JPH08260432A - 反射体付き境界ブロック - Google Patents
反射体付き境界ブロックInfo
- Publication number
- JPH08260432A JPH08260432A JP7063007A JP6300795A JPH08260432A JP H08260432 A JPH08260432 A JP H08260432A JP 7063007 A JP7063007 A JP 7063007A JP 6300795 A JP6300795 A JP 6300795A JP H08260432 A JPH08260432 A JP H08260432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boundary block
- reflector
- reflecting
- wall surface
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 何れの走行車線を走行する車の前照灯に対し
ても反射光を反射するとともに、表面に汚れがあっても
充分な反射をする。 【構成】 道路の通行区分を示す境界ブロック1に対
し、光を反射する反射体2を有した反射体付き境界ブロ
ックにおいて、反射体2は反射部材3と透光部材4とを
備えている。反射部材3は、表面が反射面5とされた球
面状の凹部を有し、凹部の開口が境界ブロックの道路側
壁面と面一となるように境界ブロックの道路側壁面に埋
設されている。透光部材4は、それぞれ透光性を有した
隠没部4aと表出部4bとにより球状体に形成されてい
る。そして、隠没部4aが反射部材3の反射面5と密着
して取り付けられ、表出部4bが境界ブロック1の道路
側壁面1aより突出される。
ても反射光を反射するとともに、表面に汚れがあっても
充分な反射をする。 【構成】 道路の通行区分を示す境界ブロック1に対
し、光を反射する反射体2を有した反射体付き境界ブロ
ックにおいて、反射体2は反射部材3と透光部材4とを
備えている。反射部材3は、表面が反射面5とされた球
面状の凹部を有し、凹部の開口が境界ブロックの道路側
壁面と面一となるように境界ブロックの道路側壁面に埋
設されている。透光部材4は、それぞれ透光性を有した
隠没部4aと表出部4bとにより球状体に形成されてい
る。そして、隠没部4aが反射部材3の反射面5と密着
して取り付けられ、表出部4bが境界ブロック1の道路
側壁面1aより突出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車道と歩道との
間である歩道の縁部、および車道と車道との間である中
央分離体の縁部に設置される境界ブロックにおいて、車
の前照灯の光を反射して道路の様子を示す反射体を備え
た反射体付き境界ブロックに関するものである。
間である歩道の縁部、および車道と車道との間である中
央分離体の縁部に設置される境界ブロックにおいて、車
の前照灯の光を反射して道路の様子を示す反射体を備え
た反射体付き境界ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路において各通行区分等を明
確にするために、例えば車道と歩道との間である歩道の
縁部、または車道と車道との間である中央分離体の縁部
に境界ブロックが設置されている。従来、この種の境界
ブロックには、夜間および悪天候の際に、境界ブロック
の位置を明確にして道路の様子を認識させるために、車
の前照灯の光を反射する反射体が取り付けられている。
確にするために、例えば車道と歩道との間である歩道の
縁部、または車道と車道との間である中央分離体の縁部
に境界ブロックが設置されている。従来、この種の境界
ブロックには、夜間および悪天候の際に、境界ブロック
の位置を明確にして道路の様子を認識させるために、車
の前照灯の光を反射する反射体が取り付けられている。
【0003】具体的には、図7に示すように、境界ブロ
ック50の側壁面50aに車の進行方向と対面する対向
面51aを有した凹部51(または凸部)が形成されて
いる。また、凹部51(または凸部)の対向面51aに
は、その外表面52aが反射面とされた板状の反射体5
2が取り付けられている。
ック50の側壁面50aに車の進行方向と対面する対向
面51aを有した凹部51(または凸部)が形成されて
いる。また、凹部51(または凸部)の対向面51aに
は、その外表面52aが反射面とされた板状の反射体5
2が取り付けられている。
【0004】そして、道路を走行する車が、夜間および
悪天候に際して前照灯を点灯することによって、この前
照灯の光が反射体52に反射し、この反射光によって境
界ブロック50の位置が示され、通行区分等の道路の様
子が認識されていた。
悪天候に際して前照灯を点灯することによって、この前
照灯の光が反射体52に反射し、この反射光によって境
界ブロック50の位置が示され、通行区分等の道路の様
子が認識されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の反射体付き境界ブロックでは、反射体52が板
状に形成されているので、境界ブロック50の対向面5
1aに対して反射体52を取り付け、図8に示すように
それぞれの走行車線を走行する車の向きに対応させなけ
ればならない。このため、道路を走行する車の前照灯に
よる反射光は、その車の走行車線側の境界ブロック50
の反射体52のみからでしか得られず、対向車線を含め
た道路全体の様子を認識することができないという問題
点があった。
た従来の反射体付き境界ブロックでは、反射体52が板
状に形成されているので、境界ブロック50の対向面5
1aに対して反射体52を取り付け、図8に示すように
それぞれの走行車線を走行する車の向きに対応させなけ
ればならない。このため、道路を走行する車の前照灯に
よる反射光は、その車の走行車線側の境界ブロック50
の反射体52のみからでしか得られず、対向車線を含め
た道路全体の様子を認識することができないという問題
点があった。
【0006】また、反射体52は、その外表面52aが
反射面とされているために、外表面52aが汚れた場
合、光の反射率が著しく低下してしまい、道路の様子を
認識する程度の反射光を得ることができないという問題
があった。
反射面とされているために、外表面52aが汚れた場
合、光の反射率が著しく低下してしまい、道路の様子を
認識する程度の反射光を得ることができないという問題
があった。
【0007】そこで本発明は上記課題を解消するため
に、何れの走行車線を走行する車の前照灯に対しても反
射光を反射するとともに、表面に汚れがあっても充分な
反射をすることができる反射体付き境界ブロックを提供
することを目的としている。
に、何れの走行車線を走行する車の前照灯に対しても反
射光を反射するとともに、表面に汚れがあっても充分な
反射をすることができる反射体付き境界ブロックを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による反射体付き境界ブロックは、道路の通行区
分を示す境界ブロック1に対し、光を反射する反射体2
を有した反射体付き境界ブロックにおいて、前記反射体
1は、表面が反射面5とされた球面状の凹部3aを有
し、該凹部3aの開口が前記境界ブロック1の壁面1a
と面一となるように境界ブロック1の壁面1aに埋設さ
れた反射部材3と、それぞれ透光性を有した隠没部4a
と表出部4bとにより球状体に形成され、該隠没部4a
が前記反射部材3の反射面5と密着して取り付けられる
とともに、該表出部4bが前記境界ブロック1の壁面1
aより突出される透光部材4と、を備えたことを特徴と
している。
本発明による反射体付き境界ブロックは、道路の通行区
分を示す境界ブロック1に対し、光を反射する反射体2
を有した反射体付き境界ブロックにおいて、前記反射体
1は、表面が反射面5とされた球面状の凹部3aを有
し、該凹部3aの開口が前記境界ブロック1の壁面1a
と面一となるように境界ブロック1の壁面1aに埋設さ
れた反射部材3と、それぞれ透光性を有した隠没部4a
と表出部4bとにより球状体に形成され、該隠没部4a
が前記反射部材3の反射面5と密着して取り付けられる
とともに、該表出部4bが前記境界ブロック1の壁面1
aより突出される透光部材4と、を備えたことを特徴と
している。
【0009】また、道路の通行区分を示す境界ブロック
1に対し、光を反射する反射体12を有した反射体付き
境界ブロックにおいて、前記反射体12は、表面が反射
面15とされた多面状の凹部13aを有し、該凹部13
aの開口が前記境界ブロック1の壁面1aと面一となる
ように境界ブロック1の壁面1aに埋設された反射部材
13と、それぞれ透光性を有した隠没部14aと表出部
14bとにより多面体に形成され、該隠没部14aが前
記反射部材13の反射面15と密着して取り付けられる
とともに、該表出部14bが前記境界ブロック1の壁面
1aより突出される透光部材14と、を備えたことを特
徴としている。
1に対し、光を反射する反射体12を有した反射体付き
境界ブロックにおいて、前記反射体12は、表面が反射
面15とされた多面状の凹部13aを有し、該凹部13
aの開口が前記境界ブロック1の壁面1aと面一となる
ように境界ブロック1の壁面1aに埋設された反射部材
13と、それぞれ透光性を有した隠没部14aと表出部
14bとにより多面体に形成され、該隠没部14aが前
記反射部材13の反射面15と密着して取り付けられる
とともに、該表出部14bが前記境界ブロック1の壁面
1aより突出される透光部材14と、を備えたことを特
徴としている。
【0010】
【作用】境界ブロック1の壁面1aより突出した表出部
4b(14b)に対し、道路を走行する車の前照灯から
の光が隠没部4a(14a)に入射される。また、入射
された光は、反射体の反射面5(15)を介して反射さ
れる。そして、反射面5(15)によって反射された光
は、境界ブロック1の壁面1aより突出した表出部4b
(14b)を介して外部に放射状に出射される。
4b(14b)に対し、道路を走行する車の前照灯から
の光が隠没部4a(14a)に入射される。また、入射
された光は、反射体の反射面5(15)を介して反射さ
れる。そして、反射面5(15)によって反射された光
は、境界ブロック1の壁面1aより突出した表出部4b
(14b)を介して外部に放射状に出射される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1は本発明による反射体付き境界ブ
ロックの一実施例を示す斜視図、図2は同反射体付き境
界ブロックの構成を示す断面図である。
体的に説明する。図1は本発明による反射体付き境界ブ
ロックの一実施例を示す斜視図、図2は同反射体付き境
界ブロックの構成を示す断面図である。
【0012】図1に示すように、この実施例による反射
体付き境界ブロックでは、例えば車道と歩道との間であ
る歩道の縁部、または車道と車道との間である中央分離
体の縁部において、車道に沿って複数設置される境界ブ
ロック1の道路側壁面1aに対して反射体2が取り付け
られている。この反射体2は、図2に示すように反射部
材3と透光部材4とで構成されている。
体付き境界ブロックでは、例えば車道と歩道との間であ
る歩道の縁部、または車道と車道との間である中央分離
体の縁部において、車道に沿って複数設置される境界ブ
ロック1の道路側壁面1aに対して反射体2が取り付け
られている。この反射体2は、図2に示すように反射部
材3と透光部材4とで構成されている。
【0013】反射部材3は、半球面状の凹部3aを有
し、この凹部3aの開口を境界ブロック1の道路側壁面
1aと面一にするように、境界ブロック1の道路側壁面
1aに埋設されている。また、凹部3aの表面には、鏡
面処理が施された反射面5が形成され、一種の凹面鏡が
形成されている。
し、この凹部3aの開口を境界ブロック1の道路側壁面
1aと面一にするように、境界ブロック1の道路側壁面
1aに埋設されている。また、凹部3aの表面には、鏡
面処理が施された反射面5が形成され、一種の凹面鏡が
形成されている。
【0014】透光部材4は、例えば合成樹脂,ガラス等
の透光性材によって球状体に形成されている。また、透
光部材4は、半球部分である隠没部4aと残りの半球部
分である表出部4bとを有している。透光部材4は、隠
没部4aが反射部材3の凹部3aに形成された反射面5
に密着して取り付けられて、反射部材3とともに境界ブ
ロック1の道路側壁面1aに埋設される。そして、表出
部4bが境界ブロック1の道路側壁面1aより突出して
設けられる。
の透光性材によって球状体に形成されている。また、透
光部材4は、半球部分である隠没部4aと残りの半球部
分である表出部4bとを有している。透光部材4は、隠
没部4aが反射部材3の凹部3aに形成された反射面5
に密着して取り付けられて、反射部材3とともに境界ブ
ロック1の道路側壁面1aに埋設される。そして、表出
部4bが境界ブロック1の道路側壁面1aより突出して
設けられる。
【0015】ゆえに、反射部材3と透光部材4とにより
構成された反射体2では、図3に示すように、境界ブロ
ック1の道路側壁面1aより突出した表出部4bに対
し、道路を走行する車の前照灯からの光が隠没部4aに
入射される。入射された光は、反射体の反射面5を介し
て反射される。そして、反射面5によって反射された光
は、境界ブロック1の道路側壁面1aより突出した表出
部4bを介して外部に放射状に出射される。
構成された反射体2では、図3に示すように、境界ブロ
ック1の道路側壁面1aより突出した表出部4bに対
し、道路を走行する車の前照灯からの光が隠没部4aに
入射される。入射された光は、反射体の反射面5を介し
て反射される。そして、反射面5によって反射された光
は、境界ブロック1の道路側壁面1aより突出した表出
部4bを介して外部に放射状に出射される。
【0016】したがって、このように構成された反射体
付き境界ブロックでは、透光部材4の表出部4bが境界
ブロック1の道路側壁面1aより突出していることによ
って、図4に示すように、何れの走行車線を走行する車
の前照灯の光であっても入射し、さらに入射された光を
突出した表出部4bから出射するので、自車の走行車線
の路肩に設置された境界ブロック1Aのみならず、他車
の走行車線の路肩に設置された境界ブロック1Bの位置
が示され、対向車線を含めた道路全体の様子を認識する
ことができる。
付き境界ブロックでは、透光部材4の表出部4bが境界
ブロック1の道路側壁面1aより突出していることによ
って、図4に示すように、何れの走行車線を走行する車
の前照灯の光であっても入射し、さらに入射された光を
突出した表出部4bから出射するので、自車の走行車線
の路肩に設置された境界ブロック1Aのみならず、他車
の走行車線の路肩に設置された境界ブロック1Bの位置
が示され、対向車線を含めた道路全体の様子を認識する
ことができる。
【0017】また、境界ブロック1の道路側壁面1aよ
り突出した表出部4bが汚れたとしても、光の反射を行
う反射部材3の反射面5が汚れることがないので、反射
光の効率が多少落ちるものの、道路全体の様子を認識す
る程度の反射光を得ることができる。
り突出した表出部4bが汚れたとしても、光の反射を行
う反射部材3の反射面5が汚れることがないので、反射
光の効率が多少落ちるものの、道路全体の様子を認識す
る程度の反射光を得ることができる。
【0018】なお、透光部材4において、境界ブロック
1の道路側壁面1aより突出した表出部4bは、透光部
材4の半球部分と説明したが、図5に示すように、透光
部材4の半球以下が表出部4bで、残りの半球以上が隠
没部4aとなって反射部材3とともに境界ブロック1の
道路側壁面1aに埋設される構成であってもよく、上述
した効果を得ることができる。また、このような構成に
よれば、隠没部4aが反射部材3の凹部3aの開口によ
って係止されるので、反射部材3から透光部材4が脱落
する恐れがない。
1の道路側壁面1aより突出した表出部4bは、透光部
材4の半球部分と説明したが、図5に示すように、透光
部材4の半球以下が表出部4bで、残りの半球以上が隠
没部4aとなって反射部材3とともに境界ブロック1の
道路側壁面1aに埋設される構成であってもよく、上述
した効果を得ることができる。また、このような構成に
よれば、隠没部4aが反射部材3の凹部3aの開口によ
って係止されるので、反射部材3から透光部材4が脱落
する恐れがない。
【0019】ところで、上述した実施例では、反射体2
において、反射部材3の凹部3aを半球面状に形成し、
透光部材4が球状体に形成されていると説明したが、他
の実施例として、図6に示す反射体12を以下に説明す
る。図6に示すように、他の実施例による反射体12
は、反射部材13と透光部材14とで構成されている。
において、反射部材3の凹部3aを半球面状に形成し、
透光部材4が球状体に形成されていると説明したが、他
の実施例として、図6に示す反射体12を以下に説明す
る。図6に示すように、他の実施例による反射体12
は、反射部材13と透光部材14とで構成されている。
【0020】反射部材13は、多面状の凹部13aを有
し、この凹部13aの開口を境界ブロック1の道路側壁
面1aと面一にするように、境界ブロック1の道路側壁
面1aに埋設されている。また、凹部13aの表面に
は、鏡面処理が施された反射面15が形成され、一種の
凹面鏡が形成されている。
し、この凹部13aの開口を境界ブロック1の道路側壁
面1aと面一にするように、境界ブロック1の道路側壁
面1aに埋設されている。また、凹部13aの表面に
は、鏡面処理が施された反射面15が形成され、一種の
凹面鏡が形成されている。
【0021】透光部材14は、それぞれ合成樹脂,ガラ
ス等の透光性材よりなる隠没部14aと表出部14bと
を一体に有し多面体に形成されている。隠没部14a
は、多面状の凹部13aの反射面15と密着するように
形成されている。また、表出部14bは、隠没部14a
が反射部材13の凹部13aに取り付けられ、境界ブロ
ック1の道路側壁面1aに埋設された際に、境界ブロッ
ク1の道路側壁面1aより突出するように形成されてい
る。
ス等の透光性材よりなる隠没部14aと表出部14bと
を一体に有し多面体に形成されている。隠没部14a
は、多面状の凹部13aの反射面15と密着するように
形成されている。また、表出部14bは、隠没部14a
が反射部材13の凹部13aに取り付けられ、境界ブロ
ック1の道路側壁面1aに埋設された際に、境界ブロッ
ク1の道路側壁面1aより突出するように形成されてい
る。
【0022】ゆえに、反射部材13と透光部材14とに
より構成された反射体12では、境界ブロック1の道路
側壁面1aより突出した表出部14bに対し、道路を走
行する車の前照灯からの光が隠没部14aに入射され
る。入射された光は、反射体の反射面15を介して反射
される。そして、反射面15によって反射された光は、
境界ブロック1の道路側壁面1aより突出した表出部1
4bを介して外部に放射状に出射される。
より構成された反射体12では、境界ブロック1の道路
側壁面1aより突出した表出部14bに対し、道路を走
行する車の前照灯からの光が隠没部14aに入射され
る。入射された光は、反射体の反射面15を介して反射
される。そして、反射面15によって反射された光は、
境界ブロック1の道路側壁面1aより突出した表出部1
4bを介して外部に放射状に出射される。
【0023】したがって、このような反射体12が設け
られた反射体付き境界ブロックであっても、上述した実
施例と同様の効果を得ることができる。
られた反射体付き境界ブロックであっても、上述した実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0024】なお、上述した全ての実施例では、反射体
2を境界ブロック1における道路側壁面1aに設けた構
成を説明したが、同反射体2を境界ブロック1の上側壁
面に設けても同様の効果を得ることができる。
2を境界ブロック1における道路側壁面1aに設けた構
成を説明したが、同反射体2を境界ブロック1の上側壁
面に設けても同様の効果を得ることができる。
【0025】また、凹部3aにおいて、反射面5は、鏡
面処理が施されていると説明したが、鏡面処理に限ら
ず、例えば凹部3aに蛍光材を塗布する等、入射された
光を反射する処理が施されていればよく、この構成であ
っても上述した各実施例と同様の効果を得ることができ
る。
面処理が施されていると説明したが、鏡面処理に限ら
ず、例えば凹部3aに蛍光材を塗布する等、入射された
光を反射する処理が施されていればよく、この構成であ
っても上述した各実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0026】そして、透光部材は、隠没部と表出部とに
おいて、一方が球状体(または多面体)、他方が多面体
(または球状体)のように組み合わされた形状、または
ゴルフボール等のような複数の凹部を有した形状、さら
に複数の凸部を有した形状であってもよく、凹部の反射
面が隠没部と密着して取り付けられる構成であれば上述
した各実施例と同様の効果を得ることができる。
おいて、一方が球状体(または多面体)、他方が多面体
(または球状体)のように組み合わされた形状、または
ゴルフボール等のような複数の凹部を有した形状、さら
に複数の凸部を有した形状であってもよく、凹部の反射
面が隠没部と密着して取り付けられる構成であれば上述
した各実施例と同様の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明による反射体
付き境界ブロックは、透光部材の表出部が境界ブロック
の壁面より突出していることによって、何れの方向から
の光であっても入射し、さらに入射された光を突出した
表出部から放射状に出射するので、自車の走行車線の路
肩に設置された境界ブロックのみならず、他車の走行車
線の路肩に設置された境界ブロックの位置を示し、対向
車線を含めた道路全体の様子を認識することができる。
付き境界ブロックは、透光部材の表出部が境界ブロック
の壁面より突出していることによって、何れの方向から
の光であっても入射し、さらに入射された光を突出した
表出部から放射状に出射するので、自車の走行車線の路
肩に設置された境界ブロックのみならず、他車の走行車
線の路肩に設置された境界ブロックの位置を示し、対向
車線を含めた道路全体の様子を認識することができる。
【0028】また、境界ブロックの壁面より突出した表
出部が汚れたとしても、光の反射を行う反射部材の反射
面が隠没部と密着して境界ブロックの壁面に埋設されて
いることにより、反射面が汚れることがないので、道路
全体の様子を認識する程度の反射光を得ることができ
る。
出部が汚れたとしても、光の反射を行う反射部材の反射
面が隠没部と密着して境界ブロックの壁面に埋設されて
いることにより、反射面が汚れることがないので、道路
全体の様子を認識する程度の反射光を得ることができ
る。
【図1】本発明による反射体付き境界ブロックの一実施
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】同反射体付き境界ブロックの構成を示す断面
図。
図。
【図3】反射体の構成を示す断面図。
【図4】反射体付き境界ブロックの使用状態を示す平面
図。
図。
【図5】反射体の他の構成を示す断面図。
【図6】反射体の他の実施例を示す断面図。
【図7】従来の反射体付き境界ブロックを示す斜視図。
【図8】従来の反射体付き境界ブロックの使用状態を示
す平面図。
す平面図。
1…境界ブロック、1a…(道路側)壁面、2,12…
反射体、3,13…反射部材、3a,13a…凹部、
4,14…透光部材、4a,14a…隠没部、4b,1
4b…表出部、5…反射面。
反射体、3,13…反射部材、3a,13a…凹部、
4,14…透光部材、4a,14a…隠没部、4b,1
4b…表出部、5…反射面。
Claims (2)
- 【請求項1】 道路の通行区分を示す境界ブロックに対
し、光を反射する反射体を有した反射体付き境界ブロッ
クにおいて、 前記反射体は、 表面が反射面とされた球面状の凹部を有し、該凹部の開
口が前記境界ブロックの壁面と面一となるように境界ブ
ロックの壁面に埋設された反射部材と、 それぞれ透光性を有した隠没部と表出部とにより球状体
に形成され、該隠没部が前記反射部材の反射面と密着し
て取り付けられるとともに、該表出部が前記境界ブロッ
クの壁面より突出される透光部材と、 を備えたことを特徴とする反射体付き境界ブロック。 - 【請求項2】 道路の通行区分を示す境界ブロックに対
し、光を反射する反射体を有した反射体付き境界ブロッ
クにおいて、 前記反射体は、 表面が反射面とされた多面状の凹部を有し、該凹部の開
口が前記境界ブロックの壁面と面一となるように境界ブ
ロックの壁面に埋設された反射部材と、 それぞれ透光性を有した隠没部と表出部とにより多面体
に形成され、該隠没部が前記反射部材の反射面と密着し
て取り付けられるとともに、該表出部が前記境界ブロッ
クの壁面より突出される透光部材と、 を備えたことを特徴とする反射体付き境界ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063007A JP2702679B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 反射体付き境界ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063007A JP2702679B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 反射体付き境界ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260432A true JPH08260432A (ja) | 1996-10-08 |
JP2702679B2 JP2702679B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13216841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7063007A Expired - Fee Related JP2702679B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 反射体付き境界ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702679B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000170128A (ja) * | 1999-12-17 | 2000-06-20 | Takao Tokuyasu | 自然発光体を組み込んだ建築土木用資材 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP7063007A patent/JP2702679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000170128A (ja) * | 1999-12-17 | 2000-06-20 | Takao Tokuyasu | 自然発光体を組み込んだ建築土木用資材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2702679B2 (ja) | 1998-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06500608A (ja) | 目標灯 | |
US4284365A (en) | Reflective lane marker for roadways | |
WO2002036887A1 (en) | Signalling means | |
JP2702679B2 (ja) | 反射体付き境界ブロック | |
JPH06506792A (ja) | ヘッドランプ | |
JP4099318B2 (ja) | 支柱貼付用反射体 | |
US3762825A (en) | Traffic lane marker and reflector | |
US6084709A (en) | Delineator capable of reflecting oblique incident light beam | |
JP3055014B2 (ja) | 可変方向性自発光鋲 | |
JP7570154B2 (ja) | 中央全反射型道路標識鋲 | |
KR101145338B1 (ko) | 도로표지병 | |
KR200272931Y1 (ko) | 경계석용 표지병 | |
KR200272022Y1 (ko) | 도로표지병 | |
JP2987764B2 (ja) | 自発光鋲 | |
KR200235031Y1 (ko) | 야광 도로 경계석 | |
KR200181532Y1 (ko) | 도로 표지병 | |
KR200263360Y1 (ko) | 도로차선 표지병 | |
JPS5923053Y2 (ja) | 交叉点用道路鋲 | |
JP2024108152A (ja) | 中央全反射型道路標識鋲 | |
KR100338418B1 (ko) | 도로 시설용 반사판 | |
JPS6348886Y2 (ja) | ||
KR200201080Y1 (ko) | 마름모꼴 도로 표지병 | |
JP2923287B1 (ja) | 道路標識用光反射器 | |
JP2004144857A (ja) | 再帰反射機能部材 | |
KR20220115018A (ko) | 재귀반사형 도로표지병 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |