JPH08262923A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH08262923A
JPH08262923A JP9036295A JP9036295A JPH08262923A JP H08262923 A JPH08262923 A JP H08262923A JP 9036295 A JP9036295 A JP 9036295A JP 9036295 A JP9036295 A JP 9036295A JP H08262923 A JPH08262923 A JP H08262923A
Authority
JP
Japan
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heater
cpu
temperature
energization
comparator
Prior art date
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JP9036295A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Endo
洋之 遠藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUが制御不能状態になってヒータが異常
高温を持続してしまう事態を防止できるヒータ制御手段
を備えた記録装置を提供する。 【構成】 記録紙に形成された画像を熱定着または乾燥
させる手段を有する記録装置において、熱定着または乾
燥させるためのヒータ3と、上記ヒータ3への通電を制
御するCPU11と、上記CPU11がヒータ3への通電を
制御できなくなったとき、ヒータ3近傍の異常高温を検
知するコンパレータ12と、上記コンパレータ12によって
異常高温が検知されると以後検出温度に係りなくヒータ
3への通電を停止する強制ヒータ断回路13とを備え、強
制ヒータ断回路13内に、カウンタ15を備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置や複写
機などに用いられる熱定着部を有する電子写真方式の記
録装置や記録紙上のインクを乾燥させる乾燥手段を有す
る記録装置に関し、特に熱定着または乾燥させるための
ヒータを制御するCPUが制御不能状態になってヒータ
が異常高温を持続してしまう事態を防止できるヒータ制
御手段を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の記録装置では、例
えば、CPUの制御により定着部の温度を予熱温度に保
持したり、定着温度に保持していた。つまり、定着部の
温度をサーミスタなどを使用してアナログ電圧として検
出し、それをAD変換器でディジタル値に変換し、CP
Uがそのディジタル値を取得し、予熱温度あるいは定着
温度などに保持されるように、上記温度より高くなれば
CPUの指示によりヒータへの通電を停止し、低くなれ
ば通電を再開するように制御していた。ところが、CP
Uではプログラムが暴走するなど、ヒータを制御できな
い事態が発生することがある。そのような場合、定着部
の温度が異常に高温になってもヒータへの通電が停止さ
れないので発煙に至るような事態にもなる。
【0003】そのため、図8に示すようにCPUの他に
コンパレータ12aを備え、CPU11aがヒータ制御不能
状態になって異常高温になったときはその異常高温を上
記コンパレータ12aで検出し、それによりヒータへの通
電を停止させる手段を備えたファクシミリ装置などが提
供されるに至っている。なお図8において、Vccは電源
電圧であり、定着部の温度はサーミスタ14aで検出さ
れ、検出された温度に対応したアナログ値はCPU11a
内のAD変換器17bでディジタル値に変換される。また
コンパレータ12aは異常高温検出時に出力がLowにな
りヒータにはANDゲート16aの出力がHighのとき
通電される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コンパレータを備えた従来技術では、コンパレータが異
常高温を検出するとヒータへの通電が停止され、そのた
めヒータの温度が異常高温より少し低下するとコンパレ
ータの出力は反転するので、再びヒータへの通電が行わ
れ、したがってヒータの温度は異常高温に近い温度に保
持される。なお上記において、コンパレータが異常高温
と判定する温度を前記定着温度よりも低く設定すること
ができないのは、仮にそのようにすると、CPUが正常
動作しているときでも、コンパレータが定着温度よりも
低い温度を検出するとヒータへの通電を停止してしまう
のでCPUがヒータを定着温度に保持することができな
くなってしまうからである。
【0005】
【発明の目的】したがって、本発明は、上記のような従
来技術の問題を解決するためになされたものであり、そ
の目的は熱定着または乾燥させるためのヒータを制御す
るCPUが制御不能状態になってヒータが異常高温を持
続してしまう事態を防止できるヒータ制御手段を備えた
記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
第1の手段として、記録紙に形成された画像を熱定着ま
たは乾燥させる手段を有する記録装置において、熱定着
または乾燥させるためのヒータと、上記ヒータへの通電
を制御するCPUと、上記CPUがヒータへの通電を制
御できなくなったとき、ヒータ近傍の異常高温を検知す
るコンパレータと、上記コンパレータによって異常高温
が検知されると以後検出温度に係りなくヒータへの通電
を停止する強制ヒータ断回路とを備えた構成にしたこと
を特徴とする。第2の手段として、上記第1の手段にお
いて、強制ヒータ断回路内に、カウンタを備えた構成に
したことを特徴とする。第3の手段として、記録紙に形
成された画像を熱定着または乾燥させる手段を有する記
録装置において、熱定着または乾燥させるためのヒータ
と、上記ヒータの通電を制御するCPUと、上記CPU
がヒータへの通電を制御できなくなったとき、ヒータ近
傍の異常高温を検知するコンパレータと、上記コンパレ
ータによって異常高温が検知されると以後ヒータ近傍の
温度が上記異常高温よりも低い所定温度になるように制
御する検出温度低下回路とを備えた構成にしたことを特
徴とする。第4の手段として、記録紙に形成された画像
を熱定着または乾燥させる手段を有する記録装置におい
て、熱定着または乾燥させるためのヒータと、上記ヒー
タの通電を制御するCPUと、上記CPUがヒータへの
通電を制御できなくなったとき、ヒータ近傍の異常高温
を検知するコンパレータと、上記コンパレータが異常高
温を検知したとき上記ヒータの通電を制御するスレーブ
CPUとを備えた構成にしたことを特徴とする。第5の
手段として、第4の手段において、スレーブCPUがヒ
ータ制御を開始後、CPUをリセットする構成にしたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成したので、第1の手段では、
CPUがヒータへの通電を制御できなくなり、ヒータ近
傍が異常高温になると、ヒータへの通電が持続的に停止
され、ヒータ近傍の温度が下がる。第2の手段では、異
常高温状態が確実に発生しているとき、ヒータへの通電
が持続的に停止される。第3の手段では、CPUがヒー
タへの通電を制御できなくなり、ヒータ近傍が異常高温
になると、ヒータ近傍の温度を異常高温よりも低い所定
温度に保持できる。第4の手段では、CPUがヒータへ
の通電を制御できなくなり、ヒータ近傍が異常高温にな
ると、スレーブCPUによってヒータ近傍の温度を制御
できる。第5の手段では、上記に加えて、CPUを正常
状態に戻すことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図2は本発明の第1の実施例を示す記録装置要
部の構成ブロック図である。上記記録装置は、例えば電
子写真方式の記録部、および図2に示すようなヒータ3
を有する定着部2を備えている。この定着部2は、記録
紙上に形成されたトナー画像を熱定着する。上記ヒータ
3近傍の温度は、図2に示すようなヒータ制御部1によ
って、図3に示すような予熱温度あるいは定着温度など
に保持される。上記定着温度とは記録紙上に形成された
トナー画像を熱定着する際の定着部2の温度であり、図
3に示すように、予熱温度に保持されていた定着部2の
温度を、記録開始と共に上記定着温度へ立上げる。な
お、記録開始に先立ち、電源投入直後から予熱温度に立
上げておくのは、記録開始から定着温度に達するまでの
時間、つまり定着立上げ時間を短縮するためである。
【0009】図1は図2に示したヒータ制御部1の詳細
を示す構成ブロック図である。図1に示すように、ヒー
タ制御部1は、ヒータ3への通電を、内蔵するプログラ
ムに基づいて制御するCPU11、サーミスタ14によって
検出される定着部温度(ヒータ近傍の温度)に基づいて
所定の異常高温を検知するコンパレータ12、上記コンパ
レータ12が異常高温を検出したとき、以後検出温度に係
りなく強制的にヒータ3への通電を遮断する強制ヒータ
断回路13を備えている。
【0010】なお、上記CPU11はヒータ制御にとどま
らず記録装置の各部の制御も行っている。また、CPU
11は図1に示すようにAD変換器17を備えている。この
AD変換器17はサーミスタ14によって検出された温度に
対応してCPU11に入力されたアナログ電圧をディジタ
ル値に変換する。また、強制ヒータ断回路13はカウンタ
15およびANDゲート16などを備えている。
【0011】図4は上記ヒータ制御部1の動作を示す動
作フロー図である。以下、図1〜図4に従って、上記実
施例の動作を説明する。図1に示すサーミスタ14は定着
部2に設けられており、サーミスタ周囲温度が高温であ
ればサーミスタは低抵抗値を示し、周囲温度が低温であ
れば高抵抗値を示す。したがって、電源電圧Vccがサー
ミスタ抵抗とR1で分割される図1のA点の電圧は、定
着部2の温度が高温なら高い電圧、低温なら低い電圧に
なる。こうして、A点には定着部2の温度に対応した電
圧が現われる。
【0012】A点の電圧は抵抗R2およびR3によって
適切なアナログ電圧値Bまで小さくされ、CPU11内の
AD変換器17に入力され、ここでディジタル値に変換さ
れる。予熱状態にあるとき、CPU11はこのディジタル
値を予熱温度に対応したaなる値と比較する(S1)。
そして、AD変換器17の出力がaより大きければCPU
11の出力cをLowレベルにする。そうするとANDゲ
ート16の出力はLowレベルになり、このときヒータ3
への通電は停止(オフ)状態になる(S2)。
【0013】それに対して、AD変換器17の出力がaよ
り大きくなければCPU11の出力cは「High」とな
り、そのときANDゲート16の3入力は全て「Hig
h」になるので、ヒータ3への通電が行われる(S
3)。CPU11の制御によって記録が開始されない限り
(S4)、上記の動作がくり返され、図3に示すように
ほぼ予熱温度に保持される。
【0014】上記のような予熱状態にあるとき、CPU
11によって記録が開始されると( S4) 、CPU11はA
D変換出力値に関係なく出力cをHighレベルにして
ヒータ3への通電を持続させる(S5)。これにより定
着部2の温度は図3に示すように上昇し、やがてAD変
換器17の出力が定着温度に対応したbなる値より大きく
なる(S6)。そうすると、CPU11は出力cをLow
レベルにし、ヒータ3への通電を停止させる(S7)。
【0015】なお、コンパレータ12は入力dよりも入力
eが大きいとき出力fが「Low」になるが、R4、R
5、R6、R7は定着部2の温度が所定の異常高温に達
したとき入力dよりも入力eが大きくなるように設定さ
れている。したがって、上記のように定着温度を超えた
ときヒータ3への通電が停止される限り、コンパレータ
12の出力fは常に「High」であり、カウンタ15の出
力gは常に「Low」である。こうして、記録中(S
9)、CPU11の動作が正常な限り、カウンタ出力gが
「Low」なので(S10)、その「Low」出力が反転
されてANDゲート16に入力され、AD変換器17の出
力がbより低くなるとCPU11はヒータ3への通電を行
い(S8)、bより高くなるとヒータ3への通電を停止
させる(S7)動作をくり返し、定着部2はほぼ定着温
度に保持される(図3参照)。
【0016】ところが、CPU11のプログラムが暴走な
どすることにより定着部2の温度が定着温度を越えたに
もかかわらずCPU11の出力cがHighレベルを持続
すると、ヒータ3への通電が持続するので、定着部2の
温度は定着温度を超えて上昇する(図3参照)。そし
て、コンパレータ12の入力dよりも入力eの方が高くな
るので、出力fは「Low」になり、それによりAND
ゲート16の一つの入力が「Low」になるので、ヒータ
3への通電が停止される。
【0017】これにより定着部2の温度は低下する。そ
うするとコンパレータ12の入力dよりも入力eの方が低
くなり、出力fは「High」になり、この出力fの立
上りでカウンタの値が1増加する。また、出力fの「h
igh」によりヒータ3は再び通電されるので定着部2
の温度が上昇し、再びコンパレータ12の出力fが「Lo
w」になり、ヒータ3への通電が停止される。
【0018】上記の動作がくり返され、図3に示すよう
に定着部2の温度はほぼ所定の異常高温に保持される。
そして、カウンタ15の値はコンパレータ12の出力fが
「Low」から「High」になる度毎に1増加し、や
がてカウンタ15の値がnに達するとカウンタ出力gが
「High」になり(S10)、それに対応するANDゲ
ート16の入力が「Low」になり、ヒータ3への通電は
停止される(S11)。そうすると、定着部2の温度が低
下し、コンパレータ12の出力fは「High」になる
が、カウンタ出力gが「High」のままなのでヒータ
3の通電停止状態は持続し、図3に示すように、予熱温
度よりもさらに低い温度まで低下する。つまり、カウン
タ15を有する強制ヒータ断回路13によって、定着部2の
温度に関係なくヒータ3への通電は停止され続ける。
【0019】なお上記において、カウンタ15は単にヒー
タ3を強制的に通電遮断状態にするだけでなく、雑音な
どによってコンパレータ12の出力fが1度だけ「Lo
w」状態になったとき誤って強制ヒータ断状態にならな
いようにする働きも有している。つまり、複数回(n
回)もコンパレータ12の入力eに高いレベルが現われれ
ばもはや雑音ではないと判断するわけである。
【0020】カウンタ15の出力hがCPU11に入力され
ているが、これも雑音対策の一つである。つまり、長い
間には雑音によってカウンタ15の値がnに達する可能性
があるので、nに達する前に、例えばn/2なる値に達
したとき「High」になる出力hをCPU11が認知す
ると、CPU11がカウンタ15に対しリセット信号rを出
してカウンタ15の値を0に戻すわけである。なお、CP
U異常時に上記hはCPU11によって認知されないので
カウンタ15のリセットは行われず、カウンタ15の値がn
に達すると前記のように出力gが「High」になり強
制ヒータ断が実行される。上記カウンタ15は、システム
リセット時もCPU11によるリセット信号rによりリセ
ットされる。例えば、このシステムリセットは電源投入
時や、CPU11を異常状態から回復させるための利用者
によるリセットキー押下などによって行われる。
【0021】図5は本発明の第2の実施例を示すヒータ
制御部1aの構成ブロック図である。第1の実施例では
カウンタ15の出力gをANDゲート16に入力させていた
のに対して、この第2 の実施例ではカウンタ15に代るフ
リップフロップ19の出力jによりトランジスタ18aを制
御する。図5に示すように、直列に接続されたR8とト
ランジスタ18aで構成される検出温度低下回路18がR6
と並列に接続されているので、コンパレータ12が異常高
温を検知して出力fが「Low」になった後の立上り
で、フリップフロップ19の出力jが「High」になり
トランジスタ18aがオン状態になると、コンパレータ12
の入力dのレベルが低くなり、したがって定着部2の温
度を前記異常高温よりも低い所定温度に保持する。な
お、雑音対策として、コンパレータ12の立上がりでカウ
ントアップされるカウンタをフリップフロップ19の前段
に備えてもよい。
【0022】図6は本発明の第3の実施例を示すヒータ
制御部1bの構成ブロック図である。この第3の実施例
では、AD変換器17aを有するスレーブCPU20を備
え、カウンタ15の出力gのレベルを取得し、そのレベル
が「High」になると、出力kによりCPU11に代っ
てヒータ3の通電を制御する。AD変換器17aを備えて
いるので、定着部(ヒータ近傍)の温度を所望の温度に
保持することができる。なお、スレーブCPU20は記録
装置の他の部分の制御も行える。
【0023】図6に示すCPU11のリセット信号mは設
ける実施例と設けない実施例が可能である。このような
信号mを設ければCPU11が暴走などを起したとき、C
PU11を初期状態に戻すことができる。図7に上記CP
U11のリセット信号mを設けた場合の実施例の動作フロ
ーを示す。図7のS9に至るフローは図4のS9に至る場
合と同じである。CPU11の暴走などにより、異常高温
が発生し、カウンタ15の出力gが「High」になると
(S21)、スレーブCPU20が上記出力gのHighレ
ベルを取得し(S22)、AD変換器17aを介して入力さ
れる値に従って、CPU11に代りヒータ制御を行う(S
23)。また、CPU11をリセットして初期状態に戻す
(S24)。 以上、記録装置が電子写真方式の場合で説
明したが、インクによって記録紙上に画像を形成する方
式の記録装置にも本発明を実施することが可能である。
この場合、ヒータ3は記録紙上のインク画像を乾燥させ
るのに使用される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、CPUがヒータへの通電を制御できなくなり、
ヒータ近傍が異常高温になると、ヒータへの通電が持続
的に停止され、ヒータ近傍の温度が下がるので、異常高
温の持続による様々な弊害を防止できる。第2に、強制
ヒータ断回路にカウンタを備えた構成では、異常高温状
態が確実に発生しているとき、ヒータへの通電が持続的
に停止されるので、上記第1の効果が得られ、且つ雑音
などを異常高温状態と判断して強制ヒータ断状態にする
ことがない。
【0025】第3に、CPUがヒータへの通電を制御で
きなくなり、ヒータ近傍が異常高温になると、ヒータ近
傍の温度を異常高温よりも低い所定温度に保持できるよ
うにした構成では、上記所定温度を例えば予熱温度に設
定することにより、異常高温の持続による様々な弊害を
防止できるだけでなく、正常状態への復帰後ただちに記
録を行える。また、CPUがヒータへの通電を制御でき
なくなり、ヒータ近傍が異常高温になると、スレーブC
PUによってヒータ近傍の温度を制御できるようにした
構成でも、同様の効果が得られる。第4に、CPUを正
常状態に戻すことができるようにした構成では、人手を
わずらわせずに正常状態に復帰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記録装置のヒータ制御
部の構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す記録装置要部の構成ブ
ロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示す記録装置要部の温度制
御の説明図である。
【図4】本発明の一実施例を示す記録装置要部の動作フ
ロー図である。
【図5】本発明の一実施例を示す記録装置の他のヒータ
制御部の構成ブロック図である。
【図6】本発明の一実施例を示す記録装置の他のヒータ
制御部の構成ブロック図である。
【図7】本発明の一実施例を示す記録装置要部の他の動
作フロー図である。
【図8】従来技術の一例を示す記録装置のヒータ制御部
の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…ヒータ制御部、2…定着部、3…ヒータ、11…CP
U、12…コンパレータ、13…強制ヒータ断回路、14…サ
ーミスタ、15…カウンタ、18…検出温度低下回路、20…
スレーブCPU。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に形成された画像を熱定着または
    乾燥させる手段を有する記録装置であって、熱定着また
    は乾燥させるためのヒータと、上記ヒータへの通電を制
    御するCPUと、上記CPUが上記ヒータへの通電を制
    御できなくなったとき、上記ヒータ近傍の異常高温を検
    知するコンパレータと、上記コンパレータによって異常
    高温が検知されたあとは、検出温度に係りなく上記ヒー
    タへの通電を停止する強制ヒータ断回路とを備えたこと
    を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記強制ヒータ断回路内に、カウンタを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 記録紙に形成された画像を熱定着または
    乾燥させる手段を有する記録装置であって、熱定着また
    は乾燥させるためのヒータと、上記ヒータの通電を制御
    するCPUと、上記CPUが上記ヒータへの通電を制御
    できなくなったとき、上記ヒータ近傍の異常高温を検知
    するコンパレータと、上記コンパレータによって異常高
    温が検知されると以後ヒータ近傍の温度が上記異常高温
    よりも低い所定温度になるように制御する検出温度低下
    回路とを備えたことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 記録紙に形成された画像を熱定着または
    乾燥させる手段を有する記録装置であって、熱定着また
    は乾燥させるためのヒータと、上記ヒータの通電を制御
    するCPUと、上記CPUが上記ヒータへの通電を制御
    できなくなったとき、ヒータ近傍の異常高温を検知する
    コンパレータと、上記コンパレータが異常高温を検知し
    たとき上記ヒータの通電を制御するスレーブCPUとを
    備えたことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 上記スレーブCPUがヒータ制御を開始
    後、上記CPUをリセットすることを特徴とする請求項
    4の記録装置。
JP9036295A 1995-03-23 1995-03-23 記録装置 Pending JPH08262923A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199335B2 (en) 2004-05-07 2007-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Heat fusing apparatus, method of controlling same and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199335B2 (en) 2004-05-07 2007-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Heat fusing apparatus, method of controlling same and image forming apparatus

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