JPH08258829A - 印字貼付装置 - Google Patents

印字貼付装置

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Publication number
JPH08258829A
JPH08258829A JP6387395A JP6387395A JPH08258829A JP H08258829 A JPH08258829 A JP H08258829A JP 6387395 A JP6387395 A JP 6387395A JP 6387395 A JP6387395 A JP 6387395A JP H08258829 A JPH08258829 A JP H08258829A
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JP
Japan
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label
conveying
printing
unit
conveyed
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Application number
JP6387395A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yuitsuka
博史 結束
Nobuyuki Kawai
信行 川合
Haruhiko Goto
晴彦 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は単票状の剥離紙のラベルに印字したの
ち、このラベルを剥離して自動的に媒体に貼付けること
ができるようにした印字貼付装置を提供することを目的
とする。 【構成】本発明はプリンタヘッド10と、このプリンタ
ヘッド10により、ラベル7bに所定事項が印字された
単票Tの剥離紙14を搬送する第2の搬送手段Bと、こ
の第2の搬送手段Bによって搬送される単票Tの剥離紙
14の先端を掴んで剥離紙14からラベル7bを剥離す
るとともに、貼付位置に搬送する捲り部30と、冊子8
を貼付位置に搬送する第3の搬送手段Cと、この第3の
搬送手段Cにより貼付位置に搬送された冊子8に対し前
記捲り部30により剥離されて貼付位置に搬送されたラ
ベル7bを加圧して貼付する加圧ローラ53とを具備し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルに所望事項を印
字し、このラベルを冊子などの媒体に貼付する印字貼付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の印字貼付装置は、剥離紙に貼付
されたラベルに印字部で所望する事項を印字したのち、
ラベルを剥離し、このラベルを冊子等の媒体に貼付する
ようになっている。上記剥離紙は長く連続してローラ状
に巻き付けられ、引き出されながらラベルを順次剥離さ
せるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、ローラ状に巻き付けられた剥離紙を引き出す
ことにより、ラベルを剥がす機構のため、剥離紙が単票
の場合、すなわち、ラベルを一枚ずつ貼付する単票の場
合には、剥離紙を予め掴んでおくことができず、自動的
にラベルに印字したのち、剥離して媒体に貼付けるとい
うことはできなかった。
【0004】そこで、本発明は単票状の剥離紙のラベル
に印字したのち、自動的にラベルを剥離して媒体に貼付
けることができるようにした印字貼付装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、剥離紙上にラベルが
貼付された単票を搬送する第1の搬送手段と、この第1
の搬送手段により搬送される単票のラベルに所定事項を
印字する印字手段と、この印字手段により、ラベルに所
定事項が印字された単票を搬送する第2の搬送手段と、
この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
先端を掴んで剥離紙からラベルを剥離するとともに、貼
付位置に搬送する剥離搬送手段と、被貼付媒体を貼付位
置に搬送する第3の搬送手段と、この第3の搬送手段に
より貼付位置に搬送された被貼付媒体に対し前記剥離搬
送手段により剥離されて貼付位置に搬送されたラベルを
加圧して貼付する貼付手段とを具備してなる。
【0006】請求項2記載のものは、剥離紙上にラベル
が貼付された単票を搬送する第1の搬送手段と、この第
1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所定事項
を印字する印字手段と、この印字手段により、ラベルに
所定事項が印字された単票を搬送する第2の搬送手段
と、この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離
紙の先端を一対のローラにより挾持し、この一対のロー
ラの移動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラベ
ルを剥離するとともに送りローラにより前記剥離された
ラベルを貼付位置に送る剥離搬送手段と、被貼付媒体を
貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、この第3の搬送
手段により貼付位置に搬送された被貼付媒体に対し前記
剥離搬送手段により剥離されて貼付位置に搬送されたラ
ベルを加圧して貼付する貼付手段とを具備してなる。
【0007】請求項3記載のものは、剥離紙上にラベル
が貼付された単票を搬送する第1の搬送手段と、この第
1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所定事項
を印字する印字手段と、この印字手段により、ラベルに
所定事項が印字された単票を搬送する第2の搬送手段
と、この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離
紙の先端を掴んで剥離紙からラベルを剥離するととも
に、貼付位置に搬送する剥離搬送手段と、被貼付媒体を
貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、この第3の搬送
手段により貼付位置に搬送された被貼付媒体と前記剥離
搬送手段により剥離されて貼付位置に搬送されたラベル
とを表面が滑面化されて前記ラベルに接触する固定ロー
ラとこの固定ローラに対して接離する方向に移動自在に
設けられた加圧ローラとにより挾圧することにより前記
ラベルを貼付する貼付手段とを具備してなる。
【0008】請求項4記載のものは、剥離紙上にラベル
が貼付された単票を搬送する第1の搬送手段と、この第
1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所定事項
を印字する印字手段と、この印字手段により、ラベルに
所定事項が印字された単票の剥離紙を搬送する第2の搬
送手段と、この第2の搬送手段によって搬送される単票
の剥離紙の先端を一対のローラにより挾持し、この一対
のローラの移動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙か
らラベルを剥離するとともに表面に凹凸部を有する送り
ローラにより前記剥離されたラベルを貼付位置に搬送す
る剥離搬送手段と、被貼付媒体を貼付位置に搬送する第
3の搬送手段と、この第3の搬送手段により貼付位置に
搬送された被貼付媒体に対し前記剥離搬送手段により剥
離されて貼付位置に搬送されたラベルを加圧して貼付す
る貼付手段とを具備してなる。
【0009】請求項5記載のものは、剥離紙上にラベル
が貼付された単票を搬送する第1の搬送手段と、この第
1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所定事項
を印字する印字手段と、この印字手段により、ラベルに
所定事項が印字された単票を搬送する第2の搬送手段
と、この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離
紙の先端を掴んで該剥離紙を折り曲部に沿って鋭角に折
曲することによりラベルを剥離するとともに、貼付位置
に搬送する剥離搬送手段と、被貼付媒体を貼付位置に搬
送する第3の搬送手段と、この第3の搬送手段により貼
付位置に搬送された被貼付媒体に対し前記剥離搬送手段
により剥離されて貼付位置に搬送されたラベルを加圧し
て貼付する貼付手段とを具備してなる。
【0010】
【作用】請求項1記載のものは、印字手段によりラベル
に所定事項が印字された単票の剥離紙からラベルを剥離
して貼付位置に搬送するとともに、前記貼付位置に被貼
付媒体を搬送し、この貼付位置に搬送された被貼付媒体
に対し前記ラベルを加圧して貼付けることにより、単票
の剥離紙に貼付されたラベルに対し所定事項を印字した
のち、剥離して被貼付媒体に自動貼付することを可能す
る。
【0011】請求項2記載のものは、単票の剥離紙の先
端を一対のローラにより挾持し、この一対のローラの移
動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラベルを剥
離することにより、狭いスペースでも確実にラベルの剥
離をできるようにする。
【0012】請求項3記載のものは、第3の搬送手段に
より貼付位置に搬送された被貼付媒体と剥離搬送手段に
より剥離されて貼付位置に搬送されたラベルとを表面が
滑面化されて前記ラベルに接触する固定ローラとこの固
定ローラに対して接離する方向に移動自在に設けられた
加圧ローラとにより挾圧して前記ラベルを貼付けること
により、固定ローラとラベルとの間の摩擦抵抗を少なく
してラベルを良好に加圧して貼付できるようにする。
【0013】請求項4記載のものは、単票の剥離紙の先
端を一対のローラで挾持し、この一対のローラの移動に
より剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラベルを剥離す
るとともに表面に凹凸部を有する送りローラにより前記
剥離されたラベルを貼付位置に搬送することにより、剥
離紙からラベルを確実に剥離するとともに、搬送ローラ
とラベルとの接触面積を少なくしてラベルが送りローラ
に付着することなく、良好に搬送できるようにする。
【0014】請求項5記載のものは、第2の搬送手段に
よって搬送される単票の剥離紙の先端を掴んで該剥離紙
を折り曲部に沿って鋭角に折曲してラベルを剥離するこ
とにより、より一層、確実にラベルを剥離できるように
する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は単票ラベルの印字貼付装置を示す外
観図で、図中9は制御部、13は作成部である。
【0016】上記制御部9は上記作成部13を動作させ
るために必要なプログラムや印字させたい情報の入力、
転送、上記作成部13側の状態表示を行なわせるもの
で、携帯型パーソナルコンピュータ等が用いられる。
【0017】上記作成部13は前面部側に、印字させる
内容を控えるために印字しておく申請書Pを挿入させる
挿入口1、印字させたい単票Tを挿入するラベル挿入口
2、および貼付させたい媒体としての冊子8を挿入排出
させる挿入/排出口51を有する。
【0018】上記申請書Pとしては普通のA4サイズの
用紙が用いられ、ラベル7と冊子8は図2に示す様なも
のが用いられる。上記単票Tは剥離紙14とこの剥離紙
14上に貼付されるラベル7からなる。前記ラベル7は
掴み代となるラベル7aと、印字対象領域となるラベル
7bからなり、ラベル7aとラベル7b間にスリット部
17が形成されている。
【0019】上記作成部13の内部は図3に示すように
構成されている。すなわち、図中Aは上記申請書Pを入
れる挿入口1とラベル挿入口2に連続する第1の搬送手
段で、この第1の搬送手段Aの搬送路a中には、申請書
Pおよびラベル7の搬送方向に沿ってゲート3、透過型
の検知センサ4、搬送ローラ5、印字手段としてのプリ
ンタ部10、および搬送ローラ6が配設されている。
【0020】上記ゲート3はラベル7の搬送をプリンタ
部10と後述する第2の搬送手段Bを構成する斜め搬送
路26へ切り換えるもので、ソレノイド等によって回動
されるようになっている。上記搬送ローラ5,6はモー
タ(図示しない)により回転駆動されるようになってい
る。
【0021】上記プリンタ部10は、前記取込ローラ
5,6の間に位置してラベル7に対向する上下動自在な
プリンタヘッド11と、このプリンタヘッド11の下方
部に位置するプラテンローラ12とにより構成され、前
記プリンタヘッド11とプラテンローラ12との間に挿
入されるラベル7の表面に印字を行なうようになってい
る。
【0022】また、上記搬送路aにおけるゲート3と検
知センサ4との間には第2の搬送手段Bを構成する斜め
搬送路26が接続されている。この斜め搬送路26中に
は入口検知センサ21、搬送ローラ対22、出口検知セ
ンサ23が配設されている。
【0023】上記検知センサ21、23としては光透過
型センサが用いられ、上記搬送ローラ対22は上部側に
位置するピンチローラ22aと下部側に位置するグリッ
ドローラ22bにより構成されている。上記ピンチロー
ラ22aはゴムローラで、上記グリッドローラ22bは
金属粒子が埋め込まれたローラとなっている。上記ピン
チローラ22aとグリッドローラ22bは軸に取り付け
られたばね(図示しない)により付勢されて圧接され、
モータにより回転駆動されるようになっている。
【0024】また、上記斜め搬送路26の出口側には、
剥離搬送手段としての捲り部30が設けられている。上
記捲り部30は上記斜め搬送路26の延長方向に位置し
てピンチローラ31a,31bを有し、このピンチロー
ラ31a,31bはばねによりピンチされた状態で回転
可能にサイドフレーム35に保持されている。上記ピン
チローラ31aはゴムローラ、上側のピンチローラ31
bは前記と同様のグリッドローラが用いられている。上
記サイドフレーム35はモータ(図示しない)により回
動されるようになっており、図3に示す位置と図4に示
す位置に変位するようになっている。さらに、上記サイ
ドフレーム35には、送りローラとしての剥離紙受けロ
ーラ32,33が回転自在に取り付けられている。これ
らローラ32,33は材質がテフロンで、形状は図に示
すように表面にソロバン玉の様な凹凸部32a,33a
を有している。
【0025】また、上記捲り部30の側方部には剥離紙
の搬送部40が設けられている。この搬送部40は、ア
イドルローラ41とモータにより回転駆動される駆動ロ
ーラ42との間に掛けられた下搬送ベルト43と、これ
に接触して一緒に移動するように3つのローラ44、4
5、46に掛けられた上搬送ベルト47とによって構成
されている。上記搬送部40の上部側には前記捲り部3
0が回動して図4の状態になった時に、ローラ31a,
31bから出た剥離紙14が搬送部40に挿入され易い
位置に挿入ガイド48が取り付けられている。上記搬送
部40の出口は後記する冊子8の搬送ローラ56に対し
て剥離紙14を送り込む向きに取り付けられている。
【0026】また、上記作動部13内の下部側には、第
3の搬送手段Cを構成する冊子搬送路50が設けられて
いる。この冊子搬送路50中には貼付手段を構成する取
込加圧ローラ53、さらに、第1および第2の搬送ロー
ラ対56,57が配設され、これらはモータ(図示しな
い)によって回転されるようになっている。
【0027】上記加圧ローラ53は後述するソレノイド
につながったリンクにより上下されるようになってい
る。上記加圧ローラ53の上方部には固定ローラとして
の加圧ローラ58が設けられ、この加圧ローラ58は上
下方向には固定で、材質は金属によりできており、表面
が滑面化されている。
【0028】上記第1および第2の搬送ローラ対56、
57の上側のローラ56a,56aは上下動自在に保持
されている。さらに、上記冊子搬送路50には冊子8の
挿入を検知するセンサ52、加圧ローラ53のすぐ奥に
冊子搬送路50と斜め搬送路26にまたがるラベル待機
位置に検知センサ54、第1の搬送ローラ対55の直前
の冊子待機位置に検知センサ55が取り付けられてい
る。
【0029】上記ラベルの捲り部30、および加圧ロー
ラ53の機構を図4、図6を基にさらに説明する。上記
斜め搬送部26から捲り部30へラベル7を送る部位に
は、図4に示すように、斜め搬送路26の角度から緩い
角度に変化する形状になった折曲部としてのラベル捲り
押え部材25が設けられている。このラベル捲り押え部
材25の上部側には、ラベル7をラベル捲り押え部材2
5に沿うようにガイドする押えローラ24が上下動自在
に取り付けられている。
【0030】また、上記捲り部30から冊子搬送路50
へラベル7を搬送する部位には、ラベル受けローラ33
と加圧ローラ58の間に位置してラベル7を下から受け
る第3のラベル受けローラ34が回転自在に取り付けら
れている。このラベル受けローラ34も上記ラベル受け
ローラ32,33と同様に表面にソロバン玉状の凹凸部
34aを有し、ラベル7との接触面積を小として搬送抵
抗を低減している。
【0031】図6は上記加圧ローラ53を上下動させる
機構を示すものである。上記加圧ローラ53の回転軸5
3aにはリンク59の一端部が接続され、このリンク5
9は支軸59aにより回動自在に支持されている。上記
リンク59の中途部には下方へ延出する延出部59bが
形成され、この延出部59bには、ばね60およびリン
ク61を介してソレノイド62が接続されている。ま
た、上記リンク59の他端部の近傍には、インタラプタ
型のセンサ63が設けられ、このセンサ63は上記加圧
ローラ53が上昇したときは明状態、加圧ローラ53が
下降したときには、暗状態になるように取り付けられて
いる。
【0032】次に、本装置の動作について説明する。ま
ず、申請書挿入口1に申請書Pを挿入する。この申請書
Pがラベル挿入検知センサ4を遮って検知されると、ラ
ベル取込ローラ5と6が取り込み方向に回転し、申請書
Pを印字位置まで搬送する。この位置でプリンタヘッド
11により申請書Pに所定事項が印字され、所定の印字
動作が行なわれたのち、排出される。しかるのち、ラベ
ル挿入口2に単票Tを挿入する。この単票Tが挿入検知
センサ4を遮ると、単票Tが取り込まれて印字部10に
送られてそのラベル7に所定事項が印字される。
【0033】上記したように、ラベル7に所定事項が印
字されると、ラベル挿入ゲート3が上側へ回動し、ロー
ラ5,6が逆回転されてラベル7が排出方向へ搬送され
る。この搬送によりラベル7はゲート3を介して斜め搬
送路26へ送られ、搬送ローラ対22a,22bの回転
により、捲り部30まで搬送される。ラベル7の先端部
7aが斜め搬送路26の出口側の検知センサ23から所
定量出て検知されると、ラベル7がピンチローラ31
a,31bによりピンチされて搬送が一時停止される。
この状態から捲り部30のフレーム35が回動し、図4
に示す状態になる。この状態になると、ラベル7のスリ
ット部17が裏から捲り押え部材25によってヘアピン
状態に曲げられ、ラベル7の先端が捲れ始める。この状
態で、ラベル7の搬送が再開されると、ラベル7の捲ら
れた部分7bが受けローラ33及び34にガイドされ、
センサ54を遮ると停止されて待機する。
【0034】一方、貼付される冊子8はラベル7が印字
から貼付待機状態になる前に、貼付される面を手前側に
して冊子挿入口51から挿入される。この冊子8が検知
センサ52、54により検知されると、貼付待機位置に
待機される。この待機状態にすると、シーケンスは、図
5(b)に示す様に、冊子8を一旦手前側に出し、挿入
センサ52を遮った後、図5(c)に示すように所定量
戻す。この状態になっている時に、ラベル7の搬送が再
開され、ラベル7の先端が粘着面を受けローラ34によ
りガイドされながら図5(a)に示すように、加圧ロー
ラ58に接触し、位置決めされながら冊子8に接着され
る。冊子8にラベル7が接着されたのちは、ラベル7と
冊子8は排出方向に一緒に搬送され排出される。
【0035】この時に、ソレノイド62を励磁すること
により加圧ローラ53を上昇させて押し付け、所定の加
圧力を生じさせて貼付を行なう。なお、剥離された後の
剥離紙14は剥離紙14の搬送部40が冊子貼付動作時
に一緒に回転をしているため、ベルト43と47に挾ま
れて搬送されたのち、ピンチローラ56、53により搬
送されて外へ排出される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載のものは、剥離紙上にラベルを貼付した単
票を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段に
より搬送される単票のラベルに所望事項を印字する印字
手段と、この印字手段により、ラベルに所定事項が印字
された単票を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬
送手段によって搬送される単票の剥離紙の先端を掴んで
剥離紙からラベルを剥離するとともに、貼付位置に搬送
する剥離搬送手段と、被貼付媒体を貼付位置に搬送する
第3の搬送手段と、この第3の搬送手段により貼付位置
に搬送された被貼付媒体に対し前記剥離搬送手段により
剥離されて貼付位置に搬送されたラベルを加圧して貼付
する貼付手段とを具備してなるから、単票の剥離紙に貼
付されたラベルに所定事項を印字したのち、剥離紙から
ラベルを剥して被貼付媒体に自動貼付することができ
る。
【0037】さらに、請求項2記載のものは、単票の剥
離紙の先端を一対のローラにより挾持し、この一対のロ
ーラの移動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラ
ベルを剥離するから、狭いスペースでも確実にラベルを
剥離できる。
【0038】また、請求項3記載のものは、第3の搬送
手段により貼付位置に搬送された被貼付媒体と剥離搬送
手段により剥離されて貼付位置に搬送されたラベルとを
表面が滑面化されて前記ラベルに接触する固定ローラと
この固定ローラに対して接離する方向に移動自在に設け
られた加圧ローラとにより挾圧することにより前記ラベ
ルを貼付するから、固定ローラとラベルとの間の摩擦抵
抗が少なく、ラベルを良好に加圧して貼付できる。
【0039】また、請求項4記載のものは、単票の剥離
紙の先端を一対のローラで挾持し、この一対のローラの
移動により単票の剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラ
ベルを剥離するとともに表面に凹凸部を有する送りロー
ラにより前記剥離されたラベルを貼付位置に送るから、
剥離紙からラベルを確実に剥離できるとともに、搬送ロ
ーラとラベルとの接触面積が少なく、ラベルが搬送ロー
ラに付着してしまうことがなく、良好に搬送できる。
【0040】また、請求項5記載のものは、第2の搬送
手段によって搬送される単票の剥離紙の先端を掴んで該
剥離紙を折り曲部に沿って鋭角に折曲することによりラ
ベルを剥離するから、より一層、確実にラベルを剥離で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である単票ラベル印字貼付装
置を示す斜視図。
【図2】図1の単票ラベル印字貼付装置で用いられるラ
ベルおよび冊子を示す斜視図。
【図3】図1の単票ラベル印字貼付装置の全体的な内部
構成を示す図。
【図4】図1の単票ラベル印字貼付装置の内部構成の一
部を示すもので、図4a(a)はその構成図、図4
(b)はその送りローラを示す正面図。
【図5】図1の単票ラベル印字貼付装置における冊子の
位置決めを示すもので、図5(a)は所定位置に位置決
めされた状態を示す図、図5(b)は冊子が取り込まれ
た状態を示す図、図5(c)は取り込まれた冊子を位置
決め位置に送り出す状態を示す図。
【図6】図1の単票ラベル印字貼付装置における加圧ロ
ーラの駆動機構を示す図。
【符号の説明】
T…単票、7…ラベル、8…冊子(被貼付媒体)、10
…プリンタユニット(印字手段)、14…剥離紙、30
…捲り部(剥離搬送手段)、53…加圧ローラ(貼付手
段)、A…第1の搬送手段、B…第2の搬送手段、C…
第3の搬送手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙上にラベルが貼付された単票を搬
    送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所
    定事項を印字する印字手段と、 この印字手段により、ラベルに所定事項が印字された単
    票を搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
    先端を掴んで剥離紙からラベルを剥離するとともに、貼
    付位置に搬送する剥離搬送手段と、 被貼付媒体を貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、 この第3の搬送手段により貼付位置に搬送された被貼付
    媒体に対し前記剥離搬送手段により剥離されて貼付位置
    に搬送されたラベルを加圧して貼付する貼付手段と、 を具備してなることを特徴とする印字貼付装置。
  2. 【請求項2】 剥離紙上にラベルが貼付された単票を搬
    送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所
    定事項を印字する印字手段と、 この印字手段により、ラベルに所定事項が印字された単
    票を搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
    先端を一対のローラにより挾持し、この一対のローラの
    移動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラベルを
    剥離するとともに送りローラにより前記剥離されたラベ
    ルを貼付位置に送る剥離搬送手段と、 被貼付媒体を貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、 この第3の搬送手段により貼付位置に搬送された被貼付
    媒体に対し前記剥離搬送手段により剥離されて貼付位置
    に搬送されたラベルを加圧して貼付する貼付手段と、 を具備してなることを特徴とする印字貼付装置。
  3. 【請求項3】 剥離紙上にラベルが貼付された単票を搬
    送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所
    定事項を印字する印字手段と、 この印字手段により、ラベルに所定事項が印字された単
    票を搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
    先端を掴んで剥離紙からラベルを剥離するとともに、貼
    付位置に搬送する剥離搬送手段と、 被貼付媒体を貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、 この第3の搬送手段により貼付位置に搬送された被貼付
    媒体と前記剥離搬送手段により剥離されて貼付位置に搬
    送されたラベルとを表面が滑面化されて前記ラベルに接
    触する固定ローラとこの固定ローラに対して接離する方
    向に移動自在に設けられた加圧ローラとにより挾圧する
    ことにより前記ラベルを貼付する貼付手段と、 を具備してなることを特徴とする印字貼付装置。
  4. 【請求項4】 剥離紙上にラベルが貼付された単票を搬
    送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所
    定事項を印字する印字手段と、 この印字手段により、ラベルに所定事項が印字された単
    票の剥離紙を搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
    先端を一対のローラにより挾持し、この一対のローラの
    移動により剥離紙の先端を折曲して剥離紙からラベルを
    剥離するとともに表面に凹凸部を有する送りローラによ
    り前記剥離されたラベルを貼付位置に搬送する剥離搬送
    手段と、 被貼付媒体を貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、 この第3の搬送手段により貼付位置に搬送された被貼付
    媒体に対し前記剥離搬送手段により剥離されて貼付位置
    に搬送されたラベルを加圧して貼付する貼付手段と、 を具備してなることを特徴とする印字貼付装置。
  5. 【請求項5】 剥離紙上にラベルが貼付された単票を搬
    送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段により搬送される単票のラベルに所
    定事項を印字する印字手段と、 この印字手段により、ラベルに所定事項が印字された単
    票を搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段によって搬送される単票の剥離紙の
    先端を掴んで該剥離紙を折り曲部に沿って鋭角に折曲す
    ることによりラベルを剥離するとともに、貼付位置に搬
    送する剥離搬送手段と、 被貼付媒体を貼付位置に搬送する第3の搬送手段と、 この第3の搬送手段により貼付位置に搬送された被貼付
    媒体に対し前記剥離搬送手段により剥離されて貼付位置
    に搬送されたラベルを加圧して貼付する貼付手段と、 を具備してなることを特徴とする印字貼付装置。
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