JPH0826735A - ガラス溶融炉 - Google Patents
ガラス溶融炉Info
- Publication number
- JPH0826735A JPH0826735A JP18041794A JP18041794A JPH0826735A JP H0826735 A JPH0826735 A JP H0826735A JP 18041794 A JP18041794 A JP 18041794A JP 18041794 A JP18041794 A JP 18041794A JP H0826735 A JPH0826735 A JP H0826735A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- opening
- melting furnace
- glass melting
- rod
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/26—Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高レベル放射性廃液をガラスで固化するため
に用いるガラス溶融炉の流下通路の開口部が閉塞したと
き、閉塞を解除するための装置を設けること。 【構成】 ガラス溶融炉の溶融槽（１）に溶融ガラスを
排出する流下通路（８）の開口部（９）まで押し出すこ
とができるスクレイ−パ状の閉塞解除棒（15）を有する
開閉解除装置(14)を設けたこと。
に用いるガラス溶融炉の流下通路の開口部が閉塞したと
き、閉塞を解除するための装置を設けること。 【構成】 ガラス溶融炉の溶融槽（１）に溶融ガラスを
排出する流下通路（８）の開口部（９）まで押し出すこ
とができるスクレイ−パ状の閉塞解除棒（15）を有する
開閉解除装置(14)を設けたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高レベル放射性廃液を
ガラスで固化するために用いるガラス溶融炉に関する。
ガラスで固化するために用いるガラス溶融炉に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、高レベル放射性廃液の処理法の一
つとして、ガラス固化処理法が採用されている。このガ
ラス固化処理法は、ガラス溶融炉（詳細な構造について
は、実公平３─４８１８３号公報参照）に高レベル放射
性廃液及びガラス原料を入れて溶融混合し、この溶融混
合したガラス溶融物を炉底の流下ノズルから排出し、ガ
ラス固化体容器中で冷却固化する方法であるが、ガラス
溶融炉の流下ノズルに連通する流下通路の開口部に高レ
ベル放射性廃液に含まれている金属、炉内耐火物の破片
などが堆積して開口部が閉塞することがあった。
つとして、ガラス固化処理法が採用されている。このガ
ラス固化処理法は、ガラス溶融炉（詳細な構造について
は、実公平３─４８１８３号公報参照）に高レベル放射
性廃液及びガラス原料を入れて溶融混合し、この溶融混
合したガラス溶融物を炉底の流下ノズルから排出し、ガ
ラス固化体容器中で冷却固化する方法であるが、ガラス
溶融炉の流下ノズルに連通する流下通路の開口部に高レ
ベル放射性廃液に含まれている金属、炉内耐火物の破片
などが堆積して開口部が閉塞することがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、このガラス溶融
炉の流下通路の開口部などに高レベル放射性廃液に含ま
れている金属、炉内耐火物の破片などが堆積して流下通
路が閉塞した場合、この堆積物を除去する方法がなかっ
たので、ガラス溶融炉を冷却してガラス固化体と共にガ
ラス溶融炉を廃棄しなければならなかった。しかし、廃
棄するにしても、ガラス溶融炉にガラス固化体が入って
いると、重量が重くなり、搬出用のクレ−ンにも限界が
あるので、少しでもガラス溶融体を流下して重量を軽減
する必要があった。本発明は、ガラス溶融炉の流下通路
が閉塞した場合、閉塞を解除するための閉塞解除装置を
付けたガラス溶融炉を提供することを目的としている。
炉の流下通路の開口部などに高レベル放射性廃液に含ま
れている金属、炉内耐火物の破片などが堆積して流下通
路が閉塞した場合、この堆積物を除去する方法がなかっ
たので、ガラス溶融炉を冷却してガラス固化体と共にガ
ラス溶融炉を廃棄しなければならなかった。しかし、廃
棄するにしても、ガラス溶融炉にガラス固化体が入って
いると、重量が重くなり、搬出用のクレ−ンにも限界が
あるので、少しでもガラス溶融体を流下して重量を軽減
する必要があった。本発明は、ガラス溶融炉の流下通路
が閉塞した場合、閉塞を解除するための閉塞解除装置を
付けたガラス溶融炉を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガラス溶融炉においては、溶融槽にガラス
溶融物を排出する流下通路の開口部まで押し出すことが
できるスクレ−パ状の閉塞解除棒を有する閉塞解除装置
を設けたことである。さらに詳細に説明すると、ガラス
溶融炉の流下通路（８）の開口部（９）の横の壁に窪み
（22）及び穴（23）を明け、この窪み（22）及び穴（2
3）の中に閉塞解除装置、すなわち周囲に加熱用のヒ−
タ（20）及び戻り管（21）を取り付けた内径が閉塞解除
棒(15)の支持部材（17）よりやや大きいフランジ付スリ
−ブ（19）と、通常フランジ付スリ−ブ（19）及び窪み
（22）の中に入っている先端部(16)がスクレ−パ状の閉
塞解除棒（15）とからなる閉塞解除装置を収容するよう
にして設けたことである。
に、本発明のガラス溶融炉においては、溶融槽にガラス
溶融物を排出する流下通路の開口部まで押し出すことが
できるスクレ−パ状の閉塞解除棒を有する閉塞解除装置
を設けたことである。さらに詳細に説明すると、ガラス
溶融炉の流下通路（８）の開口部（９）の横の壁に窪み
（22）及び穴（23）を明け、この窪み（22）及び穴（2
3）の中に閉塞解除装置、すなわち周囲に加熱用のヒ−
タ（20）及び戻り管（21）を取り付けた内径が閉塞解除
棒(15)の支持部材（17）よりやや大きいフランジ付スリ
−ブ（19）と、通常フランジ付スリ−ブ（19）及び窪み
（22）の中に入っている先端部(16)がスクレ−パ状の閉
塞解除棒（15）とからなる閉塞解除装置を収容するよう
にして設けたことである。
【０００５】
【作用】上記のように構成したことにより、スクレ−パ
状の閉塞解除棒をガラス溶融物を排出する流下通路の開
口部の上まで押し出すと、流下通路の開口部に堆積した
堆積物を除去することができ、ガラス溶融物を排出する
流下通路の閉塞を解除することができる。
状の閉塞解除棒をガラス溶融物を排出する流下通路の開
口部の上まで押し出すと、流下通路の開口部に堆積した
堆積物を除去することができ、ガラス溶融物を排出する
流下通路の閉塞を解除することができる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１に示したように本発明のガラス溶融炉
は、溶融槽（１）、主電極（３，４）、間接加熱装置
（12，13）、流下通路（８）の開口部（９）を設けた底
部電極（６）、閉塞解除装置（14）、流下ノズル
（７）、高レベル放射性廃液及びガラス素材を供給する
材料供給ノズル（図示されていない）、オフガス排出管
（図示されていない）などからなっている。溶融槽
（１）は、側壁（２）、底壁（５）及び上壁（10）とか
らなり、側壁（２）から底壁（５）に繋がる傾斜面（1
1) に主電極（３，４）及び閉塞解除装置（14）などが
取り付けられ、溶融槽（１）の底壁（５）の内側（上
面）には溶融ガラスを排出する流下通路（８）の開口部
（９）を設けた底部電極（６）が取り付けられ、底壁
（５）の外側（下面）には流下ノズル（７）が取り付け
られている。また溶融槽（１）の上壁（10）には間接加
熱装置（12，13) 、図示されていない材料供給ノズル、
オフガス排出管などが取り付けられている。
説明する。図１に示したように本発明のガラス溶融炉
は、溶融槽（１）、主電極（３，４）、間接加熱装置
（12，13）、流下通路（８）の開口部（９）を設けた底
部電極（６）、閉塞解除装置（14）、流下ノズル
（７）、高レベル放射性廃液及びガラス素材を供給する
材料供給ノズル（図示されていない）、オフガス排出管
（図示されていない）などからなっている。溶融槽
（１）は、側壁（２）、底壁（５）及び上壁（10）とか
らなり、側壁（２）から底壁（５）に繋がる傾斜面（1
1) に主電極（３，４）及び閉塞解除装置（14）などが
取り付けられ、溶融槽（１）の底壁（５）の内側（上
面）には溶融ガラスを排出する流下通路（８）の開口部
（９）を設けた底部電極（６）が取り付けられ、底壁
（５）の外側（下面）には流下ノズル（７）が取り付け
られている。また溶融槽（１）の上壁（10）には間接加
熱装置（12，13) 、図示されていない材料供給ノズル、
オフガス排出管などが取り付けられている。
【０００７】溶融槽（１）の傾斜面（11）の主電極
（３，４）の下に取り付けた閉塞解除装置（14）は、図
２に詳細に示したように閉塞解除棒（15）、閉塞解除棒
（15）を支持するスリ−ブ（19）、スリ−ブ（19）を加
熱するために設けたヒ−タ（20）、溶融ガラス戻り管
（21）などからなり、溶融槽（１）の傾斜面（11）に設
けた窪み（22）及び窪み（22）の奥に設けた穴（23）に
収容されている。閉塞解除棒（15) は、セラミックス製
で、前面がガラスの流下を妨げないように溶融槽（１）
の傾斜面（11）に合った形状をし、正面から見た形状が
略正方形であるスクレ−パ状の先端部（16）とこれに接
続された断面が円形でセラミックス製の支持部材（17）
とからなり、先端部（16）とこれに接続された支持部材
（17）には冷却空気を通す冷却通路（18）が設けられて
おり、窪み（22）及びフランジ付スリ−ブ（19）に収容
されている。
（３，４）の下に取り付けた閉塞解除装置（14）は、図
２に詳細に示したように閉塞解除棒（15）、閉塞解除棒
（15）を支持するスリ−ブ（19）、スリ−ブ（19）を加
熱するために設けたヒ−タ（20）、溶融ガラス戻り管
（21）などからなり、溶融槽（１）の傾斜面（11）に設
けた窪み（22）及び窪み（22）の奥に設けた穴（23）に
収容されている。閉塞解除棒（15) は、セラミックス製
で、前面がガラスの流下を妨げないように溶融槽（１）
の傾斜面（11）に合った形状をし、正面から見た形状が
略正方形であるスクレ−パ状の先端部（16）とこれに接
続された断面が円形でセラミックス製の支持部材（17）
とからなり、先端部（16）とこれに接続された支持部材
（17）には冷却空気を通す冷却通路（18）が設けられて
おり、窪み（22）及びフランジ付スリ−ブ（19）に収容
されている。
【０００８】フランジ付スリ−ブ（19）は、そのスリ−
ブ内径が閉塞解除棒（15) の支持部材（17）よりやや大
きい円筒状をしており、周囲に加熱用のヒ−タ（20）に
なる高周波コイルが巻き付けられ、その外側に閉塞解除
棒（15）とフランジ付スリ−ブ（19）の間に入った溶融
ガラスを溶融槽（１）に戻す戻り管（21）が取り付けら
れ、断面が略円形の穴（23）に収容されている。窪み
（22）は、閉塞解除棒（15）の先端部（16）と略同じ形
状であり、閉塞解除棒（15）が後退したとき先端部（1
6）が溶融槽（１）の傾斜面（11）から出ないようにな
っている。
ブ内径が閉塞解除棒（15) の支持部材（17）よりやや大
きい円筒状をしており、周囲に加熱用のヒ−タ（20）に
なる高周波コイルが巻き付けられ、その外側に閉塞解除
棒（15）とフランジ付スリ−ブ（19）の間に入った溶融
ガラスを溶融槽（１）に戻す戻り管（21）が取り付けら
れ、断面が略円形の穴（23）に収容されている。窪み
（22）は、閉塞解除棒（15）の先端部（16）と略同じ形
状であり、閉塞解除棒（15）が後退したとき先端部（1
6）が溶融槽（１）の傾斜面（11）から出ないようにな
っている。
【０００９】次に、本発明のスクレ−パ状の閉塞解除棒
（15）を有する閉塞解除装置（14)の使用方法について
説明する。流下通路（８）の開口部（９）が閉塞又は閉
塞に近い状態になると、閉塞解除棒（15) の冷却通路
（18）に流していた冷却空気を停止し、閉塞解除装置の
ヒ−タ（20）に電源を入れてスリ−ブ（19）を加熱して
閉塞解除棒（15）とスリ−ブ（19）との間のガラスを溶
融し、閉塞解除棒（15）の先端部(16)が底部電極（６）
に設けた流下通路の開口部（９）を通り過ぎるまで閉塞
解除棒（15）を前進させて開口部（９）の堆積物を除去
し、１回の操作では開口部（９）が開通しない場合に
は、閉塞解除棒（15）の前進と後退を開通するまで繰り
返し、開通した後閉塞解除棒（15）を後退させて窪み
（22）及びスリーブ（19) の中に収納する。収納すると
ヒ−タ（20）の電源を切り、冷却通路（18）に冷却空気
を流してスリ−ブと閉塞解除棒との間のガラスを固めて
シ−ルし、作業を終了する。この後退の際窪み（22）及
びスリーブ（19) の中に入っている溶融ガラスは戻り管
（21）を通って溶融槽（１）の中に戻すことができるの
で、閉塞解除棒（15）を窪み（22）及びスリーブ（19)
の中に容易に収納することができる。
（15）を有する閉塞解除装置（14)の使用方法について
説明する。流下通路（８）の開口部（９）が閉塞又は閉
塞に近い状態になると、閉塞解除棒（15) の冷却通路
（18）に流していた冷却空気を停止し、閉塞解除装置の
ヒ−タ（20）に電源を入れてスリ−ブ（19）を加熱して
閉塞解除棒（15）とスリ−ブ（19）との間のガラスを溶
融し、閉塞解除棒（15）の先端部(16)が底部電極（６）
に設けた流下通路の開口部（９）を通り過ぎるまで閉塞
解除棒（15）を前進させて開口部（９）の堆積物を除去
し、１回の操作では開口部（９）が開通しない場合に
は、閉塞解除棒（15）の前進と後退を開通するまで繰り
返し、開通した後閉塞解除棒（15）を後退させて窪み
（22）及びスリーブ（19) の中に収納する。収納すると
ヒ−タ（20）の電源を切り、冷却通路（18）に冷却空気
を流してスリ−ブと閉塞解除棒との間のガラスを固めて
シ−ルし、作業を終了する。この後退の際窪み（22）及
びスリーブ（19) の中に入っている溶融ガラスは戻り管
（21）を通って溶融槽（１）の中に戻すことができるの
で、閉塞解除棒（15）を窪み（22）及びスリーブ（19)
の中に容易に収納することができる。
【００１０】上記実施例では、ガラス溶融炉を、溶融槽
（１）、主電極（３，４）、間接加熱装置（12，13）、
流下通路（８）の開口部（９）を設けた底部電極
（６）、閉塞解除装置（14）、流下ノズル（７）、高レ
ベル放射性廃液及びガラス素材を供給する材料供給ノズ
ル（図示されていない）、オフガス排出管（図示されて
いない）などからなるものとしているが、ガラス溶融炉
は流下通路（８）の開口部（９）があるものであれば、
いかなる構造のものでもよい。また、上記実施例では、
流下通路の開口部（９）は底部電極（６）に設けられて
いるが、底部電極（６）がなく底壁（５）に開口部
（９）が設けられている場合、流下ノズルが溶融槽
（１）の内部まで伸びているもので、流下ノズル自体に
開口部（９）が設けられている場合にも同様に実施する
ことができる。また、上記実施例では、閉塞解除棒（1
5）の先端部（16）の形状は、正面から見た形状が略正
方形であるが、略正方形でなくても、開口部（９）に面
した辺が直線又は僅かに円弧状であれば、長方形、半円
形などどの様な形状でもよい。さらに、上記実施例で
は、閉塞解除棒（15）は、先端部（16）とこれに接続さ
れた断面が円形の支持部材（17）とからなっているが、
全体が先端部（16）と同じ断面形状のものでもよいし、
支持部材（17）の断面が円形以外の形状でもよい。 ま
た、上記実施例では、閉塞解除棒（15）は、セラミック
ス製であるが、セラミックス製でなくても、耐熱材料で
あれば、金属製でもよいし、金属とセラミックスとを組
み合わせたものでもよいし、他の材料でもよい。さらに
また、上記実施例では、閉塞解除装置（14）は、閉塞解
除棒（15）、閉塞解除棒（15）を支持するスリ−ブ（1
8）、スリ−ブ（19）を加熱するために回りに設けたヒ
−タ（20）、溶融ガラス戻り管（21）などからなるもの
としているが、閉塞解除棒（15）を有するものであれ
ば、他のいかなる構造のものでもよい。
（１）、主電極（３，４）、間接加熱装置（12，13）、
流下通路（８）の開口部（９）を設けた底部電極
（６）、閉塞解除装置（14）、流下ノズル（７）、高レ
ベル放射性廃液及びガラス素材を供給する材料供給ノズ
ル（図示されていない）、オフガス排出管（図示されて
いない）などからなるものとしているが、ガラス溶融炉
は流下通路（８）の開口部（９）があるものであれば、
いかなる構造のものでもよい。また、上記実施例では、
流下通路の開口部（９）は底部電極（６）に設けられて
いるが、底部電極（６）がなく底壁（５）に開口部
（９）が設けられている場合、流下ノズルが溶融槽
（１）の内部まで伸びているもので、流下ノズル自体に
開口部（９）が設けられている場合にも同様に実施する
ことができる。また、上記実施例では、閉塞解除棒（1
5）の先端部（16）の形状は、正面から見た形状が略正
方形であるが、略正方形でなくても、開口部（９）に面
した辺が直線又は僅かに円弧状であれば、長方形、半円
形などどの様な形状でもよい。さらに、上記実施例で
は、閉塞解除棒（15）は、先端部（16）とこれに接続さ
れた断面が円形の支持部材（17）とからなっているが、
全体が先端部（16）と同じ断面形状のものでもよいし、
支持部材（17）の断面が円形以外の形状でもよい。 ま
た、上記実施例では、閉塞解除棒（15）は、セラミック
ス製であるが、セラミックス製でなくても、耐熱材料で
あれば、金属製でもよいし、金属とセラミックスとを組
み合わせたものでもよいし、他の材料でもよい。さらに
また、上記実施例では、閉塞解除装置（14）は、閉塞解
除棒（15）、閉塞解除棒（15）を支持するスリ−ブ（1
8）、スリ−ブ（19）を加熱するために回りに設けたヒ
−タ（20）、溶融ガラス戻り管（21）などからなるもの
としているが、閉塞解除棒（15）を有するものであれ
ば、他のいかなる構造のものでもよい。
【００１１】なお、本発明は、図面に説明したもののみ
に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り
種々の変更を加え得ることはもちろんである。
に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り
種々の変更を加え得ることはもちろんである。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、比較的簡単な装置で流下通路
の開口部に堆積した堆積物を除去することができ、また
閉塞解除棒に油圧シリンダ−などを取り付ければ遠隔操
作をすることができ、さらに複数回使用することができ
るという優れた効果を奏する。
の開口部に堆積した堆積物を除去することができ、また
閉塞解除棒に油圧シリンダ−などを取り付ければ遠隔操
作をすることができ、さらに複数回使用することができ
るという優れた効果を奏する。
【図１】本発明のガラス溶融炉の一実施例を示す概略断
面図である。
面図である。
【図２】図１における閉塞解除装置の拡大断面図であ
る。
る。
１ 溶融槽 ２ 側壁 ３，４ 主電極 ５ 底壁 ６ 底部電極 ７ 流下ノズル ８ 流下通路 ９ 流下通路の開口部 10 上壁 11 傾斜面 12,13 間接加熱装置 14 閉塞解除装置 15 閉塞解除棒 16 閉塞解除棒の先端部 17 閉塞解除棒の支持部材 18 閉塞解除棒の冷却通路 19 スリ−ブ 20 ヒ−タ 21 戻り管 22 閉塞解除装置用窪 23 閉塞解除装置用穴
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融ガラスを排出する流下通路（８）の
開口部（９）まで押し出すことができるスクレ−パ状の
閉塞解除棒（15）を有する閉塞解除装置(14)を設けたこ
とを特徴とするガラス溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18041794A JPH0826735A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ガラス溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18041794A JPH0826735A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ガラス溶融炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826735A true JPH0826735A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16082900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18041794A Pending JPH0826735A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ガラス溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826735A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241075A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Ihi Corp | 堆積物除去装置及びその使用方法 |
| JP2010163304A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Ihi Corp | ガラス溶融炉 |
| CN115477463A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-12-16 | 安徽鑫民玻璃股份有限公司 | 一种玻璃池炉自动放料装置 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP18041794A patent/JPH0826735A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241075A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Ihi Corp | 堆積物除去装置及びその使用方法 |
| JP4518091B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2010-08-04 | 株式会社Ｉｈｉ | 堆積物除去装置及びその使用方法 |
| JP2010163304A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Ihi Corp | ガラス溶融炉 |
| CN115477463A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-12-16 | 安徽鑫民玻璃股份有限公司 | 一种玻璃池炉自动放料装置 |
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