JPH08268315A - かじ取車軸アセンブリ - Google Patents
かじ取車軸アセンブリInfo
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- JPH08268315A JPH08268315A JP9172396A JP9172396A JPH08268315A JP H08268315 A JPH08268315 A JP H08268315A JP 9172396 A JP9172396 A JP 9172396A JP 9172396 A JP9172396 A JP 9172396A JP H08268315 A JPH08268315 A JP H08268315A
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- Japan
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- assembly
- steering
- axle
- axle assembly
- steering axle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/78—Features relating to cooling
- F16D65/84—Features relating to cooling for disc brakes
- F16D65/853—Features relating to cooling for disc brakes with closed cooling system
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G9/00—Resilient suspensions of a rigid axle or axle housing for two or more wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/02—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
- B60T1/06—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels
- B60T1/065—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels employing disc
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/18—Steering knuckles; King pins
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/24—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
- F16D55/26—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
- F16D55/36—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side
- F16D55/40—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side actuated by a fluid-pressure device arranged in or one the brake
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/14—Mounting of suspension arms
- B60G2204/149—Mounting of rigid axle on wheel knuckle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0058—Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同等な乾式摩擦ブレーキに比べて使用寿命の
増大した湿式ディスク・ブレーキを備えたかじ取車軸ア
センブリを提供することにある。 【解決手段】 車軸管１４に取付けた管ヨーク１２と、
かじ取ナックル部分５２及びブレーキ・ハウジング部分
５４を持つブラックル４８とを備えたかじ取車軸アセン
ブリ１０はさらに、ブレーキ・ハウジング部分内に配置
され流体に浸したディスク・ブレーキ・アセンブリ５０
と、ブレーキ・ハウジング部分に固定された環状の端部
キャップ９４とを備えている。かじ取ナックル部分は、
管ヨークに回動可能に取付けられ、ユニット・ハブ軸受
アセンブリ３２の固定外レース３６に固定してある。ユ
ニット・ハブ軸受アセンブリは、さらに車輪スピンドル
３０にスプラインばめした車輪ハブ３４を備えている。
環状のスリーブ部材８８は車輪ハブに固定され、環状の
シール９８は、端部キャップとスリーブ部材との間に配
置される。ディスク・ブレーキ・アセンブリは、駆動デ
ィスク８４と、中間ディスク９２とを備えている。
増大した湿式ディスク・ブレーキを備えたかじ取車軸ア
センブリを提供することにある。 【解決手段】 車軸管１４に取付けた管ヨーク１２と、
かじ取ナックル部分５２及びブレーキ・ハウジング部分
５４を持つブラックル４８とを備えたかじ取車軸アセン
ブリ１０はさらに、ブレーキ・ハウジング部分内に配置
され流体に浸したディスク・ブレーキ・アセンブリ５０
と、ブレーキ・ハウジング部分に固定された環状の端部
キャップ９４とを備えている。かじ取ナックル部分は、
管ヨークに回動可能に取付けられ、ユニット・ハブ軸受
アセンブリ３２の固定外レース３６に固定してある。ユ
ニット・ハブ軸受アセンブリは、さらに車輪スピンドル
３０にスプラインばめした車輪ハブ３４を備えている。
環状のスリーブ部材８８は車輪ハブに固定され、環状の
シール９８は、端部キャップとスリーブ部材との間に配
置される。ディスク・ブレーキ・アセンブリは、駆動デ
ィスク８４と、中間ディスク９２とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にかじ取車軸アセ
ンブリ、ことにワンピ−ス構造として作ったかじ取ナッ
クル及びブレ−キ・ハウジングと、このブレーキ・ハウ
ウジング内に配置し流体中に浸されたディスク・ブレ−
キ・アセンブリ（ｄｉｓｃ ｂｒａｋｅ ａｓｓｅｍｂ
ｌｙ）とを備え、自動車に使用されるかじ取車軸アセン
ブリ（ｓｔｅｅｒａｂｌｅ ａｘｌｅ ａｓｓｅｍｂｌ
ｙ）に関する。本願は主として共通に譲渡された米国特
許願０８／４０９，１８４号明細書に係わる。
ンブリ、ことにワンピ−ス構造として作ったかじ取ナッ
クル及びブレ−キ・ハウジングと、このブレーキ・ハウ
ウジング内に配置し流体中に浸されたディスク・ブレ−
キ・アセンブリ（ｄｉｓｃ ｂｒａｋｅ ａｓｓｅｍｂ
ｌｙ）とを備え、自動車に使用されるかじ取車軸アセン
ブリ（ｓｔｅｅｒａｂｌｅ ａｘｌｅ ａｓｓｅｍｂｌ
ｙ）に関する。本願は主として共通に譲渡された米国特
許願０８／４０９，１８４号明細書に係わる。
【０００２】
【従来の技術】若干の等級内の車両の大きさが増すに伴
い、現今の傾向は比較的大きい車両タイヤ及びブレ−キ
・システムを備えるようにしている。比較的大形のブレ
−キは典型的にはタイヤのスクラブ（ｓｃｒｕｂ）半径
に悪影響を及ぼしすなわちスクラブ半径の望ましくない
増大を生ずる。車両の制動中にタイヤに加わる力は、ス
クラブ半径に対応するレバ−ア−ムを介して作用しタイ
ヤをトウアウト（ｔｏｅｏｕｔ）［前輪の先開き］の状
態にするトルクを生ずる。この現象は、スクラブ半径の
増加に伴い強められ車両の操縦に悪影響を及ぼす。比較
的大形のブレ−キ・アセンブリを使うと又一般に、キン
グピン傾き角に悪い影響を及ぼす。とくに、比較的大形
のブレ−キ・アセンブリにより生ずるスクラブ半径の増
大を少なくとも部分的に相殺するにはキングピン傾き角
を増すことが必要である。キングピン傾き角の増すのに
伴い車両タイヤが運転中にレイオ−バ（ｌａｙ ｏｖｅ
ｒ）の傾向を増し、この傾向も又車両操縦に悪影響を及
ぼす。当業界にはよく知られているように乾式摩擦ブレ
−キ（ｄｒｙ ｆｒｉｃｔｉｏｎ ｂｒａｋｅ）は、車
両環境への露出により汚染を受け、ブレ−キの作用又は
有効寿命に悪影響を及ぼす。乾式摩擦ブレ−キは又過度
の熱生成を生じ、同様にブレ−キ・アセンブリの有効寿
命に悪影響を及ぼす。デイスクを冷却流体中に浸す一般
に湿式デイスク・ブレ−キ・アセンブリ（ｗｅｔ ｄｉ
ｓｃ ｂｒａｋｅ ａｓｓｅｍｂｌｙ）と呼ばれるデイ
スク・ブレ−キ・アセンブリは、当業界ではよく知られ
た乾式摩擦ブレ−キに伴う前記した問題を除くために若
干の用途に使われている。しかし若干の用途における湿
式デイスク・ブレ−キの使用は、かじ取車軸アセンブリ
におけるスクラブ半径及びキングピン傾き角に対する悪
影響のように空間的な考慮によって従来限定されてい
る。従って自動車設計技術者は、スクラブ半径及びキン
グピン傾き角に悪影響を及ぼさないで比較的大形の車両
に使うように大きいトルク容量のブレ−キアセンブリに
協働させる手段の探究を続けている。
い、現今の傾向は比較的大きい車両タイヤ及びブレ−キ
・システムを備えるようにしている。比較的大形のブレ
−キは典型的にはタイヤのスクラブ（ｓｃｒｕｂ）半径
に悪影響を及ぼしすなわちスクラブ半径の望ましくない
増大を生ずる。車両の制動中にタイヤに加わる力は、ス
クラブ半径に対応するレバ−ア−ムを介して作用しタイ
ヤをトウアウト（ｔｏｅｏｕｔ）［前輪の先開き］の状
態にするトルクを生ずる。この現象は、スクラブ半径の
増加に伴い強められ車両の操縦に悪影響を及ぼす。比較
的大形のブレ−キ・アセンブリを使うと又一般に、キン
グピン傾き角に悪い影響を及ぼす。とくに、比較的大形
のブレ−キ・アセンブリにより生ずるスクラブ半径の増
大を少なくとも部分的に相殺するにはキングピン傾き角
を増すことが必要である。キングピン傾き角の増すのに
伴い車両タイヤが運転中にレイオ−バ（ｌａｙ ｏｖｅ
ｒ）の傾向を増し、この傾向も又車両操縦に悪影響を及
ぼす。当業界にはよく知られているように乾式摩擦ブレ
−キ（ｄｒｙ ｆｒｉｃｔｉｏｎ ｂｒａｋｅ）は、車
両環境への露出により汚染を受け、ブレ−キの作用又は
有効寿命に悪影響を及ぼす。乾式摩擦ブレ−キは又過度
の熱生成を生じ、同様にブレ−キ・アセンブリの有効寿
命に悪影響を及ぼす。デイスクを冷却流体中に浸す一般
に湿式デイスク・ブレ−キ・アセンブリ（ｗｅｔ ｄｉ
ｓｃ ｂｒａｋｅ ａｓｓｅｍｂｌｙ）と呼ばれるデイ
スク・ブレ−キ・アセンブリは、当業界ではよく知られ
た乾式摩擦ブレ−キに伴う前記した問題を除くために若
干の用途に使われている。しかし若干の用途における湿
式デイスク・ブレ−キの使用は、かじ取車軸アセンブリ
におけるスクラブ半径及びキングピン傾き角に対する悪
影響のように空間的な考慮によって従来限定されてい
る。従って自動車設計技術者は、スクラブ半径及びキン
グピン傾き角に悪影響を及ぼさないで比較的大形の車両
に使うように大きいトルク容量のブレ−キアセンブリに
協働させる手段の探究を続けている。
【０００３】
【発明の開示】従って本発明は自動車に伴うかじ取車軸
アセンブリに関する。好適な実施例によれば本発明かじ
取車軸アセンブリは、車両の車軸管に取付けた管ヨ−ク
と、かじ取ナックル部分及びブレ−キ・ハウジンク部分
を持つブラックルとを備えている。本発明かじ取車軸ア
センブリはさらに、ブレ−キ・ハウジング部分内に配置
され作動流体内に浸されたデイスク・ブレ−キ・アセン
ブリを備えている。ブラックルのかじ取ナックル部分
は、管ヨ−クに回転できるように取付けられ、又かじ取
ナックル部分及びブレ−キ・ハウジング部分はワンピ−
ス構造として一体に形成してある。
アセンブリに関する。好適な実施例によれば本発明かじ
取車軸アセンブリは、車両の車軸管に取付けた管ヨ−ク
と、かじ取ナックル部分及びブレ−キ・ハウジンク部分
を持つブラックルとを備えている。本発明かじ取車軸ア
センブリはさらに、ブレ−キ・ハウジング部分内に配置
され作動流体内に浸されたデイスク・ブレ−キ・アセン
ブリを備えている。ブラックルのかじ取ナックル部分
は、管ヨ−クに回転できるように取付けられ、又かじ取
ナックル部分及びブレ−キ・ハウジング部分はワンピ−
ス構造として一体に形成してある。
【０００４】本発明の主な利点は、他の点では同等な乾
式摩擦ブレ−キに比べて使用寿命の増大した湿式デイス
ク・ブレ−キとして液体中に浸したデイスク・ブレ−キ
・アセンブリを備えたかじ取車軸アセンブリの得られる
ことである。
式摩擦ブレ−キに比べて使用寿命の増大した湿式デイス
ク・ブレ−キとして液体中に浸したデイスク・ブレ−キ
・アセンブリを備えたかじ取車軸アセンブリの得られる
ことである。
【０００５】本発明の構造的特徴及び機能と共にこれか
ら得られる前記した又その他の利点は添付図面による好
適な実施例についての以下の説明から明らかである。
ら得られる前記した又その他の利点は添付図面による好
適な実施例についての以下の説明から明らかである。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の好適な実施例によるかじ取車
軸アセンブリ（ｓｔｅｅｒａｂｌｅ ａｘｌｅ ａｓｓ
ｅｍｂｌｙ）１０を示す縦断図面である。かじ取車軸ア
センブリ１０は、自動車の車軸管１４にその外側端部を
取付けた管ヨ−ク１２を備えている。テイフアレンシヤ
ル（図示していない）から出る車軸１６は、車軸管１４
内に配置されかじ取車軸アセンブリの中心軸線１８のま
わりに回転することができる。車軸１６は、外側端部２
０に恒速度（ＣＶ）継手２４の内レ−ス２２を取付けて
ある。ＣＶ継手２４はさらに、ＣＶ継手２４の内レ−ス
２２及び外レ−ス２６に形成した各みぞ内に配置したト
ルク伝達ボ−ル２８（１個だけ示してある）を備えてい
る。図１に示した実施例ではＣＶ継手２４の外レ−ス２
６は車輪スピンドル３０と一体に形成してある。或は外
レ−ス２６は車輪スピンドル３０に固定してもよい。し
かし外レ−ス２６及び車輪スピンドル３０の間の特定の
関係は本発明の一部を形成しない。かじ取車軸アセンブ
リ１０はさらに、車輪スピンドル３０にこれと一緒に回
転するようにスプラインばめした（ｓｐｌｉｎｅｄ）車
輪ハブ３４と固定の外レ−ス３６とを備えたユニット・
ハブ軸受アセンブリ３２を備えている。車輪ハブ３４
は、内側軸受３８及び外側軸受４０を介し外レ−ス３６
により回転できるように支えてある。車輪ハブ３４は車
輪スピンドル３０の外側端部４４にねじ込んだナット４
２により車輪スピンドル３０に保持してある。車両車輪
（図示してない）は、車輪ハブ３４を貫いて延び車輪ハ
ブ３４から突出する植込みボルト４６を介し車輪ハブ３
４に取付けてある。車両の運転中には、車軸１６から車
輪スピンドル３０及び車輪ハブ３４に対するＣＶ継手２
４を経て、車輪ハブ３４に取付けた車両タイヤにトルク
を伝える。
軸アセンブリ（ｓｔｅｅｒａｂｌｅ ａｘｌｅ ａｓｓ
ｅｍｂｌｙ）１０を示す縦断図面である。かじ取車軸ア
センブリ１０は、自動車の車軸管１４にその外側端部を
取付けた管ヨ−ク１２を備えている。テイフアレンシヤ
ル（図示していない）から出る車軸１６は、車軸管１４
内に配置されかじ取車軸アセンブリの中心軸線１８のま
わりに回転することができる。車軸１６は、外側端部２
０に恒速度（ＣＶ）継手２４の内レ−ス２２を取付けて
ある。ＣＶ継手２４はさらに、ＣＶ継手２４の内レ−ス
２２及び外レ−ス２６に形成した各みぞ内に配置したト
ルク伝達ボ−ル２８（１個だけ示してある）を備えてい
る。図１に示した実施例ではＣＶ継手２４の外レ−ス２
６は車輪スピンドル３０と一体に形成してある。或は外
レ−ス２６は車輪スピンドル３０に固定してもよい。し
かし外レ−ス２６及び車輪スピンドル３０の間の特定の
関係は本発明の一部を形成しない。かじ取車軸アセンブ
リ１０はさらに、車輪スピンドル３０にこれと一緒に回
転するようにスプラインばめした（ｓｐｌｉｎｅｄ）車
輪ハブ３４と固定の外レ−ス３６とを備えたユニット・
ハブ軸受アセンブリ３２を備えている。車輪ハブ３４
は、内側軸受３８及び外側軸受４０を介し外レ−ス３６
により回転できるように支えてある。車輪ハブ３４は車
輪スピンドル３０の外側端部４４にねじ込んだナット４
２により車輪スピンドル３０に保持してある。車両車輪
（図示してない）は、車輪ハブ３４を貫いて延び車輪ハ
ブ３４から突出する植込みボルト４６を介し車輪ハブ３
４に取付けてある。車両の運転中には、車軸１６から車
輪スピンドル３０及び車輪ハブ３４に対するＣＶ継手２
４を経て、車輪ハブ３４に取付けた車両タイヤにトルク
を伝える。
【０００７】かじ取車軸アセンブリ１０はさらに、従来
のかじ取ナックル及びブレ−キハウジングの構造的特徴
及び機能を備えた単一構造を持ち、この単一構造は以下
ブラックル（ｂｒｕｃｋｌｅ）４８と称する。かじ取車
軸アセンブリ１０は又デイスク・ブレ−キ・アセンブリ
５０を備えている。ブラックル４８及びデイスク・ブレ
−キ・アセンブリ５０の特殊な構造と共にブラックル４
８及びディスク・ブレ−キ・アセンブリ５０間の相互関
係は本発明の中心的特徴をなすものである。ブラックル
４８はなお詳細に後述するように管ヨ−ク１２に回転で
きるように取付けてある。ブラックル４８は、かじ取ナ
ックル部分５２及びブレ−キ・ハウジング部分５４を備
えている。ブラックル４８は、ワンピ−ス鋳造品で構成
するのがよく、かじ取ナックル部分５２及びブレ−キ・
ハウジング部分５４は相互に一体に形成され可鍛性鋼合
金又は鉄から作るのがよい。或はブラックルは、他の適
当な材料で作ってもよく鍛造のように鋳造以外の製法を
使ってワンピ−ス構造に作ってもよい。ブラックル４８
は、以下に述べるように車両タイヤのスクラブ半径を最
小にするためにワンピ−ス鋳造品として作るのがよい。
管ヨ−ク１２は、上下方向に互いに間隔を置いた上部ア
−ム５６及び下部ア−ム５８を備えている。上部ア−ム
５６はこれを貫いて形成した大体において円筒形の穴６
０を備え、同様に下部ア−ム５８はこれを貫いて形成し
た大体において円筒形の穴６２を備えている。かじ取ナ
ックル部分５２は、管ヨ−ク１２の上部ア−ム５６に隣
接して配置した上部フランジ６４と管ヨ−ク１２のア−
ム５８に隣接して配置した下部フランジ６６とを備えて
いる。かじ取ナックル部分５２は、それぞれ上下のボ−
ル継手６８，７０により管ヨ−ク１２に回動できるよう
に取付けてある。上部ボ−ル継手６８は、管ヨ−ク１２
の上部ア−ム５６を貫いて形成した穴６０とかじ取ナッ
クル部分５２の上部フランジ６４に形成したテ−パ穴７
２とに配置してある。下部ボ−ル継手７０は、管ヨ−ク
１２の下部ア−ム５８を貫いて延びる穴６２とかじ取ナ
ックル部分５２の下部フランジ６６を貫いて延びるテ−
パ穴７４とに配置してある。上部ボ−ル継手６８及び下
部ボ−ル継手７０はそれぞれ、相互に一致し一般にはキ
ングピン軸線７６と呼ばれる軸線から成る縦方向軸線を
持つ。図１に示すようにキングピン軸線７６は上下方向
軸線７８に対し傾斜角８０だけ傾いている。ボ−ル継手
６８，７０は普通の方式で機能しかじ取ナックル部分５
２がキングピン軸線７６のまわりに枢動できるようにし
てある。かじ取ナックル部分は、複数の円周方向に互い
に間隔を隔てたボルト８２（１個だけ示してある）によ
りユニット・ハブ軸受アセンブリ３２の固定の外レ−ス
３６に固着してある。従ってかじ取ナックル部分５２
は、車輪ハブ３４に結合され、ブラックル４８がキング
ピン軸線７６のまわりに枢動する際に車両のかじ取作用
ができるようにする。
のかじ取ナックル及びブレ−キハウジングの構造的特徴
及び機能を備えた単一構造を持ち、この単一構造は以下
ブラックル（ｂｒｕｃｋｌｅ）４８と称する。かじ取車
軸アセンブリ１０は又デイスク・ブレ−キ・アセンブリ
５０を備えている。ブラックル４８及びデイスク・ブレ
−キ・アセンブリ５０の特殊な構造と共にブラックル４
８及びディスク・ブレ−キ・アセンブリ５０間の相互関
係は本発明の中心的特徴をなすものである。ブラックル
４８はなお詳細に後述するように管ヨ−ク１２に回転で
きるように取付けてある。ブラックル４８は、かじ取ナ
ックル部分５２及びブレ−キ・ハウジング部分５４を備
えている。ブラックル４８は、ワンピ−ス鋳造品で構成
するのがよく、かじ取ナックル部分５２及びブレ−キ・
ハウジング部分５４は相互に一体に形成され可鍛性鋼合
金又は鉄から作るのがよい。或はブラックルは、他の適
当な材料で作ってもよく鍛造のように鋳造以外の製法を
使ってワンピ−ス構造に作ってもよい。ブラックル４８
は、以下に述べるように車両タイヤのスクラブ半径を最
小にするためにワンピ−ス鋳造品として作るのがよい。
管ヨ−ク１２は、上下方向に互いに間隔を置いた上部ア
−ム５６及び下部ア−ム５８を備えている。上部ア−ム
５６はこれを貫いて形成した大体において円筒形の穴６
０を備え、同様に下部ア−ム５８はこれを貫いて形成し
た大体において円筒形の穴６２を備えている。かじ取ナ
ックル部分５２は、管ヨ−ク１２の上部ア−ム５６に隣
接して配置した上部フランジ６４と管ヨ−ク１２のア−
ム５８に隣接して配置した下部フランジ６６とを備えて
いる。かじ取ナックル部分５２は、それぞれ上下のボ−
ル継手６８，７０により管ヨ−ク１２に回動できるよう
に取付けてある。上部ボ−ル継手６８は、管ヨ−ク１２
の上部ア−ム５６を貫いて形成した穴６０とかじ取ナッ
クル部分５２の上部フランジ６４に形成したテ−パ穴７
２とに配置してある。下部ボ−ル継手７０は、管ヨ−ク
１２の下部ア−ム５８を貫いて延びる穴６２とかじ取ナ
ックル部分５２の下部フランジ６６を貫いて延びるテ−
パ穴７４とに配置してある。上部ボ−ル継手６８及び下
部ボ−ル継手７０はそれぞれ、相互に一致し一般にはキ
ングピン軸線７６と呼ばれる軸線から成る縦方向軸線を
持つ。図１に示すようにキングピン軸線７６は上下方向
軸線７８に対し傾斜角８０だけ傾いている。ボ−ル継手
６８，７０は普通の方式で機能しかじ取ナックル部分５
２がキングピン軸線７６のまわりに枢動できるようにし
てある。かじ取ナックル部分は、複数の円周方向に互い
に間隔を隔てたボルト８２（１個だけ示してある）によ
りユニット・ハブ軸受アセンブリ３２の固定の外レ−ス
３６に固着してある。従ってかじ取ナックル部分５２
は、車輪ハブ３４に結合され、ブラックル４８がキング
ピン軸線７６のまわりに枢動する際に車両のかじ取作用
ができるようにする。
【０００８】デイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０は、
スリ−ブ部材８８の大体において軸線方向に延びる部分
８６に内端部をスプラインばめした複数の環状枢動デイ
スク８４を備え、スリ−ブ部材８８に対し駆動デイスク
８４の若干の軸線方向運動が可能になるようにしてあ
る。スリ−ブ部材８８は、ボルト又は植込みボルト４６
を介し車軸ハブ３４に締付けた大体半径方向に延びるフ
ランジ部分９０を備えている。従ってスリ−ブ部材８８
及び駆動デイスク８４は、かじ取車軸アセンブリ１０の
縦方向中心軸線１８のまわりに車輪ハブ３４と一緒に回
転する。デイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０はさら
に、ブラックル４８のブレ−キ・ハウジング部分５４に
外端部をスプラインばめした複数の回転できない環状中
間デイスク９２を備え、ブラックル４８に対し中間デイ
スク９２の若干の軸線方向移動ができるようにしてあ
る。中間デイスク９２の各別のデイスクは、駆動デイス
ク８４の各別のデイスクに差し込んである（ｉｎｔｅｒ
ｌｅａｖｅｄ）。かじ取車軸アセンブリ１０はさらに、
ボルト９６のような普通の手段によりブラックル４８の
ブレ−キ・ハウジング部分５４に締付けた環状の端部キ
ャップ９４を備えている。端部キャップ９４は、デイス
ク・ブレ−キ・アセンブリ５０の外側に位置し中間デイ
スク９２のうちの外側デイスクに対し係合する関係にな
る。環状シ−ル９８は、端部キャップ９４の内面とスリ
−ブ部材８８の外面との間に配置され、Ｃ級変速機流体
又は摩擦調節剤を含むその他の液体から成る液体を入れ
る空洞１００の外側端部を密封するようにする。ディス
ク・ブレ−キ・アセンブリ５０の種種のデイスクは、熱
散逸のために空洞１００内に入れた液体中に浸す。従っ
てデイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０は、湿式デイス
ク・ブレ−キ・アセンブリを構成し、他の点では、同様
な乾式摩擦ブレ−キ・アセンブリに対して有効寿命が増
大する。デイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０の作動中
に生ずる熱の散逸をさらに高めるように、端部キャップ
９４はアルミニウム合金から作るのがよい。或は端部キ
ャップ９４は、アルミニウムと同等の適当な機械的強度
及び熱膨脹係数を持つ他の金属合金から作ってもよい。
スリ−ブ部材８８の大体において軸線方向に延びる部分
８６に内端部をスプラインばめした複数の環状枢動デイ
スク８４を備え、スリ−ブ部材８８に対し駆動デイスク
８４の若干の軸線方向運動が可能になるようにしてあ
る。スリ−ブ部材８８は、ボルト又は植込みボルト４６
を介し車軸ハブ３４に締付けた大体半径方向に延びるフ
ランジ部分９０を備えている。従ってスリ−ブ部材８８
及び駆動デイスク８４は、かじ取車軸アセンブリ１０の
縦方向中心軸線１８のまわりに車輪ハブ３４と一緒に回
転する。デイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０はさら
に、ブラックル４８のブレ−キ・ハウジング部分５４に
外端部をスプラインばめした複数の回転できない環状中
間デイスク９２を備え、ブラックル４８に対し中間デイ
スク９２の若干の軸線方向移動ができるようにしてあ
る。中間デイスク９２の各別のデイスクは、駆動デイス
ク８４の各別のデイスクに差し込んである（ｉｎｔｅｒ
ｌｅａｖｅｄ）。かじ取車軸アセンブリ１０はさらに、
ボルト９６のような普通の手段によりブラックル４８の
ブレ−キ・ハウジング部分５４に締付けた環状の端部キ
ャップ９４を備えている。端部キャップ９４は、デイス
ク・ブレ−キ・アセンブリ５０の外側に位置し中間デイ
スク９２のうちの外側デイスクに対し係合する関係にな
る。環状シ−ル９８は、端部キャップ９４の内面とスリ
−ブ部材８８の外面との間に配置され、Ｃ級変速機流体
又は摩擦調節剤を含むその他の液体から成る液体を入れ
る空洞１００の外側端部を密封するようにする。ディス
ク・ブレ−キ・アセンブリ５０の種種のデイスクは、熱
散逸のために空洞１００内に入れた液体中に浸す。従っ
てデイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０は、湿式デイス
ク・ブレ−キ・アセンブリを構成し、他の点では、同様
な乾式摩擦ブレ−キ・アセンブリに対して有効寿命が増
大する。デイスク・ブレ−キ・アセンブリ５０の作動中
に生ずる熱の散逸をさらに高めるように、端部キャップ
９４はアルミニウム合金から作るのがよい。或は端部キ
ャップ９４は、アルミニウムと同等の適当な機械的強度
及び熱膨脹係数を持つ他の金属合金から作ってもよい。
【０００９】ディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は、
環状のピストン１０２と、ピストン１０２の高圧端部分
に取付けたシールとを備えた流体圧システムにより作動
する。これは、共通に譲渡された米国特許願第０８／４
０９，１８４号明細書に記載してある本発明の主題であ
る。或いはディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は参照
された特許願明細書に関連してない普通手段により作動
してもよい。前記したＣ級変速機流体のような液体は、
外部の源８（図示してない）からブラックル４８の入り
口１０３に供給され、半径方向内方に延びる通路１０５
を経てブラックル４８に形成した環状の通路に流れる。
高圧端部分は、通路内に配置されこの通路の互いに対向
する側壁から半径方向に間隔を置いて、従ってピストン
は、ブラックル４８のブレーキ・ハウジング部分５４内
で可動である。通路内に入れられピストン１０２の高圧
端部分にシールを介し加えられる液体の流体圧力に応答
して、駆動ディスク８４は、ピストン１０２により付勢
され、中間ディスク９２に摩擦を伴って係合し車輪ハブ
３４の回転を遅らせ、又は完全に止めるようにする。図
示の実施例では３個の駆動ディスク８４を、４個の中間
ディスク９２と協働して使う。しかし所要のトルク容量
従ってディスク・ブレーキ・アセンブリ５０の摩擦係合
面の所要の個数によつて他の個数のディスク８４，９２
を使ってもよい。
環状のピストン１０２と、ピストン１０２の高圧端部分
に取付けたシールとを備えた流体圧システムにより作動
する。これは、共通に譲渡された米国特許願第０８／４
０９，１８４号明細書に記載してある本発明の主題であ
る。或いはディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は参照
された特許願明細書に関連してない普通手段により作動
してもよい。前記したＣ級変速機流体のような液体は、
外部の源８（図示してない）からブラックル４８の入り
口１０３に供給され、半径方向内方に延びる通路１０５
を経てブラックル４８に形成した環状の通路に流れる。
高圧端部分は、通路内に配置されこの通路の互いに対向
する側壁から半径方向に間隔を置いて、従ってピストン
は、ブラックル４８のブレーキ・ハウジング部分５４内
で可動である。通路内に入れられピストン１０２の高圧
端部分にシールを介し加えられる液体の流体圧力に応答
して、駆動ディスク８４は、ピストン１０２により付勢
され、中間ディスク９２に摩擦を伴って係合し車輪ハブ
３４の回転を遅らせ、又は完全に止めるようにする。図
示の実施例では３個の駆動ディスク８４を、４個の中間
ディスク９２と協働して使う。しかし所要のトルク容量
従ってディスク・ブレーキ・アセンブリ５０の摩擦係合
面の所要の個数によつて他の個数のディスク８４，９２
を使ってもよい。
【００１０】ディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は車
両車輪（図示してない）の大体において上下方向の中心
軸線１０４の付近に大体において軸線方向に中央に配置
してある。図１に示すように車輪の中心軸線１０４は場
所１０８で地面１０６に交差する。キングピン軸線７６
は、場所１１０で地面１０６に交差する。大体において
軸線方向に延びる距離１１２は、場所１０８，１１０間
の寸法である。そして距離１１２は一般に車両タイヤの
スクラブ半径と呼ばれる。図示の実施例ではスクラブ半
径１１２は場所１０８が場所１１０の外側にあるからで
ある。ブラックル４８のワンピース構造と、ブレーキ・
ハウジング部分５４に設けられ回転できない中間ディス
ク９２の組合うスプラインにはまり合うスプラインと
は、湿式ディスク・ブレーキ・アセンブリに協働させる
ことができ、同等の乾式摩擦ブレーキ・アセンブリに対
し有効寿命が高く、同時に与えられたブレーキ・トルク
容量に対し通常各別に形成した従来のかじ取ナックル及
びブレーキ・ハウジングにより得られるスクラブ半径に
比べてスクラブ半径１１２の方が短くなる。従ってブラ
ックル４８及びディスク・ブレーキ・アセンブリ５０の
使用により、これ等は互いに組合って有効寿命が比較的
長いメンテナンス・フリー（ｍａｉｎｔｅｎａｎｃｅ
ｆｒｅｅ）のブレーキ・アセンブリが得られ同時に車両
に協働するかじ取車軸アセンブリ１０の取扱い特性を高
め又従来のかじ取車軸アセンブリにより生ずるタイヤの
トウアウトを最小にする。さらにかじ取車軸アセンブリ
１０におけるブラックル４８及びディスク・ブレーキ・
アセンブリ５０の使用によりキングピン傾き角８０を最
少にでき従って車両タイヤのレイオーバー（ｌａｙ ｏ
ｖｅｒ）の傾向を最少にする。ディスク・ブレーキ・ア
センブリ５０は与えられたトルク容量に対し従来のブレ
ーキ・アセンブリに比べて軸線方向内側に位置するか
ら、キングピン傾き角８０は与えられたスクラブ半径１
１２に対し一層小さくなる。
両車輪（図示してない）の大体において上下方向の中心
軸線１０４の付近に大体において軸線方向に中央に配置
してある。図１に示すように車輪の中心軸線１０４は場
所１０８で地面１０６に交差する。キングピン軸線７６
は、場所１１０で地面１０６に交差する。大体において
軸線方向に延びる距離１１２は、場所１０８，１１０間
の寸法である。そして距離１１２は一般に車両タイヤの
スクラブ半径と呼ばれる。図示の実施例ではスクラブ半
径１１２は場所１０８が場所１１０の外側にあるからで
ある。ブラックル４８のワンピース構造と、ブレーキ・
ハウジング部分５４に設けられ回転できない中間ディス
ク９２の組合うスプラインにはまり合うスプラインと
は、湿式ディスク・ブレーキ・アセンブリに協働させる
ことができ、同等の乾式摩擦ブレーキ・アセンブリに対
し有効寿命が高く、同時に与えられたブレーキ・トルク
容量に対し通常各別に形成した従来のかじ取ナックル及
びブレーキ・ハウジングにより得られるスクラブ半径に
比べてスクラブ半径１１２の方が短くなる。従ってブラ
ックル４８及びディスク・ブレーキ・アセンブリ５０の
使用により、これ等は互いに組合って有効寿命が比較的
長いメンテナンス・フリー（ｍａｉｎｔｅｎａｎｃｅ
ｆｒｅｅ）のブレーキ・アセンブリが得られ同時に車両
に協働するかじ取車軸アセンブリ１０の取扱い特性を高
め又従来のかじ取車軸アセンブリにより生ずるタイヤの
トウアウトを最小にする。さらにかじ取車軸アセンブリ
１０におけるブラックル４８及びディスク・ブレーキ・
アセンブリ５０の使用によりキングピン傾き角８０を最
少にでき従って車両タイヤのレイオーバー（ｌａｙ ｏ
ｖｅｒ）の傾向を最少にする。ディスク・ブレーキ・ア
センブリ５０は与えられたトルク容量に対し従来のブレ
ーキ・アセンブリに比べて軸線方向内側に位置するか
ら、キングピン傾き角８０は与えられたスクラブ半径１
１２に対し一層小さくなる。
【００１１】以上本発明の好適な実施例を詳細に述べた
が本発明はなおその精神を逸脱しないで種々の変化変型
を行うことができるのはもちろんである。たとえばブラ
ックル４８及びディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は
ビーム車軸を備えたかじ取車軸アセンブリ１０にしよう
するように例示したが、ブラックル４８及びディスク・
ブレーキ・アセンブリ５０は独立車軸に利用するのが有
利であるのはもちろんである。したがって本発明は前記
した特定の実施例に限定するものではない。
が本発明はなおその精神を逸脱しないで種々の変化変型
を行うことができるのはもちろんである。たとえばブラ
ックル４８及びディスク・ブレーキ・アセンブリ５０は
ビーム車軸を備えたかじ取車軸アセンブリ１０にしよう
するように例示したが、ブラックル４８及びディスク・
ブレーキ・アセンブリ５０は独立車軸に利用するのが有
利であるのはもちろんである。したがって本発明は前記
した特定の実施例に限定するものではない。
【図１】本発明の好適とする実施例によるかじ取車軸ア
センブリの縦断面図である。
センブリの縦断面図である。
１０ かじ取車軸アセンブリ １２ 管ヨーク １４ 車軸管 ４８ ブラックル ５０ ディスク・ブレーキ・アセンブリ ５２ かじ取ナックル部分 ５４ ブレーキ・ハウジング部分 ８４ 駆動ディスク ９２ 中間ディスク
Claims (18)
- 【請求項１】 車両の車軸管に取付けた管ヨークと、 かじ取ナックル部分及びブレーキ・ハウジング部分を持
つブラックルと、 前記ブレーキ・ハウジング部分内に配置され、液体中に
浸されたディスク・ブレーキ・アセンブリとを備え、 前記ブラックルの前記かじ取ナックル部分を、前記管ヨ
ークに回転できるように取付け、 前記かじ取ナックル部分と前記ブレーキ・ハウジング部
分とをワンピース構造として一体に形成した、自動車に
使用するかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項２】 中心軸線と、 この中心軸線のまわりに回転できる環状のスリーブ部材
とを備え、 前記ディスク・ブレーキ・アセンブリに、 前記スリーブ部材と一緒に回転するように、このスリー
ブ部材にスプラインばめした複数の環状の駆動ディスク
と、 前記ブレーキ・ハウジング部分にスプラインばめした複
数の回転できない環状の中間ディスクとを設け、 前記駆動ディスクと、前記中間ディスクとを軸線方向に
可動にし、相互に差し込んだ請求項１のかじ取車軸アセ
ンブリ。 - 【請求項３】 前記ブレーキ・ハウジング部分に前記デ
ィスク・ブレーキ・アセンブリの外側で固定した環状の
端部キャップと、 前記端部キャップと、前記スリーブ部材との間に配置し
た環状のシールとを備えた請求項２のかじ取車軸アセン
ブリ。 - 【請求項４】 前記端部キャップをアルミニウム合金で
作った請求項３のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項５】 前記車軸管内に配置され、前記中心軸線
のまわりに回転できる車軸と、 前記車軸に駆動作用を伴うように結合された車輪スピン
ドルと、 この車輪スピンドルと一緒に回転するように、この車輪
スピンドルにスプラインばめした車輪ハブと、固定の外
レースとを持つユニット・ハブ軸受アセンブリとを備
え、 前記スリーブ部材を前記車輪ハブと一緒に回転するよう
に、この車輪ハブに固定し、 前記かじ取ナックル部分を、前記固定外レースに固定し
た請求項４のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項６】 中心軸線と、 この中心軸線のまわりに回転できる車輪ハブとを備え、 前記ディスク・ブレーキ・アセンブリに、前記車輪ハブ
と一緒に回転するように、この車輪ハブに結合した複数
の環状の駆動ディスクを設けた請求項１のかじ取車軸ア
センブリ。 - 【請求項７】 前記ディスク・ブレーキ・アセンブリに
さらに、前記ブレーキ・ハウジング部分にスプラインば
めした複数の回転できない環状の中間ディスクを設け、 前記駆動ディスクと前記中間ディスクとを、軸線方向に
可動にし相互に差し込んだ請求項６のかじ取車軸アセン
ブリ。 - 【請求項８】 前記ブレーキ・ハウジング部分に、前記
ディスク・ブレーキ・アセンブリの外側で固定した環状
の端部キャップと、 前記車輪ハブと一緒に回転するようにこの車輪ハブに取
付けた環状のスリーブ部材とを備え、 前記駆動ディスクを、前記スリーブ部材にスプラインば
めした、請求項７のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項９】 前記スリーブ部材と前記端部キャップと
の間に配置した環状のシールを備えた請求項８のかじ取
車軸アセンブリ。 - 【請求項１０】 前記車軸管内に配置され、前記中心軸
線のまわりに回転できる車軸と、 この車軸に駆動作用が生ずるように結合した車輪スピン
ドルと、 前記車輪ハブと固定の外レースとを持つユニット・ハブ
軸受アセンブリとを備え、 前記車輪ハブを、前記車輪スピンドルと一緒に回転する
ようにこの車輪スピンドルにスプラインばめし、 前記かじ取ナックル部分を、前記固定外レースに固定し
た請求項７のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１１】 前記車輪ハブと一緒に回転するように
この車輪ハブに固定した環状のスリーブ部材を備え、 前記駆動ディスクを前記スリーブ部材と一緒に回転する
ようにこのスリーブ部材にスプラインばめした請求項１
０のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１２】 前記ブレーキ・ハウジング部分に固定
され、前記ディスク・ブレーキ・アセンブリの外側に配
置した環状の端部キャップと、 前記端部キャップと前記スリーブ部材との間に配置した
環状のシールと、を備えた、請求項１１のかじ取車軸ア
センブリ。 - 【請求項１３】 前記端部キャップをアルミニウム合金
で作った請求項１２のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１４】 前記端部キャップをアルミニウム合金
で作った請求項８のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１５】 前記管ヨークに、それぞれ貫通穴を形
成した上下方向に互いに間隔を置いた上部アーム及び下
部アームを設け、 前記かじ取ナックル部分に、前記か管ヨークの上部アー
ムに隣接して配置した上部フランジと、前記管ヨークの
下部アームに隣接して配置された下部フランジとを設
け、前記上部フランジと前記下部フランジとにそれぞれ
貫通穴を形成し、 さらに前記管ヨークの上部アームの前記穴と、前記かじ
取ナックル部分の上部フランジの前記穴との中に配置し
た第１のボール継手を備え、 さらに前記管ヨークの下部アームの前記穴と、前記かじ
取ナックル部分の下部フランジの前記穴との中に配置し
た第２のボール継手を備えた請求項１のかじ取車軸アセ
ンブリ。 - 【請求項１６】 前記車軸管内に配置され、前記かじ取
車軸アセンブリの中心軸線のまわりに回転できる車軸
と、 前記中心軸線のまわりに回転可能であり、前記車軸に駆
動作用を生ずるように結合した車輪スピンドルと、 この車輪スピンドルにスプラインばめした車輪ハブとを
備え、 前記スリーブ部材を、前記車輪ハブに固定した請求項２
のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１７】 内レースと外レースとを持つ恒速度継
手を備え、 前記内レースを、前記車軸にスプラインばめし、 前記外レースを前記車輪スピンドルと一体に形成した請
求項１６のかじ取車軸アセンブリ。 - 【請求項１８】 前記ブラックルを、ワンピース鋳造品
により構成した請求項１のかじ取車軸アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US40931395A | 1995-03-23 | 1995-03-23 | |
| US08/409313 | 1995-03-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268315A true JPH08268315A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=23619948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9172396A Pending JPH08268315A (ja) | 1995-03-23 | 1996-03-22 | かじ取車軸アセンブリ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08268315A (ja) |
| DE (1) | DE19611427A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010173580A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Nissan Motor Co Ltd | サスペンション装置 |
| JP2022533785A (ja) * | 2019-05-24 | 2022-07-25 | クノル－ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 商用車のステアリングナックル、商用車の車軸アセンブリおよび車両車軸 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8256583B2 (en) | 2007-04-20 | 2012-09-04 | Deere & Company | Integrated outboard wet disk brake |
| WO2012082020A1 (en) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | Volvo Lastvagnar Ab | Steering knuckle and vehicle comprising a steering knuckle |
| CN102774360B (zh) * | 2012-08-17 | 2014-06-04 | 莱芜市东岳永盛车桥有限公司 | 集湿式制动于一体的煤矿井用车前桥转向节 |
| DE102016106709A1 (de) * | 2016-04-12 | 2017-10-12 | Kessler & Co. Gmbh & Co. Kg | Achsenbaugruppe zur Kompensation von Querneigungen eines Fahrzeugs sowie damit ausgestattetes Fahrzeug |
| DE102022205056A1 (de) | 2022-05-20 | 2023-11-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Reibschlüssiges Schaltelement zum Abbremsen eines Rades eines Fahrzeuges und Steuergerät zum Betätigen eines reibschlüssigen Schaltelementes |
-
1996
- 1996-03-22 DE DE1996111427 patent/DE19611427A1/de not_active Withdrawn
- 1996-03-22 JP JP9172396A patent/JPH08268315A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010173580A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Nissan Motor Co Ltd | サスペンション装置 |
| JP2022533785A (ja) * | 2019-05-24 | 2022-07-25 | クノル－ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 商用車のステアリングナックル、商用車の車軸アセンブリおよび車両車軸 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19611427A1 (de) | 1996-09-26 |
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