JPH0826618A - エレベータの絶縁測定装置 - Google Patents

エレベータの絶縁測定装置

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JPH0826618A
JPH0826618A JP15762694A JP15762694A JPH0826618A JP H0826618 A JPH0826618 A JP H0826618A JP 15762694 A JP15762694 A JP 15762694A JP 15762694 A JP15762694 A JP 15762694A JP H0826618 A JPH0826618 A JP H0826618A
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JP
Japan
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control panel
insulation
elevator
ground
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP15762694A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Mori
啓三 森
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御盤の絶縁測定時におけるアース接地の取
り外し作業の煩わしさを解消することができ、また、絶
縁測定終了時に制御盤をアース接地することの操作忘れ
による事故発生を防止できるエレベータの絶縁測定装置
を得る。 【構成】 制御盤1の絶縁抵抗測定をする時には、2連
式開放スイッチ6のスイッチ部6g、6hを開放側端子
6c、6dに接続するだけのスイッチ操作によって、制
御盤1をアース接地状態から取り外して制御盤1の絶縁
測定を行う。この時、スイッチ部6hが開放側端子6d
に接続されて、直流電源8の供給により、ランプ9が点
灯しブザー8が鳴動するので、2連式開放スイッチ6の
投入忘れを防止することができる。絶縁測定終了時は、
2連式開放スイッチ6のスイッチ部6g及び6hを1次
側端子6a及び6bに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの絶縁測
定装置に関し、特に、制御盤の絶縁測定作業を容易に行
うためのものである。
【0002】
【従来の技術】図3は制御盤の回路保護のための従来の
アース接続図である。図3において、1はエレベータの
制御盤、2と3は制御盤1の内部回路両端をアース接地
するための接続端子で、ビス2a及び3aによるビス止
めによって図示しない接点部を接続状態に固定するよう
になされている。4aと5aは制御盤1と接続端子2及
び3間の配線、4bと5bは接続端子2及び3とアース
間の配線を示す。
【0003】上記構成において、制御盤1の内部回路
は、回路保護のために、接続端子2及び3によりアース
接地されているので、制御盤1の内外部回路の絶縁抵抗
測定時には、アース接地を取り外さなければならない。
制御盤1の絶縁抵抗測定時には、まず、ドライバを用い
て接続端子2のビス2aを取り外して接点部の接続状態
を解き、制御盤1側の配線4aとアース接地側の配線4
bとを切り離す。接続端子3でも同様に行い、その上で
制御盤1の絶縁抵抗測定を行う。測定後は、再びドライ
バを用いて上記接続端子2及び3のビス2a及び3aに
よるビス止めによって図示しない接点部を接続状態に固
定することにより配線4aと4b及び配線5aと5bを
元の状態に接続して、制御盤1をアース接地する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の絶縁測定装置においては、制御盤1の絶縁抵抗測定
を、ドライバを用いて接続端子2及び3のビス止めによ
る図示しない接点部の接続状態を解きアース接地を切り
離した上で行い、終了時に再びドライバを用いてビス止
めによって図示しない接点部を接続状態に固定する等の
煩わしさがあり、また、アース接地を一度取り外すた
め、繁忙なときには再びアース接地するための接続端子
2及び3のビス止め忘れも発生することがあり、このビ
ス止め操作忘れによる事故を誘発する恐れがあった。
【0005】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、制御盤の絶縁測定時に
おけるアース接地の取り外し作業の煩わしさを解消する
ことができ、また、絶縁測定終了時に制御盤をアース接
地することの操作忘れによる事故発生を防止できるエレ
ベータの絶縁測定装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベータの絶縁測定装置は、エレベータの制御盤と
アース間を切り離して制御盤の絶縁測定を行うようにし
たエレベータの絶縁測定装置において、上記制御盤とア
ース間に、一端がアース側に接続された2次側端子に接
続されるとともに、他端が上記制御盤側に接続された1
次側端子または開放側端子のいずれかと接続される開放
スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に係るエレベータの絶縁測
定装置は、請求項1において、上記開放側端子に接続さ
れた直流電源と、この直流電源の他端とアース間に設け
られて、上記開放スイッチの他端が開放側端子に接続さ
れたときに上記直流電源から電源供給されて報知する報
知手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】さらに、請求項3に係るエレベータの絶縁
測定装置は、請求項2において、上記直流電源と報知手
段との間に、タイマ接点を設けると共に、上記直流電源
とアース間に上記タイマ接点を時限動作させるタイマを
設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明の請求項1に係るエレベータの絶縁測
定装置においては、エレベータの制御盤とアース間を切
り離して制御盤の絶縁測定を行うようにしたエレベータ
の絶縁測定装置において、上記制御盤とアース間に、一
端がアース側に接続された2次側端子に接続されるとと
もに、他端が上記制御盤側に接続された1次側端子また
は開放側端子のいずれかと接続される開放スイッチを備
えたことにより、スイッチ操作によって制御盤の絶縁測
定時におけるアース接地の取り外し作業を容易に行うこ
とができ、また、絶縁測定終了時もスイッチ操作によっ
て容易に制御盤をアース接地することを可能にし、作業
時間を短縮する。
【0010】また、請求項2に係るエレベータの絶縁測
定装置においては、請求項1において、上記開放側端子
に接続された直流電源と、この直流電源の他端とアース
間に設けられて、上記開放スイッチの他端が開放側端子
に接続されたときに上記直流電源から電源供給されて報
知する報知手段とを備えたことにより、絶縁測定終了時
に制御盤をアース接地することを促すことができ、アー
ス接地することの操作忘れによる事故の発生を防止す
る。
【0011】さらに、請求項3に係るエレベータの絶縁
測定装置においては、請求項2において、上記直流電源
と報知手段との間に、タイマ接点を設けると共に、上記
直流電源とアース間に上記タイマ接点を時限動作させる
タイマを設けたことにより、上記報知手段による報知を
タイマによって効果的に制限して直流電源の消耗を抑制
する。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明を図示実施例に基づいて説明
する。図1は実施例1に係るエレベータの絶縁測定装置
を説明する構成図である。図1において、図3に示す従
来例と同一部分は同一符号を示し、1はエレベータの制
御盤、4aと5aは制御盤1内の回路両端をアース接地
するための配線である。
【0013】また、新たな構成として、6は上記配線4
a及び5aとアースに接続された配線7との間に設けら
れた2連式開放スイッチで、上記配線4a及び5aにそ
れぞれ接続された1次側端子6a及び6bと、開放端と
なる開放側端子6c及び6dと、アース側の配線7側に
接続された2次側端子6e及び6fと、連動するスイッ
チ部6g及び6hとを有し、一端が上記2次側端子6e
及び6fに接続されたスイッチ部6g及び6hの他端を
上記1次側端子6a及び6bに接続することにより、配
線4a及び5aを介して制御盤1をアースに接地すると
共に、上記スイッチ部6g及び6hの他端を上記開放側
端子6c及び6dに接続することにより、制御盤1をア
ース接地状態から取り外して制御盤1の絶縁測定を行う
ことを可能にしている。
【0014】さらに、8はスイッチの開放側端子6dに
接続された直流電源、9は上記直流電源8とアース間に
設けられた報知手段としてのランプ、10は同様に上記
直流電源8とアース間に設けられた報知手段としてのブ
ザーを示し、上記2連式開放スイッチ6のスイッチ部6
fが2次側端子6dに接続された時に、すなわち、上記
制御盤1の絶縁測定時にアース接地状態から開放された
ときに、上記ランプ9が点灯すると共に、上記ブザー1
0が鳴動することにより、報知するようになされてい
る。
【0015】次に、動作について説明する。制御盤1の
絶縁抵抗測定を行う時には、2連式開放スイッチ6のス
イッチ部6gを開放側端子6c、6dに接続するだけの
スイッチ操作によって、制御盤1をアース接地状態から
取り外して制御盤1の絶縁測定を行うことができる。こ
の時、スイッチ部6hが開放側端子6dに接続されるこ
とにより、直流閉回路が構成されて、直流電源8の供給
により、ランプ9は点灯すると共に、ブザー8は鳴動す
るので、2連式開放スイッチ6の投入忘れを防止するこ
とができる。すなわち、絶縁測定終了時に制御盤1をア
ース接地することを促すことができ、アース接地するこ
との操作忘れによる事故の発生を防止する。そして、絶
縁測定終了時は、2連式開放スイッチ6のスイッチ部6
g及び6hを1次側端子6a及び6bに接続すること
で、制御盤1内の各回路の保護がなされる。なお、この
とき、上記ランプ9及びブザー10への直流電源8の電
源供給は断れる。
【0016】従って、上記実施例1によれば、従来、事
前作業として各々接続端子部にてドライバを用いてアー
ス接地を取り外していたが、2連式開放スイッチ6を設
けることにより、スイッチ操作によって制御盤1の絶縁
測定時におけるアース接地の取り外し作業を容易に行う
ことができ、また、絶縁測定終了時もスイッチ操作によ
って容易に制御盤1をアース接地することを可能にし、
作業時間を短縮する。また、上記2連式開放スイッチ6
のスイッチ部6g及び6hを開放側端子6c及び6dに
接続したときに直流電源8から電源供給されて報知する
ランプ9及びブザー10を備えたことにより、絶縁測定
終了時に制御盤1をアース接地することを促すことがで
き、アース接地することの操作忘れによる事故の発生を
防止する。
【0017】実施例2.図1に示す実施例1では、2連
式開放スイッチ6のスイッチ部6g及び6hを開放側端
子6c及び6dに接続したときにランプ9を点灯すると
共にブザー10を鳴動するようにしたが、ランプ9の点
灯時間及びブザー10の鳴動時間が長いほど直流電源8
の消耗は早くなる。この実施例2では、ランプ9及びブ
ザー10による報知を効果的に行う一方、直流電源8の
消耗を抑制する。すなわち、図2に示すように、図1に
示す構成に加えて、直流電源8とブザー10との間に、
タイマ接点11aを設けると共に、上記直流電源8とア
ース間に上記タイマ接点9aを時限動作させるタイマリ
レー11を設けることにより、タイマの設定時間後にタ
イマ接点11aが動作しブザー10が鳴動するようにし
た。なお、ランプ9についても同様にタイマ動作させて
も良い。
【0018】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るエレベータの
絶縁測定装置によれば、制御盤とアース間を切り離して
制御盤の絶縁測定を行うようにしたエレベータの絶縁測
定装置において、上記制御盤とアース間に、一端がアー
ス側に接続された2次側端子に接続されるとともに、他
端が上記制御盤側に接続された1次側端子または開放側
端子のいずれかと接続される開放スイッチを備えたこと
により、スイッチ操作によって制御盤の絶縁測定時にお
けるアース接地の取り外し作業を容易に行うことがで
き、また、絶縁測定終了時もスイッチ操作によって容易
に制御盤をアース接地することを可能にし、作業時間を
短縮することができるという効果がある。
【0019】また、請求項2に係るエレベータの絶縁測
定装置によれば、請求項1において、上記開放側端子に
接続された直流電源と、この直流電源の他端とアース間
に設けられて、上記開放スイッチの他端が開放側端子に
接続されたときに上記直流電源から電源供給されて報知
する報知手段とを備えたことにより、絶縁測定終了時に
制御盤をアース接地することを促すことができ、アース
接地することの操作忘れによる事故の発生を防止するこ
とができるという効果がある。
【0020】さらに、請求項3に係るエレベータの絶縁
測定装置によれば、請求項2において、上記直流電源と
報知手段との間に、タイマ接点を設けると共に、上記直
流電源とアース間に上記タイマ接点を時限動作させるタ
イマを設けたことにより、上記報知手段による報知をタ
イマによって効果的に制限して直流電源の消耗を抑制す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るエレベータの絶縁
測定装置を説明するための構成図である。
【図2】 この発明の実施例1に係るエレベータの絶縁
測定装置を説明するための構成図である。
【図3】 従来例に係るエレベータの絶縁測定装置を説
明するための構成図である。
【符号の説明】
1 制御盤、6 2連式開放スイッチ、6a、6b 1
次側端子、6c、6d 開放側端子、6e、6f 2次
側端子、6g、6h スイッチ部、8 直流電源 9
ランプ、10 ブザー、11 タイマリレー、11a
タイマ接点。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの制御盤とアース間を切り離
    して制御盤の絶縁測定を行うようにしたエレベータの絶
    縁測定装置において、上記制御盤とアース間に、一端が
    アース側に接続された2次側端子に接続されるととも
    に、他端が上記制御盤側に接続された1次側端子または
    開放側端子のいずれかと接続される開放スイッチを備え
    たことを特徴とするエレベータの絶縁測定装置。
  2. 【請求項2】 上記開放側端子に接続された直流電源
    と、この直流電源の他端とアース間に設けられて、上記
    開放スイッチの他端が開放側端子に接続されたときに上
    記直流電源から電源供給されて報知する報知手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの絶縁
    測定装置。
  3. 【請求項3】 上記直流電源と報知手段との間に、タイ
    マ接点を設けると共に、上記直流電源とアース間に上記
    タイマ接点を時限動作させるタイマを設けたことを特徴
    とする請求項2記載のエレベータの絶縁測定装置。
JP15762694A 1994-07-08 1994-07-08 エレベータの絶縁測定装置 Pending JPH0826618A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350217A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
JP2008239324A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの絶縁抵抗測定方法

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