JPH08268473A - 梱包緩衝材 - Google Patents

梱包緩衝材

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Publication number
JPH08268473A
JPH08268473A JP7097912A JP9791295A JPH08268473A JP H08268473 A JPH08268473 A JP H08268473A JP 7097912 A JP7097912 A JP 7097912A JP 9791295 A JP9791295 A JP 9791295A JP H08268473 A JPH08268473 A JP H08268473A
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JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
cushioning material
support portion
corrugated board
cushioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP7097912A
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English (en)
Inventor
Minoru Tanaka
稔 田中
Makoto Kuwabara
誠 桑原
Takeshi Kawakami
武司 川上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生可能な段ボールを用いて所要の緩衝性能
を達成することにより、コストの削減と産業廃棄物の低
減を図った梱包緩衝材を提供する。 【構成】 右側緩衝材21は、段ボール31を複数枚重
合して貼り合わせることにより構成された第1の支持部
21aと、この第1の支持部21aを構成する各段ボー
ル31の端面に貼り付けられ、当該各段ボール31と直
交する方向に段ボール31を複数枚重合して貼り合わせ
て成る第2の支持部21bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば業務用冷蔵庫な
どの被梱包物を梱包する際に使用する梱包緩衝材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種業務用冷蔵庫において
は、縦型で比較的大型のものは例えば特開平6−144
479号公報(B65D6/08)に示される如く木枠
にて梱包しているが、横型のものは図12及び図13に
示す如く段ボールと発泡スチロールを用いて梱包してい
た。
【0003】即ち、各図において1はアンダーカウンタ
ータイプと称される横型の業務用冷蔵庫であり、前面に
開口した横長の断熱箱体2と、この断熱箱体2内に構成
された貯蔵室3の前面開口を開閉自在に閉塞する観音開
き式の扉4、4とから構成されている。この断熱箱体2
の側面(向かって左側)には鋼鈑から成る矩形枠状のア
ングル6が取り付けられており、このアングル6内に機
械室7が構成されている。そして、アングル6には機械
室7内に位置して図示しないユニットベースがこれも図
示しないレールを介して取り付けられており、このユニ
ットベース上に冷却ユニットを構成する圧縮機11や図
示しない凝縮器、凝縮器用ファンなどが設置されてい
る。尚、12は機械室7のパネルであり、13・・・は
断熱箱体2の底面に取り付けられた脚である。
【0004】そして、係る冷蔵庫1を梱包する際には、
底面段ボール100上に発泡スチロール製の下左側緩衝
材101、下中央緩衝材102及び下右側緩衝材103
を配置し、その上に冷蔵庫1を載置する。そして、この
冷蔵庫1の天面にもやはり発泡スチロール製の上左側緩
衝材106、上中央緩衝材107及び上右側緩衝材10
8を載せ、その上から天面段ボール109を被せた後、
全体を図示しないバンド(ポリプロピレン製)にて結束
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に木
枠を用いる場合にはコストが高騰すると共に、何れの場
合にも木材や発泡スチロールは出荷先で開梱された後、
産業廃棄物となってしまう問題があった。
【0006】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、再生可能な段ボールを用い
て所要の緩衝性能を達成することにより、コストの削減
と産業廃棄物の低減を図った梱包緩衝材を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の梱包緩衝材は、
段ボールを複数枚重合して貼り合わせることにより構成
された第1の支持部と、この第1の支持部を構成する各
段ボールの端面に貼り付けられ、当該各段ボールと直交
する方向に段ボールを複数枚重合して貼り合わせて成る
第2の支持部とを備えているものである。
【0008】また、請求項2の発明の梱包緩衝材は上記
において、第1の支持部の段ボールを垂直方向に、且
つ、第2の支持部の段ボールを水平方向に指向させ、被
梱包物に接する側にこの第2の支持部を配置したもので
ある。
【0009】更に、請求項3の発明の梱包緩衝材は上記
において、第2の支持部が接する部分の被梱包物の強度
に合わせ、この第2の支持部の段ボールの枚数及び第1
の支持部の段ボールの寸法を調整したものである。
【0010】
【作用】段ボールは荷重が加わる方向に指向させた場合
に強度が高いが、緩衝性は少なく潰れると復元しない。
一方、荷重が加わる方向と直交する方向に指向させる
と、容易に潰れるが復元性がある。
【0011】本発明ではこのような段ボールの特性を利
用し、段ボールを複数枚重合して貼り合わせることによ
り構成された第1の支持部と、この第1の支持部を構成
する各段ボールの端面に貼り付けられ、当該各段ボール
と直交する方向に段ボールを複数枚重合して貼り合わせ
て成る第2の支持部と備えて梱包緩衝材を構成したの
で、第2の支持部の段ボールを荷重が加わる方向と直交
する方向に指向させ、第1の支持部の段ボールを荷重が
加わる方向に指向させることによって、落下などで衝撃
が加わったときは第2の支持部の段ボールが潰れて所要
の緩衝作用を発揮すると共に、第1の支持部が所要の強
度を維持する。
【0012】このように段ボールの特性を利用して複合
的に荷重を受けるようにしたので、段ボールによって従
来の発泡スチロールと同等の緩衝性能を発揮させること
が可能となり、産業廃棄物の低減を図ることができると
共に、コストの削減も図ることができるようになる。
【0013】特に、請求項2の発明によれば上記に加え
て、第1の支持部の段ボールを垂直方向に、且つ、第2
の支持部の段ボールを水平方向に指向させ、被梱包物に
接する側にこの第2の支持部を配置したので、第1の支
持部にて被梱包物を安定的に支持しつつ、第2の支持部
にて被梱包物からの荷重や衝撃を緩和し、被梱包物自体
の損傷発生を有効に回避することができるようになる。
【0014】そして、請求項3の発明によれば上記に加
えて、第2の支持部が接する部分の被梱包物の強度に合
わせ、この第2の支持部の段ボールの枚数及び第1の支
持部の段ボールの寸法を調整するようにしたので、被梱
包物の強度の弱い部分に対しては第2の支持部の段ボー
ルの枚数を増やし、第1の支持部の寸法を縮小すると共
に、強度の強い部分に対しては第2の支持部の段ボール
の枚数を減らし、第1の支持部の寸法を拡大することに
より、輸送中の落下などにより衝撃が加わった場合に
も、強度の強い部分において被梱包物を安定的に支持し
つつ、強度の弱い部分においては打痕の発生を有効に防
止することが可能となるものである。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の梱包緩衝材21〜25によって冷蔵
庫1を梱包した状態の斜視図、図2は図1の分解斜視
図、図3は図1の縦断正面図、図4〜図6は本発明の梱
包緩衝材21〜23の正面図をそれぞれ示している。
尚、各図において図12及び図13と同一符号は同一の
ものとし、被梱包物としては同様の冷蔵庫1を採用する
ものとする。
【0016】即ち、各図において1はアンダーカウンタ
ータイプと称される横型の業務用冷蔵庫であり、前面に
開口した横長の断熱箱体2と、この断熱箱体2内に構成
された貯蔵室3の前面開口を開閉自在に閉塞する観音開
き式の扉4、4とから構成されている。この断熱箱体2
の側面(向かって左側)には鋼鈑から成る矩形枠状のア
ングル6が取り付けられており、このアングル6内に機
械室7が構成されている。そして、アングル6には機械
室7内に位置して後述するユニットベースがこれも後述
するレールを介して取り付けられており、このユニット
ベース上に冷却ユニットを構成する圧縮機11や後述す
る凝縮器、凝縮器用ファンなどが設置されている。尚、
12は機械室7のパネルであり、13・・・は断熱箱体
2の底面に取り付けられた脚である。
【0017】そして、係る冷蔵庫1を梱包するに際し
て、梱包緩衝材としての図4〜図6に示す如き右側緩衝
材21、中央緩衝材22、左側緩衝材23〜25を用い
る。各緩衝材21〜25は、三層の段ボール(例えば、
トライウォール(株)製トライウォール(商品名)。シ
ョートコラムが通常の段ボールの3倍〜5倍のもの)3
1を接着剤によって貼り合わせて構成されており、右側
緩衝材21と左側緩衝材23〜25は、比較的長い寸法
(B)の段ボール31を垂直方向に立てた状態で横方向
に3枚重合し、相互に接着剤で貼り合わせて構成された
第1の支持部21a、或いは23a〜25aと、各第1
の支持部21a、23a〜25aを構成する3枚の段ボ
ール31・・の上端面に貼り合わされた第2の支持部2
1b、23b〜25bから成る。
【0018】各第2の支持部21b、23b〜25b
は、段ボール31の厚み3枚分の幅を有した段ボール3
1を水平方向とした状態で縦方向に2枚重合し(寸法
C)、相互に接着剤で貼り合わせて構成されている(全
体寸法B+C=A)。そして、左側緩衝材23は台紙3
2上の右端に前後方向に、また、左側緩衝材24と25
は台紙32上の中央部にて前後に間隔を存して横方向
に、それぞれ予め配置され、各第1の支持部23a〜2
5aの下端面を台紙32に接着固定されている。
【0019】一方、中央緩衝材22は、比較的短い寸法
(D)の段ボール31を垂直方向に立てた状態で横方向
に3枚重合し、相互に接着剤で貼り合わせて構成された
第1の支持部22aと、第1の支持部22aを構成する
3枚の段ボール31・・の上端面に貼り合わされた第2
の支持部22bから成る。第2の支持部22bは、段ボ
ール31の厚み3枚分の幅を有した段ボール31を水平
方向とした状態で縦方向に3枚重合し(寸法E)、相互
に接着剤で貼り合わせて構成されている。
【0020】尚、中央緩衝材22の第1の支持部22a
の寸法Dと第2の支持部22bの寸法Eを合わせた寸法
は前記右側緩衝材21と左側緩衝材23〜25の全体寸
法Aと同一(A)であり、各第1の支持部21a、23
a〜25aの寸法Bは冷蔵庫1の脚13よりも大きくさ
れている。
【0021】そして、右側緩衝材21を二層の段ボール
から成る底面段ボール33上の右端に、中央緩衝材22
を底面段ボール33の中央付近に、また、各左側緩衝材
23〜25を貼り付けた台紙32を左端に配置し、その
上に冷蔵庫1を載置する。そして、この冷蔵庫1の天面
に通常の段ボールから成る天面段ボール36を被せた
後、全体をバンド(ポリプロピレン製)37にて結束す
る(図1)。
【0022】この状態で、右側緩衝材21の第2の支持
部21b上面は断熱箱体2の底面右角部に当接すると共
に、中央緩衝材22の第2の支持部22b上面は断熱箱
体2の底面中央部に当接する。また、左側緩衝材23の
第2の支持部23b上面は断熱箱体2の底面左角部に当
接すると共に、左側緩衝材24、25の第2の支持部2
4b、25bはアングル6の下前後辺6a、6a下面に
それぞれ当接する。
【0023】ここで、段ボール31は前述の如く荷重が
加わる方向に指向させた場合に強度が高いが、緩衝性は
少なく潰れると復元しない。一方、荷重が加わる方向と
直交する方向に指向させると、容易に潰れるが復元性が
ある。従って、本発明の各緩衝材21〜25によれば、
輸送途中に落下するなどして衝撃が加わった場合、各第
2の支持部21b〜25bの段ボール31が潰れて所要
の緩衝作用を発揮すると共に、各第1の支持部21a〜
25aが所要の強度を維持する。
【0024】このように本発明では段ボール31の特性
を利用して複合的に荷重を受けるようにしたので、段ボ
ール31によって従来の発泡スチロールと同等の緩衝性
能を発揮させることが可能となり、産業廃棄物の低減を
図ることができると共に、コストの削減も図ることがで
きるようになる。
【0025】そして、冷蔵庫1には各第2の支持部21
b〜25bが当接しているので、強度のある各第1の支
持部21a〜25aにて冷蔵庫1を安定的に支持しつ
つ、第2の支持部21b〜25bにて冷蔵庫1からの荷
重や衝撃を緩和し、冷蔵庫1自体の損傷発生を有効に回
避できる。
【0026】特に、強度の比較的強い断熱箱体2の底面
角部やアングル6に当接する右側緩衝材21、左側緩衝
材23〜25は、第2の支持部21b、23b〜25b
を2枚の段ボール31にて構成し、第1の支持部21
a、23a〜25aの寸法Bを大きくすると共に、強度
の比較的弱い断熱箱体2の底面中央部に当接する中央緩
衝材22は、第2の支持部22bを3枚の段ボール31
にて構成し、第1の支持部22aの寸法Dを小さくして
いるので、落下して異常な荷重が加わった場合にも、右
側緩衝材21、左側緩衝材23〜25の第2の支持部2
1b、23b〜25bは殆ど潰れてしまうが、中央緩衝
材22の第2の支持部22bは、寸法EがCより大きい
分、余裕が残る。
【0027】従って、強度の弱い断熱箱体2の底面中央
部に強い衝撃が加わることを緩和することができ、打痕
の発生を有効に回避することができるようになる。尚、
右側緩衝材21、左側緩衝材23〜25の第1の支持部
21a、23a〜25aの寸法Bは、前述の如く脚13
よりも大きくしているので、係る衝撃が加わった場合に
も脚13が底面段ボール33を突き破る危険性も無い。
【0028】ここで、冷蔵庫1の荷重が大きい場合や、
機械室7が側面にあって荷重が機械室7側に偏る場合な
どにおいて、例えばフォークリフトで持ち上げたときに
差込位置が悪いと、梱包状態の冷蔵庫1は荷重が偏った
機械室7側から落下することになる。
【0029】係る場合に、前述の左側緩衝材23〜25
が倒れてしまうと緩衝作用を発揮できなくなり、アング
ル6のビス取付部や断熱箱体2との取付部が変形してし
まう不都合が生じる。
【0030】そこで、係る場合には左側緩衝材として図
7〜図11に示す41の如き形状のものを用いる。尚、
各図において図1〜図6と同一符号は同一のものであ
り、機械室7にはアングル6の下前後辺6a、6a上に
渡ってユニットベース42がレール43を介して取り付
けられ、このユニットベース42上に圧縮機11の他、
凝縮器44、凝縮器用ファン46が設置されている。
【0031】この場合の左側緩衝材41も、比較的長い
寸法(B)の段ボール31を垂直方向に立てた状態で横
方向に3枚重合し、相互に接着剤で貼り合わせて構成さ
れた第1の支持部41aと、各第1の支持部41aを構
成する3枚の段ボール31・・の上端面に貼り合わされ
た第2の支持部41bから成る。第1の支持部41aの
上面両側には階段状に落ち込んだ段落部41c、41c
が形成されており、第2の支持部41bはこれら段落部
41c、41c間の上面に接着されている。
【0032】この第2の支持部41bは、前述同様段ボ
ール31の厚み3枚分の幅を有した段ボール31を水平
方向とした状態で縦方向に2枚重合し(寸法C)、相互
に接着剤で貼り合わせて構成されている(全体寸法B+
C=A)。更に、この左側緩衝材41は台紙51上の左
端に前後方向に接着されると共に、第1の支持部41a
の左側面と台紙51が構成する隅角部には3角形状の倒
れ止め用の段ボール31a、31aが前後に二カ所接着
固定されている。
【0033】そして、図8に示す如く各段落部41c、
41c上にアングル6の下前後辺6a、6aが当接され
ると共に、第2の支持部41bはユニットベース42下
面のレール43下面に当接する。係る構成によれば各段
落部41c、41cがアングル6に係合するため、左側
緩衝材41がアングル6から外れ難くなると共に、段ボ
ール31a、31aによって左側緩衝材41も倒れ難く
なるので、落下時における衝撃を確実に緩和することが
できるようになる。
【0034】
【発明の効果】本発明の梱包緩衝材によれば、段ボール
を複数枚重合して貼り合わせることにより構成された第
1の支持部と、この第1の支持部を構成する各段ボール
の端面に貼り付けられ、当該各段ボールと直交する方向
に段ボールを複数枚重合して貼り合わせて成る第2の支
持部と備えているので、第2の支持部の段ボールを荷重
が加わる方向と直交する方向に指向させ、第1の支持部
の段ボールを荷重が加わる方向に指向させることによっ
て、落下などで衝撃が加わったときは第2の支持部の段
ボールが潰れて所要の緩衝作用を発揮すると共に、第1
の支持部が所要の強度を維持する。
【0035】従って、段ボールにより従来の発泡スチロ
ールと同等の緩衝性能を発揮させることが可能となり、
産業廃棄物の低減を図ることができると共に、コストの
削減も図ることができるようになる。
【0036】特に、請求項2の発明によれば上記に加え
て、第1の支持部の段ボールを垂直方向に、且つ、第2
の支持部の段ボールを水平方向に指向させ、被梱包物に
接する側にこの第2の支持部を配置したので、第1の支
持部にて被梱包物を安定的に支持しつつ、第2の支持部
にて被梱包物からの荷重や衝撃を緩和し、被梱包物自体
の損傷発生を有効に回避することができるようになる。
【0037】そして、請求項3の発明によれば上記に加
えて、第2の支持部が接する部分の被梱包物の強度に合
わせ、この第2の支持部の段ボールの枚数及び第1の支
持部の段ボールの寸法を調整するようにしたので、被梱
包物の強度の弱い部分に対しては第2の支持部の段ボー
ルの枚数を増やし、第1の支持部の寸法を縮小すると共
に、強度の強い部分に対しては第2の支持部の段ボール
の枚数を減らし、第1の支持部の寸法を拡大することに
より、輸送中の落下などにより衝撃が加わった場合に
も、強度の強い部分において被梱包物を安定的に支持し
つつ、強度の弱い部分においては打痕の発生を有効に防
止することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包緩衝材によって冷蔵庫を梱包した
状態の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1の縦断正面図である。
【図4】右側緩衝材の正面図である。
【図5】中央緩衝材の正面図である。
【図6】左側緩衝材の正面図である。
【図7】他の実施例の左側緩衝材を用いて梱包した冷蔵
庫の縦断正面図である。
【図8】図7の縦断側面図である。
【図9】他の実施例の左側緩衝材の側面図である。
【図10】図9の左側緩衝材の平面図である。
【図11】図9の左側緩衝材の正面図である。
【図12】従来の緩衝材を用いて梱包した冷蔵庫の縦断
正面図である。
【図13】図12の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 21 右側緩衝材 21a 第1の支持部 21b 第2の支持部 22 中央緩衝材 22a 第1の支持部 22b 第2の支持部 23、24、25、41 左側緩衝材 23a、24a、25a、41a 第1の支持部 23b、24b、25b、41b 第2の支持部 31 段ボール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールを複数枚重合して貼り合わせる
    ことにより構成された第1の支持部と、この第1の支持
    部を構成する各段ボールの端面に貼り付けられ、当該各
    段ボールと直交する方向に段ボールを複数枚重合して貼
    り合わせて成る第2の支持部とを備えたことを特徴とす
    る梱包緩衝材。
  2. 【請求項2】 第1の支持部の段ボールを垂直方向に、
    且つ、第2の支持部の段ボールを水平方向に指向させ、
    被梱包物に接する側にこの第2の支持部を配置したこと
    を特徴とする請求項1の梱包緩衝材。
  3. 【請求項3】 第2の支持部が接する部分の被梱包物の
    強度に合わせ、この第2の支持部の段ボールの枚数及び
    第1の支持部の段ボールの寸法を調整したことを特徴と
    する請求項2の梱包緩衝材。
JP7097912A 1995-03-30 1995-03-30 梱包緩衝材 Pending JPH08268473A (ja)

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JP7097912A JPH08268473A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 梱包緩衝材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104050A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱電機株式会社 梱包装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104050A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱電機株式会社 梱包装置

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