JPH0825756A - 印字テープ作成装置におけるカセット収納部のカバー装置 - Google Patents

印字テープ作成装置におけるカセット収納部のカバー装置

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JPH0825756A
JPH0825756A JP6167762A JP16776294A JPH0825756A JP H0825756 A JPH0825756 A JP H0825756A JP 6167762 A JP6167762 A JP 6167762A JP 16776294 A JP16776294 A JP 16776294A JP H0825756 A JPH0825756 A JP H0825756A
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孝治 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字用のテープへの印字品質を悪化させない
ように、カバー体6の剛性を高める。 【構成】 印字テープ作成装置の上ケース3内のカセッ
ト収納部に、少なくとも印字用テープの搬送手段と、該
テープに印字するための印字ヘッドと、該印字ヘッドに
対してプラテンを接離させるためのプラテンホルダとを
備える一方、カバー体6をカセット収納部を覆う上板部
6aとケースの後縁外側を覆う縦板部6bとにより断面
L字状に形成し、カバー体6の縦板部6bには、上ケー
ス3の端部の蝶番軸52に回動可能に被嵌するフック5
3を設け、カバー体6の内面には上板部6aと縦板部6
bとに跨がって補強リブ54を連設すると共に、補強リ
ブ54には、カバー体6を閉じるとき、プラテンを印字
ヘッドに押圧すべくプラテンホルダを移動させるための
リリースレバー37の立ち上がり先端片37aの係止ピ
ン38に係合する案内溝55を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも印字用のテ
ープを内蔵したカセットを、ケース内のカセット収納部
に配置し、カセット収納部からテープを送り出す途次
に、当該テープに、予め入力されたデータに応じて文字
や図形等の画像を印字するための印字テープ作成装置で
あって、前記カセット収納部のカバー装置の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に実願平5−22142
6号において、ラベル表示等のために、印字テープ作成
装置を提案した。即ち、被印字媒体である印字用のテー
プとインクリボンとを内蔵したカセットを、印字テープ
作成装置におけるケースのカセット収納部に着脱自在に
装着できるように構成し、該カセット収納部には、サー
マルヘッド等の印字ヘッドと、該印字ヘッドに対して接
離するプラテンと、前記インクリボンの巻取り手段等を
備え、印字テープ作成装置に予め入力したデータに基づ
いてカセットからテープを適宜速度で引き出される途中
において、当該テープに文字列等の画像を印字するもの
であり、カセット収納部を覆うための開閉回動可能なカ
バー体と、前記プラテンを印字ヘッドに対して接離させ
るためのプラテンホルダとを連動機構を介して関連さ
せ、カバー体が閉じるとき、前記プラテンを印字ヘッド
に対して押圧する方向に移動させるように構成したもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行の装置では、前記板状のカバー体の上板から下向きに
突出するフランジ部をケースに対する蝶番箇所とすると
共に、フランジ部の縁端部をプラテンホルダとの連動機
構に当接させる構成であったため、当該連動機構と蝶番
との配置位置が限定されるという問題があった。
【0004】また、プラテンを印字ヘッドに押圧する状
態を保持するには前記フランジ部に相当の負荷が掛かる
が、フランジ部が板状のカバー体の上板から突出してい
るため、この上板自体が歪み易く、その歪みにてフラン
ジ部の位置がずれて、印字ヘッドにプラテンを一定圧力
にて押圧させることができず、テープへの印字がかすれ
る等の印字品質が悪化(劣化)するという問題があっ
た。
【0005】さらに、前記先行の装置によれば、カセッ
ト収納部を解放するため、カバー体を大きい角度で開く
と、カバー体におけるフランジ部の凹溝状の蝶番部分が
前記ケースの枢支ピン箇所から外れ易く、カバー体の取
扱いが不便であるという問題もあった。本願発明は、上
述の問題を解決すべくなされたものであって、板状のカ
バー体の歪みを少なくし、且つケースからカバー体が外
れ難く、取扱を容易にできるようにした、印字テープ作
成装置におけるカセット収納部のカバー装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の印字テープ作成装置におけ
るカセット収納部のカバー装置は、ケース内のカセット
収納部に、少なくとも印字用テープの搬送手段と、該テ
ープに印字するための印字ヘッドと、該印字ヘッドに対
してプラテンを接離させるためのプラテンホルダとを備
えてなる印字テープ作成装置において、カバー体を、カ
セット収納部を覆う上板部とケースの端部外側を覆う縦
板部とにより断面L字状に形成し、カバー体の縦板部に
は、ケースの端部の蝶番軸に回動可能に被嵌するフック
を設ける一方、該カバー体の内面には上板部と縦板部と
に跨がって補強リブを連設し、該補強リブには、カバー
体を閉じるとき、プラテンを印字ヘッドに押圧すべくプ
ラテンホルダを移動させるためのリリースレバーに係合
する案内溝を形成したものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加えて、前記カバー体における補強リブには、スト
ッパー片を突設する一方、前記ケースには、カバー体が
前記カセット収納部に対して適宜角度開き回動したと
き、ストッパー片に当接する係止部を設けたものであ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は印字テープ作成装置1の概略斜視図を示
し、印字テープ作成装置1における下ケース2に嵌合す
る上ケース3の上面一側には、後述するカセット4を着
脱自在に収納するためのカセット収納部5を覆うカバー
体6が開閉自在に設けられている。上下ケース3,2及
びカバー体6は共に合成樹脂製の射出成形品である。ま
た、上ケース3の上面には、文字等を入力するためのキ
ーボード部7、各種操作用スイッチパネル8、及び入力
された文字や操作指示を表示するための液晶表示部9等
が配置され、上下ケース3,2間には後述する機械的機
構部及び図示しないが制御のためのマイクロコンピュー
タ等が内蔵されている。
【0009】図2はカバー体6を上ケース3に対して略
90度開いた状態の平面図である。図3は本発明のカセ
ット4の蓋体を除いた平面図を示し、カセット4には印
字用のテープ10とインクリボン11とが搭載されてお
り、テープスプール12に巻回されたレセプタタイプの
印字用のテープ10は、後述するテープ搬送手段により
4つのコロ13に案内されて放出部14からサーマルヘ
ッド等の印字ヘッド15aを備えた印字部15を経て搬
送されるように構成されている。リボンスプール16に
巻回されたインクリボン11は、印字部15の箇所でテ
ープ10と略平行状に添設され、リボン巻取りスプール
17にて巻き取られるように構成されている。
【0010】なお、カセット4には、これに搭載される
インクリボン11のインクの色、印字用のテープ10の
種類(正像印字するレセプタタイプと鏡像印字するラミ
ネートタイプとがある)やテープ10の幅寸法等により
予め位置設定された6個の被検出部18を備え、前記カ
セット収納部5に設けた検出部19にて検出できるよう
構成されている。また、カセット4にはテープ搬送手段
の一部品としてテープ送りローラ20が備えられてい
る。
【0011】次に、図2及び図4を参照しながら印字テ
ープ作成装置1に設けたテープ搬送手段やインクリボン
の巻き取り手段等の連動機構部の構成について説明す
る。レセプタタイプのテープ10では、インクリボン1
1と対面する表面に印字され、テープ10の裏面側には
接着剤層が予め塗布され、この接着剤層に離型テープを
仮接着している。
【0012】まず、印字用のテープ10の搬送手段及び
インクリボン11の巻取り手段の構成について説明す
る。印字テープ作成装置1におけるカセット収納部5の
下面側に配置されたフレーム21には、リボン巻取りス
プール17の内径部に嵌合するリボン駆動カム22と、
テープ送りローラ20の内径部に嵌合するテープ駆動カ
ム23と、サーマルヘッド等の印字部15が各々立設さ
れ、テープ駆動モータ24の回転力は、ギヤ列25を介
して、リボン駆動カム22及びテープ駆動カム23に伝
達される。
【0013】次に、前記印字部15の印字ヘッド15a
と対面するプラテン26及びテープ送りローラ20と対
面する押圧ローラ27の連動機構部について説明する
と、プラテン26及び押圧ローラ27を装着したプラテ
ンホルダ28は、フレーム21に取付けられた前記印字
部15の支持板29から立設する枢支軸30に回動可能
に枢支されており、前記フレーム21の一側から上向き
に屈曲した案内板21aに、プラテンホルダ28の背面
が当接するようにばね(図示せず)にて付勢されてい
る。
【0014】そして、このプラテンホルダ28の背面を
押圧して、通過するテープ10をプラテン26にて印字
部15の印字ヘッド15a表面に押圧するための押圧ホ
ルダ31は、前記案内板21aに摺接するコロ34を備
える。この押圧ホルダ31の他端は、前記フレーム21
に立設する枢支軸32を中心にして回動可能に設けられ
た連動リンク33の一端に連結されている。この連動リ
ンク33の他端の案内溝35に嵌合するピン36は、フ
レーム21の裏面(下面)に上ケース3の前後方向に移
動可能に配設されたプラテンリリースレバー37に取付
けられている。このプラテンリリースレバー37の立ち
上がり先端片37aには係合ピン38が設けられ、この
先端片37a及び係合ピン38は、上ケース3における
後端側にて上向きに突出した後面解放状の枠部39の下
方空間に位置する。
【0015】次に、図2、図5〜図11を参照しなが
ら、カバー体6の構造及びカバー体6の開閉回動とプラ
テンリリースレバー37の作動等について説明する。合
成樹脂製のカバー体6は、前記カセット収納部5を覆う
上板部6aと上ケース3の後端部外側を覆う縦板部6b
とにより断面L字状に形成する。そして、上板部6aの
内面には、図6及び図7に示すように、カセット収納部
5内に収納されたカセット4の上面をガタ付きなく押圧
するためのカセット押し体40を軸41箇所を中心に回
動可能に装着し、上板6aの内面との間に装架したコイ
ルばね50にて付勢するように構成されている。
【0016】また、図2、図6及び図8に示すように、
上ケース3の後端壁3aから後向き水平のリブ3bを突
出させ、該リブ3bの左右両側寄り部位には、貫通孔5
1を介して外側に水平な蝶番軸52が一体成形されてい
る。カバー体6における縦板部6bの下端縁には、前記
貫通孔52に先端が嵌まり、且つ蝶番軸52に回動可能
に被嵌するフック53が一体成形されている。
【0017】さらに、図6、図9及び図11に示すよう
に、カバー体6の内面には上板部6aと縦板部6bとに
跨がってほぼ板状の補強リブ54を連設させるように一
体成形してあり、この補強リブ54は、前記上ケース3
における後面解放状の枠部39に穿設したガイド溝56
に対応させた位置に設けられている。そして、この補強
リブ54の広幅一側面には、側面視にてほぼ円弧状で、
断面コ字状の案内溝55が形成されている。カバー体6
の開閉回動に応じて前記プラテンリリースレバー37の
立ち上がり先端片37aの係合ピン38が案内溝55に
係脱する構成である。
【0018】カバー体の回動抑止機構として、前記補強
リブ54の広幅面であって、案内溝55が形成された面
に対して反対側面には、側面視略L字状のストッパー片
57が横向きに突設されており、他方、前記枠部39の
後面解放部には、リブ3bから上向きに突設した係止部
58が設けられており、カバー体6を適宜角度(60度
〜120度程度)開き回動したとき、前記係止部58の
上縁にストッパー片57の下端縁が当接して、カバー体
6の回動を一旦阻止できるように構成する。この状態の
カバー体6に大きい力を作用させると、ストッパー片5
7の下端縁が係止部58の上縁を乗り越えて係止解除で
きるように構成されている。
【0019】この構成により、図9に示すように、カセ
ット収納部5を覆うようにカバー体6を閉じ回動する
と、補強リブ54は前記上ケース3における後面解放状
の枠部39に穿設したガイド溝56を介してその下方に
進入する。そして、その補強リブ54における案内溝5
5の下端解放端部から、前記プラテンリリースレバー3
7の立ち上がり先端片37aの係合ピン38が進入し、
係合ピン38は係合する案内溝55を介して、補強リブ
54にて押され、プラテンリリースレバー37を矢印A
方向に所定距離だけ強制的に移動させるので、押圧ホル
ダ31を介してプラテンホルダ28の先端側を印字部1
5の印字ヘッド15a方向に回動させ、前記プラテン2
6を印字ヘッド15aに押圧する。ほぼ同時に押圧ロー
ラ27がテープ送りローラ20の表面に押圧され、前記
カセット収納部5内に載置されたカセット4からテープ
10を送り出しながら印字される。
【0020】補強リブ54がカバー体6の上板部6aか
ら縦板部6bに跨がって連設されているから、しかも補
強リブ54の自由端縁側に断面コ字状の案内溝55が一
体成形されていることと相まって、当該補強リブ54の
剛性、ひいてはカバー体6全体の剛性が高なり、前記プ
ラテン26の印字ヘッド15aへの押圧の反力にて補強
リブ54を介して縦板部6bを外方向に押し曲げ変形さ
せ、結果として前記印字ヘッド15aへの押圧力が不足
するという現象を無くすることができるのである。
【0021】上記と反対に、カバー体6を上向き回動さ
せると、前記補強リブ54における案内溝55にて係合
ピン38を上ケース3の後方向に引張ることになり、プ
ラテン26は印字ヘッド15aの表面から離れる。そし
て、前記のような回動抑止機構がない状態で、カバー体
6がほぼ180度程度まで一挙に大きく開いて停止する
時には、蝶番軸52とフック53との間に大きな衝撃力
が作用して、フック53等を破損させるおそれがある
が、本実施例のように、カバー体6をカセット収納部5
に対して適宜角度(実施例では略90度)開くように上
向き回動させると(図10の矢印B方向を参照)、補強
リブ54におけるストッパー片57の下端縁が係止部5
8の上縁に当接して、一旦カバー体6の自由回動を阻止
することができ、蝶番軸52やフック53等に大きな衝
撃力が作用せず、これらの部品を破損することがない。
【0022】次いで、前記ストッパー片57の下端縁が
係止部58の上端縁を乗り越えるよに、カバー体6を図
10の矢印B方向に回動させ、当該カバー体6の縦板部
6bの下端縁が下ケース2の後面または上ケース3のリ
ブ3b下面等に突き当たると、その位置でもカバー体6
の回動を阻止できる(図11参照)。この状態から、さ
らにカバー体6を図11の矢印B方向に回動させると、
フック53が蝶番軸52から外れるのである。
【0023】なお、前記カセット4から送り出されるテ
ープ10を切断するための切断装置42は、固定刃33
と可動刃44と、該可動刃44を手動にて回動させるた
めの側面視L字状の連結部材としての操作レバー45
と、回動支軸46等から構成されている。図1及び図5
に示すように、下ケース2と上ケース3とにわたってケ
ースの一側にテープ10が外に送り出されるようにした
上下長手の出口溝49を形成し、この出口溝49の内側
に、当該出口溝49を挟んで一方には、前記回動刃44
を回動支軸46に連結するための連結部材として操作レ
バー45の基部を、前記ケース2,3内面に近接して配
置し、前記出口溝51を挟んで他方側には、前記回動刃
44に対峙する固定刃43を配置する。
【0024】また、操作レバー45の長手一側端には、
合成樹脂製の押しボタン48が装着されており、当該操
作レバー45の他端とフレーム21との間に装架された
図示しない付勢ばねのバネ力により、固定刃43の切断
刃面に対して回動刃44の切断刃面が大きく拡開するよ
うに付勢されている。また、回動刃44が閉じる方向に
移動するとき、操作レバー45と一体的に回動する合成
樹脂製の作動体のセンサアーム部に図示しないリリーフ
スイッチが当接して、カセット4におけるテープ10の
送り出しを禁止するようにテープ駆動モータ24の回転
を停止させるように構成されている。
【0025】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明の印字テープ作成装置におけるカセット収
納部のカバー装置は、ケース内のカセット収納部に、少
なくとも印字用テープの搬送手段と、該テープに印字す
るための印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してプラテン
を接離させるためのプラテンホルダとを備えてなる印字
テープ作成装置であって、カバー体を前記カセット収納
部を覆う上板部とケースの端部外側を覆う縦板部とによ
り断面L字状に形成し、カバー体の縦板部には、前記ケ
ースの端部の蝶番軸に回動可能に被嵌するフックを設け
る一方、該カバー体の内面には上板部と縦板部とに跨が
って補強リブを連設し、該補強リブには、カバー体を閉
じるとき、前記プラテンを印字ヘッドに押圧すべくプラ
テンホルダを移動させるためのリリースレバーに係合す
る案内溝を形成したものである。
【0026】従って、カセット収納部を覆うようにカバ
ー体を閉じ回動すると、補強リブにおける案内溝に前記
リリースレバーが係合し、補強リブにて押されリリース
レバーを強制的に移動させるので、プラテンホルダに設
けたプラテンを印字ヘッドに押圧する。この場合、補強
リブがカバー体の上板部から縦板部に跨がって連設され
ており、しかも補強リブに案内溝が一体成形されている
ことと相まって、当該補強リブの剛性、ひいてはカバー
体全体の剛性が高なり、前記プラテンの印字ヘッドへの
押圧の反力にて補強リブを介してカバー体の縦板部を外
方向に押し曲げ変形させ、結果として前記印字ヘッドへ
の押圧力が不足して印字品質が悪化する現象を無くする
ことができるという効果を奏するのである。
【0027】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の構成に加えて、前記カバー体における補強リブに
は、ストッパー片を突設する一方、前記ケースには、カ
バー体が前記カセット収納部に対して適宜角度開き回動
したとき、前記ストッパー片に当接する係止部を設けた
ものである。従って、請求項1記載の発明の作用・効果
に加えて、カバー体を適宜所定掻くと開き回動すると、
ストッパー片が係止片に当接して、一旦カバー体の回動
を阻止できる。これにより、カバー体が大きい角度で一
気に開いて、蝶番軸とフックとに大きな衝撃力が作用す
ることかなくなり、前記箇所が破損する等の事故を防止
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字テープ作成装置の斜視図である。
【図2】カバー体を開いた状態の印字テープ作成装置の
平面図である。
【図3】蓋体を省略したカセットの平面図である。
【図4】装置内の機械的機構部の平面図である。
【図5】カセット収納部の一部切欠き拡大平面である。
【図6】カバー体の内面図である。
【図7】図6のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】蝶番軸及びフックの斜視図である。
【図9】図2のIX−IX線矢視の箇所で示すカバー体の閉
じた状態の側断面図である。
【図10】図2のX−X線矢視の箇所で示すカバー体を
略90度開いた状態の側断面図である。
【図11】カバー体を大きく開いた状態の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 印字テープ作成装置 2 下ケース 3 上ケース 4 カセット 5 カセット収納部 6 カバー体 6a 上板部 6b 縦板部 15a 印字ヘッド 37 プラテンリリースレバー 38 係止ピン 52 蝶番軸 53 フック 54 補強リブ 55 案内溝 57 ストッパー片 58 係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内のカセット収納部に、少なくと
    も印字用テープの搬送手段と、該テープに印字するため
    の印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してプラテンを接離
    させるためのプラテンホルダとを備えてなる印字テープ
    作成装置において、カバー体を前記カセット収納部を覆
    う上板部とケースの端部外側を覆う縦板部とにより断面
    L字状に形成し、カバー体の縦板部には、前記ケースの
    端部の蝶番軸に回動可能に被嵌するフックを設ける一
    方、該カバー体の内面には上板部と縦板部とに跨がって
    補強リブを連設し、該補強リブには、カバー体を閉じる
    とき、前記プラテンを印字ヘッドに押圧すべくプラテン
    ホルダを移動させるためのリリースレバーに係合する案
    内溝を形成したことを特徴とする印字テープ作成装置に
    おけるカセット収納部のカバー装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー体における補強リブには、ス
    トッパー片を突設する一方、前記ケースには、カバー体
    が前記カセット収納部に対して適宜角度開き回動したと
    き、前記ストッパー片に当接する係止部を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の印字テープ作成装置におけ
    るカセット収納部のカバー装置。
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