JPH0826762A - 光ファイバ母材の製造装置 - Google Patents
光ファイバ母材の製造装置Info
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- JPH0826762A JPH0826762A JP18083194A JP18083194A JPH0826762A JP H0826762 A JPH0826762 A JP H0826762A JP 18083194 A JP18083194 A JP 18083194A JP 18083194 A JP18083194 A JP 18083194A JP H0826762 A JPH0826762 A JP H0826762A
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- JP
- Japan
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- preform
- light
- base material
- porous base
- sintering
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01446—Thermal after-treatment of preforms, e.g. dehydrating, consolidating, sintering
- C03B37/0146—Furnaces therefor, e.g. muffle tubes, furnace linings
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結炉16に、ヒーター160やマッフル1
62の劣化が起きると、多孔質母材12に加わる熱量が
変化する。不足の場合は母材を溶融透明化しきれず、過
大の場合は母材が伸びる。この問題を解決する。 【構成】 焼結装置に;多孔質母材12に光を入射する
機構20と、母材12を通過して出射する光の受光機構
30を設ける。母材12に光を入射しても、それが溶融
透明化されるまで、光は、受光センサー32に、ほとん
ど達しない。母材12が透明化されると、入射光は、母
材12を通り抜けて受光センサー32に達する。よっ
て、ヒーター160やマッフル162の劣化に影響され
ずに、正確な焼結終了時を知ることができる。よって、
未焼結部分や過熱による伸びの無い透明母材が得られ
る。
62の劣化が起きると、多孔質母材12に加わる熱量が
変化する。不足の場合は母材を溶融透明化しきれず、過
大の場合は母材が伸びる。この問題を解決する。 【構成】 焼結装置に;多孔質母材12に光を入射する
機構20と、母材12を通過して出射する光の受光機構
30を設ける。母材12に光を入射しても、それが溶融
透明化されるまで、光は、受光センサー32に、ほとん
ど達しない。母材12が透明化されると、入射光は、母
材12を通り抜けて受光センサー32に達する。よっ
て、ヒーター160やマッフル162の劣化に影響され
ずに、正確な焼結終了時を知ることができる。よって、
未焼結部分や過熱による伸びの無い透明母材が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてVAD法に
よる光ファイバ母材の製造装置に関し、特にその焼結装
置に関するものである。
よる光ファイバ母材の製造装置に関し、特にその焼結装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の焼結装置の一例を模型的に
示した。12はVAD法により製造したガラス多孔質母
材である。これは、回転している石英棒14の下端に、
火炎加水分解反応によって作られたガラス微粉末を付着
させて、円形棒状に作成したもので、コアとなる部分1
20を有する。この多孔質母材12(石英棒14が付い
たままの)を焼結炉16内に吊るし、石英棒14を回転
・下降させながら、ヒーター160により、マッフル1
62を通して、1400〜1600℃程度に加熱し、溶融透明化
させる。
示した。12はVAD法により製造したガラス多孔質母
材である。これは、回転している石英棒14の下端に、
火炎加水分解反応によって作られたガラス微粉末を付着
させて、円形棒状に作成したもので、コアとなる部分1
20を有する。この多孔質母材12(石英棒14が付い
たままの)を焼結炉16内に吊るし、石英棒14を回転
・下降させながら、ヒーター160により、マッフル1
62を通して、1400〜1600℃程度に加熱し、溶融透明化
させる。
【0003】上記の溶融透明化の操作は、多孔質母材1
2の状態(太さ・かさ密度等)に応じて、経験によって
得られた最適の温度と時間及び前回の結果に基づいて行
っていた。
2の状態(太さ・かさ密度等)に応じて、経験によって
得られた最適の温度と時間及び前回の結果に基づいて行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、長期間の使用
により、焼結炉16には、ヒーター160の劣化(発熱
量の変化)やマッフル162の劣化(失透等による熱透
過量の変化)が起きる。その結果、多孔質母材12に加
わる熱量が変化し、溶融透明化に過不足の生じることが
あった。不足の場合は、溶融透明化しきれず、過大の場
合は、母材が伸びてしまう。
により、焼結炉16には、ヒーター160の劣化(発熱
量の変化)やマッフル162の劣化(失透等による熱透
過量の変化)が起きる。その結果、多孔質母材12に加
わる熱量が変化し、溶融透明化に過不足の生じることが
あった。不足の場合は、溶融透明化しきれず、過大の場
合は、母材が伸びてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に例示するように、
焼結装置に、多孔質母材12に光を入射する機構20
と、多孔質母材12を通過して出射する光の受光機構3
0、を持たせる。
焼結装置に、多孔質母材12に光を入射する機構20
と、多孔質母材12を通過して出射する光の受光機構3
0、を持たせる。
【0006】光入射機構20は、たとえばレ−ザ22と
石英棒24等からなる。石英棒24として、たとえば周
りを気体で囲まれた普通の透明石英棒を用いることもで
きるが、好ましくはコア−クラッドからなる光ファイバ
用ガラスロッドを用いる。なおこのロッドの径は、たと
えば30mmφ程度とする。
石英棒24等からなる。石英棒24として、たとえば周
りを気体で囲まれた普通の透明石英棒を用いることもで
きるが、好ましくはコア−クラッドからなる光ファイバ
用ガラスロッドを用いる。なおこのロッドの径は、たと
えば30mmφ程度とする。
【0007】受光機構30は、受光センサー32と、そ
の出力を示す計器(たとえば電流計34等)からなる。
受光センサー32は、多孔質母材12の下方でかつ焼結
炉16の外側に設け、多孔質母材12から出射した光が
透明石英からなる焼結炉16を通して入るようにする。
の出力を示す計器(たとえば電流計34等)からなる。
受光センサー32は、多孔質母材12の下方でかつ焼結
炉16の外側に設け、多孔質母材12から出射した光が
透明石英からなる焼結炉16を通して入るようにする。
【0008】
【作 用】レ−ザ光を石英棒24を通して多孔質母材1
2に入射したまま、多孔質母材12の溶融透明化を実施
する。なお、レーザ光の照射は、溶融透明化がある程度
進行してから始めてもよい。多孔質母材12が溶融透明
化されるまで、これに入射された光は散乱されて、受光
センサー32には、ほとんど達しない(図1(b))。
多孔質母材12が透明化すると、入射光は、多孔質母材
12を通り抜けて、受光センサー32に感知され、電流
計34の指示が大きな値を示すようになる。
2に入射したまま、多孔質母材12の溶融透明化を実施
する。なお、レーザ光の照射は、溶融透明化がある程度
進行してから始めてもよい。多孔質母材12が溶融透明
化されるまで、これに入射された光は散乱されて、受光
センサー32には、ほとんど達しない(図1(b))。
多孔質母材12が透明化すると、入射光は、多孔質母材
12を通り抜けて、受光センサー32に感知され、電流
計34の指示が大きな値を示すようになる。
【0009】
【実施例】He-Neレ−ザ−光を入射しながら、長さ500m
m、太さ100mmφの多孔質母材12を、1500℃で焼結を行
い、上記のように、受光センサー32が光を感知し、か
つ光強度が一定になつたところで終了とし、500℃/40
分の割合で1000℃まで温度を下げた。その結果、20本連
続して、未焼結部分のない透明母材が得られた。また、
過熱により伸びたものも無かった。
m、太さ100mmφの多孔質母材12を、1500℃で焼結を行
い、上記のように、受光センサー32が光を感知し、か
つ光強度が一定になつたところで終了とし、500℃/40
分の割合で1000℃まで温度を下げた。その結果、20本連
続して、未焼結部分のない透明母材が得られた。また、
過熱により伸びたものも無かった。
【0010】
【発明の効果】焼結装置に;多孔質母材に光を入射する
機構と、母材を通過して出射する光の受光機構を持たせ
たので、上記のように、ヒーターやマッフルの劣化等に
よる条件変化に影響されずに、正確な焼結終了時を知る
ことができる。よって、未焼結部分や過熱による伸びの
無い透明母材が得られる。
機構と、母材を通過して出射する光の受光機構を持たせ
たので、上記のように、ヒーターやマッフルの劣化等に
よる条件変化に影響されずに、正確な焼結終了時を知る
ことができる。よって、未焼結部分や過熱による伸びの
無い透明母材が得られる。
【図1】(a)は本発明の実施例の模型的説明図、
(b)は多孔質母材の溶融透明化に伴う受光センサーの
出力変化を示す線図。
(b)は多孔質母材の溶融透明化に伴う受光センサーの
出力変化を示す線図。
【図2】従来技術の模型的説明図。
12 多孔質母材 120 コアとなる部分 14,24 石英棒 16 焼結炉 160 ヒーター 162 マッフル 20 光入射機構 22 レ−ザ 24 石英棒 30 受光機構 32 受光センサー 34 電流計
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス多孔質母材を焼結炉内に入れて溶
融透明化する焼結装置に、前記多孔質母材に光を入射す
る機構と、前記多孔質母材を通過して出射する光の受光
機構、を持たせた、光ファイバ母材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18083194A JPH0826762A (ja) | 1994-07-09 | 1994-07-09 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18083194A JPH0826762A (ja) | 1994-07-09 | 1994-07-09 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826762A true JPH0826762A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16090127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18083194A Pending JPH0826762A (ja) | 1994-07-09 | 1994-07-09 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826762A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090017A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Fujikura Ltd | 光ファイバ母材の製造装置および製造方法 |
JP2020152620A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | 多孔質ガラス母材の熱処理方法及び熱処理装置 |
-
1994
- 1994-07-09 JP JP18083194A patent/JPH0826762A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090017A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Fujikura Ltd | 光ファイバ母材の製造装置および製造方法 |
JP2020152620A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | 多孔質ガラス母材の熱処理方法及び熱処理装置 |
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