JPH08265158A - アナログ−デジタル・コンバータ - Google Patents

アナログ−デジタル・コンバータ

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JPH08265158A
JPH08265158A JP8021210A JP2121096A JPH08265158A JP H08265158 A JPH08265158 A JP H08265158A JP 8021210 A JP8021210 A JP 8021210A JP 2121096 A JP2121096 A JP 2121096A JP H08265158 A JPH08265158 A JP H08265158A
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Δ−Σ・コンバータにおいて、低コストでサ
ンプリングレートを高くする。 【解決手段】 Δ−Σ・コンバータの量子化回路、たと
えばコンパレータにラッチを接続したものを、それぞれ
が低い周波数fs /Nで、互いに2π/Nだけオフセットし
た位相で動作するN個の量子化回路で置き換える。量子
化した出力は制御信号にしたがって組み合せて周波数f
s のフィードバック信号を生成し、フィードバック信号
をΔ−Σ・コンバータの減算器に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明はアナログ−デジタル変換
に関し、より詳しくはΔ−Σ型アナログ−デジタル・コ
ンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】Δ−Σコンバータは、Σ−Δモジュレー
タとも呼ばれ、信号の振幅をデジタルデータに変換す
る。所定の周波数f0 の入力信号をオーバーサンプリン
グする、即ちfS >>2f0 となるようなナイキストレート
より大幅に高いレートfS でサンプリングする。Δ−Σ
コンバータで1ビット量子化を用いると、出力信号は入
力信号の振幅に比例した時刻平均振幅を有する1ビット
のデータパルス・ストリームを含むことになる。
【0003】入力信号の量子化で、エラー、つまり雑音
が出力信号に混入する。Δ−Σコンバータの大きな利点
は量子化雑音のスペクトルをシェイピングする、より詳
しくは、低い周波数から高い周波数へ雑音を移動する機
能である。出力データはローパスフィルタに通せば雑音
を除去できる。
【0004】減算器20、積分器30、コンパレータ4
3とラッチ46を含むアナログ−デジタル・コンバータ
40、デジタル−アナログ・コンバータ50を含むよう
な1ビット1次Δ−Σ・コンバータを図1に図示する。
【0005】最大周波数f0 の入力信号SINを入力端子
10に印加すると、信号SINが減算器20に供給され
る。減算器20は現在の入力信号からフィードバック信
号を減算して、差分信号を生成し、この差分信号を積分
器30に印加する。
【0006】積分器30は差分信号を現在の差分信号の
和に加算して積分信号を生成し、積分信号をコンパレー
タ43に供給するように機能する。
【0007】コンパレータ43は2レベルのうちの一方
のレベルに積分信号を大まかに量子化し、量子化信号を
ラッチ46に供給する。ラッチ46はクロック発生回路
(図示していない)から入力端子45経由でサンプリン
グ周波数fs の制御信号も受信し、制御信号に合せて量
子化した信号をサンプリングし、サンプリングした信号
を出力Dout として出力端子60へさらにデジタル−ア
ナログ・コンバータ(DAC50)へ供給する。このほ
か、コンパレータ43で積分信号を精密量子化して2レ
ベル以上のレベルを有する出力信号を発生させても良
い。
【0008】DAC50は出力信号Dout とサンプリン
グ周波数fs の制御信号を受信しており、値Dout を出
力信号の2つのレベルの一方に変換して結果をフィード
バック信号として減算器20へ供給するように機能す
る。フィードバックが行われるので、量子化信号の平均
値は平均入力に追従出来るようになる。
【0009】ジェームス・C・キャンディらの「オーバ
ーサンプリング型Δ−Σ・データコンバータ」(IEE
Eプレス、1992年)2〜7ページ(James C. Candy
etal., "Oversampling Delta-Sigma Data Converters,
IEEE Press, 1992, pages2-7 )に述べられているよう
に、1次のΔ−Σ・モジュレータとしては、信号帯域f
0 のrms 雑音n0 は次式で与えられる:
【0010】
【数1】 n0 1st order=erms (π2 /3 )1/2 (2f0 /f s 3/2 ここでerms は自乗平均値(rms )量子化エラーであ
る。1次Δ−Σ・コンバータのサンプリング周波数を2
倍にすると帯域内雑音は9dB減少し、1.5ビットの
解像度増加に対応する。
【0011】減算器110、130、積分器120、1
40、コンパレータ153、ラッチ156、DAC16
0を含むような2次Δ−Σ・コンバータを図2に図示す
る。2次Δ−Σ・コンバータは一般に1次Δ−Σ・コン
バータと同様だが、フィードバック信号が「外側の」減
算器110に印加され、ここで入力信号と混合されてか
ら積分され、その後で「内側の減算器」130へ印加さ
れる点で異なっている。
【0012】減算器130、積分器140、コンパレー
タ153、ラッチ156、DAC160を含む内側の回
路はシステムを安定化し、システムの高周波特性を決定
するように作用する。減算器110と積分器120を含
む外側の回路はシステムの低周波特性を決定するように
働く。
【0013】2次Δ−Σ・モジュレータでは、信号帯域
0 のrms 雑音n0 は次式で与えられる:
【0014】
【数2】 n0 2nd order=erms (π4 /5) 1/2(2f0 /fs 5/2 2次Δ−Σ・コンバータのサンプリング周波数を2倍に
すると、帯域内雑音が15dB減少し、これは解像度
2.5ビットの増加に等しい。
【0015】1次Δ−Σ・コンバータに比べ、2次Δ−
Σ・コンバータは量子化雑音を減少させ、解像度が良く
なるように思われるが、2次Δ−Σ・コンバータのほう
が安定性がわるく、部材の精度に対する許容量が小さ
い。
【0016】Δ−Σ・コンバータは、高いサンプリング
周波数、より特定すればナイキストレートより最大で数
桁高いサンプリング・レートが必要とされるため、典型
的には音声信号等の低周波入力信号についてのみ使用さ
れるのが一般的である。中程度の周波数の入力信号に対
して、これに適当な高いサンプリング周波数で動作する
部材は高価である。また高周波入力信号に対しては、こ
れに適した高いサンプリング周波数で動作する部材が入
手不可能である。
【0017】低いサンプリング周波数で動作する部材を
用いて実行サンプリング周波数fsを実現するため、そ
れぞれがfs /2で動作する2つの独立したΔ−Σ・コン
バータを交互に動作させ、Δ−Σ・コンバータ用のクロ
ック信号をオフセットすることが提案されている。残念
ながら、このようなΔ−Σ・コンバータのそれぞれに対
するオーバーサンプリング比fs /f0 は半分に減少する
ので、交互に動作するような構造のΔ−Σ・コンバータ
のそれぞれでの帯域内雑音は、fs で動作する1つのΔ
−Σ・コンバータに比べて、9dB増加する。さらに、
それぞれのΔ−Σ・コンバータからの雑音が各象限に加
わるので、無補正の場合、帯域内雑音はさらに3dB増
加する。全体としての雑音は、交互に動作するΔ−Σ・
コンバータを用いる方式では、従来に1つのΔ−Σ・コ
ンバータに比べ、12dB増加し、これは2ビットの解
像度減少に相当する。つまり提案されているこの方法は
有効であるとは言えない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従来の
技術に見られる前述したような欠点を回避できるΔ−Σ
・コンバータを提供することにある。
【0019】本発明の別の目的は低速の部材を用いて相
応の高いサンプリング・レートを提供できるようなΔ−
Σ・コンバータを提供することにある。
【0020】本発明のさらに別の目的は製造コストの安
いΔ−Σ・コンバータを提供することにある。
【0021】本発明の別の目的は構造が簡単で高周波入
力信号で使用可能なアナログ−デジタル・コンバータを
提供することにある。
【0022】本発明のさらに別の目的は出力信号を一組
の低周波信号に非多重化するようなアナログ−デジタル
・コンバータを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アナロ
グ入力信号を少なくとも2つのデジタル出力信号に変換
するための方法ならびにその装置が提供される。フィー
ドバック信号を前記アナログ入力信号から減算して差分
信号を生成し、これを積分してできた積算信号を量子化
して、それぞれが所定の周波数を持ち、相互に位相をオ
フセットされた制御信号のそれぞれに対応して、前記少
なくとも2つのデジタル出力信号を生成する。前記少な
くとも2つのデジタル出力信号はフィードバック信号に
変換される。
【0024】本発明の好ましい実施の形態について、以
下の図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明によるΔ−Σ・コンバータ
は従来のΔ−Σ・コンバータの量子化回路、たとえばコ
ンパレータにラッチを接続したものを、それぞれが低い
周波数fs /Nで動作し、それぞれが2π/Nラジアンずつ
位相をずらしたN個の量子化回路に置き換えている。量
子化した出力は周波数fs の制御信号にしたがってデジ
タル−アナログ・コンバータ(DAC)で組み合せ、Δ
−Σ・コンバータの減算器へ印加するフィードバック信
号を発生させる。
【0026】その結果、本発明によるΔ−Σ・コンバー
タは、従来のΔ−Σ・コンバータに比べて、ダイナミッ
クレンジの損失なしに、サンプリング周波数fs より低
い周波数で動作する部材を使用できる。
【0027】フラッシュADCに比べた場合のΔ−Σ・
コンバータの利点としては、部品点数が少ないこと、ま
た結果的にコストが安く、電力要求が小さく、信頼性が
大きい、即ち出力エラーの確立が低いことが含まれる。
たとえば、8ビットフラッシュADCでは、実質的な個
数の論理回路とラッチを有するエンコーダで8ビットに
変換される255レベルを発生させるのに255個のコ
ンパレータを必要とする。
【0028】ここで図面を参照すると、特に図3に本発
明によるΔ−Σ・コンバータの一実施の形態が示されて
いる。図3の装置は、減算器310、積分器320、サ
ンプリング・コンパレータ330、340、スイッチ3
50、DAC360を含む。
【0029】入力信号SINは信号SINを減算器310へ
供給する入力端子300へ印加される。減算器310は
現在の入力信号からフィードバック信号を減算して差分
信号を生成し、また差分信号を積分器320へ印加する
ように機能する。積分器320は差分信号を直前の差分
信号の和に加算して積分信号を生成するように、また積
分信号をサンプリング・コンパレータ330、340へ
供給するように機能する。
【0030】サンプリング・コンパレータ330、34
0はそれぞれが積分信号を2つのレベルのうちの一方に
大まかに量子化して、サンプリング周波数fS /2の制御
信号に応答して量子化信号をサンプリングし、サンプリ
ングしたそれぞれの値Dout1、Dout2をそれぞれの出力
端子370、380とスイッチ350へ供給するように
動作する。
【0031】コンパレータ330、340へ供給される
サンプリングクロック信号は時間的に交互に配置され
る。図4A−図4Cに図示してあるように、コンパレー
タ330へ供給されたサンプリングクロック信号は、サ
ンプリングクロック信号fs の奇数番目のパルスを表わ
し、一方コンパレータ340へ供給されたサンプリング
クロック信号はサンプリングクロック信号fs の偶数番
目のパルスを表わす。これ以外には、コンパレータ33
0へ供給されたサンプリングクロック信号を180度遅
延させることによってコンパレータ340へ供給される
サンプリングクロック信号を発生させても良い。
【0032】スイッチ350はfs /2の周波数でサンプ
リングした出力信号Dout1、Dout2それぞれを受信し、
また入力端子355から周波数fs /2の制御信号も受信
しており、制御信号の周波数の2倍で量子化した値D
out1、Dout2を交互に選択するのに適している。たとえ
ば、制御信号を反転させ、一方の端子から反転していな
い信号の正のパルスを提供し、他方の端子から反転した
信号の正のパルスを提供することが出来る。スイッチ3
50の出力は所望のサンプリング周波数fs の信号とな
るが、サンプリングコンパレータ330、340のそれ
ぞれはfs /2の周波数で動作する。
【0033】DAC360はスイッチを通った出力D
out1、Dout2とサンプリング周波数fs の制御信号を受
信しており、Dout1、Dout2を2つの出力信号レベルの
一方に変換して、減算器310へのフィードバック信号
として結果を供給するように動作する。
【0034】図5は本発明によるΔ−Σ・コンバータの
別の実施例を示す。図5に図示した装置は、減算器51
0、積分器520、サンプリングコンパレータ530、
540、DAC550、560、スイッチ570を含
む。
【0035】図5のΔ−Σ・コンバータは図3のΔ−Σ
・コンバータと一般に同じように動作するが、量子化し
た出力Dout1、Dout2がそれぞれスイッチにではなくD
AC550、560へ供給される点で異なっている。D
ACはコンパレータと同一周波数で動作し、同様の位相
オフセットがかけてある。DAC550、560の出力
はスイッチ570の入力570A、570Bへそれぞれ
供給する。周波数fs/2の制御信号もクロック信号ジェ
ネレータ(図示していない)から入力端子575経由で
スイッチ570へ供給されている。スイッチ570はD
AC550、560の出力を交互に選択して、減算器5
10へ印加するフィードバック信号を生成するように機
能する。
【0036】一般的な説明において、本発明によるΔ−
Σ・コンバータはそれぞれがfs /Nで動作するN個のコ
ンパレータと、周波数fs で順番に選択されるN個の入
力を有するスイッチとを含む。本発明によるΔ−Σ・コ
ンバータは、それぞれ周波数fs /Nで動作するN個のD
ACを含んでも良い。コンパレータとDACに印加する
クロック信号は互いに2π/Nずつオフセットをかける。
図示を簡略化するため、図3および図5には1次Δ−Σ
・コンバータでN=2の場合を図示してある。高次のΔ
−Σ・コンバータの場合、フィードバック信号は一般的
に図2に図示してあるように別の減算器と別の積分器を
含む別の「外側の」回路に供給する。
【0037】本発明によるΔ−Σ・コンバータのコンパ
レータが完全に同一の場合、合成出力はサンプリング周
波数fs で動作する部材を有する従来のΔ−Σ・コンバ
ータと区別できないような信号対雑音比を有する信号を
提供できる。出力Dout1、Dout2の合成は、たとえば、
これらの値をメモリー内の互い違いの位置、たとえば出
力Dout1はアドレスn、n+2、n+4...に、出力
out2はアドレスn+1、n+3、n+5...に保存
してから、順次メモリーを読み出すことで行える。
【0038】本発明のΔ−Σ・コンバータのコンパレー
タが完全に同一ではない場合、合成出力は周波数fs /N
のエラー信号を示し、これは合成信号をバンドパスフィ
ルタで漉波すれば簡単に排除できる。たとえば合成出力
がDout1 (n) 、Dout2 (n+1)、Dout1 (n+2) 、Dout2
(n+3) ...のとき、隣接する合成出力の対を平均化し
て次式のような漉波出力を生成することを含む。
【0039】
【数3】 (Dout1 (n)+ Dout2 (n+1))/2, (Dout2 (n+1) + Dout1 (n+2))/2, (Dout1 (n+2)+ Dout2 (n+3))/2,... 本発明によるΔ−Σ・コンバータは、コンパレータの代
わりにたとえばフラッシュA/Dコンバータを使用し
て、2つ以上のレベルに積分した信号を量子化するよう
に動作させられる。この場合、量子化閾値の配置を考慮
しなければならない。
【0040】入力信号が周波数f=500MHz、
サンプリング周波数がfs =10GHz、毎秒10Gサ
ンプル以下でなら正しく動作するようなラッチを仮定す
ると、従来のΔ−Σ・コンバータは製作できない。しか
し、2つの時間的に交互配置されるラッチを有する本発
明のΔ−Σ・コンバータは用意に製作可能である。4つ
の時間的に交互配置されるラッチを有する本発明のΔ−
Σ・コンバータも実現が容易で、2次系で2.5ビット
の解像度向上が見られる。時間的に交互配置されるラッ
チを8個用いた場合には、2次系で5ビットの解像度向
上が得られる。
【0041】以上のように、本発明によるΔ−Σ・コン
バータでは、従来のΔ−Σ・コンバータに比べて、ごく
わずかに複雑さを増すだけで、部品点数と解像度を引き
替えとすることができる。サンプリング周波数と解像度
の間の従来技術による兼ね合いも、本発明によるΔ−Σ
・コンバータでは利用することが出来る。
【0042】ある種の用途においては、Δ−Σ・コンバ
ータのデジタル出力をさらに処理するために非多重化す
るのが有利である。本発明によるΔ−Σ・コンバータは
本質的に非多重化デジタル出力を生成すると見ることが
できる。
【0043】図6は図5のΔ−Σ・コンバータと類似の
Δ−Σ・コンバータの別の実施例である。図6のΔ−Σ
・コンバータでは、DACの基準電流を切り換えてお
り、一方で図5のΔ−Σ・コンバータではDAC出力を
切り換えている。以下で説明するように、図6のΔ−Σ
・コンバータは実行スイッチング速度fs を実現するた
めにわずかにfs /2で動作するクロックしか必要としな
い。
【0044】図6のΔ−Σ・コンバータは、電流供給源
610、611、618、619、650、電圧供給源
620、コンデンサ612、抵抗617、トランジスタ
613、614、615、616、652、653、6
54、655、656、658、およびサンプリング・
コンパレータ630、640を含む。
【0045】トランジスタ613、614、615、6
16はカスコード差動増幅器を構成する。トランジスタ
615、616のエミッタはそれぞれが抵抗617の端
子のそれぞれに接続してある。トランジスタ613、6
14のコレクタはそれぞれがコンデンサ612の端子の
それぞれに接続してあり、トランジスタ613、614
のベースはともにバイアス電圧VB に接続してある。
【0046】コンデンサ612の両極はトランジスタ6
52、654、656、658のコレクタにも接続して
ある。トランジスタ652、654はDACを構成して
おり、トランジスタ656、658は別のDACを構成
する。トランジスタ652、654のエミッタはともに
トランジスタ653のコレクタに接続する。トランジス
タ656、658のエミッタはともにトランジスタ65
5のコレクタに接続する。
【0047】トランジスタ653、655はトランジス
タ652、654および656、658で構成されたD
ACの基準電流を切り換えるのに適したものである。
【0048】コンデンサ612の両極はさらにサンプリ
ング・コンパレータ630、640のそれぞれの正負の
入力にも接続してある。コンパレータ630はトランジ
スタ652、654で構成されたDACに結合され、コ
ンパレータ640はトランジスタ656、658で構成
されたDACに結合されている。
【0049】トランジスタ613、614、615、6
16、抵抗617、電流供給源610、611、61
8、619から構成される回路は差動トランスコンダク
タンス回路で、入力信号SIN をトランジスタ613、
614のコレクタから出力される差分電流に変換するよ
うに動作する。負帰還になるように位相を変えたDAC
からのフィードバック電流信号もコンデンサ612に印
加する。
【0050】コンデンサ612はネガティブフィードバ
ック電流信号と入力電流信号およびすでにコンデンサ上
に存在する信号を加算し、その結果をコンパレータ63
0、640への積分信号として供給するのに適したもの
である。
【0051】コンパレータ630、640は積分信号の
量子化、即ち、積分信号を所定の閾値と比較して、信号
が少なくとも閾値と等しければ1つの値を発生し、信号
が閾値以下であれば別の値を発生し、次のサンプリング
の瞬間まで結果の値を保持するように動作する。
【0052】トランジスタ653、655はスイッチ、
即ちDACのトランジスタ対652、654と656、
658を作動または停止させるように機能する。
【0053】トランジスタ653がサンプリングクロッ
ク信号620で作動すると、電流供給源650からの電
流がトランジスタ652、654の共通エミッタに流れ
る。Dout1が論理値「0」の場合には、供給源650か
らのすべての電流はトランジスタ654のコレクタを通
って流れる。Dout1が論理値「1」の場合には、供給源
650からのすべての電流はトランジスタ652のコレ
クタを通って流れる。つまり、フィードバック信号はコ
ンパレータ630からの値Dout1に対応する。フィード
バック信号が負になるように位相を変化させるのは次の
ようにして行う。コンパレータへの入力が、「+」入力
が「−」入力よりさらに正電位になるようなものだと仮
定すると、これが論理値「1」としてラッチに伝達さ
れ、トランジスタ652が「オン」状態になりトランジ
スタ654が「オフ」状態になる。またトランジスタ6
52のコレクタに流れる電流はコンパレータの「+」入
力の電位を減少するように作用し、結果としてネガティ
ブフィードバック接続が形成される。
【0054】同様に、トランジスタ655がサンプリン
グクロック信号620で作動すると、電流供給源650
からの電流はトランジスタ656、658の共通エミッ
タへ流れる。Dout1が論理値「0」の場合には、すべて
の電流はトランジスタ658のコレクタを通って流れ
る。Dout2が論理値「1」の場合には、すべての電流は
トランジスタ656のコレクタを通って流れる。つまり
フィードバック信号はコンパレータ640からの値D
out2に対応する。
【0055】サンプリングクロック信号620はプラス
側端とマイナス側端を有する周期を有するものと考える
ことが出来る。サンプリングクロック信号の周期はそれ
ぞれの周期のプラス側に立ち上がる端で決まるが、DA
Cの実効スイッチング速度は、プラス側端がトランジス
タ653を作動させ、マイナス側端がトランジスタ65
5を作動させるので、ひとつの周期のプラスとマイナス
の端で決定される。つまり、周期fs /2を有するクロッ
ク信号は図6の構成では実効スイッチング速度fsを提供
する。
【0056】図6の構成は、それぞれがfs /4の速度で
動作する4つのコンパレータと、それぞれコンパレータ
の出力間に接続した4つのトランジスタ対と、カスコー
ド接続したコンデンサへと容易に拡張することが出来
る。図7は、コンパレータ出力のうちの1つだけが加算
コンデンサへフィードバックされるようにDACトラン
ジスタ対の基準電流を切り換えるようにした回路部分の
対応する拡張を示したものである。
【0057】図7はクロック信号供給源700、75
0、760、トランジスタ710、720、730、7
40、770、780、電流供給源790を含む。トラ
ンジスタ710、720、730、740のコレクタは
4つのDACを構成するトランジスタ対のトランジスタ
の共通エミッタに接続される。
【0058】クロック信号760は周波数がfs /4であ
る。持続時間2τを有する周期それぞれの「プラスのパ
ルス」部分の間、トランジスタ770が動作して、電流
供給源790からの電流はトランジスタ710、720
の共通エミッタに流れる。持続時間がτのそれぞれの周
期の「プラスのパルス」部分の間、トランジスタ710
が動作して、第1のコンパレータ出力がDAC1を経由
してフィードバックされる。これも持続時間がτのそれ
ぞれの周期の「マイナスのパルス」の間、トランジスタ
720が動作して、第2のコンパレータ出力がDAC2
経由でフィードバックされる。
【0059】これも持続時間が2τのクロック信号76
0のそれぞれの周期の「マイナスのパルス」部分の間、
トランジスタ780が動作して電流供給源790からの
電流はトランジスタ730、740の共通エミッタへ流
れる。クロック信号750も周波数がfs /2である。そ
れぞれの周期の「プラスのパルス」部分の間、トランジ
スタ730が動作して、第3のコンパレータ出力がDA
C3経由でフィードバックされる。またそれぞれの周期
の「マイナスのパルス」の間、トランジスタ740が動
作して、第4のコンパレータ出力がDAC4経由でフィ
ードバックされる。
【0060】これ以外にも、図8A〜図8Cに図示して
あるように、クロック信号760を周波数fs /4で位相
0°とすることができ、クロック信号700を周波数f
s /4で位相270°、またクロック信号750を周波数
s /4で位相90°とすることができる。つまり、実効
フィードバック信号周波数fs を実現するには、最大ク
ロック信号速度としてfs /4だけしか必要としない。一
般に、実効フィードバック信号速度fs を実現するに
は、N をコンパレータとそれに対応するDACトランジ
スタの対の個数として、最大クロック信号速度としてf
s / Nだけ必要である。
【0061】本発明の用途には、デジタルサンプリング
方式オシロスコープ、モジュラー試験および実装システ
ム、可搬性または電池駆動動作が重要視されるような用
途、およびアナログ信号からデジタル信号への変換が必
要な一般的なすべての状況が含まれる。
【0062】図9は本発明によるΔ−Σ・コンバータを
組み込んであるデジタルサンプリング方式オシロスコー
プを示す。
【0063】入力信号は端子800に供給され、ここか
ら入力信号は従来の方法で入力信号の増幅、オフセッ
ト、およびその他の適切な条件づけを行うように機能す
る信号コンディショナ810へ印加され、条件を整えた
信号はΔ−Σ・コンバータ820およびトリガ・プロセ
ッサ870へ供給される。
【0064】制御回路880は入力および出力信号の時
刻基準として好適なクロック信号を生成し、このような
クロック信号をΔ−Σ・コンバータ820へまたデマル
チプレクサ830A〜Dへ供給するのに適している。制
御回路880はデマルチプレクサ830A〜Dに含まれ
るメモリーのリード/ライト(読み取り/書き込み)制
御信号も生成する。
【0065】Δ−Σ・コンバータ820は条件を整えた
入力信号を入力信号の振幅に比例した複合時平均振幅を
有するデジタルデータパルスのストリームに変換し、デ
ジタルデータをデマルチプレクサ830A〜Dへ供給す
るように機能する。
【0066】デマルチプレクサ830A〜Dは、クロッ
クパルスと制御回路880から供給された書き込み制御
信号とに同期して、供給されたデジタルデータを保存す
るためのメモリーを各々に含む。デマルチプレクサが必
要となるのは、メモリーで直接対応するにコンバータか
らのデータ速度が速すぎる場合だけである。
【0067】トリガ・プロセッサ870は条件を整えた
入力信号のトリガ指示を検出してトリガ指示の検出時に
停止信号を制御回路880へ供給するのに適している。
制御回路880はトリガ・プロセッサ870からの停止
信号に応答してΔ−Σ・コンバータ820への制御信号
を生成することで信号の変換を停止させ、またデマルチ
プレクサ830A〜Dへの読み取り制御信号を生成する
ことでデマルチプレクサの内容をプロセッサ840へ転
送させるために用いる。
【0068】さらに、デマルチプレクサ830A〜Dか
らプロセッサ840へデータを転送する際に、たとえば
前述したようなフィルタを通す、または表示に適当な態
様に条件を整えることで前処理しても良い。漉波はプロ
セッサ840で、または専用のデジタル信号プロセッサ
で行うことが出来る。
【0069】プロセッサ840はデマルチプレクサ83
0A〜Dのメモリーから読み取りフィルタまたはコンデ
ィショナを通した信号を組み合せてディスプレイ信号を
形成し、ディスプレイ信号をディスプレイ860上に表
示するために保存し適切にフォーマットするディスプレ
イシステム850へディスプレイ信号を供給する。
【図面の簡単な説明】
【図1】1次Δ−Σ・コンバータのブロック図
【図2】2次Δ−Σ・コンバータのブロック図
【図3】本発明によるΔ−Σ・コンバータのブロック図
【図4】図3のΔ−Σ・コンバータで用いるサンプリン
グ周波数の関係を示すタイミング図
【図5】本発明による別のΔ−Σ・コンバータのブロッ
ク図
【図6】本発明によるさらに別のΔ−Σ・コンバータの
略図
【図7】本発明によるさらに別のΔ−Σ・コンバータの
一部の略図
【図8】図7に図示したΔ−Σ・コンバータの動作を説
明するために参照するタイミング図
【図9】本発明によるΔ−Σ・コンバータを組み込んで
あるデジタルサンプリング式オシロスコープ
【符号の説明】
20 減算器 30 積分器 40 A/Dコンバータ 43 コンパレータ 46 ラッチ 50 D/Aコンバータ 110 減算器 130 減算器 120 積分器 140 積分器 153 コンパレータ 156 ラッチ 160 DAC 310 減算器 320 積分器 330 サンプリング・コンパレータ 340 サンプリング・コンパレータ 350 スイッチ 360 DAC 510 減算器 520 積分器 530 サンプリングコンパレータ 540 サンプリングコンパレータ 550 DAC 560 DAC 570 スイッチ 610 電流供給源 611 電流供給源 618 電流供給源 619 電流供給源 650 電流供給源 620 電圧供給源 612 コンデンサ 617 抵抗 613 トランジスタ 614 トランジスタ 615 トランジスタ 616 トランジスタ 652 トランジスタ 653 トランジスタ 654 トランジスタ 655 トランジスタ 656 トランジスタ 658 トランジスタ 630 サンプリング・コンパレータ 640 サンプリング・コンパレータ 700 クロック信号供給源 750 クロック信号供給源 760 クロック信号供給源 710 トランジスタ 720 トランジスタ 730 トランジスタ 740 トランジスタ 770 トランジスタ 780 トランジスタ 790 電流供給源 800 端子 810 信号コンディショナ 820 Δ−Σ・コンバータ 830 デマルチプレクサ 840 プロセッサ 850 ディスプレイシステム 860 ディスプレイ 870 トリガ・プロセッサ 880 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルター オー レクロイ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10960 ナイアック ハート プレイス 34

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号を少なくとも2つのデ
    ジタル出力信号に変換するためのアナログ−デジタル・
    コンバータであって、 前記アナログ入力信号からフィードバック信号を減算し
    て差分信号を生成するための減算手段と、 前記差分信号を積分して積分信号を生成するための積分
    手段と、 前記積分信号を量子化して、それぞれが所定の周波数を
    有し互いに位相的にオフセットしている制御信号のそれ
    ぞれに応じて前記少なくとも2つのデジタル出力信号を
    生成するための量子化手段と、 前記少なくとも2つのデジタル出力信号を前記フィード
    バック信号に変換するための手段とを有することを特徴
    とするアナログ−デジタル・コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック信号は第1の周波数
    を有していることと、前記所定の周波数は前記デジタル
    出力信号の個数で前記第1の周波数を除算したものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記変換するための手段は前記少なくと
    も2つのデジタル出力信号の中から選択してコンポジッ
    ト出力信号を生成するためのスイッチ手段と、前記コン
    ポジット出力信号を前記フィードバック信号に変換する
    ための変換手段とを含むことを特徴とする請求項1記載
    のコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記変換するための手段は前記少なくと
    も2つのデジタル出力信号を少なくとも2つの変換した
    信号にそれぞれ変換するための少なくとも2つの変換手
    段と、前記変換した信号の中から選択して前記フィード
    バック信号を生成するためのスイッチ手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1記載のコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記量子化するための手段は前記積分し
    た信号を少なくとも1つの所定の閾値と比較するため
    と、前記比較にしたがって前記デジタル出力信号を提供
    するための比較手段を含むことを特徴とする請求項1記
    載のコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記量子化するための手段は前記制御信
    号に応じて前記少なくとも2つのデジタル出力信号をそ
    れぞれ保存するためのラッチ手段をさらに含むことを特
    徴とする請求項5記載のコンバータ。
  7. 【請求項7】 前記変換するための手段は前記デジタル
    出力信号を変換信号にそれぞれ変換するための少なくと
    も2つの変換手段と前記少なくとも2つの変換手段を選
    択的に動作させるためのスイッチ手段と、前記選択的に
    動作した変換手段で生成された前記変換信号を組み合せ
    て前記フィードバック信号を形成するための手段とを含
    むことを特徴とする請求項1記載のコンバータ。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ手段は前記所定の周波数に
    応答し、前記所定の周波数を有するクロック信号を生成
    するための手段を含むことを特徴とする請求項7記載の
    コンバータ。
  9. 【請求項9】 アナログ入力信号を少なくとも2つのデ
    ジタル出力信号に変換するための方法において、 前記アナログ入力信号からフィードバック信号を減算し
    て差分信号を生成する段階と、 前記差分信号を積分して積分信号を生成する段階と、 前記積分信号を量子化してから、それぞれが所定の周波
    数を有し、相互に位相的にオフセットしているそれぞれ
    の制御信号に応じて、前記少なくとも2つのデジタル出
    力信号を生成する段階と、 前記少なくとも2つのデジタル出力信号を前記フィード
    バック信号に変換する段階とを含むことを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】 前記フィードバック信号は第1の周波
    数を有し、前記所定の周波数は前記デジタル出力信号の
    個数で前記第1の周波数を除算したものであることを特
    徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記変換の段階は前記少なくとも2つ
    のデジタル出力信号の間で選択してコンポジット出力信
    号を生成することと、前記コンポジット出力信号を前記
    フィードバック信号に変換することを含むことを特徴と
    する請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記変換する段階は前記少なくとも2
    つのデジタル出力信号を少なくとも2つの変換信号にそ
    れぞれ変換することと、前記変換した信号の中から選択
    して前記フィードバック信号を生成することを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記量子化する段階は前記積分した信
    号を少なくとも1つの所定の閾値と比較することと、前
    記デジタル出力信号を前記比較にしたがって提供するこ
    とを含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記量子化する段階は、前記制御信号
    に応じて前記少なくとも2つのデジタル出力信号をそれ
    ぞれ保存することをさらに含むことを特徴とする請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記変換する段階は、前記デジタル出
    力信号を選択的に変換信号へ変換する段階と前記変換信
    号を組み合せて前記フィードバック信号を形成する段階
    とを含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記組み合せる段階は前記所定の周波
    数に応答し、前記所定の周波数を有するクロック信号を
    生成することを含むことを特徴とする請求項15記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 前記アナログ入力信号からフィードバ
    ック信号を減算して差分信号を生成するための減算手段
    と、 前記差分信号を積分して積分信号を生成するための積分
    手段と、 前記積分信号を量子化してから、それぞれが所定の周波
    数を有し、相互に位相的にオフセットしたそれぞれの制
    御信号に応答して前記少なくとも2つのデジタル出力信
    号を生成するための量子化手段と、 前記少なくとも2つのデジタル出力信号を前記フィード
    バック信号に変換するための手段とを含むアナログ−デ
    ジタル・コンバータと、 前記少なくとも2つのデジタル出力信号を保存するため
    のメモリー手段と、 前記保存したデジタル出力信号を組み合せてディスプレ
    イ信号を生成するためのプロセッサ手段と、 前記ディスプレイ信号を表示するためのディスプレイ手
    段とを含むことを特徴とするデジタルサンプリング方式
    オシロスコープ。
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