JPH082633B2 - 転写テープのフイルム引き剥し装置 - Google Patents

転写テープのフイルム引き剥し装置

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JPH082633B2
JPH082633B2 JP1296958A JP29695889A JPH082633B2 JP H082633 B2 JPH082633 B2 JP H082633B2 JP 1296958 A JP1296958 A JP 1296958A JP 29695889 A JP29695889 A JP 29695889A JP H082633 B2 JPH082633 B2 JP H082633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、転写テープの転写装置に関し、更に詳しく
は、被転写物に加熱圧着された転写テープのフィルムを
引き剥す転写テープのフィルム引き剥し装置に関する。
(従来の技術) 従来から、転写テープの転写装置には、第12図に示す
ように、受け台1に転写材料が転写される被転写物2
(たとえば、貯金通帳)を載置し、受け台1に固定され
た雌型3と雄型としての加熱プレス部材4との間に転写
テープ5を矢印で示すように繰り出し、加熱プレス部材
4を矢印で示すように下降させて、雌型3との協働によ
り転写テープ5を打ち抜き、仮り加熱プレスを行うこと
によって第13図に示す未圧着端部7を残して打ち抜きテ
ープ6を被転写物2に加熱圧着し、次に、本加熱プレス
を行い、打ち抜きテープ6の未圧着端部7を指で摘んで
フィルム8を引き剥がして、第14図に示す転写部材9を
被転写物2に転写するものが知られている。
(発明が解決しようとする課題を) ところで、その従来の転写テープのフィルムの引き剥
し手作業によるものであり、フィルム8を無理やりに引
き剥すと被転写物にバリが生じ、また、作業時間が長く
かかる、人員コストが高くつくという問題点がある。
本発明は、上記従来技術を有する問題点に鑑みて為さ
れたもので、その目的とするところは、ばりの発生を防
止しつつフィルムを被転写物から自動的に引き剥すこと
ができるようにし、もって作業時間の短縮、人員コスト
の低減を図ることのできる転写テープの引き剥し装置を
提供することにある。
(課題を達成するための手段) 本発明に係わる転写テープの引き剥し装置は、 上記の目的を達成するため、 フィルムと転写材料とからなる転写テープを被転写物
に加熱圧着する加熱圧着工程から搬送された被転写物を
押さえ付けた状態で該被転写物に加熱圧着されている転
写テープの未圧着端部をクランプするクランプ手段と、
該クランプ手段をガイドして移送するガイド移送手段と
を備え、 該ガイド移送手段は、前記転写テープを前記被転写物
から引き剥す方向にあらかじめ屈曲させるための湾曲部
と前記フィルムを前記被転写物から引き剥すための直線
部とからなるガイド部材を有し、 前記クランプ手段にクランプされて前記被転写物から
引き剥されたフィルムはそのクンランプ解除と共に気流
が吹き付けられてダストボックスに向かって吹き飛ばさ
れることを特徴とする。
(作用) 本発明に係わる転写テープの引き剥し装置によれば、
加圧圧着工程から搬送された被転写物が押さえ付けられ
た状態でこの被転写物に加熱圧着されている転写テープ
の未圧着端部がクランプ手段によりクランプされる。
このクランプ手段は未圧着端部をクランプした後湾曲
部に沿って移送される。これによって、未圧着端部がフ
ィルム引き剥し方向に折曲げられる。次に、クランプ手
段が直線部に沿って移送され、フィルムが被転写物から
引き剥される。そして、その引き剥されたフィルムはそ
のクランプ解除と共に気流の吹き付けによりダストボッ
クスに向かって吹き飛ばされる。
(実施例) 以下に、本発明に係わる転写テープのフィルム引き剥
し装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第7図は転写テープの加熱圧着工程を示すもので、そ
の第7図において、11は受け台、12は加熱プレス部材、
13は被転写物としての預金通帳、14は搬送ベルトであ
る。預金通帳13は図示を略すマガジンから1個ずつ搬送
ベルト14に自動的に供給され、その搬送ベルト14に載置
される。そして、預金通帳13はその搬送ベルト14によっ
て第8図に示すように矢印A方向に搬送され、受け台11
の上部で停止され、一対のストッパ爪15によって位置決
め固定される。この一対のストッパ爪15は預金通帳の搬
送中は矢印B方向に退避されている。
加熱プレス部材12は受け台11の上方に設けられ、受け
台11と加熱プレス部材12との対向空間12′には、転写テ
ープ16(たとえば、磁気テープ)の先端部分17が進入さ
れるものである。転写テープ16はリール18に巻回され、
張力機構18′を介して一対のクランプ手段19に導かれて
いる。一対のクランプ手段19は加熱プレス部材12に近い
側のクランプ部材20と加熱プレス部12に遠い側のクラン
プ部材21とから構成されている。そのクランプ部材20と
クンランプ部材21との間には、第9図に拡大して示すよ
うに転写テープ16をその長手方向に案内する一対のガイ
ド部材23、23が転写テープ16の幅方向に間隔を開けて設
けられ、第10図において、24、24はそのガイド部材23、
23のガイド溝である。
クランプ部材20は固定柱25、25を有する。この固定柱
25、26にはガイド柱26、26が形成されている。ガイド柱
26、26には段部27、27を有する下クランプ板28が支持さ
れている。ガイド柱26、26には段部29、29を有する上ク
ランプ板30が下クランプ板28に対向して上下動可能に設
けられており、下クランプ板28と上クランプ板30との間
には下クランプ板28と上クランプ板30とを互いに離間す
る方向に付勢する圧縮スプリング31が配設されている。
下クランプ板28の上クランプ板30とは、ガイド部材23、
23を避けるための逃げ溝32、33を有すると共に転写テー
プ16をその厚さ方向両側からクランプするクランプ部3
4、35を有する。クランプ部材21もクランプ部材20と同
様に構成され、第7図において、36はその下クランプ
板、37は上クランプ板である。上クランプ板30、37はシ
リンダロッド38、39に連結され、このシリンダロッド3
8、39によって下方向に可動される。なお、40はワッシ
ャー、41は抜き止め防止ナットである。
クランプ部材21は転写テープ16の長手方向に図示を略
す手段によって往復動可能とされ、クランプ部材20が転
写テープ16の非クランプ状態のときに転写テープ16をク
ランプして、矢印C方向(第8図参照)に往動され、こ
れによって、転写テープ16の先端部分17が所定量繰り出
される。クランプ部材20は転写テープ16の先端部分17が
所定量繰り出された状態で転写テープ16をクランプし、
一方、クランプ部材21はクランプ部材20のクランプ時に
非クランプ状態となって元の位置に復動される。
加熱プレス部材12には切断刃42が設けられている。こ
の切断刃42は第11図に示すようにガイド板43に沿って上
下動されるもので、切断刃42はシリンダロッド44に連結
されている。この切断刃42はその幅が転写テープ16の幅
よりも若干大きい。加熱プレス部材12は転写テープ16が
所定量繰り出された時点で下降される。これによって、
転写テープ16の転写材料9が預金通帳13に転写される。
その後、転写テープ16の先端部分17が加熱プレス部材12
と受け台11とにより加熱圧接された状態で、シリンダロ
ッド44により切断刃42が加熱プレス部材12の可動に遅れ
て可動され、未圧着端部7を残すようにしてクランプ部
材20と加熱プレス部材12との間の転写テープ部分が切断
刃42により切断される。これを繰り返すことにより、転
写テープ16は逐次切断される。
転写テープ16が加熱圧着された預金通帳13は搬送ベル
ト14によってフィルム引き剥し工程に自動的に搬送さ
れ、ストッパ爪50によって停止される。フィルム引き剥
し工程には転写テープ16のフィルム引き剥し装置が設け
られている。このフィルム引き剥し装置は、第1図、第
2図に示すように預金通帳13の受け台51とシリンダ装置
52とを有している。シリンダ装置52は、ダストカバー53
に固定されており、54はそのロッド、55はそのロッド先
端に取り付けられた押えパッドである。預金通帳13はシ
リンダ装置52によって受け台51に押え付けられる。
預金通帳13に加熱圧着された転写テープ16の未圧着端
部7はクランプ手段としてのクランプ部材56に臨まされ
る。クランプ部材56は第3図、第4図に拡大して示すよ
うに可動用クランプ板57と挟持用クランプ板58とからな
っている。可動用クランプ板5にはシリンダ装置59とガ
イド移送手段の一部を構成するエアゴムホース58′とが
取り付けられている。シリンダ装置59のシリンダロッド
60には挟持用クランプ板58が取り付けられている。挟持
用クランプ板58はそのシリンダ装置59によって可動用ク
ランプ板57に向かって駆動される。未圧着端部7はその
シリンダ装置59を駆動することによりクランプ部材56に
挟持される。なお、61は挟持用クランプ板58を案内する
ガイドピン、62はその挟持用クランプ板58を付勢するス
プリングである。
クランプ部材56はガイド移送手段の一部を構成するガ
イド棒63、64に支承されている。そのガイド棒63、64は
湾曲部65、66と直線部67、68とを有する。クランプ部材
56はその湾曲部65、66に沿って案内されることにより、
第5図に示すように未圧着端部7を引き剥し方向に折り
曲げる。これにより、フィルム引き剥しの際にフィルム
引き剥し部分にばりが発生するのを防止できる。クラン
プ部材56はその直線部67,68に沿って案内されることに
よりフィルム8を引き剥す。
そして、引き剥されたフィルム8は、ダストボックス
69に向かって移送され、クランプ部材56のクランプ解除
と共にエアーホース70からの気流の吹き付けにより、ダ
ストボックス69に吹き飛ばされて廃棄される。これは、
フィルム8に生じた静電気に基づきフィルム8がクラン
プ部材56に付着したままとなるのを防止するためであ
る。
クランプ部材56はその後エアゴムホース58′の復帰力
によって元の位置に復帰され、挟持用クランプ板58が可
動用クランプ板57から離曲されて未圧着端部7を受け入
れ許容状態となる。また、フィルム8が引き剥された預
金通帳13はストッパ爪50が退避された状態で搬送ベルト
14により最終工程に搬送される。
なお、その第1図において、71はそのクランプ部材56
を所定位置に停止させるための停止ピンである。
(効果) 本発明に係わる転写テープのフィルム引き剥し装置
は、以上説明した構成であるので、ばりの発生を防止し
つつ自動的に被転写物からフィルムを引き剥すことがで
きるという効果を奏し、ひいては、人員削減、作業時間
の短縮化、不良発生率の低減を図ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる転写テープの引き剥し装置の全
体構成を示す概要図、 第2図は第1図に示す被転写物とクランプ部材との位置
関係を示す拡大平面図、 第3図は第1図に示すクランプ部材の詳細構成を示す断
面図、 第4図は第3図にクランプ部材の平面図、 第5図はクランプ部材によるフィルムの折り曲げを説明
するための説明図、 第6図はクランプ部材によるフィルムの引き剥しを説明
するための説明図、 第7図は本発明に係わる転写テープの転写装置の概要を
示す側面図、 第8図はその第1図に示す転写テープの転写装置の平面
図、 第9図はその第1図に示す一対のクランプ手段の拡大平
面図、 第10図は第9図に示す一対のクランプ手段を矢印X方向
から目視して拡大した図、 第11図は第7図に示す加熱プレス部材を矢印Y方向から
目視した図、 第12図は従来の転写テープの転写装置の概要を説明する
ための概要図、 第13図は第1図に示す被転写物への転写テープの転写状
態を説明するための平面図、 第14図は第13図に示す被転写物に転写材料が転写された
状態を説明するための平面図、 である。 7……未圧着端部、8……フィルム 9……転写材料、13……預金通帳(被転写物) 16……転写テープ、52……シリンダ装置 56……クランプ部材 63、64……ガイド棒(ガイド移送手段) 65、66……湾曲部、67、68……直線部 58′……エアゴムホース 69……ダストボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムと転写材料とからなる転写テープ
    を被転写物に加熱圧着する加熱圧着工程から搬送された
    被転写物を押さえ付けた状態で該被転写物に加熱圧着さ
    れている転写テープの未圧着端部をクランプするクラン
    プ手段と、該クランプ手段をガイドして移送するガイド
    移送手段とを備え、 該ガイド移送手段は、前記転写テープを前記被転写物か
    ら引き剥す方向にあらかじめ屈曲させるための湾曲部と
    前記フィルムを前記被転写物から引き剥すための直線部
    とからなるガイド部材を有し、 前記クランプ手段にクランプされて前記被転写物から引
    き剥されたフィルムはそのクンランプ解除と共に気流が
    吹き付けられてダストボックスに向かって吹き飛ばされ
    ることを特徴とする転写テープのフィルム引き剥し装
    置。
JP1296958A 1989-11-15 1989-11-15 転写テープのフイルム引き剥し装置 Expired - Fee Related JPH082633B2 (ja)

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CN106626739A (zh) * 2017-03-02 2017-05-10 陈菊蓉 一种新型产品烫标机

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