JPH08268864A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH08268864A JPH08268864A JP7100326A JP10032695A JPH08268864A JP H08268864 A JPH08268864 A JP H08268864A JP 7100326 A JP7100326 A JP 7100326A JP 10032695 A JP10032695 A JP 10032695A JP H08268864 A JPH08268864 A JP H08268864A
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- Japan
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- cosmetic
- skin
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
特性にもすぐれる化粧料の提供。 【構成】特定の分子構造のアミド基含有イオン性界面活
性剤を特定量配合してなる化粧料。
Description
く、保存安定性にすぐれ、すぐれた官能特性を持つ化粧
料に関する。
硫酸エステル、脂肪族高級アルコールのリン酸エステ
ル、N−長鎖アシルグルタミン酸等と苛性ソーダ、苛性
カリ、トリエタノールアミン等の塩基性物質からなる塩
であるアニオン型界面活性剤、(ロ)脂肪族高級アルコ
ールの酸化エチレン付加物等のエーテル型非イオン界面
活性剤、(ハ)高級脂肪酸と多価アルコールとからなる
エステル型非イオン界面活性剤等を乳化剤主成分とする
皮膚化粧料が知られている。しかし、これらの皮膚化粧
料は、敏感肌症の消費者に対して十分な皮膚安全性を持
つとは言えず、その改良が望まれていた。
する課題は、敏感肌症の消費者も満足するような十分な
皮膚安全性を持つ皮膚化粧料を開発することである。
情に鑑み鋭意研究した結果、後記特定の乳化型皮膚化粧
料が皮膚安全性にすぐれるとともに、意外にも保存安定
性にすぐれ、すぐれた官能特性も有することを見出し、
本発明を完成した。
4、12、10、8であり、Xが水素又はアルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオン
である)で表されるアミド基含有の2疎水基2親水基含
有陰イオン界面活性剤を0.01〜10重量%配合する
ことを特徴とする化粧料である。
ミド基含有の2疎水基2親水基含有陰イオン界面活性剤
は、例えば下記表1に示す反応式に従って製造すること
ができる。すなわち、2−アミノエタンスルホン酸ナト
リウムとホルムアルデヒドとを反応させて得られるメチ
レンビス(2−アミノエタンスルホン酸ナトリウム)を
アシル化し、必要であれば適切な塩基で中和する方法で
ある。ここで用いる対イオンはナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属、アンモニウムイオン、トリエタノール
アミン、イソプロパノールアミン、リジン等の有機塩基
または塩基性アミノ酸等のアンモニウムイオンが適用さ
れる。上記の方法で得られる本発明のアミド基含有の2
疎水基2親水基含有陰イオン界面活性剤は混合物として
得られる場合もあるが、適宜精製手段で目的とする界面
活性剤を単離することができる。
含有陰イオン界面活性剤の配合量は、化粧料(組成物)
の総量を基準として0.01〜10重量%(以下、wt
%と略記する)、好ましくは0.05〜5wt%であ
る。0.01wt%未満では本発明の目的を達成する皮
膚化粧料が得られ難く、10wt%を超えると使用感上
好ましくない。
アミド基含有の2疎水基2親水基含有陰イオン界面活性
剤は従来の陰イオン界面活性剤と比較して皮膚安全性に
優れている。また、水系中で、特に酸性下での安定性に
もすぐれる。
含有陰イオン界面活性剤0.001モルが100g中に
含有する水溶液を試料として、後記の「ヒト皮膚パッチ
テスト」に準じて皮膚安全性の試験を実施した。その結
果を表2に示す。
親水基含有陰イオン界面活性剤からなるものであるが、
必要に応じて、他の界面活性剤、乳化助剤、香料、着色
剤、防腐剤、顔料等を本発明の目的を達成する範囲内で
適宜配合することもできる。本発明の皮膚化粧料は、ス
キンミルク、スキンクリーム、ファンデーションクリー
ム、マッサージクリーム、洗顔クリーム、ローション、
スカルプトリートメント、ヘアークリーム、ヘアーシャ
ンプー、ヘアーリンス等の基礎化粧料、メイクアップ化
粧料、頭髪化粧料に適用される。
に記載の保存安定性試験、ヒト皮膚パッチテスト、感触
(使用時の官能テスト)の試験方法あるいは測定方法を
下記に示す。
態、外観を観察し、異常が認められない場合(乳化状態
が均一で均質なエマルジョンを形成している場合)は良
好とし、異状が認められる場合(油が分離した場合、粒
子が粗大になった場合等)は不良とした。
1.0cmの円型のリント布のついたパッチテスト用絆
創膏を用いて24時間閉塞貼布した後、下記の表3の判
定基準に従い、各試料について被験者25名の皮膚の状
態を評価判定した。判定結果は、絆創膏除去1時間後及
び24時間後のうち反応の強い方を採用し、評価が
(±)以上の人の数で示した。
官能テストを実施、し、保湿性と刺激性についてテスト
した。評価は保湿性については「使用後しっとりする」
と回答した人数、刺激性については「使用後刺激を感じ
る」と回答した人数で示した。
ク〕 表4に記載の如く種々の乳化剤成分を配合して、表5に
記載の如く種々の原料を配合して実施例及び比較例のス
キンミルクを調製し、諸特性の試験をした。
解し、成分(A)を撹拌しながら成分(B)を注入して
乳化分散した後、撹拌しながら温度30℃まで冷却して
調製する。 (3)特性 各実施例、比較例に係る前記諸特性を試験した結果を表
4に記載する。この結果から、本発明のスキンミルク
は、皮膚安全性、保存安定性及び使用時の官能特性に優
れることが明らかである。
の実施例でも同様である。
のを、75度Cに保った(1) 、(2) 、(3) 、(4) と(6)
に攪拌しながら添加し、攪拌しながら冷却してスカルプ
トリートメントを得た。
安定性及び使用時の官能特性に優れていた。
、(7) 、(8) と(9) 、顔料成分(10)、(11)、(12)を常
法によって混合し、クリームファンデーションを得た。
存安定性及び使用時の官能特性に優れていた。
の官能特性に優れていた。
膚安全性、保存安定性及び使用時の官能特性に優れ、き
わめて有用性の高いものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (但し、式中のRCOの炭素数が20、18、16、1
4、12、10、8であり、Xが水素又はアルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオン
である)で表されるアミド基含有の2疎水基2親水基含
有陰イオン界面活性剤を0.01〜5重量%配合するこ
とを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10032695A JP3426400B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10032695A JP3426400B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08268864A true JPH08268864A (ja) | 1996-10-15 |
JP3426400B2 JP3426400B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=14271049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10032695A Expired - Fee Related JP3426400B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3426400B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509571A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-11 | サゾル ジャーマニー ゲーエムベーハー | ジェミニ型界面活性剤及び補助両親媒性化合物を含有する界面活性剤組成物、その製造方法及びその使用 |
JP2005281181A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 刺激緩和剤 |
JP2006045064A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Asahi Kasei Chemicals Corp | メイクアップ化粧料 |
Families Citing this family (1)
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-
1995
- 1995-03-30 JP JP10032695A patent/JP3426400B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4684567B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2011-05-18 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 刺激緩和剤 |
JP2006045064A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Asahi Kasei Chemicals Corp | メイクアップ化粧料 |
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