JPH0624545A - 供給物品のアキュームレーション装置 - Google Patents

供給物品のアキュームレーション装置

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JPH0624545A
JPH0624545A JP20738992A JP20738992A JPH0624545A JP H0624545 A JPH0624545 A JP H0624545A JP 20738992 A JP20738992 A JP 20738992A JP 20738992 A JP20738992 A JP 20738992A JP H0624545 A JPH0624545 A JP H0624545A
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conveyor
holder
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Nobuteru Umeda
宜暉 梅田
Shigekazu Miwa
恵運 三和
Hisayuki Hirao
久幸 平尾
Ikuo Hoshino
郁雄 星野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品の性状に関係なく該物品を損傷させるこ
となく、常に安定したアキュームを行なう。 【構成】 第1ベルトコンベヤ12と第2ベルトコンベ
ヤ14とが、上部移動ホルダ32および下部移動ホルダ
36を介して連結される。第1ベルトコンベヤ12は、
第1モータM1により走行駆動される。第2ベルトコン
ベヤ14は、第2サーボモータM2により走行駆動され
る。ホルダ32,36は、第3サーボモータM3により物
品搬送方向に往復移動される。上部移動ホルダ32に、
物品搬送方向下流側から順に第1物品検知センサS
1,第2物品検知センサSW2,第3物品検知センサS
3が所定間隔で配設される。各センサSW1,SW2,S
3の物品検出信号は、制御装置に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、包装機等の処理機械
に向けて物品を所定間隔毎に供給するコンベヤにおい
て、処理機械の運転が中断された際に、該処理機械への
物品供給を停止した状態でコンベヤ上に物品をアキュー
ム可能なアキュームレーション装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】自動包装機等の処理機械に向けて所定間隔
毎に物品を供給する供給コンベヤでは、処理機械が何等
から原因により一時停止した際に、該処理機械への物品
の送り込みを停止すると共に、前工程から供給コンベヤ
に導入された物品を一時的にアキュームし、そして処理
機械の運転開始に伴ってアキュームされた物品を順次処
理機械に供給するための装置が一般的に採用されてい
る。
【0003】前記装置としては、供給コンベヤで搬送さ
れる物品の先端に当接する搬送阻止位置と、物品と干渉
しない搬送許容位置との間を移動自在に構成した停止部
材を備えるものが知られている。すなわち、処理機械の
運転が中断された際に、停止部材を搬送阻止位置に臨ま
せることにより、供給コンベヤで搬送される先頭の物品
は該停止部材に当接して搬送が阻止され、該物品の処理
機械への送り込みは停止する。また供給コンベヤで搬送
される後続の物品は、停止部材により堰止められている
物品の後端に順次当接することによりアキュームされ
る。そして処理機械の運転開始に際し、停止部材を阻止
位置から搬送許容位置に退避させることにより、アキュ
ームされていた物品が処理機械に順次送り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の装置で
は、停止部材により堰止められている物品の後端に、前
工程から順次コンベヤに導入される物品の前端が当接す
ることにより、コンベヤ上に物品を複数個アキュームし
ている。このとき供給コンベヤは常に走行しているた
め、堰止められている物品の底部とコンベヤの搬送面と
が擦れて、該物品にはコンベヤの走行による圧力(ライ
ンプレッシャー)が加わっている。なお、このラインプ
レッシャーは、物品のアキューム数が多くなる程増大す
る。この場合において、ラインプレッシャーが増大して
も、比較的重量がある定型物品においては良好なアキュ
ームが可能であるが、不定型な物品や袋詰めされた物
品、またはケーキやシュークリーム等の軟弱な物品の場
合は、ラインプレッシャーの増大により物品が変形した
り損傷してしまう欠点があった。また、高さ寸法が極め
て低い物品では、物品同志が当接した際に重なってしま
うおそれがあり、処理機械への円滑な送り出しが不能と
なってしまう難点が指摘される。すなわち従来の装置で
は、各種性状の異なる物品を、常に安定してアキューム
し得るものではなかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来技術に内在して
いる前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、物品の性状に関係なく該物品を損傷
させることなく、常に安定したアキュームが可能なアキ
ュームレーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、物品を搬送する第1コ
ンベヤと、この第1コンベヤの下流側に配設され、該コ
ンベヤから移載された物品を下流側の処理機械に送り出
す第2コンベヤと、前記物品の搬送方向に移動自在に配
設されると共に、第1コンベヤの下流側端部と第2コン
ベヤの上流側端部とが走行自在に連結され、可逆モータ
により所定範囲で往復移動される移動ホルダと、前記移
動ホルダと一体的に移動するよう配設され、前記第1コ
ンベヤから第2コンベヤへ移載される物品を検出可能な
少なくとも1個の物品検知センサと、前記物品検知セン
サからの物品検出信号により前記第2コンベヤおよび可
逆モータを運転制御する制御手段とからなり、前記処理
機械への物品の送り出しを停止した状態で前記物品検知
センサが物品を検出した際に、前記可逆モータを運転制
御して移動ホルダを物品搬送方向上流側に移動させるこ
とにより、第1コンベヤにより搬送される物品を第2コ
ンベヤに移載するよう構成したことを特徴とする。
【0007】また前記課題を克服し、所期の目的を達成
するため本願の別の発明は、第1モータにより駆動され
て、物品を搬送する第1ベルトコンベヤと、この第1ベ
ルトコンベヤの下流側に配設され、第2モータにより駆
動されて第1ベルトコンベヤから移載された物品を下流
側の処理機械に送り出す第2ベルトコンベヤと、前記両
ベルトコンベヤを挟む両側に走行自在に配設され、正逆
回転可能な第3モータにより所定範囲で往復走行される
一対の無端索体と、前記一対の無端索体の2個所におい
て夫々対向的に配設され、前記第1ベルトコンベヤの無
端ベルトが巻掛けられる物品搬送方向の下流側に位置す
る移動ローラおよび第2ベルトコンベヤの無端ベルトが
巻掛けられる上流側に位置する移動ローラが夫々回転自
在に架設される上部移動ホルダおよび下部移動ホルダ
と、前記物品搬送方向に所定間隔離間して配設され、前
記移動ホルダを検出可能な一対のホルダ検知センサと、
前記一対の無端索体間に回転自在に架設され、第1ベル
トコンベヤおよび第2ベルトコンベヤの物品搬送領域を
走行する無端ベルトを下側から支持する複数の受けロー
ラと、前記上部移動ホルダと一体的に移動可能に配設さ
れ、前記第1ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに
移載される物品を検出可能な少なくとも1個の物品検知
センサと、前記物品検知センサからの物品検出信号によ
り前記第2モータおよび第3モータを運転制御すると共
に、前記ホルダ検知センサのホルダ検出信号により上部
移動ホルダの移動領域を規制する制御手段とからなり、
前記処理機械への物品の送り出しを停止した状態で前記
物品検知センサが物品を検出した際に、前記第3モータ
を運転制御して上部移動ホルダを物品搬送方向上流側に
移動させることにより、第1ベルトコンベヤにより搬送
される物品を第2ベルトコンベヤに移載するよう構成し
たことを特徴とする。
【0008】また前記課題を克服し、所期の目的を達成
するため本願の更に別の発明は、第1モータにより駆動
されて、物品を搬送する第1ベルトコンベヤと、この第
1ベルトコンベヤの下流側に配設され、第2モータによ
り第1ベルトコンベヤより高速で駆動されて第1ベルト
コンベヤから移載された物品を下流側の処理機械に送り
出す第2ベルトコンベヤと、前記両ベルトコンベヤを挟
む両側に走行自在に配設され、正逆回転可能な第3モー
タにより所定範囲で往復走行される一対の無端索体と、
前記一対の無端索体の2個所において夫々対向的に配設
され、前記第1ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けら
れる物品搬送方向の下流側に位置する移動ローラおよび
第2ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けられる上流側
に位置する移動ローラが夫々回転自在に架設される上部
移動ホルダおよび下部移動ホルダと、前記物品搬送方向
に所定間隔離間して配設され、前記移動ホルダを検出可
能な一対のホルダ検知センサと、前記一対の無端索体間
に回転自在に架設され、第1ベルトコンベヤおよび第2
ベルトコンベヤの物品搬送領域を走行する無端ベルトを
下側から支持する複数の受けローラと、前記上部移動ホ
ルダと一体的に移動可能に配設され、前記第1ベルトコ
ンベヤから第2ベルトコンベヤに移載される物品を検出
可能な少なくとも1個の物品検知センサと、前記物品検
知センサからの物品検出信号により前記第2モータおよ
び第3モータを運転制御すると共に、前記ホルダ検知セ
ンサのホルダ検出信号により上部移動ホルダの移動領域
を規制する制御手段とからなり、前記処理機械への物品
の送り出しを停止した状態で前記物品検知センサが物品
を検出した際には、前記第3モータを運転制御して上部
移動ホルダを第2ベルトコンベヤの走行速度の略倍の速
度で物品搬送方向上流側に移動させることにより、第1
ベルトコンベヤにより搬送される物品を第2ベルトコン
ベヤに移載し、次いで処理機械への物品の送り出しが可
能となった際には、前記第2モータを運転制御して第2
ベルトコンベヤを走行させることにより物品を処理機械
へ送り出すと共に、第3モータを運転制御して上部移動
ホルダを第2ベルトコンベヤの走行速度と同速で物品搬
送方向下流側に移動させるよう構成したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】第2コンベヤの下流側に配置される処理機械へ
の物品の送り出しが可能な場合は、第1コンベヤにより
搬送される物品が、物品検知センサにより検出される
と、第2コンベヤが駆動されて該物品は第2コンベヤに
移載される。この運転が繰返されて第2コンベヤの下流
側に到来した物品は、第2コンベヤの運転により処理機
械に順次送り出される。処理機械への物品の送り出しを
停止した場合は、第1コンベヤにより搬送される物品
が、物品検知センサにより検出されると、移動ホルダが
物品搬送方向の上流側に移動し、該物品の底部を第2コ
ンベヤにより支持する。これにより、第2コンベヤから
処理機械への物品送り出しを停止した状態で、該第2コ
ンベヤに複数の物品がアキュームされる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る供給物品のアキュームレ
ーション装置の好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
しながら説明する。図1は、実施例に係るアキュームレ
ーション装置を採用した供給コンベヤを示すものであっ
て、該コンベヤ10は、2基のベルトコンベヤ12,1
4と、両コンベヤ12,14の搬送領域を可変させる移
動機構16とから基本的に構成される。そして供給コン
ベヤ10により搬送される物品18を、下流側に配置し
た例えば包装機等の処理機械に順次送り出すようになっ
ている。
【0011】(第1ベルトコンベヤについて)図2に示す
如く、物品18の搬送方向と交差する方向に離間する一
対のフレーム20,20間には、移動機構16を構成す
る駆動軸22と従動軸24とが搬送方向に所定間隔離間
して回転自在に枢支されている。上流側に位置する従動
軸24には、中間ローラ26が回転自在に外嵌されると
共に、該従動軸24の配設位置より上流側のフレーム2
0,20間に、図1に示す如く、上下に離間して上部固
定ローラ28と下部固定ローラ30とが回転自在に架設
してある。また、上部固定ローラ28の下流側には、該
ローラ28と同一水平レベルにおいて、搬送方向と交差
する方向に所定間隔離間して対向する一対の上部移動ホ
ルダ32,32が搬送方向に移動自在に臨んでおり、該
ホルダ32,32間に上部移動ローラ34が回転自在に
架設されている。更に、下部固定ローラ30の下流側に
は、該ローラ30と略同一水平レベルにおいて、搬送方
向と交差する方向に所定間隔離間して対向する一対の下
部移動ホルダ36,36が搬送方向に移動自在に臨んで
おり、該ホルダ36,36間に下部移動ローラ38が回
転自在に架設されている。そしてこれらローラ群に無端
べルト40が巻掛けられて、第1ベルトコンベヤ12が
構成される。この第1ベルトコンベヤ12においては、
上部固定ローラ28と上部移動ローラ34との間が物品
18の搬送領域とされる。
【0012】また第1ベルトコンベヤ12は、下部固定
ローラ30にチェン−スプロケット等の伝達手段42を
介して連結した第1モータM1によって所定方向に走行
駆動される。なお第1ベルトコンベヤ12は、後述する
物品供給運転およびアキュームレーション運転に際して
常に走行駆動されて、物品18を第2ベルトコンベヤ1
4に向けて搬送するよう構成されている。但し、アキュ
ームレーション運転により、上部移動ホルダ32が第2
ホルダ検知センサ82(後述)により検出された際には、
物品搬送を停止するよう制御される。
【0013】(第2ベルトコンベヤについて)前記駆動軸
22に中間ローラ44が回転自在に外嵌されると共に、
該駆動軸22より下流側のフレーム20,20間に、上
下に離間して上部固定ローラ46と下部固定ローラ48
とが回転自在に架設される。また、前記上部移動ホルダ
32,32間に上部移動ローラ50が回転自在に架設さ
れると共に、下部移動ホルダ36,36に下部移動ロー
ラ52が回転自在に枢支されている。そしてこれらロー
ラ群に無端べルト54が巻掛けられて、第2ベルトコン
ベヤ14が構成される。この第2ベルトコンベヤ14に
おいては、上部固定ローラ46と上部移動ローラ50と
の間が物品18の搬送領域とされ、該搬送領域を走行す
る無端ベルト54の搬送面と、前記第1ベルトコンベヤ
12の搬送領域を走行する無端ベルト40の搬送面とは
同一水平レベルとなるよう設定してある。なお、上部移
動ホルダ36,36に架設される上部移動ローラ34,5
0は、第1ベルトコンベヤ12から第2ベルトコンベヤ
14への物品18の移載を支障なく行ない得る間隔に設
定される。
【0014】前記第2ベルトコンベヤ14は、下部固定
ローラ48にチェン−スプロケット等の伝達手段56を
介して連結した第2サーボモータM2によって所定方向
に走行駆動されるようになっている。第2ベルトコンベ
ヤ14は、後述する物品供給運転に際して走行駆動され
て、第1ベルトコンベヤ12からの物品18の移載と、
該物品18の処理機械への送り込みとを行なうべく機能
する。なお第2ベルトコンベヤ14の走行速度は、第1
ベルトコンベヤ12の走行速度より高速に設定され、第
1ベルトコンベヤ12から第2ベルトコンベヤ14に移
載される各物品18,18の間に、確実に隙間を画成し
得るようになっている。
【0015】前記第1および第2ベルトコンベヤ12,
14の無端ベルト40,54として、その裏面に歯部を
形成した歯付きベルトを使用すると共に、対応する各ロ
ーラを歯付きプーリとするようにしてもよい。この場合
は、ベルト40,54をスリップさせることなく走行す
るので、高速運転の際にも正確な送りを達成することが
できる。
【0016】(移動機構について)前記フレーム20,2
0に架設された前記従動軸24には、図2に示す如く、
第1ベルトコンベヤ12の中間ローラ26を挟む両側
に、一対のスプロケット58,58が該軸24と一体回
転可能に配設されている。また前記駆動軸22には、第
2ベルトコンベヤ14の中間ローラ44を挟む両側に、
一対のスプロケット60,60が該軸22と一体回転可
能に配設される。そして、搬送方向に整列するスプロケ
ット58,60およびスプロケット58,60間に、移動
用チェン62が夫々巻掛けてある。各移動用チェン62
には、図1に示す如く、前記上部移動ホルダ32と下部
移動ホルダ36とが連結され、移動用チェン62の走行
に伴ってホルダ32,36を搬送方向に移動するよう構
成されている。
【0017】図1に示す如く、搬送方向下流側における
フレーム20の下方に、第3サーボモータM3が配置さ
れ、該サーボモータM3の出力軸に配設したスプロケッ
ト64と、前記駆動軸22のフレーム20から突出する
端部に配設したスプロケット66との間にチェン68が
巻掛けられている。従って、第3サーボモータM3を正
逆駆動することにより、移動用チェン62,62の往復
走行に伴って前記移動ホルダ32,36が所定範囲(後
述)で往復移動する。これにより、該移動ホルダ32,3
6に移動ローラ34,38,50,52を介して連結され
る第1ベルトコンベヤ12および第2ベルトコンベヤ1
4の搬送領域が可変される(図7参照)。なお移動ホルダ
32,36の移動速度(移動用チェン62,62の走行速
度)は、後述するアキュームレーション運転時には第2
ベルトコンベヤ14の走行速度の略倍の速度に設定さ
れ、またアキュームレーション運転から物品供給運転に
切換わった時には、第2ベルトコンベヤ14の走行速度
と同速で移動するよう設定されている。
【0018】また各移動用チェン62には、走行方向に
所定間隔でガイドローラ70が枢支され、これらガイド
ローラ70は、フレーム20に配設したレール72に案
内されて安定的に移動するよう構成してある(図3参
照)。また両移動用チェン62,62間には、走行方向に
所定間隔で複数の受けローラ74が回転自在に架設さ
れ、前記両ベルトコンベヤ12,14の搬送領域におけ
る無端ベルト40,54を下側から支持するようになっ
ている。この受けローラ74の軸方向中央に周溝75が
形成され、該周溝75に、前記無端ベルト40,54の
裏面において走行方向に延在するよう突設した突起40
a,54aが摺動自在に嵌合されている。これにより、
両ベルト40,54の蛇行防止が図られている。
【0019】前記上部移動ホルダ32,32には、前記
両ベルトコンベヤ12,14により搬送される物品18
を検出する3つの物品検知センサSW1,SW2,SW
3が、搬送方向の下流側から順に所定間隔離間して配設
されている。すなわち、図1示す如く、第2ベルトコン
ベヤ14の上流端近傍に第1物品検知センサSW1が位
置し、第1ベルトコンベヤ12の下流端と第2ベルトコ
ンベヤ14の上流端との間に第2物品検知センサSW2
が位置し、更に第1ベルトコンベヤ12の下流側端近傍
に第3物品検知センサSW3が位置している。このセン
サSW1,SW2,SW3としては、ホルダ32,32に対向
的に配設したブラケット76,76に配設される投光器
と受光器とからなる光電式センサが好適に使用される。
そして各センサSW1,SW2,SW3の物品検出信号は、
図4に示す如く、制御装置78に入力されて、前記サー
ボモータM2,M3が作動制御されるようになっている。
【0020】すなわち、供給コンベヤ10による物品供
給運転に際し、第1ベルトコンベヤ12で搬送される
物品18の先端の通過を第2物品検知センサSW2が検
出した際には、図5に示す如く、前記第2サーボモータ
2を運転して第2ベルトコンベヤ14を走行駆動させ
る。そして第1物品検知センサSW1が物品18を検出
した後、第2物品検知センサSW2が該物品18の後端
の通過を検出した際に、第2サーボモータM2の運転を
停止して第2ベルトコンベヤ14の走行を停止する制御
がなされる。
【0021】また、供給コンベヤ10によるアキューム
レーション運転に際し、第3物品検知センサSW3
物品18の先端の通過を検出した際には、図6に示す如
く、前記第3サーボモータM3を正転方向に回転するよ
う運転し、前記上部移動ホルダ32,32を上流側に向
けて移動させる。そして第2物品検知センサSW2が、
該物品18の後端の通過を検出した際に、第3サーボモ
ータM3の運転を停止する制御がなされる。
【0022】更に、アキュームレーション運転から物品
供給運転に切換わった際には、前記第2サーボモータ
2を運転して第2ベルトコンベヤ14を走行駆動さ
せ、該コンベヤ14にアキュームされている物品18を
下流側の処理機械に送り出す。コンベヤ14の走行によ
り物品群が下流側に搬送され、最上流側に位置する物品
18の後端が第1物品検出センサSW1を通過した際
に、前記第3サーボモータM3を逆転方向に回転するよ
う運転し、該第1物品検出センサSW1が物品18の後
端部を検出するまで上部移動ホルダ32,32を下流側
に移動させる制御がなされる。
【0023】前記フレーム20,20の下流側端部に
は、例えば光電式の第4物品検知センサSW4が配設さ
れ、このセンサSW4は、物品18が第2ベルトコンベ
ヤ14の下流端部まで到来したことを検出し、該検出信
号を前記制御装置78に入力するよう設定されている。
また、物品供給運転およびアキュームレーション運転に
際し、第4物品検知センサSW4と第1物品検知センサ
SW1との間に物品18がアキュームされた状態(両セン
サSW4,SW1が何れも物品18を検出している状態)
で、第2ベルトコンベヤ14から処理機械への物品18
の送り出しが行なわれるようになっている。
【0024】前記一方の上部移動ホルダ32の移動経路
に近接する位置には、図1に示す如く、搬送方向に所定
間隔離間して第1ホルダ検知センサ80と第2ホルダ検
知センサ82とが配設され、該センサ80,82は、ホ
ルダ32に配設したドグ32aを検出可能し、該検出信
号を制御装置78に入力するよう設定されている。そし
て両センサ80,82の間でのみ、上部移動ホルダ32
が移動されるようになっている。なお、上流側に配設さ
れる第2ホルダ検知センサ82が上部移動ホルダ32の
ドグ32aを検出した際には、前記第1モータM1の運
転を停止し、第1ベルトコンベヤ12での物品搬送を停
止するよう設定してある。
【0025】
【実施例の作用】次に、実施例に係るアキュームレーシ
ョン装置を採用した供給コンベヤの作用につき説明す
る。
【0026】(物品供給運転について)前記供給コンベヤ
10のスタート待機時は、上部移動ホルダ32は、前記
第1ホルダ検知センサ80によりドグ32aが検出され
る待機位置に停止している。また第2ホルダ検知センサ
82および4個の物品検知センサSW1,SW2,SW3,S
4は、全てOFF(非検出状態)となっており、第1ベ
ルトコンベヤ12のみが第1モータM1にて走行駆動さ
れているものとする。
【0027】この状態で前工程より物品18が第1ベル
トコンベヤ12に導入され、図5(a)に示す如く、該物
品18がコンベヤ12により搬送されてその先端が第2
物品検知センサSW2を通過することにより、該信号は
制御装置78に入力される。制御装置78は、前記第2
サーボモータM2を運転し、第2ベルトコンベヤ14を
走行駆動させる。これにより物品18は、第1ベルトコ
ンベヤ12から第2ベルトコンベヤ14に移載されて、
引続き第2ベルトコンベヤ14により下流側に搬送され
る。そして前記第1物品検知センサSW1が物品先端の
通過を検出した後、該物品18の後端が、図5(b)に示
す如く、第2物品検知センサSW2を通過することによ
り、該信号が制御装置78に入力されて、第2サーボモ
ータM2の運転が停止されて第2ベルトコンベヤ14は
走行停止する。
【0028】第1ベルトコンベヤ12により搬送される
後続の物品18における先端が、図5(c)に示す如く、
第2物品検知センサSW2を通過すると、再び第2ベル
トコンベヤ14が走行駆動して該物品18をコンベヤ1
4に移載する。このとき両物品18,18は、第1ベル
トコンベヤ12より第2ベルトコンベヤ14が高速で走
行駆動されることから、下流側の物品18の後端と上流
側の物品18の前端との間に所要の隙間が画成された状
態で搬送される。なお、第2物品検知センサSW2が物
品後端の通過を検出してから、タイマ等により所定時間
の遅延後に第2ベルトコンベヤ14を停止するよう制御
することにより、搬送方向に隣り合う物品18,18を
所望の間隔で確実に臨ませることができる。
【0029】このように、第1ベルトコンベヤ12で搬
送される物品18の先端が第2物品検知センサSW2
通過した際に第2ベルトコンベヤ14を駆動し、該物品
18の後端が第2物品検知センサSW2を通過した際に
第2ベルトコンベヤ14を停止する動作を繰返すことに
より、図5(d)に示す如く、前記第4物品検知センサS
4が物品18の到来を検出するまで運転が継続され
る。これにより、第2ベルトコンベヤ14上には、第4
物品検知センサSW4と第1物品検知センサSW1との間
において、複数の物品18が非接触の状態がアキューム
される。
【0030】ここで、第2ベルトコンベヤ14に所定数
の物品18がアキュームされ、第4物品検知センサSW
4が物品18の到来を検出したときに、前記第2物品検
知センサSW2が未だに物品18を検出していることが
予想される。この場合は、第4物品検知センサSW4
物品18の到来を検出したときに、第2ベルトコンベヤ
14を停止すると共に、第3サーボモータM3を運転し
て上部移動ホルダ32を、第2物品検知センサSW2
物品18の後端通過を検出(非検出状態)する位置まで上
流側に移動させた後、停止させる制御がなされる。
【0031】そして、前記第1および第4物品検知セン
サSW1,SW4が物品18を検出している状態で、前記
処理機械からの物品要求信号が制御装置78に入力され
ると、以下の動作が繰返されて、第1ベルトコンベヤ1
2から第2ベルトコンベヤ14に移載された個数と同数
の物品18が、第2ベルトコンベヤ14から処理機械に
向けて順次送り込まれる。
【0032】すなわち、第1ベルトコンベヤ12により
搬送された物品18の先端が第2物品検知センサSW2
を通過することにより、第2サーボモータM2が運転さ
れて、第2ベルトコンベヤ14が走行する。これにより
第1ベルトコンベヤ12からの物品18は、第2ベルト
コンベヤ14に移載される。また最下流側の物品18
は、第2ベルトコンベヤ14から処理機械に送り込ま
れ、第4物品検知センサSW4は物品18の後端通過を
検出する。なお、新たに第2ベルトコンベヤ14に移載
された物品18の下流側に位置する物品18が搬送され
ることにより、前記第1物品検知センサSW1がその後
端通過を検出した後、新たな物品18の先端通過を検出
すると共に、前記第4物品検知センサSW4が次の物品
18の到来(先端通過)を検出することにより、第2サー
ボモータM2の運転が停止されて第2ベルトコンベヤ1
4は走行停止する。
【0033】但し、第4物品検知センサSW4が次の物
品18の到来(先端通過)を検出したときに、第2物品検
知センサSW2が未だに物品18の後端通過を検出して
いない場合は、第3サーボモータM3を運転して上部移
動ホルダ32を上流側に移動させる。そして第2物品検
知センサSW2が物品後端の通過を検出した位置で、上
部移動ホルダ32を停止する。
【0034】(アキュームレーション運転について)次
に、図7(a)に示す如く、前記第4物品検知センサSW
4と第1物品検知センサSW1との間に複数の物品18が
アキュームされた状態で、処理機械の運転が中断して該
機械側からの物品要求信号が前記制御装置78に入力さ
れない場合(物品18の送り込みを停止する場合)は、以
下の如きアキュームレーション運転が行なわれる。
【0035】すなわち、第1ベルトコンベヤ12で搬送
される物品18の先端が第3物品検知センサSW3を通
過した際に、この信号が制御装置78に入力され、該制
御装置78は、前記第3サーボモータM3を正転方向に
回転するよう運転制御して、上部移動ホルダ32を第2
ベルトコンベヤ14の走行速度の略倍の速度で上流側に
向けて移動させる(図6(a)および図7(b)参照)。これ
により、第2ベルトコンベヤ14における上部移動ロー
ラ50の下側に位置する無端ベルト54が上側に繰出さ
れ、図6(b)に示す如く、第1ベルトコンベヤ12から
送られる物品18の底部を支持することにより、該物品
18の第2ベルトコンベヤ14への移載がなされる。そ
して図6(c)に示す如く、物品18の後端が第2物品検
知センサSW2を通過することにより、第3サーボモー
タM3の運転が停止して上部移動ホルダ32の移動が停
止する。
【0036】第1ベルトコンベヤ12は連続駆動されて
いるので、該コンベヤ12により搬送される後続の物品
18における先端が、第3物品検知センサSW3を通過
すると、再び上部移動ホルダ32が上流側に移動して該
物品18はコンベヤ14に移載される。
【0037】このように、第1ベルトコンベヤ12で搬
送される物品18の先端が第3物品検知センサSW3
通過した際に、上部移動ホルダ32を上流側に向けて移
動させると共に、該物品18の後端が第2物品検知セン
サSW2を通過した際に、上部移動ホルダ32を停止さ
せる動作を繰返すことにより、第2ベルトコンベヤ14
上には、複数の物品18が所定間隔毎の非接触状態でア
キュームされる(図7(b),(c)参照)。なお、第2ホル
ダ検知センサ82が上部移動ホルダ32を検出した以後
は、第1ベルトコンベヤ12の運転が停止して、第2ベ
ルトコンベヤ14へのアキュームは停止される。
【0038】(アキュームレーション運転から物品供給
運転に切換わった場合について)前記第2ベルトコンベ
ヤ14へのアキュームレーション運転中に、前記処理機
械への物品18の送り込みが可能となった場合(物品要
求信号が制御装置78に入力された場合)の運転につ
き、先ず前記第1および第2ホルダ検知センサ80,8
2が何れも上部移動ホルダ32を検出していない場合に
つき説明する。
【0039】このときには、制御装置78に物品要求信
号が入力されると、前記第2サーボモータM2が運転さ
れて第2ベルトコンベヤ14を走行駆動し、最下流側の
物品18を処理機械に向けて送り出す。また前記第3サ
ーボモータM3が逆転方向に運転されて上部移動ホルダ
32を、第2ベルトコンベヤ14の走行速度と同速で下
流側に移動させる。これにより、第1物品検知センサS
1は、第2ベルトコンベヤ14における最上流側の物
品18を検出する状態を維持することとなる。従って、
最下流側の物品18が処理機械に送り込まれて第4物品
検知センサSW4が物品18の後端通過を検出した後、
次の物品18の到来を検出した時点で、第2サーボモー
タM2の運転が停止されて第2ベルトコンベヤ14は走
行停止する。
【0040】なお、前記上部移動ホルダ32の下流側へ
の移動により第2物品検知センサSW2が物品18の後
端部を検出すると、第3サーボモータM3が反転されて
正転方向に回転するよう運転される。これにより、上部
移動ホルダ32が再び上流側に移動し、第2物品検知セ
ンサSW2は該物品18の後端通過を検出することとな
る。そしてこのときに、第3サーボモータM3を停止す
る制御が行なわれる結果、第2ベルトコンベヤ14に移
載された物品18の間隔が常に一定となる。
【0041】次に、前記第2ホルダ検知センサ82が上
部移動ホルダ32を検出している状態で、制御装置78
に物品要求信号が入力された場合の運転につき説明す
る。
【0042】すなわち、図7(c)に示す状態において、
制御装置78に物品要求信号が入力されると、前記第2
サーボモータM2が運転されて第2ベルトコンベヤ14
を走行駆動し、該コンベヤ14の最下流側の物品18を
処理機械に向けて送り出す。また前記第3サーボモータ
3が逆転方向に運転されて上部移動ホルダ32を、第
2ベルトコンベヤ14の走行速度と同速で下流側に移動
させる。これにより、第1物品検知センサSW1は、第
2ベルトコンベヤ14における最上流側の物品18を検
出する状態を維持することとなる。従って、最下流側の
物品18が処理機械に送り込まれて第4物品検知センサ
SW4が物品18の後端通過を検出した後、次の物品1
8の到来を検出した時点で、第2サーボモータM2の運
転が停止されて第2ベルトコンベヤ14は走行停止す
る。
【0043】なお、前記上部移動ホルダ32の下流側へ
の移動により、前記第2ホルダ検知センサ82が該ホル
ダ32を検出しなくなった時点で、前記第1モータM1
が運転されて第1ベルトコンベヤ12が走行を開始する
(図7(d)参照)。以後は、前述した運転と同様に、上部
移動ホルダ32の下流側への移動→第2物品検知センサ
SW2の物品検出→第3サーボモータM3の正転による上
部移動ホルダ32の上流側への移動→第2物品検知セン
サSW2の物品18の後端通過検出→第3サーボモータ
3の停止が行なわれる。
【0044】そして、前記第1および第2ホルダ検知セ
ンサ80,82が何れも上部移動ホルダ32を検出して
いない場合、および第2ホルダ検知センサ82が上部移
動ホルダ32を検出している場合でのアキュームレーシ
ョン運転から物品供給運転に切換わった際の運転におい
て、第3サーボモータM3が停止したときに、制御装置
78に物品要求信号が入力されていれば、前述した動作
が繰返されることにより、第2ベルトコンベヤ14にア
キュームされている物品18が順次処理機械に送り込ま
れる。このようにして物品18が処理機械に送り込ま
れ、上部移動ホルダ32が第1ホルダ検知センサ80に
より検出される待機位置まで移動すると、以後は上部移
動ホルダ32を待機位置で停止した状態で前述した物品
供給運転が行なわれる。
【0045】なお実施例では、第2ベルトコンベヤ14
にアキュームされる先頭の物品18の位置を、第4物品
検知センサSW4により検出する場合につき説明した
が、本願はこれに限定されるものではない。例えば、物
品18の後端が第2物品検知センサSW2を通過した後
の、第2ベルトコンベヤ14の移動量をサーボモータM
2の回転量から求め、これにより第2ベルトコンベヤ1
4における先頭の物品の位置を判断するようにしてもよ
い。
【0046】
【別実施例について】図8は、本発明に係るアキューム
レーション装置の別実施例を採用した供給コンベヤ10
の制御系を示すものであって、基本的な構成は図1に示
す実施例と同一である。但し、上部移動ホルダ32には
前述した実施例におけるセンサSW2と対応する1個の
物品検知センサのみが配設され、該センサSW2の物品
検出信号に基づき、制御装置78を介して第2および第
3サーボモータM2,M3が運転制御されるよう構成して
ある。なお、構成は図1に関連して説明した通りである
ので、上部移動ホルダ32に配設される物品検知センサ
を1個にしたことに伴って変わる運転制御についてのみ
説明する。また符号については、前述した実施例と同一
の符号を使用するものとする。
【0047】(物品供給運転について)前記供給コンベヤ
10のスタート待機時は、上部移動ホルダ32は、前記
第1ホルダ検知センサ80によりドグ32aが検出され
る待機位置に停止している。また、第2ホルダ検知セン
サ82、物品検知センサSW2および第2ベルトコンベ
ヤ14の下流側に位置する物品検知センサSW4は、何
れもOFF(非検出状態)となっており、第1ベルトコン
ベヤ12のみが第1モータM1にて走行駆動されている
ものとする。
【0048】この状態で行なわれる物品供給運転に関し
ては、基本的には図5に関連して説明した運転と同一で
あって、第1ベルトコンベヤ12で搬送される物品18
の先端が物品検知センサSW2を通過した際に第2ベル
トコンベヤ14を駆動し、該物品18の後端が物品検知
センサSW2を通過した際に第2ベルトコンベヤ14を
停止する動作を繰返すことにより、下流側に位置する物
品検知センサSW4が物品18の到来を検出するまで運
転が継続される。これにより、第2ベルトコンベヤ14
上には、物品検知センサSW4が物品18を検出した状
態で、複数の物品18が非接触の状態でアキュームされ
る。
【0049】なお、第2ベルトコンベヤ14に所定数の
物品18がアキュームされ、物品検知センサSW4が物
品18の到来を検出したときに、前記物品検知センサS
2が未だに物品18を検出している場合は、物品検知
センサSW4が物品18の到来を検出したときに、第2
ベルトコンベヤ14を停止すると共に、第3サーボモー
タM3を運転して上部移動ホルダ32を、物品検知セン
サSW2が物品18の後端通過を検出(非検出状態)する
位置まで上流側に移動させた後、停止させる制御がなさ
れる。
【0050】そして、前記物品検知センサSW4が物品
18を検出している状態で、前記処理機械からの物品要
求信号が制御装置78に入力されると、以下の動作が繰
返されて、第1ベルトコンベヤ12から第2ベルトコン
ベヤ14に移載された個数と同数の物品18が、第2ベ
ルトコンベヤ14から処理機械に向けて順次送り込まれ
る。
【0051】すなわち、第1ベルトコンベヤ12により
搬送された物品18の先端が第2物品検知センサSW2
を通過することにより、第2サーボモータM2が運転さ
れて、第2ベルトコンベヤ14が走行する。これにより
第1ベルトコンベヤ12からの物品18は、第2ベルト
コンベヤ14に移載される。また最下流側の物品18
は、第2ベルトコンベヤ14から処理機械に送り込ま
れ、物品検知センサSW4は物品18の後端通過を検出
する。そして該センサSW4が次の物品18の到来(先端
通過)を検出することにより、第2サーボモータM2の運
転が停止されて第2ベルトコンベヤ14は走行停止す
る。
【0052】但し、物品検知センサSW4が次の物品1
8の到来(先端通過)を検出したときに、第2物品検知セ
ンサSW2が未だに物品18の後端通過を検出していな
い場合は、前述したと同様に第3サーボモータM3を運
転して上部移動ホルダ32を上流側に移動させる。そし
て第2物品検知センサSW2が物品後端の通過を検出し
た位置で、上部移動ホルダ32を停止する。
【0053】(アキュームレーション運転について)次
に、前記物品検知センサSW4が物品18を検出してい
る状態で、前記処理機械の運転が中断して、該機械から
の物品要求信号が前記制御装置78に入力されない場合
は、以下の如きアキュームレーション運転が行なわれ
る。
【0054】すなわち、第1ベルトコンベヤ12で搬送
される物品18の先端が物品検知センサSW2を通過し
た際に、この信号が制御装置78に入力されると、該制
御装置78は、前記第3サーボモータM3を正転方向に
回転するよう運転制御して、上部移動ホルダ32を第2
ベルトコンベヤ14の走行速度の略倍の速度で上流側に
向けて移動させる。これにより、第2ベルトコンベヤ1
4における上部移動ローラ50の下側に位置する無端ベ
ルト54が上側に繰出され、第1ベルトコンベヤ12か
ら送られる物品18の底部を支持することにより、該物
品18の第2ベルトコンベヤ14への移載がなされる。
そして物品18の後端が物品検知センサSW2を通過す
ることにより、第3サーボモータM3の運転が停止して
上部移動ホルダ32の移動が停止する。
【0055】第1ベルトコンベヤ12は連続駆動されて
いるので、該コンベヤ12により搬送される後続の物品
18における先端が、物品検知センサSW2を通過する
と、再び上部移動ホルダ32が上流側に移動して該物品
18はコンベヤ14に移載される。
【0056】このように、第1ベルトコンベヤ12で搬
送される物品18の先端が物品検知センサSW2を通過
した際に、上部移動ホルダ32を上流側に向けて移動さ
せると共に、該物品18の後端が物品検知センサSW2
を通過した際に、上部移動ホルダ32を停止させる動作
を繰返すことにより、第2ベルトコンベヤ14上には、
複数の物品18が所定間隔毎の非接触状態でアキューム
される。なお、第2ホルダ検知センサ82が上部移動ホ
ルダ32を検出した以後は、第1ベルトコンベヤ12の
運転が停止して、第2ベルトコンベヤ14へのアキュー
ムは停止される。
【0057】(アキュームレーション運転から物品供給
運転に切換わった場合について)前記第2ベルトコンベ
ヤ14へのアキュームレーション運転中に、前記処理機
械への物品18の送り込みが可能となった場合(物品要
求信号が制御装置78に入力された場合)の運転につ
き、先ず前記第1および第2ホルダ検知センサ80,8
2が何れも上部移動ホルダ32を検出していない場合に
つき説明する。
【0058】このときには、制御装置78に物品要求信
号が入力されると、前記第2サーボモータM2が運転さ
れて第2ベルトコンベヤ14を走行駆動し、最下流側の
物品18を処理機械に向けて送り出す。また前記第3サ
ーボモータM3が逆転方向に運転されて上部移動ホルダ
32を、第2ベルトコンベヤ14の走行速度と同速で下
流側に移動させる。なお最下流側の物品18が処理機械
に送り込まれて物品検知センサSW4が物品18の後端
通過を検出した後、次の物品18の到来を検出した時点
で、第2サーボモータM2の運転が停止されて第2ベル
トコンベヤ14は走行停止する。
【0059】なお、前記上部移動ホルダ32の下流側へ
の移動により第2物品検知センサSW2が物品18の後
端部を検出すると、第3サーボモータM3が反転されて
正転方向に回転するよう運転される。これにより、上部
移動ホルダ32が再び上流側に移動し、第2物品検知セ
ンサSW2は該物品18の後端通過を検出することとな
る。そしてこのときに、第3サーボモータM3を停止す
る制御が行なわれる。
【0060】次に、前記第2ホルダ検知センサ82が上
部移動ホルダ32を検出している状態で、制御装置78
に物品要求信号が入力された場合の運転につき説明す
る。
【0061】この場合には、制御装置78に物品要求信
号が入力されると、前記第2サーボモータM2が運転さ
れて第2ベルトコンベヤ14を走行駆動し、最下流側の
物品18を処理機械に向けて送り出す。また前記第3サ
ーボモータM3が逆転方向に運転されて上部移動ホルダ
32を、第2ベルトコンベヤ14の走行速度と同速で下
流側に移動させる。これにより、第2ベルトコンベヤ1
4における最下流側の物品18が処理機械に送り込まれ
て物品検知センサSW4が物品18の後端通過を検出し
た後、次の物品18の到来を検出した時点で、第2サー
ボモータM2の運転が停止されて第2ベルトコンベヤ1
4は走行停止する。
【0062】なお、前記上部移動ホルダ32の下流側へ
の移動により、前記第2ホルダ検知センサ82が該ホル
ダ32を検出しなくなった時点で、前記第1モータM1
が運転されて第1ベルトコンベヤ12が走行を開始す
る。以後は、前述した運転と同様に、上部移動ホルダ3
2の下流側への移動→第2物品検知センサSW2の物品
検出→第3サーボモータM3の正転による上部移動ホル
ダ32の上流側への移動→第2物品検知センサSW2
物品18の後端通過検出→第3サーボモータM3の停止
が行なわれる。
【0063】そして、前記第1および第2ホルダ検知セ
ンサ80,82が何れも上部移動ホルダ32を検出して
いない場合、および第2ホルダ検知センサ82が上部移
動ホルダ32を検出している場合でのアキュームレーシ
ョン運転から物品供給運転に切換わった際の運転におい
て、第3サーボモータM3が停止したときに、制御装置
78に物品要求信号が入力されていれば、前述した動作
が繰返されることにより、第2ベルトコンベヤ14にア
キュームされている物品18が順次処理機械に送り込ま
れる。このようにして物品18が処理機械に送り込ま
れ、上部移動ホルダ32が第1ホルダ検知センサ80に
より検出される待機位置まで移動すると、以後は上部移
動ホルダ32を待機位置で停止した状態で前述した物品
供給運転が行なわれる。
【0064】なお別実施例では、アキュームレーション
運転から物品供給運転に切換わった際(制御装置78に
物品要求信号が入力されたとき)に、第2サーボモータ
2と第3サーボモータM3とを同時に運転する場合につ
き説明したが、本願はこれに限られるものではない。
【0065】例えば、物品要求信号が制御装置78に入
力されたときに、先ず第2サーボモータM2を始動して
第2ベルトコンベヤ14を運転し、該コンベヤ14の最
下流側の物品18を処理機械に送り込む。そして物品1
8が処理機械に送り込まれ、次の物品18の先端が物品
検知センサSW4に検出されたときに、前記第3サーボ
モータM3を運転して上部移動ホルダ32を下流側に向
けて移動させる。このとき、第3サーボモータM3を、
第2サーボモータM2が始動してから物品検知センサS
4が次の物品18を検出するまでに回転したサーボモ
ータM2の回転量(第2ベルトコンベヤ14の走行量)に
相当する量だけ回転させて停止制御する。また第3サー
ボモータM3の始動と同時に第1モータM1を始動し、第
1ベルトコンベヤ12を第2サーボモータM2の前述し
た回転量に相当する移動量分だけ駆動する。なおこの場
合の第1モータM1としては、サーボモータ等の制御モ
ータが好適に使用される。
【0066】すなわち、第2ベルトコンベヤ14の第2
サーボモータM2が始動してから物品検知センサSW4
物品18の先端の通過を検出する毎に、上部移動ホルダ
32を下流側に移動させることにより、第2ベルトコン
ベヤ14にアキュームされている物品18を順次処理機
械に送り込むようにしてもよい。
【0067】更に、別実施例では第2ベルトコンベヤ1
4にアキュームされる先頭の物品18の位置を、物品検
知センサSW4により検出する場合につき説明したが、
前述した如く、該センサSW4を設けることなく、上部
移動ホルダ32に配設した物品検知センサSW2のみで
全ての運転制御を行なうことも可能である。例えば、物
品供給運転に際し、上部移動ホルダ32に配設した物品
検知センサSW2を一個の物品18が通過する際の第2
サーボモータM2の回転量をデータとして予め記憶する
と共に、該データに基づいて、対応する第1ベルトコン
ベヤ12の走行量および上部移動ホルダ32の移動量を
設定しておく。そして、アキュームレーション運転から
物品供給運転に移行した際には、処理機械からの物品要
求信号が入力されたときに、前記データに基づいて第2
サーボモータM2,第3サーボモータM3および第1モー
タM1を制御することにより、良好な物品18の移載が
行なわれる。
【0068】また別の方式として、アキュームレーショ
ン運転から物品供給運転に移行する際に、先ず第2サー
ボモータM2を運転して第2ベルトコンベヤ14にアキ
ュームされている物品群の内、上部移動ホルダ32が第
1ホルダ検知センサ80にて検出される待機位置にある
ときの物品アキューム数分を残して、他の全ての物品1
8を処理機械に送り込む。次いで、第3サーボモータM
3を運転して上部移動ホルダ32を第1ホルダ検知セン
サ80が検出する位置まで一気に移動させると共に、第
1モータM1を運転して、前工程からの物品18を第1
ベルトコンベヤ12に順次受け入れる方式としてもよ
い。その他、実施例で説明した制御方式に限らず、種々
の制御方式が必要に応じて適宜採用可能である。また実
施例においては、モータM2,M3をサーボモータとして
説明したが、これに限られるものでなく、必要に応じて
各種モータを使用し得るものである。
【0069】
【変形例について】次に、図9および図10は、移動機
構16の変形例を示すものであって、前述した実施例に
おける無端チェン−スプロケットに代えて、歯付きベル
ト−歯付きプーリを使用している。すなわち、前記駆動
軸22と従動軸24に歯付きプーリ(図示せず)が配設さ
れ、各例をなすプーリ間に、裏面に歯部84aを形成し
た歯付きベルト84が巻掛けられる。この歯付きベルト
84には、前記上下の移動ホルダ32,36が、ベルト
挟持板83を介して夫々配設される。また歯付きベルト
84の上面には、走行方向に所定間隔離間して支持部8
5が立設され、該支持部85に穿設した通孔85aに、
前記無端ベルト40,54を支持する受けローラ74の
段付き軸74aが回転自在に嵌挿されるようになってい
る。
【0070】前記歯付きベルト84は、前記フレーム2
0に配設したガイドレール86に沿って安定走行するよ
う構成され、受けローラ74を介して加わる荷重を支持
し得るようになっている。また、無端チェンに代えて歯
付きベルト84としたことにより、走行時の騒音を低減
することができる利点がある。
【0071】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る供給
物品のアキュームレーション装置によれば、複数の物品
を相互に非接触で、かつコンベヤからのラインプレッシ
ャーが付与されない状態でアキュームすることができ
る。従って、不定型な物品や軟弱な物品、あるいは極薄
状で重なり易い物品等であっても、常に安定したアキュ
ームが可能となる。また、アキュームされている物品の
底面とコンベヤの搬送面とは擦れないので、物品が損傷
するのを有効に防止し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアキュームレーション装
置を採用した供給コンベヤの概略構成を示す縦断側面図
である。
【図2】供給コンベヤを一部切欠いて示す平面図であ
る。
【図3】供給コンベヤの要部縦断正面図である。
【図4】供給コンベヤの制御系を示す説明図である。
【図5】物品供給運転に際し、第1ベルトコンベヤから
第2ベルトコンベヤに物品を移載する工程を示す要部説
明図である。
【図6】物品のアキュームレーション運転に際し、第1
ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに物品を移載す
る工程を示す要部説明図である。
【図7】物品のアキュームレーション運転に際し、第1
ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに物品を移載す
ると共に、第2ベルトコンベヤにアキュームされた物品
を下流側に送り出す工程を示す供給コンベヤの説明図で
ある。
【図8】別実施例に係るアキュームレーション装置を採
用した供給コンベヤの制御系を示す説明図である。
【図9】移動機構の変形例を示す要部平面図である。
【図10】図9に示す移動機構の要部側面図である。
【符号の説明】
12 第1ベルトコンベヤ 14 第2ベルトコンベヤ 18 物品 32 上部移動ホルダ 34 上部移動ローラ 36 下部移動ホルダ 38 下部移動ローラ M1 モータ M2 サーボモータ M3 サーボモータ SW2 第2物品検知センサ SW4 第4物品検知センサ 40 無端ベルト 50 上部移動ローラ 52 下部移動ローラ 54 無端ベルト 62 移動用チェン 74 受けローラ 78 制御装置 80 第1ホルダ検知センサ 82 第2ホルダ検知センサ 84 歯付きベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 郁雄 愛知県名古屋市中村区亀島2丁目14番10号 株式会社フジキカイ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する第1コンベヤと、 この第1コンベヤの下流側に配設され、該コンベヤから
    移載された物品を下流側の処理機械に送り出す第2コン
    ベヤと、 前記物品の搬送方向に移動自在に配設されると共に、第
    1コンベヤの下流側端部と第2コンベヤの上流側端部と
    が走行自在に連結され、可逆モータにより所定範囲で往
    復移動される移動ホルダと、 前記移動ホルダと一体的に移動するよう配設され、前記
    第1コンベヤから第2コンベヤへ移載される物品を検出
    可能な少なくとも1個の物品検知センサと、 前記物品検知センサからの物品検出信号により前記第2
    コンベヤおよび可逆モータを運転制御する制御手段とか
    らなり、 前記処理機械への物品の送り出しを停止した状態で前記
    物品検知センサが物品を検出した際に、前記可逆モータ
    を運転制御して移動ホルダを物品搬送方向上流側に移動
    させることにより、第1コンベヤにより搬送される物品
    を第2コンベヤに移載するよう構成したことを特徴とす
    る供給物品のアキュームレーション装置。
  2. 【請求項2】 第1モータにより駆動されて、物品を搬
    送する第1ベルトコンベヤと、 この第1ベルトコンベヤの下流側に配設され、第2モー
    タにより駆動されて第1ベルトコンベヤから移載された
    物品を下流側の処理機械に送り出す第2ベルトコンベヤ
    と、 前記両ベルトコンベヤを挟む両側に走行自在に配設さ
    れ、正逆回転可能な第3モータにより所定範囲で往復走
    行される一対の無端索体と、 前記一対の無端索体の2個所において夫々対向的に配設
    され、前記第1ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けら
    れる物品搬送方向の下流側に位置する移動ローラおよび
    第2ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けられる上流側
    に位置する移動ローラが夫々回転自在に架設される上部
    移動ホルダおよび下部移動ホルダと、 前記物品搬送方向に所定間隔離間して配設され、前記移
    動ホルダを検出可能な一対のホルダ検知センサと、 前記一対の無端索体間に回転自在に架設され、第1ベル
    トコンベヤおよび第2ベルトコンベヤの物品搬送領域を
    走行する無端ベルトを下側から支持する複数の受けロー
    ラと、 前記上部移動ホルダと一体的に移動可能に配設され、前
    記第1ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに移載さ
    れる物品を検出可能な少なくとも1個の物品検知センサ
    と、 前記物品検知センサからの物品検出信号により前記第2
    モータおよび第3モータを運転制御すると共に、前記ホ
    ルダ検知センサのホルダ検出信号により上部移動ホルダ
    の移動領域を規制する制御手段とからなり、 前記処理機械への物品の送り出しを停止した状態で前記
    物品検知センサが物品を検出した際に、前記第3モータ
    を運転制御して上部移動ホルダを物品搬送方向上流側に
    移動させることにより、第1ベルトコンベヤにより搬送
    される物品を第2ベルトコンベヤに移載するよう構成し
    たことを特徴とする供給物品のアキュームレーション装
    置。
  3. 【請求項3】 第1モータにより駆動されて、物品を搬
    送する第1ベルトコンベヤと、 この第1ベルトコンベヤの下流側に配設され、第2モー
    タにより第1ベルトコンベヤより高速で駆動されて第1
    ベルトコンベヤから移載された物品を下流側の処理機械
    に送り出す第2ベルトコンベヤと、 前記両ベルトコンベヤを挟む両側に走行自在に配設さ
    れ、正逆回転可能な第3モータにより所定範囲で往復走
    行される一対の無端索体と、 前記一対の無端索体の2個所において夫々対向的に配設
    され、前記第1ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けら
    れる物品搬送方向の下流側に位置する移動ローラおよび
    第2ベルトコンベヤの無端ベルトが巻掛けられる上流側
    に位置する移動ローラが夫々回転自在に架設される上部
    移動ホルダおよび下部移動ホルダと、 前記物品搬送方向に所定間隔離間して配設され、前記移
    動ホルダを検出可能な一対のホルダ検知センサと、 前記一対の無端索体間に回転自在に架設され、第1ベル
    トコンベヤおよび第2ベルトコンベヤの物品搬送領域を
    走行する無端ベルトを下側から支持する複数の受けロー
    ラと、 前記上部移動ホルダと一体的に移動可能に配設され、前
    記第1ベルトコンベヤから第2ベルトコンベヤに移載さ
    れる物品を検出可能な少なくとも1個の物品検知センサ
    と、 前記物品検知センサからの物品検出信号により前記第2
    モータおよび第3モータを運転制御すると共に、前記ホ
    ルダ検知センサのホルダ検出信号により上部移動ホルダ
    の移動領域を規制する制御手段とからなり、 前記処理機械への物品の送り出しを停止した状態で前記
    物品検知センサが物品を検出した際には、前記第3モー
    タを運転制御して上部移動ホルダを第2ベルトコンベヤ
    の走行速度の略倍の速度で物品搬送方向上流側に移動さ
    せることにより、第1ベルトコンベヤにより搬送される
    物品を第2ベルトコンベヤに移載し、 次いで処理機械への物品の送り出しが可能となった際に
    は、前記第2モータを運転制御して第2ベルトコンベヤ
    を走行させることにより物品を処理機械へ送り出すと共
    に、第3モータを運転制御して上部移動ホルダを第2ベ
    ルトコンベヤの走行速度と同速で物品搬送方向下流側に
    移動させるよう構成したことを特徴とする供給物品のア
    キュームレーション装置。
  4. 【請求項4】 前記物品搬送方向下流側に位置するコン
    ベヤの下流側に、物品の到来を検出する物品検知センサ
    を配設した請求項1,2または3記載の供給物品のアキ
    ュームレーション装置。
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