JPH082635B2 - 鋼管用の転写式表示装置用材料受け装置 - Google Patents
鋼管用の転写式表示装置用材料受け装置Info
- Publication number
- JPH082635B2 JPH082635B2 JP17260090A JP17260090A JPH082635B2 JP H082635 B2 JPH082635 B2 JP H082635B2 JP 17260090 A JP17260090 A JP 17260090A JP 17260090 A JP17260090 A JP 17260090A JP H082635 B2 JPH082635 B2 JP H082635B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- material receiving
- plate
- type display
- display device
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼管外表面に記号あるいは文字等を印字す
る転写式表示装置に関するものである。
る転写式表示装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、鋼管の外表面への記号および文字の印刷には、
第4図に示すようにインクローラー2によりインクバス
1からインクを拾い、インクローラー2に付いたインク
をスクリーンローラー3により適量拾い、さらにスクリ
ーンローラー3に付いたインクを版胴本体4に取り付け
られたゴム等で作られた文字版5で拾い、文字あるいは
記号等を鋼管7表面に印刷する転写式表示装置が用いら
れていた。
第4図に示すようにインクローラー2によりインクバス
1からインクを拾い、インクローラー2に付いたインク
をスクリーンローラー3により適量拾い、さらにスクリ
ーンローラー3に付いたインクを版胴本体4に取り付け
られたゴム等で作られた文字版5で拾い、文字あるいは
記号等を鋼管7表面に印刷する転写式表示装置が用いら
れていた。
(発明が解決しようとする課題) 前記装置による印字は文字版5を鋼管7に一定の接触
圧で押し付ける必要があり、そのため第5図のように、
文字版5の高さは鋼管7に接触しない位置においては鋼
管7と接触するときに比べ約0.5mm程度高くセットされ
るのが一般的である。また、印字中の材料を支えるタイ
ヤローラーの間隔は印字文字列の長さの関係から1m以上
あるのが一般的であることから、外径の小さい鋼管にお
いては、印字時に第6図に示すように文字版両端A部お
よびB部が鋼管に接触すると鋼管7を支持しているタイ
ヤローラー6、8を支点として鋼管7中央部はC方向に
曲がり、文字版中央部近傍においては文字版5と鋼管7
の非接触部が発生し、印字されない部分あるいは不鮮明
部が発生することがある。
圧で押し付ける必要があり、そのため第5図のように、
文字版5の高さは鋼管7に接触しない位置においては鋼
管7と接触するときに比べ約0.5mm程度高くセットされ
るのが一般的である。また、印字中の材料を支えるタイ
ヤローラーの間隔は印字文字列の長さの関係から1m以上
あるのが一般的であることから、外径の小さい鋼管にお
いては、印字時に第6図に示すように文字版両端A部お
よびB部が鋼管に接触すると鋼管7を支持しているタイ
ヤローラー6、8を支点として鋼管7中央部はC方向に
曲がり、文字版中央部近傍においては文字版5と鋼管7
の非接触部が発生し、印字されない部分あるいは不鮮明
部が発生することがある。
このため、印字文字等の鮮明度ムラを無くすために文
字版列中央部近傍の文字版レベルを鋼管の曲がりに対応
させて高くセットする方法がとられているが、その調整
作業には長時間の作業休止が必要であった。
字版列中央部近傍の文字版レベルを鋼管の曲がりに対応
させて高くセットする方法がとられているが、その調整
作業には長時間の作業休止が必要であった。
本発明は、外径の小さい鋼管においても鮮明度の高い
印字を可能にする転写式表示装置用材料受け装置を提供
するものである。
印字を可能にする転写式表示装置用材料受け装置を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、版胴側および反版胴側タイヤローラーによ
り鋼管を支持し、回転する版胴本体に取り付けた文字版
を鋼管表面に接触させて鋼管表面へ印字する転写式表示
装置において、文字版と鋼管が接触する際の鋼管の曲が
りを防止するため反版胴側タイヤローラー軸に材料受け
アームを設けたことを特徴とする鋼管用の転写式表示装
置用材料受け装置である。
り鋼管を支持し、回転する版胴本体に取り付けた文字版
を鋼管表面に接触させて鋼管表面へ印字する転写式表示
装置において、文字版と鋼管が接触する際の鋼管の曲が
りを防止するため反版胴側タイヤローラー軸に材料受け
アームを設けたことを特徴とする鋼管用の転写式表示装
置用材料受け装置である。
(作用、実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
前記の問題点を解決するために、第1図〜第3図に示
すように、転写式表示装置の反版胴側のタイヤローラー
軸9にタイヤローラー8と同じ半径で鋼管外周長さの約
半分の円弧を有する材料受けアーム10を、ほぼ文字版と
鋼管が接触開始する位置(第2図)から鋼管に接触する
ように取り付けた構造とする。アーム10は鋼管外周の約
半分の長さの円弧状で、鋼管に印字された文字が印字完
了時にアームに接触しないように考慮されている。
すように、転写式表示装置の反版胴側のタイヤローラー
軸9にタイヤローラー8と同じ半径で鋼管外周長さの約
半分の円弧を有する材料受けアーム10を、ほぼ文字版と
鋼管が接触開始する位置(第2図)から鋼管に接触する
ように取り付けた構造とする。アーム10は鋼管外周の約
半分の長さの円弧状で、鋼管に印字された文字が印字完
了時にアームに接触しないように考慮されている。
このような構造を有する転写式表示装置を用いれば、
文字版が回転して鋼管に接触開始する位置において反文
字版側鋼管外面にアーム10を接触開始させることで、外
径の小さい鋼管の印字の際に発生する文字版両端部での
微小な接触圧による鋼管の曲がりをアーム10によって防
止することができ、文字版全長間での接触圧ムラをなく
し、特に外径の小さい鋼管においても鮮明度の高い印刷
を能率よく行うことが可能となる。
文字版が回転して鋼管に接触開始する位置において反文
字版側鋼管外面にアーム10を接触開始させることで、外
径の小さい鋼管の印字の際に発生する文字版両端部での
微小な接触圧による鋼管の曲がりをアーム10によって防
止することができ、文字版全長間での接触圧ムラをなく
し、特に外径の小さい鋼管においても鮮明度の高い印刷
を能率よく行うことが可能となる。
なお、本実施例では材料受けアームは1箇所とした
が、文字版の長さ、タイヤローラーの間隔、鋼管の外径
等に応じて複数個取り付ければ有効に作用する。
が、文字版の長さ、タイヤローラーの間隔、鋼管の外径
等に応じて複数個取り付ければ有効に作用する。
(発明の効果) 本発明の装置は、簡易な構造で、外径の小さな鋼管外
面に鮮明度の高い印字を可能とする実用性の高い有益な
効果を示す。
面に鮮明度の高い印字を可能とする実用性の高い有益な
効果を示す。
第1図は材料受けアームの取り付け位置を示す図、 第2図は鋼管と文字版および鋼管とアームが接触してい
る状態を示す図、 第3図は文字が終了した状態を示す図、 第4図は一般的な転写式表示装置の構造を示す図、 第5図は文字版と鋼管の接触時および非接触時における
文字版高さの関係を示す図、 第6図は文字版の両端が鋼管に接触し鋼管が曲がった状
態を示す図である。 1……インクバス、2……インクローラー、3……スク
リーンローラー、4……版胴本体、5……文字版、6…
…版胴側タイヤローラー、7……鋼管、8……反版胴側
タイヤローラー、9……タイヤローラー軸、10……材料
受けアーム。
る状態を示す図、 第3図は文字が終了した状態を示す図、 第4図は一般的な転写式表示装置の構造を示す図、 第5図は文字版と鋼管の接触時および非接触時における
文字版高さの関係を示す図、 第6図は文字版の両端が鋼管に接触し鋼管が曲がった状
態を示す図である。 1……インクバス、2……インクローラー、3……スク
リーンローラー、4……版胴本体、5……文字版、6…
…版胴側タイヤローラー、7……鋼管、8……反版胴側
タイヤローラー、9……タイヤローラー軸、10……材料
受けアーム。
Claims (1)
- 【請求項1】版胴側および反版胴側タイヤローラーによ
り鋼管を支持し、回転する版胴本体に取り付けた文字版
を鋼管表面に接触させて鋼管表面へ印字する転写式表示
装置において、文字版と鋼管が接触する際の鋼管の曲が
りを防止するため反版胴側タイヤローラー軸に材料受け
アームを設けたことを特徴とする鋼管用の転写式表示装
置用材料受け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260090A JPH082635B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 鋼管用の転写式表示装置用材料受け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260090A JPH082635B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 鋼管用の転写式表示装置用材料受け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470346A JPH0470346A (ja) | 1992-03-05 |
JPH082635B2 true JPH082635B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=15944864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17260090A Expired - Lifetime JPH082635B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 鋼管用の転写式表示装置用材料受け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082635B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP17260090A patent/JPH082635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470346A (ja) | 1992-03-05 |
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