JP2589230Y2 - パネル等の傾斜角度保持具 - Google Patents

パネル等の傾斜角度保持具

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JP2589230Y2 JP1992041216U JP4121692U JP2589230Y2 JP 2589230 Y2 JP2589230 Y2 JP 2589230Y2 JP 1992041216 U JP1992041216 U JP 1992041216U JP 4121692 U JP4121692 U JP 4121692U JP 2589230 Y2 JP2589230 Y2 JP 2589230Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、写真やポスター等が
張られるパネルや写真等が入れられる額縁等(以下、単
に「パネル等」と称する。)を机等に飾る場合におい
て、そのパネル等の机等に対する傾斜角度を保持するパ
ネル等の傾斜角度保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル等を机等平らな箇所に飾る
ためのものとして、パネル等の裏面を支持脚で支える構
造の保持具(実開平3−44466号公報参照)があ
る。また、パネル等を壁等垂直箇所に飾る場合には、吊
りひも等の吊部材を利用した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保持具等にあっては次のような問題があった。 上述したような保持具を利用する場合、机等に対する
パネル等の傾き具合は、パネル等の裏面における支持脚
の組付位置とパネル等の裏面に対する支持脚の傾斜角度
とによって決まり、それらは、保持具の製造段階で予め
決まっていた。そのため支持脚の上記組付位置や傾斜角
度は使用者の好みに応じて自由に変更することができな
かったため、使用者は、自分の好みにあったパネル等の
傾斜角度を得られる保持具を見つけなければならなかっ
た。 机等平らな箇所に飾る場合と壁等垂直な箇所に飾る場
合とで、保持具と吊部材とを使い分けねばならなかっ
た。
【0004】この考案が解決しようとする課題は、上記
問題を解決し、 飾られる箇所に対するパネル等の傾斜角度を使用者の
好みに応じて自由に変更できるようにする、 机や壁等飾られる箇所を選ばずに同一の保持具にてパ
ネル等を飾ることができるようにする、 ための手段をどのようにすればよいかという点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案パネル等の傾斜角
度保持具は、上記課題を解決するために考案されたもの
であって、次のようなものである。すなわち、保形性を
有するシート状基板と、このシート状基板の一端縁に沿
って設けられる第1曲げ加工部を介してシート状基板に
対して所望角度で傾斜し、パネル等裏面に接着される保
持片と、この保持片に直交する方向において前記シート
状基板に切り込みされ第2曲げ加工部を介して前記シー
ト状基板に対して所望角度で傾斜する傾斜支持脚と、こ
の傾斜支持脚の自由端側に設けられた第3曲げ加工部を
介して前記支持脚の傾斜に応じて傾斜しかつパネル等の
裏面に接着されてこの傾斜支持脚のパネル等に対する位
置決めをする位置決め片とからなるものである。
【0006】好ましい実施態様によれば、シート状基板
のうち、保持片が形成されている端部と対向する他の端
部には、第4曲げ加工部を介してシート状基板に対して
所望角度で傾斜し飾られる箇所に接着する曲り片が形成
されてなるものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の保持具にあっては、 保持片が第1曲げ加工部を介してシート状基板に対し
て所望角度で傾斜するため、保持片をパネル等の裏面に
接着すると、保持片と第1曲げ加工部を介してシート状
基板がパネル等の裏面に対して自在に傾斜する。 傾斜支持脚は、保持片に直交する方向において前記シ
ート状基板に切り込みされ、第2曲げ加工部を介してシ
ート状基板に対して所望角度で傾斜する。そのため傾斜
支持脚は、シート状基板からパネル裏面側に向けて突出
する。また、傾斜支持脚の自由端側に設けられた位置決
め片を介して、傾斜支持脚はパネル裏面に接着する。こ
の接着により、パネル裏面とシート状基板との間の角度
(以下、単に「開角度」という。)を所望の角度にした
後で、傾斜支持脚をシート状基板とパネル裏面との間に
固定的に介在すればパネル裏面とシート状基板と開角度
が固定する。 位置決め片は、第3曲げ加工部を介して傾斜支持脚の
傾斜に応じて傾斜するので、飾られる箇所に対するパネ
ル等の傾斜角度に合わせて傾斜支持脚を傾斜させた場合
のシート状基板に対する傾斜支持脚の傾斜に合わせて位
置決め片は傾斜する。 シート状基板はパネル等と接着によって一体化する。 傾斜支持脚は、パネル等に切り込みをして形成される
ので、パネル等に対して傾斜する前は、シート状基板と
面一になっている。
【0008】請求項2記載の保持具にあっては、シート
状基板の一端部にある保持片は、パネル等と接着し、保
持片が形成されるシート状基板の一端部に対向する他の
端部にある曲り片は、飾られる箇所と接着する。
【0009】
【実施例】図1乃至図7は、本考案に係るパネル等の傾
斜角度保持具の一実施例を示し、図1は全体の斜視図、
図2は机上で保持片をパネルの上下方向における中心位
置より上方で組付けた場合であって、パネルを仮想線で
示した斜視図、図3は図2のIII−III線における拡大断
面図、図4は保持片をパネルの上記中心位置より下方で
組付けた場合を示し、パネルを頭上よりも高い位置に設
置した場合を示す図、図5はパネル上部を壁から離間さ
せて飾った場合の使用状態を示す側断面図、図6はパネ
ル裏面全体を壁に面するようにしてパネルを壁に飾った
場合の使用状態を示す側断面図、図7は曲げ加工部の変
形例を示す部分拡大断面斜視図である。
【0010】パネル等の傾斜角度保持具2は、パネル裏
面6に設けられて、飾られる箇所8に対するパネル4の
傾斜角度を保持するものである。そして、保持具2は、
保形性を有するシート状基板10と、その一端縁12に
沿って設けられる第1曲げ加工部14を介してシート状
基板10に対して所望角度で傾斜し、パネル裏面6に接
着される保持片16と、保持片16に直交する前記シー
ト状基板10に切り込みされ第2曲げ加工部24を介し
て前記シート状基板10に対して所望角度で傾斜する傾
斜支持脚18と、傾斜支持脚18の自由端側に設けられ
た第3曲げ加工部34を介して傾斜支持脚18の傾斜に
応じて曲がりかつパネル裏面6に接着されて傾斜支持脚
18のパネル4に対する位置決めをする位置決め片20
とから基本構成される。以下に各構成要素について詳述
する。
【0011】シート状基板10は、シート状の合成樹脂
からなり長方形状をしている。第1曲げ加工部14は、
シート状基板10の一方の面でかつその長手方向におけ
る一端部にその端縁12に沿って、かつ端縁12から離
れた位置に所謂半切による曲げ加工(以下、単に「曲げ
加工」と称する。)によってヒンジ構造にした部分であ
る。なお第2曲げ加工部24、第3曲げ加工部34乃び
第4曲げ加工部44もシート状基板10の一方の面に曲
げ加工をしてヒンジ構造とされている。
【0012】保持片16は、第1曲げ加工部14を形成
することにより、シート状基板10の長手方向における
一端部に帯状に形成されてなるものである。そして、第
1曲げ加工部14のヒンジ構造によって、シート状基板
10に対して傾斜していない状態から曲げ加工されなか
った他方の面の側に向けて傾斜する。また、保持片16
の両面には、接着剤(例えば特殊感圧接着剤)を用いて
形成された離型紙付き接着部22、22が設けられてお
り、離型紙23を剥がすと接着面25が各々露出する。
そして、これら接着面25の一方と後で詳述する位置決
め片20の接着面25とによってシート状基板10がパ
ネル裏面6に接着する。
【0013】傾斜支持脚18は、シート状基板10の中
央部に切り込みをして、保持片16に直交する方向にす
なわちシート状基板10の長手方向に沿って延びるよう
に形成された長方形状をしたものであり、その長手方向
における一端はシート状基板10に連結され基端19と
されている。
【0014】第2曲げ加工部24は、基端19に形成し
たものである。第2曲げ加工部24によって、傾斜支持
脚18は、基端19を枢軸として曲げ加工されなかった
他方の面の側に向けてシート状基板10に対して傾斜す
る。なお、これ以降、傾斜支持脚18が傾斜する側のシ
ート状基板の面を表面といい、傾斜支持脚18が傾斜し
ない側のシート状基板の面を裏面ということにする。
【0015】第3曲げ加工部34は、傾斜支持脚18の
自由端縁26に沿って、かつ自由端縁26から離れた位
置に形成したものである。これにより傾斜支持脚18の
自由端部に位置決め片20が帯状に形成される。そし
て、位置決め片20は、第3曲げ加工部34を介して傾
斜支持脚18に対して曲げ加工されなかった他方の面の
側に向けて傾斜する。また、位置決め片20の表裏面に
も離型紙付き接着部22が設けられ、離型紙23を剥が
すと接着面25が露出する。
【0016】第4曲げ加工部44は、保持片16が形成
されているシート状基板10の一端部と対向する側の端
部の端縁13から離れた位置に形成したものである。第
4曲げ加工部44を形成することにより、シート状基板
10の保持片16が形成されている側の端部と対向する
側の端部に曲り片28が帯状に形成される。曲り片28
も第4曲げ加工部を介してシート状基板10に対して曲
げ加工されなかった他方の面の側に向けて傾斜する。
【0017】また曲り片28の表裏面にも離型紙付き接
着部22が設けられている。この接着部22は、飾られ
る箇所8に対応するものであって、飾られる箇所8に対
応する側の接着部22の離型紙23を剥がすことで、飾
られる箇所8に曲り片28を接着することができる。
【0018】次にこのパネル等の傾斜角度保持具の使い
方(作用)を飾られる箇所8を机等平らな箇所と壁等垂
直な箇所とに分けて説明する。
【0019】(机等平らな箇所の場合) 図1乃至図3にもとづいて説明する。なお、ここでの説
明は、保持片16をパネル4の上下方向における中心C
よりも上方に位置させて、パネル4が上方を向くように
パネル上部を後方に傾斜させた場合のものである。机8
に対するパネル4の所望の角度を決めるためにパネル4
を手で立ててみる。次に傾斜支持脚18をシート状基板
から押し出してからパネル裏面6に保持片16と傾斜支
持脚18の位置決め片20をあてがう。この状態におい
て保持片16と位置決め片20をパネル裏面6上で適宜
ずらし、上記所望の角度を得るための保持片16と位置
決め片20のパネル裏面6における位置を決める。
【0020】上記位置は、保持片16、傾斜支持脚18
及び位置決め片20の各々がそれらに対応する第1曲げ
加工部、第2曲げ加工部又は第3曲げ加工部を介して自
在に傾斜することとパネル裏面上における保持片16、
傾斜支持脚18及び位置決め片20の傾斜具合が、上記
曲げ加工部14、24及び34を介して相俟って決めら
れることによって決まる。
【0021】保持片16と位置決め片20のパネル裏面
6における位置を決めた後で、保持片16の離型紙付き
接着部22の離型紙23のうちシート状基板10の表面
側の離型紙23を剥がして接着面25を露出する。そし
て、この接着面25を前記決めていた保持片16のパネ
ル裏面6における位置に押し付ける。これによって保持
片16がパネル裏面6と接着する。
【0022】次に位置決め片20の離型紙付き接着部2
2の離型紙23のうちシート状基板10の表面側の離型
紙23を剥がして接着面25を露出させ、この接着面2
5を前記決めていた位置決め片20のパネル裏面6にお
ける位置に押し付ける。これによって、シート状基板1
0の傾斜支持脚18がパネル裏面6に接着する。このよ
うに保持片16及び位置決め片20の接着面25、25
がパネル裏面6に接着することによって、保持片16と
位置決め片20はパネル裏面6上で面一になり、パネル
4とシート状基板10とが一体化する。
【0023】この状態でパネル4を机に立てると、パネ
ル4は後方に傾斜するため、シート状基板10にはパネ
ル4の重量の大部分が掛かる。一方、傾斜支持脚18
は、シート状基板10とパネル4との間に接着によって
固定的に介在されているので、パネル4とシート状基板
10との間の開角度が固定する。
【0024】また、曲り片28の離型紙付き接着部22
のシート状基板10の表面側の離型紙23を剥がして接
着面25を露出させ、この接着面25を机8に接着すれ
ば、パネル4は机8に固着して設置される。
【0025】この実施例にあっては、第2曲げ加工部2
4以外の他の曲げ加工部14、34及び44は、シート
状基板10の同一側の面に曲げ加工して成したものであ
る。
【0026】机以外に平らな箇所として、例えば洋服ダ
ンスの上壁8で設置する場合を、図4にもとづいて説明
する。この場合、中心Cよりも下方に保持片16を位置
させてパネル4が下方を向くようにパネル上部を前方に
傾斜させてある。したがって、パネル4が頭上よりも高
い位置にあってもパネル4が下方を向くため、下から見
上げる場合でもパネル4が見やすい。なお、この場合
は、パネル4が前方に傾斜しているため、曲り片28の
離型紙付き接着部22の離型紙23を剥がしてその接着
面25を飾られる箇所8に接着し、パネル4が前方に倒
れないようにする必要がある。
【0027】(壁等垂直な箇所の場合) 図5乃び図6にもとづいて説明する。この場合、机等平
らな箇所に飾る場合と異なるのは、第4曲げ加工部44
をシート状基板10の裏面に形成することで曲り片28
を形成した点だけであるので、この違いに係る説明だけ
を述べ、同一部分については説明を省略する。また、パ
ネル4とシート状基板10との組付けに関しても机の場
合と同様であるので説明を省略する。
【0028】図5は、曲り片28の裏面側の離型紙23
を剥がして接着面25を露出させ、この接着面25を壁
8に接着するようにしたものである。そしてここでは、
パネル4の下縁を壁8と接触するようにし、パネル4の
上部を壁8から離間するようにしてパネル4が壁8に対
して若干下方を向いた状態になるようにしたものを示し
ている。この場合にあっては、シート状基板10は吊部
材としての吊りひもの機能を有している。
【0029】図6は開角度ゼロの状態で壁8にパネル4
の裏面全部が面するようにしたものである。この場合、
保持片16、位置決め片20及び曲り片28の離型紙付
き接着部22の表裏面における全ての離型紙23を剥が
して接着面25、25・・・を露出させ、パネル裏面6
と壁8にそれら接着面25、25・・・のすべてが接着
するように設置してある。これによって、強固な取付が
可能となる。
【0030】なお、パネル4に切り込みをして形成され
る傾斜支持脚18は、パネル4に対して傾斜する前は、
第2曲げ加工部24を介してシート状基板10と面一に
なっているため嵩張らない。
【0031】上述した実施例にあっては、シート状基板
10及び傾斜支持脚18は長方形状のものを示したが、
長方形状のものに限られることはなく例えば正方形状で
もよい。
【0032】また、図7で示すようにシート状基板10
の形成材料は厚紙でもよい。但し、厚紙の材質上、曲げ
加工は、半切によるものでなく、所謂筋押さえによるも
のがよい。なお、図7では筋押さえをシート状基板の両
面に施して保持片16がどちら側に向けても傾斜するも
のを示したが片面だけでもよいのはいうまでもない。
【0033】
【考案の効果】請求項1記載の保持具にあっては、以下
の効果を奏する。 保持片が、第1曲げ加工部を介してシート状基板に対
して所望角度で傾斜するため、保持片をパネル裏面に接
着すると保持片と第1曲げ加工部を介してシート状基板
がパネル裏面に対して自在に傾斜する。そのためパネル
裏面とシート状基板との開角度が所望の角度になるよう
にシート状基板をパネル裏面に対して自由に傾斜するこ
とができる。 傾斜支持脚は、保持片に直交する方向において前記シ
ート状基板に切り込みされ、第2曲げ加工部を介してシ
ート状基板に対して所望角度で傾斜する。そのため傾斜
支持脚は、シート状基板からパネル裏面側に向けて突出
する。また、傾斜支持脚の自由端側に設けられた位置決
め片を介して、傾斜支持脚はパネル裏面に接着するた
め、この接着により、パネル裏面とシート状基板との開
角度を所望の角度にした後で、傾斜支持脚をシート状基
板とパネル裏面の間に固定的に介在すればパネル裏面と
シート状基板との間の開角度が固定する。したがって、
飾られる箇所に対するパネル等の傾斜角度を所望の角度
で保持することができる。またパネルの重量によってシ
ート状基板が後方に押しやられ開角度が広がらないよう
にすることができる。 位置決め片は、第3曲げ加工部を介して傾斜支持脚の
傾斜に応じて傾斜するので、飾られる箇所に対するパネ
ル等の傾斜角度に合わせて傾斜支持脚を傾斜させた場合
のシート状基板に対する傾斜支持脚の傾斜に合わせて位
置決め片は傾斜する。そのため、位置決め片とパネル裏
面との接着効果を高められるように位置決め片とパネル
裏面とが面接触する状態になる位置に位置決め片を置く
ことができる。 シート状基板は接着によってパネル等と一体化するの
で、パネル等との組付けを簡単にすることができる。ま
た、接着によってシート状基板をパネルに組付ける構造
であるので、パネル等の裏面におけるシート状基板の組
付位置をどこにするかは使用者の自由にすることができ
る。 パネル等に切り込みをして形成された傾斜支持脚は、
パネル等に対して傾斜される前はシート状基板と面一に
なっているので、嵩張ることがない。したがって、一度
に大量の保持具を運べる。 パネル等の裏面におけるシート状基板の組付位置及び
開角度を使用者の自由にできるので、飾られる箇所に対
するパネル等の傾斜角度を使用者が自由に変更すること
ができる。
【0034】請求項2記載の保持具にあっては、シート
状基板の一端部にある保持片は、パネル等と接着し、保
持片が形成されるシート状基板の一端部に対向する他の
端部にある曲り片は、飾られる箇所と接着する。したが
って、シート状基板が、パネル等と飾られる箇所との間
に固定的に介在され、壁等の垂直な部分への飾り付けを
する場合にはシート状基板が吊りひも等の吊部材として
の機能も果たす。したがって、机等平らな箇所での飾り
付けに限らず、すなわち飾られる箇所を選ばずに、同一
の保持具にてパネル等を飾ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案パネル等の傾斜角度保持具の一実施例を
示す斜視図。
【図2】使用状態を示す斜視図。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図。
【図4】パネル裏面における異なった位置で組付た状態
を示す側断面図。
【図5】パネル等を壁に付けた場合の使用状態を示す側
断面図。
【図6】開角度ゼロでパネル等を壁に付けた場合の使用
状態を示す側断面図。
【図7】曲げ加工部の変形例を示す部分拡大断面斜視
図。
【符号の説明】
2 パネル等の傾斜角度保持具 4 パネル等 6 パネル裏面 8 飾られる箇所 10 シート状基板 12 一端縁 14 第1曲げ加工部 16 保持片 18 傾斜支持脚 20 位置決め片 22 離型紙付き接着部 24 第2曲げ加工部 26 自由端縁 28 曲り片 34 第3曲げ加工部 44 第4曲げ加工部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル等の裏面に設けられて、机や壁その
    他のパネル等が飾られる箇所に対するパネル等の傾斜角
    度を保持するものであって、 保形性を有するシート状基板と、 このシート状基板の一端縁に沿って設けられる第1曲げ
    加工部を介してシート状基板に対して所望角度で傾斜
    し、パネル等の裏面に接着される保持片と、 この保持片に直交する方向において前記シート状基板に
    切り込みされ第2曲げ加工部を介して前記シート状基板
    に対して所望角度で傾斜する傾斜支持脚と、 この傾斜支持脚の自由端側に設けられた第3曲げ加工部
    を介して前記支持脚の傾斜に応じて傾斜しかつパネル等
    の裏面に接着されてこの傾斜支持脚のパネル等に対する
    位置決めをする位置決め片と、 からなるパネル等の傾斜角度保持具。
  2. 【請求項2】保持片が形成されている端部と対向する他
    の端部に、第4曲げ加工部を介してシート状基板に対し
    て所望角度で傾斜し飾られる箇所に接着する曲り片が形
    成されてなる請求項1記載のパネル等の傾斜角度保持
    具。
JP1992041216U 1992-06-16 1992-06-16 パネル等の傾斜角度保持具 Expired - Lifetime JP2589230Y2 (ja)

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