JPH08259168A - 屋外エスカレーター作業用移動屋根 - Google Patents

屋外エスカレーター作業用移動屋根

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JPH08259168A
JPH08259168A JP6555295A JP6555295A JPH08259168A JP H08259168 A JPH08259168 A JP H08259168A JP 6555295 A JP6555295 A JP 6555295A JP 6555295 A JP6555295 A JP 6555295A JP H08259168 A JPH08259168 A JP H08259168A
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JP
Japan
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beam member
roof
outdoor escalator
moving
movable roof
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JP6555295A
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JP3059073B2 (ja
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Tokinori Ogata
十紀則 緒方
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏場の炎天や風雨を遮って効率よく保守点検
作業を行えるようにした屋外エスカレーター作業用移動
屋根を提供する。 【構成】 この発明の屋外エスカレーター作業用移動屋
根は、屋外エスカレーターの左右移動手摺2に着脱自在
に立設され、移動手摺2の移動方向に移動する複数本の
支柱6a,6bと、この支柱6a間及び支柱6aと6b
間に架け渡され、支柱6a,6bとともに門形の架構を
構成する複数本の第一梁部材7及び第二梁部材9と、こ
の第一梁部材7と第二梁部材9とからなる屋根骨組に設
置され、屋根面を構成するシート部材12とを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外に設置されたエ
スカレーターの保守点検等の作業を炎天下や雨天時で
も、何ら支障なく行えるようにした屋外エスカレーター
作業用移動屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は屋外に設置されているエスカレー
ター又は動く歩道の一例を示し、図において、符号1は
エスカレーター又は動く歩道の両側に設置された欄干デ
ッキ、2はこの欄干デッキ1に設置された移動手摺、3
はこの移動手摺2の内側に垂設された内側板、そして、
符号4は左右内側板3と3との間に設置された踏段であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレーター
又は動く歩道は、以上説明したように構成され、欄干デ
ッキ1等の全ての部分が屋外に終日さらされ、晴天時に
は直射日光とその照り返しによる反射熱を受け、特に夏
場には非常な高温(約50°前後)に達する。一方、当
然に風雨にもさらされる。このため、屋外に設置されて
いるエスカレーター等の保守点検は、天候に大きく左右
され、時として、作業員及び工具等のびしょ濡れを免れ
ず、作業を一時中断しなければならないこともあり、天
候によって作業性が著しく落ちる等の課題があった。
【0004】この発明は以上の課題を解決するためにな
されたもので、夏場の炎天や風雨を遮って効率よく保守
点検作業を行えるようにした屋外エスカレーター作業用
移動屋根を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項第
1項記載の屋外エスカレーター作業用移動屋根は、屋外
エスカレーターの左右移動手摺に着脱自在に立設され、
前記移動手摺の移動方向に移動する複数本の支柱と、こ
の支柱間に架け渡され、前記支柱とともに門形の架構を
構成する梁部材と、この梁部材からなる屋根骨組に設置
され、屋根面を構成するシート部材とを備えて構成され
ている。
【0006】この発明に係る請求項第2項記載の屋外エ
スカレーター作業用移動屋根は、前項の屋外エスカレー
ター作業用移動屋根において、梁部材を移動手摺の上部
曲がり部、下部曲がり部及び直線部に追従して変形可能
に形成することにより構成されている。
【0007】
【作用】この発明に係る請求項第1項記載の屋外エスカ
レーター作業用移動屋根は、移動手摺の移動方向に自由
に移動し、屋外エスカレーターの保守点検場所を覆って
直射日光や風雨を遮る。
【0008】この発明に係る請求項第2項記載の屋外エ
スカレーター作業用移動屋根は、梁部材の中央部が移動
手摺の上部曲がり部、下部曲がり部及び直線部に追従し
て変形することにより、移動手摺の上部曲がり部、下部
曲がり部及び直線部をスムーズに移動できる。
【0009】
【実施例】図1ないし図4は、この発明に係る屋外エス
カレーター作業用移動屋根の一実施例を示し、図におい
て、前記従来例と同一または相当部分には同一符号を付
してその説明を省略する。符号5は移動手摺2の両側に
添え付けられた二つの側金具5aと、この側金具5aどうし
を連結する複数本の連結ボルト5bとを備えて容易に着脱
可能に構成され、左右移動手摺2にそれぞれ取り付けら
れる固定金具である。
【0010】また、符号6aと6bはこの固定金具5の
それぞれにソケット式に連結して着脱自在に立設される
支柱、7はこの左右支柱6a間の上端部に、両端を支柱
6aの上端部にソケット式に連結して着脱自在に連結さ
れ、左右支柱6aとともに左右移動手摺2間に跨がる矩
形状の架構を構成する梁部材(以下「第一梁部材」とい
う)、8は支柱6aの上端部及び第一梁部材7の端部に
それぞれ装着され、支柱6aと第一梁部材7とを着脱自
在に連結するソケット部材である。
【0011】また、符号9は第一梁部材7間の両端部に
それぞれ架け渡され、支柱6a及び6bとともに移動手
摺2の長手方向に跨がる矩形状の架構を構成する梁部材
(以下「第二梁部材」という)である。第二梁部材9は
移動手摺2の上部曲がり部2a、下部曲がり部2b及び
直線部2cの形状に自由に追従できるように中間部9a
が変形可能に構成されている。
【0012】また、符号10は第二梁部材9の両端部に
それぞれ装着され、第二梁部材9の端部をスライドする
ことにより第二梁部材9を支柱6aと6bとの設置間隔
に追従させるスライド部材、11は第一梁部材7とスラ
イド部材10とに巻き架けられ、スライド部材10を介
して第一梁部材7と第二梁部材9とを着脱自在に連結す
るゴムバンド、12は第一梁材7と第二梁部材9とから
矩形状に構成された屋根骨組の上に着脱自在に設置さ
れ、直射日光及び風雨を遮る屋根面を構成するシート部
材、そして、符号13はシート部材12の各コーナ部に
それぞれ取り付けられ、支柱6a及び6bの上端部にそ
れぞれ巻き架けられてシート部材12の各コーナ部を支
柱6a及び6bにそれぞれ固定する、例えばゴムひも等
からなる伸縮自在な緊結ひもである。
【0013】次に、この発明に係る屋外エスカレーター
作業用移動屋根の組立方法を順をおって説明する。最初
に、左右移動手摺2のそれぞれに固定金具5を左右移動
金具2の移動方向に所定間隔をあけて取り付ける。次
に、この固定金具5のそれぞれに支柱6aと6bを立設
し、この左右支柱6a間及び支柱6b間の上端部に第一
梁部材7をそれぞれ架け渡し、その両端をソケット部材
8を介して支柱6a及び6bと連結する。
【0014】次に、第二梁部材9を第一梁部材7間の両
端部に架け渡し、また、第二梁部材9の両端部にスライ
ド部材10をそれぞれ取り付け、さらに、このスライド
部材10をゴムバンド11によって第一梁部材7に固定
することにより、第二梁部材9の両端部を第一梁部材7
に連結する。
【0015】次に、第一梁部材7と第二梁部材9とから
なる屋根骨組の上にシート部材12を設置し、このシー
ト部材12の各コーナ部を支柱6a及び6bの上端部に
緊結ひも13によって固定する。
【0016】以上の構成により、屋外エスカレーター作
業用移動屋根はエスカレーターの移動手摺2に簡単に設
置及び撤去でき、また、左右移動手摺2の上を押して移
動手摺2の移動方向にスライドさせることにより保守点
検箇所まで簡単に移動することができ、よって、保守点
検場所の直射日光及び風雨を遮って保守点検作業をきわ
めて効率的に行うことができる。
【0017】また、第二梁部材9の中央部9aが変形可
能に形成され、第二梁部材9の両端部がスライド部材1
0を介し、ゴムバンド11によって第一梁部材7に連結
され、さらに、シート部材12の各コーナ部が支柱6a
及び6bの上端部に伸び縮み自在な緊結ひも13によっ
て連結されているので、移動屋根は移動手摺2の上部曲
がり部2a、下部曲がり部2b及び直線部2cをスムー
ズに移動できる(図4参照)。
【0018】なお、移動手摺2にその移動方向に3個以
上の固定金具5を取り付け、この固定金具5のそれぞれ
に支柱6a及び6bを立設し、この支柱6a間及び支柱
6aと6b間のそれぞれに第一梁部材7と第二梁部材9
とをそれぞれ架け渡し、さらに、この第一梁部材7と第
二梁部材9とからなる屋根骨組にシート部材12を設置
することにより、作業面積に応じて移動手摺2の移動方
向に細長く屋根面積を拡大することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明に係る請求項第1項記載の屋外
エスカレーター作業用移動屋根は、屋外エスカレーター
の左右移動手摺に着脱自在に立設され、前記移動手摺の
移動方向に移動する複数本の支柱と、この支柱間に架け
渡され、前記支柱とともに門形の架構を構成する複数本
の梁部材と、この梁部材からなる屋根骨組に設置され、
屋根面を構成するシート部材とを備えて構成されている
ので、移動手摺の移動方向に自由に移動させて保守点検
場所を覆って直射日光や風雨を遮ることができ、炎天下
及び雨天時にも支障なく保守点検作業を行える効果があ
る。
【0020】この発明に係る請求項第2項記載の屋外エ
スカレーター作業用移動屋根は、梁部材の中央部が移動
手摺の上部曲がり部、下部曲がり部及び直線部に追従し
て変形することにより、移動手摺の上部曲がり部、下部
曲がり部及び直線部をスムーズに移動できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る屋外エスカレーター作業用移
動屋根の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す屋外エスカレーター作業用移動屋
根の分解斜視図である。
【図3】 図1に示す屋外エスカレーター作業用移動屋
根の設置状態を示す横断面図である。
【図4】 図1に示す屋外エスカレーター作業用移動屋
根の作動状態を示す側面図である。
【図5】 エスカレーターの横断面図である。
【符号の説明】
2 移動手摺、6a,6b 支柱、7 第一梁部材(梁
部材)、9 第二梁部材(梁部材)、12 シート部
材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外エスカレーターの左右移動手摺に着
    脱自在に立設され、前記移動手摺の移動方向に移動する
    複数本の支柱と、この支柱間に架け渡され、前記支柱と
    ともに門形の架構を構成する複数本の梁部材と、この梁
    部材からなる屋根骨組に設置され、屋根面を構成するシ
    ート部材とを備えてなることを特徴とする屋外エスカレ
    ーター作業用移動屋根。
  2. 【請求項2】 梁部材は移動手摺の上部曲がり部、下部
    曲がり部及び直線部に追従して変形可能に形成してなる
    ことを特徴とする請求項第1項記載の屋外エスカレータ
    ー作業用移動屋根。
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