JPH0826438A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JPH0826438A
JPH0826438A JP15874494A JP15874494A JPH0826438A JP H0826438 A JPH0826438 A JP H0826438A JP 15874494 A JP15874494 A JP 15874494A JP 15874494 A JP15874494 A JP 15874494A JP H0826438 A JPH0826438 A JP H0826438A
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conveyor
receiving surface
pulley
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Kenji Igai
謙二 猪飼
Takeyoshi Hotta
武義 堀田
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Fuji Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃に対して脆い物品Wであっても受渡しに
際し、物品に損傷を与えることなく良好に行うことがで
きるとともに、物品表面に凹凸が形成されたものであっ
ても受渡しを円滑に行うことができ、さらには後工程の
包装機等の処理装置に円滑に受渡し供給することのでき
る物品供給装置を提供する。 【構成】 物品を水平状態でバケットコンベヤ80に向け
て供給する物品搬送コンベヤ11と、バケットコンベヤは
所定の間隔でバケットアタッチメント91を配設し、物品
搬送コンベヤとの物品受渡し側の所定の範囲を所定の角
度αで上斜状に傾斜領域80B を設け、バケットアタッチ
メントは物品の受け面92を傾斜領域の傾斜角度と略同一
角度αの傾斜面に形成して、傾斜領域の移動過程で同受
け面は略水平状に保持され、水平領域に移行した際に
は、同受け面は回動方向に前傾されて、同受け面の前端
部の係止凸部により物品を傾斜姿勢に保持可能に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前工程より移送され
てきた物品を、所定の間隔で配設されたバケットに受取
り、さらに、包装機等の処理装置に受渡し供給するため
の物品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の前工程の物品搬送コンベ
ヤに接続されたバケットコンベヤに所定の間隔で配設さ
れたバケットに順次供給して同バケットコンベヤにより
搬出する搬送装置として、例えば実開平5-32321 号公報
のものがある。この公報に開示された技術内容は、図2
1に示すように物品搬送コンベヤ1と、この搬送コンベ
ヤ1の所定の位置には直交状に所定の間隔で断面略コ字
形状のバケット3を配設したバケットコンベヤ2が設け
られ、このバケットコンベヤ2は物品搬送コンベヤ1の
物品Wの受取り側において、図示のようにバケット3が
前上がり状態で斜め上方へ移動する傾斜部4が設けら
れ、この傾斜部4をバケット3が移動する過程で搬送コ
ンベヤ1より落下供給される物品Wをバケット3内に受
取り、バケットコンベヤ2の水平移送領域5に配設され
た排出側コンベヤ装置6との接続部まで移送する搬送装
置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の搬送装置に於いては、前工程の物品搬送コンベヤ1
から物品Wをバケットコンベヤ2への受渡しに際して、
バケット3内に落下させることが必要であり、このた
め、衝撃に脆い物品に対しては適さない問題があり、ま
た、物品の表面に凹凸が形成されたものでは、搬送コン
ベヤ1からの物品受取り時にバケット3の搬送方向上流
側に位置する各バケット3の側板3aに物品が引掛り確
実な受渡しが達成できないという問題がある。本発明
は、上記従来の問題点を解決するためになされたもの
で、衝撃に対して脆い物品であっても前工程の物品搬送
コンベヤからの受渡しに際し、物品に損傷を与えること
なく良好に行うことができるとともに、物品表面に凹凸
が形成されたものであっても受渡しを円滑に行うことが
でき、さらには後工程の包装機等の処理装置に円滑に受
渡し供給することのできる物品供給装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、物品を所定の間隔で水平状態でバケッ
トコンベヤに向けて供給する物品搬送コンベヤと、前記
バケットコンベヤは所定の間隔でバケットアタッチメン
トを配設した無端状のコンベヤであって、前記物品搬送
コンベヤとの物品受渡し側の所定の範囲を所定の角度で
上斜状に傾斜領域を設けるとともに、前記バケットアタ
ッチメントは物品の受け面を前記傾斜領域の傾斜角度と
略同一角度の傾斜面に形成して、前記傾斜領域の移動過
程で同受け面は略水平状に保持され、この傾斜領域より
水平領域に移行した際には、同受け面は回動方向に前傾
されて、同受け面の前端部の係止凸部により物品を傾斜
姿勢に保持可能に構成したことであり、また、前記バケ
ットコンベヤの水平領域の直交する方向に配設される後
処理工程に対する受渡し部において、前記バケットアタ
ッチメントは移動方向に直交する方向に一方を支点とし
て傾動可能に支持して同バケットアタッチメントの移動
過程で前記受渡し部にはバケットアタッチメントを傾動
する傾動手段を配設して受け面上の物品を係止凸部に沿
って排出可能に構成した物品搬送装置である。
【0005】
【作用】上記構成としたことにより、バケットコンベヤ
に配設されたバケットアタッチメントの受け面は同バケ
ットコンベヤの傾斜領域の移動過程で水平状に保持され
て、前工程の物品搬送コンベヤより水平状に供給される
物品をスライド状に移載継承し、この傾斜領域より水平
領域に移行されると物品は前傾姿勢で係止凸部により支
持されて移行し、この移行過程で後処理工程の受渡し部
に配設した傾動手段の作動を受けて傾動されて物品を係
止凸部に沿って同一姿勢で排出する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明すると、図1は物品搬送コンベヤ11の略体図、図2
はバケットコンベヤ80の略体図を示すもので、本例物
品搬送装置10はこの物品搬送コンベヤ11とバケット
コンベヤ80とが直列状に配設され、この装置10は例
えば図16に示す凹凸形状のアイス最中等の物品Wを搬
送するものである。
【0007】この物品搬送コヤベヤ11は図1に示すよ
うに第1ベルトコンベヤ12、第2ベルトコンベヤ3
0、第1吸引コンベヤ50、第2吸引コンベヤ60とが
順次配設されている。以下、物品搬送コンベヤ11を分
割した図3ないし図6にしたがって説明する。この第1
ベルトコンベヤ12と第2ベルトコンベヤ30は機枠1
3に所定の角度で上斜状に形成されて傾斜部13aに沿
って配設されるとともに、同一の駆動モータ(図示せ
ず)により連動駆動されるもので、このコンベヤ12に
は3本のベルト14a,14b,14cが掛装されてい
る。この第1ベルトコンベヤ12は図3に示すように機
枠13の下部フレーム13b側に回転可能に支承された
回転軸15に入力プーリ16と駆動プーリ17とが取付
けられて同入力プーリ16は駆動モータに連繋されてい
る。また、この駆動プーリ17の上部側の図示左側には
ベルト14a,14cを掛装するテンションプーリ19
を回転可能に取付けた軸18が調整部材20を介して支
承され、また、これと対応する右側には中央のベルト1
4bを掛装するテンションプーリ22を回転可能に取付
けた軸21が調整部材23を介して支承されている。
【0008】また、機枠13の図示左端部側の所定の位
置には中間プーリ24が回転可能に支承されている。ま
た、この中間プーリ24の上部側の傾斜部13aの所定
の位置には尾部プーリ25が回転可能に支承されるとと
もに、この傾斜部13aの尾部プーリ25より所定の間
隔を隔てた位置には頭部プーリ26が回転可能に支承さ
れている。このように回転可能に支承された駆動プーリ
17、テンションプーリ19、中間プーリ24、尾部プ
ーリ25および頭部プーリ26にはベルト14a,14
cが掛装され、また、駆動プーリ17、テンションプー
リ22、中間プーリ24、尾部プーリ25および頭部プ
ーリ26にはベルト14bが掛装されている。
【0009】また、第2ベルトコンベヤ30の駆動プー
リ33は機枠13の下部フレーム13bより若干高位に
設けられた上部フレーム13cにおいて第1ベルトコン
ベヤ12の回転軸15より所定の距離を隔てた位置に支
承された回転軸31に入力プーリ32と駆動プーリ33
とが取付けられ、この駆動プーリ33の左上部側には第
1ベルトコンベヤ12と同様にベルト34a,34b,
34cの左右のベルト34a,34cを掛装するテンシ
ョンプーリ36を回転可能に取付けた軸35が調整部材
37を介して支承され、また、これと対応する右側には
中央のベルト34bを掛装するテンションプーリ39を
回転可能に取付けた軸38が調整部材40を介して支承
されている。
【0010】また、第1ベルトコンベヤ12の頭部プー
リ26に近接した位置には尾部プーリ41が回転可能に
支承されるとともに、その下部側には中間プーリ42が
回転可能に支承されている。また、機枠13の傾斜部1
3aの上部より形成された水平部13dの所定の位置に
は頭部プーリ43が回転可能に支承されるとともに、こ
の傾斜部13aから水平部13dに移行する位置にはし
ぼりプーリ44が回転可能に支承されている。このよう
に回転可能に支承された各プーリには第1ベルトコンベ
ヤ12と同様にしてベルト34a,34b,34cが掛
装されるとともに、この第1ベルトコンベヤ12と第2
ベルトコンベヤ30との間の頭部プーリ26と尾部プー
リ41とには物品Wの渡りを円滑に行うための丸ベルト
45が掛装されている。また、しぼりプーリ44と頭部
プーリ43との間には傾斜部13aから水平部13dへ
移行するベルト34a,34b,34cを水平に保持し
て物品Wを安定移送するためベルト34の下面側にベッ
ド46が設けられている。
【0011】次に、第1吸引コンベヤ50と第2吸引コ
ンベヤ60は図示しない駆動源により連動駆動されるも
ので、上部フレーム13c側には第1吸引コンベヤ50
の回転軸51と第2吸引コンベヤ60の回転軸61が所
定の間隔で回転可能に支承され、この第2吸引コンベヤ
60の回転軸61には入力プーリ62と駆動プーリ63
と伝達プーリ64とが取付けられ、また、第1吸引コン
ベヤ50の駆動軸51には入力プーリ52と駆動プーリ
53とが取付けられ、この第2吸引コンベヤ60の入力
プーリ62は駆動源により回転される主プーリ70とベ
ルト71により掛合連繋されている。また、同伝達プー
リ64は第1吸引コンベヤ50の入力プーリ52とベル
ト72により掛合連繋され、同ベルト72はテンション
プーリ73により張力調整される。なお、この第1吸引
コンベヤ50の入力プーリ52の径は第2吸引コンベヤ
60の伝達プーリ64の径より大きく設けられている。
【0012】このように連繋された第1吸引コンベヤ5
0の尾部プーリ58は第2ベルトコンベヤ30の頭部プ
ーリ43に近接した位置に回転可能に支承され、駆動プ
ーリ53と尾部プーリ58との間の所定の位置にはテン
ションプーリ55を回転可能に取付けた軸54が調整部
材56を介して支承されている。また、この尾部プーリ
58と所定の距離を隔てた水平部13dの対応する位置
には頭部プーリ59が回転可能に支承され、これら各プ
ーリには所定の間隔で物品Wを吸着可能とする吸引孔5
7aを貫設したサクションベルト57が掛装され、この
尾部プーリ58と頭部プーリ59との間には吸引装置に
連結された吸引ダクト74がプーリ58,59間を移行
するサクションベルト57の背面に沿って配設されてい
る。また、第2ベルトコンベヤ30の頭部プーリ43と
第1吸引コンベヤ50の尾部プーリ58との間には物品
Wの渡りを容易にするためベッド75が配設されてい
る。
【0013】また、第2吸引コンベヤ60の尾部プーリ
68は第1吸引コンベヤ50の頭部プーリ59に近接し
た位置に配設され、また、頭部プーリ69は図示のよう
に所定の角度で張出し状に形成された機枠13の水平部
13dの張出し部13eの先端部に回転可能に支承さ
れ、この頭部プーリ69と駆動プーリ63との間の所定
の位置にはテンションプーリ66を回転可能に取付けた
軸65が調整部材67を介して支承され、これら各プー
リには所定の間隔で物品Wを吸着可能とする吸引孔76
aを貫設したサクションベルト76が掛装され、この尾
部プーリ68と頭部プーリ69との間には吸引装置に連
結された吸引ダクト77がプーリ68,69間を移行す
るサクションベルト76の背面に沿って配設されてい
る。
【0014】このように設けられた物品搬送コンベヤ1
1の機枠13の傾斜部13aおよび水平部13dの左右
にはガイドフレーム78が取付けられるとともに、この
ガイドフレーム78を介して第2ベルトコンベヤ30か
ら第2吸引コンベヤ60に亘り物品Wの幅寄せガイドレ
ール79が配設されている。また、第2吸引コンベヤ6
0の回動速度は第1吸引コンベヤ50の速度より速い速
度に設定されて、第1吸引コンベヤ50からの物品Wを
所定の間隔でバケットコンベヤ80ヘ供給するように設
けられている。
【0015】次に、この物品搬送コンベヤ11に連繋さ
れるバケットコンベヤ80について説明する。このバケ
ットコンベヤ80は物品搬送コンベヤ11と直列状に配
設されるもので、図2はバケットコンベヤ80の略体図
であって、駆動鎖車83と従動鎖車88間にはバケット
アタッチメント91,91Aを所定の間隔で取付けた無
端状チェーン90が掛装され、このキャリヤ側80Aは
物品搬送コンベヤ11から物品Wを受取るため所定の範
囲が所定の角度αで上斜する傾斜領域80Bとこれに連
続する水平領域80Cが形成されている。
【0016】図7および図8は機枠81の右側の下流側
を示すもので、同機枠81の右端の上部位置には駆動軸
82が回転可能に支承され、この駆動軸82の所定の位
置には駆動鎖車83が取付けられ、また、この鎖車83
より所定の間隔位置にはバケット受けホイール84aが
取付けられている。また、この駆動軸82の一端側には
図示しない駆動源と連繋される入力鎖車85が取付けら
れている。
【0017】また、図9および図10は機枠81の上流
側を示すもので、この機枠81の上縁側は傾斜領域80
Bを形成するため所定の角度αで上斜状に形成され、こ
の左端部寄りの所定の位置にはガイドホルダー86を介
して従動軸87が回転可能に支承されるとともに、同従
動軸87には従動鎖車88が駆動鎖車83と対応して取
付けられ、また、駆動軸82のバケット受けホイール8
4aと対応して同種のバケット受けホイール84bが取
付けられている。また、この従動軸87はテークアップ
部材89を介してガイドホルダー86に沿って移動して
キャリヤ80A側の無端状チェーン90の張力を調整可
能に設けられ、この駆動鎖車83と従動鎖車88間には
無端状チェーン90が掛装され、このチェーン90には
バケットアタッチメント(以下単にバケットという)9
1,91Aが所定の間隔で取付けられている。
【0018】このバケット91は例えば合成樹脂等から
なるもので、図11、図12および図13に示すよう
に、平面形状は略長方形状に形成され、側面形状は図1
3に示すようにその短尺幅91a側では図示のように傾
斜領域80Bの傾斜角αで物品Wの受け面92が形成さ
れ、この下傾端部の長尺幅91b方向には所定の高さの
係止凸部93が形成されている。また、このバケット9
1の下面の一端部寄りの中央部には所定の間隔でチェー
ン90の駒に所定の間隔で取付けられた取付具95に軸
ピン96を介して枢着されるピン孔94aを有する支軸
部94が形成され、同バケット91は軸ピン96を中心
として端面91c側が傾動するように取付けられている
(図14参照)。また、このバケット91は支軸部94
側の端面に短尺幅91aで所定の長さ張出す突出部97
を有するバケット91Aの2種類が用意され、このバケ
ット91,91Aの各々が交互にその係止凸部93を回
動方向、すなわち傾斜状の受け面92を回動方向として
取付具95を介して取付けられるとともに、同方向の端
面91側が傾動するように取付けられている。
【0019】このようにバケット91,91Aを取付け
た無端状チェーン90は駆動鎖車83および従動鎖車8
8に掛装されるとともに、そのキャリヤ80Aの傾斜領
域80Bおよび水平領域には各種のガイド部材が配設さ
れている(図7ないし図10参照)。まず、このキャリ
ヤ80Aにはチェーン90をガイドする断面略L形状の
チェーンレール100 (図14参照)が機枠81間に設け
られた支持部材99を介して配設されており、このチェ
ーンレール100 は従動鎖車88に近接した位置より傾斜
領域80Bの傾斜角度αに沿って配設されるとともに、
水平領域80Cで駆動鎖車83に近接した位置まで配設
され、このチェーンレール100 の水平領域80Cの所定
の位置の左右には断面略L形状のチェーンガイド101 が
それぞれ配設されている。なお、この水平領域80Cの
ほぼ中央部と駆動軸82に近接した位置の直交する方向
には後処理工程、例えば物品Wを包装する包装機に連繋
して給送するL型コンベヤ131 が配設されて同水平領域
80Cには物品Wの第1受渡し部102 と第2受渡し部10
3 が設けられている。
【0020】また、従動軸87に取付けられたバケット
受けホイール84bに近接した位置より傾斜領域80B
の傾斜角度αでバケット91,91Aの回動端側をガイ
ドするバケットレール104aが配設されるとともに、さら
に、水平領域80Cの第1受渡し部102 に近接した位置
まで配設され、そしてこの第1受渡し部102 を隔てた位
置より同列に第2受渡し部103 に近接した位置までバケ
ットレール104bが配設されている。また、左右の機枠8
1の上縁は対向状に縁部81a,81bが形成されて、
この縁部81aには物品Wのガイド105aが傾斜領域80
Bの物品搬送コンベヤ11からの物品Wの受渡しの位置
より第1受渡し部に102 の位置に配設され、さらに、こ
の第1受渡し部102 を隔てた位置より第2受渡し部まで
ガイド105bが配設されている。なお、この第1受渡し部
102 および第2受渡し部103 においてはその相当区間に
おいて機枠81および縁部81aが切欠きされて、図1
4に示すようにL型コンベヤ131 に物品Wを受け渡すよ
うに設けられている。
【0021】また、縁部81b側には図14に示すよう
に所定の間隔で配設されたガイドホルダ107 を介してガ
イド105 と対応してガイド106 が配設され、この縁部8
1bとガイド106 との間にはバケット91Aの突出部9
7を摺動可能にガイドするガイド溝108 が形成され、こ
のガイド106 は第2受渡し部103 まで連続状に形成され
ている。
【0022】次に、第1受渡し部102 について説明す
る。この第1受渡し部102 においてはバケット91を傾
動して物品WをL形コンベヤ130 に受渡しするもので、
バケットレール104aの端部より同位に所定の長さのレー
ル片109aが設けられて同レール片109aの端部はガイド10
5aの端部とほぼ整合されている。また、縁片81aを設
けた側の機枠81の側面側には傾動手段である作動シリ
ンダ110 が水平状に設けられ、この作動シリンダ110 の
ピストンロッドは同機枠81の所定の位置より同内方へ
回動可能に支承されて延出する軸111 に取付けられたレ
バー112 の端部に連結され、この軸111 には図15に示
す屈曲状のレバー片113 が取付けられて、この作動シリ
ンダ110 の伸長状態でレバー片113 の水平部はレール片
109 と同位に保持され、同レバー片113 は所定の長さで
搬送方向へ延出されている。また、このレール片109 の
下方位置には所定の長さの水平部114aと同端部より所定
の角度で上斜状の傾斜部114bとからなるバケット受けレ
ール114 が設けられて同傾斜部114bの端部はバケットレ
ール104bに接続されている。また、このレバー片113の
端部とバケットレール104bとの間にはバイパス部115 が
形成されている。また、この第1受渡し部102 で切欠き
された機枠81にはL型コンベヤ131 が接続されてい
る。
【0023】また、第2受渡し部103 においては、バケ
ット91Aを傾動してL型コンベヤ131 に受渡しするも
ので、バケットレール104bの端部より同位に所定の長さ
のレール片109bが設けられて同レール片109bの端部はガ
イド105bの端部とほぼ整合されている。また、機枠81
の側面側には第1受渡し部102 の作動シリンダ110 と同
様のレバー片118 を有するとともに、その傾動手段であ
る作動シリンダ117 が設けられ、この作動シリンダ117
の伸長状態でレバー片118 の水平部はレール片109bと同
位に保持され、同レバー片118 は所定の長さで搬送方向
へ延出されている。
【0024】また、駆動軸82の近接した所定の位置に
はカム軸120 が回転可能に支承され、このカム軸120 の
外側端部にはギヤ121 が取付けられ、同ギヤ121 は下方
側の軸122 に取付けられたギヤ123 と噛み合い連繋さ
れ、このギヤ123 は図示しない駆動源に連繋された入力
鎖車124 により回転され、また、カム軸120 の内側端に
はバケット91Aの押上カム125 が取付けられている。
このように設けられた第2受渡し部103 においても第1
受渡し部102 と同様に機枠81に切欠きが施されてL型
コンベヤ131 が接続されている。
【0025】このように設けられた第1受渡し部102 の
上流側の所定の位置には検知手段126 が配設されてお
り、この検知手段126 によりバケット91,19A上の
物品Wが検知されると、制御部からの指令にで傾動手段
である作動シリンダ110,117 が短縮作動されて、レバー
片113,118 が下方へ回動されて第1受渡し部102 および
第2受渡し部103 においてバケット91,91Aをそれ
ぞれ傾動するように設けられている。そして、第1受渡
し部102 では作動シリンダ110 が短縮作動されたことで
レバー片113 が下方へ回動されており、これによりバケ
ット91は突出部97を有していないことから、この第
1受渡し部102 では同バケット91のみが軸ピン96を
中心として端面91c側が傾動されて受け面92上の物
品WはL型コンベヤ131 へ受け渡される。
【0026】また、バケット91Aは突出部97を有
し、同突出部97は縁部81bとガイド106 との間のガ
イド溝108 を摺動されるのでこの第1受渡し部102 では
傾動することなく通過され、第2受渡し部103 ではこの
突出部97がガイド106 より離脱され、同バケット91
Aは傾動されてL型コンベヤ131 側へ物品Wは受け渡さ
れる。
【0027】また、このバケットコンベヤ80のリター
ン側80Dでは無端状チェーン90は垂み状となり、同
チェーン90に取付けられたバケット91,91Aは反
転された状態で機枠81の底部の所定の間隔で対設され
たガイドプレート127 により案内されながら移動し、キ
ャリヤ側80Aの傾斜領域80Bではバケット91,9
1Aの受け面92は同傾斜領域80Bの傾斜角度αと同
一角度に設けらたものであるから、各バケット91,9
1Aの受け面92は水平に保持された状態で移動するよ
うに設けられている。
【0028】次に、第1受渡し部102 および第2受渡し
部103 に配設されるL型コンベヤ131 を図17ないし図
20にしたがって説明すると、この機枠132 は図20に
示すように左右の側枠133 とその上縁134 は対向状に等
辺で延出されて中央部に所定の間隔で溝部が形成される
とともに、この上縁134 は受渡し部102,103 側で所定の
曲率で湾曲するシュート部135 が形成され、このシュー
ト部135 に連続して水平部136 が形成されている。ま
た、この左右の上縁134 の上面には所定の幅のベッド13
7 がシュート部135 から水平部136 に亘って取付けられ
るとともに、この左右のベッド137 間(基枠幅中央)に
は押送アタッチメント160 のバー164 を挿通案内するガ
イド溝138 が形成されている。また、この左右のベッド
137 のシュート部135 におけるバケットコンベヤ80の
移動方向の上流側に位置するベッド137 には所定の範囲
に亘って立上り高さの高いガイド板139 が幅方向へ位置
調整可能に所定の範囲に取付けられ、反対側のベッド13
7 には若干立上り高さの低いガイド板140 がシュート部
135 の全域に幅方向へ位置調整可能に取付けられてい
る。また、水平部136 の左右にもガイド板141 が取付け
られている。
【0029】また、機枠132 の左右の側枠133 間の所定
の位置には複数のレール取付部材142 が取付けられると
ともに、各レール取付部材142 には略逆U字形状の支持
部材143 が取付けられている。また、このレール取付部
材142 にはシュート部135 および水平部136 に倣う所定
の幅のレール板144 が略T字状に取付けられた調整ボル
ト145 を介して上縁134 に対して所定の間隔で取付けら
けて押送アタッチメント160 の通路146 が形成され、こ
の通路146 のシュート部135 の上縁134 の下面には押送
アタッチメント160 のローラ163 のレール147 が取付け
られ、また、レール板144 の上面側の水平部136 の中央
部にはチェーン154 の駒を跨ぎ状にして案内するガイド
レール148 が取付けられている。
【0030】このように設けられた通路146 の入口側に
は駆動鎖車151 が駆動軸150 を介して回転可能に支承さ
れ、同通路146 に出口側には従動鎖車153 が従動軸152
を介して回転可能に支承され、両鎖車151,153 間には無
端状チェーン154 が掛装されるとともに、機枠132 の左
右の所定の位置にはテンション鎖車155 を上下方向へ案
内する案内溝157 を有する昇降部材156 が対応して取付
けられ、この案内溝157 間には上下動可能に軸158 が設
けられ、この軸158 にはテンション鎖車155 が回転可能
に左右の止めリング159 を介して中央に位置されてチェ
ーン154 と噛み合い連繋され、同チェーン154 には所定
の間隔で押送アタッチメント160 が取付けられている。
【0031】この押送アタッチメント160 はチェーン15
4 の駒を略逆U字状に跨いで同駒に枢着される本体161
とこの本体161 の両側に突出されるピン162 に回転可能
に枢着されるローラ163 とからなり、この本体161 の上
面側にはベッド137 間のガイド溝138 より物品Wを受
け、かつ押送可能に突出する所定の長さのバー164 が立
設されている。また、このシュート部135 の上端側には
バケットコンベヤ80側へ伸縮可能に補助プレート165
が設けられており、同プレーと165 には駆動鎖車151 を
回動する押送アタッチメント160 のバー164 を逃がす切
欠き166 が施されている。このように設けられたL型コ
ンベヤ131 の駆動軸150 は図示しない駆動源に連繋され
て押送アタッチメント160 は所定の速度、すなわち、シ
ュート部135 をシュート降下する物品Wの速度より若干
速い速度で回動されて物品Wの後部を押送するように設
けられている。なお、支持部材143 の左右にはカバー16
7 が取付けられている。
【0032】次に、上記のように構成された物品搬送装
置10の作用について説明すると、先ず、物品搬送コン
ベヤ11の第1ベルトコンベヤ12に給送されてきた物
品Wは第2ベルトコンベヤ30上において幅寄せレール
79により中心部に幅寄せされて水平状に配設された第
1吸引コンベヤ50に移送される。この第1吸引コンベ
ヤ50のサクションベルト57に移載された物品Wは同
ベルト57に貫設された吸引孔57aを介して下面側に
配設された吸引ダクト74側の吸引力により吸着されて
第2吸引コンベヤ60へ移送される。この第2吸引コン
ベヤ60は第1吸引コンベヤ50より速い回動速度でサ
クションベルト57が回転されて、第1吸引コンベヤ5
0からの物品Wを所定の間隔で第1吸引コンベヤ50と
同様に吸着して後続のバケットコンベヤ80側へ移載供
給する。
【0033】この物品搬送コンベヤ11に直列状に配設
されるバケットコンベヤ80の傾斜領域80Bは、物品
搬送コンベヤ11の突出部13eの下方位置より所定の
角度αで上斜状に、かつ第2吸引コンベヤ60の水平状
のキャリヤ側の頭部側と物品Wを移載可能な間隔で配設
され、図16に示すようにこのバケットコンベヤ80の
リターン側を回動して従動鎖車88により反転された各
バケット91,91Aはその端面91c側がバケット受
けホイール84bを介してバケットレール104aへ乗り上
げられて同端面側は摺接支持される。この状態で、受け
面92を傾斜領域80Bの傾斜角度αと同角度αに形成
したので、同傾斜領域80Bでは水平に保持された状態
で移動される。この移動過程で、同受け面92が第2吸
引コンベヤ60のキャリヤ側の水平部60aと整合され
た時点でタイミングを合わせて物品Wが受け面92に移
載される。なお、この物品Wの受渡しタイミングは初期
段階でタイミング合わせが行われる。したがって、水平
部60aから水平状に保持された受け面92へスライド
状に受渡しするものであるから、物品Wを損傷すること
なく受渡しができるとともに、表面に凹凸のある当該物
品Wでも引っ掛かりを生ずることなく円滑に受渡しする
ことができる。
【0034】そして、この傾斜領域80Bで順次物品W
を移載したバケット91,91Aが水平領域80Cへ移
動されて行くと同受け面92は移動方向へ傾斜され、物
品Wは同受け面92の前端部の係止凸部93に受け止め
られた前傾姿勢で移動され、また、バケット91Aの突
出部97はガイド溝108 に嵌込まれた状態で移動され
る。この水平領域80Cを移動する各バケットコンベヤ
91,91Aは運転開始初期に検知手段126 により物品
Wが検知されると,制御部からの指令で第1受渡し部10
2 および第2受渡し部103 の作動シリンダ110,117 が短
縮作動されてレバー片113,118 が常時下方へ回動されて
いる。これにより第1受渡し部102 にバケット91が至
ると同バケット91は軸ピン96を中心として端面91
c側が傾動されてレール片109aより下位に設けられたバ
ケット受けレール114 の水平部114aに受止められる(図
15参照)。
【0035】このバケット91の傾動により受け面92
上の物品Wは係止凸部93に沿ってL型コンベヤ131 側
へ供給される。このL型コンベヤ131 に供給された物品
Wは同コンベヤ130 の湾曲状のシュート部135 に沿って
水平部136 側へ移動されるとともに、回動されてきた押
送アタッチメント160 のバー164 により押送されて、同
コンベヤ130 の端部に配設された例えば包装機の製袋器
へ送り込まれて包装がなされる。
【0036】一方、この第1受渡し部102 で物品Wを受
渡したバケット91はチェーン90の移動によりバケッ
ト受けレール114 の水平部114aから傾斜部114bへ移動さ
れてバケットレール104bへ乗り上げられて元の状態に復
される。また、このバケット91の次位のバケット91
Aはその突出部97がガイド溝108 に嵌込まれているの
で傾動することなく第1受渡し部102 を通過し、再び、
バケット91が第1受渡し部102 へ至ると傾動され、以
下順次傾動されて物品WをL型コンベヤへ供給する。
【0037】この第1受渡し部102 を通過した突出部9
7を有するバケット91Aは第2受渡し部103 に至ると
同突出部97はガイド溝108 から離脱されて傾動されて
第1受渡し部102 と同様に物品Wを同受渡し部103 に配
設されたL型コンベヤ131 へ供給する。また、この第2
受渡し部103 にはカム軸120 を介して押上カム125 が常
時回転されており、この第2受渡し部103 においては各
バケット91,91Aが傾動されるもので傾動されたバ
ケット91,91Aの端面91c側はこの押上カム125
により受止められ、同押上カム125 が回転することで同
端面91c側は押し上げられて駆動軸82に取付けられ
たバケット受けホイール84へ乗り上げられて各バケッ
ト91,91Aはリターン側へ回動されていく。
【0038】上記第1受渡し部102 および第2受渡し部
103 への物品Wの受渡しは正常運転の場合であって、例
えば第1受渡し部102 側に接続される包装機等の後処理
装置等が何等かの要因により停止したような場合には、
制御部からの指令で作動シリンダ110 が伸長作動されて
レバー片113 はレール片109aと同位に保持されてL型コ
ンベヤ131 へのバケット91の傾動が断たれ、同バケッ
ト91はこのレバー片113 の端部とバケット受けレール
104bとの間に形成されたバイパス部115 で傾動されてL
型コンベヤ131 の側部に配設された排出部170 に排出さ
れる。
【0039】また、第2受渡し部103 側に接続される包
装機等の後処理装置に同様の問題が生じた場合、作動シ
リンダ117 が伸長作動されてレバー片118 はレール片10
9bと同位に保持されるとともに、各バケット91,91
Aはこのレバー片118 を介してバケット受けホイール8
4aに乗り上げられるとともに、バケット91A上の機
枠81に設けられた屈曲上の物品ガイド171 を介して図
示しない排出部側へ排出される。
【0040】本例物品搬送装置10は上記のように構成
したもので、とくに、物品搬送コンベヤ11からバケッ
トコンベヤ80への物品Wの受渡しにおいて、第2吸引
コンベヤ60のキャリヤ側の水平部60aに対しバケッ
トコンベヤ80のキャリヤ側80Aの傾斜領域80Bを
傾斜角度αで形成するとともに、このバケットコンベヤ
80に複数個ずつ交互に取付けられて回動するバケット
91,91Aの物品Wの受け面92を傾斜領域80Bの
傾斜角度αと同角度で形成し、この受け面92を回動方
向に前傾状に取付けたものであるから、このバケット9
1,91Aが傾斜領域80Bを移動する過程ではこの受
け面92は水平に保持された状態で移動され、同受け面
92が第2吸引コンベヤ60のキャリヤ側の水平部60
aと整合された時点でタイミングを合わせて物品Wが受
け面92に移載される。したがって、物品Wは水平部6
0aから水平状に保持された受け面92へスライド状に
受渡しするものであるから、アイス最中等の少しの衝撃
によっても損傷する物品Wであっても損傷することなく
良好に受渡しができるとともに、表面に凹凸のある当該
物品Wでも引っ掛かりを生ずることなく円滑に受渡しす
ることができる。
【0041】また、この傾斜領域80Bで物品Wを移載
したバケット91,91Aは水平領域80Cに移行され
ると同受け面92は移動方向へ前傾され、受け面92上
の物品Wは同受け面92の前端の係止凸部93に受け止
められた前傾姿勢で移動される。そして、この水平領域
80Cの途上に設けられた直交する方向の包装機等の後
処理工程への第1受渡し部102 および第2受渡し部103
を設け、この両受渡し部102,103 にバケット91,91
Aの傾動手段であるレバー片113,118 を有する作動シリ
ンダ110,118 を配設したので、常時には両受渡し部102,
103 よりバケット91,91Aをそれぞれに傾動して物
品Wを供給し、後処理工程に問題が発生すると、作動シ
リンダ110,118 を伸長作動してバケット91,91Aの
傾動を中止して問題発生に対処することができ、また、
このバケット91,91Aからの傾動による供給は、受
け面92上の物品Wは係止凸部93に沿って一定の方向
姿勢で供給されるので、後処理工程に対して位置決めさ
れた状態で供給することができる。
【0042】なお、上記実施例において傾動手段を作動
シリンダ110,118 によりレバー片113,118 を回動するよ
うに例示したが、これに限定するものではなく、他の構
成のものであってもよい。また、バケットアタッチメン
ト91,91Aの受け面92を傾斜領域80Bを移動す
る場合に水平状に移動するように例示したが、これに限
定するものではなく、例えば係止凸部93側が若干前上
り状であってもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上記したように物品を前工程
の水平部から傾斜領域で水平状に保持されたバケットア
タッチメントの受け面へスライド状に受渡しするもので
あるから、アイス最中等の少しの衝撃によっても損傷す
る物品であっても損傷することなく良好に受渡しができ
るとともに、表面に凹凸のある物品でも引っ掛かりを生
ずることなく円滑に受渡しすることができる。また、こ
の傾斜領域で物品を移載したバケットアタッチメントは
水平領域に移行されると同受け面は移動方向へ前傾さ
れ、受け面上の物品は同受け面の前端の係止凸部に受け
止められた前傾姿勢で移動される。そして、この水平領
域の途上に設けられた直交する方向の包装機等の後処理
工程への第1受渡し部および第2受渡し部を設け、この
両受渡し部にバケットアタッチメントの傾動手段を配設
したので、常時には両受渡し部よりバケットアタッチメ
ントをそれぞれに傾動して物品を供給し、後処理工程に
問題が発生すると、バケットアタッチメントの傾動を中
止して問題発生に対処することができ、また、このバケ
ットアタッチメントからの傾動による供給は、受け面上
の物品は係止凸部に沿って一定の方向姿勢で供給される
ので、後処理工程に対して位置決めされた状態で供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品搬送コンベヤの略体正面図である。
【図2】バケットコンベヤの略体正面図である。
【図3】図1を分割した上流側の正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図1を分割した下流側の正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図2を分割した下流側の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図2を分割した上流側の正面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】バケットアタッチメントの平面図である。
【図12】バケットアタッチメントの正面図である。
【図13】バケットアタッチメントの側面図である。
【図14】図9のA−A線の拡大断面図である。
【図15】図10のB−B線矢視図である。
【図16】物品受渡しの説明図である。
【図17】L型コンベヤの正面図である。
【図18】図17のA−A線断面図である。
【図19】図17のB−B線断面図である。
【図20】図17のC−C線断面図である。
【図21】従来の搬送装置の正面図である。
【符号の説明】
10 物品搬送装置 11 物品搬送コンベヤ 80 バケットコンベヤ 80B 傾斜領域 80C 水平領域 91,91A バケットアタッチメント 92 受け面 93 係止凸部 94 支軸部 102,103 受渡し部 110,117 作動シリンダ 113,118 レバー片 131 L型コンベヤ W 物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を所定の間隔で水平状態でバケット
    コンベヤに向けて供給する物品搬送コンベヤと、前記バ
    ケットコンベヤは所定の間隔でバケットアタッチメント
    を配設した無端状のコンベヤであって、前記物品搬送コ
    ンベヤとの物品受渡し側の所定の範囲を所定の角度で上
    斜状に傾斜領域を設けるとともに、前記バケットアタッ
    チメントは物品の受け面を前記傾斜領域の傾斜角度と略
    同一角度の傾斜面に形成して、前記傾斜領域の移動過程
    で同受け面は略水平状に保持され、この傾斜領域より水
    平領域に移行した際には、同受け面は回動方向に前傾さ
    れて、同受け面の前端部の係止凸部により物品を傾斜姿
    勢に保持可能に構成した物品搬送装置。
  2. 【請求項2】前記バケットコンベヤの水平領域の直交す
    る方向に配設される後処理工程に対する受渡し部におい
    て、前記バケットアタッチメントは移動方向に直交する
    方向に一方を支点として傾動可能に支持して同バケット
    アタッチメントの移動過程で前記受渡し部にはバケット
    アタッチメントを傾動する傾動手段を配設して受け面上
    の物品を係止凸部に沿って排出可能に構成した請求項1
    の物品搬送装置。
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