JPH08267688A - 装飾フィルム付き樹脂成形品及びその製造方法 - Google Patents
装飾フィルム付き樹脂成形品及びその製造方法Info
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- JPH08267688A JPH08267688A JP7754195A JP7754195A JPH08267688A JP H08267688 A JPH08267688 A JP H08267688A JP 7754195 A JP7754195 A JP 7754195A JP 7754195 A JP7754195 A JP 7754195A JP H08267688 A JPH08267688 A JP H08267688A
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
- B29C45/14811—Multilayered articles
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- B29K2633/00—Use of polymers of unsaturated acids or derivatives thereof for preformed parts, e.g. for inserts
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- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/002—Coloured
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品基材表面に車体色に適合した色彩又は模
様を備えた樹脂製外装部品である装飾フィルム付き成形
品、及びこのような樹脂製外装部品を経済的に製造する
ことのできる装飾フィルム付き成形品の製造方法を提供
すること。 【構成】 表層である装飾用着色塩化ビニル(PVC)
フィルムと裏面であるポリカーボネート(PC)樹脂フ
ィルムとを接着剤を介してラミネートして多層構成にし
た装飾フィルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面
であるポリカーボネート(PC)樹脂フィルム上に形成
されたポリカーボネート(PC)樹脂成形品とから構成
されることを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形品。
様を備えた樹脂製外装部品である装飾フィルム付き成形
品、及びこのような樹脂製外装部品を経済的に製造する
ことのできる装飾フィルム付き成形品の製造方法を提供
すること。 【構成】 表層である装飾用着色塩化ビニル(PVC)
フィルムと裏面であるポリカーボネート(PC)樹脂フ
ィルムとを接着剤を介してラミネートして多層構成にし
た装飾フィルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面
であるポリカーボネート(PC)樹脂フィルム上に形成
されたポリカーボネート(PC)樹脂成形品とから構成
されることを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装飾フィルム付き樹脂
成形品及びその製造方法に関し、特に部品基材表面に車
体色に適合した色彩又は模様を備えた樹脂製外装部品で
ある装飾フィルム付き成形品、及びこのような樹脂製外
装部品を経済的に製造することのできる装飾フィルム付
き成形品の製造方法に関する。
成形品及びその製造方法に関し、特に部品基材表面に車
体色に適合した色彩又は模様を備えた樹脂製外装部品で
ある装飾フィルム付き成形品、及びこのような樹脂製外
装部品を経済的に製造することのできる装飾フィルム付
き成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の外装樹脂部品で強度、剛
性及び耐熱性が要求されるハンドルエスカッション部品
等の使用が増加している。これらの樹脂製外装部品の基
材としては、着色顔料を混練した樹脂材料からの成形品
が用いられており、黒色又はこれに近い色調を呈してい
るので、車体色に調和した所望の色彩の塗料を基材表面
に塗装する必要があった。
性及び耐熱性が要求されるハンドルエスカッション部品
等の使用が増加している。これらの樹脂製外装部品の基
材としては、着色顔料を混練した樹脂材料からの成形品
が用いられており、黒色又はこれに近い色調を呈してい
るので、車体色に調和した所望の色彩の塗料を基材表面
に塗装する必要があった。
【0003】しかしながら、このような塗料を用いて塗
装を行う方法では、まず樹脂製成形品に付着している離
型剤を溶剤蒸気により洗浄し、その後プライマーを塗布
した後に乾燥し、次いで上塗り塗料を塗装し、更に焼付
け乾燥を行う必要があるので、多くの作業工程が必要と
なり、また高度な塗装技術と多くの作業人員が必要とな
り、更には塗料自体も高価であるという問題があった。
装を行う方法では、まず樹脂製成形品に付着している離
型剤を溶剤蒸気により洗浄し、その後プライマーを塗布
した後に乾燥し、次いで上塗り塗料を塗装し、更に焼付
け乾燥を行う必要があるので、多くの作業工程が必要と
なり、また高度な塗装技術と多くの作業人員が必要とな
り、更には塗料自体も高価であるという問題があった。
【0004】また、従来から多く用いられてきた溶剤系
塗料は、溶剤が揮発するため、塗装ブースによる廃棄や
廃液処理装置等にかなりの設備投資を要するという問題
があった。
塗料は、溶剤が揮発するため、塗装ブースによる廃棄や
廃液処理装置等にかなりの設備投資を要するという問題
があった。
【0005】これらの問題を解決するため、装飾フィル
ムを溶剤型接着剤を用いて樹脂バンパーに接着する方法
(特開昭58−28347号公報)が開示されている
が、この方法では有機溶剤で希釈した接着剤を装飾フィ
ルム又は樹脂バンパーに塗布するため、溶剤が揮発する
ことによる塗装と同様な問題が生ずる。
ムを溶剤型接着剤を用いて樹脂バンパーに接着する方法
(特開昭58−28347号公報)が開示されている
が、この方法では有機溶剤で希釈した接着剤を装飾フィ
ルム又は樹脂バンパーに塗布するため、溶剤が揮発する
ことによる塗装と同様な問題が生ずる。
【0006】一方、従来の装飾フィルムを使用する成形
方法としては、例えばプラスチックス、Vol.43,
No. 7に記載されている三次元立体成形品への加飾方
法又は特開平3−150126号公報に開示されている
加熱下において吸引及び/又は加圧を利用して成形され
た基材表面にフィルムを貼着する方法が挙げられる。
方法としては、例えばプラスチックス、Vol.43,
No. 7に記載されている三次元立体成形品への加飾方
法又は特開平3−150126号公報に開示されている
加熱下において吸引及び/又は加圧を利用して成形され
た基材表面にフィルムを貼着する方法が挙げられる。
【0007】また、他の方法としては裏面に成形樹脂と
同一樹脂のフィルムをラミネートした装飾フィルムを成
形品の形状に予備成形し、その後これを金型内に挿入
し、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹
脂、ポリエステル樹脂、非晶質ナイロン、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンを射出成形する方法(特開平2−5
03077号公報)が開示されている。
同一樹脂のフィルムをラミネートした装飾フィルムを成
形品の形状に予備成形し、その後これを金型内に挿入
し、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹
脂、ポリエステル樹脂、非晶質ナイロン、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンを射出成形する方法(特開平2−5
03077号公報)が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の装飾フィルムを使用する方法にあって
は、PC樹脂、PC/ABSブレンド樹脂、PC/PE
Tブレンド樹脂のいずれかの樹脂を使用する場合には、
装飾フィルムの基材であるPVC樹脂に含まれる可塑剤
が上記の樹脂中に移行してクラックを発生させるという
問題点があった。
たような従来の装飾フィルムを使用する方法にあって
は、PC樹脂、PC/ABSブレンド樹脂、PC/PE
Tブレンド樹脂のいずれかの樹脂を使用する場合には、
装飾フィルムの基材であるPVC樹脂に含まれる可塑剤
が上記の樹脂中に移行してクラックを発生させるという
問題点があった。
【0009】従って本発明は、上述した従来の問題点に
着目してなされたもので、PC樹脂、PC/ABSブレ
ンド樹脂、PC/PETブレンド樹脂製のいずれの樹脂
を使用した場合であっても、部品基材表面に車体色に適
合した色彩又は模様を備え、かつクラックの発生がない
樹脂製外装部品、及びこのような樹脂製外装部品を経済
的に製造することができる製造方法を提供することを目
的としている。
着目してなされたもので、PC樹脂、PC/ABSブレ
ンド樹脂、PC/PETブレンド樹脂製のいずれの樹脂
を使用した場合であっても、部品基材表面に車体色に適
合した色彩又は模様を備え、かつクラックの発生がない
樹脂製外装部品、及びこのような樹脂製外装部品を経済
的に製造することができる製造方法を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、PC樹脂フィルムをP
VC製の装飾フィルムの裏面にPVC中の可塑剤が移行
することを防止できるPBTフィルム接着剤で接着し、
PC樹脂、PC/ABSブレンド樹脂、PC/PETブ
レンド樹脂等を射出成形する時の溶融樹脂でPC樹脂フ
ィルムが成形品と融着した場合には、PC樹脂、PC/
ABSブレンド樹脂、PC/PETブレンド樹脂製の部
品基材表面に車体色に適合した色彩又は模様を備え、か
つクラックの発生がない樹脂製外装部品が得られること
を見い出し、本発明に到達した。
を解決すべく鋭意研究した結果、PC樹脂フィルムをP
VC製の装飾フィルムの裏面にPVC中の可塑剤が移行
することを防止できるPBTフィルム接着剤で接着し、
PC樹脂、PC/ABSブレンド樹脂、PC/PETブ
レンド樹脂等を射出成形する時の溶融樹脂でPC樹脂フ
ィルムが成形品と融着した場合には、PC樹脂、PC/
ABSブレンド樹脂、PC/PETブレンド樹脂製の部
品基材表面に車体色に適合した色彩又は模様を備え、か
つクラックの発生がない樹脂製外装部品が得られること
を見い出し、本発明に到達した。
【0011】本発明の上記の目的は、表層である装飾用
着色PVCフィルムと裏面であるPC樹脂フィルムとを
接着剤を介してラミネートして多層構成にした装飾フィ
ルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面であるPC
樹脂フィルム上に形成されたPC樹脂成形品、PC/A
BSブレンド樹脂成形品又はPC/PETブレンド樹脂
成形品とから構成されることを特徴とする装飾フィルム
付き樹脂成形品及びその製造方法により達成された。
着色PVCフィルムと裏面であるPC樹脂フィルムとを
接着剤を介してラミネートして多層構成にした装飾フィ
ルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面であるPC
樹脂フィルム上に形成されたPC樹脂成形品、PC/A
BSブレンド樹脂成形品又はPC/PETブレンド樹脂
成形品とから構成されることを特徴とする装飾フィルム
付き樹脂成形品及びその製造方法により達成された。
【0012】
【作用】以下、本発明の作用について説明する。本発明
は、従来より用いられている樹脂温度や成形圧力等の成
形条件で得られるPC樹脂及び上記のPC樹脂系ブレン
ド樹脂成形品では、上記の目的を達成することができな
いことに着目し、これらの樹脂と装飾フィルムが融着す
る成形条件を見い出したことによる。
は、従来より用いられている樹脂温度や成形圧力等の成
形条件で得られるPC樹脂及び上記のPC樹脂系ブレン
ド樹脂成形品では、上記の目的を達成することができな
いことに着目し、これらの樹脂と装飾フィルムが融着す
る成形条件を見い出したことによる。
【0013】まず、樹脂成形品としてPC樹脂を用いた
場合における本発明の製造方法について説明する。図1
はPC樹脂を射出成形する時の樹脂温度(℃)と射出圧
力(Kg/cm2)との関係図である。図1に示すよう
に、従来より用いられている方法では、樹脂温度が25
0〜280℃の範囲で、かつ射出圧力が700〜120
0Kg/cm2 の範囲であるため、装飾フィルムとPC
射出成形樹脂とが密着不足となり、本発明の目的を達成
することができない。
場合における本発明の製造方法について説明する。図1
はPC樹脂を射出成形する時の樹脂温度(℃)と射出圧
力(Kg/cm2)との関係図である。図1に示すよう
に、従来より用いられている方法では、樹脂温度が25
0〜280℃の範囲で、かつ射出圧力が700〜120
0Kg/cm2 の範囲であるため、装飾フィルムとPC
射出成形樹脂とが密着不足となり、本発明の目的を達成
することができない。
【0014】本発明の製造方法においては、樹脂温度が
310℃未満及び射出圧力が1200Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂との密着不足のため、
本発明の目的を達成することができない。一方、樹脂温
度が320℃を超えると、溶融樹脂が熱分解し、射出圧
力が1300Kg/cm2 を超えると、成形品にバリが
発生して寸法精度が悪くなる。
310℃未満及び射出圧力が1200Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂との密着不足のため、
本発明の目的を達成することができない。一方、樹脂温
度が320℃を超えると、溶融樹脂が熱分解し、射出圧
力が1300Kg/cm2 を超えると、成形品にバリが
発生して寸法精度が悪くなる。
【0015】以上の理由から、本発明の製造方法におい
ては、樹脂温度が310〜320℃の範囲で、かつ射出
圧力が1200〜1300Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度320℃及
び射出圧力1300Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂がPCフィルムの表
面を溶融して溶着する場合であるので、同種の樹脂同士
が十分に相溶するため密着強度は十分となる。
ては、樹脂温度が310〜320℃の範囲で、かつ射出
圧力が1200〜1300Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度320℃及
び射出圧力1300Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂がPCフィルムの表
面を溶融して溶着する場合であるので、同種の樹脂同士
が十分に相溶するため密着強度は十分となる。
【0016】次に、樹脂成形品としてPC樹脂/ABS
ブレンド樹脂(PC樹脂を50重量%以上含有)を用い
た場合における本発明の製造方法について説明する。図
2はPC樹脂/ABSブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。図2に示すように、従来より用いられている方
法では、樹脂温度が250〜260℃の範囲で、かつ射
出圧力が700〜1200Kg/cm2 の範囲であるた
め、装飾フィルムとPC/ABSブレンド射出成形樹脂
とが密着不足となり、本発明の目的を達成することがで
きない。
ブレンド樹脂(PC樹脂を50重量%以上含有)を用い
た場合における本発明の製造方法について説明する。図
2はPC樹脂/ABSブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。図2に示すように、従来より用いられている方
法では、樹脂温度が250〜260℃の範囲で、かつ射
出圧力が700〜1200Kg/cm2 の範囲であるた
め、装飾フィルムとPC/ABSブレンド射出成形樹脂
とが密着不足となり、本発明の目的を達成することがで
きない。
【0017】本発明の製造方法においては、樹脂温度が
270℃未満及び射出圧力が1200Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂/ABSブレンド樹脂
との密着不足のため、本発明の目的を達成することがで
きない。一方、樹脂温度が280℃を超えると、溶融樹
脂が熱分解し、射出圧力が1300Kg/cm2 を超え
ると、成形品にバリが発生して寸法精度が悪くなる。
270℃未満及び射出圧力が1200Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂/ABSブレンド樹脂
との密着不足のため、本発明の目的を達成することがで
きない。一方、樹脂温度が280℃を超えると、溶融樹
脂が熱分解し、射出圧力が1300Kg/cm2 を超え
ると、成形品にバリが発生して寸法精度が悪くなる。
【0018】以上の理由から、本発明の製造方法におい
ては、樹脂温度が270〜280℃の範囲で、かつ射出
圧力が1200〜1300Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度280℃及
び射出圧力1300Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂/ABSブレンド樹
脂がPCフィルムの表面を溶融して溶着する場合であ
り、溶融ブレンド樹脂中にPC樹脂が50重量%以上含
有されているため、同種の樹脂同士が十分に相溶するた
め密着強度は十分となる。
ては、樹脂温度が270〜280℃の範囲で、かつ射出
圧力が1200〜1300Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度280℃及
び射出圧力1300Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂/ABSブレンド樹
脂がPCフィルムの表面を溶融して溶着する場合であ
り、溶融ブレンド樹脂中にPC樹脂が50重量%以上含
有されているため、同種の樹脂同士が十分に相溶するた
め密着強度は十分となる。
【0019】更に、樹脂成形品としてPC樹脂/PET
ブレンド樹脂(PC樹脂を50重量%以上含有)を用い
た場合における本発明の製造方法について説明する。図
3はPC樹脂/PETブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。図3に示すように、従来より用いられている方
法では、樹脂温度が280〜285℃の範囲で、かつ射
出圧力が1000〜1200Kg/cm2 の範囲である
ため、装飾フィルムとPC/PETブレンド射出成形樹
脂とが密着不足となり、本発明の目的を達成することが
できない。
ブレンド樹脂(PC樹脂を50重量%以上含有)を用い
た場合における本発明の製造方法について説明する。図
3はPC樹脂/PETブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。図3に示すように、従来より用いられている方
法では、樹脂温度が280〜285℃の範囲で、かつ射
出圧力が1000〜1200Kg/cm2 の範囲である
ため、装飾フィルムとPC/PETブレンド射出成形樹
脂とが密着不足となり、本発明の目的を達成することが
できない。
【0020】本発明の製造方法においては、樹脂温度が
290℃未満及び射出圧力が1400Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂/PETブレンド樹脂
との密着不足のため、本発明の目的を達成することがで
きない。一方、樹脂温度が295℃を超えると、溶融樹
脂が熱分解し、射出圧力が1500Kg/cm2 を超え
ると、成形品にバリが発生して寸法精度が悪くなる。
290℃未満及び射出圧力が1400Kg/cm2 未満
になると装飾フィルムとPC樹脂/PETブレンド樹脂
との密着不足のため、本発明の目的を達成することがで
きない。一方、樹脂温度が295℃を超えると、溶融樹
脂が熱分解し、射出圧力が1500Kg/cm2 を超え
ると、成形品にバリが発生して寸法精度が悪くなる。
【0021】以上の理由から、本発明の製造方法におい
ては、樹脂温度が290〜295℃の範囲で、かつ射出
圧力が1400〜1500Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度295℃及
び射出圧力1500Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂/PETブレンド樹
脂がPCフィルムの表面を溶融して溶着する場合であ
り、溶融ブレンド樹脂中にPC樹脂が50重量%以上含
有されているため、同種の樹脂同士が十分に相溶するた
め密着強度は十分となる。
ては、樹脂温度が290〜295℃の範囲で、かつ射出
圧力が1400〜1500Kg/cm2 の範囲であるこ
とが必要である。特に、PC樹脂を樹脂温度295℃及
び射出圧力1500Kg/cm2 で成形すると、成形品
外観、密着性及び耐久性が最も良好である。本発明にお
いては、成形時に溶融したPC樹脂/PETブレンド樹
脂がPCフィルムの表面を溶融して溶着する場合であ
り、溶融ブレンド樹脂中にPC樹脂が50重量%以上含
有されているため、同種の樹脂同士が十分に相溶するた
め密着強度は十分となる。
【0022】以上説明したように、本発明においては樹
脂成形品として用いる樹脂がPC樹脂とのブレンドの場
合には、PC樹脂の含有割合が50重量%未満になる
と、成形時にPCフィルムの表面を溶融して溶着ができ
なくなるため好ましくない。
脂成形品として用いる樹脂がPC樹脂とのブレンドの場
合には、PC樹脂の含有割合が50重量%未満になる
と、成形時にPCフィルムの表面を溶融して溶着ができ
なくなるため好ましくない。
【0023】本発明においては、接着剤としてPBTフ
ィルム接着剤を用いることにより、装飾フィルムの基材
であるPVC樹脂に含まれている可塑剤の移行を防止す
ることができる。また、接着剤をPBTフィルム接着剤
とウレタンフィルム接着剤との2層構造とすることによ
り、表層の装飾用着色PVCフィルム側からの可塑剤の
移行をPBTフィルム接着剤が防止するのと同時に、ウ
レタンフィルム接着剤がPCフィルムとの接着性を向上
させることができる。
ィルム接着剤を用いることにより、装飾フィルムの基材
であるPVC樹脂に含まれている可塑剤の移行を防止す
ることができる。また、接着剤をPBTフィルム接着剤
とウレタンフィルム接着剤との2層構造とすることによ
り、表層の装飾用着色PVCフィルム側からの可塑剤の
移行をPBTフィルム接着剤が防止するのと同時に、ウ
レタンフィルム接着剤がPCフィルムとの接着性を向上
させることができる。
【0024】また、本発明においては、成形樹脂として
PC樹脂/PBTブレンド樹脂も使用することができ、
樹脂温度及び射出圧力はPC樹脂/PETブレンド樹脂
と略同一の成形条件であり、同様の効果が得られる。
PC樹脂/PBTブレンド樹脂も使用することができ、
樹脂温度及び射出圧力はPC樹脂/PETブレンド樹脂
と略同一の成形条件であり、同様の効果が得られる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
【0026】実施例1 本発明の装飾フィルム付き樹脂成形品は、図4に従った
工程により製造される。まず、図5に示すようにPC樹
脂フィルム3(三菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユー
ピロン、厚さ150μm )にPBTフィルム接着剤2
(ダイセル化学工業株式会社製の商品番号:PBT28
10)を貼付し、これにアクリル樹脂5を表面に30μ
m コーティングしたPVC製装飾フィルム1(着色顔料
を含む厚さ50μm のフィルム)を重ねて、130℃で
10分間加熱接着させてラミネートフィルムを作製し
た。
工程により製造される。まず、図5に示すようにPC樹
脂フィルム3(三菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユー
ピロン、厚さ150μm )にPBTフィルム接着剤2
(ダイセル化学工業株式会社製の商品番号:PBT28
10)を貼付し、これにアクリル樹脂5を表面に30μ
m コーティングしたPVC製装飾フィルム1(着色顔料
を含む厚さ50μm のフィルム)を重ねて、130℃で
10分間加熱接着させてラミネートフィルムを作製し
た。
【0027】上記のようにして作製したラミネートフィ
ルムを予備加熱(165℃、15秒間)して型内(型温
60〜90℃)に挿入装着し、金型の片方(装飾フィル
ム側)に設けた真空引き用のスリットより吸引して型形
状に沿わせた。その後、型を閉じ、図5に示すようにP
C樹脂4(三菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユーピロ
ンS3000)を樹脂温度320℃、射出圧1300K
g/cm2 、射出速度1m/分で射出成形し、実施例1
の装飾フィルム付き成形品を得た。
ルムを予備加熱(165℃、15秒間)して型内(型温
60〜90℃)に挿入装着し、金型の片方(装飾フィル
ム側)に設けた真空引き用のスリットより吸引して型形
状に沿わせた。その後、型を閉じ、図5に示すようにP
C樹脂4(三菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユーピロ
ンS3000)を樹脂温度320℃、射出圧1300K
g/cm2 、射出速度1m/分で射出成形し、実施例1
の装飾フィルム付き成形品を得た。
【0028】図5は本発明の製造方法により得られた装
飾フィルム付き樹脂成形品を示した断面図である。得ら
れた成形品は、外観に装飾フィルムの剥離が見られず成
形性も良好であった。
飾フィルム付き樹脂成形品を示した断面図である。得ら
れた成形品は、外観に装飾フィルムの剥離が見られず成
形性も良好であった。
【0029】実施例2〜5 PC樹脂の射出成形時に、樹脂温度315℃及び射出圧
力1250Kg/cm 2 、樹脂温度315℃及び射出圧
力1200Kg/cm2 、樹脂温度310℃及び射出圧
力1250Kg/cm2 、及び樹脂温度310℃及び射
出圧1200Kg/cm2 にした他は、実施例1と全く
同様にして、それぞれ実施例2〜5の装飾フィルム付き
成形品を得た。
力1250Kg/cm 2 、樹脂温度315℃及び射出圧
力1200Kg/cm2 、樹脂温度310℃及び射出圧
力1250Kg/cm2 、及び樹脂温度310℃及び射
出圧1200Kg/cm2 にした他は、実施例1と全く
同様にして、それぞれ実施例2〜5の装飾フィルム付き
成形品を得た。
【0030】実施例2〜4で得られた成形品は、その外
観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性は良好であっ
たが、実施例5で得られた成形品は、その外観に部分的
に僅かな剥離があり、成形性はやや良であった。
観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性は良好であっ
たが、実施例5で得られた成形品は、その外観に部分的
に僅かな剥離があり、成形性はやや良であった。
【0031】実施例6 PC樹脂フィルムとPBTフィルム接着剤との間にウレ
タンフィルム接着剤(ダイセル化学工業株式会社製の商
品名:サーモライト6510)を貼付接着してラミネー
トフィルムを作製した他は、実施例1と全く同様にし
て、実施例6の装飾フィルム付き成形品を得た。得られ
た成形品は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず
成形性も良好であった。
タンフィルム接着剤(ダイセル化学工業株式会社製の商
品名:サーモライト6510)を貼付接着してラミネー
トフィルムを作製した他は、実施例1と全く同様にし
て、実施例6の装飾フィルム付き成形品を得た。得られ
た成形品は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず
成形性も良好であった。
【0032】比較例1〜6 PC樹脂の射出成形時に、樹脂温度250℃及び射出圧
力1200Kg/cm 2 、樹脂温度280℃及び射出圧
力1200Kg/cm2 、樹脂温度300℃及び射出圧
力700Kg/cm2 、樹脂温度320℃及び射出圧力
1350Kg/cm2 、樹脂温度330℃及び射出圧力
1200Kg/cm2 、及び樹脂温度310℃及び射出
圧力1300Kg/cm2 にした他は、実施例1と全く
同様にして、それぞれ比較例1〜6の装飾フィルム付き
成形品を得た。
力1200Kg/cm 2 、樹脂温度280℃及び射出圧
力1200Kg/cm2 、樹脂温度300℃及び射出圧
力700Kg/cm2 、樹脂温度320℃及び射出圧力
1350Kg/cm2 、樹脂温度330℃及び射出圧力
1200Kg/cm2 、及び樹脂温度310℃及び射出
圧力1300Kg/cm2 にした他は、実施例1と全く
同様にして、それぞれ比較例1〜6の装飾フィルム付き
成形品を得た。
【0033】比較例1で得られた成形品は、そのの外観
に部分的な剥離があり成形性も不良であり、比較例2及
び3で得られた成形品は部分的に僅かな剥離があり成形
性もやや不良であり、比較例4及び6で得られた成形品
は成形品のバリが周囲に厚く付き、正確な成形品寸法が
得られなかった。また、比較例5では得られた成形品の
樹脂が部分的に熱分解してフクレ、樹脂焼け等が発生し
て良好な成形品は得られなかった。
に部分的な剥離があり成形性も不良であり、比較例2及
び3で得られた成形品は部分的に僅かな剥離があり成形
性もやや不良であり、比較例4及び6で得られた成形品
は成形品のバリが周囲に厚く付き、正確な成形品寸法が
得られなかった。また、比較例5では得られた成形品の
樹脂が部分的に熱分解してフクレ、樹脂焼け等が発生し
て良好な成形品は得られなかった。
【0034】比較例7 PC樹脂フィルムにポリウレタン系接着剤(セメダイン
G820と硬化剤RM青5重量%)を塗布し80℃で3
分間乾燥し、一方のPVC装飾フィルムを120℃に加
熱し、これらを貼り合わせて接着してラミネートフィル
ムを作製した他は、実施例1と全く同様にして、比較例
7の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた成形品
は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性は
良好であったが、耐久試験後の密着性が不良であった。
G820と硬化剤RM青5重量%)を塗布し80℃で3
分間乾燥し、一方のPVC装飾フィルムを120℃に加
熱し、これらを貼り合わせて接着してラミネートフィル
ムを作製した他は、実施例1と全く同様にして、比較例
7の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた成形品
は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性は
良好であったが、耐久試験後の密着性が不良であった。
【0035】実施例1〜6及び比較例1〜7で得られた
成形品の評価結果について表1に、射出成形条件を図1
に、それぞれ示す。
成形品の評価結果について表1に、射出成形条件を図1
に、それぞれ示す。
【0036】
【表1】
【0037】実施例2−1 射出成形する樹脂としてPC/ABSブレンド樹脂(三
菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユーピロンPL201
0)を用い、樹脂温度280℃及び射出圧力1300K
g/cm2 とした他は、実施例1と全く同様にして、実
施例2−1の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた
成形品は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず成
形性も良好であった。
菱瓦斯化学株式会社製の商品名:ユーピロンPL201
0)を用い、樹脂温度280℃及び射出圧力1300K
g/cm2 とした他は、実施例1と全く同様にして、実
施例2−1の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた
成形品は、その外観に装飾フィルムの剥離は見られず成
形性も良好であった。
【0038】実施例2−2〜2−6 PC/ABSブレンド樹脂の射出成形時に、樹脂温度2
75℃及び射出圧力1250Kg/cm2 、樹脂温度2
75℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力1250Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、及び樹脂温
度280℃及び射出圧力1300Kg/cm2 とした他
は、実施例2−1と全く同様にして、それぞれ実施例2
−2〜2−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
75℃及び射出圧力1250Kg/cm2 、樹脂温度2
75℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力1250Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、及び樹脂温
度280℃及び射出圧力1300Kg/cm2 とした他
は、実施例2−1と全く同様にして、それぞれ実施例2
−2〜2−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
【0039】実施例2−2〜2−4及び2−6で得られ
た成形品は、装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良
好であった。また、実施例2−5で得られた成形品は、
部分的に僅かに装飾フィルムの剥離があり、成形性はや
や良であつた。
た成形品は、装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良
好であった。また、実施例2−5で得られた成形品は、
部分的に僅かに装飾フィルムの剥離があり、成形性はや
や良であつた。
【0040】比較例2−1〜2−6 PC/ABSブレンド樹脂の射出成形時に、樹脂温度2
50℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
60℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力700Kg/cm2 、樹脂温度28
0℃及び射出圧力1350Kg/cm2 、樹脂温度29
0℃及び射出圧1200Kg/cm2 、樹脂温度270
℃及び射出圧力1350Kg/cm2 とした他は、実施
例2−1と全く同様にして、それぞれ比較例2−1〜2
−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
50℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
60℃及び射出圧力1200Kg/cm2 、樹脂温度2
70℃及び射出圧力700Kg/cm2 、樹脂温度28
0℃及び射出圧力1350Kg/cm2 、樹脂温度29
0℃及び射出圧1200Kg/cm2 、樹脂温度270
℃及び射出圧力1350Kg/cm2 とした他は、実施
例2−1と全く同様にして、それぞれ比較例2−1〜2
−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
【0041】比較例2−1で得られた成形品は、外観に
部分的に剥離があり、成形性も不良であった。比較例2
−2及び2−3は部分的に僅かに剥離があり、成形性は
やや不良であった。比較例2−4及び2−6は成形品の
バリが周囲に厚く付き、正確な成形品寸法が得られなか
った。比較例2−5は成形品の樹脂が部分的に熱分解し
てフクレ、樹脂焼け等が発生して良好な成形品は得られ
なかった。
部分的に剥離があり、成形性も不良であった。比較例2
−2及び2−3は部分的に僅かに剥離があり、成形性は
やや不良であった。比較例2−4及び2−6は成形品の
バリが周囲に厚く付き、正確な成形品寸法が得られなか
った。比較例2−5は成形品の樹脂が部分的に熱分解し
てフクレ、樹脂焼け等が発生して良好な成形品は得られ
なかった。
【0042】比較例2−7 PCフィルムにポリウレタン系接着剤(セメダインG8
20と硬化剤RM青5重量%)を塗布し80℃で3分間
乾燥し、一方のPVC装飾フィルムを120℃に加熱
し、これらを貼り合わせて接着してラミネートフィルム
を作製した他は、実施例2−1と全く同様にして、比較
例2−7の装飾フィルム付き成形品を得た。比較例2−
7で得られた成形品は、外観に装飾フィルムの剥離は見
られず成形性も良好であったが、耐久試験後の密着性が
不良であった。
20と硬化剤RM青5重量%)を塗布し80℃で3分間
乾燥し、一方のPVC装飾フィルムを120℃に加熱
し、これらを貼り合わせて接着してラミネートフィルム
を作製した他は、実施例2−1と全く同様にして、比較
例2−7の装飾フィルム付き成形品を得た。比較例2−
7で得られた成形品は、外観に装飾フィルムの剥離は見
られず成形性も良好であったが、耐久試験後の密着性が
不良であった。
【0043】実施例2−1〜2−6及び比較例2−1〜
2−7で得られた成形品の評価結果について表2に、射
出形成条件について図4に、それぞれ示す。
2−7で得られた成形品の評価結果について表2に、射
出形成条件について図4に、それぞれ示す。
【0044】
【表2】
【0045】実施例3−1 射出成形する樹脂としてPC/PETブレンド樹脂(三
菱瓦斯化学株式会社製の商品番号:MB2112)を用
い、樹脂温度295℃及び射出圧力1500Kg/cm
2 とした他は、実施例1と全く同様にして、実施例3−
1の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた成形品
は、外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好
であつた。
菱瓦斯化学株式会社製の商品番号:MB2112)を用
い、樹脂温度295℃及び射出圧力1500Kg/cm
2 とした他は、実施例1と全く同様にして、実施例3−
1の装飾フィルム付き成形品を得た。得られた成形品
は、外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好
であつた。
【0046】実施例3−2〜3−6 PC/PETブレンド樹脂の射出成形時に、樹脂温度2
95℃及び射出圧力1450Kg/cm2 、樹脂温度2
95℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1450Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、及び樹脂温
度295℃及び射出圧1500Kg/cm2 とした他
は、実施例3−1と全く同様にして、それぞれ実施例3
−2〜3−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
95℃及び射出圧力1450Kg/cm2 、樹脂温度2
95℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1450Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、及び樹脂温
度295℃及び射出圧1500Kg/cm2 とした他
は、実施例3−1と全く同様にして、それぞれ実施例3
−2〜3−6の装飾フィルム付き成形品を得た。
【0047】実施例3−2〜3−4で得られた成形品
は、外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好
であった。また、実施例3−5で得られた成形品は、部
分的に僅かに装飾フィルムの剥離があり成形性はやや良
であった。さらに、実施例2−6で得られた成形品は装
飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好であった。
は、外観に装飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好
であった。また、実施例3−5で得られた成形品は、部
分的に僅かに装飾フィルムの剥離があり成形性はやや良
であった。さらに、実施例2−6で得られた成形品は装
飾フィルムの剥離は見られず成形性も良好であった。
【0048】比較例3−1〜3−7 PC/PETブレンド樹脂の射出成形時に、樹脂温度2
80℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
85℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1000Kg/cm2 、樹脂温度2
95℃及び射出圧力1550Kg/cm2 、樹脂温度3
00℃及び射出圧力1400Kg/cm 2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1550Kg/cm2 、及び樹脂温
度295℃及び射出圧力1500Kg/cm2 にした他
は、実施例3−1と全く同様にして、それぞれ比較例3
−1〜3−7の装飾フィルム付き成形品を得た。
80℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
85℃及び射出圧力1400Kg/cm2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1000Kg/cm2 、樹脂温度2
95℃及び射出圧力1550Kg/cm2 、樹脂温度3
00℃及び射出圧力1400Kg/cm 2 、樹脂温度2
90℃及び射出圧力1550Kg/cm2 、及び樹脂温
度295℃及び射出圧力1500Kg/cm2 にした他
は、実施例3−1と全く同様にして、それぞれ比較例3
−1〜3−7の装飾フィルム付き成形品を得た。
【0049】比較例3−1で得られた成形品は、外観に
部分的な剥離があり成形性は不良であり、比較例3−2
及び比較例3−3で得られた成形品は、部分的に僅かな
剥離があり成形性はやや不良であり、比較例3−4及び
3−6で得られた成形品は、成形品のバリが周囲に厚く
付き、正確な成形品寸法が得られなかった。比較例3−
5は成形品の樹脂が部分的に熱分解してフクレ、樹脂焼
け等が発生して良好な成形品は得られなかった。比較例
3−7で得られた成形品は装飾フィルムの剥離は見られ
ず成形性も良好であったが、耐久試験後の密着性は不良
であった。
部分的な剥離があり成形性は不良であり、比較例3−2
及び比較例3−3で得られた成形品は、部分的に僅かな
剥離があり成形性はやや不良であり、比較例3−4及び
3−6で得られた成形品は、成形品のバリが周囲に厚く
付き、正確な成形品寸法が得られなかった。比較例3−
5は成形品の樹脂が部分的に熱分解してフクレ、樹脂焼
け等が発生して良好な成形品は得られなかった。比較例
3−7で得られた成形品は装飾フィルムの剥離は見られ
ず成形性も良好であったが、耐久試験後の密着性は不良
であった。
【0050】実施例3−1〜3−6及び比較例3−1〜
3−7で得られた成形品の評価結果について表3に、射
出形成条件について図5に、それぞれ示す。
3−7で得られた成形品の評価結果について表3に、射
出形成条件について図5に、それぞれ示す。
【0051】
【表3】
【0052】試験例 上記の実施例及び比較例で得られた装飾フィルム付き成
形品について下記の評価試験を実施した。
形品について下記の評価試験を実施した。
【0053】(1)成形性 各樹脂温度及び射出圧力で成形を行い、成形品の装飾フ
ィルムの剥離状況、バリの有無、フクレ、樹脂焼け等の
外観形状により判断した。
ィルムの剥離状況、バリの有無、フクレ、樹脂焼け等の
外観形状により判断した。
【0054】(2)初期密着性 成形品の装飾フィルムについて、カッターナイフにより
2mm間隔の碁盤目を25個作成した後、粘着テープに
て剥離を行い、(碁盤目の残存個数/25個)により評
価した。
2mm間隔の碁盤目を25個作成した後、粘着テープに
て剥離を行い、(碁盤目の残存個数/25個)により評
価した。
【0055】(3)耐熱サイクル試験 (80℃×4時間→−40℃×1.5時間)を1サイク
ルとして10サイクル実施した後、碁盤目による剥離試
験を実施した。
ルとして10サイクル実施した後、碁盤目による剥離試
験を実施した。
【0056】(4)耐温水性試験 40℃の温水中に240時間放置した後、24時間室温
に放置した。その後、碁盤目による剥離試験を実施し
た。
に放置した。その後、碁盤目による剥離試験を実施し
た。
【0057】(5)耐湿性試験 50℃、95%RHの雰囲気中に240時間放置した
後、24時間室温に放置した。その後、碁盤目による剥
離試験を実施した。
後、24時間室温に放置した。その後、碁盤目による剥
離試験を実施した。
【0058】評価基準(1)成形性 ◎:外観上全く異常がなく、フィルムの剥離もない。 ○:フィルムの剥離は見られない。 △:フィルムの部分的な剥離が僅かに見られる。 ×:フィルムの部分的な剥離、バリの発生、樹脂焼け等
が発生した。
が発生した。
【0059】(2)〜(5)の碁盤目による剥離試験
(残存後碁盤目数/25) ◎:最良 (25/25) ○:良 (23/25〜24/25) △:やや良 (19/25〜22/25) ×:不良 (18/25以下)
(残存後碁盤目数/25) ◎:最良 (25/25) ○:良 (23/25〜24/25) △:やや良 (19/25〜22/25) ×:不良 (18/25以下)
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、その構成を表層である装飾用着色塩化ビニル(PV
C)フィルムと裏面であるポリカーボネート(PC)樹
脂フィルムとを接着剤を介してラミネートして多層構成
にした装飾フィルムとし、成形に用いる樹脂をPC樹脂
又はPCとのブレンド樹脂とすることにより、射出成形
時に装飾用フィルムを構成するPCフィルムと溶着する
ことができ、クラックの発生もなく、樹脂製の部品基材
表面に車体色に適合した色彩又は模様を備えた装飾フィ
ルム付き樹脂成形品が得られる。
ば、その構成を表層である装飾用着色塩化ビニル(PV
C)フィルムと裏面であるポリカーボネート(PC)樹
脂フィルムとを接着剤を介してラミネートして多層構成
にした装飾フィルムとし、成形に用いる樹脂をPC樹脂
又はPCとのブレンド樹脂とすることにより、射出成形
時に装飾用フィルムを構成するPCフィルムと溶着する
ことができ、クラックの発生もなく、樹脂製の部品基材
表面に車体色に適合した色彩又は模様を備えた装飾フィ
ルム付き樹脂成形品が得られる。
【0061】また、本発明の製造方法により得られる成
形品は、溶剤を使用せずに塗装同等の装飾性を持たせ、
安価な生産性を有し、自動車の外装部品に適用されるエ
ンプラと同等の強度、剛性及び耐熱性が必要とされる部
品に使用することができる。
形品は、溶剤を使用せずに塗装同等の装飾性を持たせ、
安価な生産性を有し、自動車の外装部品に適用されるエ
ンプラと同等の強度、剛性及び耐熱性が必要とされる部
品に使用することができる。
【図1】PC樹脂を射出成形する時の樹脂温度(℃)と
射出圧力(Kg/cm2 )との関係図である。
射出圧力(Kg/cm2 )との関係図である。
【図2】PC/ABSブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。
【図3】PC/PETブレンド樹脂を射出成形する時の
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。
樹脂温度(℃)と射出圧力(Kg/cm2 )との関係図
である。
【図4】本発明の製造方法の工程図である。
【図5】本発明の装飾フィルム付き樹脂成形品を示す断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 1 装飾フィルム 2 接着剤 3 PC樹脂フィルム 4 PC樹脂成形品 5 アクリル樹脂コーティング
Claims (8)
- 【請求項1】 表層である装飾用着色塩化ビニル(PV
C)フィルムと裏面であるポリカーボネート(PC)樹
脂フィルムとを接着剤を介してラミネートして多層構成
にした装飾フィルムと、該装飾フィルムを構成する前記
裏面であるポリカーボネート(PC)樹脂フィルム上に
形成されたポリカーボネート(PC)樹脂成形品とから
構成されることを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形
品。 - 【請求項2】 請求項1記載の多層構成にした装飾フィ
ルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面であるポリ
カーボネート(PC)樹脂フィルム上に形成されたポリ
カーボネート(PC)樹脂/アクリロニトリルブタジエ
ンスチレン(ABS)ブレンド樹脂成形品とから構成さ
れることを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形品。 - 【請求項3】 請求項1記載の多層構成にした装飾フィ
ルムと、該装飾フィルムを構成する前記裏面であるポリ
カーボネート(PC)樹脂フィルム上に形成されたポリ
カーボネート(PC)樹脂/ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)ブレンド樹脂成形品とから構成されること
を特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形品。 - 【請求項4】 接着剤がポリブチレンテレフタレート
(PBT)フィルム接着剤であることを特徴とする請求
項1〜4記載の装飾フィルム付き樹脂成形品。 - 【請求項5】 接着剤がポリブチレンテレフタレート
(PBT)フィルム接着剤とウレタンフィルム接着剤と
の2層構造からなり、かつ表面である装飾用着色塩化ビ
ニル(PVC)フィルム側がポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)フィルム接着剤であることを特徴とする請
求項1〜4記載の装飾フィルム付き樹脂成形品。 - 【請求項6】 請求項1記載の多層構成にした装飾フィ
ルムを金型内に挿入し、次いでポリカーボネート(P
C)樹脂を樹脂温度が310〜320℃の範囲で、かつ
射出圧力が1200〜1300Kg/cm2 の範囲で射
出成形することを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形
品の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の多層構成にした装飾フィ
ルムを金型内に挿入し、次いでポリカーボネート(P
C)樹脂/アクリロニトリルブタジエンスチレン(AB
S)ブレンド樹脂を樹脂温度が270〜280℃の範囲
で、かつ射出圧力が1200〜1300Kg/cm2 の
範囲で射出成形することを特徴とする装飾フィルム付き
樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の多層構成にした装飾フィ
ルムを金型内に挿入し、次いでポリカーボネート(P
C)樹脂/ポリエチレンテレフタレート(PET)ブレ
ンド樹脂を樹脂温度が290〜295℃の範囲で、かつ
射出圧力が1400〜1500Kg/cm2 の範囲で射
出成形することを特徴とする装飾フィルム付き樹脂成形
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754195A JPH08267688A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 装飾フィルム付き樹脂成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754195A JPH08267688A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 装飾フィルム付き樹脂成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08267688A true JPH08267688A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13636869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7754195A Pending JPH08267688A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 装飾フィルム付き樹脂成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08267688A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6284355B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-09-04 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Film, laminated film and laminated structure |
US6306520B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-10-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Laminated film or sheet process for producing same and laminated structure formed using same |
GB2420096A (en) * | 2004-10-25 | 2006-05-17 | Omnova Wallcovering | Moulding of camouflage object |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7754195A patent/JPH08267688A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6306520B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-10-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Laminated film or sheet process for producing same and laminated structure formed using same |
US6284355B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-09-04 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Film, laminated film and laminated structure |
GB2420096A (en) * | 2004-10-25 | 2006-05-17 | Omnova Wallcovering | Moulding of camouflage object |
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