JPH0826961B2 - 蓄熱装置 - Google Patents
蓄熱装置Info
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- JPH0826961B2 JPH0826961B2 JP62282116A JP28211687A JPH0826961B2 JP H0826961 B2 JPH0826961 B2 JP H0826961B2 JP 62282116 A JP62282116 A JP 62282116A JP 28211687 A JP28211687 A JP 28211687A JP H0826961 B2 JPH0826961 B2 JP H0826961B2
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- heat storage
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は余剰電力、たとえば、深夜電力を熱として蓄
え必要に応じて取り出す蓄熱装置に関する。
え必要に応じて取り出す蓄熱装置に関する。
第3図に従来の蓄熱装置の1例を示す。図において、
蓄熱装置は可逆ブロア(ポンプ)1、顕熱蓄熱体を収納
した蓄熱器2、ヒータ3、ダクト4、及びダンパ10,11,
12により構成されている。
蓄熱装置は可逆ブロア(ポンプ)1、顕熱蓄熱体を収納
した蓄熱器2、ヒータ3、ダクト4、及びダンパ10,11,
12により構成されている。
上記従来の装置にあっては、蓄熱時には、ダンパ10,1
2を全閉、ダンパ11を全開して、ブロア1により熱媒を
ヒータ3、蓄熱器2を経てブロア1へと循環させる。こ
の際、ヒータ3を電熱で加熱して熱媒である空気を加熱
することによって蓄熱器2の蓄熱体に蓄熱を行う。
2を全閉、ダンパ11を全開して、ブロア1により熱媒を
ヒータ3、蓄熱器2を経てブロア1へと循環させる。こ
の際、ヒータ3を電熱で加熱して熱媒である空気を加熱
することによって蓄熱器2の蓄熱体に蓄熱を行う。
放熱時には、ダンパ10,12を開、ダンパ7を閉とし、
ブロア1を逆回転させ熱媒を蓄熱器2、ヒータ3、から
利用装置側を経てブロワーへと循環させる。かかる従来
の装置においては、上記のようにして放熱、すなわち熱
媒(空気)をそのまま利用している。
ブロア1を逆回転させ熱媒を蓄熱器2、ヒータ3、から
利用装置側を経てブロワーへと循環させる。かかる従来
の装置においては、上記のようにして放熱、すなわち熱
媒(空気)をそのまま利用している。
なお、上記蓄熱体には一般に耐火レンガが使用され、
蓄熱温度は、600〜900℃である。
蓄熱温度は、600〜900℃である。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の(顕熱)蓄熱装置では一定温度の熱を取出すこ
とが困難であった。
とが困難であった。
また熱を、加熱された空気としてとりだすため、熱の
利用範囲が暖房や乾燥のみの狭い範囲に限られていた。
利用範囲が暖房や乾燥のみの狭い範囲に限られていた。
本発明は上記問題点を解決するもので、その要旨とす
る手段は、蓄熱体を収納した蓄熱器と、熱媒を循環させ
るポンプと、上記熱媒を加熱するヒータとをこの順に接
続して単一の閉サイクル流路を構成し、同流路中の上記
ポンプとヒータとの間に、上記蓄熱器から放出される熱
と熱交換して蒸気を発生する蒸気発生器を設けるととも
に、上記ポンプを可逆回転ポンプとなしたことを特徴と
する蓄熱装置にある。
る手段は、蓄熱体を収納した蓄熱器と、熱媒を循環させ
るポンプと、上記熱媒を加熱するヒータとをこの順に接
続して単一の閉サイクル流路を構成し、同流路中の上記
ポンプとヒータとの間に、上記蓄熱器から放出される熱
と熱交換して蒸気を発生する蒸気発生器を設けるととも
に、上記ポンプを可逆回転ポンプとなしたことを特徴と
する蓄熱装置にある。
本発明は上記のように構成されているので、次の作用
をなす。即ち、蓄熱器に熱を蓄わえる場合、ヒータに通
電し、ポンプを駆動して熱媒体をヒータから蓄熱器へと
流し、循環させて蓄熱器に蓄熱させる。放熱する場合、
すなわち熱を利用する場合は、ポンプにより熱媒体を蓄
熱器、ヒータから直接に或いは間接に蒸気発生器へと流
し、循環させ、蒸気発生器において熱媒と熱交換を行
い、蒸気を発生させる。
をなす。即ち、蓄熱器に熱を蓄わえる場合、ヒータに通
電し、ポンプを駆動して熱媒体をヒータから蓄熱器へと
流し、循環させて蓄熱器に蓄熱させる。放熱する場合、
すなわち熱を利用する場合は、ポンプにより熱媒体を蓄
熱器、ヒータから直接に或いは間接に蒸気発生器へと流
し、循環させ、蒸気発生器において熱媒と熱交換を行
い、蒸気を発生させる。
蒸気発生器の内圧を制御することによって、所定温度
の蒸気を取り出し利用することもできる。また、その熱
量はポンプの流量を制御し発生する蒸気流量を制御する
ことにより、所定の値に保つこともできる。
の蒸気を取り出し利用することもできる。また、その熱
量はポンプの流量を制御し発生する蒸気流量を制御する
ことにより、所定の値に保つこともできる。
本発明の第1実施例を第1図により説明する。
図において、本蓄熱装置は熱媒を循環せしめる可逆ポ
ンプ1、蓄熱器2、ヒータ3、蒸気発生器5、及びその
間を接続する流路4で構成されている。
ンプ1、蓄熱器2、ヒータ3、蒸気発生器5、及びその
間を接続する流路4で構成されている。
上記のように構成された蓄熱装置において、蓄熱器2
に熱を蓄わえる場合、ヒータ3に通電し、ポンプ1を駆
動して熱媒体をヒータ3から蓄熱器へと流し、ここを循
環させて蓄熱器2に蓄熱させる。放熱する場合、すなわ
ち熱を利用する場合は、ポンプ1により熱媒を蓄熱器
2、ヒータ3から蒸気発生器5へと循環させ、蒸気発生
器5で、熱利用のため蒸気を発生させる。
に熱を蓄わえる場合、ヒータ3に通電し、ポンプ1を駆
動して熱媒体をヒータ3から蓄熱器へと流し、ここを循
環させて蓄熱器2に蓄熱させる。放熱する場合、すなわ
ち熱を利用する場合は、ポンプ1により熱媒を蓄熱器
2、ヒータ3から蒸気発生器5へと循環させ、蒸気発生
器5で、熱利用のため蒸気を発生させる。
蒸気発生器5から出て行く蒸気温度は、蒸気ドラムの
圧力を変えることによって所定の値に設定される。
圧力を変えることによって所定の値に設定される。
また、利用する蒸気の熱量は、ポンプ1の回転数を制
御して熱媒の循環量を変え蒸気発生器5で熱交換する熱
量を制御し、発生する飽和蒸気の流量を変え、所定の値
に保たれる。
御して熱媒の循環量を変え蒸気発生器5で熱交換する熱
量を制御し、発生する飽和蒸気の流量を変え、所定の値
に保たれる。
次に、本発明の第2実施例について第2図により説明
する。
する。
図においてバイパス路7を、放熱時のポンプ1の出口
側と蓄熱器2の出口側との間に設け、流量制御器8,9
を、バイパス路7と上記ポンプ1の出口側と蒸熱器1の
流路間にそれぞれ配設する。
側と蓄熱器2の出口側との間に設け、流量制御器8,9
を、バイパス路7と上記ポンプ1の出口側と蒸熱器1の
流路間にそれぞれ配設する。
この実施例においては、蒸気発生器5と熱交換する熱
媒の温度を制御することができる。すなわち、蓄熱器2
から高温の熱媒が出る場合、蒸気発生器5やポンプ1に
悪影響を及ぼすことがある。この場合は、流量制御器8,
9により流量を制御して、ポンプ1から出た熱媒を分岐
し、蓄熱器2の出口において蓄熱器2を通った高温の熱
媒に、バイパス路7を通った熱媒を混合し所定の温度に
制御する。
媒の温度を制御することができる。すなわち、蓄熱器2
から高温の熱媒が出る場合、蒸気発生器5やポンプ1に
悪影響を及ぼすことがある。この場合は、流量制御器8,
9により流量を制御して、ポンプ1から出た熱媒を分岐
し、蓄熱器2の出口において蓄熱器2を通った高温の熱
媒に、バイパス路7を通った熱媒を混合し所定の温度に
制御する。
本発明によれば、蒸気発生器により熱交換を行ない、
熱利用の所定温度の熱(蒸気)を容易に得ることができ
る。また、この熱量はポンプの流量を可変にすることに
より所定の量に容易に制御できる。
熱利用の所定温度の熱(蒸気)を容易に得ることができ
る。また、この熱量はポンプの流量を可変にすることに
より所定の量に容易に制御できる。
また、蒸気として熱をとりだすため、熱の利用方法
が、暖房、加湿、温水、消毒、など多用途となる。
が、暖房、加湿、温水、消毒、など多用途となる。
さらに可逆式のポンプと蓄熱器とヒータとを直列に接
続して可逆流の単一の閉サイクル流路を構成し、蓄熱と
放熱とを熱媒体の流動方向を変えるのみで容易に交換で
きるので、構造が簡単かつ部品点数も少なくなり、低コ
ストで取扱性の良好な蓄熱装置を得ることができる。
続して可逆流の単一の閉サイクル流路を構成し、蓄熱と
放熱とを熱媒体の流動方向を変えるのみで容易に交換で
きるので、構造が簡単かつ部品点数も少なくなり、低コ
ストで取扱性の良好な蓄熱装置を得ることができる。
第1図は本発明の第1実施例の構成概念図、第2図は同
じく第2実施例の構成概念図、第3図は従来の蓄熱装置
の構成図である。 1…ポンプ、2…蓄熱器、3…ヒータ、4…流路、5…
蒸気発生器、7…バイパス路、8,9…流量制御器
じく第2実施例の構成概念図、第3図は従来の蓄熱装置
の構成図である。 1…ポンプ、2…蓄熱器、3…ヒータ、4…流路、5…
蒸気発生器、7…バイパス路、8,9…流量制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇仁管 繁 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−34301(JP,U) 実開 昭50−100352(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】蓄熱体を収納した蓄熱器と、熱媒を循環さ
せるポンプと、上記熱媒を加熱するヒータとをこの順に
接続して単一の閉サイクル流路を構成し、同流路中の上
記ポンプとヒータとの間に、上記蓄熱器から放出される
熱と熱交換して蒸気を発生する蒸気発生器を設けるとと
もに、上記ポンプを可逆回転ポンプとなしたことを特徴
とする蓄熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282116A JPH0826961B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-11-10 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14921787 | 1987-06-17 | ||
JP62-149217 | 1987-06-17 | ||
JP62282116A JPH0826961B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-11-10 | 蓄熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6488001A JPS6488001A (en) | 1989-04-03 |
JPH0826961B2 true JPH0826961B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=26479163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62282116A Expired - Fee Related JPH0826961B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-11-10 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826961B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109959290A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 固体蓄热储能系统及包含其的储能电站 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2567113Y2 (ja) * | 1992-02-26 | 1998-03-30 | 東京電機工業株式會社 | 固体蓄熱式蒸気発生装置 |
JP2731083B2 (ja) * | 1992-06-16 | 1998-03-25 | 三洋電機株式会社 | 蓄熱装置 |
JP5200461B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2013-06-05 | 東京電力株式会社 | 蒸気生成システム |
JP2014088821A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 太陽熱発電プラント及びその制御方法 |
JP5461666B1 (ja) * | 2012-11-15 | 2014-04-02 | 三井造船株式会社 | 蓄熱発電装置及びその制御方法 |
JP5828873B2 (ja) * | 2013-08-29 | 2015-12-09 | 文雄 高崎 | 発電システム及び発電方法 |
JP5647315B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2014-12-24 | 三井造船株式会社 | 太陽熱発電プラント及びその制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134301U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-03-03 | 三菱重工業株式会社 | 蓄熱発電装置 |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP62282116A patent/JPH0826961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109959290A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 固体蓄热储能系统及包含其的储能电站 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6488001A (en) | 1989-04-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |