JPH08265827A - 移動体端末情報管理方法とその装置 - Google Patents
移動体端末情報管理方法とその装置Info
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- JPH08265827A JPH08265827A JP7060894A JP6089495A JPH08265827A JP H08265827 A JPH08265827 A JP H08265827A JP 7060894 A JP7060894 A JP 7060894A JP 6089495 A JP6089495 A JP 6089495A JP H08265827 A JPH08265827 A JP H08265827A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ネットワーク内の特定移動体交換機に移動体端
末の位置情報と端末属性情報とを設け、各移動体交換機
には自交換機の管轄エリアに移動してきた移動体端末の
属性情報を格納するデータベースを設けることにより、
移動体端末情報を管理する。 【構成】ネットワークは位置情報と端末属性情報とを格
納しているＤＢＡ１２を有するＥＸＡ１と、自交換機の
管轄エリア内に移動してきたＭＳＡ５の端末属性情報を
一時的に記憶するＤＢＢ２２を有するＥＸＢ２とから構
成され、ＭＳＡ５が移動したときにＥＸＡ１のＤＢＡ１
２に位置情報を書き込むとともに、ＥＸＢ２のＤＢＢ２
２に端末属性情報を書き込むことにより、ＭＳＡ５の発
着信を制御する。
末の位置情報と端末属性情報とを設け、各移動体交換機
には自交換機の管轄エリアに移動してきた移動体端末の
属性情報を格納するデータベースを設けることにより、
移動体端末情報を管理する。 【構成】ネットワークは位置情報と端末属性情報とを格
納しているＤＢＡ１２を有するＥＸＡ１と、自交換機の
管轄エリア内に移動してきたＭＳＡ５の端末属性情報を
一時的に記憶するＤＢＢ２２を有するＥＸＢ２とから構
成され、ＭＳＡ５が移動したときにＥＸＡ１のＤＢＡ１
２に位置情報を書き込むとともに、ＥＸＢ２のＤＢＢ２
２に端末属性情報を書き込むことにより、ＭＳＡ５の発
着信を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動体端末情報管理方法
とその装置に関し、特に移動体通信における交換処理を
行う蓄積プログラム制御式の複数の移動体交換機により
構成されているネットワークにおいて、移動体端末の位
置情報と端末属性情報を管理する移動体端末情報管理方
法とその装置に関する。
とその装置に関し、特に移動体通信における交換処理を
行う蓄積プログラム制御式の複数の移動体交換機により
構成されているネットワークにおいて、移動体端末の位
置情報と端末属性情報を管理する移動体端末情報管理方
法とその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の移動体端末情報管理方式
では、ネットワーク内で特定された蓄積プログラム制御
式の移動体交換機（以下特定移動体交換機）のデータベ
ースか、あるいは移動体端末の位置情報を管理する専用
コンピュータのデータベースにのみ移動体端末の位置情
報や端末属性情報を格納し、特定移動体交換機がこれら
データベースをアクセスして管理を行っていた。
では、ネットワーク内で特定された蓄積プログラム制御
式の移動体交換機（以下特定移動体交換機）のデータベ
ースか、あるいは移動体端末の位置情報を管理する専用
コンピュータのデータベースにのみ移動体端末の位置情
報や端末属性情報を格納し、特定移動体交換機がこれら
データベースをアクセスして管理を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動体端末
情報管理方式では、ネットワーク内で特定移動体交換機
のデータベースか、あるいは移動体端末の位置情報を管
理する専用コンピュータのデータベースにのみ移動体端
末の位置情報や端末属性情報を格納し、特定移動体交換
機がデータベースをアクセスしていたので、特定移動体
交換機がシステムダウンを起こしたときや回線障害のた
めアクセスが不可能となったときには、全移動体端末ま
たはその移動体交換機の管轄下にある移動体端末はアク
セスできなくなるという問題点があった。
情報管理方式では、ネットワーク内で特定移動体交換機
のデータベースか、あるいは移動体端末の位置情報を管
理する専用コンピュータのデータベースにのみ移動体端
末の位置情報や端末属性情報を格納し、特定移動体交換
機がデータベースをアクセスしていたので、特定移動体
交換機がシステムダウンを起こしたときや回線障害のた
めアクセスが不可能となったときには、全移動体端末ま
たはその移動体交換機の管轄下にある移動体端末はアク
セスできなくなるという問題点があった。
【０００４】また、移動体端末の位置情報や端末属性情
報を必ず他の交換機のデータベースや専用コンピュータ
のデータベースをアクセスして読み出すので、接続まで
に時間がかかるという問題点があった。
報を必ず他の交換機のデータベースや専用コンピュータ
のデータベースをアクセスして読み出すので、接続まで
に時間がかかるという問題点があった。
【０００５】本発明の目的は、ネットワーク内の特定の
蓄積プログラム制御式の移動体交換機に移動体端末の位
置情報と端末属性情報とを設け、各移動体交換機には自
交換機の管轄エリアに移動してきた移動体端末の属性情
報を格納するデータベースを設けることにより、上記問
題点を解決した移動体端末情報管理方法とその装置を提
供することにある。
蓄積プログラム制御式の移動体交換機に移動体端末の位
置情報と端末属性情報とを設け、各移動体交換機には自
交換機の管轄エリアに移動してきた移動体端末の属性情
報を格納するデータベースを設けることにより、上記問
題点を解決した移動体端末情報管理方法とその装置を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、蓄積プ
ログラム制御式の複数の移動体交換機により構成されて
いるネットワーク内のある移動体交換機は特定移動体交
換機との間で移動体端末の位置情報と属性情報とを送受
信する情報送受信手段と前記位置情報と属性情報とを格
納する格納手段とを備え、前記移動体端末は前記移動体
交換機の管轄エリア間を移動したとき前記特定移動体交
換機に対して自移動体端末の固有番号と移動先交換機情
報とを通知し、前記特定移動体交換機は自メモリ内の前
記移動体端末の位置情報に前記移動先交換機情報を書き
込むとともにこの移動体端末の属性情報を前記移動先交
換機に送出し、前記移動先交換機は前記移動体端末の属
性情報を受信して自メモリに書き込み、ある移動体端末
が別の前記移動体端末に発信した時に同一の前記移動体
交換機に被呼移動体端末の属性情報が存在するかを調べ
てそれが存在したときは前記被呼移動体端末を呼び出
し、存在しないときは前記特定移動体交換機をアクセス
してその位置情報から前記被呼移動体端末の所在を読み
出して該当交換機を経由して前記被呼移動体端末に着信
させることを特徴とする移動体端末情報管理方法が得ら
れる。
ログラム制御式の複数の移動体交換機により構成されて
いるネットワーク内のある移動体交換機は特定移動体交
換機との間で移動体端末の位置情報と属性情報とを送受
信する情報送受信手段と前記位置情報と属性情報とを格
納する格納手段とを備え、前記移動体端末は前記移動体
交換機の管轄エリア間を移動したとき前記特定移動体交
換機に対して自移動体端末の固有番号と移動先交換機情
報とを通知し、前記特定移動体交換機は自メモリ内の前
記移動体端末の位置情報に前記移動先交換機情報を書き
込むとともにこの移動体端末の属性情報を前記移動先交
換機に送出し、前記移動先交換機は前記移動体端末の属
性情報を受信して自メモリに書き込み、ある移動体端末
が別の前記移動体端末に発信した時に同一の前記移動体
交換機に被呼移動体端末の属性情報が存在するかを調べ
てそれが存在したときは前記被呼移動体端末を呼び出
し、存在しないときは前記特定移動体交換機をアクセス
してその位置情報から前記被呼移動体端末の所在を読み
出して該当交換機を経由して前記被呼移動体端末に着信
させることを特徴とする移動体端末情報管理方法が得ら
れる。
【０００７】また、蓄積プログラム制御式の複数の移動
体交換機により構成されているネットワークにおいて、
あらかじめ特定した特定移動体交換機は第１のデータベ
ースを有し、前記ネットワークを構成する他の前記各移
動体交換機は第２のデータベースを有し、前記第１のデ
ータベースは前記ネットワーク内に在圏しているすべて
の移動体端末の現在の位置情報を格納する位置情報メモ
リと、前記各移動体端末が有している端末属性情報を格
納する属性情報メモリとを有し、前記第２のデータベー
スは自移動体交換機の管轄エリア内に移動してきた前記
移動体端末の端末属性情報を前記特定移動体交換機から
受信して格納する移動端末属性情報メモリと、前記移動
体端末が前記移動体交換機の管轄エリア間を移動してき
たときその位置情報を前記特定移動体交換機へ送出する
とともにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を
前記特定移動体交換機から受信するためのプロトコルと
を備えることを特徴とする移動体端末情報管理装置が得
られる。
体交換機により構成されているネットワークにおいて、
あらかじめ特定した特定移動体交換機は第１のデータベ
ースを有し、前記ネットワークを構成する他の前記各移
動体交換機は第２のデータベースを有し、前記第１のデ
ータベースは前記ネットワーク内に在圏しているすべて
の移動体端末の現在の位置情報を格納する位置情報メモ
リと、前記各移動体端末が有している端末属性情報を格
納する属性情報メモリとを有し、前記第２のデータベー
スは自移動体交換機の管轄エリア内に移動してきた前記
移動体端末の端末属性情報を前記特定移動体交換機から
受信して格納する移動端末属性情報メモリと、前記移動
体端末が前記移動体交換機の管轄エリア間を移動してき
たときその位置情報を前記特定移動体交換機へ送出する
とともにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を
前記特定移動体交換機から受信するためのプロトコルと
を備えることを特徴とする移動体端末情報管理装置が得
られる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示すシステムブ
ロック図、図２（ａ），（ｂ）は図１における特定移動
体交換機のデータベースのメモリ構成の一例，他の移動
体交換機のデータベースのメモリ構成の一例を示す図で
ある。
ロック図、図２（ａ），（ｂ）は図１における特定移動
体交換機のデータベースのメモリ構成の一例，他の移動
体交換機のデータベースのメモリ構成の一例を示す図で
ある。
【００１０】図１を参照すると、本実施例のネットワー
クは複数の交換局（ＥＸＡ，ＥＸＢ１，２から構成され
ている。
クは複数の交換局（ＥＸＡ，ＥＸＢ１，２から構成され
ている。
【００１１】ＥＸＡ１は特定移動体交換機（ＭＴＳＡ）
１１と、このＭＴＳＡ１１に接続されたデータベース
（ＤＢＡ）１２と、ＥＸＢ２と接続されるトランク回路
（ＴＲＫ）１３とを備え、ＭＴＳＡ１１と接続される無
線基地局（ＢＳＡ）３１と、ＢＳＡ３１のサービスエリ
ア（ＳＡＡ）３内に在圏する移動体端末（ＭＳＡ，ＭＳ
Ｂ）５，６とが示されている。
１１と、このＭＴＳＡ１１に接続されたデータベース
（ＤＢＡ）１２と、ＥＸＢ２と接続されるトランク回路
（ＴＲＫ）１３とを備え、ＭＴＳＡ１１と接続される無
線基地局（ＢＳＡ）３１と、ＢＳＡ３１のサービスエリ
ア（ＳＡＡ）３内に在圏する移動体端末（ＭＳＡ，ＭＳ
Ｂ）５，６とが示されている。
【００１２】また、ＥＸＢ２は移動体交換機（ＭＴＳ
Ｂ）２１と、このＭＴＳＢ２１に接続されたデータベー
ス（ＤＢＢ）２２と、局間中継線を通してＥＸＡ１のＴ
ＲＫ１３と接続されるＴＲＫ２３と、ＭＴＳＢ２１に収
容された固定電話機（ＴＰＨ）２４とを備え、ＭＴＳＢ
２１と接続される無線基地局（ＢＳＢ）４１と、ＢＳＢ
４１のサービスエリア（ＳＡＢ）４内にＢＳＡ３１のＳ
ＡＡ３から移動してきたＭＳＡ５が破線で示されてい
る。
Ｂ）２１と、このＭＴＳＢ２１に接続されたデータベー
ス（ＤＢＢ）２２と、局間中継線を通してＥＸＡ１のＴ
ＲＫ１３と接続されるＴＲＫ２３と、ＭＴＳＢ２１に収
容された固定電話機（ＴＰＨ）２４とを備え、ＭＴＳＢ
２１と接続される無線基地局（ＢＳＢ）４１と、ＢＳＢ
４１のサービスエリア（ＳＡＢ）４内にＢＳＡ３１のＳ
ＡＡ３から移動してきたＭＳＡ５が破線で示されてい
る。
【００１３】そして、ＤＢＡ１２は図２（ａ）に示すよ
うに、このネットワーク内のすべてのサービスエリア内
に在圏しているすべての移動体端末の現在の位置情報を
格納する位置情報メモリ１２１と、各移動体端末が有し
ている端末属性情報（サービス・規制クラス）を格納す
る属性情報メモリ１２２とを有し、ＤＢＢ２２はＳＡＢ
４内に移動してきた移動体端末の端末属性情報をＥＸＡ
１から受信して格納する移動端末属性情報メモリ２２１
と、移動体端末が各交換機の管轄エリア間を移動してき
たときその位置情報を特定移動体交換機へ送出するとと
もにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を特定
移動体交換機から受信するためのプロトコル２２２とを
備えている。
うに、このネットワーク内のすべてのサービスエリア内
に在圏しているすべての移動体端末の現在の位置情報を
格納する位置情報メモリ１２１と、各移動体端末が有し
ている端末属性情報（サービス・規制クラス）を格納す
る属性情報メモリ１２２とを有し、ＤＢＢ２２はＳＡＢ
４内に移動してきた移動体端末の端末属性情報をＥＸＡ
１から受信して格納する移動端末属性情報メモリ２２１
と、移動体端末が各交換機の管轄エリア間を移動してき
たときその位置情報を特定移動体交換機へ送出するとと
もにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を特定
移動体交換機から受信するためのプロトコル２２２とを
備えている。
【００１４】続いて本実施例においてＭＳＡ５がＳＡＡ
３からＳＡＢ４に移動してきたときの動作について図
１，図２を併用して説明する。
３からＳＡＢ４に移動してきたときの動作について図
１，図２を併用して説明する。
【００１５】ＭＳＡ５がＳＡＡ３内に在圏したときに、
ＥＸＡ１のＤＢＡ１２の位置情報メモリ１２１のＭＳＡ
５対応の領域にはＥＸＡ１の情報が書き込まれており、
また属性情報メモリ１２２にはサービスクラスと規制ク
ラス（サービス・規制クラス）の属性情報が書き込まれ
ている。
ＥＸＡ１のＤＢＡ１２の位置情報メモリ１２１のＭＳＡ
５対応の領域にはＥＸＡ１の情報が書き込まれており、
また属性情報メモリ１２２にはサービスクラスと規制ク
ラス（サービス・規制クラス）の属性情報が書き込まれ
ている。
【００１６】ＭＳＡ５がＳＡＢ４内に移動してきたと
き、ＭＴＳＢ２１はＢＳＢ４１を通してＭＳＡ３のこの
移動を検出し、ＭＳＡ５がＳＡＢ４内に在圏していると
いう位置情報をＴＲＫ２３，局間中継線およびＴＲＫ１
３を経由してＥＸＡ１に通知する。
き、ＭＴＳＢ２１はＢＳＢ４１を通してＭＳＡ３のこの
移動を検出し、ＭＳＡ５がＳＡＢ４内に在圏していると
いう位置情報をＴＲＫ２３，局間中継線およびＴＲＫ１
３を経由してＥＸＡ１に通知する。
【００１７】ＥＸＡ１ではこの位置情報を受信するとＤ
ＢＡ１２内のＭＳＡ５用の位置情報メモリ１２１にＥＸ
Ｂ２の位置を書き込み、ＭＳＡ５の属性情報メモリ１２
２からサービス・規制クラスを読み出し、これをＴＲＫ
１３，局間中継線，ＴＲＫ２３を経由してＭＴＳＢ２１
に通知する。
ＢＡ１２内のＭＳＡ５用の位置情報メモリ１２１にＥＸ
Ｂ２の位置を書き込み、ＭＳＡ５の属性情報メモリ１２
２からサービス・規制クラスを読み出し、これをＴＲＫ
１３，局間中継線，ＴＲＫ２３を経由してＭＴＳＢ２１
に通知する。
【００１８】ＭＴＳＢ２１では受信したサービスクラス
と規制クラスとをＤＢＢ２２内の移動端末属性情報メモ
リ２２１のＭＳＢ２用の領域に書き込む。
と規制クラスとをＤＢＢ２２内の移動端末属性情報メモ
リ２２１のＭＳＢ２用の領域に書き込む。
【００１９】次に、ＥＸＡ１に接続されているＢＳＡ３
１のＳＡＡ３内に在圏するＭＳＡ５がＭＳＢ６の加入者
番号をダイヤルすると、ＥＸＡ１では図示していない中
央処理装置（ＣＰＵ）がＤＢＡ１２のＭＳＡ５の位置情
報を位置情報メモリ１２１から読み出し、ＭＳＡ５は現
在ＥＸＢ２が管轄するＢＳＢ４１のＳＡＢ４内にいるこ
とを知る。そして、ＴＲＫ１３を捕捉して発信信号を送
出する。
１のＳＡＡ３内に在圏するＭＳＡ５がＭＳＢ６の加入者
番号をダイヤルすると、ＥＸＡ１では図示していない中
央処理装置（ＣＰＵ）がＤＢＡ１２のＭＳＡ５の位置情
報を位置情報メモリ１２１から読み出し、ＭＳＡ５は現
在ＥＸＢ２が管轄するＢＳＢ４１のＳＡＢ４内にいるこ
とを知る。そして、ＴＲＫ１３を捕捉して発信信号を送
出する。
【００２０】ＥＸＢ２では、この発信信号をＴＲＫ２３
から受信してＣＰＵ（図示省略）に上げる。このＣＰＵ
はＤＢＢ２２の移動端末属性情報メモリ２２１を検索し
てＭＳＡ５用の属性があるかを調べる。
から受信してＣＰＵ（図示省略）に上げる。このＣＰＵ
はＤＢＢ２２の移動端末属性情報メモリ２２１を検索し
てＭＳＡ５用の属性があるかを調べる。
【００２１】ここでは、ＭＳＡ５用の属性情報（サービ
ス・規制クラス）を見つけることができるので、ＭＳＡ
５がＥＸＢ２の管轄下のサービスエリアにいることを確
認するとともに、この属性情報からＭＳＡ５への着信が
許可されていることを確認して着信接続が行われる。
ス・規制クラス）を見つけることができるので、ＭＳＡ
５がＥＸＢ２の管轄下のサービスエリアにいることを確
認するとともに、この属性情報からＭＳＡ５への着信が
許可されていることを確認して着信接続が行われる。
【００２２】次に、ＥＸＢ２内のＭＴＳＢ２１に収容さ
れたＴＰＨ２４がＭＳＡ５の加入者番号をダイヤルした
ときは、ＥＸＢ２のＣＰＵは上記と同様にＤＢＢ２２を
検索し、被呼端末のＭＳＡ５がＥＸＢ２の管轄下のサー
ビスエリアにいることを確認するとともに、その属性情
報からＭＳＡ５への着信が許可されていることを確認
し、ＥＸＡ１をアクセスすることなくＭＳＡ５への着信
接続が行われる。
れたＴＰＨ２４がＭＳＡ５の加入者番号をダイヤルした
ときは、ＥＸＢ２のＣＰＵは上記と同様にＤＢＢ２２を
検索し、被呼端末のＭＳＡ５がＥＸＢ２の管轄下のサー
ビスエリアにいることを確認するとともに、その属性情
報からＭＳＡ５への着信が許可されていることを確認
し、ＥＸＡ１をアクセスすることなくＭＳＡ５への着信
接続が行われる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の移動体端末
情報管理方法は、蓄積プログラム制御式の複数の移動体
交換機により構成されているネットワーク内のある移動
体交換機は特定移動体交換機との間で移動体端末の位置
情報と属性情報とを送受信する情報送受信手段と位置情
報と属性情報とを格納する格納手段とを備え、移動体端
末は移動体交換機の管轄エリア間を移動したとき特定移
動体交換機に対して自移動体端末の固有番号と移動先交
換機情報とを通知し、特定移動体交換機は自メモリ内の
移動体端末の位置情報に移動先交換機情報を書き込むと
ともにこの移動体端末の属性情報を移動先交換機に送出
し、移動先交換機は移動体端末の属性情報を受信して自
メモリに書き込み、ある移動体端末が別の移動体端末に
発信した時に同一の移動体交換機に被呼移動体端末の属
性情報が存在するかを調べてそれが存在したときは被呼
移動体端末を呼び出し、存在しないときは特定移動体交
換機をアクセスしてその位置情報から被呼移動体端末の
所在を読み出して該当交換機を経由して被呼移動体端末
に着信させることにより、また本発明の移動体端末情報
管理装置は、蓄積プログラム制御式の複数の移動体交換
機により構成されているネットワークにおいて、あらか
じめ特定した特定移動体交換機は第１のデータベースを
有し、ネットワークを構成する他の各移動体交換機は第
２のデータベースを有し、第１のデータベースはネット
ワーク内に在圏しているすべての移動体端末の現在の位
置情報を格納する位置情報メモリと、各移動体端末が有
している端末属性情報を格納する属性情報メモリとを有
し、第２のデータベースは自移動体交換機の管轄エリア
内に移動してきた移動体端末の端末属性情報を特定移動
体交換機から受信して格納する移動端末属性情報メモリ
と、移動体端末が移動体交換機の管轄エリア間を移動し
てきたときその位置情報を特定移動体交換機へ送出する
とともにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を
特定移動体交換機から受信するためのプロトコルとを備
えることにより、下記の効果を有する。
情報管理方法は、蓄積プログラム制御式の複数の移動体
交換機により構成されているネットワーク内のある移動
体交換機は特定移動体交換機との間で移動体端末の位置
情報と属性情報とを送受信する情報送受信手段と位置情
報と属性情報とを格納する格納手段とを備え、移動体端
末は移動体交換機の管轄エリア間を移動したとき特定移
動体交換機に対して自移動体端末の固有番号と移動先交
換機情報とを通知し、特定移動体交換機は自メモリ内の
移動体端末の位置情報に移動先交換機情報を書き込むと
ともにこの移動体端末の属性情報を移動先交換機に送出
し、移動先交換機は移動体端末の属性情報を受信して自
メモリに書き込み、ある移動体端末が別の移動体端末に
発信した時に同一の移動体交換機に被呼移動体端末の属
性情報が存在するかを調べてそれが存在したときは被呼
移動体端末を呼び出し、存在しないときは特定移動体交
換機をアクセスしてその位置情報から被呼移動体端末の
所在を読み出して該当交換機を経由して被呼移動体端末
に着信させることにより、また本発明の移動体端末情報
管理装置は、蓄積プログラム制御式の複数の移動体交換
機により構成されているネットワークにおいて、あらか
じめ特定した特定移動体交換機は第１のデータベースを
有し、ネットワークを構成する他の各移動体交換機は第
２のデータベースを有し、第１のデータベースはネット
ワーク内に在圏しているすべての移動体端末の現在の位
置情報を格納する位置情報メモリと、各移動体端末が有
している端末属性情報を格納する属性情報メモリとを有
し、第２のデータベースは自移動体交換機の管轄エリア
内に移動してきた移動体端末の端末属性情報を特定移動
体交換機から受信して格納する移動端末属性情報メモリ
と、移動体端末が移動体交換機の管轄エリア間を移動し
てきたときその位置情報を特定移動体交換機へ送出する
とともにこの移動してきた移動体端末の端末属性情報を
特定移動体交換機から受信するためのプロトコルとを備
えることにより、下記の効果を有する。
【００２４】ある移動体端末から発信して特定移動体交
換機をアクセスすることにより、被呼移動体端末を呼び
出すことができる。
換機をアクセスすることにより、被呼移動体端末を呼び
出すことができる。
【００２５】また、被呼移動体端末の移動先交換機に収
容された内線電話機から移動体端末をアクセスしたとき
は特定移動体交換機をアクセスすることなく呼び出すこ
とができるので、アクセス時間が著しく短縮される。
容された内線電話機から移動体端末をアクセスしたとき
は特定移動体交換機をアクセスすることなく呼び出すこ
とができるので、アクセス時間が著しく短縮される。
【００２６】さらに、特定移動体交換機がシステムダウ
ンを起こしたときにも、移動先交換機の管轄下にある移
動体端末は発信することができ、またこの移動体端末は
移動先交換機に収容された内線電話機からの着信を受け
ることができる。
ンを起こしたときにも、移動先交換機の管轄下にある移
動体端末は発信することができ、またこの移動体端末は
移動先交換機に収容された内線電話機からの着信を受け
ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。
ある。
【図２】（ａ），（ｂ）は図１における特定移動体交換
機のデータベースのメモリ構成の一例，他の移動体交換
機のデータベースのメモリ構成の一例を示す図である。
機のデータベースのメモリ構成の一例，他の移動体交換
機のデータベースのメモリ構成の一例を示す図である。
１，２ 交換局（ＥＸＡ，ＥＸＢ） ３，４ サービスエリア（ＳＡＡ，ＳＡＢ） ５，６ 移動体端末（ＭＳＡ，ＭＳＢ） １１ 特定移動体交換機（ＭＴＳＡ） １２，２２ データベース（ＤＢＡ，ＤＢＢ） １３，２３ トランク回路（ＴＲＫ） ２１ 移動体交換機（ＭＴＳＢ） ２４ 固定電話機（ＴＰＨ） ３１，４１ 無線基地局（ＢＳＡ，ＢＳＢ） １２１ 位置情報メモリ １２２ 属性情報メモリ ２２１ 移動端末属性情報メモリ ２２２ プロトコル
Claims (2)
- 【請求項１】 蓄積プログラム制御式の複数の移動体交
換機により構成されているネットワーク内のある移動体
交換機は特定交換機との間で移動体端末の位置情報と属
性情報とを送受信する情報送受信手段と前記位置情報と
属性情報とを格納する格納手段とを備え、前記移動体端
末は前記移動体交換機の管轄エリア間を移動したとき前
記特定交換機に対して自移動体端末の固有番号と移動先
交換機情報とを通知し、前記特定交換機は自メモリ内の
前記移動体端末の位置情報に前記移動先交換機情報を書
き込むとともにこの移動体端末の属性情報を前記移動先
交換機に送出し、前記移動先交換機は前記移動体端末の
属性情報を受信して自メモリに書き込み、ある移動体端
末が別の前記移動体端末に発信した時に同一の前記移動
体交換機に被呼移動体端末の属性情報が存在するかを調
べてそれが存在したときは前記被呼移動体端末を呼び出
し、存在しないときは前記特定交換機をアクセスしてそ
の位置情報から前記被呼移動体端末の所在を読み出して
該当交換機を経由して前記被呼移動体端末に着信させる
ことを特徴とする移動体端末情報管理方法。 - 【請求項２】 蓄積プログラム制御式の複数の移動体交
換機により構成されているネットワークにおいて、あら
かじめ特定した特定交換機は第１のデータベースを有
し、前記ネットワークを構成する他の前記各移動体交換
機は第２のデータベースを有し、前記第１のデータベー
スは前記ネットワーク内に在圏しているすべての移動体
端末の現在の位置情報を格納する位置情報メモリと、前
記各移動体端末が有している端末属性情報を格納する属
性情報メモリとを有し、前記第２のデータベースは自移
動体交換機の管轄エリア内に移動してきた前記移動体端
末の端末属性情報を前記特定交換機から受信して格納す
る移動端末属性情報メモリと、前記移動体端末が前記移
動体交換機の管轄エリア間を移動してきたときその位置
情報を前記特定交換機へ送出するとともにこの移動して
きた移動体端末の端末属性情報を前記特定交換機から受
信するためのプロトコルとを備えることを特徴とする移
動体端末情報管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060894A JPH08265827A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動体端末情報管理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060894A JPH08265827A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動体端末情報管理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265827A true JPH08265827A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13155528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7060894A Pending JPH08265827A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 移動体端末情報管理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08265827A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62114338A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Nec Corp | 無線ボタン電話システムにおける端末収容方法およびそれに使用する装置 |
| JPH06133359A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-13 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | ロケーションレジスタ設定制御方式 |
| JPH06133357A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-05-13 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | 移動通信網のロケーションレジスタ制御方式 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060894A patent/JPH08265827A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62114338A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Nec Corp | 無線ボタン電話システムにおける端末収容方法およびそれに使用する装置 |
| JPH06133357A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-05-13 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | 移動通信網のロケーションレジスタ制御方式 |
| JPH06133359A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-13 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | ロケーションレジスタ設定制御方式 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971014 |