JPH08262126A - レーダ受信機 - Google Patents

レーダ受信機

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JPH08262126A
JPH08262126A JP7062978A JP6297895A JPH08262126A JP H08262126 A JPH08262126 A JP H08262126A JP 7062978 A JP7062978 A JP 7062978A JP 6297895 A JP6297895 A JP 6297895A JP H08262126 A JPH08262126 A JP H08262126A
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JP
Japan
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output
super
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signal
output terminal
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JP7062978A
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Inventor
Takashi Sueda
岳志 末田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2系統のスーパーヘテロダイン受信系の遅延
時間と出力信号の位相関係を遅延器のみで調整でき、そ
の際パルス変調器が不要であり、またチャープ変調用の
分散型遅延線とパルス変調器とパルス発生器が不要であ
り、また高精度な信号遅延時間調整が可能なレーダ受信
機を得る。 【構成】 電圧制御発振器を高周波発振器、または局部
発振器として用いた。または、高周波発振器の出力信号
を振幅変調器をとうして受信機に入力した。または低周
波発振器の出力信号を電圧制御減衰器の制御電圧と接続
した。または局部発振器の出力を振幅変調器をとうして
受信機に入力した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モノパルス追尾レー
ダ装置に使用し、分散型遅延線を用いてパルス圧縮を行
うレーダ受信機の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のこの種のレーダ受信機の
構成を示す図であり、図において、1a,1bは受信信
号入力端、2a,2bは結合器、3a,3bは電圧制御
高周波減衰器、4a,4bは低雑音増幅器、5a,5b
は周波数ミキサ、6a,6bは電圧制御中間周波減衰
器、7a,7bは中間周波増幅器、8a,8bは分散型
遅延線、9a,9bは遅延器である。10a,10bは
上記受信信号入力端1a,1bから、遅延器9a,9b
までで構成されたスーパーヘテロダイン受信系である。
11は電圧制御高周波減衰器3a,3bおよび電圧制御
中間周波減衰器6a,6bを制御する制御信号入力端、
12は上記スーパーヘテロダイン受信系10a,10b
が局部信号として使用する発振器、13a,13bは上
記スーパーヘテロダイン受信系の出力信号モニタ端、1
4は移相器、15は位相検波器、16は低域通過フィル
タ、17は信号出力端である。18は高周波信号発振
器、19はパルス変調器、20はパルス変調器19の制
御信号を作成するパルス発生器、21は分散型遅延線、
22はパルス変調器、23はパルス変調器22の制御信
号を作成するパルス発生器である。
【0003】一般的に、モノパルス処理を行うために
は、2系統あるスーパーヘテロダイン受信系10a,1
0bの信号遅延時間は極力等しいほうが望ましく、以後
従来例におけるその調整方法および動作原理について説
明する。高周波信号発振器18は、受信信号入力端1
a、および1bに入力される信号と同じ周波数で発振し
続ける。この高周波信号発振器18の出力信号はパルス
変調器19にて、パルス発生器20の出力信号に応じて
パルス変調される。パルス発生器20が作成するパルス
幅は非常に短い。したがってパルス変調器19の出力信
号は非常に短くパルス変調される。このパルス変調され
た高周波信号は分散型遅延線21でチャープ変調され、
パルス変調器22に入力する。パルス発生器23はパル
ス発生器20と同期関係にあり、かつ発生するパルスの
幅はパルス発生器20よりも広い。したがってパルス変
調器22の出力信号はパルス変調されたチャープ信号と
なる。このチャープ信号は、結合器2a,2bにより2
系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bに同
時に入力される。制御信号入力端11に適当な制御電圧
を印加しておけば、チャープ信号は電圧制御高周波減衰
器3a,3bにより適当レベルにレベル制御され低雑音
増幅器4a,4bで増幅されて周波数ミキサ5a,5b
に入力される。一方、発振器12の出力信号も周波数ミ
キサ5bに入力される。また発振器12の出力信号は移
相器14を介してミキサ5aに入力される。ミキサ5
a,5bの出力信号は中間周波のチャープ信号波とな
る。中間周波のチャープ信号波は電圧制御中間周波減衰
器6a,6bで再度適当レベルにレベル制御されて、中
間周波増幅器7a,7bで増幅され分散型遅延線8a,
8bでパルス圧縮されて短パルス信号となり、遅延器9
a,9bで時間遅延されたのち、出力信号モニタ端13
a,13bに出力される。レーダ受信機では、2系統の
スーパーヘテロダイン受信系10a,10bの信号遅延
時間が等しい必要があるが、部品ばらつき、経年変化、
部品交換等により、信号遅延時間がずれる。この場合は
2つの出力信号モニタ端13a,13bに同時に信号が
現れるように、遅延器9a,9bを調整して2系統のス
ーパーヘテロダイン受信系10a,10bの信号遅延時
間を等しくする。2つの遅延器9a,9bの出力信号
は、位相検波器15で位相検波されベースバンドのパル
ス信号となり、低域通過フィルタ16により不要信号を
除去されて信号出力端17に現れる。モノパルス測角に
使用するレーダ受信機では、2系統のスーパーヘテロダ
イン受信系10a,10bの出力信号の位相は90度ず
れている必要があるが、部品ばらつき、経年変化、部品
交換等により、位相関係がずれる。この場合は信号出力
端17の出力電圧が最大となるように移相器14を調整
する。以上の調整を完了したのち、高周波信号発振器1
8を停止させ、2つの受信信号入力端1a,1bにモノ
パルスアンテナからの信号を入力すれば、信号出力端1
7の出力電圧によりモノパルス測角を行うことができ、
モノパルス追尾レーダ受信機として動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ受信機は
以上のように構成されているのでレーダ受信機の調整箇
所は移相器と遅延器の2種類となり、調整が煩雑である
という課題があった。また、チャープ信号を作成するチ
ャープ変調用の分散型遅延線と2つのパルス変調器とこ
れら2つのパルス変調器を駆動する2つのパルス発生器
を必要とするため、レーダ受信機の構成が複雑となると
いう課題があった。また、短パルス信号のパルス幅が狭
いほど高精度の調整が可能であるが、短パルス信号のパ
ルス幅はパルス圧縮を行う分散型遅延線の特性により一
律に固定されるため調整用に短いパルス幅を作成するこ
とができず、このため高精度の調整ができないという課
題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、調整箇所が遅延器だけのレーダ受
信機を得ることを目的とし、さらにチャープ変調用の分
散型遅延線とパルス変調器とパルス発生器が不要である
レーダ受信機を得ることを目的とし、さらに高精度な信
号遅延時間調整が可能なレーダ受信機を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1によ
るレーダ受信機は、低周波発振器で制御される電圧制御
発振器の出力信号をチャープ変調せずにそのまま2系統
のスーパーヘテロダイン受信系に同時に入力するように
構成するとともに、発振器の出力信号を移相器を通さず
に2系統のスーパーヘテロダイン受信系内の2つの周波
数ミキサの局部信号入力端に入力するように構成したも
のである。
【0007】またこの発明の実施例2によるレーダ受信
機は、高周波信号発振器の出力信号をチャープ変調する
ことなく、低周波発振器で制御される振幅変調器を通し
て2系統のスーパーヘテロダイン受信系に同時に入力す
るように構成するとともに、発振器の出力信号を移相器
を通さずに2系統のスーパーヘテロダイン受信系内の周
波数ミキサの局部信号入力端に入力するように構成した
ものである。
【0008】またこの発明の実施例3によるレーダ受信
機は、高周波信号発振器の出力信号をチャープ変調せず
にそのまま2系統のスーパーヘテロダイン受信系に同時
に入力するように構成するとともに、低周波発振器で制
御される電圧制御発振器の出力信号を2系統のスーパー
ヘテロダイン受信系内の2つの周波数ミキサの局部信号
入力端に同時に入力するように構成したものである。
【0009】またこの発明の実施例4によるレーダ受信
機は、高周波信号発振器の出力信号をチャープ変調せず
にそのまま2系統のスーパーヘテロダイン受信系に入力
するように構成するとともに、制御信号入力端の入力信
号か、低周波発振器の出力信号のどちらか一方を電圧制
御高周波減衰器の制御信号として選択できるように構成
するとともに、発振器の出力信号を移相器を通さずに2
系統のスーパーヘテロダイン受信系内の周波数ミキサの
局部信号入力端に入力するように構成したものである。
【0010】またこの発明の実施例5によるレーダ受信
機は、高周波信号発振器の出力信号をチャープ変調せず
にそのまま2系統のスーパーヘテロダイン受信系に入力
するように構成するとともに、制御信号入力端の入力信
号か、低周波発振器の出力信号のどちらか一方を電圧制
御中間周波減衰器の制御信号として選択できるように構
成するとともに、発振器の出力信号を移相器を通さずに
2系統のスーパーヘテロダイン受信系内の周波数ミキサ
の局部信号入力端に入力するように構成したものであ
る。
【0011】またこの発明の実施例6によるレーダ受信
機は、高周波信号発振器の出力信号をチャープ変調せず
にそのまま2系統のスーパーヘテロダイン受信系に入力
するように構成するとともに、発振器の出力信号を低周
波発振器で制御される振幅変調器を通して2系統のスー
パーヘテロダイン受信系内の2つのミキサの局部信号入
力端に入力するように構成したものである。
【0012】
【作用】この発明の実施例1によるレーダ受信機は、2
つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号が、周波数
変調がかかった信号となり、信号出力端に現れる信号
は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の信号遅延時間
が等しければ直流となり、2つのスーパーヘテロダイン
受信系の信号遅延時間が異なれば、遅延時間差量に応じ
た振幅のリップルを持つ。また信号出力端に現れる信号
は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号の位
相が90度のときに最大となる。
【0013】またこの発明の実施例2によるレーダ受信
機は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号
が、振幅変調がかかった信号となり、信号出力端に現れ
る信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の信号遅
延時間が等しければ直流となり、2つのスーパーヘテロ
ダイン受信系の信号遅延時間が異なれば、遅延時間差量
に応じた振幅のリップルを持つ。また信号出力端に現れ
る信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信
号の位相が90度のときに最大となる。
【0014】またこの発明の実施例3によるレーダ受信
機は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号
が、周波数変調がかかった信号となり、信号出力端に現
れる信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の電圧
制御中間周波減衰器以降の信号遅延時間が等しければ直
流となり、2つのスーパーヘテロダイン受信系の電圧制
御中間周波減衰器以降の信号遅延時間が異なれば、遅延
時間差量に応じた振幅のリップルを持つ。また信号出力
端に現れる信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系
の出力信号の位相が90度のときに最大となる。
【0015】またこの発明の実施例4によるレーダ受信
機は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号
が、振幅変調がかかった信号となり、信号出力端に現れ
る信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の低雑音
増幅器以降の信号遅延時間が等しければ直流となり、2
つのスーパーヘテロダイン受信系の低雑音増幅器以降の
信号遅延時間が異なれば、遅延時間差量に応じた振幅の
リップルを持つ。また信号出力端に現れる信号は、2つ
のスーパーヘテロダイン受信系の出力信号の位相が90
度のときに最大となる。
【0016】またこの発明の実施例5によるレーダ受信
機は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号
が、振幅変調がかかった信号となり、信号出力端に現れ
る信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の中間周
波増幅器以降の信号遅延時間が等しければ直流となり、
2つのスーパーヘテロダイン受信系の中間周波増幅器以
降の信号遅延時間が異なれば、遅延時間差量に応じた振
幅のリップルを持つ。また信号出力端に現れる信号は、
2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号の位相が
90度のときに最大となる。
【0017】またこの発明の実施例6によるレーダ受信
機は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の出力信号
が、振幅変調がかかった信号となり、信号出力端に現れ
る信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信系の電圧制
御中間周波数減衰器以降の信号遅延時間が等しければ直
流となり、2つのスーパーヘテロダイン受信系の電圧制
御中間周波数減衰器以降の信号遅延時間が異なれば、遅
延時間差量に応じた振幅のリップルを持つ。また信号出
力端に現れる信号は、2つのスーパーヘテロダイン受信
系の出力信号の位相が90度のときに最大となる。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1において、1aから12までと、15から1
7までは、図9に示した従来のこの種のレーダ受信機で
使用しているものと同じである。24は電圧制御発振
器、25は低周波発振器である。
【0019】次に動作について説明する。電圧制御発振
器24は、中心周波数が受信信号入力端1aおよび1b
に入力される信号と同じ周波数で変調波角周波数が低周
波発振器25の発振角周波数と同じで最大周波数偏移が
一定の、周波数変調された信号を出力し続ける。この電
圧制御発振器24の出力信号は結合器2a,2bにより
2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bに
同時に入力される。制御信号入力端11に適当な制御電
圧を印加しておけば、周波数変調された信号は、電圧制
御高周波減衰器3a,3bにより適当レベルにレベル制
御され低雑音増幅器4a,4bで増幅されて周波数ミキ
サ5a,5bに入力される。一方、発振器12の出力信
号も周波数ミキサ5a,5bに入力される。よってミキ
サ5a,5bの出力信号は中間周波の周波数変調波とな
る。中間周波の周波数変調波は電圧制御中間周波減衰器
6a,6bで再度適当レベルにレベル制御されて、中間
周波増幅器7a,7bで増幅され分散型遅延線8a,8
bに入力される。ここで、低周波発振器25の最大周波
数偏移をΔF、変調角周波数をP、分散型遅延線8a,
8bの分散スロープをDとすると、各パラメータは数1
を満足しているものとする。
【0020】
【数1】
【0021】この場合、分散型遅延線8a,8bの出力
信号はほぼ周波数変調波とみなすことができる。この後
分散型遅延線8a,8bの出力信号は遅延器9a,9b
で時間遅延されたのち、位相検波器15で位相検波さ
れ、低域通過フィルタ16で不要信号が除去され信号出
力端17に現れる。この時信号出力端17に現れる信号
をEr、2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,
10bの信号遅延時間差をtdとすると、Erは数2と
なる。
【0022】
【数2】
【0023】すなわち2系統のスーパーヘテロダイン受
信系10a,10bの信号遅延時間が等しければ、信号
出力端17に現れる信号はK、つまり直流となる。また
2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの
信号遅延時間が異なれば信号出力端17に現れる信号は
周波数が低周波発振器25の発振周波数の2倍で、振幅
が信号遅延時間差にしたがって大きくなるリップルが重
畳した波形となる。この場合の様子を図2に示す。但し
この関係は、低周波発振器25の発振周波数が2系統の
スーパーヘテロダイン受信系10a,10bの信号遅延
時間差の逆数の0.5倍よりも小さいときに限られるが
低周波発振器25の発振周波数はこの条件を満足するよ
うに設定することは可能であり問題ない。したがって信
号出力端17に現れる信号が直流となり、かつ電圧が最
大になるように遅延器9a,9bを調整すると、2系統
のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの信号遅
延時間は等しくなるとともに2系統のスーパーヘテロダ
イン受信系10a,10bの出力信号の位相差は90度
となる。以上の調整を完了したのち、電圧制御発振器2
4を停止させ、2つの受信信号入力端1a,1bにモノ
パルスアンテナからの信号を入力すれば、信号出力端1
7の出力電圧によりモノパルス測角を行うことができ、
モノパルス追尾レーダの受信機として動作する。
【0024】実施例2.以下この発明の実施例2を図に
ついて説明する。図3において、1aから12までと、
15から18までは、図9に示した従来のこの種のレー
ダ受信機で使用しているものと同じである。25は低周
波発振器、26は振幅変調器である。
【0025】次に動作について説明する。高周波発振器
18は、周波数が受信信号入力端1aおよび1bに入力
される信号と同じ信号を出力し続ける。この高周波発振
器18の出力信号は振幅変調器26で変調角周波数が低
周波発振器25の発振角周波数と同じで、変調度が一定
の振幅変調をかけられる。振幅変調をかけられた信号は
結合器2a,2bにより2系統のスーパーヘテロダイン
受信系10a,10bに同時に入力される。制御信号入
力端11に適当な制御電圧を印加しておけば、振幅変調
された信号は、電圧制御高周波減衰器3a,3bにより
適当レベルにレベル制御され低雑音増幅器4a,4bで
増幅されて周波数ミキサ5a,5bに入力される。一
方、発振器12の出力信号も周波数ミキサ5a,5bに
入力される。よってミキサ5a,5bの出力信号は中間
周波の振幅変調波となる。中間周波の振幅変調波は電圧
制御中間周波減衰器6a,6bで再度適当レベルにレベ
ル制御されて、中間周波増幅器7a,7bで増幅され分
散型遅延線8a,8bを通過して遅延器9a,9bで時
間遅延されたのち、位相検波器15で位相検波され、低
域通過フィルタ16で不要信号が除去され信号出力端1
7に現れる。この時信号出力端17に現れる信号をE
r、2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10
bの信号遅延時間差をtdとすると、Erは数3とな
る。
【0026】
【数3】
【0027】すなわち2系統のスーパーヘテロダイン受
信系10a,10bの信号遅延時間が等しければ、信号
出力端17に現れる信号はK、つまり直流となる。また
2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの
信号遅延時間が異なれば信号出力端17に現れる信号は
周波数が低周波発振器25の発振周波数で、振幅が信号
遅延時間差にしたがって大きくなるリップルが重畳した
波形となる。この場合の様子を図4に示す。但しこの関
係は、低周波発振器25の発振周波数が2系統のスーパ
ーヘテロダイン受信系10a,10bの信号遅延時間差
の逆数の0.5倍よりも小さいときに限られるが低周波
発振器25の発振周波数はこの条件を満足するように設
定することは可能であり問題ない。したがって信号出力
端17に現れる信号を実施例1の場合と同様に調整した
のち高周波発振器18を停止させ、2つの受信信号入力
端1a,1bにモノパルスアンテナからの信号を入力す
れば、信号出力端17の出力電圧によりモノパルス測角
を行うことができ、モノパルス追尾レーダの受信機とし
て動作する。
【0028】実施例3.以下この発明の実施例3を図に
ついて説明する。図5において、1aから11までと、
15から18までは、図9に示した従来のこの種のモノ
パルス受信機で使用しているものと同じである。25は
低周波発振器、27は電圧制御発振器である。
【0029】次に動作について説明する。高周波発振器
18は、周波数が受信信号入力端1aおよび1bに入力
される信号と同じ信号を出力し続ける。この高周波発振
器18の出力信号は結合器2a,2bにより2系統のス
ーパーヘテロダイン受信系10a,10bに入力され
る。制御信号入力端11に適当な制御電圧を印加してお
けば、入力された信号は、電圧制御高周波減衰器3a,
3bにより適当レベルにレベル制御され低雑音増幅器4
a,4bで増幅されて周波数ミキサ5a,5bに入力さ
れる。一方、電圧制御発振器27は中心周波数が受信信
号入力端1aおよび1bに入力される信号の周波数と2
系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの中
間周波数との差に等しく、変調波角周波数が低周波発振
器25の発振角周波数と同じで最大周波数偏移が一定の
周波数変調された信号を出力する。この周波数変調され
た信号は周波数ミキサ5a,5bに入力される。よって
ミキサ5a,5bの出力信号は中間周波の周波数変調波
となる。
【0030】この後実施例1の場合と同様にして信号出
力端17に信号が現れる。この時2系統のスーパーヘテ
ロダイン受信系10a,10bの電圧制御中間周波減衰
器6a,6bから遅延器9a,9bまでの遅延時間差を
tdとすると信号出力端17に現れる信号は実施例1と
同様に数2で表現される。したがって実施例1と同様に
調整すれば、2系統のスーパーヘテロダイン受信系10
a,10bの出力信号の位相差と電圧制御中間周波減衰
器6a,6bから遅延器9a,9bまでの遅延時間差を
調整できる。この時2系統のスーパーヘテロダイン受信
系10a,10bの結合器2a,2bから周波数ミキサ
5a,5bまでの信号遅延時間差は調整できないが、信
号遅延時間差のほとんどは分散型遅延線8a,8bで発
生するので、実用上さしつかえない。以上の調整を完了
したのち、高周波発振器18と低周波発振器26を停止
させ、2つの受信信号入力端1a,1bにモノパルスア
ンテナからの信号を入力すれば、信号出力端17の出力
電圧によりモノパルス測角を行うことができ、モノパル
ス追尾レーダの受信機として動作する。
【0031】実施例4.以下この発明の実施例4を図に
ついて説明する。図6において、1aから12までと、
15から18までは、図9に示した従来のこの種のレー
ダ受信機で使用しているものと同じである。25は低周
波発振器、28は切換スイッチである。
【0032】次に動作について説明する。高周波発振器
18は、周波数が受信信号入力端1aおよび1bに入力
される信号と同じ信号を出力し続け結合器2a,2bに
より2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10
bに同時に入力される。切換スイッチ28では低周波発
振器25と電圧制御高周波減衰器3a,3bとを接続し
ておくと、電圧制御高周波減衰器3a,3bの出力信号
は変調角周波数が低周波発振器25の発振角周波数と同
じで、変調度が一定の振幅変調をかけられる。以後実施
例2と同様の動作により、信号出力端17に信号が現れ
る。ここでは2系統のスーパーヘテロダイン受信系10
a,10bの低雑音増幅器4a,4bから遅延器9a,
9bまでの信号遅延時間差をtdとすると信号出力端1
7に現れる信号Erは実施例2と同様に数3で表現され
る。
【0033】したがって実施例2と同様に調整すれば、
2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの
出力信号の位相差と低雑音増幅器4a,4bから遅延器
9a,9bまでの遅延時間差を調整できる。ここで2系
統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの結合
器2a,2bと、電圧制御高周波減衰器3a,3bの信
号遅延時間差は調整できないが、信号遅延時間差のほと
んどは分散型遅延線8a,8bで発生するので、実用上
さしつかえない。以上の調整を完了したのち、切換スイ
ッチ28で制御信号入力端11と電圧制御高周波減衰器
3a,3bとを接続し、高周波発振器18を停止させ、
2つの受信信号入力端1a,1bにモノパルスアンテナ
からの信号を入力すれば、信号出力端17の出力電圧に
よりモノパルス測角を行うことができ、モノパルス追尾
レーダの受信機として動作する。
【0034】実施例5.以下この発明の実施例5を図に
ついて説明する。図7において、1aから12までと、
15から18までは、図9に示した従来のこの種のレー
ダ受信機で使用しているものと同じである。25は低周
波発振器、28は切換スイッチである。
【0035】次に動作について説明する。高周波発振器
18は、周波数が受信信号入力端1aおよび1bに入力
される信号と同じ信号を出力し続け結合器2a,2bに
より2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10
bに同時に入力される。切換スイッチ28で低周波発振
器25と電圧制御中間周波減衰器6a,6bとを接続し
ておくと、電圧制御中間周波減衰器6a,6bの出力信
号は変調角周波数が低周波発振器25の発振角周波数と
同じで、変調度が一定の振幅変調をかけられる。以後実
施例2と同様の動作により、信号出力端17に信号が現
れる。ここで2系統のスーパーヘテロダイン受信系10
a,10bの中間周波増幅器7a,7bから遅延器9
a,9bまでの信号遅延時間差をtdとすると信号出力
端17に現れる信号Erは実施例2と同様に数3で表現
される。
【0036】したがって実施例2と同様に調整すれば、
2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの
出力信号の位相差と中間周波増幅器7a,7bから遅延
器9a,9bまでの遅延時間差を調整できる。ここで2
系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10bの結
合器2a,2bから電圧制御中間周波減衰器6a,6b
までの信号遅延時間差は調整できないが、信号遅延時間
差のほとんどは分散型遅延線8a,8bで発生するの
で、実用上さしつかえない。以上の調整を完了したの
ち、切換スイッチ28で制御信号入力端11と電圧制御
中間周波減衰器6a,6bとを接続し、高周波発振器1
8を停止して、2つの受信信号入力端1a,1bにモノ
パルスアンテナからの信号を入力すれば、信号出力端1
7の出力電圧によりモノパルス測角を行うことができ、
モノパルス追尾レーダの受信機として動作する。
【0037】実施例6.以下この発明の実施例6を図に
ついて説明する。図8において、1aから12までと、
15から17までは、図9に示した従来のこの種のレー
ダ受信機で使用しているものと同じである。25は低周
波発振器、29は振幅変調器である。
【0038】次に動作について説明する。高周波発振器
18は、周波数が受信信号入力端1aおよび1bに入力
される信号と同じ信号を出力し続け結合器2a,2bに
より2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,10
bに同時に入力される。制御信号入力端子11に適当な
制御電圧を印加しておけば、入力された信号は、電圧制
御高周波減衰器3a,3bにより適当なレベルにレベル
制御され低雑音増幅器4a,4bで増幅されて周波数ミ
キサ5a,5bに入力される。一方、高周波発振器12
は、受信信号入力端1aおよび1bに入力される信号の
周波数と2系統のスーパーヘテロダイン受信系10a,
10bの中間周波数との差に等しい周波数で発振し続け
る。高周波発振器12の出力信号は振幅変調器29で変
調波角周波数が低周波発振器25の発振角周波数と同じ
で変調度が一定の振幅変調を受ける。この周波数変調さ
れた信号は周波数ミキサ5a,5bの局部信号入力端子
に入力される。ここで周波数ミキサ5a,5bは局部信
号入力端子に入力される信号のレベルに応じて周波数変
換損失が変化する。
【0039】したがってミキサ5a,5bの出力信号は
中間周波の振幅変調波となりその変調角周波数は低周波
発振器25と等しい。以後実施例2と同様の動作によ
り、信号出力端17に信号が現れる。ここで2系統のス
ーパーヘテロダイン受信系10a,10bの電圧制御中
間周波減衰器6a,6bから遅延器9a,9bまでの信
号遅延時間差をtdとすると信号出力端に現れる信号E
rは実施例2と同様に数3で表現される。したがって実
施例2と同様に調整すれば、2系統のスーパーヘテロダ
イン受信系10a,10bの出力信号の位相差とから電
圧制御中間周波減衰器6a,6bから遅延器9a,9b
までの遅延時間差を調整できる。ここで2系統のスーパ
ーヘテロダイン受信系10a,10bの結合器2a,2
bから周波数ミキサ5a,5bまでの信号遅延時間差は
調整できないが、信号遅延時間差のほとんどは分散型遅
延線8a,8bで発生するので、実用上さしつかえな
い。以上の調整を完了したのち、低周波発振器25を停
止して、2つの受信信号入力端1a,1bにモノパルス
アンテナからの信号を入力すれば、信号出力端17の出
力電圧によりモノパルス測角を行うことができ、モノパ
ルス追尾レーダの受信機として動作する。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明の実施例1によれ
ば、電圧制御発振器の出力信号を2系統のスーパーヘテ
ロダイン受信系に同時に入力するように構成したので、
調整箇所が遅延器のみとなり、またチャープ変調用の分
散型遅延線とパルス変調器とパルス発生器が不要であ
り、また高精度な信号遅延時間調整が可能なレーダ受信
機が得られる効果がある。
【0041】またこの発明の実施例2によれば、高周波
発振器の出力信号を振幅変調器を通して2系統のスーパ
ーヘテロダイン受信系に同時に入力するように構成した
ので、調整箇所が遅延器のみとなり、またチャープ変調
用の分散型遅延線とパルス変調器とパルス発生器が不要
であり、また高精度な信号遅延時間調整が可能なレーダ
受信機が得られる効果がある。
【0042】またこの発明の実施例3によれば、電圧制
御発振器の出力信号を2系統のスーパーヘテロダイン受
信系内の各々の周波数ミキサの局部信号入力端に入力す
るように構成したので、調整箇所が遅延器のみとなり、
またチャープ変調用の分散型遅延線とパルス変調器とパ
ルス発生器が不要であり、また高精度な信号遅延時間調
整が可能なレーダ受信機が得られる効果がある。
【0043】またこの発明の実施例4によれば、低周波
発振器の出力信号を2系統のスーパーヘテロダイン受信
系内の各々の電圧制御高周波減衰器に接続するように構
成したので、調整箇所が遅延器のみとなり、またチャー
プ変調用の分散型遅延線とパルス変調器とパルス発生器
が不要であり、また高精度な信号遅延時間調整が可能な
レーダ受信機が得られる効果がある。
【0044】またこの発明の実施例5によれば、低周波
発振器の出力信号を2系統のスーパーヘテロダイン受信
系内の各々の電圧制御中間周波減衰器に接続するように
構成したので、調整箇所が遅延器のみとなり、またチャ
ープ変調用の分散型遅延線とパルス変調器とパルス発生
器が不要であり、また高精度な信号遅延時間調整が可能
なレーダ受信機が得られる効果がある。
【0045】またこの発明の実施例6によれば、高周波
発振器の出力信号を振幅変調器を通して2系統のスーパ
ーヘテロダイン受信系の各々の周波数ミキサに入力する
ように構成したので、調整箇所が遅延器のみとなり、ま
たチャープ変調用の分散型遅延線とパルス変調器とパル
ス発生器が不要であり、また高精度な信号遅延時間調整
が可能なレーダ受信機が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図2】 信号出力端の出力信号波形を示した図であ
る。
【図3】 この発明の実施例2を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図4】 信号出力端の出力信号波形を示した図であ
る。
【図5】 この発明の実施例3を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図6】 この発明の実施例4を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図7】 この発明の実施例5を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図8】 この発明の実施例6を示すレーダ受信機の構
成図である。
【図9】 従来のこの種のレーダ受信機の構成図であ
る。
【符号の説明】
1a 受信信号入力端、1b 受信信号入力端、2a
結合器、2b 結合器、3a 電圧制御高周波減衰器、
3b 電圧制御高周波減衰器、4a 低雑音増幅器、4
b 低雑音増幅器、5a 周波数ミキサ、5b 周波数
ミキサ、6a電圧制御中間周波減衰器、6b 電圧制御
中間周波減衰器、7a 中間周波増幅器、7b 中間周
波増幅器、8a 分散型遅延線、8b 分散型遅延線、
9a遅延器、9b 遅延器、10a スーパーヘテロダ
イン受信系、10b スーパーヘテロダイン受信系、1
1 制御信号入力端、12 発振器、13a 出力信号
モニタ端、13b 出力信号モニタ端、14 移相器、
15 位相検波器、16 低域通過フィルタ、17 信
号出力端、18 高周波発振器、19 パルス変調器、
20 パルス発生器、21 分散型遅延線、22 パル
ス変調器、23パルス発生器、24 電圧制御発振器、
25 低周波発振器、26 振幅変調器、27 電圧制
御発振器、28 切換スイッチ、29 振幅変調器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される結合器と、結合器の出力端に接続される電圧制
    御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰器の出力端に接
    続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力端に接続
    される周波数ミキサと、周波数ミキサの出力端に接続さ
    れる電圧制御中間周波減衰器と、電圧制御中間周波減衰
    器の出力端に接続される中間周波増幅器と、中間周波増
    幅器の出力端に接続される分散型遅延線と、分散型遅延
    線の出力端に接続される遅延器とを有する第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と、第1のスーパーヘテロダイン
    受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテロダイン受信系
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    ミキサの局部信号入力端に接続される1つの発振器と、
    上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の結合
    器の結合信号入力端に接続される1つの電圧制御発振器
    と、この電圧制御発振器の制御電圧入力端に接続される
    低周波発振器と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信
    系内の各々の遅延器の出力端に接続される1つの位相検
    波器と、位相検波器の出力端に接続される低域通過フィ
    ルタと、低域通過フィルタの出力端に接続される信号出
    力端と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各
    々の電圧制御高周波減衰器の制御電圧入力端と各々の電
    圧制御中間周波減衰器の制御電圧入力端とに接続される
    制御信号入力端とを有するレーダ受信機。
  2. 【請求項2】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される結合器と、結合器の出力端に接続される電圧制
    御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰器の出力端に接
    続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力端に接続
    される周波数ミキサと、周波数ミキサの出力端に接続さ
    れる電圧制御中間周波減衰器と、電圧制御中間周波減衰
    器の出力端に接続される中間周波増幅器と、中間周波増
    幅器の出力端に接続される分散型遅延線と、分散型遅延
    線の出力端に接続される遅延器とを有する第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と、第1のスーパーヘテロダイン
    受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテロダイン受信系
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    ミキサの局部信号入力端に接続される1つの発振器と、
    上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の結合
    器の結合信号入力端に接続される1つの振幅変調器と、
    振幅変調器の搬送波入力端に接続される高周波発振器
    と、振幅変調器の制御電圧入力端に接続される低周波発
    振器と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各
    々の遅延器の出力端に接続される1つの位相検波器と、
    位相検波器の出力端に接続される低域通過フィルタと、
    低域通過フィルタの出力端に接続される信号出力端と、
    上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の電圧
    制御高周波減衰器の制御電圧入力端と各々の電圧制御中
    間周波減衰器の制御電圧入力端とに接続される制御信号
    入力端とを有するレーダ受信機。
  3. 【請求項3】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される結合器と、結合器の出力端に接続される電圧制
    御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰器の出力端に接
    続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力端に接続
    される周波数ミキサと、周波数ミキサの出力端に接続さ
    れる電圧制御中間周波減衰器と、電圧制御中間周波減衰
    器の出力端に接続される中間周波増幅器と、中間周波増
    幅器の出力端に接続される分散型遅延線と、分散型遅延
    線の出力端に接続される遅延器とを有する第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と、第1のスーパーヘテロダイン
    受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテロダイン受信系
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    ミキサの局部信号入力端に接続される1つの電圧制御発
    振器と、電圧制御発振器の制御電圧入力端に接続される
    低周波発振器と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信
    系内の各々の結合器の結合信号入力端に接続される1つ
    の高周波発振器と、上記2つのスーパーヘテロダイン受
    信系内の各々の遅延器の出力端に接続される1つの位相
    検波器と、位相検波器の出力端に接続される低域通過フ
    ィルタと、低域通過フィルタの出力端に接続される信号
    出力端と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の
    各々の電圧制御高周波減衰器の制御電圧入力端と各々の
    電圧制御中間周波減衰器の制御電圧入力端とに接続され
    る制御信号入力端とを有するレーダ受信機。
  4. 【請求項4】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される結合器と、結合器の出力端に接続される電圧制
    御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰器の出力端に接
    続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力端に接続
    される周波数ミキサと、周波数ミキサの出力端に接続さ
    れる電圧制御中間周波減衰器と、電圧制御中間周波減衰
    器の出力端に接続される中間周波増幅器と、中間周波増
    幅器の出力端に接続される分散型遅延線と、分散型遅延
    線の出力端に接続される遅延器とを有する第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と、第1のスーパーヘテロダイン
    受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテロダイン受信系
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    ミキサの局部信号入力端に接続される1つの発振器と、
    上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の結合
    器の結合信号入力端に接続される1つの高周波発振器
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    遅延器の出力端に接続される1つの位相検波器と、位相
    検波器の出力端に接続される低域通過フィルタと、低域
    通過フィルタの出力端に接続される信号出力端と、上記
    2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の電圧制御
    高周波減衰器の制御電圧入力端に接続される1つの切換
    スイッチと、この切換スイッチの片方の入力接点に接続
    される低周波発振器と、この切換スイッチのもう片方の
    入力接点と上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の
    各々の電圧制御中間周波減衰器の制御電圧入力端とに接
    続される制御信号入力端とを有するレーダ受信機。
  5. 【請求項5】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される結合器と、結合器の出力端に接続される電圧制
    御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰器の出力端に接
    続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力端に接続
    される周波数ミキサと、周波数ミキサの出力端に接続さ
    れる電圧制御中間周波減衰器と、電圧制御中間周波減衰
    器の出力端に接続される中間周波増幅器と、中間周波増
    幅器の出力端に接続される分散型遅延線と、分散型遅延
    線の出力端に接続される遅延器とを有する第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と、第1のスーパーヘテロダイン
    受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテロダイン受信系
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    ミキサの局部信号入力端に接続される1つの発振器と、
    上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の結合
    器の結合信号入力端に接続される1つの高周波発振器
    と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の
    遅延器の出力端に接続される1つの位相検波器と、位相
    検波器の出力端に接続される低域通過フィルタと、低域
    通過フィルタの出力端に接続される信号出力端と、上記
    2つのスーパーヘテロダイン受信系内の各々の電圧制御
    中間周波減衰器の制御電圧入力端に接続される1つの切
    換スイッチと、この切換スイッチの片方の入力接点に接
    続される低周波発振器と、この切換スイッチのもう片方
    の入力接点と上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内
    の各々の電圧制御高周波減衰器の制御電圧入力端とに接
    続される制御信号入力端とを有するレーダ受信機。
  6. 【請求項6】 受信信号入力端と、受信信号入力端に接
    続される電圧制御高周波減衰器と、電圧制御高周波減衰
    器の出力端に接続される低雑音増幅器と、低雑音増幅器
    の出力端に接続される周波数ミキサと、周波数ミキサの
    出力端に接続される電圧制御中間周波減衰器と、電圧制
    御中間周波減衰器の出力端に接続される中間周波増幅器
    と、中間周波増幅器の出力端に接続される分散型遅延線
    と、分散型遅延線の出力端に接続される遅延器とを有す
    る第1のスーパーヘテロダイン受信系と、第1のスーパ
    ーヘテロダイン受信系と同じ構造の第2のスーパーヘテ
    ロダイン受信系と、上記2つのスーパーヘテロダイン受
    信系内の各々の遅延器の出力端に接続される1つの位相
    検波器と、位相検波器の出力端に接続される低域通過フ
    ィルタと、低域通過フィルタの出力端に接続される信号
    出力端と、上記2つのスーパーヘテロダイン受信系内の
    各々の電圧制御高周波減衰器の制御電圧入力端と各々の
    電圧制御中間周波減衰器の制御電圧入力端とに接続され
    る制御信号入力端と、上記2つのスーパーヘテロダイン
    受信系内の各々のミキサの局部信号入力端に接続される
    1つの振幅変調器と、振幅変調器の搬送波入力端に接続
    される高周波発振器と、振幅変調器の制御信号入力端に
    接続される低周波発振器とを有するレーダ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018516364A (ja) * 2015-04-15 2018-06-21 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 レーダシステムにおける雑音軽減

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2021192057A (ja) * 2015-04-15 2021-12-16 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド レーダシステムにおける雑音軽減

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