JPH08258253A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JPH08258253A JPH08258253A JP6657895A JP6657895A JPH08258253A JP H08258253 A JPH08258253 A JP H08258253A JP 6657895 A JP6657895 A JP 6657895A JP 6657895 A JP6657895 A JP 6657895A JP H08258253 A JPH08258253 A JP H08258253A
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- JP
- Japan
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- carriage
- printing
- ink
- color
- carriages
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙に印刷する時間が速く、小型化、軽量
化、低価格化の２色プリンタ、あるいは、多色プリンタ
を提供する。 【構成】 複数の印字ヘッドの一つを搭載するキャリッ
ジとを有し、複数の印字ヘッドの他の印字ヘッドを搭載
する他のキャリッジとを有し、複数のキャリッジを搭載
する。さらに、複数のキャリッジの間うち、第１のキャ
リッジに先端にピン形状を有する回転レバーと、引っ張
りばねとを有し、回転レバーとキャリッジの間に一定方
向に引っ張るバネを有し、第２のキャリッジに第１のキ
ャリッジの回転レバーと係合する斜面を二つを有するカ
ムを有し、第１のキャリッジと第２キャリッジの間が係
合自在となる。
化、低価格化の２色プリンタ、あるいは、多色プリンタ
を提供する。 【構成】 複数の印字ヘッドの一つを搭載するキャリッ
ジとを有し、複数の印字ヘッドの他の印字ヘッドを搭載
する他のキャリッジとを有し、複数のキャリッジを搭載
する。さらに、複数のキャリッジの間うち、第１のキャ
リッジに先端にピン形状を有する回転レバーと、引っ張
りばねとを有し、回転レバーとキャリッジの間に一定方
向に引っ張るバネを有し、第２のキャリッジに第１のキ
ャリッジの回転レバーと係合する斜面を二つを有するカ
ムを有し、第１のキャリッジと第２キャリッジの間が係
合自在となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は桁方向に印字ヘッドを移
動させながら文字、図形など印刷を行う小型インクジェ
ットプリンタに関する。
動させながら文字、図形など印刷を行う小型インクジェ
ットプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の技術として、複数色の印字
を行う場合に、一つのキャリッジの上に複数の印字ヘッ
ドを搭載し、プラテンに沿って複数の印字ヘッドが常に
往復動するという構成のインクジェットプリンタが、例
えば、特開平５−２２０９４４号に開示されている。
を行う場合に、一つのキャリッジの上に複数の印字ヘッ
ドを搭載し、プラテンに沿って複数の印字ヘッドが常に
往復動するという構成のインクジェットプリンタが、例
えば、特開平５−２２０９４４号に開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、次のような欠点があった。
術では、次のような欠点があった。
【０００４】複数の印字ヘッドまたは、更に各印字ヘッ
ドにインクを供給するインクタンクを１つのキャリッジ
に並列に並べて搭載した場合、キャリッジ全体の重量が
増加し、キャリッジの駆動源となるモータに負荷がかか
り、高トルクを得るためにステッピングモータを使用す
る場合は、回転数を低下させなければならず、また、Ｄ
Ｃモータを使用する場合には、キャリッジの慣性が大き
いため、キャリッジを停止させるための時間及び距離を
大きくとる必要が生じる。そのため、記録紙に印刷する
時間が遅くなるという欠点があった。
ドにインクを供給するインクタンクを１つのキャリッジ
に並列に並べて搭載した場合、キャリッジ全体の重量が
増加し、キャリッジの駆動源となるモータに負荷がかか
り、高トルクを得るためにステッピングモータを使用す
る場合は、回転数を低下させなければならず、また、Ｄ
Ｃモータを使用する場合には、キャリッジの慣性が大き
いため、キャリッジを停止させるための時間及び距離を
大きくとる必要が生じる。そのため、記録紙に印刷する
時間が遅くなるという欠点があった。
【０００５】さらに、記録紙に印刷する印字速度を速く
する場合、モータのトルクを上げなければならないた
め、モータは大きくなり、また、駆動回路も含めたコス
ト、形状、重量が増大し、特に小型インクジェットプリ
ンタに要求される小型化、軽量化、低価格化が困難であ
った。
する場合、モータのトルクを上げなければならないた
め、モータは大きくなり、また、駆動回路も含めたコス
ト、形状、重量が増大し、特に小型インクジェットプリ
ンタに要求される小型化、軽量化、低価格化が困難であ
った。
【０００６】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、記録紙に印刷す
る時間が速く、小型、軽量、低価格の２色プリンタ、あ
るいは、多色プリンタを提供することにある。
なされたものであり、本発明の目的は、記録紙に印刷す
る時間が速く、小型、軽量、低価格の２色プリンタ、あ
るいは、多色プリンタを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明のインクジェットプリンタは、各々異なっ
た色のインクを吐出可能な複数の印字ヘッドを印字紙に
沿って移動させながら複数色の印刷をするインクジェッ
トプリンタにおいて、第１色のインクを吐出する第１の
印字ヘッド２を搭載し、前記印字紙に沿って移動する第
１のキャリッジと、第２色のインクを吐出する第２の印
字ヘッドを搭載する第２のキャリッジと、所定位置で前
記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジの連結及び
連結解除を行う連結機構を有することを特徴とする。ま
た、前記連結機構の好ましい１形態は、前記第１のキャ
リッジに回動自在にとりつけられ、先端に連結子が形成
された回転レバーと、前記第２のキャリッジに設けら
れ、前記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジとを
連結する第１の所定位置で、前記連結子と係合する壁
と、前記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジとの
連結を解除する第２の所定位置で、前記連結子と係合す
る溝とを有するカムと、前記回転レバーに係合し、前記
連結子が前記カムに当接する方向に弾性力を与える弾性
部材からなることを特徴とする。
に、本願発明のインクジェットプリンタは、各々異なっ
た色のインクを吐出可能な複数の印字ヘッドを印字紙に
沿って移動させながら複数色の印刷をするインクジェッ
トプリンタにおいて、第１色のインクを吐出する第１の
印字ヘッド２を搭載し、前記印字紙に沿って移動する第
１のキャリッジと、第２色のインクを吐出する第２の印
字ヘッドを搭載する第２のキャリッジと、所定位置で前
記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジの連結及び
連結解除を行う連結機構を有することを特徴とする。ま
た、前記連結機構の好ましい１形態は、前記第１のキャ
リッジに回動自在にとりつけられ、先端に連結子が形成
された回転レバーと、前記第２のキャリッジに設けら
れ、前記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジとを
連結する第１の所定位置で、前記連結子と係合する壁
と、前記第１のキャリッジと前記第２のキャリッジとの
連結を解除する第２の所定位置で、前記連結子と係合す
る溝とを有するカムと、前記回転レバーに係合し、前記
連結子が前記カムに当接する方向に弾性力を与える弾性
部材からなることを特徴とする。
【０００８】更に、前記連結機構の他の形態は、前記第
１もしくは第２のキャリッジの一方に設けられた電磁石
と、他方のキャリッジに設けられた前記電磁石で吸引可
能な金属部材と、前記電磁石に通電を行う駆動手段から
なることを特徴とする。
１もしくは第２のキャリッジの一方に設けられた電磁石
と、他方のキャリッジに設けられた前記電磁石で吸引可
能な金属部材と、前記電磁石に通電を行う駆動手段から
なることを特徴とする。
【０００９】また、前記第１色のインクは、例えば、使
用頻度の高い黒インクとし、前記第２色のインクは、赤
インクとして、２色プリンタを構成しても良いし、更に
各々異なった色のインクを吐出する３以上の印字ヘッド
を各々独立した３以上のキャリッジに搭載し、隣り合う
前記キャリッジ間の連結及び連結解除を行う２以上の連
結機構を有するプリンタを構成し、３色以上の表現が可
能なプリンタを構成しても良い。
用頻度の高い黒インクとし、前記第２色のインクは、赤
インクとして、２色プリンタを構成しても良いし、更に
各々異なった色のインクを吐出する３以上の印字ヘッド
を各々独立した３以上のキャリッジに搭載し、隣り合う
前記キャリッジ間の連結及び連結解除を行う２以上の連
結機構を有するプリンタを構成し、３色以上の表現が可
能なプリンタを構成しても良い。
【００１０】
【作用】本発明の上記の構成によれば、使用する頻度の
比較的高いインクの色を備えた印字ヘッドを搭載した第
１のキャリッジと使用する比較的頻度の少ないインクの
色を備えた印字ヘッドを搭載したそれ以外のキャリッジ
を独立に構成することにより第１キャリッジは単独でプ
ラテンに沿って往復動でき、それ以外のキャリッジは第
１キャリッジと連結してプラテンに沿って往復動でき
る。使用頻度の高いインクの色を備えた印字ヘッドを搭
載した第１のキャリッジを使用して印刷する場合は、小
型モータを用いていても、高速で動かすことが可能とな
り、高い印字スピードを得ることができる。
比較的高いインクの色を備えた印字ヘッドを搭載した第
１のキャリッジと使用する比較的頻度の少ないインクの
色を備えた印字ヘッドを搭載したそれ以外のキャリッジ
を独立に構成することにより第１キャリッジは単独でプ
ラテンに沿って往復動でき、それ以外のキャリッジは第
１キャリッジと連結してプラテンに沿って往復動でき
る。使用頻度の高いインクの色を備えた印字ヘッドを搭
載した第１のキャリッジを使用して印刷する場合は、小
型モータを用いていても、高速で動かすことが可能とな
り、高い印字スピードを得ることができる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例の斜視図であ
る。第１の印字ヘッド２は、第１のキャリッジ３に搭載
されており、第２の印字ヘッド４は第２のキャリッジ５
に搭載されており、それぞれガイド軸６に軸支されてい
る。第１の印字ヘッド２及び、第２の印字ヘッド４はそ
れぞれに各色のインクを供給するインクタンクも合わせ
備えており、各々異なった色のインクをノズル（図示し
ていない）から吐出することによって、記録紙１３上に
複数色の印刷を行う。第１のキャリッジ３はタイミング
ベルト７の一部に固定され図示していないモータによっ
て、直接回動されるモータ歯車８、及び、ベルト駆動歯
車９、プーリ１０を介してプラテン１１に沿って往復駆
動される。１２は第１の印字ヘッド２、第２の印字ヘッ
ド４に駆動信号を伝達するＦＰＣ（フレキシブル配線基
板）、１は印字装置のフレームである。２０は第１キャ
リッジ３の支点３ａとする連結レバー、２１は連結レバ
ー２０の先端に固着された連結レバーピン、２２は連結
レバー２０をガイド軸６の方向に引っ張るばね、２５
（図３に図示）は第２のキャリッジ５を待機位置で固定
するディテントばねである。５ａは第２のキャリッジ５
にある二安定カム部で、第１のキャリッジ３に取り付け
られた連結レバー２０の連結レバーピン２１と連結、解
除ができる形状になっている。第１のキャリッジ３と第
２のキャリッジ５の連結、解除は待機位置で第１のキャ
リッジ３の停止位置によりできる構造になっている。第
１のキャリッジ３はタイミングベルト７により、プラテ
ン１１に沿って往復動して記録紙１３に印刷できるが、
第２のキャリッジ５はタイミングベルト７の一部に固定
されておらず、第２のキャリッジ５は、待機位置で第１
のキャリッジ３に付いている連結レバー２１の連結レバ
ーピン２２と、第２のキャリッジ５の二安定カム部５ａ
と係合し、第１のキャリッジ３に連結された後、第１の
キャリッジ３に伴ってプラテン１１に沿って移動し、第
２の印字ヘッド４により記録紙１３に印刷を行う。
る。第１の印字ヘッド２は、第１のキャリッジ３に搭載
されており、第２の印字ヘッド４は第２のキャリッジ５
に搭載されており、それぞれガイド軸６に軸支されてい
る。第１の印字ヘッド２及び、第２の印字ヘッド４はそ
れぞれに各色のインクを供給するインクタンクも合わせ
備えており、各々異なった色のインクをノズル（図示し
ていない）から吐出することによって、記録紙１３上に
複数色の印刷を行う。第１のキャリッジ３はタイミング
ベルト７の一部に固定され図示していないモータによっ
て、直接回動されるモータ歯車８、及び、ベルト駆動歯
車９、プーリ１０を介してプラテン１１に沿って往復駆
動される。１２は第１の印字ヘッド２、第２の印字ヘッ
ド４に駆動信号を伝達するＦＰＣ（フレキシブル配線基
板）、１は印字装置のフレームである。２０は第１キャ
リッジ３の支点３ａとする連結レバー、２１は連結レバ
ー２０の先端に固着された連結レバーピン、２２は連結
レバー２０をガイド軸６の方向に引っ張るばね、２５
（図３に図示）は第２のキャリッジ５を待機位置で固定
するディテントばねである。５ａは第２のキャリッジ５
にある二安定カム部で、第１のキャリッジ３に取り付け
られた連結レバー２０の連結レバーピン２１と連結、解
除ができる形状になっている。第１のキャリッジ３と第
２のキャリッジ５の連結、解除は待機位置で第１のキャ
リッジ３の停止位置によりできる構造になっている。第
１のキャリッジ３はタイミングベルト７により、プラテ
ン１１に沿って往復動して記録紙１３に印刷できるが、
第２のキャリッジ５はタイミングベルト７の一部に固定
されておらず、第２のキャリッジ５は、待機位置で第１
のキャリッジ３に付いている連結レバー２１の連結レバ
ーピン２２と、第２のキャリッジ５の二安定カム部５ａ
と係合し、第１のキャリッジ３に連結された後、第１の
キャリッジ３に伴ってプラテン１１に沿って移動し、第
２の印字ヘッド４により記録紙１３に印刷を行う。
【００１２】図２、図３は、キャリッジの連結、解除機
構の説明図である。第１キャリッジ３の待機位置での停
止位置はａ、ｂ、ｃで、ａは、第１のキャリッジ３のホ
ームポジション、ｂは、第１のキャリッジ３と第２のキ
ャリッジ５が連結するポジション、ｃは、第１のキャリ
ッジ３が第２のキャリッジ５との連結を解除するポジシ
ョンある。第２のキャリッジ５の二安定カム部には、斜
面部ｄ、ｅ、係合壁ｆ、解除溝ｇが形成されている。第
１のキャリッジ３が停止位置ａで停止したとき、第１の
キャリッジ３の連結レバー２０の連結ピン２１は、第２
のキャリッジの二安定カムとは係合しない。第１のキャ
リッジ３が停止位置ｂで停止すると第１のキャリッジ３
の連結レバー２０の連結ピン２１は、第２のキャリッジ
５の二安定カム部の斜面部ｅを乗り越え係合壁ｆと係合
する。その後、第１のキャリッジ３がプラテン１１（印
刷位置）の方向に移動すると、第２のキャリッジ５は、
連結ピン２１により、引っ張られ、第１のキャリッジ３
と第２のキャリッジ５は共にプラテン１１に沿って往復
動できる。以下、第１のキャリッジ３と第２のキャリッ
ジ５の解除方法について説明する。第２のキャリッジ５
と連結した第１キャリッジ３が停止位置ｃまで動き停止
すると、第１のキャリッジ３の連結レバーピン２１が第
２のキャリッジ５の二安定カム部の斜面部ｅを乗り越え
解除溝ｇまで案内される。その後、第１のキャリッジ３
がプラテンに沿って印刷方向に動き始めると連結レバー
２０はカム溝部ｈに沿って案内され、第２のキャリッジ
５の二安定カムから外れ、第１キャリッジ３と第２キャ
リッジ５の連結が解除される。
構の説明図である。第１キャリッジ３の待機位置での停
止位置はａ、ｂ、ｃで、ａは、第１のキャリッジ３のホ
ームポジション、ｂは、第１のキャリッジ３と第２のキ
ャリッジ５が連結するポジション、ｃは、第１のキャリ
ッジ３が第２のキャリッジ５との連結を解除するポジシ
ョンある。第２のキャリッジ５の二安定カム部には、斜
面部ｄ、ｅ、係合壁ｆ、解除溝ｇが形成されている。第
１のキャリッジ３が停止位置ａで停止したとき、第１の
キャリッジ３の連結レバー２０の連結ピン２１は、第２
のキャリッジの二安定カムとは係合しない。第１のキャ
リッジ３が停止位置ｂで停止すると第１のキャリッジ３
の連結レバー２０の連結ピン２１は、第２のキャリッジ
５の二安定カム部の斜面部ｅを乗り越え係合壁ｆと係合
する。その後、第１のキャリッジ３がプラテン１１（印
刷位置）の方向に移動すると、第２のキャリッジ５は、
連結ピン２１により、引っ張られ、第１のキャリッジ３
と第２のキャリッジ５は共にプラテン１１に沿って往復
動できる。以下、第１のキャリッジ３と第２のキャリッ
ジ５の解除方法について説明する。第２のキャリッジ５
と連結した第１キャリッジ３が停止位置ｃまで動き停止
すると、第１のキャリッジ３の連結レバーピン２１が第
２のキャリッジ５の二安定カム部の斜面部ｅを乗り越え
解除溝ｇまで案内される。その後、第１のキャリッジ３
がプラテンに沿って印刷方向に動き始めると連結レバー
２０はカム溝部ｈに沿って案内され、第２のキャリッジ
５の二安定カムから外れ、第１キャリッジ３と第２キャ
リッジ５の連結が解除される。
【００１３】図４は本発明の第２の実施例でキャリッジ
の連結、解除機構の構造図である。４０は、第１のキャ
リッジ３に付いている吸引板、４１は第２のキャリッジ
５に搭載している電磁石、４２は電磁石に吸引信号を通
電するきケーブルである。第１キャリッジ３をプラテン
１１に沿って往復動せさる場合には第２キャリッジ５に
搭載している電磁石４１には通電信号はせず、第２のキ
ャリッジ５はそのまま待機位置に残り、第１のキャリッ
ジ３のみプラテン１１に沿って往復動し記録紙１３に印
刷する。第２のキャリッジ５に搭載された第２の印字ヘ
ッド４を使用して記録紙１３に印刷する場合は、第２の
キャリッジ５に搭載せれている電磁石４１に通電し、第
１のキャリッジ３と、第２のキャリッジ５とを電磁力に
より連結し、第１キャリッジと共に第２のキャリッジ５
をプラテン１１に沿って往復動させることにより、記録
紙１３に印刷を行う。
の連結、解除機構の構造図である。４０は、第１のキャ
リッジ３に付いている吸引板、４１は第２のキャリッジ
５に搭載している電磁石、４２は電磁石に吸引信号を通
電するきケーブルである。第１キャリッジ３をプラテン
１１に沿って往復動せさる場合には第２キャリッジ５に
搭載している電磁石４１には通電信号はせず、第２のキ
ャリッジ５はそのまま待機位置に残り、第１のキャリッ
ジ３のみプラテン１１に沿って往復動し記録紙１３に印
刷する。第２のキャリッジ５に搭載された第２の印字ヘ
ッド４を使用して記録紙１３に印刷する場合は、第２の
キャリッジ５に搭載せれている電磁石４１に通電し、第
１のキャリッジ３と、第２のキャリッジ５とを電磁力に
より連結し、第１キャリッジと共に第２のキャリッジ５
をプラテン１１に沿って往復動させることにより、記録
紙１３に印刷を行う。
【００１４】単独でプラテン１１に沿って往復動可能な
第１のキャリッジに搭載される第１の印字ヘッド２には
使用頻度の高い色の入ってインク例えば黒色の第１の印
字ヘッド２を載せ、第２のキャリッジには使用頻度の比
較的低い色の入ったインク例えば赤色の第２の印字ヘッ
ド４を搭載することにより、黒色のみを印字するときは
比較的高速に印刷ができ、比較的印刷頻度の低い赤色を
印刷するときのみ、キャリッジの重量、慣性に合わせた
印刷速度で印刷するため、全体として、印刷速度の向上
が図れる。
第１のキャリッジに搭載される第１の印字ヘッド２には
使用頻度の高い色の入ってインク例えば黒色の第１の印
字ヘッド２を載せ、第２のキャリッジには使用頻度の比
較的低い色の入ったインク例えば赤色の第２の印字ヘッ
ド４を搭載することにより、黒色のみを印字するときは
比較的高速に印刷ができ、比較的印刷頻度の低い赤色を
印刷するときのみ、キャリッジの重量、慣性に合わせた
印刷速度で印刷するため、全体として、印刷速度の向上
が図れる。
【００１５】以上の実施例は、印字ヘッド及びキャリッ
ジが２個の場合をついて説明したが、印字ヘッド及びキ
ャリッジを３個以上とする場合、及び、印字ヘッドが３
個、キャリッジが２個の組合せにおいて本発明を使用で
きることはもちろんである。
ジが２個の場合をついて説明したが、印字ヘッド及びキ
ャリッジを３個以上とする場合、及び、印字ヘッドが３
個、キャリッジが２個の組合せにおいて本発明を使用で
きることはもちろんである。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
のキャリッジを結合、解除する機構を用いているので異
なった色の入ったインクの印字ヘッドを別々のキャリッ
ジに搭載し、使用頻度の多い色例えば黒色の入った印字
ヘッドは第１のキャリッジに搭載して単独でプラテンに
沿って往復動できるため、使用頻度の少ない色例えば赤
色の印字を行う場合より高速で印刷が可能であり、軽
量、小型、低価格なプリンタが実現できる。
のキャリッジを結合、解除する機構を用いているので異
なった色の入ったインクの印字ヘッドを別々のキャリッ
ジに搭載し、使用頻度の多い色例えば黒色の入った印字
ヘッドは第１のキャリッジに搭載して単独でプラテンに
沿って往復動できるため、使用頻度の少ない色例えば赤
色の印字を行う場合より高速で印刷が可能であり、軽
量、小型、低価格なプリンタが実現できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す斜視図。
【図２】本発明の第１の実施例のキャリッジの連結機構
の説明図。
の説明図。
【図３】本発明の第１の実施例のキャリッジの解除機構
の説明図。
の説明図。
【図４】本発明の第２の実施例を示す構造図。
１ フレーム ２ 第１の印字ヘッド ３ 第１のキャリッジ ４ 第２の別印字ヘッド ５ 第２のキャリッジ ６ ガイド軸 ７ タイミングベルト ８ モータ歯車 ９ ベルト駆動歯車 １０ プーリ １１ プラテン １２ ＦＰＣ １３ 記録紙 ２０ 連結レバー ２１ 連結レバーピン ２２ ばね ４０ 吸引板 ４１ 電磁石 ４２ ケーブル
Claims (5)
- 【請求項１】 各々異なった色のインクを吐出可能な複
数の印字ヘッドを印字紙に沿って移動させながら複数色
の印刷をするインクジェットプリンタにおいて、 第１色のインクを吐出する第１の印字ヘッドを搭載し、
前記印字紙に沿って移動する第１のキャリッジと、 第２色のインクを吐出する第２の印字ヘッドを搭載する
第２のキャリッジと、 所定位置で前記第１のキャリッジと前記第２のキャリッ
ジの連結及び連結解除を行う連結機構を有することを特
徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記連結機構が、前
記第１のキャリッジに回動自在にとりつけられ、先端に
連結子が形成された回転レバーと、 前記第２のキャリッジに設けられ、前記第１のキャリッ
ジと前記第２のキャリッジとを連結する第１の所定位置
で、前記連結子と係合する壁と、前記第１のキャリッジ
と前記第２のキャリッジとの連結を解除する第２の所定
位置で、前記連結子と係合する溝とを有するカムと、 前記回転レバーに係合し、前記連結子が前記カムに当接
する方向に弾性力を与える弾性部材からなることを特徴
とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項３】 請求項１において、前記連結機構が、
前記第１もしくは第２のキャリッジの一方に設けられた
電磁石と、他方のキャリッジに設けられた前記電磁石で
吸引可能な金属部材と、前記電磁石に通電を行う駆動手
段からなることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項４】 請求項１において、前記第１色のインク
は、黒インクであり、前記第２色のインクは、赤インク
であることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項５】 請求項１において、更に各々異なった色
のインクを吐出する３以上の印字ヘッドを各々独立した
３以上のキャリッジに搭載し、隣り合う前記キャリッジ
間の連結及び連結解除を行う２以上の連結機構を有する
ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6657895A JPH08258253A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6657895A JPH08258253A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258253A true JPH08258253A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13319987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6657895A Pending JPH08258253A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258253A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008087128A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Roland Dg Corp | 加工装置 |
| JP2011167897A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US8550593B2 (en) | 2009-12-10 | 2013-10-08 | Seiko Epson Corporation | Printer |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP6657895A patent/JPH08258253A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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