JPH08258614A - 保冷車両の換気装置 - Google Patents

保冷車両の換気装置

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JPH08258614A
JPH08258614A JP7067718A JP6771895A JPH08258614A JP H08258614 A JPH08258614 A JP H08258614A JP 7067718 A JP7067718 A JP 7067718A JP 6771895 A JP6771895 A JP 6771895A JP H08258614 A JPH08258614 A JP H08258614A
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blower
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cold
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Fumiaki Kitamura
文章 北村
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UD Trucks Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3202Cooling devices using evaporation, i.e. not including a compressor, e.g. involving fuel or water evaporation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00014Combined heating, ventilating, or cooling devices for load cargos on load transporting vehicles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜の輸送時に発生するCO2を外部に排出
し、荷下ろし作業時の安全性と輸送時の冷却効率を改善
する。 【構成】 保冷車両において、荷物室1の床面7に開口
した内気排出口8と、内気排出口8に接続したブロア1
0と、このブロア10を駆動して内気を外部に排出する
コントロールユニット11を備え、野菜を輸送するとき
に必要に応じて荷物室1のCO2を外部に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵荷物室などをもつ保
冷車両の荷物室の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】保冷式の荷物室をもつ車両として、例え
ば実開平4−128933号公報等に開示されたものが
ある。
【0003】この保冷車両は食品、野菜等など生鮮食料
品をその鮮度を保ちながら運搬するのに適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、野菜を運搬
する場合、野菜の呼吸作用により荷物室内には炭酸ガス
(CO2)が発生し、充満する。したがって長時間輸送
後に荷物室から野菜を取り出すときは、後部扉をしばら
くの時間(30分以上)開放し、CO2の濃度が十分に
薄くなってから中に入り、荷下ろし作業をしなければな
らない。このため、荷下ろしの作業能率が悪い。
【0005】また、CO2は重いため、輸送中にCO2
荷物室の低層部に溜まりやすく、このため冷気がうまく
循環せず、荷物室の温度分布にむらがでで、均一的な冷
却ができないという問題も生じている。
【0006】本発明はこのような問題を解決することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、保冷式の
荷物室と、この荷物室に冷風を送り込む冷却クーラを備
えた保冷車両において、荷物室の床面に開口した内気排
出口と、内気排出口に接続したブロアと、このブロアを
駆動して内気を外部に排出する制御手段とを備える。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
制御手段はタイマにより一定時間だけブロアを駆動する
ように構成される。
【0009】第3の発明は、保冷式の荷物室と、この荷
物室に冷風を送り込む冷却クーラを備えた保冷車両にお
いて、荷物室の床面に開口した内気排出口と、内気排出
口に接続したブロアと、荷物室内のCO2濃度を検出す
る手段と、検出したCO2濃度が所定値以下となるよう
にブロアを駆動し内気を排出させる制御手段とを備え
る。
【0010】第4の発明は、第3の発明において、前記
CO2の濃度を検出する手段が、荷物室内のO2濃度を検
出し、このO2濃度からCO2濃度を逆算して推定する。
【0011】
【作用】第1の発明において、荷物室から野菜を荷下ろ
しするときなど、予め制御手段によりブロアを駆動し、
荷物室内のCO2を外部に排出しておく。
【0012】これにより、荷下ろし作業をするときの荷
物室内のCO2濃度は低くなっているため、輸送目的地
に到達したら、直ぐに荷下ろしを開始することができ、
作業能率が著しく改善される。
【0013】また、輸送中にも必要に応じてブロアを駆
動することより、荷物室の低層部にCO2が溜まるのを
防ぎ、荷物室内の冷気の循環を高め、温度むらを小さく
することもできる。
【0014】第2の発明では、タイマにより自動的に一
定時間だけブロアを駆動することができ、操作が簡単と
なる。
【0015】第3の発明では、荷物室内のCO2の濃度
を測定し、このCO2濃度が所定値以上になったらブロ
アを駆動して内気を排出するため、常に荷物室内のCO
2濃度は一定値以下に維持される。
【0016】したがって、荷下ろしの必要なときは、い
つでも直ぐに荷下ろし作業にとりかかることができ、作
業能率が向上する。
【0017】また、荷物室内のCO2濃度はいつも一定
値以下に保持されるので、荷物室の低層部にCO2が滞
留するのを防止し、冷却効率を改善することもできる。
【0018】第4の発明では、O2を検出して、このO2
濃度からCO2濃度を推定するので、安価なO2センサ等
を利用してCO2を検出することができる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を説明する。図1〜図3にお
いて、1は冷蔵車両の保冷式の荷物室で、荷物室1の前
部の上方には冷風を吹き出す冷却ファン2が設けられ、
コンプレッサ3により圧縮された冷媒がクーラユニット
4を経由して冷却ファン2の熱交換器に循環させられ
る。クーラユニット4は荷物室内の温度を検出しなが
ら、その室内温度が設定温度を維持するように、オン・
オフ作動する。
【0020】冷却ファン2から送り出された冷風は、天
井部分に沿うようにして後部扉5に向けて吹き出され、
荷物室内を矢印のように循環する。
【0021】一方、荷物室1の後部の床面7には内気排
出口8が開口し、この内気排出口8に接続したパイプ9
が車両の外部に開口し、その途中にブロア10が介装さ
れ、コントロールユニット11からの信号により開閉作
動する。
【0022】コントロールユニット11は例えば、運転
席に設けたスイッチ等により運転者から指示があると、
タイマに設定した所定の時間だけブロア10を駆動して
荷物室内の床面7から内気を外部に排出する。
【0023】前記内気排出口8は、図2、図3に示すよ
うに、床面7を構成する所定幅の床材12の間にパイプ
13が配置され、このパイプ13に一定の間隔で微小な
開口を形成して構成される。
【0024】以上のように構成したので、荷物室1に野
菜を積んで輸送するときなど、目的地に到達する前に、
コントロールユニット11によりブロア10を駆動する
と、床面7の近傍に開口した内気排出口8により、荷物
室1の低層部に溜まったCO 2が吸引され、外部に排出
される。
【0025】野菜の呼吸作用によるCO2の発生量は、
野菜の種類、荷物室1の温度によっても変化し、一般に
は温度が高くなるほど発生量も増大する(野菜園芸大百
科参照)。
【0026】したがって、荷物室1に大量の野菜を積ん
で長時間輸送するときなど、荷物室1にはCO2が充満
するが、このように予めブロア10を駆動して荷物室1
の内気を外部に排出しておくことにより、車両の目的地
への到着後、直ちに後部扉5を開いて中に入り、荷下ろ
し作業をすることができる。
【0027】また、輸送中にブロア10を駆動すると、
荷物室1の低層部にCO2が溜まるのを防ぎ、比重の大
きいCO2により冷風の循環が妨げられるのが防止で
き、内部の温度を均一化し、冷却効率を高めることもで
きる。
【0028】この実施例においては、前記コントロール
ユニット11はタイマにより一定時間作動するようにし
たが、荷物室1にCO2の濃度を測定するCO2センサを
設け、この検出CO2濃度が一定値に達したならば、自
動的にブロア10を駆動してCO2を外部に排出し、そ
の濃度が常に一定値以下となるように制御することもで
きる。
【0029】この場合には、荷物室1のCO2濃度が常
に一定値以下となるので、輸送中の荷物室1の内部の温
度分布の均一化が徹底され、冷却効率が改善され、ま
た、荷下ろし時には、直ちに荷物室内に入って作業する
ことができる。
【0030】なお、CO2濃度を測定するCO2センサを
設ける代わりに、O2センサを設置し、これにより測定
したO2濃度からCO2の濃度を推定してもよい。野菜の
呼吸作用により、O2を消費し、CO2を発生するのであ
るから、O2濃度は時間の経過と共に減少していき、し
たがってこのO2濃度から逆算してCO2濃度を正確に推
定することは可能である。
【0031】
【発明の効果】第1の発明によれば、保冷式の荷物室
と、この荷物室に冷風を送り込む冷却クーラを備えた保
冷車両において、荷物室の床面に開口した内気排出口
と、内気排出口に接続したブロアと、このブロアを駆動
して内気を外部に排出する制御手段とを備えたので、荷
物室から野菜を荷下ろしするときなど、予め制御手段に
よりブロアを駆動し、荷物室内のCO2を外部に排出し
ておくと、目的地に到達したら直ぐに荷下ろし作業を開
始することができ、作業能率が著しく改善される一方、
輸送中にも必要に応じてブロアを駆動することより、荷
物室の低層部にCO2が溜まるのを防ぎ、荷物室内の冷
気の循環を高め、温度むらを小さくして、冷却効率を高
めることができる。
【0032】第2の発明によれば、前記制御手段はタイ
マにより一定時間だけブロアを駆動するように構成され
るので、自動的にCO2の排出を行うことができ、運転
者の負担が軽減される。
【0033】第3の発明によれば、保冷式の荷物室と、
この荷物室に冷風を送り込む冷却クーラを備えた保冷車
両において、荷物室の床面に開口した内気排出口と、内
気排出口に接続したブロアと、荷物室内のCO2濃度を
検出する手段と、検出したCO2濃度が所定値以下とな
るようにブロアを駆動し内気を排出させる制御手段とを
備えたので、荷物室内のCO2濃度は常に一定値以下に
維持され、したがって、荷下ろしの必要なときは、いつ
でも直ぐに荷下ろし作業にとりかかることができ、作業
能率が向上し、また、荷物室内のCO2濃度はいつも一
定値以下に保持されるので、荷物室の低層部にCO2
滞留するのを防止し、冷却効率を改善することもでき
る。
【0034】第4の発明によれば、前記CO2の濃度を
検出する手段が、荷物室内のO2濃度を検出し、このO2
濃度からCO2濃度を逆算して推定するので、安価なO2
センサ等を利用してCO2を精度よく検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく床面の断面図である。
【図3】同じく斜視図である。
【符号の説明】
1 荷物室 7 床面 8 内気排出口 10 ブロア 11 コントロールユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷式の荷物室と、この荷物室に冷風を
    送り込む冷却クーラを備えた保冷車両において、荷物室
    の床面に開口した内気排出口と、内気排出口に接続した
    ブロアと、このブロアを駆動して内気を外部に排出する
    制御手段とを備えることを特徴とする保冷車両の換気装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段はタイマにより一定時間だ
    けブロアを駆動するように構成される請求項1に記載の
    保冷車両の換気装置。
  3. 【請求項3】 保冷式の荷物室と、この荷物室に冷風を
    送り込む冷却クーラを備えた保冷車両において、荷物室
    の床面に開口した内気排出口と、内気排出口に接続した
    ブロアと、荷物室内のCO2濃度を検出する手段と、検
    出したCO2濃度が所定値以下となるようにブロアを駆
    動し内気を排出させる制御手段とを備えることを特徴と
    する保冷車両の換気装置。
  4. 【請求項4】 前記CO2の濃度を検出する手段が、荷
    物室内のO2濃度を検出し、このO2濃度からCO2濃度
    を逆算して推定する請求項3に記載の保冷車両の換気装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1252471A1 (en) * 2000-01-21 2002-10-30 Howard Pedolsky Refrigeration of a food transport vehicle utilizing liquid nitrogen
JP2003040028A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Tosho Butsuryu Kk 貨物自動車の荷室への荷物搬送用キャリア
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CN113466413A (zh) * 2021-07-05 2021-10-01 郑州水伟环境科技有限公司 快速移动空气质量检测无动力抽风气室

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