JPH08265148A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPH08265148A
JPH08265148A JP7062669A JP6266995A JPH08265148A JP H08265148 A JPH08265148 A JP H08265148A JP 7062669 A JP7062669 A JP 7062669A JP 6266995 A JP6266995 A JP 6266995A JP H08265148 A JPH08265148 A JP H08265148A
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JP
Japan
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frequency
adder
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frequency division
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JP7062669A
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Kazuo Maeda
和男 前田
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Motorola Solutions Japan Ltd
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Nippon Motorola Ltd
Motorola Japan Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストでかつ高分解能で連続的に変化可能
な安定した発振信号を得ることができる周波数シンセサ
イザを提供する。 【構成】 指定手段によって周波数が指定されると、そ
の指定周波数に対応する基本分周比及び累算単位値をデ
ータとしてデータ出力手段から累算手段に出力し、累算
手段ではその累算単位値を現在の累算結果値に対して所
定の周期で加算して累算動作を行ない、データ出力手段
から出力された基本分周値に応じて分周手段の分周比を
設定する設定手段においてはその第1累算結果値が規定
値だけ増加した周期ではプログラマブル分周手段の分周
比を基本分周値に所定値を加算して得られた値に応じて
設定する。 【効果】 プログラマブル分周手段の分周比の平均値を
連続変化させるので、高分解能で連続的に変化可能な安
定した発振信号を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信機等の通信機の局
部発振器として好適な分数分周方式の周波数シンセサイ
ザに関する。
【0002】
【従来の技術】SSB(シングルサイドバンド)通信方
式はその性格上、受信周波数を高分解能、例えば、10
Hz以下の周波数ステップで安定かつ滑らかに変化させ
ることが要求される。SSB受信周波数の分解能は局部
発振器の発振周波数の分解能に依存している。SSB受
信機の局部発振器としては各種の構成があるが、ここで
はDDSを用いた周波数シンセサイザの従来例を図1に
示す。この周波数シンセサイザにおいては、DDS(Di
rect Digital Synthesizer)1が基準周波数発振器とし
て用いられ、DDS1から出力された基準発振信号fr
はLPF(ローパスフィルタ)2、そして波形整形回路
3を介して位相比較器5に供給される。位相比較器5に
はプログラマブル分周器6から出力された周波数fd
分周発振信号が供給され、この分周発振信号と周波数f
rの基準発振信号との位相比較がされる。その位相比較
出力はLPF7を介してVCO(電圧制御発振器)8に
供給される。VCO8はLPF7から供給される電圧に
応じた周波数foの発振信号を発生する。この発振信号
が局部発振器の出力信号であり、SSB受信機の混合器
(図示せず)に供給されることにより受信信号が中間周
波信号に変換されることになる。また、周波数foの発
振信号はプログラマブル分周器6に供給されて分周比1
/Nにて分周されて周波数fdの分周発振信号となる。
プログラマブル分周器6の分周比1/Nは分周制御回路
9によって設定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
局部発振器においては、DDSを用いたために10Hz
以下の高分解能で連続的に変化可能な安定した発振信号
を得ることができるが、DDS自体が高性能のD/A変
換器を備えているのでコスト高であり、局部発振器をコ
スト高にしてしまうという欠点があった。また、DDS
を周波数シンセサイザに接続するために上記のようにL
PF2及び波形整形回路3を設ける必要があり、構成を
複雑にするという問題点もあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、低コストで高分
解能で連続的に変化可能な安定した発振信号を得ること
ができる周波数シンセサイザを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数シンセサ
イザは、基準周波数の基準発振信号を発生する手段と、
供給される発振信号を分周する分周手段と、分周手段の
分周比を制御する分周比制御手段と、基準発振信号と分
周手段によって分周された発振信号との位相を比較する
位相比較手段と、位相比較手段の比較結果に応じた周波
数の発振信号を発生してそれを出力発振信号とすると共
に分周手段に供給する発振手段とからなる周波数シンセ
サイザであって、分周比制御手段は、出力発振信号の周
波数を指定する指定手段と、指定手段によって指定され
た周波数に対応する基本分周値及び累算単位値をデータ
として出力するデータ出力手段と、そのデータ出力手段
から出力された累算単位値を現在の第1累算結果値に対
して所定の周期で加算することにより累算動作しその第
1累算結果値が規定値だけ増加する毎に第1キャリ信号
を発生する第1累算手段と、第1キャリ信号の非存在時
にはデータ出力手段から出力された基本分周値に応じて
分周手段の分周比を設定し、第1キャリ信号の存在時に
はデータ出力手段から出力された基本分周値に所定値を
加算して得られた値に応じて分周手段の分周比を設定す
る設定手段とを含むことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の周波数シンセサイザによれば、指定手
段によって周波数が指定されると、その指定周波数に対
応する基本分周値及び累算単位値がデータとしてデータ
出力手段から第1累算手段に出力され、第1累算手段で
はその累算単位値を現在の第1累算結果値に対して所定
の周期で加算して累算動作が行なわれ、データ出力手段
から出力された基本分周値に応じて分周手段の分周比を
設定する設定手段はその第1累算結果値が規定値だけ増
加した周期ではプログラマブル分周手段の分周比が基本
分周値に所定値を加算して得られた値に応じて設定す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図2は本発明の実施例として図1に示し
た局部発振器のうちの分周制御回路を示している。な
お、本発明による周波数シンセサンザでは図1のDDS
1、LPF2及び波形整形回路3の部分には通常の水晶
発振子による発振器(図示せず)を用いているが、図1
のようにDDS1、LPF2及び波形整形回路3を用い
ても良いことは勿論である。図2の分周制御回路におい
ては、周波数シンセサイザの出力周波数f0を指定する
信号を発生する周波数切替装置21がマイクロコンピュ
ータ22に接続されている。周波数切替装置21はダイ
アル等のユーザの操作を受け入れる入力手段を有し、そ
の操作に応じて指定する周波数f0を変化させる。マイ
クロコンピュータ22にはROM(リードオンリメモ
リ)及びRAM(ランダムアクセスメモリ)からなるメ
モリ装置23が接続されており、そのROMには周波数
切替装置21によって指定され得る複数の周波数に対応
する基本分周値Nnom(分周比1/Nnom)、累算単位値
である分子k及び規定値である分母Dがデータテーブル
として予め記憶されている。マイクロコンピュータ22
はそれ自身に備えられたメモリに記憶されたプログラム
に従って動作し、メモリ装置23に記憶されたデータを
読み出してデータレジスタ24にトリガ信号及び取込用
クロックパルスと共に供給する。データレジスタ24は
トリガ信号に応答して新たに供給されたデータを取込用
クロックパルスに同期して受け入れそのデータから基本
分周値Nnom、分子k及び分母Dを区別して保持し、そ
の保持データは各出力から得られる。データレジスタ2
4の基本分周値出力には制御ロジック回路25が接続さ
れ、分子出力には第1アキュムレータ26が接続され、
分母出力には第1及び第2アキュムレータ26,27が
接続されている。
【0008】第1アキュムレータ26は図3に示すよう
に、2つのnビット加算器31,32、2入力1出力の
マルチプレクサ33、ラッチ回路34及びOR回路35
からなる。加算器31,32は共に入力A,B、加算出
力X及びキャリ出力Cを有している。加算器31の入力
Aはデータレジスタ24の分子出力に接続され、入力B
はラッチ回路34の出力に接続されている。加算器31
の出力Xは加算器32の入力A及びマルチプレクサ33
の一方の入力IN0に接続されている。加算器32の入
力Bはデータレジスタ24の分母出力に接続され、加算
出力はマルチプレクサ33の他方の入力IN1に接続さ
れている。加算器31,32の各キャリ出力CはOR回
路35に接続され、OR回路35は加算器31,32の
いずれか一方のキャリ出力からオーバフロー信号が出力
されると第1キャリ信号として出力する。このキャリ信
号は制御ロジック回路24及びマルチプレクサ33のセ
レクト入力に供給される。マルチプレクサ33はセレク
ト入力にキャリ信号が供給されていないときには入力I
0に供給されているデータを出力し、セレクト入力に
キャリ信号が供給されているときには入力IN1に供給
されているデータを出力する。マルチプレクサ33の選
択出力からの選択データが第1アキュムレータ26の累
算出力として第2アキュムレータ27に供給されると共
にラッチ回路34の入力に供給される。ラッチ回路34
には周波数fdの分周発振信号がクロック信号として供
給され、その分周発振信号に同期して入力データが新た
に保持出力される。
【0009】第2アキュムレータ27もアキュムレータ
26と同様に構成されている。ただし、第2アキュムレ
ータ27ではマルチプレクサ33の選択データが外部に
出力されない。制御ロジック回路25は図4に示すよう
に、加算器37とDフリップフロップ38とを有してい
る。加算器37はデータレジスタ24の基本分周値出
力、第1及び第2アキュムレータ26,27の各キャリ
出力C及びDフリップフロップ38のQバー出力からの
各データを加算する。Dフリップフロップ38は第2ア
キュムレータ27のキャリ出力Cからのデータ(第2キ
ャリ信号C2i)をクロック入力に供給される周波数fd
の分周発振信号の周期だけデータを遅延させてQバー出
力から加算器37に出力する。加算器37の出力信号が
制御ロジック回路25の出力信号であり、分周値Nを示
す信号である。
【0010】次に、かかる構成の分周制御回路の動作を
説明する。先ず、周波数切替装置21が周波数シンセサ
イザの出力周波数f0を指定すると、マイクロコンピュ
ータ22はメモリ装置23からその周波数f0に対応す
る基本分周値Nnom、分子k及び分母Dを読み出してそ
れらのデータをシリーズでデータレジスタ24に供給す
る。マイクロコンピュータ22はデータレジスタ24に
データを供給する前にトリガ信号を供給し、このトリガ
信号に応答してデータレジスタ24は取込用のクロック
パルスに同期してマイクロコンピュータ22からのシリ
ーズデータを取り込む。そして、取り込んだデータから
基本分周値Nnom、分子k及び分母Dを区別して保持
し、それらを基本分周値出力、分子出力及び分母出力か
らパラレルに出力する。
【0011】分子kはアキュムレータ26内の加算器3
1の入力Aに供給され、加算器31においてそのときの
ラッチ回路34の出力値と加算される。その加算結果の
値は加算器32の入力A及びマルチプレクサ33の入力
IN0に供給される。加算器32の入力Bには分母Dと
してDの値の2の補数が実際には供給されるので、この
補数と加算器31の出力値とが加算器32では加算され
る。加算器32の加算結果の値はマルチプレクサ33の
入力IN1に供給される。加算器31又は32がオーバ
フローとならない限りはOR回路35からキャリ信号は
発生しないので、マルチプレクサ33は入力IN0に供
給されている加算器31の出力値をラッチ回路34及び
アキュムレータ27に中継する。ラッチ回路34はクロ
ック入力に供給される周波数fdの分周発振信号による
次の周期1/fdで中継されたデータを新たに出力す
る。よって、この分周発振信号のパルスが発生する毎に
ラッチ回路34は加算器31の新たな出力値を保持出力
することになるので、このラッチ回路34の出力値と分
子kとが次に加算器31では加算され、加算器31の出
力値は分子k単位で増加することになる。
【0012】このように加算器31の出力値が増加する
と、やがて分母D以上となる。そうなると加算器32は
オーバフローとなり、オーバフロー信号を発生する。オ
ーバフロー信号はOR回路35を介してマルチプレクサ
33に供給され、加算器31の出力値に代わって加算器
32の出力値をラッチ回路34及びアキュムレータ27
に中継させる。よって、ラッチ回路34は周波数fd
分周発振信号による次の周期1/fdでは加算器32の
出力値を新たに保持出力する。また、オーバフロー信号
は1ビットの信号であり、第1キャリ信号C1iとしてO
R回路35から制御ロジック回路25に供給される。こ
のような動作がアキュムレータ26では繰り返し行なわ
れる。
【0013】第2アキュムレータ27においては、第1
アキュムレータ26内のマルチプレクサ33の出力値を
入力として上記したアキュムレータ26の動作と同様の
動作が行なわれる。アキュムレータ26内のマルチプレ
クサ33の出力値は分周発振信号のパルスが発生する毎
に分子k単位で増加する値であってその増加がDより小
なる範囲で繰り返されるので、アキュムレータ27内の
加算器32のオーバフローはアキュムレータ26のそれ
より短い周期で繰り返し生じる。このオーバフローによ
り第2アキュムレータ27からは第2キャリ信号C2i
制御ロジック回路25に供給される。
【0014】制御ロジック回路25においては、データ
レジスタ24の基本分周値出力から基本分周値Nnomが
供給され、アキュムレータ26,27からキャリ信号C
1i,C2iが供給される。Dフリップフロップ38は周波
数fdの分周発振信号のパルスが発生する毎にQバー出
力から第2キャリ信号Ci2の前回値C2(i-1)を出力す
る。よって、加算器37は分周値Nを次のように算出す
る。
【0015】
【数1】N=Nnom+C1i+Ci2−C2(i-1) すなわち、キャリ信号C1iが発生したときには基本分周
値Nnomに所定値(例えば、1)が加算され、キャリ信
号C1iより頻繁に発生するキャリ信号Ci2が発生したと
きには基本分周値Nnomに所定値が加算され、その次の
周期1/fdではC2(i-1)により基本分周値Nnomから所
定値が減算される。よって、図1のプログラマブル分周
器6の分周比が時間変化するので、分母Dに対応する期
間においてはその分周値Nの平均値NAVEが実際の分周
値(分周比としては1/NAVE)となる。この結果、周
波数シンセサイザの出力周波数foはNAVE・frとな
る。
【0016】周波数切替装置21への操作により周波数
シンセサイザの出力周波数f0が新たに指定されると、
マイクロコンピュータ22はメモリ装置23からその新
たな周波数f0に対応する基本分周値Nnom、分子k及び
分母Dを読み出してそれらのデータをデータレジスタ2
4に供給する。マイクロコンピュータ22からのトリガ
信号に応答してデータレジスタ24はマイクロコンピュ
ータ22からのデータを取り込んで基本分周値Nnom、
分子k及び分母Dを区別して保持出力する。その新たな
分子kはアキュムレータ26内の加算器31の入力Aに
供給され、加算器31においてそれまでの累算動作によ
るラッチ回路34の出力値と加算され、新たな分母Dは
加算器32に加えられる。すなわち、新たな周波数指定
直前までの累算動作によるラッチ回路34の出力値に対
して新たな分子k及び分母Dをアキュムレータ26,2
7は受け入れて上記したように動作してキャリ信号
1i,Ci2を発生するのである。また、新たな基本分周
値Nnomは制御ロジック回路25に供給され、アキュム
レータ26,27からのキャリ信号C1i,Ci2との上記
した分周値演算に用いられる。よって、周波数シンセサ
イザの出力発振信号の位相は連続的に変化してその周波
数f0は新たな指定周波数に緩やかに変化することにな
る。
【0017】なお、上記した実施例においては、2つの
アキュムレータ26,27を設けて2段の累算動作をす
るようにしたが、アキュムレータ26だけでも良く、更
には3段以上の累算動作をするようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の分数分周方式の
周波数シンセサイザにおいては、指定手段によって周波
数が指定されると、その指定周波数に対応する基本分周
値及び累算単位値がデータとしてデータ出力手段から累
算手段に出力され、累算手段ではその累算単位値を現在
の累算結果値に対して所定の周期で加算して累算動作が
行なわれ、データ出力手段から出力された基本分周値に
応じて分周手段の分周比を設定する設定手段はその第1
累算結果値が規定値だけ増加した周期ではプログラマブ
ル分周手段の分周比が基本分周値に所定値を加算して得
られた値に応じて設定する。よって、指定手段による指
定周波数が変化すると、現在の累算結果値に新たな累算
単位値が累算手段で加算され、プログラマブル分周手段
の分周比の平均値を連続変化させるので、VCOからは
高分解能で連続的に変化可能な安定した発振信号を得る
ことができる。DDSを用いなくて済むので周波数シン
セサイザの構成が簡単となり、低コスト化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の周波数シンセサイザを示すブロック図で
ある。
【図2】本発明による周波数シンセサイザに用いられる
分周制御回路を示すブロック図である。
【図3】図2の回路中の第1アキュムレータの具体的構
成を示すブロック図である。
【図4】図2の回路中の制御ロジック回路の具体的構成
を示すブロック図である。
【主要部分の符号の説明】
1 DDS 5 位相比較器 6 プログラマブル分周器 8 VCO 9 分周制御回路 22 マイクロコンピュータ 24 データレジスタ 25 制御ロジック回路 26,27 アキュムレータ 31,32,37 加算器 33 マルチプレクサ 34 ラッチ回路 38 フリップフロップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準周波数の基準発振信号を発生する手
    段と、 供給される発振信号を分周する分周手段と、 前記分周手段の分周比を制御する分周比制御手段と、 前記基準発振信号と前記分周手段によって分周された発
    振信号との位相を比較する位相比較手段と、 前記位相比較手段の比較結果に応じた周波数の発振信号
    を発生してそれを出力発振信号とすると共に前記分周手
    段に供給する発振手段とからなる周波数シンセサイザで
    あって、 前記分周比制御手段は、前記出力発振信号の周波数を指
    定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された周波数に対応する基本
    分周値及び累算単位値をデータとして出力するデータ出
    力手段と、 前記データ出力手段から出力された前記累算単位値を現
    在の第1累算結果値に対して所定の周期で加算すること
    により累算動作しその第1累算結果値が規定値だけ増加
    する毎に第1キャリ信号を発生する第1累算手段と、 前記第1キャリ信号の非存在時には前記データ出力手段
    から出力された前記基本分周値に応じて前記分周手段の
    分周比を設定し、前記第1キャリ信号の存在時には前記
    データ出力手段から出力された前記基本分周値に所定値
    を加算して得られた値に応じて前記分周手段の分周比を
    設定する設定手段とを含むことを特徴とする周波数シン
    セサイザ。
  2. 【請求項2】 前記データ出力手段は周波数に対応する
    前記基本分周値及び累算単位値を示すデータテーブルを
    形成したメモリと、前記指定手段によって指定された周
    波数に対応する前記基本分周値及び累算単位値を前記メ
    モリから読み出す手段と、読み出された前記基本分周値
    及び累算単位値を保持出力する保持手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 前記規定値は前記指定手段によって指定
    された周波数に対応する値として前記データ出力手段が
    出力することを特徴とする請求項1記載の周波数シンセ
    サイザ。
  4. 【請求項4】 前記分周比制御手段は、前記第1累算手
    段において前記累算単位値を現在の前記第1累算結果値
    に対して加算して得られた値を現在の第2累算結果値に
    対して前記所定の周期で加算することにより累算動作し
    その第2累算結果値が前記規定値だけ増加する毎に第2
    キャリ信号を発生する第2累算手段を有し、前記設定手
    段は、前記第2キャリ信号を前記第2累算手段の累算周
    期だけ遅延させて遅延キャリ信号を発生する遅延手段を
    含み、前記データ出力手段から出力された前記基本分周
    値に対し第1キャリ信号の存在時には前記所定値を加算
    し、第2キャリ信号の存在時には前記所定値を加算し、
    前記遅延キャリ信号の存在時には前記所定値だけ減算す
    ることにより前記分周手段の分周比を設定することを特
    徴とする請求項1記載の周波数シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 前記第1累算手段は、前記所定の周期で
    入力値を新たに保持出力する第1ラッチ回路と、前記デ
    ータ出力手段から出力された前記累算単位値と前記第1
    ラッチ回路の保持値とを加算する第1加算器と、前記第
    1加算器の加算結果値と前記規定値の補数とを加算する
    第2加算器と、前記第1加算器又は第2加算器がオーバ
    フロー状態となったとき前記第1キャリ信号を発生する
    手段と、前記第1キャリ信号の非存在時に前記第1加算
    器の加算結果値を前記第1累算結果値として前記第1ラ
    ッチ回路に中継出力し前記第1キャリ信号の存在時に前
    記第2加算器の加算結果値を前記第1累算結果値として
    前記第1ラッチ回路に中継出力する第1マルチプレクサ
    とからなることを特徴とする請求項1記載の周波数シン
    セサイザ。
  6. 【請求項6】 前記第2累算手段は、前記所定の周期で
    入力値を新たに保持出力する第2ラッチ回路と、前記第
    1累算手段から出力された前記第1累算結果値と前記ラ
    ッチ回路の保持値とを加算する第3加算器と、前記第3
    加算器の加算結果値と前記規定値の補数とを加算する第
    4加算器と、前記第3加算器又は第4加算器がオーバフ
    ロー状態となったとき前記第2キャリ信号を発生する手
    段と、前記第2キャリ信号の非存在時に前記第3加算器
    の加算結果値を前記第2ラッチ回路に中継出力し前記第
    2キャリ信号の存在時に前記第4加算器の加算結果値を
    前記第2ラッチ回路に中継出力する第2マルチプレクサ
    とからなることを特徴とする請求項4記載の周波数シン
    セサイザ。
  7. 【請求項7】 前記所定の周期は前記分周手段によって
    分周された発振信号の周期に等しいことを特徴とする請
    求項1記載の周波数シンセサイザ。
JP7062669A 1995-03-22 1995-03-22 周波数シンセサイザ Pending JPH08265148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020136824A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 キヤノン株式会社 分数分周器および周波数シンセサイザ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020136824A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 キヤノン株式会社 分数分周器および周波数シンセサイザ

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