JPH08265857A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH08265857A
JPH08265857A JP7087637A JP8763795A JPH08265857A JP H08265857 A JPH08265857 A JP H08265857A JP 7087637 A JP7087637 A JP 7087637A JP 8763795 A JP8763795 A JP 8763795A JP H08265857 A JPH08265857 A JP H08265857A
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JP
Japan
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wireless connection
synchronization signal
frequency
connection device
wireless
Prior art date
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JP7087637A
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English (en)
Inventor
Michihiro Izumi
通博 泉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主装置1と複数の端末2−1〜2−6とを有
して構成される無線通信システムにおいて、上記端末2
−1〜2−6に対する適正な周波数チャネル切り替え動
作を得られるようにすることを目的とする。 【構成】 主装置1は、上記端末2−1〜2−6と無線
により通信を行う複数の無線接続装置7−1〜7−26
を有し、これら複数の無線接続装置7−1〜7−26
に、共通の同期信号を入力する機能と、無線接続装置と
端末との間の通信において一定時間ごとに使用する周波
数チャネルを切り替える機能と、チャネルの切り替えを
上記同期信号に基づいて全ての無線接続装置において同
時に行う機能とを設けることにより、例えば低速周波数
ホッピング方式を使用する無線電話交換装置において、
周波数チャネルの切り替え動作を同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機能と公衆回線へ
の接続機能を有する主装置と端末との間の通信を無線で
行う無線通信装置に関し、例えば、一定時間以内に周波
数を切り替えて使用する低速周波数ホッピング方式を用
いた無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話交換装置の内線に無線伝送技
術を用いるシステムが開発されてきている。
【0003】このような電話交換装置においては、交換
機能および公衆回線への接続機能を有する主装置と内線
電話機との間の通信は、主装置の無線接続装置を介して
行われるものであり、この通信の際の送信タイミングと
しては、無線接続装置から内線電話機に送信されるデー
タのタイミングに同期して、内線電話機から無線接続装
置に対してデータが伝送されるようになっている。した
がって、複数の無線接続装置がある場合には、それぞれ
の無線接続装置のデータ送信タイミングは、互いに非同
期で行われることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無線電話交
換装置の内線伝送に低速周波数ホッピング方式を使用し
て、データ伝送で使用する周波数を一定時間ごとに切り
替えて、通話品質を改善するようにした方式が提案され
ている。
【0005】しかしながら、このような低速周波数ホッ
ピング方式を用いる場合、上記従来例のように、各無線
接続装置が非同期で動作を行うものであるので、使用す
る周波数チャネルの切り替えタイミングが非同期となっ
てしまう。このため、同一の周波数チャネルを複数の無
線接続装置が同時に使用しようとするタイミングが発生
する可能性があった。
【0006】本発明は、複数の無線接続装置における動
作タイミングを同期させて、適正な周波数チャネル切り
替え動作を得ることができる無線通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端末と
無線により通信を行う複数の無線接続装置と、これら複
数の無線接続装置に対して共通の同期信号を入力する手
段と、無線接続装置と端末との間の通信において一定時
間ごとに使用する周波数チャネルを切り替える手段と、
チャネルの切り替えを上記同期信号に基づいて無線接続
装置において同時に行う手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】以上の構成により、例えば低速周波数ホッピン
グ方式を使用する無線電話交換装置において、周波数チ
ャネルの切り替え動作を同期させることができ、周波数
チャネルを同時に使用するタイミングが発生することを
防ぐことができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における無線シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0010】図示のように、この無線システムは、公衆
網回線3に接続されて交換機能を有する主装置1と、こ
の主装置1の内線に収容される無線電話機2−1〜2−
6とを有する。
【0011】また、主装置1は、全体を制御するCPU
4と、通話路の交換を行うタイムスイッチ5と、公衆網
回線3を接続する公衆回線インタフェース6と、無線電
話機2−1〜2−6を接続する無線接続装置7−1〜7
−26と、CLKに基づく第1、第2の同期信号10、
11を発生する同期信号発生部8と、通話データを伝送
するハイウェイ9とを有する。また、CPU4は、制御
信号12を介して無線接続装置7−1〜7−26の制御
を行う。
【0012】図2は、各無線接続装置7−1〜7−26
に設けられる無線インタフェースの構成を示すブロック
図である。
【0013】図示のように、この無線インタフェース
は、シリアルで伝送されるデータ入力27、制御データ
入力28、データ出力29、および制御データ30をパ
ラレルに変換するシリアル/パラレル変換やその逆変換
等を行う変換部20と、誤り訂正処理を行うECC21
と、同期信号10、11に基づいてフォーマットの組立
・分解を行うフレーム組立・分解部22と、ビット同期
を行うためのDPLL23と、送受信動作を制御する送
受信制御部24と、伝送周波数の設定を行う周波数設定
部25と、変復調部を含む無線部26とを有する。
【0014】そして、データ入力27、データ出力29
は、上記ハイウェイ9に接続されており、制御データ入
力28、制御データ出力30は、上記制御信号12に接
続されている。
【0015】以下、主装置内の複数の無線接続装置が同
期して動作することにより、低速周波数ホッピング方式
を実現できることを示すため、内線電話機2−1と内線
電話機2−6の間で通話を行う場合の動作について説明
を行う。 <無線接続装置と内線電話機の間の通信方式>まず、無
線接続装置と内線電話機の間の通信方式について説明す
る。
【0016】図3は、主装置と内線電話機との間で行わ
れる時分割多重通信フォーマットを示す説明図である。
また、この図3は、同期信号10とのタイミング関係も
示している。
【0017】すなわち、無線接続装置と内線電話機との
間の通信フォーマットは、図3に示すようになり、上記
フレーム組立・分解部22で組み立てられる。そして、
伝送路は時分割多重化されており、図3の例では、4チ
ャネル多重されている。この結果、1台の無線接続装置
は最大4台までの電話機と同時に通信を行うことが可能
となる。
【0018】そこで、内線電話機は、予め4つのチャネ
ルのうちでどのチャネルを使用するかが割り当てられて
おり、所定のタイミングでデータの送信・受信を行う。
なお、送信・受信の1周期をフレームと呼ぶものとす
る。
【0019】無線接続装置から内線電話機への方向の伝
送は、図3において「TA〜TD」で示すタイムスロッ
トを利用して行われ、内線電話機から無線接続装置への
方向の伝送は「RA〜RD」で示すタイムスロットを利
用して行われる。
【0020】例えば、本実施例においては、電話機2−
1〜2−4が無線接続装置7−1に割り当てられてお
り、電話機2−1はTAとRAを使用し、電話機2−2
がTBとRBを使用することになる。1タイムスロット
は、制御データ80ビット、音声データ160ビットか
ら構成され、1チャネルあたり制御データは32kbp
s、音声データは64kbpsの伝送が可能である。
【0021】この結果、1フレームに要する時間は5ミ
リ秒になる。同期信号10は、このフレームの開始タイ
ミングで立ち上がる200Hzのクロックである。
【0022】無線接続装置と電話機の間の伝送において
は、予め定められたパターンに従って使用する周波数を
フレームごとに変化させる。このように使用周波数を一
定時間毎に変化させることにより、特定のチャネルが妨
害された場合でも、影響を受けるのは一部の時間のみで
あり、結果として高品質の通信を実現することが可能に
なる。 <第2の同期信号>図4は、本実施例における使用周波
数タイミングを示す説明図である。また、この図4は、
同期信号11とのタイミング関係も示している。
【0023】各無線接続装置が使用する周波数は、各時
点で他の無線接続装置の使用する周波数と異なるもので
ある必要がある。その制御を行うために、各無線接続装
置に予め割り当てられた基本周波数チャネルと第2の同
期信号11を用いる。
【0024】この第2の同期信号11は、使用する周波
数チャネルの数に相当するフレームごとに発生する。つ
まり、使用する周波数チャネルの数が26であるとする
と、26×5ミリ秒=130ミリ秒毎に発生する。
【0025】そして、この第2の同期信号11が発生し
た直後のフレームにおいては、予め各無線接続装置に割
り当てられた周波数を使用する。また、これ以降のフレ
ームにおいては、予め定められた順番にしたがって周波
数を変化させる。
【0026】図4に示すように、異なる無線接続装置
は、同時に同じ周波数を使用することがないように割り
当てられているため、相互干渉が発生することなく周波
数ホッピングを実現することが可能である。 <内線通話手順>最後に、内線電話機2−1から内線電
話機2−6に電話をかける場合の手順について説明す
る。
【0027】図5は、本実施例において、内線電話機2
−1から内線電話機2−6に対して送信を行う手順を示
すフローチャートである。
【0028】内線電話機2−1から発呼があると(S
1)、無線接続装置7−1は発呼要求を受け付け(S
2)、主装置のCPU4に内線電話機2−1から内線電
話機2−6に対して発呼要求があったことを通知する
(S3)。CPU4は、内線電話機2−6に対応する無
線接続装置7−2に対して着信通知を行い(S4)、無
線接続装置7−2は内線電話機2−6に対して鳴動コマ
ンドを送る(S5)。
【0029】内線電話機2−6が応答すると(S6、S
7)、この無線接続装置7−2は、CPU4に応答のあ
った旨を通知し(S8)、CPU4は、タイムスイッチ
を制御し、内線電話機2−1に相当するタイムスロット
5を内線電話機2−6に接続する(S9)。
【0030】これらの手順の後に、内線電話機2−1と
内線電話機2−6のリンクが張られた状態となり、音声
チャネルを使用した通話が開始される(S10)。
【0031】以上の手順で必要となる無線接続装置と内
線電話機の間のやり取りは、全て各端末に割り当てられ
たタイムスロット中の制御チャネルと通話チャネルを用
いて行われる。電話機2−1は、無線接続装置の7−1
のTAとRAを用い、電話機2−6は、無線接続装置7
−2のTBとRBを用いることとなる。
【0032】また、使用する周波数チャネルは、図4に
示すようになる。無線接続装置7−1は、第2の同期信
号11の直後は周波数1を使用し、無線接続装置7−2
は、第2の同期信号11の直後は周波数2を使用する。
第1の同期信号タイミングに合わせて周波数をシフトす
ることにより、同じ周波数を同時に使用することを防ぐ
ことができる。
【0033】以上のようにして、周波数チャネルが複数
の無線接続装置または内線電話機で同時に使用されるこ
とを防ぐことで、低速周波数ホッピングを電話交換装置
で実現できる。
【0034】なお、以上の第1実施例においては、第1
の同期信号と第2の同期信号は異なる信号であった。し
かしながら、第1の同期信号の中に、第2の同期信号を
含めることも可能である。
【0035】図6は、そのような第2実施例の同期信号
を示す説明図である。
【0036】図示のように、第1の同期信号において、
第2の同期信号を発生すべきタイミングでは、パルスを
2回発生する。そして、この2回のパルスを検出する
と、それが第2の同期信号のタイミングであると認識す
ることが可能である。
【0037】また、上記第1実施例においては、内線通
話についてのみ説明したが、内線の端末が公衆回線にア
クセスする場合も、端末と主装置の無線接続装置との間
の通信方法は、上記第1実施例と同じであり、同様の同
期信号を使用することによってのみ実現することが可能
となる。
【0038】また、上記第1実施例においては、周波数
チャネルが26あるものとしたが、本発明は、チャネル
の数に関係なく同様の効果を得ることが可能である。
【0039】また、複数の無線接続装置を使用する限り
においては、無線接続装置の数にも関係なく、同様の効
果を得ることが可能である。
【0040】さらに、上記第1実施例においては、内線
に接続される端末として電話機を想定していたが、電話
機以外の端末の場合でも同様の効果が期待できる。
【0041】具体的には、ファクシミリ、パソコン、プ
リンタ、複写機など、上記第1実施例において説明した
通信制御を行うことのできる端末であれば良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期させることができ、無線接続装置と端末との間の通
信において一定時間ごとに使用する周波数チャネルを切
り替え動作において、周波数チャネルが複数の無線接続
装置または内線電話機で同時に使用されることを防ぐこ
とができ、例えば低速周波数ホッピングを電話交換装置
で実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例において、無線接続装置に設けられ
る無線インタフェースの構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施例において、主装置と内線電話機との
間で行われる時分割多重通信フォーマットを示す説明図
である。
【図4】上記実施例における使用周波数タイミングを示
す説明図である。
【図5】上記実施例において、内線電話機間で通話を行
う手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例における同期信号を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…主装置、 2−1〜2−6…交換機、 3…公衆網回線、 4…CPU、 5…タイムスイッチ、 6…公衆回線インタフェース、 7−1〜7−26…無線接続装置、 8…同期信号発生部、 9…ハイウェイ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/24 7/26 7/30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末と無線により通信を行う複数
    の無線接続装置と、これら複数の無線接続装置に対して
    共通の同期信号を入力する手段と、無線接続装置と端末
    との間の通信において一定時間ごとに使用する周波数チ
    ャネルを切り替える手段と、チャネルの切り替えを上記
    同期信号に基づいて無線接続装置において同時に行う手
    段とを有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記複数の無線接続装置に対し、さらに共通の第2の同
    期信号を入力する手段を有し、上記第2の同期信号を
    (使用する周波数チャネルの数)×(第1の同期信号の
    間隔)ごとに発生することを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記各無線接続装置ごとに異なる周波数チャネル番号を
    設定する手段と、上記第2の同期信号に同期して設定さ
    れた周波数チャネルを使用する手段を有することを特徴
    とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 主装置は、接続装置との間の交換接続手段を有すること
    を特徴とする無線通信装置。
JP7087637A 1995-03-20 1995-03-20 無線通信装置 Pending JPH08265857A (ja)

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JP7087637A JPH08265857A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 無線通信装置

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