JPH0751488Y2 - 熱収縮性商品包装袋 - Google Patents

熱収縮性商品包装袋

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JPH0751488Y2
JPH0751488Y2 JP1987169405U JP16940587U JPH0751488Y2 JP H0751488 Y2 JPH0751488 Y2 JP H0751488Y2 JP 1987169405 U JP1987169405 U JP 1987169405U JP 16940587 U JP16940587 U JP 16940587U JP H0751488 Y2 JPH0751488 Y2 JP H0751488Y2
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JP
Japan
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film
bag
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heat
shrinkable
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JP1987169405U
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JPH01126943U (ja
Inventor
一紀 山形
Original Assignee
株式会社山形グラビヤ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、袋体部が収縮性フイルムよりなるヘッダー付
き商品包装袋に関するものである。
この包装袋は、商品を収納してから熱をかけると、フイ
ルムが収縮して、商品の形状のままの外形で包装するこ
とができる包装袋であり、商品が剥き出しのままでヘッ
ダーに吊り下がっているように見える独特の商品の包装
方法として使用されるものである。
特に、ハム、果物、野菜類などの食品の包装に鮮度保持
と購買欲の喚起を狙ってしばしば使用されている。
[従来の技術] 従来より、収縮フイルムを袋体の材質として、これにヘ
ッダー部を取り付けたものは知られている(実公昭60-4
920号公報)。
[考案が解決しようとする問題点] 細長い形状の横たえて陳列する商品、例えば、生ハムの
ような商品の場合、商品の表示としてのヘッダー部を横
たわって置かれた商品の中央部に垂直に目立つように付
けたい場合もある。
本考案は、このような商品の包装に適した熱収縮性商品
包装袋を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、上記目的を達成するために筒状フイルムの
中央にヘッダーをつけたものを提供しようとして、鋭意
研究の結果、複雑な形状にも拘わらず製造が容易な収縮
性商品包装袋の構造に想到して本考案をなすに至った。
すなわち、本考案は、熱収縮性フイルム製袋体部とヘッ
ダー部とからなる包装袋において、袋体部が筒状形状で
あり、袋体部の幅より狭い幅を有するヘッダー部が該筒
状袋体部の側面のほぼ中央部に設けてあり、該ヘッダー
部が厚手のシートを芯材としてその上を非収縮性フイル
ムで被覆し、該ヘッダー部下縁から直結的に延設された
非収縮性フイルムに袋体部側面の熱収縮性フイルムを融
着して連結し、横たえて陳列する商品の包装に用いるこ
とを特徴とする熱収縮性商品包装袋を提供するものであ
る。
本考案を実施例の図面により詳細に説明する。
本実施例は第1図の正面図の形状であって、第2図の断
面図を有する熱収縮性商品包装袋である。
本考案に用いる熱収縮性フイルムは熱可塑性フイルムを
延伸したものを使用することができる。
さらに、本考案の包装袋を食品、例えば、生ハム、ソー
セージ等に用いる場合は、機能性フイルム、例えば、ナ
イロン、EVAなどのガスバリアフイルムとヒートシール
性を有するポリオレフィンフイルムとの積層収縮性フイ
ルムを好適に使用することができる。
このような機能性フイルムとヒートシール性フイルムの
積層シートを使用するときは、非収縮性ヘッダー部フイ
ルムと収縮性袋体部フイルムではヒートシール性フイル
ムのある面を裏表を逆にするのが製造上望ましい。
さらに、機能性フイルムをヒートシール性フイルムで両
側からサンドイッチ構造に3層の積層シートにするのが
裏表に関係なく製造することができるので望ましい。
本考案の袋体部は中央で折り曲げる場合は、ヘッダーの
左右に2個ある形状になり、それぞれは袋体フイルム1
と2及び袋体フイルム3と4により形成されている。こ
の袋体フイルム2と袋体フイルム4とは連続していて、
当該2個の袋体部を直線的に伸ばすと1本の円筒形状と
なり、筒状袋体部を形成している。
袋体フイルム1及び袋体フイルム3の上縁は共に非収縮
性のヘッダーフイルム6の両下縁8,8に融着9により4
枚が同時に融着されている。
このヘッダーフイルム6は厚手のプラスチックシート5
の芯材に被覆されている。
そしてプラスチックシート5の下縁の表裏7,7におい
て、ヘッダーフイルム6は融着している。
ヘッダーフイルム6は、非収縮性フイルムからなるもの
である。これは、通常の熱可塑性フイルムであり、熱に
よる収縮率が低いものである。
もし、このヘッダー被覆用フイルム6に熱収縮性フイル
ムを用いると、熱で袋体部を収縮させるときに、ヘッダ
ー部が湾曲して体裁が悪くなる。そのため、本考案にお
いては、製造工程上は複雑になるにも拘わらずヘッダー
部フイルム6には、熱収縮の少ない通常のフイルムを使
用して、これをヘッダー部の下で融着により熱収縮性フ
イルムに連結しているところに本考案の特徴の一つがあ
る。
ヘッダー部の幅は袋体部の幅より狭い幅にヘッダー部側
縁12で形成され袋体部の側縁11は融断して形成してい
る。
袋体部のフイルム3,4の下部は開放していて開口部10を
形成している。袋体部フイルム1,2の下方は閉じてい
て、底部を形成している。
袋体フイルム1,2で構成される袋体部には開口部10を経
由して商品を収納することができる。
そして、同じく袋体部フイルム3,4で構成される袋体に
も商品を入れて、加熱すると袋体部フイルム1,2及び3,4
が収縮して商品の表面にフイルムがぴったりと付着して
包装される。
熱収縮の際に、袋体部が収縮するので、それを見越して
あらかじめ幅を狭くしたヘッダー部の幅に、袋体部の上
縁の幅が収縮してこれと大体同じ幅になる。
従って、本考案の袋体部の寸法は、熱収縮性フイルムの
収縮率に応じて収納商品の大きさより大きい寸法とし、
ヘッダー部の幅は熱収縮後の最終的な包装の寸法に合う
ようにあらかじめ設定しておく。
本考案の商品包装袋は袋体の両端に開口部を設けること
もできる。
また、本実施例の袋体に生ハムを2本入れて、熱をかけ
ると袋体が収縮して第3図のように、2本の生ハムの中
央にヘッダーが表示として垂直に立っている。
本実施例の袋体の中央を軽く融着すると第4図のような
2本の筒状袋体部の上にヘッダー部が付いている形状の
商品包装袋が得られる。
本考案の包装袋は、細長い商品を水平に袋体部に入れて
熱収縮させて包装することができる。
この場合のヘッダーは吊り下げるためというよりも、商
品のタグとして、ヘッダー部を活用することができる。
本考案の熱収縮性商品包装袋は、連続工程により製造す
ることができる。例えば長尺の連続フイルム及びシート
を断面が第5図のa,b,cの形状になるように連続工程に
よって組み合わせて作った長尺のフイルム帯を袋体部の
幅ごとに溶断して製造することができる。
すなわち、まず、ヘッダー芯となる長尺の厚手のプラス
チックシート5に非収縮性の通常のフイルム6を被覆し
て、該芯材の下縁をヒートシール7を施工する。そし
て、その少し下方に延設されたフイルム6の下縁8の間
に半折りした長尺の熱収縮性フイルムを少しずらして2
枚重ねしたものを断面が第5図bになるように挿入し、
内部の収縮性フイルムの折り目にかからないように外部
の収縮性フイルムとヘッダーフイルム下縁8をヒートシ
ール部9で融着して第5図cの断面形状にする。
内部の収縮性フイルムはこの融着工程の後に挿入するこ
ともできる。
次いで、このような断面形状を有する長尺のフイルムの
組み合わせを第6図の工程図のヘッダー部の端12及び下
縁8のヒートシール部9の少し上の線上をコの字型の溶
断刃によりこれに囲まれたAの部分を芯材5とフイルム
6をともに溶断により切り離し、ついでコの字型の中央
を袋体の幅ごとに長尺の形状の帯を溶断することによ
り、本考案の包装袋を製造することができる。
この場合フイルム2とフイルム4の間の溶断部分にはあ
らかじめ、融着防止用インキ等を塗付してあるのでフイ
ルム2とフイルム4は融着しない。
このようにして、両方に開口部がある包装袋が製造する
ことができるが、第5図bにおいて一方の熱収縮性フイ
ルムから延長したフイルムを連続的に折り曲げて前記内
部の半折りフイルムとすれば、一方が有底の袋体とな
る。
このように本考案の包装袋は、構造が複雑にも拘わらず
比較的簡単に連続工程で製造ができる。
[考案の効果] 本考案のヘッダー付き包装袋は比較的簡単な工程により
連続的に製造することができ、商品を収納して熱をかけ
ると袋体部が収縮し、商品が実物そのままに包装するこ
とができ、ヘッダー部の両側に袋体部が延設されてい
る。
そのため、生ハムのような、長い形状であって売り場に
おいて横たえて陳列される商品に適用すれば、ヘッダー
部に印刷された商品の表示が商品の中央にタグとして垂
直に立つようになるので需要者に見えやすいので好まれ
有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の熱収縮性商品包装袋の一実施例の正面
図であり、第2図はその縦断面図であり、第3図及び第
4図はそれぞれ他の実施例の斜視図であり、第5図及び
第6図は本考案の袋の製造方法を示す説明図である。図
中の符号は、1,2,3,4;収縮性袋体部フイルム、5;プラス
チックシート芯、6;非収縮性ヘッダーフイルム、7;ヘッ
ダー融着部、8;非収縮性フイルムの下縁、9;ヒートシー
ル部、10;開口部、11;側縁融着部、12;ヘッダー部側縁
融着部、13;吊り提げ孔、14;中央融着部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱収縮性フイルム製袋体部とヘッダー部と
    からなる包装袋において、袋体部が筒状形状であり、袋
    体部の幅より狭い幅を有するヘッダー部が該筒状袋体部
    の側面のほぼ中央部に設けてあり、該ヘッダー部が厚手
    のシートを芯材としてその上を非収縮性フイルムで被覆
    し、該ヘッダー部下縁から直結的に延設された非収縮性
    フイルムに袋体部側面の熱収縮性フイルムを融着して連
    結し、横たえて陳列する商品の包装に用いることを特徴
    とする熱収縮性商品包装袋。
JP1987169405U 1987-11-05 1987-11-05 熱収縮性商品包装袋 Expired - Lifetime JPH0751488Y2 (ja)

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JPH01126943U JPH01126943U (ja) 1989-08-30
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JPS5822924U (ja) * 1981-08-01 1983-02-12 小島 廣三 衣装
JPS604920U (ja) * 1983-06-23 1985-01-14 三菱重工業株式会社 砂泥面測定機

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