JPH08262983A - ラベルハンガ及びラベルハンガマガジン - Google Patents

ラベルハンガ及びラベルハンガマガジン

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JPH08262983A
JPH08262983A JP9173995A JP9173995A JPH08262983A JP H08262983 A JPH08262983 A JP H08262983A JP 9173995 A JP9173995 A JP 9173995A JP 9173995 A JP9173995 A JP 9173995A JP H08262983 A JPH08262983 A JP H08262983A
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Japan
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label
hanger
thread
common support
rod
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JP9173995A
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Tamotsu Miyamoto
保 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルを取付けた後のラベルハンガの各種商
品への取付作業を効率よく行うことができ、延いては作
業性の大幅向上を図る。 【構成】 屈曲自在の糸状部26と、この糸状部26の
一端側にこの糸状部26と交わるような状態に設けた棒
状部23と、この棒状部23とは反対側の他端に設けら
れ、リベット3でラベル1を不動状態に取り付ける偏平
なラベル取付部25とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、適宜のラベル取付装
置によって各種商品にラベルを取り付けるために使用す
るラベルハンガ及びラベルハンガマガジンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】衣類その他の各種商品にタグ等のラベル
を取り付ける場合、糸又はピン等を用いて手作業でおこ
なっていたが、多くの時間と手間とを要していた。そこ
で、例えば略T字型等の形状を有しプラスチック樹脂で
できたラベルハンガを等間隔で多数まとめて取り付けた
ラベルハンガマガジンが提案・開発されている。また、
このラベルハンガマガジンからラベルハンガを一個ずつ
分離していくとともに、その分離されたラベルハンガを
ラベルの孔に挿入させるためラベル取付装置が各種開発
され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなラベル取付装置によってラベルハンガにラベルを取
り付けるラベル取付作業の際に、例えば既に取り付けて
あるラベル同士が前後入り乱れて、互いに絡まったりす
る等の虞れがあり、延いては作業能率の低下を招いてい
る。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、ラベルを取付けた後のラベルハンガの各種商品への
取付作業を効率よく行うことができ、延いては作業性の
大幅向上を図ることが可能なラベルハンガを提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、屈曲自在の糸状部と、この糸状部の一端側
にこの糸状部と交わるような状態に設けた棒状部と、こ
の棒状部とは反対側の他端に設けられ、リベット若しく
は貼着シール等の適宜の固定部材でラベルを不動状態に
取り付ける偏平なラベル取付部とを備えたものである。
また、この請求項2に記載の発明は、屈曲自在の糸状部
と、この糸状部の両端側にこの糸状部と交わるような状
態に設けた棒状部と、この棒状部の何れか一方の近傍で
あって内側寄りに設けられ、リベット若しくは貼着シー
ル等の適宜の固定部材でラベルを不動状態に取り付ける
偏平なラベル取付部とを備えたものである。また、この
請求項3に記載の発明は、各ラベルハンガの糸状部と交
わるような状態でラベル取付部から離れた一端部側に設
けた各棒状部の近傍であって外側寄り部分を、剛性のあ
る共通支持部によって連結・固定し、前記一端部側と反
対側の各他端部側同士を前記共通支持部と同様の共通支
持部若しくはこの共通支持部よりも細く剛性の小さな極
細状の共通支持部で連結・固定し、この他端部側の共通
支持部若しくはこの共通支持部よりも細い極細状の共通
支持部の近傍であって内側寄りに、偏平なラベル取付部
を設け、このラベル取付部にリベット若しくは貼着シー
ル等の固定部材でラベルを不動状態で取り付けるように
構成したものである。
【0006】
【作用】この請求項1に係る発明では、ラベルハンガの
偏平なラベル取付部にリベット又はシール等の適宜の固
定部材でラベルを不動状態で一体に設けるようになって
おり、これによってラベル取付後のラベルハンガを適宜
の商品に取り付けることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明について添付図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の第1実施例に係るラベ
ル1が取り付けられたラベルハンガ2を示す概略平面図
である。この実施例のラベルハンガ2には、適宜の取付
機構により、リベット3を使用してラベル1が取り付け
られている。
【0008】この実施例のラベルハンガ2は、図2に示
すようなラベルハンガマガジン20に、予め多数まとめ
て取付られている。即ち、このラベルハンガ2は、ラベ
ルハンガマガジン20の共通支持部21に両端側を支持
された恰好で一定間隔で設けられており、両端側に連結
片22を介して棒状部23が直交する状態で設けてある
とともに、一方の棒状部23の近傍にはさらに別の連結
片24を介して薄い略円板状のラベル取付部25が設け
られている。また、ラベル取付部25と他方の棒状部2
3との間を連結する糸状部26は、比較的屈曲性を有す
るものから構成されているが、この実施例では例えば
0.2乃至0.3mm程度の径寸法を有するものが使用
されている。
【0009】なおこの糸状部の径寸法としては、勿論こ
のような大きさのものに限定されるものではなく、同様
の効果を有するものであればよい。また、この実施例の
連結片24には、他の部分の連結片22と略同一径寸法
若しくはこれよりも太く、即ち糸状部26と略同一寸法
程度のものが使用されているが、勿論これに限定される
ものではなく、例えば他方の棒状部23をラベルに形成
した孔を通過して反対面側に配置するように構成するよ
うな場合には、屈曲性を高めるため比較的薄肉形状に形
成してもよい。
【0010】共通支持部21は、剛性を確保するために
比較的大きな径寸法のものから構成されている。
【0011】連結片22は、共通支持部21よりは若干
小さな径寸法のものから構成されているが、ラベル1を
取り付けたり商品等に取り付けるのに先立って切断・分
離するのが容易であるようにするため、棒状部23に近
い部分等に薄肉部位(図略)を形成してある。
【0012】棒状部23は、適宜の用具を用いて所定の
作業(即ち、ラベル1の取付作業及び商品への取付作
業)を行うため特定方向に送り出していくときのガイド
(必要な場合にはラベルの孔に貫通された後の抜け止
め)や商品に貫通された後の抜け止め)となるものであ
り、剛性を高めるため比較的大きな径寸法のものから構
成されている。なお、この棒状部23の送出作業の際に
使用する所定の用具等にはカッタ等の切断手段が付設さ
せておき、この棒状部23の送出作業の際にその切断手
段によって、連結片22の薄肉部分及び薄肉部24での
切断を同時に行うことができるようにするのが好まし
い。
【0013】この実施例のラベル取付部25は、適宜の
打込み装置によってリベット3を打ち込むことによって
ラベル1を不動状態に取り付けるようになっており、ラ
ベル1を取り付けたときに揺動せぬようしっかりと固定
するため、比較的薄い偏平な形状に形成されている。ま
た、このラベル取付部25には、このリベット2のほか
に、例えば片面に粘着剤等が塗布されたシール4(図3
参照)等によってラベルを一体に固定させるようにして
もよい。なお、このリベット2やシール等の固定部材を
使用する場合には、これらの固定部材を連続的に一定間
隔で自動供給させるため、タッレット状のものでリベッ
ト2を供給したり、剥離が容易なフィルムシート状のも
のに張付けてシール4を供給してもよい。また、このラ
ベル取付部は、特にこの実施例のような真円形である必
要はなく、各種の形状が可能である。
【0014】従って、この実施例によれば、適宜の用具
によって、図1に示すように先ずラベル1の一面に一方
の棒状部23及びラベル取付部25を搭載させたのち、
図示外の供給機構から供給されるリベット2及びラベル
1を用い、ラベル取付部25とラベル1とを貫通するよ
うな状態でリベット2を打込み、ラベル1をラベルハン
ガ2に不動状態で取り付けることができる。その結果、
その後の商品等へのラベルハンガの取付作業の際に、ラ
ベル1のばらつきやもつれなどに煩わされることなく、
極めて効率よくスムースに取付作業を行うことができる
のである。
【0015】なお、この実施例では孔の開口されていな
い(勿論、孔があって構わない)ラベル1を使用し、こ
のラベル1をラベル取付部25に固定させてあるが、特
にこの実施例のものに限定されるものではない。例え
ば、孔付きのラベル及び適宜の取付装置を使用し、図3
に示すように、ラベル1′の孔から裏面に先ず棒状部2
3を貫通させたのち、そのままラベル1′表面にてシー
ル4でラベル1′をラベル取付部25に不動状態に取り
付けることができ、万一シール4が剥離してもラベル
1′が脱落する虞れがない。
【0016】次に、この第2実施例に係るラベルハンガ
について説明する。なお、この実施例においては、先の
実施例のものと同一部分には同一符号を付して重複説明
を避ける。図4は、この第2実施例のラベルハンガを多
数取り付けたラベルハンガマガジンを示すものであり、
このラベルハンガには、先の第1実施例のものとは異な
り、ラベル取付部25の近傍側に棒状部を設けていな
い。
【0017】従って、この実施例によれば、薄肉部24
でラベルハンガマガジンから分離させた各ラベルハンガ
には、図5に示すように、孔のないラベル1をリベット
3でしっかりとした密着状態で、揺動することなくラベ
ル取付部25に固定することができる。なお、この実施
例でも、先の実施例と同様に、リベットではなく、シー
ルで貼着させてもよい。
【0018】次に、この第3実施例に係るラベルハンガ
について説明する。なお、この実施例においては、先の
実施例のものと同一部分には同一符号を付して重複説明
を避ける。図6は、この第3実施例のラベルハンガを多
数取り付けたラベルハンガマガジンを示すものであり、
このラベルハンガには、先の第2実施例のものとは異な
り、ラベル取付部25同士を極細い共通支持部21′
(反対側端部を連結する共通支持部21の断面積の凡そ
1/10程度の大きさ、例えば0.1mm程度)によっ
て繋ぎ止めている構成になっている。
【0019】従って、この実施例によれば、各ラベルハ
ンガを一個ずつ送り出す際に共通支持部21′でラベル
ハンガマガジンから分離させた各ラベルハンガには、先
の第2実施例の図5に示すものと同様に、孔のないラベ
ル1をリベット3でしっかりとした密着状態で、揺動す
ることなく取付部25に固定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、この請求項1
の発明によれば、ラベルハンガの偏平なラベル取付部に
リベット又はシール等の適宜の固定部材で、ラベルをし
っかりと一体にしかも不動状態で設けることができるよ
うになっており、これによってラベル取付後のラベルハ
ンガをラベルのもつれや絡み等に邪魔されることなく、
適宜の商品に極めてスムースに作業効率よく取り付け作
業を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るラベルハンガにラ
ベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【図2】この発明の第1実施例に係るラベルハンガマガ
ジンを示す要部斜視図。
【図3】この発明の第1実施例に係るラベルハンガに孔
付ラベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【図4】この発明の第2実施例に係るラベルハンガマガ
ジンを示す要部斜視図。
【図5】この発明の第2実施例に係るラベルハンガにラ
ベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【図6】この発明の第3実施例に係るラベルハンガマガ
ジンを示す概略斜視図。
【符号の説明】
1 ラベル 2 ラベルハンガ 20 ラベルハンガマガジン 21 共通支持部 21′ (極細)共通支持部 22 連結片 23 棒状部 24 連結片 25 ラベル取付部 26 糸状部 3 リベット 4 シール
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、適宜のラベル取付装
置によって各種商品にラベルを取り付けるために使用す
るラベルハンガ及びラベルハンガマガジンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】衣類その他の各種商品にタグ等のラベル
を取り付ける場合、糸又はピン等を用いて手作業でおこ
なっていたが、多くの時間と手間とを要していた。そこ
で、例えば略T字型等の形状を有しプラスチック樹脂で
できたラベルハンガを等間隔で多数まとめて取り付けた
ラベルハンガマガジンが提案・開発されている。また、
このラベルハンガマガジンからラベルハンガを一個ずつ
分離していくとともに、その分離されたラベルハンガを
ラベルの孔に挿入させるためラベル取付装置が各種開発
され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなラベル取付装置によってラベルハンガにラベルを取
り付けるラベル取付作業の際に、例えば既に取り付けて
あるラベル同士が前後入り乱れて、互いに絡まったりす
る等の虞れがあり、延いては作業能率の低下を招いてい
る。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、ラベルを取付けた後のラベルハンガの各種商品への
取付作業を効率よく行うことができ、延いては作業性の
大幅向上を図ることが可能なラベルハンガ及び安定した
ラベルハンガ送りを実現できるラベルハンガマガジン
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、屈曲自在の糸状部と、この糸状部の一端側
にこの糸状部と交わるような状態に設けた棒状部と、こ
の棒状部とは反対側の他端に設けられ、リベット若しく
は貼着シール等の適宜の固定部材でラベルを不動状態に
取り付けるラベル取付部とを備えたものである。また、
この請求項2に記載の発明は、屈曲自在の糸状部と、こ
の糸状部の両端側にこの糸状部と交わるような状態に設
けた棒状部と、この棒状部の何れか一方の近傍であって
内側寄りに設けられ、リベット若しくは貼着シール等の
適宜の固定部材でラベルを不動状態に取り付ける偏平な
ラベル取付部とを備えたものである。また、この請求項
3に記載の発明は、各ラベルハンガの糸状部と交わるよ
うな状態でラベル取付部から離れた一端部側に設けた各
棒状部の近傍であって外側寄り部分を、剛性のある共通
支持部によって連結・固定し、前記一端部側と反対側
の各他端部側同士を前記共通支持部と同一寸法若しくは
略同等の寸法を有する共通支持部で連結・固定し、この
他端部側の共通支持部の近傍であって内側寄りに、ラベ
ル取付部を設け、このラベル取付部にリベット若しくは
貼着用のシール等の固定部材でラベルを不動状態に取り
付けるように構成したものである。
【0006】
【作用】この請求項1に係る発明では、ラベルハンガの
偏平なラベル取付部にリベット又はシール等の適宜の固
定部材でラベルを不動状態で一体に設けるようになって
おり、これによってラベル取付後のラベルハンガを適宜
の商品に取り付けることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明について添付図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の第1実施例に係るラベ
ル1が取り付けられたラベルハンガ2を示す概略平面図
である。この実施例のラベルハンガ2には、適宜の取付
機構により、リベット3を使用してラベル1が取り付け
られている。
【0008】この実施例のラベルハンガ2は、図2に示
すようなラベルハンガマガジン20に、予め多数まとめ
て取付られている。即ち、このラベルハンガ2は、ラベ
ルハンガマガジン20の共通支持部21に両端側を支持
された恰好で一定間隔で設けられており、両端側に連結
片22を介して棒状部23が直交する状態で設けてある
とともに、一方の棒状部23の近傍にはさらに別の連結
片24を介して薄い略円板状のラベル取付部25が設け
られている。また、ラベル取付部25と他方の棒状部2
3との間を連結する糸状部26は、比較的屈曲性を有す
るものから構成されているが、この実施例では例えば
0.2乃至0.3mm程度の径寸法を有するものが使用
されている。
【0009】なおこの糸状部の径寸法としては、勿論こ
のような大きさのものに限定されるものではなく、同様
の効果を有するものであればよい。また、この実施例の
連結片24には、他の部分の連結片22と略同一径寸法
若しくはこれよりも太く、即ち糸状部26と略同一寸法
程度のものが使用されているが、勿論これに限定される
ものではなく、例えば他方の棒状部23をラベルに形成
した孔を通過して反対面側に配置するように構成するよ
うな場合には、屈曲性を高めるため比較的薄肉形状に形
成してもよい。
【0010】共通支持部21は、剛性を確保するために
比較的大きな径寸法のものから構成されている。
【0011】連結片22は、共通支持部21よりは若干
小さな径寸法のものから構成されているが、ラベル1を
取り付けたり商品等に取り付けるのに先立って切断・分
離するのが容易であるようにするため、棒状部23に近
い部分等に薄肉部位(図略)を形成してある。
【0012】棒状部23は、適宜の用具を用いて所定の
作業(即ち、ラベル1の取付作業及び商品への取付作
業)を行うため特定方向に送り出していくときのガイド
(必要な場合にはラベルの孔に貫通された後の抜け止
め)や商品に貫通された後の抜け止め)となるものであ
り、剛性を高めるため比較的大きな径寸法のものから構
成されている。なお、この棒状部23の送出作業の際に
使用する所定の用具等にはカッタ等の切断手段が付設さ
せておき、この棒状部23の送出作業の際にその切断手
段によって、連結片22の薄肉部分及び薄肉部24での
切断を同時に行うことができるようにするのが好まし
い。
【0013】この実施例のラベル取付部25は、適宜の
打込み装置によってリベット3を打ち込むことによって
ラベル1を不動状態に取り付けるようになっており、ラ
ベル1を取り付けたときに揺動せぬようしっかりと固定
するため、比較的薄い偏平な形状に形成されている。ま
た、このラベル取付部25には、このリベット2のほか
に、例えば片面に粘着剤等が塗布されたシール4(図3
参照)等によってラベルを一体に固定させるようにして
もよい。なお、このリベット2やシール等の固定部材を
使用する場合には、これらの固定部材を連続的に一定間
隔で自動供給させるため、タッレット状のものでリベッ
ト2を供給したり、剥離が容易なフィルムシート状のも
のに張付けてシール4を供給してもよい。また、このラ
ベル取付部は、特にこの実施例のような真円形である必
要はなく、各種の形状が可能である。
【0014】従って、この実施例によれば、適宜の用具
によって、図1に示すように先ずラベル1の一面に一方
の棒状部23及びラベル取付部25を搭載させたのち、
図示外の供給機構から供給されるリベット2及びラベル
1を用い、ラベル取付部25とラベル1とを貫通するよ
うな状態でリベット2を打込み、ラベル1をラベルハン
ガ2に不動状態で取り付けることができる。その結果、
その後の商品等へのラベルハンガの取付作業の際に、ラ
ベル1のばらつきやもつれなどに煩わされることなく、
極めて効率よくスムースに取付作業を行うことができる
のである。
【0015】なお、この実施例では孔の開口されていな
い(勿論、孔があって構わない)ラベル1を使用し、こ
のラベル1をラベル取付部25に固定させてあるが、特
にこの実施例のものに限定されるものではない。例え
ば、孔付きのラベル及び適宜の取付装置を使用し、図3
に示すように、ラベル1′の孔から裏面に先ず棒状部2
3を貫通させたのち、そのままラベル1′表面にてシー
ル4でラベル1′をラベル取付部25に不動状態に取り
付けることができ、万一シール4が剥離してもラベル
1′が脱落する虞れがない。
【0016】次に、この第2実施例に係るラベルハンガ
について説明する。なお、この実施例においては、先の
実施例のものと同一部分には同一符号を付して重複説明
を避ける。図4は、この第2実施例のラベルハンガを多
数取り付けたラベルハンガマガジンを示すものであり、
このラベルハンガには、先の第1実施例のものとは異な
り、ラベル取付部25の近傍側に棒状部を設けていな
い。
【0017】従って、この実施例によれば、薄肉部24
でラベルハンガマガジンから分離させた各ラベルハンガ
には、図5に示すように、孔のないラベル1をリベット
3でしっかりとした密着状態で、揺動することなくラベ
ル取付部25に固定することができる。なお、この実施
例でも、先の実施例と同様に、リベットではなく、シー
ルで貼着させてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この請求項1
の発明によれば、ラベルハンガの偏平なラベル取付部に
リベット又はシール等の適宜の固定部材で、ラベルをし
っかりと一体にしかも不動状態で設けることができるよ
うになっており、これによってラベル取付後のラベルハ
ンガをラベルのもつれや絡み等に邪魔されることなく、
適宜の商品に極めてスムースに作業効率よく取り付け作
業を実現できる効果がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るラベルハンガにラ
ベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【図2】この発明の第1実施例に係るラベルハンガマガ
ジンを示す要部斜視図。
【図3】この発明の第1実施例に係るラベルハンガに孔
付ラベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【図4】この発明の第2実施例に係るラベルハンガマガ
ジンを示す要部斜視図。
【図5】この発明の第2実施例に係るラベルハンガにラ
ベルを取り付けた状態を示す概略平面図。
【符号の説明】 1 ラベル 2 ラベルハンガ 20 ラベルハンガマガジン 21 共通支持部 22 連結片 23 棒状部 24 連結片 25 ラベル取付部 26 糸状部 3 リベット 4 シール
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲自在の糸状部と、 この糸状部の一端側にこの糸状部と交わるような状態に
    設けた棒状部と、 この棒状部とは反対側の他端に設けられ、リベット若し
    くは貼着用のシール等の適宜の固定部材でラベルを不動
    状態に取り付ける偏平なラベル取付部とを備えたことを
    特徴とするラベルハンガ。
  2. 【請求項2】 屈曲自在の糸状部と、 この糸状部の両端側にこの糸状部と交わるような状態に
    設けた棒状部と、 この棒状部の何れか一方の近傍であって内側寄りに設け
    られ、リベット若しくは貼着用のシール等の適宜の固定
    部材でラベルを不動状態に取り付ける偏平なラベル取付
    部とを備えたことを特徴とするラベルハンガ。
  3. 【請求項3】 各ラベルハンガの糸状部と交わるような
    状態でラベル取付部から離れた一端部側に設けた各棒状
    部の近傍であって外側寄り部分を、剛性のある共通支持
    部によって連結・固定し、 前記一端部側と反対側の各他端部側同士を前記共通支持
    部と同様の共通支持部若しくはこの共通支持部よりも細
    く剛性の小さな極細状の共通支持部で連結・固定し、 この他端部側の共通支持部若しくはこの共通支持部より
    も細い極細状の共通支持部の近傍であって内側寄りに、
    偏平なラベル取付部を設け、 このラベル取付部にリベット若しくは貼着用のシール等
    の固定部材でラベルを不動状態に取り付けるように構成
    したことを特徴とするラベルハンガマガジン。
JP9173995A 1995-03-24 1995-03-24 ラベルハンガ及びラベルハンガマガジン Pending JPH08262983A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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