JPH08262331A - ファインダー装置及びそれを用いた撮影装置 - Google Patents
ファインダー装置及びそれを用いた撮影装置Info
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- JPH08262331A JPH08262331A JP9310695A JP9310695A JPH08262331A JP H08262331 A JPH08262331 A JP H08262331A JP 9310695 A JP9310695 A JP 9310695A JP 9310695 A JP9310695 A JP 9310695A JP H08262331 A JPH08262331 A JP H08262331A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像素子の有効面の大きさに対応した大きさ
のファインダー視野開口と表示用開口部を有したファイ
ンダー視野マスクを用いてファインダー像及びファイン
ダー情報の観察を行ったファインダー装置及びそれを用
いた撮影装置を得ること。 【構成】 撮影レンズによってピント板上に形成された
ファインダー像に基づくファインダー光束が通過するフ
ァインダー視野開口と該ピント板近傍に設けた表示素子
で表示したファインダー情報に基づく光束を通過させる
表示用開口部とを設けたファインダー視野マスクそして
該表示素子で表示したファインダー情報からの光束を該
表示用開口部に導光する導光素子を該撮影レンズの結像
面に設けた撮像素子の有効面の大きさに対応させて設け
て該ファインダー像とファインダー情報を接眼レンズを
介して観察すること。
のファインダー視野開口と表示用開口部を有したファイ
ンダー視野マスクを用いてファインダー像及びファイン
ダー情報の観察を行ったファインダー装置及びそれを用
いた撮影装置を得ること。 【構成】 撮影レンズによってピント板上に形成された
ファインダー像に基づくファインダー光束が通過するフ
ァインダー視野開口と該ピント板近傍に設けた表示素子
で表示したファインダー情報に基づく光束を通過させる
表示用開口部とを設けたファインダー視野マスクそして
該表示素子で表示したファインダー情報からの光束を該
表示用開口部に導光する導光素子を該撮影レンズの結像
面に設けた撮像素子の有効面の大きさに対応させて設け
て該ファインダー像とファインダー情報を接眼レンズを
介して観察すること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は銀塩フィルム用の写真用
カメラやＣＣＤ用のビデオカメラ等に好適なファインダ
ー装置及びそれを用いた撮影装置に関し、特に撮像手段
の変更に伴ってファインダー像を観察する為のファイン
ダー視野開口の開口寸法及びファインダー視野開口に近
接表示するファインダー情報の表示位置を適切に変更
し、ファインダー像とファインダー情報の双方の観察を
良好に行ったものである。
カメラやＣＣＤ用のビデオカメラ等に好適なファインダ
ー装置及びそれを用いた撮影装置に関し、特に撮像手段
の変更に伴ってファインダー像を観察する為のファイン
ダー視野開口の開口寸法及びファインダー視野開口に近
接表示するファインダー情報の表示位置を適切に変更
し、ファインダー像とファインダー情報の双方の観察を
良好に行ったものである。
【０００２】
【従来の技術】撮影装置で使用される撮影画面サイズ
は、通常、受像手段となるフィルムや撮像素子の有効面
の大きさによって決まる。従来よりそれに備えられるフ
ァインダー装置においては、その撮影画面の略全域が観
察できると同時に大きなファインダーの倍率の得られる
ものが要求されている。
は、通常、受像手段となるフィルムや撮像素子の有効面
の大きさによって決まる。従来よりそれに備えられるフ
ァインダー装置においては、その撮影画面の略全域が観
察できると同時に大きなファインダーの倍率の得られる
ものが要求されている。
【０００３】近年、ＣＣＤ等の電気的な撮像素子の発展
は目覚ましく、その受像解像度の向上によって従来か
ら、ある化学的受像体であるフィルム（銀塩フィルム）
を用いる撮影装置に電気的な撮像素子を組込みシステム
の共通化を行ったものが種々と提案されている。
は目覚ましく、その受像解像度の向上によって従来か
ら、ある化学的受像体であるフィルム（銀塩フィルム）
を用いる撮影装置に電気的な撮像素子を組込みシステム
の共通化を行ったものが種々と提案されている。
【０００４】フィルムを用いる撮影装置そのものの共有
や、撮影レンズシステムの共有は利用者である撮影者の
所有する装置の重複を回避し、又開発提供する側には開
発費の有効利用によって安価なシステムを提供できると
いう長所がある。
や、撮影レンズシステムの共有は利用者である撮影者の
所有する装置の重複を回避し、又開発提供する側には開
発費の有効利用によって安価なシステムを提供できると
いう長所がある。
【０００５】撮影装置の共通化を行う場合、一般に受像
手段であるフィルムとＣＣＤ等の電気的な撮像素子とは
その有効面の大きさが異なっている。即ち、撮影画面サ
イズが異なっている。
手段であるフィルムとＣＣＤ等の電気的な撮像素子とは
その有効面の大きさが異なっている。即ち、撮影画面サ
イズが異なっている。
【０００６】そこで従来は撮影レンズと受像手段の間に
撮影倍率変換光学系を挿入し、撮影範囲を同一にし、又
異なる撮影範囲に合わせるようにファインダー視野を制
限し、ファインダー視野率を撮影範囲に合わせるように
した撮影装置が提案されている。
撮影倍率変換光学系を挿入し、撮影範囲を同一にし、又
異なる撮影範囲に合わせるようにファインダー視野を制
限し、ファインダー視野率を撮影範囲に合わせるように
した撮影装置が提案されている。
【０００７】写真用カメラやビデオカメラ等の撮影装置
では、銀塩フィルムやＣＣＤ等の撮像手段の有効面の形
状及び大きさに対応してファインダー視野マスクのファ
インダー視野（ファインダー視野開口）が設定されてい
る。又ファインダー情報はファインダー視野開口の側方
に近接配置した表示用開口部を介してファインダー像と
共に観察するようにしている。
では、銀塩フィルムやＣＣＤ等の撮像手段の有効面の形
状及び大きさに対応してファインダー視野マスクのファ
インダー視野（ファインダー視野開口）が設定されてい
る。又ファインダー情報はファインダー視野開口の側方
に近接配置した表示用開口部を介してファインダー像と
共に観察するようにしている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】撮像素子の撮影画面サ
イズが異なる場合に撮影レンズと受像手段の間に撮影倍
率変換光学系を挿入し、受像手段の大きさによらず撮影
範囲を同一にする方式を用いたシステムは撮影倍率変換
光学系が巨大になり、撮影装置そのもののシステムの共
有が難しくなり、又撮影倍率変換光学系の制約から撮影
レンズシステムの使用に制限が生じてきて、システムの
共通化による利便が大幅に損なわれるという欠点があ
る。又異なる撮像手段の画面サイズに合わせファインダ
ー視野を制限し、ファインダー視野率を撮影画面サイズ
に合わせるようにしたファインダー装置は撮影装置や撮
影レンズシステムの共有化が容易となる。
イズが異なる場合に撮影レンズと受像手段の間に撮影倍
率変換光学系を挿入し、受像手段の大きさによらず撮影
範囲を同一にする方式を用いたシステムは撮影倍率変換
光学系が巨大になり、撮影装置そのもののシステムの共
有が難しくなり、又撮影倍率変換光学系の制約から撮影
レンズシステムの使用に制限が生じてきて、システムの
共通化による利便が大幅に損なわれるという欠点があ
る。又異なる撮像手段の画面サイズに合わせファインダ
ー視野を制限し、ファインダー視野率を撮影画面サイズ
に合わせるようにしたファインダー装置は撮影装置や撮
影レンズシステムの共有化が容易となる。
【０００９】しかしながらファインダー像の観察として
好ましい２つの要件である撮影画面の略全域を見渡せる
割合を示すファインダー視野率と大きなファインダー倍
率の確保が困難となる。このような撮影装置において
は、一般にファインダー視野の近傍外郭に絞り値やシャ
ッタースピード等のファインダー情報（撮影情報）を表
示するファインダー情報表示手段が組み込まれている。
好ましい２つの要件である撮影画面の略全域を見渡せる
割合を示すファインダー視野率と大きなファインダー倍
率の確保が困難となる。このような撮影装置において
は、一般にファインダー視野の近傍外郭に絞り値やシャ
ッタースピード等のファインダー情報（撮影情報）を表
示するファインダー情報表示手段が組み込まれている。
【００１０】ファインダー視野を制限し、ファインダー
視野率を撮影画面サイズに合わせるようにしたファイン
ダー装置においてはファインダー視野の近傍にあるべき
ファインダー情報がファインダー視野の制限時にはファ
インダー視野から大きく離れて表示されてしまい、撮影
者には観察上、大変煩わしいという問題点があった。
視野率を撮影画面サイズに合わせるようにしたファイン
ダー装置においてはファインダー視野の近傍にあるべき
ファインダー情報がファインダー視野の制限時にはファ
インダー視野から大きく離れて表示されてしまい、撮影
者には観察上、大変煩わしいという問題点があった。
【００１１】本発明は、撮影装置として有効画面寸法の
異なった撮像手段を用いたときであってもそれに応じた
大きさのファインダー像観察用のファインダー視野開口
とファインダー情報観察用の表示用開口部とを有するフ
ァインダー視野マスク、そして表示素子に表示されたフ
ァインダー情報を所定位置に適切に導光する導光素子と
を用いることによりファインダー像とファインダー情報
とを近接観察できるようにしたファインダー装置及びそ
れを用いた撮影装置の提供を目的とする。
異なった撮像手段を用いたときであってもそれに応じた
大きさのファインダー像観察用のファインダー視野開口
とファインダー情報観察用の表示用開口部とを有するフ
ァインダー視野マスク、そして表示素子に表示されたフ
ァインダー情報を所定位置に適切に導光する導光素子と
を用いることによりファインダー像とファインダー情報
とを近接観察できるようにしたファインダー装置及びそ
れを用いた撮影装置の提供を目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明のファインダー装
置は、 （１−１）撮影レンズによってピント板上に形成された
ファインダー像に基づくファインダー光束が通過するフ
ァインダー視野開口と該ピント板近傍に設けた表示素子
で表示したファインダー情報に基づく光束を通過させる
表示用開口部とを設けたファインダー視野マスクそして
該表示素子で表示したファインダー情報からの光束を該
表示用開口部に導光する導光素子を該撮影レンズの結像
面に設けた撮像素子の有効面の大きさに対応させて設け
て該ファインダー像とファインダー情報を接眼レンズを
介して観察することを特徴としている。
置は、 （１−１）撮影レンズによってピント板上に形成された
ファインダー像に基づくファインダー光束が通過するフ
ァインダー視野開口と該ピント板近傍に設けた表示素子
で表示したファインダー情報に基づく光束を通過させる
表示用開口部とを設けたファインダー視野マスクそして
該表示素子で表示したファインダー情報からの光束を該
表示用開口部に導光する導光素子を該撮影レンズの結像
面に設けた撮像素子の有効面の大きさに対応させて設け
て該ファインダー像とファインダー情報を接眼レンズを
介して観察することを特徴としている。
【００１３】特に、前記接眼レンズの一部に前記ピント
板上に形成したファインダー像のファインダー倍率を変
える為の拡大レンズを着脱可能に設けていることや、前
記拡大レンズは前記接眼レンズ側から正レンズと負レン
ズから成る正の屈折力の前群と１枚の負レンズより成る
後群から成っていること等を特徴としている。
板上に形成したファインダー像のファインダー倍率を変
える為の拡大レンズを着脱可能に設けていることや、前
記拡大レンズは前記接眼レンズ側から正レンズと負レン
ズから成る正の屈折力の前群と１枚の負レンズより成る
後群から成っていること等を特徴としている。
【００１４】（１−２）ファインダー像を観察する為の
ファインダー視野開口Ａ１と表示素子で表示したファイ
ンダー情報を観察する為の表示用開口部Ａ２とを設けた
ファインダー視野マスクＡ３そして該表示素子で表示し
たファインダー情報からの光束を該表示用開口部Ａ２に
導光する為の導光素子Ａ４とを有し、該ファインダー像
とファインダー情報を接眼レンズを介して観察する際、
該ファインダー視野マスクＡ３を該ファインダー視野開
口Ａ１と異なる寸法のファインダー視野開口Ｂ１を有す
るファインダー視野マスクＢ３と交換するときには該導
光素子Ａ４をそれと異なる寸法の導光素子Ｂ４に交換し
てファインダー情報がファインダー像に近接して観察さ
れるようにしたことを特徴としている。
ファインダー視野開口Ａ１と表示素子で表示したファイ
ンダー情報を観察する為の表示用開口部Ａ２とを設けた
ファインダー視野マスクＡ３そして該表示素子で表示し
たファインダー情報からの光束を該表示用開口部Ａ２に
導光する為の導光素子Ａ４とを有し、該ファインダー像
とファインダー情報を接眼レンズを介して観察する際、
該ファインダー視野マスクＡ３を該ファインダー視野開
口Ａ１と異なる寸法のファインダー視野開口Ｂ１を有す
るファインダー視野マスクＢ３と交換するときには該導
光素子Ａ４をそれと異なる寸法の導光素子Ｂ４に交換し
てファインダー情報がファインダー像に近接して観察さ
れるようにしたことを特徴としている。
【００１５】本発明の撮影装置は、 （２−１）撮影レンズにより物体像を撮像素子とピント
板上に各々結像させる撮影装置において、該撮影レンズ
によってピント板上に形成されたファインダー像に基づ
くファインダー光束が通過するファインダー視野開口と
該ピント板近傍に設けた表示素子で表示したファインダ
ー情報に基づく光束を通過させる表示用開口部とを設け
たファインダー視野マスクそして該表示素子で表示した
ファインダー情報からの光束を該表示用開口部に導光す
る導光素子を該撮影レンズの結像面に設けた撮像素子の
有効面の大きさに対応させて設けて該ファインダー像と
ファインダー情報を接眼レンズを介して観察するファイ
ンダー装置を有していることを特徴としている。
板上に各々結像させる撮影装置において、該撮影レンズ
によってピント板上に形成されたファインダー像に基づ
くファインダー光束が通過するファインダー視野開口と
該ピント板近傍に設けた表示素子で表示したファインダ
ー情報に基づく光束を通過させる表示用開口部とを設け
たファインダー視野マスクそして該表示素子で表示した
ファインダー情報からの光束を該表示用開口部に導光す
る導光素子を該撮影レンズの結像面に設けた撮像素子の
有効面の大きさに対応させて設けて該ファインダー像と
ファインダー情報を接眼レンズを介して観察するファイ
ンダー装置を有していることを特徴としている。
【００１６】特に、前記接眼レンズの一部に前記ピント
板上に形成したファインダー像のファインダー倍率を変
える為の拡大レンズを着脱可能に設けていることや、前
記拡大レンズは前記接眼レンズ側から正レンズと負レン
ズから成る正の屈折力の前群と１枚の負レンズより成る
後群から成っていること等を特徴としている。
板上に形成したファインダー像のファインダー倍率を変
える為の拡大レンズを着脱可能に設けていることや、前
記拡大レンズは前記接眼レンズ側から正レンズと負レン
ズから成る正の屈折力の前群と１枚の負レンズより成る
後群から成っていること等を特徴としている。
【００１７】（２−２）撮影レンズによってピント板上
に形成したファインダー像を観察する為のファインダー
視野開口Ａ１と該ピント板近傍に配置した表示素子で表
示したファインダー情報を観察する為の表示用開口部Ａ
２とを設けたファインダー視野マスクＡ３そして該表示
素子で表示したファインダー情報からの光束を該表示用
開口部Ａ２に導光する為の導光素子Ａ４とを有し、該フ
ァインダー像とファインダー情報を接眼レンズを介して
観察する際、該撮影レンズの結像面に設けた撮像素子の
有効面の大きさに応じて該ファインダー視野マスクＡ３
を該ファインダー視野開口Ａ１と異なる寸法のファイン
ダー視野開口Ｂ１を有するファインダー視野マスクＢ３
と交換するときには該導光素子Ａ４をそれと異なる寸法
の導光素子Ｂ４に交換してファインダー情報がファイン
ダー像に近接して観察されるようにしたことを特徴とし
ている。
に形成したファインダー像を観察する為のファインダー
視野開口Ａ１と該ピント板近傍に配置した表示素子で表
示したファインダー情報を観察する為の表示用開口部Ａ
２とを設けたファインダー視野マスクＡ３そして該表示
素子で表示したファインダー情報からの光束を該表示用
開口部Ａ２に導光する為の導光素子Ａ４とを有し、該フ
ァインダー像とファインダー情報を接眼レンズを介して
観察する際、該撮影レンズの結像面に設けた撮像素子の
有効面の大きさに応じて該ファインダー視野マスクＡ３
を該ファインダー視野開口Ａ１と異なる寸法のファイン
ダー視野開口Ｂ１を有するファインダー視野マスクＢ３
と交換するときには該導光素子Ａ４をそれと異なる寸法
の導光素子Ｂ４に交換してファインダー情報がファイン
ダー像に近接して観察されるようにしたことを特徴とし
ている。
【００１８】本発明のカメラシステムは、 （３−１）撮影レンズが着脱可能でファインダー情報を
ファインダー視野内に表示する表示素子を設けたファイ
ンダー光学系を有するカメラで、第１のカメラはフィル
ムを保持するフィルム保持手段を具え、第２のカメラは
前記フィルムとは画面サイズを異にする固体撮像素子を
具える一方、第１と第２のカメラはファインダー光学系
の主要部を共通とし、カメラ構体の同一位置に配置され
た前記表示素子で表示したファインダー情報をファイン
ダー視野の所定位置に表示する為に前記第１と第２のカ
メラは光路長を異にする導光素子を具えたことを特徴と
している。
ファインダー視野内に表示する表示素子を設けたファイ
ンダー光学系を有するカメラで、第１のカメラはフィル
ムを保持するフィルム保持手段を具え、第２のカメラは
前記フィルムとは画面サイズを異にする固体撮像素子を
具える一方、第１と第２のカメラはファインダー光学系
の主要部を共通とし、カメラ構体の同一位置に配置され
た前記表示素子で表示したファインダー情報をファイン
ダー視野の所定位置に表示する為に前記第１と第２のカ
メラは光路長を異にする導光素子を具えたことを特徴と
している。
【００１９】特に、前記第１と第２のカメラは、ファイ
ンダー光学系の接眼レンズが異なるファインダー倍率を
有することを特徴としている。
ンダー光学系の接眼レンズが異なるファインダー倍率を
有することを特徴としている。
【００２０】
【実施例】図１は本発明の実施例１の要部断面図であ
る。図２は図１のファインダー視野内の説明図である。
本実施例はファインダー装置を撮影装置として一眼レフ
レックスカメラ（第１のカメラ）に適用し、撮像素子と
して、例えば銀塩フィルムを用いた比較的撮像画面の有
効面積が大きなものを用いた場合を示している。
る。図２は図１のファインダー視野内の説明図である。
本実施例はファインダー装置を撮影装置として一眼レフ
レックスカメラ（第１のカメラ）に適用し、撮像素子と
して、例えば銀塩フィルムを用いた比較的撮像画面の有
効面積が大きなものを用いた場合を示している。
【００２１】図中、２は回動可能のクイックリターンミ
ラーであり、撮影レンズ１からの光束を反射してファイ
ンダー系に導いている。ＩＰは撮像素子であり、銀塩フ
ィルムやＣＣＤ等から成っており、撮影レンズ１による
物体像が結像している。
ラーであり、撮影レンズ１からの光束を反射してファイ
ンダー系に導いている。ＩＰは撮像素子であり、銀塩フ
ィルムやＣＣＤ等から成っており、撮影レンズ１による
物体像が結像している。
【００２２】本実施例では撮像素子としてフィルムを用
い、フィルム保持手段（不図示）で保持している。
い、フィルム保持手段（不図示）で保持している。
【００２３】３はピント板（焦点板）であり、その射出
面３ｂには撮影レンズ１による被写体像（ファインダー
像）が結像している。ピント板３の入射面３ａ側にはフ
レネルレンズ（集光レンズ）を設けている。又ピント板
３の射出面３ｂの一部には測距範囲や測光範囲等を示す
情報を、例えば微小プリズム（マイクロプリズム）や金
属膜の蒸着等による反射部材等から構成している。
面３ｂには撮影レンズ１による被写体像（ファインダー
像）が結像している。ピント板３の入射面３ａ側にはフ
レネルレンズ（集光レンズ）を設けている。又ピント板
３の射出面３ｂの一部には測距範囲や測光範囲等を示す
情報を、例えば微小プリズム（マイクロプリズム）や金
属膜の蒸着等による反射部材等から構成している。
【００２４】４はファインダー視野領域を規制する為の
ファインダー視野マスクである。ファインダー視野マス
ク４は撮影レンズ１によりピント板３上に形成したファ
インダー像を観察する為のファインダー視野開口４ａと
後述する表示素子７で表示したファインダー情報を観察
する為の表示用開口部４ｂを有している。
ファインダー視野マスクである。ファインダー視野マス
ク４は撮影レンズ１によりピント板３上に形成したファ
インダー像を観察する為のファインダー視野開口４ａと
後述する表示素子７で表示したファインダー情報を観察
する為の表示用開口部４ｂを有している。
【００２５】５はペンタプリズムであり、ピント板３上
に結像された被写体像及び表示素子７で表示したファイ
ンダー情報の像を正立正像に補正している。６は接眼レ
ンズである。７はＬＥＤや液晶等の表示素子（ファイン
ダー表示素子）、８は表示素子７からの光をファインダ
ーの観察光路内に導く為の内部反射面を有するプリズム
等の導光素子である。ピント板３から接眼レンズ６に至
る各要素はファインダー光学系の一要素を構成してい
る。
に結像された被写体像及び表示素子７で表示したファイ
ンダー情報の像を正立正像に補正している。６は接眼レ
ンズである。７はＬＥＤや液晶等の表示素子（ファイン
ダー表示素子）、８は表示素子７からの光をファインダ
ーの観察光路内に導く為の内部反射面を有するプリズム
等の導光素子である。ピント板３から接眼レンズ６に至
る各要素はファインダー光学系の一要素を構成してい
る。
【００２６】表示素子７で表示されたファインダー情報
からの光を導光素子８の反射面により上方に反射して表
示用開口部４ｂに導光している。そして表示用開口部４
ｂを通過した後にペンタプリズム５内に導き、ペンタプ
リズム５での反射を経て接眼レンズ６に導光している。
からの光を導光素子８の反射面により上方に反射して表
示用開口部４ｂに導光している。そして表示用開口部４
ｂを通過した後にペンタプリズム５内に導き、ペンタプ
リズム５での反射を経て接眼レンズ６に導光している。
【００２７】これにより表示素子７で表示したファイン
ダー情報を図２に示すようにファインダー視野開口４ａ
の下方周辺に近接配置した表示用開口部４ｂに表示して
ファインダー像と共に観察している。
ダー情報を図２に示すようにファインダー視野開口４ａ
の下方周辺に近接配置した表示用開口部４ｂに表示して
ファインダー像と共に観察している。
【００２８】図１の実施例１は比較的、有効面積の大き
な撮像素子を用い、それに対応した図２に示すようなフ
ァインダー視野開口４ａと表示用の開口部４ｂを有した
ファインダー視野マスク４を用いた場合を示している。
な撮像素子を用い、それに対応した図２に示すようなフ
ァインダー視野開口４ａと表示用の開口部４ｂを有した
ファインダー視野マスク４を用いた場合を示している。
【００２９】図３は図１の実施例１において撮像素子と
してＣＣＤ等のように銀塩フィルム（３５ｍｍフィル
ム）に比べて有効面積の小さい撮像素子を用いた撮影装
置（第２のカメラ）に適用した場合を示している。
してＣＣＤ等のように銀塩フィルム（３５ｍｍフィル
ム）に比べて有効面積の小さい撮像素子を用いた撮影装
置（第２のカメラ）に適用した場合を示している。
【００３０】図４は図３のファインダー視野内の説明図
である。図３で用いるファインダー視野マスク４０は撮
像素子の有効画面寸法に対応させ、ファインダー視野開
口４ａに比べて小さな面積のファインダー視野開口４０
ａとそれに近接させた表示用開口部４０ｂとを有してい
る。又導光素子８０は固定の表示素子７で表示したファ
インダー情報をファインダー視野の中心側に近づけた表
示用開口部４０ｂに導光する為にピント板３の中心方向
に長くなった形状の、即ち光路長が異なったプリズムを
用いている。これにより表示素子７の位置を変更しない
で図４に示すようにファインダー視野開口４０ａの下方
に近接させて表示素子７で表示したファインダー情報を
ファインダー像と共に近接して観察できるようにしてい
る。
である。図３で用いるファインダー視野マスク４０は撮
像素子の有効画面寸法に対応させ、ファインダー視野開
口４ａに比べて小さな面積のファインダー視野開口４０
ａとそれに近接させた表示用開口部４０ｂとを有してい
る。又導光素子８０は固定の表示素子７で表示したファ
インダー情報をファインダー視野の中心側に近づけた表
示用開口部４０ｂに導光する為にピント板３の中心方向
に長くなった形状の、即ち光路長が異なったプリズムを
用いている。これにより表示素子７の位置を変更しない
で図４に示すようにファインダー視野開口４０ａの下方
に近接させて表示素子７で表示したファインダー情報を
ファインダー像と共に近接して観察できるようにしてい
る。
【００３１】尚、本実施例において表示素子７で表示さ
れたファインダー情報とピント板３上のファインダー像
との視度は、あまり変化しない為に導光素子８０に屈折
力を与えていないが、視度が大きくずれるときには導光
素子８０の少なくとも１つの面に屈折力の曲面（球面や
非球面）を与えて構成するのが良い。
れたファインダー情報とピント板３上のファインダー像
との視度は、あまり変化しない為に導光素子８０に屈折
力を与えていないが、視度が大きくずれるときには導光
素子８０の少なくとも１つの面に屈折力の曲面（球面や
非球面）を与えて構成するのが良い。
【００３２】一般のファインダー装置におけるファイン
ダー視野は撮像素子で撮像される画面サイズを過不足な
く観察できるのが理想的である。
ダー視野は撮像素子で撮像される画面サイズを過不足な
く観察できるのが理想的である。
【００３３】図３におけるファインダー視野マスク４０
は図１のファインダー視野マスク４に比べ、ファインダ
ー光束が透過するファインダー視野開口４０ａは縮小さ
れ、又ファインダー情報の表示光束が透過する表示用開
口部４０ｂはファインダー視野中心に、より近づけて配
置されている。
は図１のファインダー視野マスク４に比べ、ファインダ
ー光束が透過するファインダー視野開口４０ａは縮小さ
れ、又ファインダー情報の表示光束が透過する表示用開
口部４０ｂはファインダー視野中心に、より近づけて配
置されている。
【００３４】そこで本実施例では表示素子７からの表示
光束を観察光路内に導く為の導光素子８０を同図に示す
ような形状とし、表示素子８０からの表示光束がペンタ
プリズム５に入射する位置もファインダー視野中心に近
づけている。
光束を観察光路内に導く為の導光素子８０を同図に示す
ような形状とし、表示素子８０からの表示光束がペンタ
プリズム５に入射する位置もファインダー視野中心に近
づけている。
【００３５】本実施例では以上のような構成をとること
により表示素子７の位置を変えることなくファインダー
視野領域の所望の位置にファインダー情報を表示するこ
とができるようにしている。尚、図３においては導光素
子８０としてプリズムを使用した場合を示しているが、
これ以外にファイバーを用い、その長さを適宜調節した
り、複数のミラーを配置し、その相対位置関係を変化さ
せて導光素子８０からペンタプリズム５の下面に表示光
束が入射する位置を変化させるようにしても良い。
により表示素子７の位置を変えることなくファインダー
視野領域の所望の位置にファインダー情報を表示するこ
とができるようにしている。尚、図３においては導光素
子８０としてプリズムを使用した場合を示しているが、
これ以外にファイバーを用い、その長さを適宜調節した
り、複数のミラーを配置し、その相対位置関係を変化さ
せて導光素子８０からペンタプリズム５の下面に表示光
束が入射する位置を変化させるようにしても良い。
【００３６】撮影装置に用いるファインダー系の光学特
性として望まれるものにファインダー視野が小さい場合
には接眼レンズのファインダー倍率を大きくし、ファイ
ンダー視野を拡大させて見やすくすることがある。
性として望まれるものにファインダー視野が小さい場合
には接眼レンズのファインダー倍率を大きくし、ファイ
ンダー視野を拡大させて見やすくすることがある。
【００３７】そこで本実施例では図５に示すように図３
の構成において接眼レンズ６の後方に拡大レンズ９を着
脱可能に付加し、ファインダー倍率を拡大させている。
の構成において接眼レンズ６の後方に拡大レンズ９を着
脱可能に付加し、ファインダー倍率を拡大させている。
【００３８】図６は図５におけるファインダー装置で観
察されるファインダー視野の説明図である。本実施例で
は拡大レンズ９を用いることによりファインダー倍率を
高くし、ファインダー視野の良好なる観察を行ってい
る。
察されるファインダー視野の説明図である。本実施例で
は拡大レンズ９を用いることによりファインダー倍率を
高くし、ファインダー視野の良好なる観察を行ってい
る。
【００３９】本実施例では拡大レンズ９を両レンズ面が
凸面の正レンズとペンタプリズム５側に凹面を向けたメ
ニスカス状の負レンズの２つのレンズより成る前群９ａ
と両レンズ面が凹面の１つの負レンズより成る後群９ｂ
より構成している。これによりファインダー像の良好な
る観察を行っている。
凸面の正レンズとペンタプリズム５側に凹面を向けたメ
ニスカス状の負レンズの２つのレンズより成る前群９ａ
と両レンズ面が凹面の１つの負レンズより成る後群９ｂ
より構成している。これによりファインダー像の良好な
る観察を行っている。
【００４０】尚、本実施例においては拡大レンズ９の前
群９ａ及び後群９ｂは、このようなレンズ構成に限らず
種々なレンズ構成が適用可能である。
群９ａ及び後群９ｂは、このようなレンズ構成に限らず
種々なレンズ構成が適用可能である。
【００４１】本実施例では、この拡大レンズ９の光学作
用により接眼レンズ６を単独で用いた場合に比べ、全系
での前側主点がより前方に移動すると共に屈折力が強く
なるようにして図６に示すようにファインダー倍率を大
きくしている。
用により接眼レンズ６を単独で用いた場合に比べ、全系
での前側主点がより前方に移動すると共に屈折力が強く
なるようにして図６に示すようにファインダー倍率を大
きくしている。
【００４２】本実施例では拡大レンズ９を接眼レンズ６
の後方に着脱可能とし、拡大レンズ９として複数の屈折
力を有するレンズを交換して用いることにより種々の撮
像画面サイズのカメラシステムに最適なファインダー倍
率が得られるようにしている。
の後方に着脱可能とし、拡大レンズ９として複数の屈折
力を有するレンズを交換して用いることにより種々の撮
像画面サイズのカメラシステムに最適なファインダー倍
率が得られるようにしている。
【００４３】以上は、基本となる接眼レンズが共通で、
その後方にファインダー倍率を変化させる為の拡大レン
ズを付加するものであったが、本実施例はこれに限定さ
れるものではなく、接眼レンズ全体を撮像画面に最適に
なるように交換しても良い。
その後方にファインダー倍率を変化させる為の拡大レン
ズを付加するものであったが、本実施例はこれに限定さ
れるものではなく、接眼レンズ全体を撮像画面に最適に
なるように交換しても良い。
【００４４】本実施例は通常の銀塩カメラのハーフサイ
ズやパノラマサイズの他、ＣＣＤ等の撮像素子を用いた
電子カメラ等の撮影装置にも同様に適用できる。
ズやパノラマサイズの他、ＣＣＤ等の撮像素子を用いた
電子カメラ等の撮影装置にも同様に適用できる。
【００４５】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、撮影装置
として有効画面寸法の異なった撮像手段を用いたときで
あってもそれに応じた大きさのファインダー像観察用の
ファインダー視野開口とファインダー情報観察用の表示
用開口部とを有するファインダー視野マスク、そして表
示素子に表示されたファインダー情報を所定位置に適切
に導光する導光素子とを用いることによりファインダー
像とファインダー情報とを近接観察できるようにしたフ
ァインダー装置及びそれを用いた撮影装置を達成するこ
とができる。
として有効画面寸法の異なった撮像手段を用いたときで
あってもそれに応じた大きさのファインダー像観察用の
ファインダー視野開口とファインダー情報観察用の表示
用開口部とを有するファインダー視野マスク、そして表
示素子に表示されたファインダー情報を所定位置に適切
に導光する導光素子とを用いることによりファインダー
像とファインダー情報とを近接観察できるようにしたフ
ァインダー装置及びそれを用いた撮影装置を達成するこ
とができる。
【図１】本発明の実施例１の要部断面図
【図２】図１のファインダー視野の説明図
【図３】図１において異なった大きさの撮像素子を用い
たときの要部断面図
たときの要部断面図
【図４】図３のファインダー視野の説明図
【図５】図３の接眼レンズに拡大レンズを付加したとき
の要部断面図
の要部断面図
【図６】図５のファインダー視野の説明図
【符号の説明】 １ 撮影レンズ ２ クイックリターンミラー ３ ピント板 ４，４０ ファインダー視野マスク ４ａ，４０ａ ファインダー視野開口 ４ｂ，４０ｂ 表示用開口部 ５ ペンタプリズム ６ 接眼レンズ ７ 表示素子 ８，８０ 導光素子 ９ 拡大レンズ
Claims (10)
- 【請求項１】 撮影レンズによってピント板上に形成さ
れたファインダー像に基づくファインダー光束が通過す
るファインダー視野開口と該ピント板近傍に設けた表示
素子で表示したファインダー情報に基づく光束を通過さ
せる表示用開口部とを設けたファインダー視野マスクそ
して該表示素子で表示したファインダー情報からの光束
を該表示用開口部に導光する導光素子を該撮影レンズの
結像面に設けた撮像素子の有効面の大きさに対応させて
設けて該ファインダー像とファインダー情報を接眼レン
ズを介して観察することを特徴とするファインダー装
置。 - 【請求項２】 前記接眼レンズの一部に前記ピント板上
に形成したファインダー像のファインダー倍率を変える
為の拡大レンズを着脱可能に設けていることを特徴とす
る請求項１のファインダー装置。 - 【請求項３】 前記拡大レンズは前記接眼レンズ側から
正レンズと負レンズから成る正の屈折力の前群と１枚の
負レンズより成る後群から成っていることを特徴とする
請求項２のファインダー装置。 - 【請求項４】 撮影レンズにより物体像を撮像素子とピ
ント板上に各々結像させる撮影装置において、該撮影レ
ンズによってピント板上に形成されたファインダー像に
基づくファインダー光束が通過するファインダー視野開
口と該ピント板近傍に設けた表示素子で表示したファイ
ンダー情報に基づく光束を通過させる表示用開口部とを
設けたファインダー視野マスクそして該表示素子で表示
したファインダー情報からの光束を該表示用開口部に導
光する導光素子を該撮影レンズの結像面に設けた撮像素
子の有効面の大きさに対応させて設けて該ファインダー
像とファインダー情報を接眼レンズを介して観察するフ
ァインダー装置を有していることを特徴とする撮影装
置。 - 【請求項５】 前記接眼レンズの一部に前記ピント板上
に形成したファインダー像のファインダー倍率を変える
為の拡大レンズを着脱可能に設けていることを特徴とす
る請求項４の撮影装置。 - 【請求項６】 前記拡大レンズは前記接眼レンズ側から
正レンズと負レンズから成る正の屈折力の前群と１枚の
負レンズより成る後群から成っていることを特徴とする
請求項５の撮影装置。 - 【請求項７】 ファインダー像を観察する為のファイン
ダー視野開口Ａ１と表示素子で表示したファインダー情
報を観察する為の表示用開口部Ａ２とを設けたファイン
ダー視野マスクＡ３そして該表示素子で表示したファイ
ンダー情報からの光束を該表示用開口部Ａ２に導光する
為の導光素子Ａ４とを有し、該ファインダー像とファイ
ンダー情報を接眼レンズを介して観察する際、該ファイ
ンダー視野マスクＡ３を該ファインダー視野開口Ａ１と
異なる寸法のファインダー視野開口Ｂ１を有するファイ
ンダー視野マスクＢ３と交換するときには該導光素子Ａ
４をそれと異なる寸法の導光素子Ｂ４に交換してファイ
ンダー情報がファインダー像に近接して観察されるよう
にしたことを特徴とするファインダー装置。 - 【請求項８】 撮影レンズによってピント板上に形成し
たファインダー像を観察する為のファインダー視野開口
Ａ１と該ピント板近傍に配置した表示素子で表示したフ
ァインダー情報を観察する為の表示用開口部Ａ２とを設
けたファインダー視野マスクＡ３そして該表示素子で表
示したファインダー情報からの光束を該表示用開口部Ａ
２に導光する為の導光素子Ａ４とを有し、該ファインダ
ー像とファインダー情報を接眼レンズを介して観察する
際、該撮影レンズの結像面に設けた撮像素子の有効面の
大きさに応じて該ファインダー視野マスクＡ３を該ファ
インダー視野開口Ａ１と異なる寸法のファインダー視野
開口Ｂ１を有するファインダー視野マスクＢ３と交換す
るときには該導光素子Ａ４をそれと異なる寸法の導光素
子Ｂ４に交換してファインダー情報がファインダー像に
近接して観察されるようにしたことを特徴とする撮影装
置。 - 【請求項９】 撮影レンズが着脱可能でファインダー情
報をファインダー視野内に表示する表示素子を設けたフ
ァインダー光学系を有するカメラで、第１のカメラはフ
ィルムを保持するフィルム保持手段を具え、第２のカメ
ラは前記フィルムとは画面サイズを異にする固体撮像素
子を具える一方、第１と第２のカメラはファインダー光
学系の主要部を共通とし、カメラ構体の同一位置に配置
された前記表示素子で表示したファインダー情報をファ
インダー視野の所定位置に表示する為に前記第１と第２
のカメラは光路長を異にする導光素子を具えたことを特
徴とするカメラシステム。 - 【請求項１０】 前記第１と第２のカメラは、ファイン
ダー光学系の接眼レンズが異なるファインダー倍率を有
することを特徴とする請求項９のカメラシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9310695A JPH08262331A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ファインダー装置及びそれを用いた撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9310695A JPH08262331A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ファインダー装置及びそれを用いた撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08262331A true JPH08262331A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=14073282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9310695A Pending JPH08262331A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ファインダー装置及びそれを用いた撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08262331A (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP9310695A patent/JPH08262331A/ja active Pending
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