JPH08268691A - ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ - Google Patents

ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ

Info

Publication number
JPH08268691A
JPH08268691A JP10057895A JP10057895A JPH08268691A JP H08268691 A JPH08268691 A JP H08268691A JP 10057895 A JP10057895 A JP 10057895A JP 10057895 A JP10057895 A JP 10057895A JP H08268691 A JPH08268691 A JP H08268691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
shaft
screw shaft
female
female screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10057895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyo Fukutomi
経 福冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Bisoh Co Ltd
Original Assignee
Nihon Bisoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Bisoh Co Ltd filed Critical Nihon Bisoh Co Ltd
Priority to JP10057895A priority Critical patent/JPH08268691A/ja
Publication of JPH08268691A publication Critical patent/JPH08268691A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】雌ネジ部材が移動規制部材とロック状態となる
ことがなく、ロック状態解除時に大きなトルクを必要と
したりロック状態解除時にきしみ音を生じたりすること
のないネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる
多段式ネジジャッキを提供する。 【構成】可動部12を一方方向に移動案内するガイド部
10Aを備えた装置本体10に、送りネジ11がガイド
部10Aと平行に片持ち状態で設けられ、そのネジ部1
1Aに可動部12に固定された駆動雌ネジ13が螺合し
ている。送りネジ11の自由端部には、ネジ部11Aの
外径より大径のストッパー15が固定され、そのネジ部
11A側にスラスト玉軸受16が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雄ネジ軸部材に雌ネジ
部材が螺合し、両者の相対回転によって雄ネジ軸部材の
軸方向に雌ネジ部材が相対移動するネジ送り装置におい
て、雌ネジ部材が雄ネジ部材の移動規制部材に当接して
ロック状態となることを防ぐロック防止構造およびそれ
を用いる多段式ネジジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、機械・装置等において可動部
の移動駆動をネジ軸によって行うものがある。即ち、そ
の一例を図9に示すように、可動部52を一方方向に移
動可能に案内支持する装置本体51に、送りネジ軸53
が可動部52の移動方向と平行に設けられ、この送りネ
ジ軸53に可動部52に固定された雌ネジ部材52Aが
螺合し、モーター54等の回転駆動源による送りネジ軸
53の回転駆動によって可動部52が移動駆動されるよ
うに構成されるものである。図示のごとく送りネジ軸5
3が片持ち支持の場合には、送りネジ軸53の回転によ
って雌ネジ部材52A(即ち可動部52)が自由端部側
に移動して送りネジ軸53から外れる(螺合状態でなく
なる)と、送りネジ軸53を逆回転させても可動部52
が移動不能となってしまうため、送りネジ軸53の自由
端部に大径の移動規制部材53Aを備え、雌ネジ部材5
2Aがこの移動規制部材53Aに当接してそれ以上の移
動が規制されるように構成される。
【0003】尚、送りネジ軸の自由端部に雌ネジ部材脱
落防止の移動規制部材が設けられているものであって
も、送りネジ軸の回転駆動がモーター等によって自動的
に行われるものでは、雌ネジ部材が移動規制部材に当接
して移動が規制される構成では回転駆動手段や他の構成
に負荷がかかるため、リミットスイッチ等の検知手段が
移動規制部材に当接するより所定量前の雌ネジ部材を検
知すべく設けられ、この検知手段が雌ネジ部材を検知す
ると回転駆動手段による駆動を停止させるように構成さ
れるのが一般的である。
【0004】また、ネジ送り構造を利用するジャッキが
あり、そのようなものとして図11に示すように、ネジ
軸61に、端部内周に雌ネジ62Aを備えると共に外周
に雄ネジを備えたネジ筒部材62が螺合外挿され、この
ネジ筒部材62に更に大径のネジ筒部材63が螺合外挿
されて、ネジ軸61又は外側のネジ筒部材63(図示例
はネジ筒部材63)がモーター等の駆動手段64によっ
てネジ軸61又はネジ筒部材63(図示例はネジ軸6
1)に対して相対回転駆動されることによって、ネジ軸
61又はネジ筒部材63(図示例はネジ軸61)が繰り
出し又は引き込まれて全体が伸長・収縮する多段式ネジ
ジャッキが考えられる。図示構成では、伸長時には、ネ
ジ軸61を回転不能に固定した状態で駆動手段64によ
って外側のネジ筒部材63を回転駆動することにより、
最初は内側のネジ筒部材62が外側のネジ筒部材63と
共に回転して、内側のネジ筒部材62からネジ軸61が
繰り出され、ネジ筒部材62からネジ軸61が全て繰り
出されてその端部に設けられた脱落防止ストッパー61
Aがネジ筒部材62の雌ネジ62Aの端面に当接して両
者が相対回転不能となると内側のネジ筒部材62の回転
が停止し、その後内側のネジ筒部材62に対して外側の
ネジ筒部材63が相対回転してこの外側のネジ筒部材6
3から内側のネジ筒部材62が繰り出される。伸長状態
から収縮する際には、内側のネジ筒部材62が外側のネ
ジ筒部材63と共に回転して内側のネジ筒部材62内に
ネジ軸61が引き込まれ、その先端部に設けられた没入
防止ストッパー61Bが内側のネジ筒部材62の雌ネジ
62Aの外端面に当接して両者が相対回転不能となると
内側のネジ筒部材62の回転が停止し、その後内側のネ
ジ筒部材62に対して外側のネジ筒部材63が相対回転
してこの外側のネジ筒部材63内に内側のネジ筒部材6
2が引き込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ネジ送り構造にお
いて、送りネジ軸の回転駆動を手動で行うものや、回転
駆動手段によるものであっても検知手段を備えないもの
では、図10に示すように雌ネジ部材52Aが移動規制
部材53Aに当接して移動不能となることでその移動域
の端部が認識されることとなり、雌ネジ部材52Aの端
面と移動規制部材53Aの端面とが相対回転しつつ圧着
してあたかもネジの締着状態と同様のロック状態とな
る。その結果、逆方向へ移動する(戻る)際のロック状
態解除に大きなトルクを必要とし、ロック状態解除の際
に大きなきしみ音を生じたり、場合によってはロック状
態解除不能となったりするという問題がある。
【0006】尚、雌ネジ部材の移動域を規制する検知手
段を備えたものであっても、検知手段が故障等により作
動不良を生じた場合には、雌ネジ部材が移動規制部材に
衝突して前述の手動のものと同様にロック状態となる。
このようにして生じたロック状態はより強力であって、
その解除の際に回転駆動手段に大きな負担がかかるとい
う問題がある。
【0007】また、上記のネジ送り構造を利用する多段
式ジャッキでは、伸長時においてはネジ軸61が繰り出
されて脱落防止ストッパー61Aが内側のネジ筒部材6
2の雌ネジ62Aに当接して相対回転不能となることで
内側のネジ筒部材62が外側のネジ筒部材63から繰り
出されるため、脱落防止ストッパー61Aと雌ネジ62
Aとの当接圧着は作動時における不可避の要件であり、
当該部位がロック状態となると収縮の際のロック状態解
除に大きなトルクを必要とし、きしみ音を生じたり、場
合によってはロック状態解除できず収縮が不能となると
いう問題があり、実際的でないものである。収縮時にお
ける没入防止ストッパー61Bと雌ネジ62Aの外端部
との関係も全く同様である。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、雌ネジ部材が移動規制部材とロック状態とな
ることがなく、ロック状態解除時に大きなトルクを必要
としたりロック状態解除時にきしみ音を生じたりするこ
とのないネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用い
る多段式ネジジャッキを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するネジ
送り装置のロック防止構造は、雄ネジ軸部材に雌ネジ部
材が螺合し、両者の相対回転によって前記雌ネジ部材が
前記雄ネジ軸部材の軸方向に相対移動するネジ送り装置
において、前記雌ネジ部材と、前記雄ネジ軸部材の端部
に設けられた前記雌ネジ部材の相対移動域を規制する移
動規制部材との間に、スラスト荷重を負荷し得る転がり
軸受が介設されていることを特徴とする。
【0010】また、ネジ送り装置のロック防止構造を用
いる多段式ネジジャッキは、ネジ軸に、端部内周に雌ネ
ジを備えると共に外周に雄ネジを備えたネジ筒部材が螺
合外挿され、前記ネジ筒部材に更にネジ筒部材が螺合外
挿される構成が複数段繰り返されて、前記ネジ軸又は最
も外側のネジ筒部材が駆動手段によって回転駆動される
ことによって前記ネジ軸又はネジ筒部材が繰り出し又は
収納されて全体が伸長・収縮する多段式ネジジャッキに
おいて、前記雌ネジと前記ネジ軸及び中間段のネジ筒部
材の繰り出し側端部に設けられた脱落防止ストッパーと
の間、及び前記雌ネジと前記ネジ軸及び中間段のネジ筒
部材の収納側端部に設けられた没入防止ストッパーとの
間に、それぞれスラスト荷重を負荷し得る転がり軸受が
介設されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成のネジ送り装置のロック防止構造で
は、雌ネジ部材がその移動域の端部に達すると、スラス
ト転がり軸受を介して移動規制部材によってその移動が
規制されることになる。この時、スラスト転がり軸受が
雌ネジ部材と移動規制部材の圧着圧力を相対回転を許容
しつつ受け止め、ロック状態を生じさせない。
【0012】また、ネジ送り装置のロック防止構造を用
いる多段式ネジジャッキは、伸長時においてはネジ軸又
は中間段のネジ筒部材が繰り出されてその脱落防止スト
ッパーが外側のネジ筒部材の雌ネジに当接して相対回転
不能となることで、ネジ軸又は中間段のネジ筒部材が外
側のネジ筒部材から繰り出されるが、脱落防止ストッパ
ーと雌ネジの間にスラスト転がり軸受が介装されるた
め、このスラスト転がり軸受が脱落防止ストッパーと雌
ネジの圧着圧力を相対回転を許容しつつ受け止め、ロッ
ク状態を生じさせない。収縮時においてはネジ軸又は中
間段のネジ筒部材の没入防止ストッパーが外側のネジ筒
部材の雌ネジに当接して両者が相対回転不能となってネ
ジ軸又は中間段のネジ筒部材が外側のネジ筒部材内に引
き込まれるが、没入防止ストッパーと雌ネジの間にスラ
スト転がり軸受が介装されるため、このスラスト転がり
軸受が脱落防止ストッパーと雌ネジの圧着圧力を相対回
転を許容しつつ受け止め、ロック状態を生じさせない。
【0013】
【発明の実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明に係るネジ送り装置
のロック防止構造の一実施例を適用したネジ送り装置の
概念構成図である。
【0014】図示構成は、可動部12を一方方向に移動
案内するガイド部10Aを備えた装置本体10に、雄ネ
ジ軸部材としての送りネジ11がガイド部10Aと平行
に設けられ、この送りネジ11に可動部12に固定され
た雌ネジ部材としての駆動雌ネジ13が螺合して、送り
ネジ11の回転駆動によって可動部12が移動駆動され
るようになっている。
【0015】送りネジ11は、可動部12の移動域と対
応する長さを有し、装置本体10の軸受部10Bによっ
てその一方の端部で回転自在に片持ち支持されると共
に、この支持側の外端部(軸受部10Bより外側の突出
する端部)に当該送りネジ11を回転駆動するハンドル
14が固定されている。また、その自由端部には、ネジ
部11Aの外径より大径の移動規制部材としてのストッ
パー15が固定されると共に、そのネジ部11A側にス
ラスト玉軸受16が設けられている。
【0016】可動部12は、装置本体10のガイド部1
0A上に当該ガイド部10Aに沿って移動可能に支持さ
れると共に、その下面に駆動雌ネジ13が固定され、こ
の駆動雌ネジ13が送りネジ11のネジ部11Aに螺合
している。
【0017】上記構成では、ハンドル14の回転操作に
よって送りネジ11が回転駆動されることにより、駆動
雌ネジ13に対して送りネジ11が相対回転して当該送
りネジ11に対する駆動雌ネジ13の螺合位置が移動
し、これによって可動部12が移動する。可動部12が
送りネジ11の自由端側に移動駆動された場合には、図
2に示すように駆動雌ネジ13の端面がスラスト玉軸受
16に当接して移動が規制されることで当該方向の移動
域の限界が認識され、可動部12が装置本体10の軸受
部10B側に移動駆動された場合には、駆動雌ネジ13
の端面が軸受部10Bの端面に当接して移動が規制され
ることで当該方向の移動域の限界が認識される。
【0018】ここで、送りネジ11の自由端側の移動規
制は、ストッパー15と駆動雌ネジ13が直接圧接する
ことなく両者の間にスラスト玉軸受16が介装された状
態で行われるため、当該スラスト玉軸受16が両者の相
対回転を許容しつつ圧接力を受け止め、ロック状態とな
ることを防ぐ。これにより、可動部12を逆方向へ移動
する際に大きなトルクを必要することがなく、きしみ音
を生じさせることもないものである。即ち、送りネジ1
1と共に回転するストッパー15に駆動雌ネジ13が直
接当接してその移動が規制されるのでは、両者が圧着し
てその離間に大きなトルクを必要とする当接面が噛み合
ったロック状態を生じてしまうが、本構成ではスラスト
玉軸受16によってこのようなロック状態が防がれるの
である。
【0019】なお、上記実施例は、スラスト玉軸受を送
りネジ11の端部ストッパー15側に設けたものである
が、図3に示すように駆動雌ネジ13側に設けても良い
ことは言うまでもない。図中同機能の部位には同符号が
付してある。また、スラスト玉軸受に限るものではな
く、スラスト荷重を負荷することができる転がり軸受で
あれば他の形式のものであっても良いものである。
【0020】次に、本発明に係るネジ送り装置のロック
防止構造を用いる多段式ネジジャッキの実施例を説明す
る。
【0021】図4は本発明に係るネジ送り装置のロック
防止構造を用いる多段式ネジジャッキの一実施例を適用
したアーム俯仰機構を備えるゴンドラ装置の概略構成を
示す側面図、図5はそのアーム俯仰機構の側面図、図6
はその縦断面図である。
【0022】ゴンドラ装置20は、建築物1の屋上にそ
の外壁面1Aに沿って敷設されたレール1B上に台車2
1が走行可能に設けられ、この台車21に備えられたア
ーム22がワイヤーロープ23を介してケージ24を吊
り下げ支持して構成されている。
【0023】アーム22の先端にはケージ24の四隅と
対応してそれぞれ吊り滑車が設けられており、この各吊
り滑車を介して垂下配索されたそれぞれのワイヤーロー
プ23がケージ24の各隅部に結合されている。つま
り、ケージ24はその四隅でそれぞれワイヤーロープ2
3によって支持されているものである。ワイヤーロープ
23はその他端が台車21内に設けられた図示しない巻
取装置に巻き取られており、この巻取装置によるワイヤ
ーロープ23の巻き取り又は繰り出しによってケージ2
4が建築物1の外壁面1Aに沿って昇降する。
【0024】アーム22は、所定太さの角パイプによっ
て形成され、その後端部で台車21の上面の後方縁部に
枢軸21Aによって揺動可能に枢支されると共にその所
定量前方部位が台車21内に設けられたアーム俯仰装置
30によって支持され、このアーム俯仰装置30によっ
て所定の仰角に保持されると共に当該アーム俯仰装置3
0の伸縮によって揺動駆動(仰角変化駆動)されるよう
になっている。このアーム俯仰装置30によるアーム2
1Aの揺動によって、ケージ24と外壁面1Aとの間隔
調整やケージ24の屋上への格納が行えるようになって
いるものである。
【0025】アーム俯仰機構30は、上端部がアーム2
2に枢着されたネジ軸31と、該ネジ軸31に螺合する
中間段のネジ筒部材としての中間ネジ筒32と、この中
間ネジ筒32に螺合し下端部で支持軸受34によって回
転自在に支持される最も外側のネジ筒部材としての外ネ
ジ筒33と、この外ネジ筒33を回転駆動するギアモー
ター35とにより構成されている。図5及び図6に示す
最も収縮した状態では、ネジ軸31が中間ネジ筒32
に、中間ネジ筒32が外ネジ筒33にそれぞれ収容され
て全体として短軸状を呈し、その側脇にギアモーター3
5が平行に装着されている。また、後述する支持軸受3
4の台車21への枢着位置(支点軸部)と、先端のアー
ム22への枢着位置(枢支ピン22B)の位置関係は、
当該アーム俯仰機構30が最も収縮した状態(アーム2
2の仰角が最も小さい状態)で、枢支ピン22B位置が
支点軸部の鉛直線上よりアーム22の枢着位置側に所定
量ずらされており、従って、当該アーム俯仰機構30は
鉛直より僅かにアーム22の枢着位置(枢軸21A)側
に傾斜設置されている。これにより、アーム俯仰機構3
0の伸長によってアーム22の仰角が大きくなるのに伴
って当該アーム俯仰機構30の傾きも図5中想像線で示
すように大きくなってアーム22の仰角とアーム俯仰機
構30の傾斜角度が対応し、当該アーム俯仰機構30の
伸縮駆動制御(ギアモーター35の駆動制御)は、この
アーム俯仰機構30の傾斜角度に基づいて行うようにな
っている。
【0026】以下、アーム俯仰機構30の各部を詳細に
説明する。ネジ軸31は、所定長さの軸の外周に所定ピ
ッチのネジが形成され、その上端がアーム22の下面に
その長手方向に沿って固定された断面形状U字状の金具
22A内に嵌入すると共に当該金具22Aの側板の外側
からアーム22の揺動面と直交する径方向に挿通された
枢支ピン22Bによって枢着され、アーム22に対して
当該アーム22の揺動面と同一面内で揺動可能となって
いる。また、上端枢着部近傍には没入防止ストッパーと
しての機能を有する蛇腹取り付けカラー31Aが外挿固
定されている。下端は、小径化されてその小径部にスラ
スト荷重を負荷し得る転がり軸受であるスラスト玉軸受
31Bと脱落防止ストッパー部材としてのガイドカラー
31Cが外挿されると共に、これらが更に先端部の小径
ネジ部に螺合したロックナット31Dによって脱落不能
に保持されている。スラスト玉軸受31Bの外径は中間
ネジ筒32の内径より余裕を持って小径であり、ガイド
カラー31Cの外径は中間ネジ筒32の内周に摺動移動
可能に嵌合するように設定されている。
【0027】中間ネジ筒32は、ネジ軸31より所定量
短い長さの円筒状であって、上端に没入防止ストッパー
部材として機能する大径の軸受収容部32Aが形成され
ると共に、下端外面に小径の軸受装着部32Bが形成さ
れ、これら軸受収容部32Aと軸受装着部32Bを除く
外周に所定ピッチのネジが形成されている。その上端内
部には、ネジ軸31と螺合する所定長さの駆動雌ネジ3
2Cが嵌合固定され、カラー32Dを介して上端の軸受
収容部32A内にスラスト荷重を負荷し得る転がり軸受
であるスラスト玉軸受32Eが収容され、更に最も外端
にスペーサリング32Fが設けられている。
【0028】スラスト玉軸受32Eの内側のリングは軸
受収容部32Aの内周に相対回転不能に嵌合し、外側の
リングは軸受収容部32Aの内周と干渉せずに自由に回
転可能となっている。
【0029】スペーサリング32Fは、その内側面がス
ラスト玉軸受32Eの外側のリングに当接し、外側面は
中間ネジ筒32の外端面より外側に突出した状態とな
り、中間ネジ筒32の外端面に固定されたカバー32G
(当該部位の拡大図である図7に示す)によって脱落不
能に保持されている。
【0030】中間ネジ筒32の下端の軸受装着部32B
には、スラスト荷重を負荷し得る転がり軸受であるスラ
スト玉軸受32Hと脱落防止ストッパー部材としてのガ
イドカラー32Jが外挿され、ロックナット32Kによ
って脱落不能に保持されている。スラスト玉軸受32H
の外径は外ネジ筒33の内径より余裕を持って小径であ
り、ガイドカラー32Jの外径は外ネジ筒33の内周に
摺動移動可能に嵌合するように設定されている。
【0031】外ネジ筒33は、中間ネジ筒32より所定
量短い長さの円筒状であって、上端に大径の軸受収容部
33Aが設けられると共に、下端に小径のジャーナル部
33Bが形成され、このジャーナル部33Bの上側隣接
位置に従動ギア33Cが外挿固定されている。上端内部
には、中間ネジ筒32の外周ネジと螺合する所定長さの
駆動雌ネジ33Dが嵌合固定され、カラー33Eを介し
て上端の軸受収容部33A内にスラスト荷重を負荷し得
る転がり軸受であるスラスト玉軸受33Fが収容され、
更に最も外端にスペーサリング33Gが設けられてい
る。
【0032】スラスト玉軸受33Fの内側のリングは軸
受収容部33Aの内周に相対回転不能に嵌合し、外側の
リングは軸受収容部33Aの内周と干渉せずに自由に回
転可能となっている。
【0033】スペーサリング33Gは、その内側面がス
ラスト玉軸受33Fの外側のリングに当接し、外側面は
中間ネジ筒32の外端面より外側に突出した状態とな
り、中間ネジ筒32の外端面に固定されたカバー33H
によって脱落不能に保持されている。
【0034】外ネジ筒33の下端のジャーナル部33B
は、支持軸受34に内挿されており、この支持軸受34
によって当該外ネジ筒33が回転自在に支持されてい
る。
【0035】支持軸受34は、短筒形の軸受部34Aの
外面に、当該軸受部34Aの軸方向と直交する方向(径
方向)両側にそれぞれ所定長さの支点軸部34B,34
Cが突設されて形成され、軸受部34Aの内周に一対の
単列深溝型玉軸受34Dとスラスト玉軸受34Eを介し
て外ネジ筒33を回転自在且つ軸方向には移動不能に支
持している。
【0036】両支点軸部34B,34Cは、その軸方向
をアーム22の揺動平面と直交する方向として、先端部
が球面ブッシュ34Dを介して台車21のブラケット板
21B,21Cに装着された軸受21Dに回転自在に支
持されている。これにより、支持軸受34はアーム22
の揺動平面と同一平面内で揺動可能となっており、従っ
て、この支持軸受34によって支持されるアーム俯仰装
置30全体が、アーム22の揺動平面内で揺動可能とな
っているものである。
【0037】支持軸受34の一方の支点軸部34Bに
は、L字形のモーターブラケット35Aが固定されてお
り、このモーターブラケット35Aによってフランジ形
のギアモーター35が外ネジ筒33と平行に支持され、
そのギアモーター35の回転軸に固定された駆動ギア3
5Bが外ネジ筒33に固定された従動ギア33Cと噛合
している。
【0038】ギアモーター35の後端部(上端部)の高
さ方向位置は外ネジ筒33の上端と略一致し、ここに、
蛇腹ブラケット35Cが固定され、当該蛇腹ラブラケッ
ト35Cとネジ軸31の上端の蛇腹取り付けカラー31
Aとの間に、円筒状の蛇腹36がネジ軸31及び中間ネ
ジ筒32に外挿状態で装着されている。
【0039】また、モーターブラケット35Aのギアモ
ーター装着面には、検知駒37が台車21のブラケット
板21Bと隣接するように設けられている。この検知駒
37の支持軸受34の揺動(即ちアーム俯仰機構30の
揺動)に伴うその移動域の両端位置に、ブラケット板2
1Bに支持されてそれぞれリミットスイッチ38A,3
8Bが設けられている。
【0040】リミットスイッチ38(38A,38B)
は、アーム22の最小仰角及び最大仰角と対応するアー
ム俯仰機構30の角度で各々検知駒37によって操作さ
れるようになっており、当該リミットスイッチ38の検
知情報は図示しない制御装置に入力され、制御装置はこ
のリミットスイッチ38からの情報に基づいでギアモー
ター35を駆動制御するようになっている。即ち、アー
ム俯仰機構30は前述のごとくアーム22の仰角と対応
して角度変化するため、この角度変化に基づいてその伸
縮を制御するようになっているものである。
【0041】而して、上記構成のアーム俯仰機構30
は、下記のごとく作用する。図5及び図6は、前述のご
とく当該アーム俯仰機構30が最も収縮した状態を示す
が、この状態からギアモーター35を回転して駆動ギア
35B及び従動ギア33Cを介して外ギア筒33をその
駆動雌ネジに33Dに螺合している中間ネジ筒32を繰
り出す方向に回転駆動する。尚、図示のアーム俯仰機構
30が最も収縮した状態では、アーム22は最小仰角で
ある。また、この状態では、中間ネジ筒32の上端のス
ペーサリング32Fとネジ軸31の蛇腹取り付けカラー
31Aとの間、及び外ネジ筒33の上端のスペーサリン
グ33Gと中間ネジ筒32の軸受収容部32Aの段部と
の間は所定の間隔を有し、当接状態にはない。
【0042】ここで、外ギア筒33が回転駆動駆動さ
れ、中間ネジ筒32が回転しないとすると、駆動雌ネジ
33Dが中間ネジ筒32に対して回転することとなり、
駆動雌ネジの位置は変位不能であるために外ギア筒33
から中間ネジ筒32が繰り出されることとなる。また、
中間ネジ筒32が外ネジ筒33と共に回転した場合に
は、その駆動雌ネジ32Cが螺合するネジ軸31はアー
ム22に枢着されて回転不能であるために駆動雌ネジ3
2Cがネジ軸31に対して回転し、中間ネジ筒32から
ネジ軸31が繰り出されることとなる。いずれにして
も、外ネジ筒33を支持する支持軸受34とネジ軸31
の先端のアーム22との枢着部(枢支ピン22Bとの距
離が拡大し、その結果、アーム22を上方(仰角が大き
くなる方向)に揺動させる。
【0043】この時、中間ネジ筒32とネジ軸31のど
ちらが繰り出されるかは、両者に作用する力のバランス
によって決まり、通常は中間ネジ筒32が外ネジ筒33
と共に回転して径の小さいネジ軸31がはじめに繰り出
される。その際、ネジ軸31の下端に設けられたガイド
カラー31Cは中間ネジ筒32の内周面を摺動する。
【0044】中間ネジ筒32に収容されていたネジ軸3
1が全て繰り出されてその下端のスラスト玉軸受31B
が中間ネジ筒32の駆動雌ネジ32Cの下端面に当接す
ると、それ以上は繰り出し不能となるために中間ネジ筒
32の回転が規制され、その後は外ネジ筒33から中間
ネジ筒32が繰り出される。
【0045】このネジ軸31から中間ネジ筒32に繰り
出しが交替する際(ネジ軸31の中間ネジ筒32からの
繰り出しが終了して中間ネジ筒32の回転が規制されて
中間ネジ筒32が外ネジ筒33から繰り出される際)に
は、当該部位の拡大図である図7に示すようにネジ軸3
1の下端部に設けられたスラスト玉軸受31Bがネジ軸
31端部のガイドカラー31Cと中間ネジ筒32の駆動
雌ネジ32Cの下端面との間に介装されるため、このス
ラスト玉軸受31Bがガイドカラー31Cと駆動雌ネジ
32Cの相対回転を許容しつつ圧接力を受け止めててロ
ック状態となることを防ぎ、その結果、アーム22を逆
に(下方に)揺動する逆転(収縮)の際に大きな解除ト
ルクを必要とすることがなく、きしみ音も生じさせるこ
とがない。つまり、スラスト玉軸受31Bが設けられて
いない場合には、ネジ軸31から中間ネジ筒32に繰り
出しが交替する際にネジ軸31の端部ストッパー(ガイ
ドカラー31C)が回転しつつ中間ネジ筒32の駆動雌
ネジ32Cの下端面に直接圧接し、両者が圧着して当接
面が噛み合ってその離間に大きなトルクを必要とすると
共に大きなきしみ音を発生させるロック状態を生じてし
まうが、本構成ではスラスト玉軸受31Bによってこれ
が防がれるのである。尚、本実施例ではネジ軸31のガ
イドカラー31Cの上側にスラスト玉軸受31Bを配設
したが、中間ネジ筒32の駆動雌ネジ32Cの下端面側
に配設しても良いものである。
【0046】中間ネジ筒32からネジ軸31が繰り出さ
れ、更に外ネジ筒33から中間ネジ筒32が所定量繰り
出され、アーム22の仰角が大きくなると共に当該アー
ム俯仰機構30全体が傾斜して検知駒37がリミットス
イッチ38Aを操作すると、ギアモーター35の回転が
停止されてアーム22の上方への揺動駆動が停止され、
この状態がアーム22の最大仰角となる。この状態で
は、図8に示すように中間ネジ筒32の下端に設けられ
たスラスト玉軸受32Hと外ネジ筒33の駆動雌ネジ3
3Dの端面とは所定の間隔を有して当接しないように設
定されている。このスラスト玉軸受32Hは、万一ギア
モーター35の駆動制御機構に不具合が生じてギアモー
ター35が停止しなかった場合、当該スラスト玉軸受3
2Hが駆動雌ネジ32Hの端面と中間ネジ筒32の下端
に設けられたガイドカラー32Jの間に介装されてロッ
ク状態を防ぐように設けられているものである。
【0047】アーム22を下方に揺動する際には、ギア
モーター35を逆回転する。これにより、中間ネジ筒3
2内にネジ軸31が収容されると共に中間ネジ筒32が
外ネジ筒33内に収容され、当該アーム俯仰機構30全
体として収縮してアーム22は下方に揺動し、検知駒3
7のリミットスイッチ38B操作によってギアモーター
35の回転が停止されて最小仰角状態となる。
【0048】このアーム俯仰機構30収縮時において
は、ネジ軸31が中間ネジ筒32に収容された後、中間
ネジ筒32が外ネジ筒33に収容され、このため、図6
とは異なってネジ軸31の蛇腹取り付けカラー31Aが
中間ネジ筒32の上端のスペースカラー32Fの上面に
当接するが、この場合もスラスト玉軸受32Eの作用に
よって当該当接部位がロック状態となることはない。
尚、外ネジ筒33の上端のスラスト玉軸受33Fは、何
らかの原因で中間ネジ軸32がネジ軸31より先に外ネ
ジ筒33に収容されてその上端大径の軸受収容部32の
段部がスペースカラー33Gの上面に当接した際に当該
部位がロック状態となるのを防ためのものである。
【0049】本構成のアーム俯仰機構30は、上記のご
とく二段のネジ部材(ネジ軸31及び中間ネジ筒32)
が順次繰り出されることで全体として収縮時の略三倍の
長さに伸長してアーム22を揺動操作するため、極めて
小型で大きな操作量を得ることができるものである。
尚、ネジ部材を三段以上の構成としても良いことは言う
までもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るネジ
送り装置のロック防止構造によれば、雌ネジ部材がその
移動域の端部で移動規制部材によってその移動が規制さ
れる際には、雌ネジ部材と移動規制部材の間にスラスト
転がり軸受が介装されるため、このスラスト転がり軸受
が雌ネジ部材と移動規制部材の圧着圧力を相対回転を許
容しつつ受け止め、ロック状態となることを防ぐ。従っ
て、ロック状態解除時に大きなトルクを必要としたりロ
ック状態解除時にきしみ音を生じたりすることがないも
のである。
【0051】また、ネジ送り装置のロック防止構造を用
いる多段式ネジジャッキは、伸長時においてネジ軸又は
中間段のネジ筒部材の脱落防止ストッパーが外側のネジ
筒部材の雌ネジに当接して両者が相対回転不能となって
繰り出し軸が交替する際には、脱落防止ストッパーと雌
ネジの間に介装されたスラスト転がり軸受が脱落防止ス
トッパーと雌ネジの圧着圧力を相対回転を許容しつつ受
け止め、ロック状態となることを防ぐ。また、収縮時に
おいてネジ軸又は中間段のネジ筒部材の没入防止ストッ
パーが外側のネジ筒部材の雌ネジに当接して両者が相対
回転不能となって引き込み軸が交替する際には、没入防
止ストッパーと雌ネジの間にスラスト転がり軸受が介装
されるため、このスラスト転がり軸受が脱落防止ストッ
パーと雌ネジの圧着圧力を相対回転を許容しつつ受け止
め、ロック状態となることを防ぐ。つまり、スラスト転
がり軸受がストッパー部材と雌ネジ部材の間にロック状
態を生じさせることなくネジ軸とネジ筒部材とを相対回
転不能な状態と成し得、伸長・収縮何れの方向において
もロック状態解除時に大きなトルクを必要としたりきし
み音を生じたりすることのない多段式ネジジャッキを構
成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネジ送り装置のロック防止構造の
一実施例を備えたネジ送り装置の概念構成図である。
【図2】図1のロック防止構造の作用状態を示す図であ
る。
【図3】その変形例の概念構成図である。
【図4】本発明に係るネジ送り装置のロック防止構造を
用いる多段式ネジジャッキの一実施例を適用したアーム
俯仰機構を備えるゴンドラ装置の概略構成を示す側面図
である。
【図5】そのアーム俯仰機構の側面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】ネジ軸先端の中間ネジ筒の駆動雌ネジへの当接
部の拡大図である。
【図8】アーム俯仰機構の伸長時の縦断面図である。
【図9】従来構成のネジ送り装置の概念構成図である。
【図10】そのロック状態を示す図である。
【図11】従来例としての多段式ネジジャッキの概念構
成図である。
【符号の説明】
11 送りネジ(雄ネジ軸部材) 12 駆動雌ネジ(雌ネジ部材) 15 ストッパー(移動規制部材) 16 スラスト玉軸受(スラスト荷重を負荷し得る転が
り軸受) 30 アーム俯仰機構 31 ネジ軸 31A 蛇腹取り付けカラー(没入防止ストッパー) 31C ガイドカラー(脱落防止ストッパー) 32 中間ネジ筒(中間段のネジ筒部材) 32A 軸受収容部(没入防止ストッパー) 32C 駆動雌ネジ(雌ネジ) 32J ガイドカラー(脱落防止ストッパー) 33 外ネジ筒(最も外側のネジ筒部材) 33D 駆動雌ネジ(雌ネジ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄ネジ軸部材に雌ネジ部材が螺合し、両者
    の相対回転によって前記雌ネジ部材が前記雄ネジ軸部材
    の軸方向に相対移動するネジ送り装置において、 前記雌ネジ部材と、前記雄ネジ軸部材の端部に設けられ
    た前記雌ネジ部材の相対移動域を規制する移動規制部材
    との間に、スラスト荷重を負荷し得る転がり軸受が介設
    されていることを特徴とするネジ送り装置のロック防止
    構造。
  2. 【請求項2】ネジ軸に、端部内周に雌ネジを備えると共
    に外周に雄ネジを備えたネジ筒部材が螺合外挿され、前
    記ネジ筒部材に更にネジ筒部材が螺合外挿される構成が
    複数段繰り返されて、前記ネジ軸又は最も外側のネジ筒
    部材が駆動手段によって回転駆動されることによって前
    記ネジ軸又はネジ筒部材が繰り出し又は収納されて全体
    が伸長・収縮する多段式ネジジャッキにおいて、 前記雌ネジと前記ネジ軸及び中間段のネジ筒部材の繰り
    出し側端部に設けられた脱落防止ストッパーとの間、及
    び前記雌ネジと前記ネジ軸及び中間段のネジ筒部材の収
    納側端部に設けられた没入防止ストッパーとの間に、そ
    れぞれスラスト荷重を負荷し得る転がり軸受が介設され
    ていることを特徴とするネジ送り装置のロック防止構造
    を用いた多段式ネジジャッキ。
JP10057895A 1995-03-31 1995-03-31 ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ Pending JPH08268691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057895A JPH08268691A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057895A JPH08268691A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08268691A true JPH08268691A (ja) 1996-10-15

Family

ID=14277781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10057895A Pending JPH08268691A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08268691A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101865669A (zh) * 2009-04-14 2010-10-20 株式会社三丰 同步移动装置和图像测量设备
JP4890652B1 (ja) * 2011-03-31 2012-03-07 株式会社ミラック光学 送りネジ式手動ステージ
CN106181531A (zh) * 2016-08-23 2016-12-07 安徽池州家用机床股份有限公司 一种机床横向进给限位装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101865669A (zh) * 2009-04-14 2010-10-20 株式会社三丰 同步移动装置和图像测量设备
JP2010252464A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Mitsutoyo Corp 同期移動装置および画像測定装置
JP4890652B1 (ja) * 2011-03-31 2012-03-07 株式会社ミラック光学 送りネジ式手動ステージ
CN106181531A (zh) * 2016-08-23 2016-12-07 安徽池州家用机床股份有限公司 一种机床横向进给限位装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5522581A (en) Balancing hoist and material handling system
US20040075736A1 (en) Elevator device for television camera
JPH08268691A (ja) ネジ送り装置のロック防止構造及びそれを用いる多段式ネジジャッキ
JP2011037552A (ja) エレベータの荷重検出装置
EP0697366B1 (en) Jack
KR20120100932A (ko) 공작기계의 밸런싱 장치
CN1297464C (zh) 负荷检测装置及具有所述负荷检测装置的电梯装置
JP4704807B2 (ja) ウイング扉開閉装置
CN102418737A (zh) 一种可调阻尼大小的轴承
CN113788370B (zh) 一种收放线机构及收放线方法
CN118591676A (zh) 支撑装置,特别是用于车辆翻板的支撑装置
KR102297928B1 (ko) 바튼 승강 구동 장치
CA3164971A1 (en) Mechanical multiple torque damping device for a horizontal spindle
JP3267651B2 (ja) 管端溝付け装置
JP5184143B2 (ja) 昇降装置
JPS6290354A (ja) プラテン昇降装置付き編み機
CN1331720C (zh) 楼梯间自动旋转电梯
JP2008084764A (ja) 昇降装置
JP6751367B2 (ja) 非常停止装置及びエレベーター
JP3158856B2 (ja) 昇降装置
JP2005329525A (ja) 旋回式クランプ
JP3288992B2 (ja) エレベーター装置
JP4851870B2 (ja) 上限位置停止機構
JPH05313250A (ja) 昇降スクリーン
CN218024621U (zh) 一种可自动左右平移的放线架