JPH08263959A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH08263959A
JPH08263959A JP6424495A JP6424495A JPH08263959A JP H08263959 A JPH08263959 A JP H08263959A JP 6424495 A JP6424495 A JP 6424495A JP 6424495 A JP6424495 A JP 6424495A JP H08263959 A JPH08263959 A JP H08263959A
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JP
Japan
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spring
rack
recording
cartridge
arm
Prior art date
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JP6424495A
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English (en)
Inventor
Katsuya Owada
克也 大和田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタ部材が記録再生用開口部を確実に閉
塞して塵埃等の進入を防止し、ディスクの保護を図ると
ともに、耐久性の大幅な向上を図る。 【構成】 ディスク2と、記録再生用開口部7D、8D
とバネ係合ボス8Nとが設けられたカートリッジ本体3
と、スライド部材10と、シャッタ部材11と、第1の
ラック14と、第2のラック15と、第1のラック14
及び第2のラック15の間に噛み合わされるピニオン1
6Aと外周部に係合部16a及び係止部16bが設けら
れたホルダ本体16Bとが一体に形成されて回転して移
動動作が可能なバネホルダ16と、中央部のコイル部1
7Aから延長された一方のアーム部17Bが係止部16
bによって抜け止めされた状態で係合部16aに係合さ
れるとともに、他方のアーム部17Cがバネ係合ボス8
Nに係合されてカートリッジ本体3の一方コーナ部に配
設されるトーションバネ17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の情報信号が記録
された光ディスク、光磁気ディスク等の円盤状記録媒体
(以下ディスクという。)を回転自在に収納したディス
クカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジは、一般に、所定
の情報信号が記録されたディスクと、このディスクを回
転自在に収納した上下一対のシェルを結合してなるカー
トリッジ本体とから構成されている。ディスクカートリ
ッジには、カートリッジ本体に、ディスクの信号記録部
の一部を径方向に亘って外部へと臨ませる記録再生用開
口部が形成されている。ディスクカートリッジは、記録
再生装置に装填されると、この記録再生装置側の情報信
号記録再生手段が記録再生用開口部から進入してディス
クの信号記録部に記録された情報信号の記録或いは再生
が行われる。
【0003】ディスクカートリッジは、使用されていな
い状態において、記録再生用開口部から塵埃等が進入し
てディスクの表面に付着することを防止し、或いはディ
スクの表面が傷つけられることを防止するために、記録
再生用開口部を閉塞するシャッタ部材が備えられてい
る。このシャッタ部材は、カートリッジ本体の前方面部
にスライド自在に組み付けられたスライド部材に取り付
けられている。シャッタ部材は、ディスクカートリッジ
が記録再生装置に装填されると、この記録再生装置側の
シャッタ駆動部材によって、記録再生用開口部を閉塞し
た状態から開放する状態へとスライド動作される。
【0004】ディスクカートリッジは、シャッタ部材が
記録再生用開口部を閉塞した状態に保持するために、ス
ライド部材のスライド動作を規制するロック部材を備え
ている。このロック部材は、スライド部材の動作領域に
臨んでカートリッジ本体に回動自在に設けられており、
スライド部材を上述した位置に係止保持する。したがっ
て、シャッタ部材は、非使用時に不用意にスライド動作
して記録再生用開口部を開放することが防止されてい
る。
【0005】ディスクカートリッジは、記録再生用開口
部を閉塞した状態から開放する状態へとスライド動作さ
れたシャッタ部材を記録再生用開口部を閉塞する方向へ
と付勢するトーションバネを備えている。
【0006】一般に、トーションバネは、中央部のコイ
ル部がピン軸等に装着されることによってフレーム等に
組み付けられる。しかしながら、かかるトーションバネ
の組付構造は、アーム部の弾性変位量のスペースを必要
とするため、限られたスペースのディスクカートリッジ
に採用することは困難である。このため、ディスクカー
トリッジにおいては、上述したように一対のアーム部を
シャッタ部材とカートリッジ本体の支持部との間に架け
渡した状態で組み付けている。
【0007】トーションバネは、比較的小径のディスク
を備える小型のディスクカートリッジにおいて、畜勢さ
れる弾性力も小さく、シャッタ部材を安定した状態で記
録再生用開口部を閉塞する方向に付勢する。しかしなが
ら、トーションバネは、比較的大径のディスクを備える
ディスクカートリッジにおいては、畜勢される弾性力も
大きく、コイル部が内部で跳ね上がる等の現象が発生し
てシャッタ部材が安定した状態で記録再生用開口部を閉
塞する方向に付勢されないといった問題点を生じさせ
る。
【0008】この問題点を解決するため、例えば、図9
乃至図10に示すように、特開平3ー62380号「デ
ィスクカートリッジ」に開示されるディスクカートリッ
ジが提案されている。このディスクカートリッジは、ス
ライド部材の後方面部に設けた第1のラックと、この第
1のラックと対向させてカートリッジ本体内に設けた第
2のラックと、これら第1のラックと第2のラックとの
間に介在されるピニオン101と、このピニオン101
に回動自在に組合わされたバネホルダ102と、このバ
ネホルダ102とカートリッジ本体の支持部とに掛け止
めされるトーションバネ103とが備えられ、比較的大
きい弾性力を畜勢することができ、シャッタ部材を安定
した状態で記録再生用開口部を閉塞する方向に付勢す
る。
【0009】ピニオン101は、ディスクカートリッジ
に備えられる第1のラック及び第2のラックの間に介在
される際に、これら第1のラック及び第2のラックに噛
み合わされる。ピニオン101には、バネホルダ取付穴
101Aが貫通して設けられている。
【0010】バネホルダ102は、図9に示すように、
略円筒形のホルダ本体部102Aと、このホルダ本体部
102Aの外周部に形成された円盤部102Bとを有し
ている。このバネホルダ102は、円盤部102Bがピ
ニオン101の上面部に接するまでホルダ本体部102
Aをピニオン101のバネホルダ取付穴101Aにはめ
込むことにより、ピニオン101に組み合わされてい
る。バネホルダ102には、ホルダ本体部102Aの中
央部に位置して、バネ係合穴102aが設けられてい
る。
【0011】トーションバネ103は、図10に示すよ
うに、中央部のコイル部103Aと、このコイル部10
3Aから延長された一対のアーム部103B、103C
とを有し、一方のアーム部103Bの先端部から開脚方
向に対して直交方向に屈曲された先端屈曲部103Dが
設けられている。トーションバネ103は、コイル部1
03Aをカートリッジ本体の内部側に向け、一方のアー
ム部103Bの先端屈曲部103Dをバネホルダ102
のバネ係合穴102aに係合させるとともに、他方のア
ーム部103Cの先端部103Eをカートリッジ本体に
設けられたバネ支持部に支持させることによって、カー
トリッジ本体の一方コーナ部に配設されている。
【0012】ところで、上述のようなディスクカートリ
ッジにおいては、トーションバネ103の一方のアーム
部103Bの先端部に形成された先端屈曲部103Dが
バネホルダ102のバネ係合穴102aに掛け止めされ
ているだけなので、この先端屈曲部103Dがバネホル
ダ102のバネ係合穴102aから抜け易くなってい
る。このため、バネホルダ102には、図9に示すよう
に、トーションバネ103のアーム部103Bを上方か
ら被さるようにして押えるバネ押え部102bが設けら
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
たディスクカートリッジは、ピニオン101にはめ込ま
れたバネホルダ102が、バネホルダ取付穴101Aと
ホルダ本体部102Aとの寸法精度のバラツキによっ
て、ピニオン101に対しての回転動作がスムーズに行
なわれない事態が生じる。この場合、バネホルダ102
は、図9中に矢印Pで示すように、ピニオン101と一
体に回転してバネ押さえ部102bの位置が変わること
となる。このため、トーションバネ103の一方のアー
ム部103Bは、バネホルダ102のバネ押え部102
bによる押さえから外れてしまう。したがって、トーシ
ョンバネ103は、一方アーム部103Bの先端部に形
成された先端屈曲部103Dが、バネホルダ102のバ
ネ係合穴102aから脱落してしまうことがあった。
【0014】トーションバネ103のバネホルダ102
からの脱落は、シャッタ部材を記録再生用開口部103
を閉塞する方向に付勢する付勢機能を失い、シャッタ部
材による記録再生用開口部103の閉塞状態が保持され
ないといった問題点が生じる。このため、ディスクカー
トリッジは、記録再生用開口部103が常に開放された
状態となり、ディスク101の表面に塵埃等が付着し
て、情報信号の再生不能、誤再生を生じさせるといった
問題点が生じる。
【0015】したがって、本発明は、トーションバネの
バネホルダからの脱落を確実に防止するとともにバネホ
ルダの回転動作をスムーズな状態に確実に保持すること
により、シャッタ部材が記録再生用開口部を確実に閉塞
して塵埃等の進入を防止し、ディスクの保護を図るとと
もに、耐久性の大幅な向上を図ったディスクカートリッ
ジを提供することを目的に提案されたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るディスクカートリッジは、信号記録部に情報信
号が記録されたディスクと、このディスクが回転自在に
収納されるとともに、信号記録部を径方向に亘って外部
に臨ませる記録再生用開口部とバネ係合ボスとが設けら
れたカートリッジ本体と、このカートリッジ本体の一方
面部にスライド自在に組み付けられたスライド部材と、
このスライド部材に取付けられて記録再生用開口部を開
閉するようにカートリッジ本体にスライド自在に組み合
わされたシャッタ部材と、スライド部材の一方面部に取
付けられた第1のラックと、この第1のラックと対向さ
せてカートリッジ本体側に設けられた第2のラックと、
これら第1のラック及び第2のラックの間に介在される
とともに噛み合わされるピニオンと、係合部及び係止部
が外周部に設けられたホルダ本体とが一体に形成されて
回転して移動動作が可能なバネホルダと、中央部のコイ
ル部と、このコイル部から延長された一対のアーム部と
からなり、一方のアーム部がバネホルダの係止部によっ
て抜け止めされた状態でバネホルダの係合部に係合され
るとともに、他方のアーム部がカートリッジ本体のバネ
係合ボスに係合されてカートリッジ本体の一方コーナ部
に配設され、記録再生用開口部を開放した状態にスライ
ドされたシャッタ部材を記録再生用開口部を閉塞する方
向へと付勢するトーションバネとを備える。
【0017】
【作用】以上のように構成された本発明に係るディスク
カートリッジによれば、非使用時においては、スライド
部材がトーションバネによるバネホルダの付勢によりカ
ートリッジ本体の他方側面部まで移動動作されており、
シャッタ部材によって記録再生用開口部が閉塞されてい
る。
【0018】ディスクカートリッジは、記録再生装置に
装填されると、この記録再生装置側のシャッタ駆動部材
によって、シャッタ部材がカートリッジ本体の前方縁部
に沿って押圧操作される。シャッタ部材は、スライド動
作して記録再生用開口部を開放状態とする。
【0019】ディスクカートリッジは、スライド部材が
カートリッジ本体の前方縁部に沿ってシャッタ部材と一
体に移動動作される際に、第1のラックも一体に移動動
作されることから、噛合状態にあるバネホルダを第2の
ラックに対して回転させながら移動動作させるととも
に、トーションバネの一方のアーム部に対して他方のア
ーム部を次第に閉脚状態とする。トーションバネは、一
方のアーム部が他方のアーム部に対して閉脚状態とされ
ることにより、シャッタ部材を記録再生用開口部を閉塞
する方向に作用する弾性力が付勢される。
【0020】ディスクカートリッジは、トーションバネ
が、バネホルダの係止部によって抜け止めされた状態で
バネホルダをスムーズに回転動作させる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら詳細に説明する。実施例ディスクカートリッジ
1は、図1乃至図8に示すように、情報信号が記録され
たディスク2と、このディスク2が収納されるカートリ
ッジ本体3と、このカートリッジ本体3に設けられた記
録再生用開口部7D、8Dを開閉する開閉機構4と、こ
の開閉機構4に付勢力を伝達するガイド機構5と、この
ガイド機構5にガイドされて開閉機構4を記録再生用開
口部7D、8D側に付勢する付勢機構6とから構成され
る。なお、以下の説明において、「前方」とは、図2に
おいて下方側を示し、「後方」とは上方側を示すものと
する。このディスクカートリッジ1は、前方面部から図
示しない記録再生装置に装填されて、ディスク2に対し
て情報信号の記録や再生が行われる。
【0022】カートリッジ本体3は、合成樹脂等の所定
の材料により形成された一対の上シェル7と下シェル8
とが突き合わせ結合されて構成される。これら上下シェ
ル7、8には、外周壁部7B、8Bがそれぞれ略方形状
の主面部7A、8Aの外周縁部に沿って突設されてい
る。また、上下シェル7、8の主面部7A、8Aには、
互いに突き合わせられてディスク2を収納保持するディ
スク保持部を構成する環状のディスク支持壁7C、8C
が突設されている。
【0023】上下シェル7、8には、それぞれ前方面部
の中央付近から内部に亘って、ディスク2に対する情報
信号の書込み読出しを行う上下一組の記録再生用開口部
7D、8Dが形成されている。これら記録再生用開口部
7D、8Dは、ディスク2の中央部に設けられたチャッ
キング用のハブ8G及びディスク2の主面部2Aに形成
された信号記録部が半径方向に亘ってカートリッジ本体
3の外部に臨み得る大きさに形成されている。
【0024】上下シェル7、8の主面部7A、8Aの外
面部には、シャッタ部材ガイド凹部7E、8Eが、記録
再生用開口部7D、8Dを含んで一方側面部側に亘って
段落ち形成されている。また、これらシャッタ部材ガイ
ド凹部7E、8Eの後方面部側には、ガイド溝7F、8
Fが設けられている。
【0025】上下シェル7、8には、前方面部に空隙部
7H、8Hが上下シェル7、8の前方縁部が切り欠かれ
ることにより設けられている。上下シェル7、8には、
前方面部側に一対のスライド部材ガイド凸部7I、8I
が、互いに対向して上下シェル7、8の前方縁部に沿う
ように、この前方縁部の中央部より一方側面部側に亘っ
てそれぞれ対向する主面部8A、7Aに向けて突設され
ている。
【0026】下シェル8の主面部8Aには、スライド部
材ガイド凸部8Iよりも内部に位置してライド部材ガイ
ド凸部8Iと平行にピニオンガイド壁8Jが突設されて
いる。下シェル8の他方面部側には、ロック部材支持ピ
ン8Kがスライド部材ガイド凸部8Iの略延長線上に位
置して設けられている。
【0027】下シェル8には、主面部8A上でロック部
材支持ピン8Kとスライド部材ガイド凸部8Iとの間の
部分に位置して、ロックアーム支持片8Lが突設されて
いる。さらに、下シェル8には、このロックアーム支持
片8Lよりもカートリッジ本体3の内部側に弾性アーム
支持壁8Mが突設されている。ロックアーム支持片8L
には、先端部に係止突起が一体に突設されている。ま
た、この係止突起の下方となる位置には、いわゆる射出
成型等の工法により、この下シェル8を係止突起を有し
て一体的に形成することを可能とするため、係止突起に
対応する大きさの金型の逃げ穴が形成されている。ま
た、下シェル8には、前方面部側の一方コーナ部にトー
ションバネ17を係合するバネ係合ボス8Nが設けらて
いる。
【0028】これら上下シェル7、8は、下シェル8の
四隅部等の所定箇所に設けられたネジ止め用ボス部8P
に、これらネジ止め用ボス部8Pに対応して上シェル7
に設けられたネジ挿通穴7Qを介して止めネジ9がねじ
込まれて結合される。
【0029】開閉機構4は、カートリッジ本体3の一方
側面部にスライド自在に組み付けられたスライド部材1
0と、このスライド部材10に取付けられたシャッタ部
材11と、カートリッジ本体3に回動自在に支持されて
スライド部材10をロックするロック部材13とから構
成される。
【0030】スライド部材10は、図1及び図2中に矢
印Sで示すように、カートリッジ本体3の前方面部にこ
のカートリッジ本体3の前方縁部に沿う方向にスライド
自在に支持される。このスライド部材10は、合成樹脂
等の所定の材料により、断面略矩形の棒状に形成されて
いる。
【0031】スライド部材10には、後方面に長手方向
に沿って上下シェル7、8の一対のスライド部材ガイド
凸部7I、8Iにはめ込まれる一対のスライドガイド凹
部10A、10Bが形成されている。スライド部材10
には、前方面部に一対のネジ穴10Cと一対の位置決め
突起10Dとが設けられている。
【0032】また、スライド部材10には、カートリッ
ジ本体3の記録再生用開口部7D、8D側に向かって延
びて係合腕部10Eが突出されている。この係合腕部1
0Eには、後方面部に係合爪10Fが突設され、このス
ライド部材10の係合爪10Fの他方側面部が係合腕部
10Eの先端部側に向かって傾斜されている。スライド
部材10は、上下シェル7、8の前方縁部の間に形成さ
れた空隙部7H、8Hを介して、前方面部を外部に臨ま
せている。
【0033】シャッタ部材11は、薄い金属板が屈曲さ
れて、互いに相対向する一対のシャッタ板部11A、1
1Bとこれらシャッタ板部11A、11Bに一端部を連
結する連結板部11Cとによって略コ字状に形成されて
いる。このシャッタ部材11は、シャッタ板部11A、
11Bがそれぞれ記録再生用開口部7D、8Dを閉塞し
得る大きさに形成されている。
【0034】シャッタ部材11は、上シェル7の空隙部
7H、8Hより外部に臨んだスライド部材10の前方面
部に設けられた一対のネジ穴10Cに、連結板部11C
に設けられた一対のネジ挿通穴11aを介して一対のネ
ジ12がねじ込まれることにより、スライド部材10に
取付けられる。この際に、シャッタ部材11は、この連
結板部11Cに設けられた一対の位置決め穴11bにス
ライド部材10の位置決め突起10Dをはめ込むことに
より、スライド部材10に対して位置決めされる。
【0035】シャッタ部材11は、シャッタ板部11
A、11Bが上下シェル7、8のガイド溝7F、8Fに
はめ込まれてガイドされ、上下シェル7、8の主面部7
A、8A段落ち形成されたシャッタ部材ガイド凹部7
E、8E上をスライド動作し、記録再生用開口部7D、
8Dを開閉する。
【0036】ロック部材13は、合成樹脂等の適度な可
撓性及び弾力性を有する材料により一体に形成され、円
筒状に形成された支持部13Aと、この支持部13Aの
外周部側に互いに略平行に突出形成されたロックアーム
13B及び弾性アーム13Cとを有している。
【0037】ロック部材13は、支持部13Aが下シェ
ル8上に突設されたロック部材支持ピン8Kに通され
て、カートリッジ本体3の平行方向に回動自在に支持さ
れている。ロック部材13は、ロックアーム13Bが下
シェル8のロックアーム支持片8Lに当接されるととも
に、弾性アーム13Cが下シェル8の弾性アーム支持壁
8Mに当接されている。この際に、ロック部材13は、
弾性アーム13Cがロックアーム13Bに接近する方向
にやや弾性変位されている。ロック部材13は、ロック
アーム13Bがこの弾性アーム13Cの弾性変位による
弾性力により下シェル8のロックアーム支持片8Lに付
勢され、弾性アーム13Cが下シェル8の弾性アーム支
持壁8Mに付勢されている。
【0038】また、ロック部材13のロックアーム13
Bには、前方面部にこのロック部材13とカートリッジ
本体3との間の規制手段を構成する被係止溝13aが設
けられている。また、このロックアーム13Bには、前
方面部に被押圧操作突起13b及び係合凹部が設けられ
ている。被係止溝13aは、ロックアーム支持片8Lに
対応する位置に、ロックアーム13Bの上端部よりこの
ロックアーム13Bの中途部に亘って設けられている。
すなわち、ロック部材13は、ロックアーム13Bが下
シェル8上のロックアーム支持片8L側に付勢されるこ
とにより、被係止溝13aにロックアーム支持片8Lの
係止突起が係合される。
【0039】ロック部材13は、ロックアーム支持片8
Lの係止突起が被係止溝13a内に係合された状態にお
いて、この係止突起が被係止溝13a内の下端側の内面
部に当接することにより、下シェル8の主面部8Aに直
交する方向の移動を規制される。
【0040】ロック部材13の被押圧操作突起13b
は、略矩形状に形成され、空隙部7H、8Hの他端側及
びこの被押圧操作突起13bに対応してシャッタ部材1
1の連結板部11Cに設けられた挿通穴11cを介して
カートリッジ本体3の外部に臨んでいる。この被押圧操
作突起13bは、記録再生装置側の所定のシャッタ駆動
部材が当接して押圧操作され、ロックアーム13Bをカ
ートリッジ本体3の内部側にロック部材支持ピン8Kを
中央として回動操作するためのものである。なお、この
被押圧操作突起13bは、ロックアーム13Bが所定角
度回動操作されたときに、カートリッジ本体3の前方側
に対して傾斜のない状態となるように、先端部がロック
部材支持ピン8K側に向かって傾斜されている。
【0041】そして、ロック部材13は、ロックアーム
13Bがロックアーム支持片8Lに当接した状態におい
て、ロックアーム13Bの係合凹部がスライド部材10
の係合爪10Fと相対係合する。すなわち、ロック部材
13は、ロックアーム13Bがロックアーム支持片8L
に当接しているときに、ロックアーム13Bの係合凹部
にスライド部材10の係合爪10Fが係合され、スライ
ド部材10のスライド動作を規制する。この際に、ロッ
ク部材13は、シャッタ部材11が記録再生用開口部7
D、8Dを閉塞した状態にロックしている。
【0042】そして、ロック部材13は、カートリッジ
本体3の内部側に回動操作されると、ロックアーム13
Bの係合凹部とスライド部材10の係合爪10Fとの係
合状態が解除され、スライド部材10をスライド自在と
する。シャッタ部材11は、カートリッジ本体3に対し
てスライド自在となり、記録再生用開口部7D、8Dを
開閉自在にする。
【0043】ロックアーム13Bは、係合凹部の先端部
側の内面部は、スライド部材10の係合爪10Fの側面
部Aに対応して、この係合凹部の入り口部よりも内部側
の方が拡大されるようにやや傾斜している。ロックアー
ム13Bの係合凹部とスライド部材10の係合爪10F
とは、互いに係合している状態において、ロック部材1
3が回動操作されることなくスライド部材10がこのロ
ック部材13から離間する方向にスライドされようとし
ても、容易に係合状態が解除されてしまうことを防止し
ている。
【0044】また、ロックアーム13Bには、この係合
凹部の上方部に、ロック部材13とスライド部材10と
の間の規制手段となる係止片13cが設けられている。
このロックアーム13Bの係止片13cは、ロックアー
ム13Bの係合凹部の上方部を閉蓋するようにロックア
ーム13Bに一体的に形成されている。このロックアー
ム13Bの係止片13cは、スライド部材10を下シェ
ル8の主面部8Aに直交する方向に主面部8Aより離間
するように移動動作させようとすると、スライド部材1
0の係合爪10Fの上面部に当接してこの係合爪10F
を係止する。
【0045】ガイド機構5は、図3に示すように、スラ
イド部材10に固定された第1のラック14と、カート
リッジ本体3の下シェル8の主面部8A上に固定された
第2のラック15とから構成されている。
【0046】第1のラック14は、スライド部材ガイド
凸部8Iよりもカートリッジ本体3の内部となる位置
で、一方側面部がスライド部材10の一対のスライドガ
イド凹部10A、10B側の後面部に固定されている。
第1のラック14の他方側面部には、ギヤ部がカートリ
ッジ本体3の内部に向けられ、スライド部材10のスラ
イド方向に沿って形成されている。第1のラック14
は、下シェル8の主面部8A上に突設されたピニオンガ
イド壁8Iに支持されて、このピニオンガイド壁8I上
を摺接してスライド部材ガイド凸部8Iに平行にスライ
ド動作される。
【0047】第2のラック15は、下シェル8の主面部
8A上で記録再生用開口部10の一方外周縁部を始端と
して一方側面部側に亘った位置に、第1のラック14に
対向してスライド部材ガイド凸部8Iに平行にこのスラ
イド部材ガイド凸部8Iと所定の間隔を開けて固定され
ている。この第2のラック15は、ギヤ部がスライド部
材ガイド凸部8I側に向けられ、第1のラック14のス
ライド方向に沿って形成されている。
【0048】付勢機構6は、図3に示すように、ガイド
機構5を構成する第1のラックと第2のラックとの間に
介在されるバネホルダ16と、このバネホルダ16に両
端部が係合されるトーションバネ17とから構成されて
いる。バネホルダ16は、図5乃至図6に示すように、
ピニオン16Aが略円柱状のホルダ本体16Bの外周部
に一体に設けられている。このバネホルダ16は、第1
のラック14及び第2のラック15間に介在されてこれ
ら第1のラック14及び第2のラック15にピニオン1
6Aが噛み合わされて回転して移動動作される。
【0049】ピニオン16Aは、この歯底円の直径寸法
が第1のラック14と第2のラック15との離間寸法と
略等しい大きさとされている。また、ピニオン16A
は、この歯幅が第1のラック14及び第2のラック15
の高さ寸法と略等しい大きさとされている。
【0050】ホルダ本体16Bには、ピニオン16Aの
上方領域に位置して外周部全体に亘って、トーションバ
ネ17を係合する断面略湾曲状の係合部16aが設けら
れている。この係合部16aは、この最小外径寸法が下
シェル8の内部に設けられたバネ係合ボス8Nの外径寸
法と略等しいとされている。
【0051】また、ホルダ本体16Bには、先端部の外
周部全体に亘って断面略庇状の係止部16bが一体に突
設されている。この係止部16bは、この外径寸法がピ
ニオン16Aの主面部16dの外径寸法より小さいとさ
れる円盤状に形成され、ピニオン16Aの主面部16d
に対向位置して設けられている。係止部16bは、ピニ
オン16Aからの高さ寸法がトーションバネ17の線径
寸法よりも大きいとされる。
【0052】ホルダ本体16Bには、ピニオン16Aの
下方領域の外周部に円盤状のガイド部が16cが一体に
設けられ、バネホルダ16が第1のラック15及び第2
のラック15の間に介在された状態で下シェル8の主面
部8A上に突設されたピニオンガイド壁8Iの後方面部
に支持される。このピニオン16Aは、このピニオンガ
イド壁8Iの後方面部を摺接してスライド部材ガイド凸
部8Iに平行に回転して移動動作される。
【0053】トーションバネ17は、図7に示すよう
に、中央部のコイル部17Aと、このコイル部17Aか
ら延長された第1のアーム部17Bと第2のアーム部1
7Cとを有し、コイル部17Aをカートリッジ本体3の
内部側に向けカートリッジ本体3の一方コーナ部に配設
される。
【0054】コイル部17Aは、この位置がカートリッ
ジ本体3の主面部7A、8Aに対して平行方向に記録再
生用開口部7D、8D側に可変する。第1のアーム部1
7B及び第2のアーム部17Cは、これらによる内角が
鈍角となる略ヘ字状が自然状態であり、この自然状態よ
りもこれら第1のアーム部17Bと第2のアーム部17
Cとの内角が小となる状態に閉脚されると開脚方向の弾
性力を有するように弾性変位されている。
【0055】トーションバネ17は、第1のアーム部1
7Bの先端部に第1のフック部17Dが形成され、第2
のアーム部17Cの先端部に第2のフック部17Eが形
成されている。第1のフック部17D及び第2のフック
部17Eは、開脚方向の側方部に開口された略C字状に
それそれ形成され、互いに等しい開口寸法と内径寸法を
有している。
【0056】第1のフック部17Dは、開口部17a
が、バネホルダ16の係合部16aの外径寸法d1より
もやや大きいとされる開口寸法w1を有するとともに、
この開口部17aの開口寸法w1よりもやや大きい内径
寸法d2を有する。また、第2のフック部17Eは、開
口部17bが、下シェルの内部に設けられたバネ係合ボ
ス8Nの外径寸法d3よりもやや大きいとされる開口寸
法w2を有するとともに、この開口部17bの開口寸法
w2よりもやや大きい内径寸法d4を有する。
【0057】なお、トーションバネ17は、フック部1
7D、17Eの形状を開脚方向の側方部に開口された略
コ字状に形成されても良い。このトーションバネにおい
ては、第1のフック部がバネホルダ16の係合部16a
の外径寸法d1よりもやや大きいとされる開口寸法を有
し、第2のフック部が下シェル8の内部に設けられたバ
ネ係合ボス8Nの外径寸法d3よりもやや大きいとされ
る開口寸法を有することは勿論である。
【0058】トーションバネ17は、図8に示すよう
に、第1のフック部17Bがバネホルダ16の係合部1
6aの外周部に回動自在に係合されるとともに第2のフ
ック部17Cが下シェル8の内部に設けられたバネ係合
ボス8Nの外周部に回動自在に係合される。トーション
バネ17は、この弾性力によってシャッタ部材11を記
録再生用開口部7D、8Dを閉塞する方向へと付勢す
る。
【0059】以上のように構成された実施例ディスクカ
ートリッジ1は、非使用時においてシャッタ部材11が
カートリッジ本体3の記録再生用開口部7D、8Dを閉
塞する状態にあるときは、スライド部材10がピニオン
16Aのトーションバネ17による付勢により、図3中
に矢印Tで示すスライド部材ガイド凸部7I、8Iの記
録再生用開口部7D、8Dまで移動動作され、スライド
部材10の係合爪10Fがロックアーム13Bの係合凹
部に係合され、シャッタ部材11の不要な開放が行われ
ないように閉塞状態にロックしている。
【0060】このディスクカートリッジ1は、前方面部
から記録再生装置に装填されると、装置側に設けたシャ
ッタ開閉機構4を構成する押圧操作部材が、シャッタ部
材11の前方面部側に設けた挿通孔11Cに差し込まれ
る。ディスクカートリッジ1は、シャッタ部材11をロ
ックするロック部材13のロックアーム13Bが押圧操
作部材によって押圧され、スライド部材10の係合爪1
0Fがロックアーム13Bの係合凹部から係合解除され
る。そして、シャッタ部材11は、図4中に矢印Uで示
す記録再生用開口部7D、8Dを開放する方向に押圧操
作される。
【0061】このように、ディスクカートリッジ1は、
シャッタ部材11が押圧操作されるとスライド部材10
がカートリッジ本体3のスライド部材ガイド凸部7I、
8Iに沿って摺動動作される。ディスクカートリッジ1
は、スライド部材10が摺動動作される際に、第1のラ
ック14も一体に移動動作されることから、噛合状態に
あるピニオン16Aを第2のラック15に対して回転さ
せながら移動動作させる。
【0062】バネホルダ16は、ピニオン16Aと一体
に移動し、トーションバネ17の第2のアーム部17B
に対して第1のアーム部17Aを次第に閉脚状態とす
る。トーションバネ17には、アーム部17A、17B
が閉脚状態とされることにより、シャッタ部材11を記
録再生用開口部7D、8Dを閉塞する方向に作用する弾
性力が付勢される。
【0063】この際に、トーションバネ17は、ピニオ
ン16Aがスライド部材10のスライド動作の行程の略
半分の位置に達するだけなので、カートリッジ本体3の
コーナ部の略中央部まで撓み移動動作するだけである。
したがって、トーションバネ17は、カートリッジ本体
3のコーナ部の一方側面部寄りに位置するネジ止め用ボ
ス部8Pを横断することはない。
【0064】上述した実施例ディスクカートリッジ1に
おいては、トーションバネ17の第1及び第2のアーム
部17B、17Cの各先端部に形成されたフック部17
D、17Eが、バネホルダ16の係合部16aの外周部
とカートリッジ本体3のバネ係合ボス8Nの外周部とに
それぞれ回動自在に係合されることにより、バネホルダ
16の回転動作がスムーズな状態に確実に保持される。
【0065】また、ディスクカートリッジ1は、トーシ
ョンバネ17の第1のアーム部17Bの先端部に形成さ
れたフック部17Dが、バネホルダ16の係止部16b
によって抜け止めされることにより、トーションバネ1
7の第1のアーム部17Bにおけるバネホルダ16から
の脱落が確実に防止される。
【0066】このため、ディスクカートリッジ1は、ス
ムーズな状態で回転動作されるバネホルダ16が、記録
再生用開口部7D、8Dを閉塞する方向にシャッタ部材
11を確実に付勢し、非使用時に記録再生用開口部7
D、8Dが開放されるといった不都合の発生が防止され
る。
【0067】また、ディスクカートリッジ1は、バネホ
ルダ16がホルダ本体16Bとピニオン16Aとを一体
に形成することによって構成されるため、部品点数及び
組立工数の削減が図られるとともにコストの低減が図ら
れる。
【0068】さらに、ディスクカートリッジ1は、トー
ションバネ17にフック部17D、17Eが形成された
ことにより、下シェル8のバネ係合ボス8Nとバネホル
ダ16のホルダ本体16Bとの設計時における外径寸法
の公差が緩和され、部品の不良率の低減が図られる。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
ディスクカートリッジによれば、カートリッジ本体に設
けられたバネ係合ボスと、係合部及び係止部が外周部に
設けられたホルダ本体とピニオンとが一体に形成された
バネホルダと、一対のアーム部の各先端部にフック部が
それぞれ形成されたトーションバネとを有し、トーショ
ンバネに形成されたフック部がバネホルダの係合部の外
周部とカートリッジ本体のバネ係合ボスの外周部とにそ
れぞれ回動自在に係合されることにより、バネホルダの
回転動作がスムーズな状態に保持される。
【0070】また、ディスクカートリッジは、トーショ
ンバネに形成された一方のフック部がバネホルダの係止
部によって抜け止めされることにより、トーションバネ
の一方のアーム部におけるバネホルダからの脱落が確実
に防止される。
【0071】このため、ディスクカートリッジは、円滑
に回転動作されるバネホルダが記録再生用開口部を閉塞
する方向にシャッタ部材を確実に付勢し、非使用時に記
録再生用開口部が開放されるといった不都合の発生が防
止される。したがって、ディスクカートリッジは、シャ
ッタ部材が記録再生用開口部を確実に閉塞して塵埃等の
進入が防止され、ディスクの保護が図られるとともに耐
久性の向上が図られる。
【0072】また、ディスクカートリッジは、トーショ
ンバネにフック部が形成されたことにより、カートリッ
ジ本体のバネ係合ボスとバネホルダの係合部との設計時
における外径寸法の公差が緩和され、部品の不良率の低
減が図られるとともに生産効率の向上が図られ、コスト
の低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例ディスクカートリッジを示
す斜視図である。
【図2】同ディスクカートリッジを示す平面図である。
【図3】同ディスクカートリッジを構成するシャッタ付
勢機構を示す要部平面図である。
【図4】同ディスクカートリッジを構成するシャッタ付
勢機構のシャッタ部材が移動した状態を示す要部平面図
である。
【図5】同ディスクカートリッジを構成するバネホルダ
を示す要部縦断面図である。
【図6】同ディスクカートリッジを構成するバネホルダ
を示す平面図である。
【図7】同ディスクカートリッジを構成するトーション
バネを示す平面図である。
【図8】同ディスクカートリッジを構成するトーション
バネのバネホルダに対する係合状態を示す要部斜視図で
ある。
【図9】従来のディスクカートリッジを構成するピニオ
ンとバネホルダとを示す斜視図である。
【図10】従来のディスクカートリッジを構成するトー
ションバネを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 ディスク 3 カートリッジ本体 7D、8D 記録再生用開口部 8N バネ係合ボス 10 スライド部材 11 シャッタ部材 14 第1のラック 15 第2のラック 16 バネホルダ 16A ピニオン 16B ホルダ本体 16a 係合部 16b 係止部 17 トーションバネ 17A コイル部 17B、17C アーム部 17D、17E フック部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号記録部に情報信号が記録されたディ
    スクと、 このディスクが回転自在に収納されるとともに、信号記
    録部を径方向に亘って外部に臨ませる記録再生用開口部
    とバネ係合ボスとが設けられたカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体の一方面部にスライド自在に組み
    付けられたスライド部材と、 このスライド部材に取付けられて記録再生用開口部を開
    閉するようにカートリッジ本体にスライド自在に組み合
    わされたシャッタ部材と、 スライド部材の一方面部に取付けられた第1のラック
    と、 この第1のラックと対向させてカートリッジ本体側に設
    けられた第2のラックと、 これら第1のラック及び第2のラックの間に介在される
    とともに噛み合わされるピニオンと、係合部及び係止部
    が外周部に設けられたホルダ本体とが一体に形成されて
    回転して移動動作が可能なバネホルダと、 中央部のコイル部と、このコイル部から延長された一対
    のアーム部とからなり、一方のアーム部がバネホルダの
    係止部によって抜け止めされた状態でバネホルダの係合
    部に係合されるとともに、他方のアーム部がカートリッ
    ジ本体のバネ係合ボスに係合されてカートリッジ本体の
    一方コーナ部に配設され、記録再生用開口部を開放した
    状態にスライドされたシャッタ部材を記録再生用開口部
    を閉塞する方向へと付勢するトーションバネとを備え、 トーションバネは、バネホルダの係合部の外周部とカー
    トリッジ本体のバネ係合ボスの外周部とにそれぞれ回動
    自在に係合されるフック部が両アーム部の各先端部に形
    成されたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 トーションバネは、コイル部から延長さ
    れた一対のアーム部の各先端部に形成されたフック部が
    それぞれ開脚方向の側方部に開口された略C字状に形成
    されたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】 トーションバネは、コイル部から延長さ
    れた一対のアーム部の各先端部に形成されたフック部が
    それぞれ開脚方向の側方部に開口された略コ字状に形成
    されたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカー
    トリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898795B2 (en) * 2001-10-01 2005-05-24 Sony Corporation Disk drive unit
WO2008047625A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Alps Electric Co., Ltd. Cartouche média et pilote correspondant

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898795B2 (en) * 2001-10-01 2005-05-24 Sony Corporation Disk drive unit
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