JPH08268464A - カップ入り商品のシュリンク包装構造 - Google Patents

カップ入り商品のシュリンク包装構造

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JPH08268464A
JPH08268464A JP7075591A JP7559195A JPH08268464A JP H08268464 A JPH08268464 A JP H08268464A JP 7075591 A JP7075591 A JP 7075591A JP 7559195 A JP7559195 A JP 7559195A JP H08268464 A JPH08268464 A JP H08268464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
heat
shrink
shrinkable film
seal portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7075591A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Muraoka
慶二 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eesukotsuku Kk
Original Assignee
Eesukotsuku Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Eesukotsuku Kk filed Critical Eesukotsuku Kk
Priority to JP7075591A priority Critical patent/JPH08268464A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シュリンク包装されたカップ入り商品の開封
の容易化を図る。 【構成】 商品の入ったカップ10を熱収縮性フィルム
11でシュリンク包装する。熱収縮性フィルム11にひ
れ状のベタシール部17を備えるとともに、該ベタシー
ル部17の付け根部に切口ライン19を入れる。ベタシ
ール部17を引っ張ると熱収縮性フィルム11を切口ラ
イン19を端緒にして容易に開封できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、麺やスープ類の食品な
どの商品をカップに入れ、このカップを熱収縮性フィル
ムでシュリンク包装してなるシュリンク包装構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のカップ入り商品のシュリンク包
装構造として、熱収縮性フィルムでシュリンク包装して
なるカップの底部にバーコード付きの開封シールを貼り
付け、その開封シールを剥がすことにより熱収縮性フィ
ルムを開封できるようにしたものがある。しかし、この
シュリンク包装構造では熱収縮性フィルム以外に開封シ
ールを必要とし、またシュリンク包装工程に加えてシー
ル貼り付け工程を必要とするため、材料コスト、設備コ
ストのアップとなる。これに対し、カップ入り商品を熱
収縮性フィルムでシュリンク包装するに際し、図7に示
すようにカップ10の胴部12に沿って縦方向に熱収縮
性フィルム11のひれ状のベタシール部17を配設した
ものがある。これによれば、ベタシール部17はひれ状
に付いているためつまみ易く、これを引っ張ることで開
封することができ、しかも開封シールを必要としないた
め材料及び設備コストを低減できて有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ひれ状のベタ
シール部17を備えた上記従来品では、熱収縮性フィル
ム11が薄手の場合はベタシール部17を引っ張るだけ
で開封できるが、厚手になると引っ張っても開けずらか
った。本発明の目的は、このような問題を解消するため
になされたもので、低コストでの開封構造を確保しなが
ら、熱収縮性フィルムが少々厚くても確実かつ容易に開
封できるカップ入り商品のシュリンク包装構造を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のカップ入り商品
のシュリンク包装構造は、カップ入り商品を透明な熱収
縮性フィルムでシュリンク包装しており、上記熱収縮性
フィルムがひれ状のベタシール部を備えるとともに、該
ベタシール部の付け根部に切口ラインを入れてあること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】ひれ状のベタシール部はつまみ易く、これを引
っ張ると熱収縮性フィルムは切口ラインに引張応力を集
中しこれを端緒にして容易に開封できる。
【0006】
【実施例】図1の(A)(B)は本発明に係るシュリン
ク包装したカップ入り商品の斜視図、図2はカップ入り
商品の底側シール部分の断面図を示す。カップ入り商品
は、発泡プラスチックあるいは紙製のコーン形のカップ
10の中に即席麺あるいは即席スープなどの食品を入れ
てあり、カップ10の外表面全体を透明な熱収縮性フィ
ルム11でシュリンク包装してある。熱収縮性フィルム
11はカップ10の胴部12の縦方向、及び蓋部13の
径方向においてそれぞれ溶断シールされているが、底部
16ではベタシールされてベタシール部17をひれ状に
付けるとともに、該ベタシール部17の付け根部に微細
なピン穴をベタシール部17の長手方向に沿って小ピッ
チで列設することにより切口ライン19を入れてある。
符号14,15は胴部12の縦方向及び蓋部13の径方
向における溶断シール部を示す。カップ10の胴部12
にはバーコード18や商品名、原材料名などの情報が印
刷されるが、この胴部12においては白く濁って透明度
を失う面状のベタシールは避けて、透視作用に支障のな
い溶断シールを施す。従って前記バーコード18などの
印刷を読み取り易くする。開封に際しては、底部16に
付けてあるひれ状のベタシール部17をつまんで二点鎖
線Fのように起立させて引っ張ると切口ライン19を端
緒にして熱収縮性フィルム11を容易に開封できる。
【0007】次に、上記カップ入り商品の自動シュリン
ク包装方法について説明する。図3は自動シュリンク包
装の一連の工程図、図4は蓋側、底側シール工程の拡大
図を示す。図3において、食品の入ったカップ10は蓋
部13と底部16を前後にする横臥姿勢で供給コンベア
20にのせて、次の胴部シール工程Aにまで順次移送す
る。胴部シール工程Aでは、図5のようにその円周下部
に開離部21を有する断面C形でかつ上下斜め方向に切
断した形の後端入口22をもつ横筒体23と、横筒体2
3の下方に配置した一対のロール形の胴部溶断シーラ2
4,25を設置する。横筒体23の上方から供給される
熱収縮性フィルム11は、横筒体23の後端入口22に
導入して前端出口26から前方へ引っ張り出すことによ
り、その端縁1a,11bを開離部21から下方に垂れ
下げながらハーフチューブ(二つ折り)状に整形して行
き、この二つ折り状の熱収縮性フィルム11の間に前記
供給コンベア20で移送されてくる食品の入ったカップ
10を挿入しながら前記開離部21から互いに重なり合
う状態で下方に垂れ下がる熱収縮性フィルム11の端縁
11a,11bどうしを胴部溶断シーラ24,25間に
通して連続状に溶断シールする。この溶断シールにより
熱収縮性フィルム11はチューブ状に形成され、溶断シ
ールにより発生するスクラップ27はスクラップワイン
ダー(図示せず)に巻き取られる。
【0008】チューブ状の熱収縮性フィルム11はカッ
プ10を充填したまま上下一対の送りベルトコンベア2
8,29間に挟まれて次の蓋側、底側シール工程Bにま
で移送される。この蓋側、底側シール工程Bでは、図4
に示すようにベタシールする圧接面30を有するベタシ
ーラ31と溶断シーラ32と並列ピン37を合わしてな
る上下一対の複合シーラ33を各軸34,35まわりに
周期的に旋回自在に備えており、カップ10の蓋側の熱
収縮性フィルム11の溶断を行うと同時に、これより先
に流れて来た前のカップ10の底側の熱収縮性フィルム
11をベタシーラ31間でベタシールしてベタシール部
17をひれ状につけるとともに、並列ピン37でベタシ
ール部17の付け根部にピン穴列からなる切口ライン1
9を入れる。例えば、切口ライン19は、図6に示すよ
うに、ベタシール部17の長さ方向中央部に対応する箇
所に長さL=40〜60mmに設定する。但し、この場
合、チューブ状の熱収縮性フィルム11の幅W=130
mm、カップ10の底部16の直径D=72mmであ
る。最後に、胴部、蓋側および底側の三方をシールされ
た熱収縮性フィルム11はコンベア36で次の熱収縮工
程Cに送られて加熱収縮される。
【0009】なお、ひれ状のベタシール部17及び切口
ライン19はカップ10の底側に配設するに代えて、胴
部12または蓋部13に配設することもできる。切口ラ
イン19はピン穴列に代えて、ミシン目あるいは菱形穴
列などで構成してもよい。カップ10の形状はコーン形
以外に、丼形などであってもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、カップ入り商品をシュ
リンク包装した熱収縮性フィルムにひれ状のベタシール
部を備えるとともに、該ベタシール部の付け根部に切口
ラインを入れてあるので、そのベタシール部を引っ張る
ことにより熱収縮性フィルムを切口ラインを端緒にして
容易にかつ確実に開封できて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はシュリンク包装したカップ入り商品の
底面側から見た斜視図、(B)は同商品の上面側から見
た斜視図である。
【図2】カップ入り商品の底部シール部分の断面図であ
る。
【図3】自動シュリンク包装の一連の工程図である。
【図4】蓋部、底部シール工程の拡大図である。
【図5】図3におけるX−X線拡大断面図である。
【図6】熱収縮する前のカップ入り商品の平面図であ
る。
【図7】従来例のカップ入り商品の斜視図である。
【符号の説明】
10 カップ 11 熱収縮性フィルム 17 ベタシール部 19 切口ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ入り商品を透明な熱収縮性フィル
    ムでシュリンク包装しており、上記熱収縮性フィルムが
    ひれ状のベタシール部を備えるとともに、該ベタシール
    部の付け根部に切口ラインを入れてあることを特徴とす
    るカップ入り商品のシュリンク包装構造。
JP7075591A 1995-03-31 1995-03-31 カップ入り商品のシュリンク包装構造 Pending JPH08268464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7075591A JPH08268464A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 カップ入り商品のシュリンク包装構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7075591A JPH08268464A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 カップ入り商品のシュリンク包装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08268464A true JPH08268464A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13580605

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7075591A Pending JPH08268464A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 カップ入り商品のシュリンク包装構造

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JP (1) JPH08268464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137470A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Nissin Food Prod Co Ltd 商品の包装構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137470A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Nissin Food Prod Co Ltd 商品の包装構造
JP4490239B2 (ja) * 2004-11-12 2010-06-23 日清食品ホールディングス株式会社 商品の包装構造

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