JPH08261999A - 有機被検体の痕跡量の改良された固相ミクロ抽出 - Google Patents
有機被検体の痕跡量の改良された固相ミクロ抽出Info
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Abstract
ミクロ抽出する方法の提供である。 【構成】 必要なら、有機溶媒担体マトリックス中の痕
跡量の有機被検体を濃縮し、痕跡量の有機被検体を固相
ミクロ抽出装置の繊維上に吸収し、痕跡量の有機被検体
をその繊維から分析装置中に脱着させる方法に於いて、
繊維上に痕跡量の有機被検体を吸収するに先立ち、痕跡
量の有機被検体を含有する有機溶媒担体マトリックスに
水を加え混合物を生じ、混合物から有機溶媒担体マトリ
ックスを除去して、水性担体マトリックス中の痕跡量の
有機被検体の検出試料を生じることを特徴とする。
Description
発性有機被検体の痕跡量を検出する改良方法、そしてそ
れに関してより良い検出感度を達成する為の改良方法に
関する。本発明はより詳しくは、例えば環境試料中の殺
虫剤残留物などの半揮発性有機被検体の痕跡量を検出す
るための、そしてそれに関してより良い検出感度を達成
するための繊維(ファイバ−)を使用する、改良された
固相ミクロ抽出法に関する。
の物質などの環境試料の分析等の試料の分析に於いて
は、マトリックスからの問題の被検体の痕跡残留物に対
しては、一般に、抽出を行い、次に、より良い検出感度
を達成するために被検体の含量を濃縮するのが一般的で
ある。一般的に使用される濃縮法の中でも、例えば溶媒
の減少した含有量によって、有機被検体を含有している
希釈溶液の単純な濃縮、その後で抽出物の濃縮を行うの
が一般的である液-液又は液-固(固相)抽出、その後で
固体又はトラップから被検体を脱着させるのが一般的で
ある、ガス-固抽出又はパ−ジとトラップ法、ソックス
レ−装置を用いるもの等の技術を使用する有機溶媒での
固体試料からの被検体の浸出/抽出、及び超臨界流体抽
出が挙げられる。
きるかどうかや、毒性等の問題を提起する。従って、最
近、溶媒の使用を除去するために、カナダ国オンタリオ
州ユニバ−シティ・オブ・ウォ−タ−ロ−のジャヌ−ズ
・ポ−リズィン(Janusz Pawliszyn)によって、固相ミク
ロ抽出(SPME)方法が開発された。SPME方法及
びその為の装置は、例えば1991年10月17日に公開された
ジェイ.ポ−リズィンの国際特許出願(PCT)公開WO
91/15745中に開示されており、それは参照により本明
細書に含める。
針内に収容された被覆された又は被覆されていない繊維
が、被検体の繊維又は被覆繊維上への抽出が起きるのに
十分な期間、流体担体又は担体上のヘッドスペ−ス中の
成分/被検体と接触させられる。その後、繊維は担体か
ら又は担体上のヘッドスペ−スから除去され、そして被
検体は、被検体の検出及び計量の為にガスクロマトグラ
フィ−(GC)などの分析装置中への熱的脱着により、
一般的に繊維から脱着される。
用な試料調製技術であることが示されてきた。しかしな
がら、SPME抽出及び検出は、ある種の非常に厳しい
制限を有している。1つの特定の厳しい制限は、SPM
Eを有機溶媒担体マトリックス中の痕跡有機被検体の抽
出の為に用いようとすることに関連している。基本的
に、SPMEは一般的に、ヘキサン等の有機溶媒担体マ
トリックスから痕跡量の有機被検体を抽出する為に応用
できない。SPMEを有機溶媒担体マトリックスから有
機被検体の痕跡量を抽出しようとする試みは、溶媒マト
リックスがSPME装置の被覆繊維により抽出されるた
めに、受入れられる結果を提供しない。有機被検体の抽
出の為のSPME繊維は、一般的に非極性ポリ(ジメチ
ルシロキサン)(PDMS)などの有機相で被覆されて
いる。痕跡量の有機被検体が繊維上の有機相被膜上に又
は被膜中に吸着される代わりに、溶媒担体マトリックス
成分自体が、試料中での圧倒的に優勢な存在の為に、有
機相上に吸着又は抽出される。これは、痕跡量の有機被
検体の選択的な効率的な抽出を妨げる。この理由の為、
SPMEは、有機溶媒担体マトリックスから痕跡量の有
機被検体を抽出する為に、いかなる実用的な応用もされ
ていない。むしろSPME担体マトリックスは、一般的
に主に水性マトリックス、例えば水、水-メタノ−ル(9
5:5)マトリックス、又は水性無機塩溶液マトリックス
から成っている。
び検出の為の通常の試料濃縮及び調製技術の多くは、有
機溶媒担体マトリックス中に有機被検体を溶解するのに
有機溶媒担体マトリックスと試料との接触を伴い、又は
痕跡量の有機被検体を何等かの方法で有機溶媒担体マト
リックス中に抽出することを伴うので、このことは、S
PME抽出手順の使用に対する特に重大な制限である。
例えば、米国環境保護局(EPA)方法608及び525.1
は、地方自治体及び産業廃液又は飲料水等の、水性試料
からの殺虫剤及びポリ芳香族有機化合物等の半揮発性有
機化合物を、有機溶媒中に液-液抽出又は液-固抽出する
ことを要求している。有機溶媒は有機被検体に対する高
い溶解度/溶解力を有するから使用される。その後の抽
出物の濃縮及びその分析は、十分良好な検出を与え得
る。しかしながら、検出感度が特に良好ではなく、一般
に1ppb未満の痕跡量の検出はマス・スペクトロメ−
タ−で得るためには困難もしくは不可能である。更に、
有機溶媒担体マトリックス中の痕跡量の有機被検体の為
のこの種の分析に対してSPME法を応用する試みは、
前に述べたように、圧倒的に優勢な有機溶媒担体マトリ
ックスの存在の為に、有機溶媒担体マトリックスから痕
跡量の有機被検体を選択的に抽出することに失敗した。
は、有機溶媒担体マトリックス中に抽出もしくは溶解さ
れた痕跡量の有機被検体に対し、SPME抽出及び検出
手順が適用できることを可能とする方法を提供すること
である。本発明の更に別の目的は、有機溶媒担体マトリ
ックス中に抽出又は溶解された痕跡量の半揮発性有機被
検体に対し、SPME抽出又は検出手順が適用できる方
法を提供することである。本発明の更に別の目的は、有
機溶媒担体マトリックス中に抽出又は溶解された痕跡量
の有機被検体、そして特に痕跡量の半揮発性有機被検体
を検出するためのSPME手順であって、有意に強化さ
れた検出感度、即ち100倍又はそれ以上増加した検出感
度を達成したSPME手順を提供することである。本発
明の更に別の追加的な目的は、有機溶媒担体マトリック
ス中に抽出又は溶解された痕跡量の有機被検体、そして
特に半揮発性の有機被検体を検出するためのSPME手
順を提供することである。本発明の更に別の目的は、そ
のような痕跡量の有機被検体の検出の為の検出法であっ
て、既存の技術及び装置で到達することが現在非常に困
難もしくは殆ど不可能である検出感度水準まで、すなわ
ちppq(1/1024部,parts per quadrillion)の水準ま
で検出する検出方法を提供することである。
検体を有機溶媒担体マトリックスから抽出及び検出する
のに有用なSPME手順を利用する方法が開発された。
この発明は、慣用の知恵、知識及び実施法に対し、ある
段階を加えることを含んでおり、それは痕跡量の有機被
検体のSPME繊維抽出に対し非常に不都合な条件を、
高度に好都合な条件に変換するための、担体マトリック
ス交換段階を含んでいるという点である。本発明に従う
と、水性担体マトリックスで有機溶媒担体マトリックス
が置き換えられる。そのような交換は、多くの有機被検
体が水中に不要であると考えられているので、慣用の知
恵に対し逆行するように見える。しかしながら本発明に
於いては、痕跡量の有機被検体の為の有機溶媒担体マト
リックスを水性担体マトリックスで置き換えることが、
水及び痕跡量の有機被検体の均質水性溶液を生じ、痕跡
量の有機分析に於けるSPMEの使用の為に非常に好都
合な環境又は条件を与えることが発見された。明らかに
水中に不溶であると考えられる有機化合物が、ppm、pp
b、ppt、及びppq等の痕跡又は超痕跡量水準では水性マ
トリックス中に可溶である。
ス中に溶解された、又は有機溶媒担体マトリックスによ
って試料から抽出可能な有機被検体、そして特に半揮発
性の有機被検体の存在する疑いのある痕跡量の検出感度
を増強する方法、そしてその後でその痕跡量の有機被検
体をSPMEにより抽出及び分析する方法からなってお
り、ここで改良点は、SPME繊維抽出を行って痕跡量
の有機被検体を検出することの前に、痕跡量の有機被検
体を含有している有機溶媒担体マトリックスを、水性担
体マトリックスで交換することを含んでいる。
するための本発明の改良方法は、(1)有機被検体の痕
跡量を含有していることが疑われる環境試料を準備し、
(2)もしその環境試料が有機溶媒担体マトリックスを
既に有していない時は、その環境試料から痕跡量の有機
被検体の全てを有機溶媒抽出して、その痕跡量の有機被
検体がその中で可溶である有機溶媒担体マトリックス中
に移し、(3)必要ならば、該有機溶媒担体マトリック
ス中の痕跡量の有機被検体を、その有機溶媒の一部を除
去することによって濃縮し、(4)その後これに水を加
え混合物を形成し、そして有機溶媒担体マトリックスを
そこから除去することによって、その有機溶媒担体マト
リックスを交換してして、その痕跡量の有機被検体を含
有している水性担体マトリックスからなる検出試料を生
じ、その後で、(5)痕跡量の有機被検体が水性担体マ
トリックスから繊維へ抽出されることが起きるのに十分
な期間、SPME抽出装置の繊維をその水性担体マトリ
ックス、又はその水性担体マトリックス上の囲まれたヘ
ッドスペ−スと接触させ、(6)その後でその繊維を水
性担体マトリックス又は囲まれたヘッドスペ−スから取
り除いて、繊維から有機被検体を分析装置中に脱着させ
て、その痕跡量の有機被検体の1又はそれ以上を検出
し、そして(7)その有機被検体の1又はそれ以上をそ
の分析装置中で検出することによって、その検出試料に
対しSPMEを実施することからなる。
1は、有機溶媒(ヘキサン)担体マトリックス中の痕跡
量の有機殺虫剤被検体をSPME法で検出することを試
みたクロマトグラムであり、図2は、ヘキサン溶媒のみ
のSPME抽出の為の対照クロマトグラムであり、図3
は、本発明の改良方法に従って得られた、水性担体マト
リックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体のSPME抽出
のクロマトグラムであり、図4は、14の有機殺虫剤被検
体の塩化メチレン溶媒に基づく濃縮物のクロマトグラム
であり、図5は、本発明の改良方法に従って得られた水
性担体マトリックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体のS
PME抽出のクロマトグラムであり、図6は、殺虫剤ピ
−クを同定している図5のクロマトグラムの詳細な部分
であり、図7は、本発明の改良方法なしに水性担体マト
リックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体のSPME抽出
のクロマトグラムであり、図8は、本発明の方法改良段
階を有する水性担体マトリックス中の痕跡量(ppt及びp
pt未満)の有機殺虫剤被検体のSPME抽出のクロマト
グラムであり、図9は、図8のクロマトグラムを生じた
SPME抽出に於いて用いられたバックグラウンド・マ
トリックス試薬溶媒及びSPME装置の参照クロマトグ
ラムである。
の繊維被膜を用いる、または選択的な繊維被膜を用いる
有機被検体の選択的試料の痕跡量の有機被検体の広い範
囲を検出する為に用いることが出来る。改良手順は、自
然の中のアウトドアの又は産業工程の水流等の任意の環
境からの、任意の有機溶媒担体に溶解された試料につい
て用いることが出来る。従って、環境試料という用語は
任意の環境からの痕跡量の有機化合物含有試料を含んで
いることを意味している。
E装置は、前記のPCT公開WO 91/15745中に記載され
ており、その開示は参照により本明細書に取り込む。そ
のようなSPME装置は、ペンシルバニア州ベルフォン
テのスペルコ(Supelco)インコ−ポレ−テッドから入
手出来、更に記載する必要はない。
リ塩素化ビフェニル化合物類、及び多核芳香族炭化水素
化合物類等の半揮発性の有機被検体の痕跡又は超痕跡
量、特にppb(10億分の1部)、ppt(1兆分の1部)、ppq
(1/1024分)水準の検出に特に有用である。
有機被検体を含有している試験試料の有機溶媒担体マト
リックスに適当な量の水が加えられること、及び(2)
有機溶媒担体マトリックスが除去されて、水性担体マト
リックスに基づく検出試料が与えられることは、溶媒を
除去する任意の適当な手段により、一般的にはロ−タリ
−・エバポレ−タ−(回転蒸発器)又はクデルマ-ダニ
ッシュ・エバポレ−タ−などを用いる有機溶媒担体の蒸
発により、又はメンブレン分離(膜分離)等により達成
することが出来る。
マトリックスと置き換えられると、典型的なSPME抽
出及び検出手順が、痕跡量の有機被検体を含有している
水性担体マトリックスに基づく検出試料に対し実施でき
る。痕跡量の有機被検体のSPME装置繊維上での抽出
の後、痕跡量の有機被検体はマス・スペクトロフォトメ
−タ−(MS)を有するガス・クロマトグラフィ−(G
C)、電子捕獲検出器(エレクトロン・キャッチャ−・
デテクタ−、ECD)、又は炎イオン化デテクタ−(F
ID)等の適当な高解像装置中で繊維から脱着される。
脱着は、任意の適当な方法により達成出来、通常は直接
加熱、レ−ザ−脱着、又は誘導加熱、例えばマイクロ波
脱着、またはク−リエ点磁気ヒステレシス法によって達
成できる。
料からそれらが抽出された有機溶媒担体マトリックスよ
りも少なくとも約25℃高い沸点、好ましくは約50℃以上
高い沸点を有する有機被検体の痕跡及び超痕跡量の検出
に特に有用である。
の囲まれたヘッドスペ−スと繊維が接触される時間は、
変化するであろうが、一般的に検出される被検体、用い
られるシステム及び装置に依存して、約1分乃至30分、
又はそれ以上の範囲で変化する。
機溶媒であるところの溶液担体マトリックス中に被検体
が溶解されている抽出溶液からの痕跡量の有機被検体の
直接のSPMEは、次の実施例によって、痕跡量の有機
被検体の抽出を妨げる有機溶媒担体の圧倒的な存在の為
に、貧弱な満足の行かない結果を生じることが実証され
る。
スペルコ(Supelco)SPME装置のSPMEシリカ繊維
を7分間、1mlヘキサン担体マトリックス中の次の18
の殺虫剤のそれぞれ1ppbを含有している試料溶液中に
挿入した。 アルドリン エンドサルファンI α-BHC エンドサルファン〓 β-BHC エンドサルファン・サルフェ−ト γ-BHC エンドリン δ-BHC エンドリン・アルデヒド 4,4'-DDD エンドリン・ケトン 4,4'-DDE ヘプタクロ−ル 4,4'-DDT ヘプタクロ−ル・エポキシド ディ−ルドリン メトキシクロ−ル ヘキサン担体マトリックスからSPME繊維を除去した
後、繊維を電子捕獲検出器を備えているガス・クロマト
グラフィ−のインジェクション・ポ−ト中に挿入し、熱
脱着を痕跡量の殺虫剤の為に実施し、そして、図1に示
される生じるクロマトグラムを得た。このクロマトグラ
ムは、ヘキサン溶媒単独の同様なSPME抽出について
の図2に示される対照クロマトグラムと全く類似してい
る。従って、痕跡量の殺虫剤の代わりに、ヘキサンの不
純物ピ−クが図1のクロマトグラムに於いて主要ピ−ク
として示されている。
料溶液のマトリックス交換に続いて、SPME抽出と検
出を行う次の実施例中で実証される。
8個の殺虫剤を含有している、比較例1と同一の試験試
料溶液を準備し、そしてこれに1mlの精製脱イオン水を
加えて、二相混合物を生じた。次にヘキサン溶媒を真空
下で回転蒸発器を用いて除去した。環境温度の水浴を使
用した。この濃縮工程を検出試料としての均質な水性担
体に基づくマトリックス溶液が得られた後に、まもなく
停止した。SPMEを次に水性担体に基づく検出試料中
に10分間、7μmのポリ(ジメチルシロキサン)で被
覆されたSPMEシリカ繊維を挿入することによって実
施した。水性担体マトリックス検出試料からSPME繊
維を除去した後、ガス・クロマトグラフィ−のインジェ
クション・ポ−ト中に繊維を挿入し、痕跡量の殺虫剤に
ついて熱脱着を行い、生じる、図3で示されるクロマト
グラムが得られた。マトリックス交換段階は、殺虫剤ピ
−クが容易に検出される、大いに強化された優れた検出
感度を生じた。
て、有機溶媒担体マトリックスを水の又は水が優勢の担
体マトリックスに交換し、その交換を、それらの生じる
溶液中の痕跡量の有機被検体のSPME抽出と検出が、
優れた感度強化を与えるように行った。従って、液-液
抽出等の一般的な技術の被検体濃縮力は、うまくSPM
Eと組合わせることが出来ている。次の実施例は、それ
らの組合わせ手順の一つを記載している。
PA608手順に従って行った。塩化ナトリウム(100グラ
ム)を、50〜300pptの水準に於いて、次に挙げた14の
半揮発性殺虫剤を含有している、1lの水試料中に溶解
し、分析の為の濃縮試料を与えた。 殺虫剤名 クロマトグラム・ピ−ク・ナンバ− アルドリン, 50ppt 6 α-BHC, 50ppt 1 β-BHC, 50ppt 2 γ-BHC, 50ppt 3 δ-BHC, 50ppt 4 4,4'-DDD, 300ppt 12 4,4'-DDE, 100ppt 9 ディ−ルドリン, 100ppt 10 エンドサルファンI, 100ppt 8 4,4'-DDT, 300ppt 14 エンドサルファン・サルフェ−ト, 300ppt 13 エンドリン, 100ppt 11 ヘプタクロ−ル, 50ppt 5 ヘプタクロ−ル・エポキシド, 50ppt 7 この均質溶液を分液漏斗中に入れ、60mlの塩化メチレン
で抽出した。この塩化メチレン抽出は、更に2回繰り返
された。塩化メチレン抽出物を一緒にし、真空下で回転
蒸発機上でおよそ1mlに濃縮した。この濃縮溶液をマト
リックス交換の為に10mlのフラスコに移した。この濃縮
物のガス・クロマトグラフィ−/マス・スペクトロメト
リ−分析は、どんな殺虫剤も検出することに失敗した。
そして、図4で示される生じるクロマトグラムからは、
ただの溶媒及び二つのフタレ−ト汚染物が同定された。
施した。塩化メチレン抽出物に2mlの水中5%塩化ナト
リウムを加え、二相混合物を生じた。この二相混合物
を、真空下で回転蒸発器を用いて、均質水性溶液に濃縮
した。生じる溶液の半分を、1.5mlのバイアル(瓶)に
移した。7μmのポリ(ジメチルシロキサン)で被覆さ
れているSPMEシリカファイバ−を15分間、均質水性
溶液中に挿入した。均質水性溶液からSPME繊維を除
去した後、繊維をマス・スペクトロメ−タ−を備えてい
るガス・クロマトグラフィ−のインジェクション・ポ−
ト中に挿入し、熱脱着を14の痕跡量の半揮発性有機殺虫
剤について行い、生じる図5で示されるクロマトグラム
は良好な信号-対-ノイズ比を有する、14の殺虫剤を全て
はっきりと同定した。図5に於けるクロマトグラムの詳
細な部分が図6に示され、14の殺虫剤ピ−クを同定して
いる。エンドサルファン・サルフェ−ト(No.13)及び
4,4'-DDT(No.14)は、不純物ピ−クと共に共溶出さ
れた。
に、10〜60ppbの水準に於いて前記の14個の半揮発性殺
虫剤を含有している5%塩化ナトリウム水溶液の直接S
PME抽出及びその後のガス・クロマトグラフィ−/マ
ス・スペクトロメトリ分析を実施した。分析は、生じる
クロマトグラムの図7によって示されるように、14の殺
虫剤の検出感度を示した。しかしながら、このSPME
抽出手順を、図3で示す液-液抽出等の他の知られた試
料濃縮手順と結びつけることは、200倍(図5)を越え
る改良された検出感度が、類似の水性マトリックス中の
殺虫剤の直接SPME抽出と比較して、得られることを
実証している。
獲デテクタ−を有するガス・クロマトグラフィ−を使用
してppt未満の水準に於ける塩素化殺虫剤を可能として
いる。図7に示されるクロマトグラムは、0.5〜3pp
tに於いて、14の殺虫剤が良好に検出されることを明ら
かに実証している。比較の為に、マトリックス、試薬、
溶媒、及びSPME装置に対するバックグラウンド・ク
ロマトグラムが図9に示される。
濃縮技術をSPMEと組み合わせることは、大いに強化
された検出感度を与え、減少した試料、試薬及び溶媒の
使用を可能とし、それでもなお分析中で十分な感度を与
え、このことは有意義な物質と時間の節約を生じる。前
記の本発明の記載により、当業者は本発明の精神からそ
れることなしに本発明に対し変更が成し得ることを認め
るであろう。従って、本発明の範囲は特定の記載された
具体例に限定される意図ではない。
クス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体をSPME法で検出
することを試みたクロマトグラムであるグラフ。
為の参照クロマトグラムであるグラフ。
た、水性担体マトリックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検
体のSPME抽出のクロマトグラムであるグラフ。
ン溶媒に基づく濃縮物のクロマトグラムであるグラフ。
水性担体マトリックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体の
SPME抽出のクロマトグラムであるグラフ。
クロマトグラムの詳細な部分であるグラフ。
トリックス中の痕跡量の有機殺虫剤被検体のSPME抽
出のクロマトグラムであるグラフ。
担体マトリックス中の痕跡量(ppt及びppt未満)の有機
殺虫剤被検体のSPME抽出のクロマトグラムであるグ
ラフ。
ME抽出に於いて用いられた、バックグラウンドのマト
リックス、試薬、溶媒、及びSPME装置の対照クロマ
トグラムであるグラフ。
Claims (9)
- 【請求項1】 有機溶媒担体マトリックス中に抽出され
るか又は溶解されていることが疑われている痕跡量の有
機被検体を検出する方法であって、必要ならば、上記有
機溶媒担体マトリックス中のその痕跡量の有機被検体を
濃縮し、その後該痕跡量の有機被検体を固相ミクロ抽出
装置の繊維上に吸収し、その後該痕跡量の有機被検体を
その繊維から該痕跡量の有機被検体の1又はそれ以上の
検出の為の分析装置中に脱着させることから成ることを
含む方法に於いて、 該繊維上に該痕跡量の有機被検体を吸収するに先立っ
て、該痕跡量の有機被検体を含有している該有機溶媒担
体マトリックスに水を加えて混合物を生じ、その後該混
合物から該有機溶媒担体マトリックスを除去して、水性
担体マトリックス中の痕跡量の有機被検体の検出試料を
該繊維に吸着させるために生じることを特徴とする方
法。 - 【請求項2】 該方法が、 (1)痕跡量の有機被検体を含有すると疑われる環境試
料を準備し、 (2)もし該環境試料が既に有機溶媒担体マトリックス
を有していない時は、該環境試料から該痕跡量の有機被
検体が可溶である有機溶媒担体マトリックス中へ、全て
のそのような痕跡量の有機被検体を有機溶媒抽出し、 (3)必要ならば該有機溶媒の一部を除去することによ
って、該有機溶媒担体マトリックス中の該痕跡量の有機
被検体を濃縮し、 (4)その後、該試験試料の該有機溶媒担体マトリック
スに水を加えて混合物を作り、そして該有機溶媒担体マ
トリックスをそこから除去することによって該試験試料
の該有機溶媒担体マトリックスを交換し、該痕跡量の有
機被検体を含有している水性担体マトリックスを含んで
いる検出試料を生じ、 そしてその後、 (5)痕跡量の有機被検体が水性担体マトリックスから
繊維上に抽出される事が生じるのに十分な時間、固相ミ
クロ抽出装置の繊維を、該水性担体マトリックスと、又
は該水性担体マトリックス上の囲まれたヘッドスペ−ス
中と接触させ、 (6)その後、該繊維を、該水性担体マトリックス又は
囲まれたヘッドスペ−スから除去して、そして該痕跡量
の有機被検体の1又はそれ以上の検出の為に、該有機被
検体を、該繊維から分析装置中に脱着させ、そして、 (7)該分析装置中で該有機被検体の1又はそれ以上を
検出することを含んでいる、請求項1に記載の環境試料
中の有機被検体の痕跡量を検出する方法。 - 【請求項3】 痕跡量の有機被検体が、有機溶媒の沸点
より少なくとも25℃高い沸点を有している半揮発性有機
被検体である、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 該痕跡量の有機被検体が、有機溶媒の沸
点より少なくとも50℃高い沸点を有している半揮発性有
機被検体である請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項5】 該痕跡量の有機被検体が、殺虫剤、除草
剤、ポリ塩素化ビフェニル化合物類、及び多核芳香族炭
化水素化合物類からなる群から選択される、請求項4に
記載の方法。 - 【請求項6】 環境試料からの痕跡量の有機被検体の抽
出が、有機溶媒を用いて液-液、又は液-固抽出で達成さ
れる、請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項7】 方法がppt(1兆分の1部)の検出水
準で痕跡量の有機被検体の検出を可能とする、請求項1
〜5の何れか一に記載の方法。 - 【請求項8】 方法がppt未満の検出水準で、痕跡量
の有機被検体の検出を可能とする、請求項1〜5の何れ
か一に記載の方法。 - 【請求項9】 該有機溶媒の蒸発によって該混合物から
該有機溶媒が除去される、請求項1〜8の何れか一に記
載の方法。
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