JPH08261378A - フランジ付軸シール型ニップル - Google Patents

フランジ付軸シール型ニップル

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JPH08261378A
JPH08261378A JP7067200A JP6720095A JPH08261378A JP H08261378 A JPH08261378 A JP H08261378A JP 7067200 A JP7067200 A JP 7067200A JP 6720095 A JP6720095 A JP 6720095A JP H08261378 A JPH08261378 A JP H08261378A
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pipe
flange
tip
bulge
insertion hole
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Yoshikatsu Fukuoka
好勝 福岡
Tetsuo Fujiwara
哲夫 藤原
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/08Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of the wall or to the axis of another pipe
    • F16L41/086Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of the wall or to the axis of another pipe fixed with screws

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手部材に挿入する先端部にOリング溝およ
びバルジ部を有するパイプとフランジとを一体化させた
フランジ付軸シール型ニップルにおいて、切削によらず
にOリング溝を成形し、かつ溶接やロウ付によらずにパ
イプとフランジを固着一体化させたフランジ付軸シール
型ニップルを提供する。 【構成】 パイプ(1) の拡径先端部(1a)に転造加工によ
ってOリング溝(3) を形成する一方、フランジ(5) の挿
通孔(6) の後部開口端に座ぐり部(6a)を形成すると共
に、その座ぐり部(6a)に位置するパイプ(1) 外周に該座
ぐり部(6a)の内周面に密着係合する係合膨出部(4) を形
成し、この係合膨出部(4) と前方の座孔(6a)に嵌入され
たバルジ部(2) とでフランジ(5) を前後両側から締め付
け係合させてパイプ(1) とフランジ(5) とを固着一体化
してなる構成とする。 【効果】 高い回転トルクのもとで固着一体化され、か
つ構造強度およびシール機能に優れるものとすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フランジ付軸シール型
ニップルに関し、詳細には、冷媒回路や油圧回路等の配
管用ホースを相手側機器に接続する口金具として用いら
れるAl合金製のフランジ付軸シール型ニップルおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷媒回路や油圧回路等の配管
に使用されるゴムホースやフレキシブルホース等を、エ
アコンデショナや油圧機器等の相手側機器に接続する方
法としては、それらホース端に薄肉パイプ状の金属製ニ
ップルをカシメて一体に連結し、そのニップルを介して
相手部材に接続する方法が一般的に採用されている。ま
た、それらニップルとしては、従来より種々の形態のも
のがあるが、軽量で加工性に優れるAl合金材からな
り、かつ、ニップルとしてのパイプにフランジを固着
し、そのフランジを介して相手部材に締結するフランジ
付ニップルが広く採用されている。また、フランジ付ニ
ップルでは、相手部材の接続用開口内に挿入する先端部
外周にOリングを嵌着し、そのOリングによって相手部
材との間をシールする軸シール型のものと、フランジ前
面で相手部材の接続用開口端の座ぐり部に嵌着されたO
リングを押圧して両者間をシールする座シール型のもの
とがあるが、相手側機器との間の気密性をより確実に維
持できることから、近年では、軸シール型のものが多く
採用されるようになっている。
【0003】これらフランジ付ニップルの代表例を〔図
4〕の (a)図および (b)図に示す。〔図4〕の (a)図に
示すフランジ付ニップルは、軸シール型のもので、フラ
ンジ(34)の前面に嵌入突部(32a) を形成し、かつ該嵌入
突部(32a) はやや厚肉にして外周にOリング溝(35)を設
ける一方、該フランジ(32)の後面側にパイプ(31)の先端
を挿入し、不活性ガス雰囲気下のティグないしミグ溶
接、またはロウ付による接合部(34)にて一体に接合して
いる。そして、フランジ(32)の嵌入突部(32a)を相手部
材(30)の接続用開口端(30a) に挿入させてボルト(36)で
締結し、その嵌入突部(32a) の外周に嵌着したOリング
(35)により相手部材(30)との間をシールする。一方、該
パイプ(31)の後端部(31b) には配管ホース(38)がソケッ
ト(37)でカシメ止めされる。(b)図に示したフランジ付
ニップルは、座シール型のもので、フランジ(43)の挿通
孔(44)に挿通したパイプ(41)の先端部(41a) を軸方向に
押圧して、該挿通孔(44)の前端部に設けた座ぐり部(44
a) 内に押し付け、その根本部の管壁を外側に座屈・膨
出させて環状のバルジ部(42)を形成せしめることで、パ
イプ(41)とフランジ(43)を一体化させている。そして、
フランジ(43)から突出したパイプ(41)の先端部(41a)
を、相手部材(40)の接続用開口端(40a) に挿入してボル
ト(36)で締結し、該接続用開口端(40a) の座ぐり部(40
b) に嵌着されたOリング(45)をフランジ(43)前面で押
圧することで相手部材(40)との間をシールする。一方、
該パイプ(41)の後端部(41b) には配管ホース(48)がソケ
ット(47)でカシメ止めされる。また、この種のフランジ
付ニップルにおいては、規定の回転トクルを確保するた
め、フランジの挿通孔に複数の軸方向の係合溝を設ける
と共に、上記バルジ部の成形時ないしは成形後に、先端
からパンチの圧入してフランジの挿通孔に挿通されてい
るパイプを拡径させ、該パイプの壁肉を挿通孔内面の係
合溝に食い込ませることで、パイプとフランジを高い回
転トルクのもとで一体化させる方法も採用されており、
また、例えば、特公平 2-34700号公報では、フランジの
座ぐり部の内底面に放射状の係合溝を穿設し、バルジ部
の形成に際する軸方向の押圧力にて該バルジ部の裏面に
フランジの係合溝に歯合する係合歯を形成せしめること
で、パイプとフランジを高い回転トルクのもとで一体化
させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の前
者のフランジ付ニップル、つまりフランジ付軸シール型
ニップルでは、相手部材との間のシールは確保できるも
のの、パイプとフランジとの間は溶接やロウ付による接
合部(34)にて気密を保持させているので、その気密性に
対する信頼性を充分には確保し難いという問題点を内在
している。また、ホースが取り付けられた後、それらの
軸まわりに大きなトルクが付加されると、パイプとフラ
ンジとが互いにずれて気密性が大きく損なわれる場合が
ある。更に、フランジ嵌入突部を形成するため、その製
造工程が複雑になり、また、それを避けるために該フラ
ンジと嵌入突部とを組立式にすると、両者の接合に溶接
やロウ付が必要となり、上記と同様の問題が派生する。
一方、上記従来の後者のフランジ付ニップル、つまりフ
ランジ付座シール型ニップルでは、パイプの先端部が直
接に相手部材に挿入されるので、該ニップル自体におけ
る気密性の問題はなく、また、前述のような係合手段を
講じることで回転トルクを高められるものの、相手部材
との間の気密性確保の面においては、軸シール型のもの
より不利となる。
【0005】ここで、上記従来の後者の構成のもとで、
パイプ先端部の外周にOリング溝を設けて、軸シール型
のものにすることは容易に考えられるが、この場合、特
に小径のニップルでは、Oリング溝の深さが該ニップル
を構成するパイプの肉厚と同等近くのものとなり、構造
強度面から切削加工することが不可能となる。また、敢
えてOリング溝を穿設する場合には、用いるパイプを肉
厚のものとする必要があり、それに伴いバルジ部の成形
が非常に困難となり、実用上では適用し難い。そこで本
発明者らは、〔図3〕の (a)図に示すように、被成形体
としてのパイプ(21)を先端寄りをクランプ(C) で把持拘
束すると共に、その先端側から押圧軸(S) で押圧して軸
方向に圧縮力を加えると共に、駆動回転される外輪(R)
に自転自由に保持された複数の転造ダイス(Dr)を同期的
にパイプ(21)の軸芯に垂直な面で公転させながら該パイ
プ(21)の外周に押し付けることで、切削加工を用いずに
パイプ(21)外周に溝(23)を成形する溝の成形方法(特願
平4-195425号)および、適切な範囲内の機械的性質を有
するAl合金製のパイプ(21)の先端部を拡管して所定外
径の拡径先端部(21a) を形成した後、その拡径先端部(2
1a) に続く外周に環状のバルジ部(22)を形成し、次い
で、同 (a)図に示すように、該パイプ(21)のバルジ部(2
2)前方の拡径先端部(21a) 外周に転造ダイス(Dr)を用い
てOリング溝(23)を成形してなるニップルおよびその製
法(特願平4-30744 号)を、本願に先立って提案した。
これら先願技術によれば、Oリング溝底の壁肉を大きく
減厚させることなく連続した繊維組織が得られて、製品
強度を高めることができ、また切削加工しないので歩留
りを高めることができる。そして、これら先願技術によ
り、〔図3〕の (b)図に示すように、Oリング溝(23)お
よびバルジ部(22)を成形したパイプ(21)を、上記従来の
後者のものと同構成のフランンジ(25)と一体化させて、
該ニップル自体における気密性の問題がなく、かつ、相
手部材との間のシールも確かなフランジ付軸シール型ニ
ップルを得ることが可能となった。
【0006】しかしながら、転造成形によるOリング溝
およびバルジ部を先端部に成形したパイプとフランンジ
とを一体化させることで、フランジ付軸シール型ニップ
ルを得るについて、更に詳細に検討したところ、次のよ
うな問題が派生し、該パイプとフランンジを高い回転ト
ルクのもとで一体化させ難いことが判明した。すなわ
ち、フランジの挿通孔に挿通したパイプの先端部を、該
フランジ前面の座ぐり部内に押圧してバルジ部を形成す
ることで、更にはパンチの圧入でパイプを拡径して挿通
孔内面の係合させることで、パイプとフランジを強固に
一体化させた後に、転造ダイスでパイプの先端部にOリ
ング溝を成形しようとした場合、該転造ダイスの外輪と
フランジとが干渉し合うため実用上では適用し難い。ま
た、転造によりパイプの先端部外周にOリング溝を成形
した後に、そのパイプの先端部をフランジ前面の座ぐり
部内に押圧してバルジ部を形成することで、パイプとフ
ランジを一体化させようとした場合、その際の軸方向の
押圧によって成形済のOリング溝が変形して、規格寸法
から外れたものとなり易い。また、別の押圧ダイスによ
ってパイプにバルジ部を形成し、次いで転造ダイスで該
パイプの先端部外周にOリング溝を成形した後、この成
形パイプを後端側からフランジに挿通し、前述のように
先端からパンチを圧入してパイプを拡径させ、該パイプ
の壁肉を挿通孔内面の係合させることで、パイプとフラ
ンジを一体化させようとした場合、そのパイプ先端部に
成形されているOリング溝部の内径が、該パイプの元内
径と比べて同等ないしはやや小径であるため、その奥の
挿通孔部に位置するパイプを拡径させることができな
い。従って、転造によるOリング溝とバルジ部を先端部
に成形したパイプを、その後端側からフランジに挿通
し、〔図3〕の (b)図に示したように、フランジ(25)の
後面側で溶接またはロウ付して、該フランジ(25)とパイ
プ(21)を接合一体化させることが必要となる。しかし、
溶接またはロウ付による接合部(24)では、接合時の熱に
よりパイプの硬度が変化し、そのパイプの後端部に曲げ
加工を施した時に、接合部(24)まわりにくびれや折れな
どの損傷が生じることがある。また、接合後の熱処理
や、フラックス除去のための洗浄処理、更にはアロジン
処理等の耐蝕処理などの多くの工程が必要となり、これ
により製品コストが高くなるという問題点も派生する。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
べくなされたもので、溶接やロウ付よらずに、先端部に
転造加工によるOリング溝を設けたパイプとフランジを
高い回転トルクのもとで固着一体化でき、構造強度およ
びシール機能に優れるフランジ付軸シール型ニップルお
よびその製造方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成とされている。すなわち、本
発明に係るフランジ付軸シール型ニップルは、Al合金
材からなり、相手部材に挿入される先端部の外周にOリ
ング溝を有すると共に該先端部の根本部に環状のバルジ
部を有するパイプと、Al合金材からなり、前面部に前
記パイプのバルジ部が嵌入されている座孔を有すると共
に該座孔と同芯に設けられて前記バルジ部に続くパイプ
の本体部が挿通されている挿通孔を有し、前記パイプを
相手部材に取り付けるためのフランジとを備えてなるフ
ランジ付軸シール型ニップルであって、前記パイプの先
端部のOリング溝が転造加工によって形成されてなり、
かつ、前記フランジの挿通孔の後部開口端に斜め半径方
向に拡径する座ぐり部が形成されると共に、その座ぐり
部に位置する前記パイプの外周に該座ぐり部の内周面に
密着係合する係合膨出部が形成されてなることを特徴と
する。
【0009】また、本発明に係るフランジ付軸シール型
ニップルの製造方法は、所定長さに切断したAl合金製
のパイプの一端側に外径規制ダイスおよび拡管パンチを
用いて所定外径の拡径先端部を形成せしめた後、この拡
径先端部に続くパイプの外周にバルジダイスを用いて環
状のバルジ部を形成せしめ、次いで前記拡径先端部の外
周に転造ダイスを用いてOリング溝を成形せしめるパイ
プ成形工程と、予め製造され、前記パイプを挿通する挿
通孔を設けると共に該挿通孔の前端部に前記バルジ部を
嵌入させる座孔、後端部に斜め半径方向に拡径する座ぐ
り部をそれぞれ同芯に設けたAl合金製のフランジに、
前記パイプ成形工程を経た成形パイプを、後端側から該
フランジの挿通孔に挿通し、そのバルジ部を前記座ぐり
部に嵌入させて両者を一体に組み合わせた後、その成形
パイプの先端部を該成形パイプのバルジ部の前面に当接
する押圧面を有する押圧ダイス内にセットすると共に、
前記フランジ後面から突出したパイプの該フランジ後面
から所定小間隔をおいた部位の外周をクランプで把持
し、この押圧ダイスを軸方向に押圧移動させて、前記フ
ランジの挿通孔後部の座ぐり部に位置するパイプの外周
に該座ぐり部の内周面に密着係合する係合膨出部を形成
せしめて、前記成形パイプをフランジに固着させる押圧
連結工程とからなるものである。
【0010】
【作用】本発明のフランジ付軸シール型ニップルでは、
先端部の外周にOリング溝を有すると共に該先端部の根
本部に環状のバルジ部を有するパイプを、その後端側か
らフランジの挿通孔に挿通して、該フランジ前面部に挿
通孔と同芯に設けられた座孔にバルジ部を嵌入させて両
者を一体に組み合わせた後、そのフランジ後面から突出
したパイプの所定小間隔をおいた部位を、該フランジの
挿通孔の開口端に斜め半径方向に拡径して形成された座
ぐり部に向けて押圧して、その座ぐり部に位置するパイ
プの外周に該座ぐり部の内周面に密着係合する係合膨出
部を形成することで、つまりパイプのバルジ部と係合膨
出部とでフランジを前後両側から締め付けて係合させる
ことで、溶接ないしはロウ付によらずに、当該パイプと
フランジを高い回転トルクのもとで固着一体化すること
ができる。また、そのパイプの先端部のOリング溝は転
造加工によって形成するので、切削加工の場合のように
該Oリング溝底の壁肉を大きく減厚させることなく連続
した繊維組織が得られ、その構造強度を高く維持するこ
とができる。更に、一体のパイプの先端部を相手部材に
挿入し、かつ、その先端部のOリング溝に嵌着したOリ
ングで相手部材との間をシールするので、該ニップル自
体における気密性の問題がなく、高いシール機能を有す
るものとすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。〔図1〕は、本発明のフランジ付軸シール
型ニップルの1実施例を示す図面であって、 (a)図は要
部を切欠いて示す正面図、 (b)図はフランジの構成を説
明するための平面図、 (c)図は (b)図のA−A断面図で
ある。
【0012】〔図1〕の (a)図において、(10)は相手部
材であって、この相手部材(10)は、エアコンデショナや
油圧機器等であって、その前部には冷媒や油等を導入す
るための流体導入孔(10a) が穿設され、また、この流体
導入孔(10a) の開口端には、該流体導入孔(10a) よりも
大きな内径の連結用孔(10b) が形成されている。
【0013】(1) はパイプであって、このパイプ(1)
は、Al合金製のもので、先端部(1a)を相手部材(10)の
連結用孔(10b) に嵌合する外径に拡径されると共に、そ
の拡径先端部(1a)の根本部には環状のバルジ部(2) 、中
間部外周にはOリング溝(3) が形成されている。また、
このパイプ(1) は、バルジ部(2) に続く本体部を、後述
するフランジ(5) の挿通孔(6) に挿通されて拡径先端部
(1a)を前方に突出させると共に、該フランジ(5) 後方の
中間部でL字状に湾曲させられ、かつ、その後端部(1b)
には配管ホース(9) がソケット(8) を介してカシメ止め
される。
【0014】ここで、フランジ(5) は、 (b)図に示すよ
うに、平面外郭形状を大小2つの円盤を連ねた眼鏡状に
形成されたAl合金製のもので、その大きな方の円盤部
の中央に上記パイプ(1) が挿通される挿通孔(6) を設け
ると共に、他方の小さな円盤部の中央に締結ボルト(12)
を通すボルト孔(7) を設けてなる。また、 (c)図に示す
ように、このフランジ(5) の挿通孔(6) は、ストレート
孔に形成されると共に、その前部開口端にはパイプ(1)
のバルジ部(2) が嵌入される座孔(6a)が、後部開口端に
は斜め半径方向に拡径する座ぐり部(6b)が、それぞれ該
挿通孔(6) と同芯に形成されている。
【0015】翻って、パイプ(1) の拡径先端部(1a)のO
リング溝(3) は、後述する転造加工によって形成されて
いる。一方、フランジ(5) に挿通されたパイプ(1) の該
フランジ(5) の座ぐり部(6b)に位置する外周には、後述
する押圧加工によって、該座ぐり部(6b)の内周面に密着
係合する係合膨出部(4) が形成されており、この係合膨
出部(4) と前方のバルジ部(2) とでフランジ(5) を前後
両側から締め付けて係合させることで、当該パイプ(1)
とフランジ(5) とが固着されて一体のフランジ付軸シー
ル型ニップルとされている。
【0016】そして、当該フランジ付軸シール型ニップ
ルは、 (a)図に示すように、Oリング溝(3) にOリング
(11)を嵌着したパイプ(1) の拡径先端部(1a)を相手部材
(10)の連結用孔(10b) に挿入させると共に、フランジ
(5) のボルト孔(7) にセツトされた締結ボルト(12)を介
して相手部材(10)に取り付けられ、その拡径先端部(1a)
に嵌着したOリング(11)にて相手部材(10)との間の気密
を保持する。
【0017】上記構成の本実施の軸シール型ニップルで
は、一体のパイプの先端部を相手部材に挿入し、その先
端部に嵌着したOリングで相手部材との間をシールする
ので、該ニップル自体における気密性の問題がなく、高
いシール機能が確保される。また、パイプのバルジ部と
係合膨出部とでフランジを前後両側から締め付けて係合
させるので、溶接やロウ付によらずに、外部からパイプ
などに加わる軸まわりのモーメントに充分に耐えられる
高い回転トルクのもとで固着一体化することができる。
更に、そのパイプの先端部のOリング溝は転造加工にて
形成するので、切削加工の場合のように該Oリング溝底
の壁肉を大きく減厚させることなく連続した繊維組織が
得られ、その構造強度を高く維持することができる。
【0018】次に、本実施例のフランジ付パイプの製造
方法の1例を、その概要工程の説明図である〔図2〕を
参照して説明する。
【0019】まず、 (a)図に示すように、所定長さに切
断されると共に、両端部を面取加工されてなるAl合金
製のパイプ(1) を製造する一方、型鍛造法や打抜法によ
り、(b)図に示すように、平面外郭形状を2つの円盤を
連ねた眼鏡状に形成されると共に、挿通孔(6) およびボ
ルト孔(7) を設けてなるAl合金製のフランジ(5) を製
造する。また、このフランジ(5) の挿通孔(6) の前後部
開口端には、〔図1〕の (b)図に示した形状の座孔(6a)
および座ぐり部(6b)を設ける。なお、このフランジ(5)
の挿通孔(6) 、座孔(6a)、座ぐり部(6b)およびボルト孔
(7) は、切削加工だけでなく、型鍛造加工やプレス打抜
加工によって形成することができる。
【0020】次いで、 (c)図に示すように、パイプ(1)
の一端から所定間隔をおいた部位の外周をクランプ型
(C) で把持拘束する一方、その一端側を外径規制型(Do)
を備える拡管パンチ(P) で軸方向に押圧して、該パイプ
(1) の一端側に所定外径の拡径先端部(1a)を形成する。
続いて、 (d)図に示すように、パイプ(1) の拡径先端部
(1a)の直後方の外周をバルジダイス(Db)で把持拘束する
一方、その拡径先端部(1a)を押圧ダイス(Dp)で軸方向に
押圧し、該拡径先端部(1a)の根本部であって、外側から
拘束を受けていない管壁を外側に座屈・膨出させながら
バルジダイス(Db)の前面に向けて押し付け、その管壁の
材料を押しつぶして半径方向に流し、該バルジダイス(D
b)前面の成形凹部内に充満させて、該パイプ(1) の拡径
先端部(1a)の根本に部環状のバルジ部(2) を形成する。
次いで、 (e)図に示すように、パイプ(1) のバルジ部
(2) の直後方の外周をクランプ型(C) で把持拘束すると
共に、その先端面を押圧軸(S) で押圧して軸方向に圧縮
力を加えると共に、転造ダイス(Dr)を該パイプ(21)の拡
径先端部(1a)の中間部外周に押し付けて公転させ、その
拡径先端部(1a)の外周にOリング溝(3) を成形する。
【0021】そして、以上の成形工程を経てバルジ部
(2) およびOリング溝(3) を成形されたパイプ(1) を、
後端側から前記フランジ(5) の挿通孔(6) に挿通して、
(f)図に示すように、そのバルジ部(2) を該フランジ
(5) の座ぐり部(6a)に嵌入させて両者を一体に組み合わ
せた後に、 (g)図に示すように、そのフランジ(5) 後面
から突出したパイプ(1) の所定小間隔(L) をおいた部位
の外周をクランプ型(C) で把持拘束し、続いて、 (g)図
に示すように、このパイプ(1) のバルジ部(2) およびフ
ランジ(5) の前面をを押圧ダイス(Pd)で軸方向に押圧し
て、該フランジ(5)の座ぐり部(6b)に位置するパイプ(1)
の外周に該座ぐり部(6b)の内周面に密着係合する係合
膨出部(4) を形成し、その係合膨出部(4) と前方のバル
ジ部(2) とでフランジ(5) を前後両側から締め付けて係
合させることで、当該パイプ(1) とフランジ(5) とを固
着一体化させる。ここで、押圧ダイス(Pd)は、パイプ
(1) の拡径先端部(1a)を挿入させ、かつ該拡径先端部(1
a)の先端面が当接することのない深さの嵌入凹部を有す
ると共に、その嵌入凹部回りの先端面にバルジ部(2) お
よびフランジ(5) の前面を押圧する押圧面を有してなる
ものとされている。
【0022】以上のパイプ成形工程および押圧連結工程
により、 (i)図に示すように、パイプ(1) とフランジ
(5) が固着一体化されてなるフランジ付軸シール型ニッ
プルとし、かつ、そのパイプ(1) の後端部(1b)の外周に
複数の係止溝(13)を設け、また、必要に応じて中間部に
曲げ加工を施して、配管ホースにカシメ止めするのであ
るが、このフランジ付軸シール型ニップルでは、一体の
パイプの先端部を相手部材に挿入し、その先端部に嵌着
したOリングで相手部材との間をシールするので、該ニ
ップル自体における気密性の問題がなく、高いシール機
能が確保される。また、その先端部のOリング溝は転造
加工で形成するので、切削加工の場合のように該Oリン
グ溝底の壁肉を大きく減厚させることなく連続した繊維
組織が得られ、その構造強度を高く維持することができ
る。更に、パイプのバルジ部と係合膨出部とでフランジ
を前後両側から締め付けて係合させることで、溶接ない
しはロウ付よらずに、当該パイプとフランジを高い回転
トルクのもとで固着一体化することができ、これにより
必要工数を低く抑えて製造コストを低減させることがで
きる。
【0023】なお、以上に述べた実施例は1例であっ
て、本考案はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。例えば、フランジの挿通孔の前後部開口端の座ぐり
部の内面に放射の凹凸を設けることで回転トルクをより
高めることもでき、また、フランジは、複数の締結ボル
トないしはボルト以外の締結手段によって相手部材に連
結させる形態のものとされても良い。また、バイプは必
ずしもしもL字状に湾曲させられなくても良いことは言
うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るフラ
ンジ付パイプは、溶接やロウ付よらずに、先端部に転造
加工によるOリング溝を設けたパイプとフランジを高い
回転トルクのもとで固着一体化でき、よって構造強度お
よびシール機能を高められると共に、必要工数を低く抑
えて製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフランジ付軸シール型ニップルの
1実施例を示す図面であって、(a)図は要部を切欠いて
示す正面図、 (b)図はフランジの構成を説明するための
平面図、 (c)図は (b)図のA−A断面図である。
【図2】本発明に係るフランジ付軸シール型ニップルの
製造方法の1例の概要工程の説明図である。
【図3】先願のニップルの説明図およびそれによるフラ
ンジ付軸シール型ニップルの説明図である。
【図4】従来のフランジ付ニップルの代表例の構成を示
す図面である。
【符号の説明】
(1) --パイプ拡径先端部 (1a)--拡径先端部 (2) --バ
ルジ部 (3) --Oリング溝 (4) --係合膨出部 (5) --
フランジ (6) --挿通孔 (6a)--座孔 (6b)--座ぐり部
(7) --ボルト孔 (8) --ソケット (9) --配管ホース
(10)--相手部材 (10a)--流体導入孔 (10b)--連結用孔
(11)--Oリング (12)--締結ボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al合金材からなり、相手部材に挿入さ
    れる先端部の外周にOリング溝を有すると共に該先端部
    の根本部に環状のバルジ部を有するパイプと、Al合金
    材からなり、前面部に前記パイプのバルジ部が嵌入され
    ている座孔を有すると共に該座孔と同芯に設けられて前
    記バルジ部に続くパイプの本体部が挿通されている挿通
    孔を有し、前記パイプを相手部材に取り付けるためのフ
    ランジとを備えてなるフランジ付軸シール型ニップルで
    あって、前記パイプの先端部のOリング溝が転造加工に
    よって形成されてなり、かつ、前記フランジの挿通孔の
    後部開口端に斜め半径方向に拡径する座ぐり部が形成さ
    れると共に、その座ぐり部に位置する前記パイプの外周
    に該座ぐり部の内周面に密着係合する係合膨出部が形成
    されてなることを特徴とするフランジ付軸シール型ニッ
    プル。
  2. 【請求項2】 所定長さに切断したAl合金製のパイプ
    の一端側に外径規制ダイスおよび拡管パンチを用いて所
    定外径の拡径先端部を形成せしめた後、この拡径先端部
    に続くパイプの外周にバルジダイスを用いて環状のバル
    ジ部を形成せしめ、次いで前記拡径先端部の外周に転造
    ダイスを用いてOリング溝を成形せしめるパイプ成形工
    程と、予め製造され、前記パイプを挿通する挿通孔を設
    けると共に該挿通孔の前端部に前記バルジ部を嵌入させ
    る座孔、後端部に斜め半径方向に拡径する座ぐり部をそ
    れぞれ同芯に設けたAl合金製のフランジに、前記パイ
    プ成形工程を経た成形パイプを、後端側から該フランジ
    の挿通孔に挿通し、そのバルジ部を前記座ぐり部に嵌入
    させて両者を一体に組み合わせた後、その成形パイプの
    先端部を該成形パイプのバルジ部の前面に当接する押圧
    面を有する押圧ダイス内にセットすると共に、前記フラ
    ンジ後面から突出したパイプの該フランジ後面から所定
    小間隔をおいた部位の外周をクランプで把持し、この押
    圧ダイスを軸方向に押圧移動させて、前記フランジの挿
    通孔後部の座ぐり部に位置するパイプの外周に該座ぐり
    部の内周面に密着係合する係合膨出部を形成せしめて、
    前記成形パイプをフランジに固着させる押圧連結工程と
    からなるフランジ付軸シール型ニップルの製造方法。
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