したことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、前記ソレノイドの
作動を、前記プランジャと他の導電部材との離脱に伴う
電気的なON−OFF信号又は圧電素子により発生する
ピエゾ静電気で検知することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記ポンプ室とこれに開口する
2つの油路の各々を開閉するワンウェイバルブ及びプラ
ンジャを1組としてこれを複数組設け、単一のソレノイ
ドで複数のプランジャを駆動するようにしたことを特徴
とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記複数のプランジャを同一円周上に等角
度ピッチで同一方向に配設したことを特徴とする。
【0016】従って、請求項1記載の発明によれば、少
なくとも一方のワンウェイバルブとプランジャを該プラ
ンジャの移動方向に同軸に配したため、ポンプ室の容積
を小さく抑えてポンプ室での流体の圧縮比を高めること
ができ、エアーロックの発生が防がれてワンウェイバル
ブの作動安定性が高められる。又、1回の吐出量も小さ
く抑えられるため、微量の流体を確実に供給することが
できる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、ソレノイド
に通電されない非通電時に一方のワンウェイバルブがプ
ランジャによって強い力で押圧されて閉じられるため、
該ワンウェイバルブを介して流体がポンプ室に流入して
制御量よりも多くの流体が吐出されるという不具合が解
消される。
【0018】請求項3記載の発明によれば、ソレノイド
の作動が電気的なON−OFF信号又はピエゾ静電気量
で確認されるため、当該電磁ポンプに高いフェイルセー
フ性が確保される。
【0019】請求項4記載の発明によれば、単一のソレ
ノイドで複数のプランジャを同時に駆動して微量の流体
を複数箇所に同時に供給することができ、当該電磁ポン
プをコンパクトで安価に構成することができる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、複数のプラ
ンジャを同一円周上に等角度ピッチで同一方向に配設し
たため、単一のソレノイドで複数のプランジャを円滑に
駆動することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0022】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る電磁ポンプの縦断面図、図2は同電磁ポンプ
の底面図、図3は同電磁ポンプを含む2サイクルエンジ
ンの制御系の構成を示すブロック図である。
【0023】先ず、図3に基づいて2サイクルエンジン
50の制御系の構成について概説する。
【0024】図3に示す2サイクルエンジン50におい
て、51はシリンダボディ、52はクランクケース、5
3はシリンダヘッドであり、シリンダボディ51に形成
されたシリンダ51aにはピストン54が摺動自在に嵌
装されており、該ピストン54はクランクケース52内
に回転自在に収納されたクランク軸55にコンロッド5
6を介して連結されている。尚、クランクケース52の
側部にはエンジン回転数を検出するための回転センサー
57が取り付けられており、該回転センサー57によっ
て検出されたエンジン回転数はエンジン制御装置(以
下、ECUと称す)60に入力される。
【0025】又、シリンダボディ51には吸気通路58
及び排気通路59が形成されており、吸気通路58には
キャブレタ61が接続され、排気通路59の途中にはロ
ータリ式の排気タイミング可変バルブ62及び該排気タ
イミング可変バルブ62の開度を検出するためのバルブ
開度センサー63が設けられている。
【0026】上記キャブレタ61にはピストン型のスロ
ットルバルブ64が設けられており、該スロットルバル
ブ64はスロットルワイヤー65を介して自動二輪車等
のハンドル部に設けられたスロットルレバー66に連結
されている。又、キャブレタ61にはスロットルバルブ
64の開度を検出するためのスロットルセンサー67が
設けられており、該スロットルセンサー67によって検
出されたスロットル開度は前記ECU60に入力され
る。
【0027】前記排気タイミング可変バルブ62はサー
ボモータ68によって駆動され、該サーボモータ68は
ECU60から出力される制御信号によってその駆動が
制御される。又、前記バルブ開度センサー63によって
検出された排気タイミング可変バルブ62の開度はEC
U60に入力される。
【0028】ところで、シリンダヘッド53の頂部には
点火プラグ69が螺着されており、該点火プラグ69は
ECU60からの制御信号によって制御されるイグニッ
ションコイル70によって駆動される。
【0029】而して、本実施の形態においては2つの電
磁ポンプ1(1A,1B)が設けられており、両電磁ポ
ンプ1(1A,1B)の吸込側は吸込ラインa及びフィ
ルタ71を介してオイルタンク72に接続されており、
一方の電磁ポンプ1Aは吐出ラインbを介して2サイク
ルエンジン50の吸気通路58にオイルを供給し、他方
の電磁ポンプ1Bは吐出ラインbを介して2サイクルエ
ンジン50のシリンダ51aとピストン54の摺動部に
オイルを供給する。
【0030】ここで、上記電磁ポンプ1(1A)の構成
の詳細を図1及び図2に基づいて説明する。尚、他方の
電磁ポンプ1Bの構成は電磁ポンプ1Aのそれと同一で
あるため、それについての説明は省略する。
【0031】本実施の形態に係る電磁ポンプ1は、図1
に示すように、アルミニウム製のボディ2の上方に樹脂
製の絶縁部材3を介してソレノイド4を配し、ボディ2
の下半部にキャップ5を被着し、これら全体を板金製の
カバー6によって覆って密閉構造として構成されてい
る。
【0032】上記キャップ5には吸込プラグ5Aと吐出
プラグ5Bが下方に向かって一体に突設されており、同
キャップ5のボディ2との接合面には凹部5cが形成さ
れ、該凹部5cにはフィルタ7が嵌装されている。又、
吸込プラグ5Aと吐出プラグ5Bには吸込油路5aと吐
出油路5bがそれぞれ貫設されており、これらの吸込油
路5a、吐出油路5bには図3に示す吸込ラインa、吐
出ラインbがそれぞれ接続されている。尚、図1におい
て、8はシールリングである。
【0033】又、前記ボディ2の中央部には大径の円孔
9と小径の吸込油路10が形成されており、吸込油路1
0はキャップ5に形成された前記凹部5cに開口してい
る。そして、円孔9には金属製のプランジャ11が上下
動自在に嵌装されるとともに、吸込油路10を開閉する
吸込側ワンウェイバルブ12を構成するボール13とス
プリング14が設けられている。尚、吸込側ワンウェイ
バルブ12においては、スプリング14はボール13を
これが吸込油路10を閉じる方向に付勢するとともに、
プランジャ11を上方へ付勢しており、プランジャ11
はその上端外周に嵌着されたスプリング受け15とボデ
ィ2の間に縮装されたスプリング16によっても上方へ
付勢されている。ここで、ボール13の径はプランジャ
11の径よりも若干小さいか或はほぼ同等に設定されて
いる。
【0034】更に、ボディ2には小径の吐出油路17と
大径の円孔18が前記円孔9及び吸込油路10に直交す
る方向(水平方向)に形成されており、吐出油路17は
円孔9に連通している。そして、ボディ2には更に吐出
油路19が上下方向(吸込油路10に対して平行)に形
成されており、該吐出油路19の一端は円孔18に開口
し、他端は前記吐出油路5bに連通している。
【0035】又、上記円孔18の一端はキャップ20に
て閉じられており、該円孔18内には吐出側ワンウェイ
バルブ21を構成するボール22とスプリング23が収
納されている。尚、吐出側ワンウェイバルブ21におい
ては、ボール22はスプリング23によって吐出油路1
7を閉じる方向に付勢されている。又、図1において2
4はシールリングである。
【0036】而して、本実施の形態においては、吸込側
ワンウェイバルブ12とプランジャ11が該プランジャ
11の移動方向(図1の上下方向)に同軸に配されてお
り、円孔9と吐出油路17のボール13,22とプラン
ジャ11で囲まれる部分がポンプ室25を構成してい
る。尚、両ワンウェイバルブ12,21のボール13,
22はボディ2に対して面接触或は線接触しており、面
接触することによって寸法公差が吸収され、線接触する
ことによってワンウェイバルブ12,21に高いシール
性が確保される。
【0037】他方、前記ソレノイド4はケース26内に
収納されており、これの下半内周部には金属製のガイド
部材27が嵌着されており、該ガイド部材27の中心部
にはロッド28が上下摺動自在に挿通している。そし
て、このロッド28はその上部に結着されたスプリング
受け29とガイド部材27との間に縮装されたスプリン
グ30によって上方に付勢されている。
【0038】ところで、前記ボディ2の上端面に形成さ
れた凹部にはリング状のストッパ31とゴム製のオイル
シール32が嵌着されており、オイルシール32の内周
部は前記ロッド28の外周に弾接されている。
【0039】又、図2に示すように、前記キャップ5に
は切欠溝5dが形成されており、前記ECU60(図3
参照)から導出する4本のリード線33,34は切欠溝
5dを通って電磁ポンプ1内に導入され、2本のリード
線33はソレノイド4に接続され、残りのリード線34
は前記ロッド28、プランジャ11にそれぞれ接続され
ている。
【0040】次に、本電磁ポンプ1の作用を説明する。
【0041】ソレノイド4への通電がなされない非通電
(OFF)時においては、図1に示すように、ロッド2
8はスプリング30の付勢力によって上方に付勢され、
カバー6に当接して静止しており、このとき、該ロッド
28はプランジャ11から離間していて両者の間には所
定の隙間が形成されている。従って、プランジャ11も
スプリング14,16によって上方に付勢され、その上
端面が前記ストッパ31に当接する位置で静止してお
り、このとき、ポンプ室25においてはプランジャ11
はボール13からΔSだけ離間している。
【0042】次に、リード線33を介してソレノイド4
に通電がなされてこれがONすると、該ソレノイド4に
発生する電磁力によってロッド28がスプリング30の
付勢力に抗して下動してプランジャ11に当接し、該プ
ランジャ11をその下端面がボール13に当接して停止
するまで押し下げる。すると、ポンプ室25内のオイル
が容積ΔV(=プランジャ11の下端面の面積A×スト
ローク量ΔS)だけ圧縮され、これによってオイルの圧
力が高められるため、オイルはその圧力で吐出側ワンウ
ェイバルブ21のボール22をスプリング23の付勢力
に抗して押し開け、この結果、ΔVの量のオイルがポン
プ室25から吐出油路19へ押し出され、図3に示す吐
出ラインbを経てオイルが2サイクルエンジン50の吸
気通路58に供給されてそこを流れる混合気に混入され
る。
【0043】その後、ソレノイド4への通電が遮断(O
FF)されると、電磁力が消失するため、ロッド28は
スプリング30の付勢力によって上動して図1に示す状
態に戻るため、プランジャ11もスプリング14,16
の付勢力によって上動してストッパ31に当接して停止
する。すると、ポンプ室25に負圧が発生し、この負圧
によって吸込側ワンウェイバルブ12のボール13がス
プリング14の付勢力に抗して開き、図3に示すオイル
タンク72に収容されたΔVの量のオイルが供給ライン
a(図3参照)、吸込油路5a、フィルタ7及び吸込油
路10を経てポンプ室25内に流入する。
【0044】以後、以上説明した作用を繰り返すことに
よってプランジャ11は上下に往復動し、電磁ポンプ1
から所定量ΔVのオイルが間欠的に吐出される。
【0045】以上において、本実施の形態では前述のよ
うに吸込側ワンウェイバルブ12とプランジャ11とを
該プランジャ11の移動方向(図1の上下方向)に同軸
に配したため、簡単な構成でポンプ室25の容積Vを小
さく抑えてポンプ室25でのオイルの圧縮比ΔV/Vを
高くすることができ、この結果、エアーロックの発生が
防がれて両ワンウェイバルブ12,21の作動安定性が
高められる。
【0046】又、本実施の形態によれば、1回(プラン
ジャ11の1回の往復動)のオイル吐出量ΔV自体も小
さく抑えられるため、微量のオイルを確実に2サイクル
エンジン50に供給することができ、図3に示す回転セ
ンサー57、スロットルセンサー67によってそれぞれ
検出される回転数や負荷の他、クランクケース圧、油
温、水温、プラグ座温等によって決定される2サイクル
エンジン50の運転状態に応じたオイル供給量の高精度
な制御が可能となる。具体的には、2サイクルエンジン
50の低速低負荷時にはプランジャ11の単位時間当り
の往復回数が少なく、従って、オイル供給量は小さく、
高速高負荷になるに従ってプランジャ11の往復回数及
びオイル供給量が増大される。尚、エンジン50の始動
時にはオイル供給量は小さく抑えられる。
【0047】更に、本実施の形態によれば、ソレノイド
4への通電時にロッド28がプランジャ11に当接する
と両リード線34が導通して電気的なON信号がECU
60(図3参照)に入力され、ソレノイド4への通電が
遮断されてロッド28がプランジャ11から離間すると
両リード線34の導通が解除されて電気的なOFF信号
がECU60に入力されるため、ソレノイド4の作動が
電気的なON−OFF信号によって確認され、当該電磁
ポンプ1に高いフェイルセーフ性が確保される。
【0048】尚、以上は一方の電磁ポンプ1Aのみの作
用について述べたが、他方の電磁ポンプ1Bも同様に作
用し、図3に示す吐出ラインbを経て所定量のオイルを
シリンダ51aとピストン54の摺動面に供給して潤滑
に供する。
【0049】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4に基づいて説明する。尚、図4は本実施の形
態に係る電磁ポンプ上部の縦断面図であり、本図におい
ては図1に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。
【0050】本実施の形態に係る電磁ポンプ1において
は、ロッド28とプランジャ11の間に圧電素子35及
びダイヤフラムシール36が介設されており、圧電素子
35はプランジャ11の上端面に取り付けられ、その周
囲はダイヤフラムシール36によってシールされてい
る。そして、ソレノイド4に通電されない非通電時にお
いては、図示のようにロッド28は圧電素子35から離
間しており、両者の間には所定の隙間が形成されてい
る。尚、非通電時には、ロッド28は圧電素子35に接
触していても良い。
【0051】而して、ロッド28はリード線34aに接
続され、圧電素子35はリード線34bに接続されてお
り、前記実施の形態1と同様にソレノイド4への通電の
ON−OFFが繰り返されると、プランジャ11が上下
方向に往復動して所定のポンピング作用がなされるが、
ソレノイド4への通電時にロッド28が圧電素子35を
加圧すると圧電素子35により発生するピエゾ静電気が
リード線34a,34bを介してECU60(図3参
照)によって検知されてソレノイド4の作動が確認され
るため、これによって当該電磁ポンプ1に高いフェイル
セーフ性が確保される。尚、本実施の形態に係る電磁ポ
ンプ1の他の構成は実施の形態1と同様であるため、本
実施の形態においても実施の形態1と同様の効果が得ら
れることは勿論である。
【0052】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図5に基づいて説明する。尚、図5は本実施の形
態に係る電磁ポンプの縦断面図であり、本図においては
図1に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0053】本実施の形態に係る電磁ポンプ1において
は、ソレノイド4の上部を覆うキャップ37に筒状の金
属製スプリング受け38が螺着されており、上端部に金
属製のスプリングガイド39が結着されたプランジャ1
1はこれとスプリング受け38の間に縮装されたスプリ
ング40によって下方に付勢されている。尚、スプリン
グ40は樹脂製の絶縁部材41を介してプランジャ11
に当接しており、スプリング受け38とプランジャ11
のスプリング40を介しての電気的な導通が絶縁部材4
1によって遮断されている。又、図5において、42は
ロックナット、43はオイルシールである。
【0054】而して、本実施の形態においても、吸込側
ワンウェイバルブ12とプランジャ11が該プランジャ
11の移動方向(図5の上下方向)に同軸に配されてい
るが、ソレノイド4に通電されない非通電時において
は、プランジャ11はスプリングに41よって下方へ付
勢され、図示のように吸込側ワンウェイバルブ12のボ
ール13に当接してこれを閉じ方向に押圧しており、こ
のとき、スプリング受け38とスプリングガイド39の
間には所定の隙間が形成されている。
【0055】従って、図5に示す状態からソレノイド4
に通電すると、電磁力によってプランジャ11とスプリ
ングガイド39がスプリング14の付勢力によって上動
し、スプリングガイド39がスプリング受け38に当接
した時点で停止する。すると、ポンプ室25に負圧が発
生し、この負圧によって吸込側ワンウェイバルブ12が
開き、ΔV(=プランジャ11の下端面の面積A×スト
ローク量ΔS)の量のオイルがポンプ室25内に流入す
る。
【0056】次に、ソレノイド4への通電が遮断される
と、プランジャ11とスプリングガイド39がスプリン
グ40の付勢力によって下動し、両者は図5に示すよう
にプランジャ11がボール13に当接した時点で停止す
る。すると、ポンプ室25内のオイルがΔVだけ圧縮さ
れ、これによってオイルの圧力が高められるため、オイ
ルはその圧力で吐出側ワンウェイバルブ21を開き、こ
の結果、ΔVの量のオイルがポンプ室25から吐出油路
19へ押し出される。
【0057】而して、以上の作用を繰り返すことによっ
て電磁ポンプ1からΔVの量のオイルが間欠的に供給さ
れるが、本実施の形態においても吸込側ワンウェイバル
ブ12とプランジャ11が同軸に配されるため、実施の
形態1と同様の効果が得られる。特に、本実施の形態で
は、ソレノイド4に通電されない非通電時に吸込側ワン
ウェイバルブ12のボール13がプランジャ11によっ
て強い力で押圧されて閉じられているため、該吸込側ワ
ンウェイバルブ12を介してオイルがポンプ室25に流
入するという不具合が解消される。
【0058】又、ソレノイド4の作動はスプリング受け
38とスプリングガイド39との断接に伴う電気的なO
N−OFF信号によって確認され、本実施の形態におい
ても電磁ポンプ1に高いフェイルセーフ性を確保するこ
とができる。
【0059】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は本
実施の形態に係る電磁ポンプ下部の縦断面図、図7は同
電磁ポンプの底面図であり、これらの図においては図1
及び図2に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。
【0060】本実施の形態に係る電磁ポンプ1において
は、図7に示すようにカバー6の下端折曲部の一部を切
り欠いて切欠溝6aを形成し、この切欠溝6aに4本の
リード線33,34を通してこれらのリード線33,3
4を電磁ポンプ1内にストレートに導入している。
【0061】而して、本実施の形態に係る電磁ポンプ1
の他の構成は実施の形態1と同じであり、本実施の形態
においても吸込側ワンウェイバルブ12とプランジャ1
1が同軸に配されているため、実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0062】<実施の形態5>次に、本発明の実施の形
態5を図8及び図9に基づいて説明する。尚、図8は本
発明の実施の形態5に係る電磁ポンプの縦断面図、図9
は図8のA−A線断面図であり、これらの図においては
図1及び図2に示したと同一要素には同一符号を付して
いる。
【0063】本実施の形態に係る電磁ポンプ1は、1台
で微量のオイルを2箇所に同時に供給するものであっ
て、ポンプ室25とこれに開口する2つの油路10,1
7の各々を開閉するワンウェイバルブ12,21及びプ
ランジャ11を1組としてこれを2組設け、単一のソレ
ノイド4で2つのプランジャ11を同時に駆動するよう
にしたものである。この場合、2つのソレノイド11と
同じく2つの吐出プラグ5Bはそれぞれ同一円周上に等
角度ピッチ(180°ピッチ)で同一方向(上下方向)
に配されている。尚、各プランジャ11の上端はピスト
ン部材45を介してロッド28に当接している。
【0064】而して、本実施の形態に係る電磁ポンプ1
においては、単一のソレノイド4で2つのプランジャ1
1を同時に駆動して微量のオイルを2箇所に同時に供給
することができ、当該電磁ポンプ1をコンパクトで安価
に構成することができる。
【0065】又、本実施の形態に係る電磁ポンプ1にお
いては、2つのプランジャ11を同一円周上に等角度ピ
ッチで同一方向に配設したため、単一のソレノイド4で
2つのプランジャ11を円滑に駆動して微量のオイルを
2箇所に安定して供給することができる。
【0066】<実施の形態6>次に、本発明の実施の形
態6を図10及び図11に基づいて説明する。尚、図1
0は本発明の実施の形態6に係る電磁ポンプの縦断面
図、図11は図10のB−B線断面図であり、これらの
図においては図1及び図2に示したと同一要素には同一
符号を付している。
【0067】本実施の形態に係る電磁ポンプ1も、1台
で微量のオイルを3箇所に同時に供給するものであっ
て、ポンプ室25とこれに開口する2つの油路10,1
7の各々を開閉するワンウェイバルブ12,21及びプ
ランジャ11を1組としてこれを3組設け、単一のソレ
ノイド4で3つのプランジャ11を同時に駆動するよう
にしたものである。この場合、3つのソレノイド11と
同じく3つの吐出プラグ5Bはそれぞれ同一円周上に等
角度ピッチ(120°ピッチ)で同一方向(上下方向)
に配されている。尚、各プランジャ11の上端はピスト
ン部材45を介してロッド28に当接している。
【0068】而して、本実施の形態に係る電磁ポンプ1
においては、単一のソレノイド4で3つのプランジャ1
1を同時に駆動して微量のオイルを3箇所に同時に供給
することができ、当該電磁ポンプ1をコンパクトで安価
に構成することができる。
【0069】又、本実施の形態に係る電磁ポンプ1にお
いては、3つのプランジャ11を同一円周上に等角度ピ
ッチで同一方向に配設したため、単一のソレノイド4で
3つのプランジャ11を円滑に駆動して微量のオイルを
3箇所に安定して供給することができる。
【0070】<実施の形態7>次に、本発明の実施の形
態7を図12及び図13に基づいて説明する。尚、図1
2は本発明の実施の形態7に係る電磁ポンプの縦断面
図、図13は図12のC−C線断面図であり、これらの
図においても図1及び図2に示したと同一要素には同一
符号を付している。
【0071】本実施の形態に係る電磁ポンプ1は、1台
で微量のオイルを6箇所(例えば、6つの気筒)に同時
に供給するものであって、ポンプ室25とこれに開口す
る2つの油路10,17の各々を開閉するワンウェイバ
ルブ12,21及びプランジャ11を1組としてこれを
6組設け、単一のソレノイド4で6つのプランジャ11
を同時に駆動するようにしたものである。この場合、6
つのソレノイド11と同じく6つの吐出プラグ5Bはそ
れぞれ同一円周上に等角度ピッチ(60°ピッチ)で同
一方向(上下方向)に配されている。尚、各プランジャ
11の上端はピストン部材45を介してロッド28に当
接している。
【0072】而して、本実施の形態に係る電磁ポンプ1
においては、単一のソレノイド4で6つのプランジャ1
1を同時に駆動して微量のオイルを6箇所に同時に供給
することができ、当該電磁ポンプ1をコンパクトで安価
に構成することができる。
【0073】又、本実施の形態に係る電磁ポンプ1にお
いては、6つのプランジャ11を同一円周上に等角度ピ
ッチで同一方向に配設したため、単一のソレノイド4で
6つのプランジャ11を円滑に駆動して微量のオイルを
6箇所に安定して供給することができる。
【0074】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、少なくとも一方のワンウェイバル
ブとプランジャを該プランジャの移動方向に同軸に配し
たため、ポンプ室の容積を小さく抑えてポンプ室での流
体の圧縮比を高めることができ、エアーロックの発生が
防がれてワンウェイバルブの作動安定性が高められる。
又、1回の吐出量も小さく抑えられるため、微量の流体
を確実に供給することができるという効果が得られる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、ソレノイド
に通電されない非通電時に一方のワンウェイバルブがプ
ランジャによって強い力で押圧されて閉じられるため、
該ワンウェイバルブを介して流体がポンプ室に流入して
制御量よりも多くの流体が吐出されるという不具合が解
消されるという効果が得られる。
【0076】請求項3記載の発明によれば、ソレノイド
の作動が電気的なON−OFF信号又はピエゾ静電気量
で確認されるため、当該電磁ポンプに高いフェイルセー
フ性を確保することができるという効果が得られる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、単一のソレ
ノイドで複数のプランジャを同時に駆動して微量の流体
を複数箇所に同時に供給することができ、当該電磁ポン
プをコンパクトで安価に構成することができるという効
果が得られる。
【0078】請求項5記載の発明によれば、複数のプラ
ンジャを同一円周上に等角度ピッチで同一方向に配設し
たため、単一のソレノイドで複数のプランジャを円滑に
駆動することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電磁ポンプの縦断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る電磁ポンプの底面
図である。
【図3】本発明に係る電磁ポンプを含む2サイクルエン
ジンの制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る電磁ポンプ上部の
縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る電磁ポンプの縦断
面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る電磁ポンプ下部の
縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る電磁ポンプの底面
図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る電磁ポンプの縦断
面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】本発明の実施の形態6に係る電磁ポンプの縦
断面図である。
【図11】図10のB−B線断面図である。
【図12】本発明の実施の形態7に係る電磁ポンプの縦
断面図である。
【図13】図12のC−C線断面図である。
【図14】従来の電磁ポンプの要部断面図である。
【符号の説明】
1 電磁ポンプ 4 ソレノイド 10 吸込油路 11 プランジャ 12 吸込側ワンウェイバルブ 17 吐出油路 21 吐出側ワンウェイバルブ 25 ポンプ室 35 圧電素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ室に開口する2つの油路の各々を
    開閉するワンウェイバルブと、ポンプ室内で往復動する
    プランジャと、該プランジャを駆動するソレノイドを含
    んで構成される電磁ポンプにおいて、前記ワンウェイバ
    ルブの少なくとも一方と前記プランジャとをプランジャ
    の移動方向に同軸に配したことを特徴とする電磁ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイドのOFF時に前記プラン
    ジャがこれと同軸に配された前記ワンウェイバルブに当
    接してこれを閉じるよう構成したことを特徴とする請求
    項1記載の電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ソレノイドの作動を、前記プランジ
    ャと他の導電部材との離脱に伴う電気的なON−OFF
    信号又は圧電素子により発生するピエゾ静電気で検知す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の電磁ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ室とこれに開口する2つの油
    路の各々を開閉するワンウェイバルブ及びプランジャを
    1組としてこれを複数組設け、単一のソレノイドで複数
    のプランジャを駆動するようにしたことを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の電磁ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記複数のプランジャは同一円周上に等
    角度ピッチで同一方向に配設されることを特徴とする請
    求項4記載の電磁ポンプ。
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